動物が関係する話は、泣くのがわかるのでしばらく読めませんでしたが、もっと早く読めば良かった。本作は皆さんが書いているとおり、主人公が犬ではなく、犬がいる進学校の高校生の青春小説。
時代設定は、今の50代前半。プリプリやブルーハーツ、尾崎に安室は出てくるけど、アユは出でこない。いわゆる就職氷河期世代。引く手あまたの時代からの変換期に生きる、言い方はよくないけど、中心地から離れた地域の現高校生の親世代の話です。
じわつと泣かされるけど、悲しくはない。むしろ東京生まれは羨ましい。そんな青春でした。いい作品です。