伊吹有喜のレビュー一覧

  • ミッドナイト・バス

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    ネタバレ

    (あらすじ)東京での忙しすぎるデベロッパーの仕事を辞め、故郷の新潟で、深夜バスの運転手をしている利一。ある夜、バスに乗ってきたのは、16年前に別れた妻だった━━。

    この小説は2018年に原田泰造主演で映画化もされており、確か観たように思う。(その時は小説は未読だった)

    小説を読み、初めて気がついたこととしては、映画では利一(原田泰造)が完全に主役で、周りの家族とのやりとりが描かれていたが、小説では主人公の利一以外にも各章に深夜バスに乗る別の乗客・家族の小さな物語があった。深夜バスに乗る理由…人それぞれではあるが、もの寂しいイメージは確かにある。そしてそれらのサイドストーリーが挿入されること

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    2026年08月21日
  • 天の花 なでし子物語

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    1冊飛ばしてないかと思いながら読んだ「地の星」。こちらの「天の花」は、その飛ばしたのではと危ぶんだ部分の内容になってるはず…と思いきや、今度はページ抜けてねーか!?となった。ラスト。
    どういうこと〜〜〜!?終盤が急展開すぎてもっとページ数ほしい。
    よくわからん構成だ…

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    2026年08月20日
  • 地の星 なでし子物語

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    面白かったが、「一冊読み飛ばした?」感がすごい。何回調べてもこの本がシリーズ2作目とでるが…もう開示した感をだして特に説明もなく新しい事実も出されるのでもやもや感が時々。
    繰り返しになるが内容は面白かった!

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    2026年08月19日
  • 常夏荘物語

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    シリーズ4作目。
    リュウカとヨウヨの物語はついに完結。
    幼かった2人が長い年月を経て、様々な葛藤を経て成長する姿が素敵。

    そして『自立』と『自律』。
    伊吹先生、大切なことばを物語を通して読者に贈っていただきありがとうございます。

    なでしこシリーズ…『犬がいた季節』『彼方のきみへ』『雲を紡ぐ』と同じくらい心に残る名作となりました。

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    2026年08月17日
  • 鎌倉茶藝館

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    大人の恋愛ストーリー。良かったです。鎌倉に行きたくなりました。台湾茶も飲みたくなりました。何回も楽しめるお茶を女性に例えていて面白いと思いました。

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    2026年08月16日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    食と人生は切っても切り離せないものなのかもなぁ。人は食べないと生きていけないし、周りには食が溢れてる。テレビも本も漫画も本当に多いよな。
    タイトルにしあわせ?とあるように、ほっこりというよりは少し苦めの短編集だった。
    『フレンチと返報性』と『真っ赤な林檎のその上で』の終わり方が前向きな感じで好きだった。

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    2026年08月13日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    満足感の高い素敵なアンソロジーでした。

    *島本理生さん
    良いなぁ。最初は朧げな印象の主人公が、いつの間にかしっかり地に足をつけて、「凛」とした雰囲気をまとうように。
    『楽園には住めなくても、楽園のようなものはいつか見つけられるはずだ。私の中に』
    の言葉が心に残りました。

    *織守きょうやさん
    あらあら、どうしましょ。こういうの好きなんです。織守さんは短編集しか読んだことがないので、長編も読んでみたい。

    *友井羊さん
    両親を亡くし、島に住む叔父さんの元へ引き取られた中学生の蒼。そこでの日々は穏やかで人の温もりがあって、シーンのひとつひとつが心地よくて味わい深い。こういう作品好きです!

    *畑

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    2026年08月07日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    ネタバレ

    どんな小説か、前知識なく読んだ。伊吹有喜さんや古内一絵さんなど、すきな作家さんがいたから。いろんな作家さんの食べることにまつわる短編小説、と思ったし、途中中弛みして、最後まで読まなくてもいいか?と思ったが大間違いで、一番最後の窪美澄さんの作品が大号泣…お母さん、娘、定食屋の聡美さん、だれの立場も、優しく、切なく大号泣…読んでよかった。娘の巣立ちという、ある意味子育てでは成功だけど、空の巣症候群…なるよね、シングルマザーで頑張ってきたら特に。でも自分を変えなきゃ!と思って新しいことに挑戦するのとでよかった。ひいては娘の萌香さんが聡美さんも救った。なんていい話。

    一つ前の古内一絵さんもさすが!ザ

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    2026年08月04日
  • 雲を紡ぐ

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    ネタバレ

    ちょうど岩手県に向かう新幹線の中で読み始めた本で、運命を感じた。
    ホームスパンのやわらかさとかにおい、岩手県の澄んだ空気が文章から伝わってきて癒される一冊だった。
    ただ、美緒とと太一をくっつけようとする展開が見え隠れして、それはちょっと気持ち悪かった。いとこなのに…。恋愛が絡むとそれは違うと思ってしまう。

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    2026年08月02日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    私はこういう不意な胸キュンに弱いのかもしれない。堂々たる愛を語るみたいな恋愛ではなくて、小学生の恋愛のような知らず知らずの間に一緒にいる、一緒に何かを食べる、一緒に帰るとか、そういうちょっとした当たり前を共有しているという好きを大事にしたいなと改めて思った。駆け引きなんてない小学生の頃の純粋な恋愛に少しだけ懐かしく少しだけ羨ましく感じた。

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    2026年08月02日
  • 鎌倉茶藝館

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    う〜ん なんとも40代後半のまだ女としての男性に対する想いと もう更年期の始まる中年に入る狭間でゆらゆらと揺らぐ気持ちが切実に描かれている

    自分の気持ちだけでは突き進めない、相手の親やら周りの人の目や また、子供が産めないからだのことなど 悩む要素は事欠かない

    男の人はあまりこういうことは考えられないのだろうなぁ

    直哉とダメになって すぐに乗り換えたら嫌だな と思っていたが それはなかった

    2人は時間をかけていい関係が続いて欲しい 

    鎌倉だからこそ こんな素敵なお話になるのだろう

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    2026年07月31日
  • 四十九日のレシピ

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    私もちょうど読んでいる時に絶望していたので
    主人公の壮絶な状況と重ねて読んでいる自分もいて
    すごく救われた。
    こんなふうに明るい四十九日を迎えられたら、亡くなった方も喜ぶかもしれない

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    2026年07月28日
  • 地の星 なでし子物語

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    2作目は何歳設定なのだろうと思ったら、燿子が28歳で、しかも娘がいた。旦那は龍治。龍治って誰だっけ…?1作目では鈍臭くて要領の悪い子どもの燿子が描かれていたのに、高校時代は全国模試10番以内というびっくりエピソードがあり、実は賢いという設定は少ししらけたものの、旦那の顔色ばかり伺っていた燿子がパート先スーパーの立て直しと常夏荘の売却回避に向けて奮起する様子は徐々に自律していく姿そのものの。この小説の軸となるメッセージなのかもしれないと感じた。
    3作目は何歳設定なのか、2作目のラストで設立した会社はどうなったのか、立海の燿子に対する思いも、何か波乱がありそうで、楽しみ。

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    2026年07月28日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    ネタバレ

    おやつをテーマにした短編集。
    6名の作家さんが1つずつお話を書いてくれていて、こういうのをアンソロジーというらしい。

    タイトルに「やるせない」とついてるだけあって、どのお話にも切なさが漂うけれど、甘いおやつがそれを癒してくれたり、前を向くきっかけになったりして、読後は優しい感動に包まれる。

    「楽園の代わりのカッサータ」は、映画みたいなおしゃれな雰囲気。
    不倫はダメだけど、誰かや何かにすがったり、現状を変えてほしいっていう思いには共感した。
    しかしこの相手の政治家はひどい男だ。
    ピュアなんだけど、結局自分のことしか考えてないんだよね…。

    「ファースト・アンド・オンリー」はキュンすぎてまるで

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    2026年07月27日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    大好きなアンソロジーシリーズ。
    今回は、初読の作家さんも多かったけど
    タイトル通りやるせないんだけど
    暗さはなくて、読後感がすっきり。

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    2026年07月23日
  • 鎌倉茶藝館

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    この作家さんすごく好き!
    なので贔屓目な感想ではあるけれど、とても良かった。
    文章が文学的な美しさで、贅沢な気分になる。
    彼らの関係がどうなったのか、微妙にわからない終わりだけれど、まあ、それでいいのかも。

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    2026年07月20日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    スルーしたくなる内容のもありましたが、日々の積み重ね、日常の食事等。
    見逃しがちなことが、大切なのだと感じられる作品集でした。

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    2026年07月20日
  • 鎌倉茶藝館

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    台湾茶についての説明、実際にお茶を淹れるシーン、お茶を飲むシーン、着物の美しさについての表現、その一言一言が想像力を掻き立てる作品だった。
    途中からは大人のエロス要素が濃くなっていく。いろんなことを経験してきた年齢の人間であるからこその深みや強さ、そして弱さが鎌倉という舞台でお洒落に描かれている。
    老いは少し悲しいものだけど、自分らしく誠実に生きていこう。

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    2026年07月20日
  • 鎌倉茶藝館

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    ちょうど鎌倉旅行で行った銭洗弁財天〜葛岡原神社までの参道が舞台で読み返すたびに鎌倉の街並みが頭の中で広がって本当に癒される。鎌倉大好き。でも終わり方が曖昧なので結局どっちの男に行ったのかは知りたかった。

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    2026年07月17日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    ネタバレ

    【あらすじ】

    人気作家6人による、ほろ苦くて味わい深い「食」と「人生」を描いた短編集。

    ■収録作

    ・幸せのカレーライス(伊吹有喜)
    雨足が強い中、空腹に耐えきれず入ったお店で――。

    ・四十歳の栄養(中西智佐乃)
    美容室で働く麻美。あまりの忙しさにバランス栄養食品をかじる日々……。

    ・フレンチと返報性(藤野恵美)
    かなは大学で突然、それほど親しくない友人からフランス料理の食事に誘われる。

    ・二代目のミンチョさん(伊藤朱里)
    アイス屋でよく見かける女性は、いつも違う男性と来店していた。

    ・五十の壁が高すぎる(古内一絵)
    よく訪れる店で食事をしたときに、茂樹が感じた異変とは。

    ・真っ

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    2026年07月17日