伊吹有喜のレビュー一覧

  • オムライス日和 BAR追分

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    BAR追分の第2弾。宇藤くんがエッセイを書くようになる。今回は宇藤くん、桃子、純の3人が主役かな?
    周りの人達との関わり合いも面白いし、なにより宇藤くんの成長ぶりが良かった!

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    2025年08月31日
  • 天の花 なでし子物語

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    なんて切ない。

    時系列では、こちらが先との事でしたが、敢えて出版された順に読みました。
    確かに、なぜ龍治だったのかと思っていましたが、天の花の隆治なら、耀子を任せられると思ってしまう。
    リュウカくんはまだ子供過ぎる…

    耀子と立海と隆治が3人で過ごした時間がかけがえのないものに思え、先が分かっているだけに胸が苦しくなるほどの切なさに身悶えました。

    耀子はこの先強く逞しいおあんさんになります。
    それがわかっていなければ読めなかったかも。

    もう一度地の星を読み直したいと思います。


    2020.4.24


    再読。

    おあんさんとなった耀子の空白の18年。
    時系列通りに読むことを勧める方も多いようですが、やっぱり発行順に読むことを私はお勧めしたい。

    怪しい魅力の龍治が、立海と耀子と過ごした夏は、龍治にはとても大切な時間になったのだと思います。
    だからこその、その後だったはず。

    耀子の最大のピンチを助けるのは龍治で、あれはあの時の立海には出来なかった。
    埋めることの出来ない年の差が切ないです。

    真っ直ぐな立海の想いは、地の星にも描かれていて、天の花を読んでから思い出すと、更に切なくなります。

    みんなが幸せになれたらいいのに。
    私にとって、今後も大切な作品であり続けると思います。


    2020/04/23

    再読。おあんさんとなった耀子の空白の18年。時系列通りに読むことを勧める方も多いようですが、やっぱり発行順に読むことを私はお勧めしたい。怪しい魅力の龍治が、立海と耀子と過ごした夏は、龍治にはとても大切な時間になったのだと思います。だからこその、その後だったはず。耀子の最大のピンチを助けるのは龍治で、あれはあの時の立海には出来なかった。埋めることの出来ない年の差が切ないです。真っ直ぐな立海の想いは、地の星にも描かれていて、天の花を読んでから思い出すと、更に切なくなります。みんなが幸せを願います。


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    2018年07月18日
  • 地の星 なでし子物語

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    幼少期、常夏荘に引き取られた燿子は、結婚しおあんさんとなっていた。

    3作目があり、2作目で一気にその先に進むことを知っての読書でした。

    燿子は燿子らしく大人になってました。
    可愛娘瀬里ちゃんが、みんなの愛情を沢山受けて、素直に育っていたことがとても嬉しかったです。

    常夏荘のおあんさんは、その土地をみんなで盛り立てられる人になりました。その根底にあった青井先生の教えはやっぱり素晴らしかった。

    切ない1作目より、私はこちらの方が好みです。
    何故燿子が龍治と結婚したのかを知りたいので、3作目を読もうと思います。


    2020.4.21


    再読。

    28になった耀子は、照子の息子龍治と結婚しおあんさんになっています。
    外の世界を知り、自分の足で立てる人になりたいと、スーパーでパートの仕事をする耀子。
    大人になった立海との再会と、2人きりで蔵の中で器を探すシーンが切なかった。

    青井先生の教えを胸に大人になった耀子が逞しく、常夏荘を守るおあんさんとして、そして一人の働く女として生きる姿にグッときました。

    この巻では、龍治の魅力が今ひとつ伝わらないため、立海とのすれ違いが歯がゆいです。

    天の花を続けて読みますが、この世界観にまたしばらく浸りたい気分です。

    2020/04/21

    再読。28になった耀子は、結婚し常夏荘でおあんさんになっています。外の世界を知り、自分の足で立てる人になりたいと、スーパーでパートの仕事をする耀子。大人になった立海との再会と、2人きりで蔵の中で器を探すシーンが切なかった。青井先生の教えを胸に大人になった耀子が逞しく、常夏荘を守るおあんさんとして、そして一人の働く女として生きる姿にグッときました。この巻では、龍治の魅力が今ひとつ伝わらないため、立海とのすれ違いが歯がゆいです。天の花を続けて読みますが、この世界観にまたしばらく浸りたい気分です。

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    2018年07月06日
  • なでし子物語

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    途中までずいぶんことばがずっしりしていた。だんだんきれいなことが増えてきて、こんないいものあったんだな、みたいな。発見。すきです。
    と、思ったら四十九日のレシピの人だったのね。懐かしい。あの本も好きだった。

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    2020年10月14日
  • 娘が巣立つ朝

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    ネタバレ

    格差婚や熟年夫婦が壊れていく姿がリアル。壊れていくというより成長していくという方が正しい言葉なのかもしれない??
    格差婚については2人の愛で乗り越えるというハッピーエンドで安心した。だが、根本は解説してないように思えたり、、
    熟年夫婦も自分達のあるべき姿という形に落ち着いたが、結局は妻の意向を叶えただけかとも思ったり、、
    やはりどんなに長く居ようと意思疎通を図り、思いやりを持つことが大切だと感じた。だが、それがとても難しいのが現実、、、、

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    2026年10月10日
  • BAR追分

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    昼間は「バール追分」としてカフェや軽食、夜は「バー追分」としてお酒を楽しめるお店に。
    そんなお店の2階は、ねこみち横丁の振興会事務所。そこに管理人として暮らすことになった宇藤輝良。一応、脚本家(シナリオライター?)を目指しているが、コンクールには落ち続けている。

    そんな宇藤が、「BAR追分」にやってくるお客やねこみち横丁の人たちと交流していく。
    意外と登場人物のみんな、なんらかの過去があったり、謎めいている部分もあるのだが、それを追求するのは野暮なこと。そこが大人の距離感を持ち続けた物語だなあと思い、読み進めていても安心できた。

    「ねこみち横丁」は新宿のすぐ近くだけど、そこは昔ながらの人情あふれる下町風情漂う町で、大都会だからこそ、他者を詮索しすぎない。そして、他者の幸せをそっと温かく見守ることもあって良い。

    話のなかで、美味しそうな食べ物を食べるシーンを妄想して語る部分が、もう、よだれが出そうなくらいで、読んでるとお腹が鳴る!! お酒の話もいっぱい出てくるので、お酒好きの人は楽しめるかも。私は全く分からんから、時々検索しながら読んだ。

    伊吹さんの書き方の面白いところなんだろうけど、登場人物たちが食べ物の妄想で盛り上がって、もはや初めの話題から遠く離れたときに「みんな戻ってこい、○○さんと△をおいてけぼりにしてるぞ」っていう部分があって、吹き出してしまった。食べる幸せを感じる。

    4つの章からなってるけど、最後の「ボンボンショコラの唄」がさ、めーっちゃ良かった。やられた。

    だから、すぐに第2弾を読みはじめてしまった。

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    2026年10月04日
  • 彼方の友へ

    匿名

    購入済み

    健気で真っ直ぐで、強い心を持った人達。とても辛くて苦しい時代です。同じ人間として産まれたのに、時代が違えば、自由に恋愛も仕事もできない。今を生きる自分は、少しでも心優しく生きていこうと思いました。

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    2026年10月02日
  • 娘が巣立つ朝

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    ネタバレ

    タイトルがいい意味で裏切ってきた
    娘の結婚による巣立ちを夫婦がそれぞれの思いで送り出す幸せな物語かと思った。それではひと昔、いやふた昔も前のホームドラマだ
    女2人に囲まれてマイペースに生きる夫と夫や娘の世話にここまでほぼ全てを注いできたムードメーカー的な妻、そんな2人の二人三脚なのかと思いきやラストはこの二人もそれぞれの場所に巣立って?行くことになる
    私的にはリコさんをあまり好意的に見れなかったけど、これはやっぱり仕方ないのか笑

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    2026年09月30日
  • 鎌倉茶藝館

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    なんですかこれ。年増の女に若いのと同じくらいの歳の人が言い寄る。そして別れ。ハーレクインですか!?なんだかな

    人生に疲れ果てた美紀が、鎌倉茶藝館にたどり着く。求人募集の張り紙があり、ここで働くことになった。オーナーは林淑恵。隣に文筆業の孫の高橋紫釉が住んでいる。オーナーが階段を踏み外して骨折、入院。休業にしたが、毎日茶藝館に通って細々忙しく働いている。

    オーナーは施設に入ったが、美紀は茶藝館を続ける。紫釉にお茶を教わり、和服の片付けなどする。夏乃子ちゃんと台湾から来ているコハルちゃんが手伝ってくれるという。

    元彼の息子の直哉が近づいてくる。紫釉も交際を申し込んでくる。

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    2026年09月27日
  • 雲を紡ぐ

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    面白かった。
    ただ、いろいろじれったいような展開が多くて、
    もどかしくなりながら読み進めました。
    まー最後はドラマ仕立てのストーリーでしたかね。

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    2026年09月25日
  • 犬がいた季節

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    学生時代の友人に、三重県の作家さんだよとオススメされた一冊。

    もういいことしか覚えていない高校生時代、そんな気持ちの時もあったな…と懐かしく思いながら読み進めました。
    人生は一度きり。高校生、大学生、社会人若手….その時その時を精一杯、感情豊かに生きたい。

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    2026年09月23日
  • なでし子物語

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    4.5。続きが気になる。ヨウヨもリュウカイ君も大人の事情に環境にマイナスな影響を受けながらも成長していく姿に心に響く。

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    2026年09月22日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    どのお話も読んでいて心温まりました。
    特に好きなのは「ファースト・アンド・オンリー」と「春とマーマレード」、「ドーナツ息子」です。
    それぞれのお話に出てくる食べ物がどれも美味しそうで、食べたくなります。表紙のスコーンも美味しそうです。お茶のお供に読むのにぴったりです。

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    2026年09月21日
  • 鎌倉茶藝館

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    「香りや色が薄れても、そこにもまた美しい味わいがあります。人もまた同じ。そんなふうに私は教わりました。」

    『茶藝館でマダムに初めてお茶を入れてもらったとき、散り散りになっていた自分の気持ちがまとまっていった』
    『自分の人生をもっと愛したいという気持ち』
    美紀が出会う鎌倉の茶藝館。台湾のお茶たち
    マグカップで飲むお茶とは違う、飲杯でいただくお茶。中国茶の流れるような作法がなんとも素敵だ

    直哉、紫釉との出会い、そして夫をケンちゃんと呼ぶ姪の玲奈との再会。
    玲奈の存在にはらはらしたが、美紀が最後に生きる場所を見つけてほっとした。
    台湾茶の魅力にも包まれた一冊でした。

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    2026年09月20日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    古内さんの「五十の壁が高すぎる」、窪美澄さんの 「真っ赤な林檎のその上で」がよかった。1人で食べる食事は味気ないよね。

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    2026年09月13日
  • 今はちょっと、ついてないだけ

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    登場人物たちが仕事や家族などとうまくいかず
    ふてくされて
    暴言吐いて
    モヤってるんだけど

    少しのきっかけで好転していくお話。
    こういうのって元気出る。

    立花の不器用で口下手で誠実なのが良い。
    宮川は気がきくし口悪いし素直だし
    瀬戸も岡田も会田もみんな良い。

    大人になってからこんなふうに人と関われることは貴重。私も人との繋がりを大切にしたい。

    巻島不気味だった…私も魂抜かれそうだった。

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    2026年08月31日
  • 注文の多い料理小説集

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    最高。どれも美味しく面白かった!気取ったお鮨屋さんと女性たちの話は爽快。夏を迎える前の叔父と甥の田舎暮らしはその風景にウットリ。色への感覚が鋭い町娘のアイデアに拍手。貧困生活の中での不思議な体験には生きていく為の活力を感じた。著書を読んでみたい作家さんが増えたなぁ。

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    2026年08月26日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    ネタバレ

    ドーナツ息子が良かった。上京する息子を想う母親の気持ち。幼かった頃の息子と一緒に食べた思い出のドーナツ屋さんを見つけて子育てに苦労したことや、ここまで成長してくれた息子を想う。上京してうまくやっていけるだろうかと、これからの息子を心配するやるせない気持ちと一緒に息子が買ってきてくれたドーナツをまた一緒に食べる最後の場面があたたかい気持ちになった。

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    2026年08月23日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    食と人生にまつわるアンソロジー集。
    「五十の壁が高すぎる」と「真っ赤な林檎のその下で」が自分の家庭環境に少し似ているからかぐっときた。

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    2026年08月22日
  • ミッドナイト・バス

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    ネタバレ

    (あらすじ)東京での忙しすぎるデベロッパーの仕事を辞め、故郷の新潟で、深夜バスの運転手をしている利一。ある夜、バスに乗ってきたのは、16年前に別れた妻だった━━。

    この小説は2018年に原田泰造主演で映画化もされており、確か観たように思う。(その時は小説は未読だった)

    小説を読み、初めて気がついたこととしては、映画では利一(原田泰造)が完全に主役で、周りの家族とのやりとりが描かれていたが、小説では主人公の利一以外にも各章に深夜バスに乗る別の乗客・家族の小さな物語があった。深夜バスに乗る理由…人それぞれではあるが、もの寂しいイメージは確かにある。そしてそれらのサイドストーリーが挿入されることで、この話の本筋である「家族とは何か」というテーマが浮き彫りになっており、深夜バスが暗い中を走りやがて明るい終着地に到着するという、『人生』にも例えているのでは無いかと考えた。(人によっては、焦点が定まっていないと言うかもしれない)

    ネタバレになるが、恋人(小西真奈美)を迎えにいく最後のシーンは小説のほうがいいなあ。

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    2026年08月21日