伊吹有喜のレビュー一覧

  • 地の星 なでし子物語

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    幼少期、常夏荘に引き取られた燿子は、結婚しおあんさんとなっていた。

    3作目があり、2作目で一気にその先に進むことを知っての読書でした。

    燿子は燿子らしく大人になってました。
    可愛娘瀬里ちゃんが、みんなの愛情を沢山受けて、素直に育っていたことがとても嬉しかったです。

    常夏荘のおあんさんは、その土地をみんなで盛り立てられる人になりました。その根底にあった青井先生の教えはやっぱり素晴らしかった。

    切ない1作目より、私はこちらの方が好みです。
    何故燿子が龍治と結婚したのかを知りたいので、3作目を読もうと思います。


    2020.4.21


    再読。

    28になった耀子は、照子の息子龍治と結婚し

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    2018年07月06日
  • なでし子物語

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    途中までずいぶんことばがずっしりしていた。だんだんきれいなことが増えてきて、こんないいものあったんだな、みたいな。発見。すきです。
    と、思ったら四十九日のレシピの人だったのね。懐かしい。あの本も好きだった。

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    2020年10月14日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    どのお話も読んでいて心温まりました。
    特に好きなのは「ファースト・アンド・オンリー」と「春とマーマレード」、「ドーナツ息子」です。
    それぞれのお話に出てくる食べ物がどれも美味しそうで、食べたくなります。表紙のスコーンも美味しそうです。お茶のお供に読むのにぴったりです。

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    2026年09月21日
  • 鎌倉茶藝館

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    「香りや色が薄れても、そこにもまた美しい味わいがあります。人もまた同じ。そんなふうに私は教わりました。」

    『茶藝館でマダムに初めてお茶を入れてもらったとき、散り散りになっていた自分の気持ちがまとまっていった』
    『自分の人生をもっと愛したいという気持ち』
    美紀が出会う鎌倉の茶藝館。台湾のお茶たち
    マグカップで飲むお茶とは違う、飲杯でいただくお茶。中国茶の流れるような作法がなんとも素敵だ

    直哉、紫釉との出会い、そして夫をケンちゃんと呼ぶ姪の玲奈との再会。
    玲奈の存在にはらはらしたが、美紀が最後に生きる場所を見つけてほっとした。
    台湾茶の魅力にも包まれた一冊でした。

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    2026年09月20日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    古内さんの「五十の壁が高すぎる」、窪美澄さんの 「真っ赤な林檎のその上で」がよかった。1人で食べる食事は味気ないよね。

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    2026年09月13日
  • 今はちょっと、ついてないだけ

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    登場人物たちが仕事や家族などとうまくいかず
    ふてくされて
    暴言吐いて
    モヤってるんだけど

    少しのきっかけで好転していくお話。
    こういうのって元気出る。

    立花の不器用で口下手で誠実なのが良い。
    宮川は気がきくし口悪いし素直だし
    瀬戸も岡田も会田もみんな良い。

    大人になってからこんなふうに人と関われることは貴重。私も人との繋がりを大切にしたい。

    巻島不気味だった…私も魂抜かれそうだった。

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    2026年08月31日
  • 注文の多い料理小説集

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    最高。どれも美味しく面白かった!気取ったお鮨屋さんと女性たちの話は爽快。夏を迎える前の叔父と甥の田舎暮らしはその風景にウットリ。色への感覚が鋭い町娘のアイデアに拍手。貧困生活の中での不思議な体験には生きていく為の活力を感じた。著書を読んでみたい作家さんが増えたなぁ。

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    2026年08月26日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    ネタバレ

    ドーナツ息子が良かった。上京する息子を想う母親の気持ち。幼かった頃の息子と一緒に食べた思い出のドーナツ屋さんを見つけて子育てに苦労したことや、ここまで成長してくれた息子を想う。上京してうまくやっていけるだろうかと、これからの息子を心配するやるせない気持ちと一緒に息子が買ってきてくれたドーナツをまた一緒に食べる最後の場面があたたかい気持ちになった。

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    2026年08月23日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    食と人生にまつわるアンソロジー集。
    「五十の壁が高すぎる」と「真っ赤な林檎のその下で」が自分の家庭環境に少し似ているからかぐっときた。

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    2026年08月22日
  • ミッドナイト・バス

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    ネタバレ

    (あらすじ)東京での忙しすぎるデベロッパーの仕事を辞め、故郷の新潟で、深夜バスの運転手をしている利一。ある夜、バスに乗ってきたのは、16年前に別れた妻だった━━。

    この小説は2018年に原田泰造主演で映画化もされており、確か観たように思う。(その時は小説は未読だった)

    小説を読み、初めて気がついたこととしては、映画では利一(原田泰造)が完全に主役で、周りの家族とのやりとりが描かれていたが、小説では主人公の利一以外にも各章に深夜バスに乗る別の乗客・家族の小さな物語があった。深夜バスに乗る理由…人それぞれではあるが、もの寂しいイメージは確かにある。そしてそれらのサイドストーリーが挿入されること

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    2026年08月21日
  • 天の花 なでし子物語

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    1冊飛ばしてないかと思いながら読んだ「地の星」。こちらの「天の花」は、その飛ばしたのではと危ぶんだ部分の内容になってるはず…と思いきや、今度はページ抜けてねーか!?となった。ラスト。
    どういうこと〜〜〜!?終盤が急展開すぎてもっとページ数ほしい。
    よくわからん構成だ…

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    2026年08月20日
  • 地の星 なでし子物語

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    面白かったが、「一冊読み飛ばした?」感がすごい。何回調べてもこの本がシリーズ2作目とでるが…もう開示した感をだして特に説明もなく新しい事実も出されるのでもやもや感が時々。
    繰り返しになるが内容は面白かった!

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    2026年08月19日
  • 常夏荘物語

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    シリーズ4作目。
    リュウカとヨウヨの物語はついに完結。
    幼かった2人が長い年月を経て、様々な葛藤を経て成長する姿が素敵。

    そして『自立』と『自律』。
    伊吹先生、大切なことばを物語を通して読者に贈っていただきありがとうございます。

    なでしこシリーズ…『犬がいた季節』『彼方のきみへ』『雲を紡ぐ』と同じくらい心に残る名作となりました。

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    2026年08月17日
  • 鎌倉茶藝館

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    大人の恋愛ストーリー。良かったです。鎌倉に行きたくなりました。台湾茶も飲みたくなりました。何回も楽しめるお茶を女性に例えていて面白いと思いました。

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    2026年08月16日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    食と人生は切っても切り離せないものなのかもなぁ。人は食べないと生きていけないし、周りには食が溢れてる。テレビも本も漫画も本当に多いよな。
    タイトルにしあわせ?とあるように、ほっこりというよりは少し苦めの短編集だった。
    『フレンチと返報性』と『真っ赤な林檎のその上で』の終わり方が前向きな感じで好きだった。

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    2026年08月13日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    満足感の高い素敵なアンソロジーでした。

    *島本理生さん
    良いなぁ。最初は朧げな印象の主人公が、いつの間にかしっかり地に足をつけて、「凛」とした雰囲気をまとうように。
    『楽園には住めなくても、楽園のようなものはいつか見つけられるはずだ。私の中に』
    の言葉が心に残りました。

    *織守きょうやさん
    あらあら、どうしましょ。こういうの好きなんです。織守さんは短編集しか読んだことがないので、長編も読んでみたい。

    *友井羊さん
    両親を亡くし、島に住む叔父さんの元へ引き取られた中学生の蒼。そこでの日々は穏やかで人の温もりがあって、シーンのひとつひとつが心地よくて味わい深い。こういう作品好きです!

    *畑

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    2026年08月07日
  • 食べて、寝て、しあわせ?

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    ネタバレ

    どんな小説か、前知識なく読んだ。伊吹有喜さんや古内一絵さんなど、すきな作家さんがいたから。いろんな作家さんの食べることにまつわる短編小説、と思ったし、途中中弛みして、最後まで読まなくてもいいか?と思ったが大間違いで、一番最後の窪美澄さんの作品が大号泣…お母さん、娘、定食屋の聡美さん、だれの立場も、優しく、切なく大号泣…読んでよかった。娘の巣立ちという、ある意味子育てでは成功だけど、空の巣症候群…なるよね、シングルマザーで頑張ってきたら特に。でも自分を変えなきゃ!と思って新しいことに挑戦するのとでよかった。ひいては娘の萌香さんが聡美さんも救った。なんていい話。

    一つ前の古内一絵さんもさすが!ザ

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    2026年08月04日
  • 雲を紡ぐ

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    ネタバレ

    ちょうど岩手県に向かう新幹線の中で読み始めた本で、運命を感じた。
    ホームスパンのやわらかさとかにおい、岩手県の澄んだ空気が文章から伝わってきて癒される一冊だった。
    ただ、美緒とと太一をくっつけようとする展開が見え隠れして、それはちょっと気持ち悪かった。いとこなのに…。恋愛が絡むとそれは違うと思ってしまう。

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    2026年08月02日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    私はこういう不意な胸キュンに弱いのかもしれない。堂々たる愛を語るみたいな恋愛ではなくて、小学生の恋愛のような知らず知らずの間に一緒にいる、一緒に何かを食べる、一緒に帰るとか、そういうちょっとした当たり前を共有しているという好きを大事にしたいなと改めて思った。駆け引きなんてない小学生の頃の純粋な恋愛に少しだけ懐かしく少しだけ羨ましく感じた。

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    2026年08月02日
  • 鎌倉茶藝館

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    う〜ん なんとも40代後半のまだ女としての男性に対する想いと もう更年期の始まる中年に入る狭間でゆらゆらと揺らぐ気持ちが切実に描かれている

    自分の気持ちだけでは突き進めない、相手の親やら周りの人の目や また、子供が産めないからだのことなど 悩む要素は事欠かない

    男の人はあまりこういうことは考えられないのだろうなぁ

    直哉とダメになって すぐに乗り換えたら嫌だな と思っていたが それはなかった

    2人は時間をかけていい関係が続いて欲しい 

    鎌倉だからこそ こんな素敵なお話になるのだろう

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    2026年07月31日