伊吹有喜のレビュー一覧

  • やるせない昼下がりのご褒美

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    泣いちゃった。お母さんに会いたくなった。お母さんと一緒にご飯が食べたくなった。私にとってはお母さんだったけど、心に浮かぶ大切な人はそれぞれなのだと思う。
    食とは人の生活に欠かせないものであるがゆえ、「習慣」として認識してしまいがちだが、この本を読むと食が人とのコミュニケーションであったり、経験、栄養、思い出、愛情になると気づかせてくれる。全部が本当に素敵なお話だった。

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    2026年03月09日
  • 注文の多い料理小説集

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    よいーーーーー暖かな気持ち
    苦かったり甘かったりピリ辛だったりほんのり優しかったりして奥深い味わいでした

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    2026年02月26日
  • 鎌倉茶藝館

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    相生美紀は16年前に夫と死別し、今、48歳。勤務先の和装系会社が倒産、一時的に働いていたファーストフード店も閉店、郷里の姉に相談するも帰るところはなく、生きる気力を失くし、大学時代の恋人との思い出の地、鎌倉を当てもなく彷徨っていたとき、鎌倉茶藝館という店に行き当たり、マダムに拾われ、移り住んで働き始めた。
    美紀は年を重ねているが美しく、やがて鎌倉で知り合った男性と恋が始まるのだがその恋は始めから因縁に満ちていて…。
    鎌倉の風景とお茶が美紀の恋愛の傍らにある感じで常に大人っぽい内容でした。かなり濃いめの恋愛模様なので、高校以上。そして、この本とても面白くて結構一気に読んだのですが、評価★4なのは

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    2026年02月25日
  • 鎌倉茶藝館

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    鎌倉を舞台に繰り広げられる大人の恋というのか
    …自分は鎌倉と茶藝館にひかれた。緑に囲まれ趣きのある建物で様々なお茶を扱っている。おまけに由緒ある着物まで出てくる。
    ストーリーは気力を失った美紀が周りの人々に惹かれて再び生きる希望をもっていく。
    話に出てくる、たくさんのお茶 飲んでみたいと心から思う。

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    2026年02月24日
  • 鎌倉茶藝館

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    年を積み重ねたからこその言動に説得力があり、多くの人生における苦味を感じさせつつもほんのりとしたあたたかみも描写されているバランス感が世界観を深みのあるものとしていて印象的だった。

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    2026年02月23日
  • 鎌倉茶藝館

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    お互いを支え合え、安心感を与えてくれる同年齢の紫釉と初恋相手にそっくりで若く情熱的なアプローチで女を思い出させてくれるひと回り以上年下の直哉。
    大人の恋愛は自由だけど不自由さもあってなかなか苦しい場面も多くあった。
    でもいつまでも女でいたければ女でいていいのだと励まされた。
    長く生きていると誰しもが傷を持っている。
    その状態がまだジュクジュクしている人もあれば乾いて跡だけ残っている人もいる。
    でもそれが疵物ではなく経年による味わいなのだと思えるように年を重ねていきたい。

    登場するお茶は高価そうで簡単に手が出せそうにないけれど、たまには何もせずただお茶を愉しむ時間があってもいいなと思った。

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    2026年02月15日
  • 鎌倉茶藝館

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     伊吹有喜さんの本を読むのはこれで13冊目。今までの12冊と比べると、主人公 相生美紀がいまいち好きになれなかった。

     美紀は学生の時にアメリカに留学した恋人に振られ、その後結婚した夫は32歳という若さで亡くなる。そして、48歳の時、長年働いた会社が倒産。何もかも失ったと思い、最後の旅にと選んだのが、かつての恋人だった人との思い出の地・鎌倉。
     そこでの出逢いから、2人の男性に好意をもたれるのだけれど、1人は美紀と同い年、もう1人は18歳ぐらい年下。美紀が選んだのは年下。けれど、その彼に関わる事実を知り・・・。

     現実的に考えてお付き合いするとしたら年齢の近い人でしょと、思いながら読んでい

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    2026年02月14日
  • 注文の多い料理小説集

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    フォロワーさんの本棚から美味しそうな匂いにつられ手に取った作品。
    タイトルからガッツリした料理と美味しいご飯のグルメ小説かと思いきや人間の毒や業のスパイスがピリッと効いた人間味溢れる話だった。

    特に面白かったのは柚木麻子の『エルゴと不倫鮨』、高級料理で女性をつまみ食いしようとした男達が、ある女性の注文によって食いっぱぐれてしまうのがなんとも滑稽でスッキリした後味が爽快!

    伊吹有喜の『夏も近づく』も良かった。
    拓実の優しさと美味しいご飯のセットが、葉月の心に刺さった棘の傷を癒してくれる。
    まさに「心の栄養」を与えてくれる一編。

    『味の分からない男』が不穏な話で後味が悪かったぶん、『どっしり

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    2026年02月13日
  • 注文の多い料理小説集

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    料理が出てくる本が読みたくて借りた1冊。伊吹有喜さんの『夏も近づく』で泣いてしまった。拓実も葉月も穏やかに幸せであれ。最後の柴田よしきさんの『どっしりふわふわ』はすごーく色んなパンが食べたくなった。

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    2026年01月28日
  • 娘が巣立つ朝

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    高梨家の父、母、娘、それぞれの視点で切り替わりながら、娘の婚約をきっかけに揺さぶらていく家族としての行方を描く。
    結婚や家族について考えさせられる小説で、「あるある」と面白く読み進めつつ、身につまされるところも少なからずあった。結婚というのは、その両親を含め育ってきた環境や文化が違う2人が新たに家族を形成するということで、ぶつかってしまうことやすれ違いは否応なくあるよねと感じつつ、月並みだがやはりお互いに正面から向き合い、対話することが大事だなと改めて認識した。

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    2026年01月26日
  • ミッドナイト・バス

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    映画化された作品。新潟が舞台。
    利一は高速バスの運転手をしている。子ども達も大きくなり、恋人の志穂との結婚も考えだしていたとき、利一のバスに離婚した元妻の美雪が乗り込んできた。
    それぞれの様々な人生が、ストーリーが交錯していく。時を経て、お互いに傷ついてきた人生経験が、元夫婦の二人の愛惜の感情を深くしていく。どうして、昔は出来なかったのか。
    東京と新潟を行き来する高速バスが、様々な人生を運んでいく。

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    2026年01月21日
  • 彼方の友へ

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    生きてきて帰って来て欲しい。愛している。言葉にできない思いは募るばかり。乙女たちのときめき熱い思いは言葉以上。だから生きていける。こんな時代だからこそトキメキが明日へ生きる原動力。希望はいつも胸に秘めて。わたしが「乙女の友」の愛読者。そんな気持ちになる。

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    2026年01月13日
  • 四十九日のレシピ

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    めちゃくちゃ良かった!

    ほのぼの系?の物語をなかなか手にすることがない私

    しかしこちらの物語はなんと…読んでみて本当に良かった。

    綺麗なばっかりの人間関係が描かれているでもなく、複雑でもやっぱり繋がりや暖かみがあったり、あぁ…良いなぁと肩の力が抜けると言うか、、、

    柔らかい考え方にしてもらえた。
    優しい物語。

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    2026年01月08日
  • 犬がいた季節

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     高校で飼われている、犬の「こうしろう」に関わる人々の物語。年代による世の中の変化と、恋愛、友情、夢などテーマの変化があり、最後は綺麗にまとまって、流れが美しい物語だった。

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    2026年01月03日
  • 四十九日のレシピ

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    2025年最後に読んだのはとても優しい話
    亡くなった乙美さんが残したものはかわいいイラストつきのたくさんのレシピカード、生前の乙美さんの人柄が溢れてる。お葬式や四十九日の法要が残された人たちのためのものならお経やお焼香はいらない、美味しいお料理を食べて楽しく大宴会をしてほしいっていうのはとてもいいと思った。生きているときだけでなく亡くなってからも尚、周りの人を支えるものを残せるなんて素敵だな。

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    2026年01月02日
  • 風待ちのひと

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    メンタルをどう克服するか
    自分にどう向き合うか
    自分に正直になれるか
    等多くのことを学ばせてもらった
    この作家の作品は何作も読んでいるが、この作家が女性であることを初めて知った

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    2025年12月08日
  • 注文の多い料理小説集

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    お料理にまつわる短編集。そしてアンソロジー。
    どれも味があって面白かった。
    エルゴと不倫鮨、夏も近づくが特に面白かったです。

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    2025年12月03日
  • 雲を紡ぐ

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    『西の魔女が死んだ』と似た雰囲気。こちらはおじいさんだけど。
    繊細すぎる子ども。自身も問題を抱える両親。どちらにも感情移入。人物の描き方も上手く引き込まれて涙してしまった。

    盛岡の景色、宮沢賢治やイギリス童話がちょこちょこ挟まれているのも読んでて楽しかった。少女小説っぽい雰囲気で、氷室冴子的な従兄弟との恋の行方もかわいくてキュンとした。笑

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    2025年12月02日
  • 注文の多い料理小説集

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    食べ物や食事にまつわる短編のアンソロジー 読後感はすっきりとして続きを読みたいと思うものから、うーんなんだかモンヤリ⋯というものまで様々。 季節の移ろいを感じられる「夏も近づく」と、形を変えてもパンへの情熱を持ち続けた人生の途中を描いた「どっしりふわふわ」が好み。

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    2025年11月28日
  • 地の星 なでし子物語

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    シリーズ第2作目。シリーズ物とは知らず最初に最後の常夏荘物語を読んでしまったので、終わりは知っているが途中が分からず第1作目から読んでいる。最後を知っているだけに、安心感がある。会社を立ち上げる流れが分かり繋がった。この話、本当にいいなぁと思う。

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    2025年11月21日