伊吹有喜のレビュー一覧

  • 地の星 なでし子物語

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    つ、、続きが気になる、、、

    主人公の一人の耀子がここまでずっと芯がなく流され続けてて、好きになれなかった。
    やっと自立自律に向かっていったお話。

    立海くんがどうにもこうにも切なかった、、、
    龍治さんも心配、、、、

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    2021年09月27日
  • 地の星 なでし子物語

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    『天の花』から10年後。
    常夏荘の女主人となった耀子は、子育てしながら働き始める。
    『自立』と『自律』に心に止めて歩んできた耀子の頑張りにエールを送りながら読んだ。

    立海のことが気になって仕方ない。
    続きがあるのだろうか?

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    2021年09月15日
  • 天の花 なでし子物語

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    こちらは3冊目なのだが、時系列からこちらを先に読んでしまった。
    『なでし子物語』から8年後。
    高校卒業を間近に控えた耀子が常夏荘を出た。「母の元で暮らす」の置き手紙を残して。
    あ~ダメだよ。そんな母親の元へ戻ったら。
    そこから始まる話に、暗い予感が…。

    耀子が中学2年の時、立海と過ごした夏の回想シーンが素晴らしく。ふたりの運命の出会いからお互い惹き付けられているのがよくわかり、胸がキュンとなる。

    なのに、なのに、なぜ?
    切なすぎます。

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    2021年09月15日
  • カンパニー(新潮文庫)

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    お仕事小説。
    久々にバリバリサラリーマンが主人公。

    バレエ団に出向になって、
    そこで出会った人たちに刺激を受けて
    変わっていく。

    人が変わるスイッチは自分の中にあって、
    自分で押すしかないんだろうけど、
    押そうと思うきっかけは、
    やっぱり出会いなんだよなあ。

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    2021年08月23日
  • 地の星 なでし子物語

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    ネタバレ

    「なでし子物語」では、なぜ時代設定が昭和後期だったのか分かった気がした。
    前巻とは全く異なった物語。本当はこちらが言いたかったことなのか?とも思える。
    諦観した照子に対し、起業して自立しようとする耀子。これをリアルにするには平成の設定が必要だったのかも。

    さらさらと流れる文章は読みやすくて止まれない。三巻も気になる~

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    2021年08月11日
  • 風待ちのひと

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    最近、青春小説ばっかり読んでいたので、久々に大人のお話。
    心のバランスを崩し休職中のエリートサラリーマン哲司が紀伊半島の港街、美鷲を訪れる。そこで出会った喜美子。明るい振る舞いの裏には悲しい過去があり。
    最初はこの喜美子の田舎のオバちゃん然とした感じがイヤだったけど、読み進めていくうちにそれが彼女の自信のなさやあきらめてきたものからくるものだとわかってくる。本当は誰よりも純粋でまっすぐで。だから哲司もそんな彼女に癒され、徐々に自分を取り戻していくんだね。大人の夏休み。
    「風待ち」という言葉がいいね。「道を踏み外したのではなく、風待ち中。いい風が吹くまで港で待機しているだけ」
    惹かれあう二人だけ

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    2021年08月08日
  • カンパニー(新潮文庫)

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    宝塚の演目の原作とあるが、テレビドラマにもなった作品のようだ。
    ストーリー、キャラクターが魅力的で、絵になる場面も多い。
    なるほど、人気があるのもうなずける。

    主人公は二人いる。
    製薬会社勤務の青柳は、リストラ寸前。
    おまけに妻子に見捨てられる。
    そんな彼にとってはまったくお門違いのバレエ団運営に出向させられる。
    もう一人は、青柳と同じ会社のトレーナーの瀬川由衣。
    彼女も会社が後援していたマラソンランナーのマネジメントに失敗し、崖っぷち。

    初期状態がこれなら、浮揚するしかないわけで。

    新たに担当となった世界的バレエダンサー、高野のマネジメントにがむしゃらに取り組む由衣。
    悩みながらも「王

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    2021年07月23日
  • 注文の多い料理小説集

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    料理をテーマにしたアンソロジー。
    女性作家ばっかりかなと思ったけど、中村航さんは男性かな?色んなテイストの作品が詰まっていて、美味しくて嬉しいアンソロジーでした。

    以下お気に入り作品。
    柚木麻子「エルゴと不倫鮨」
    不倫を嗜む男たちの隠れ家的鮨屋に、明らかに場違いなくたびれたおばさんが襲来する。そのおばさんはなぜかとても料理に詳しく、次々と美味しそうなオリジナル創作鮨をオーダーしはじめ…まさにタイトル通り注文の多い料理小説。ラストのオチも痛快でよい。

    伊吹有喜「夏も近づく」
    悠々自適な田舎暮らしをしている主人公が、兄から半ば押し付けられる形で甥っ子を預かることに。田舎の豊かな自然と触れ合うこ

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    2025年05月20日
  • なでし子物語

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    「どうして、って思いそうになったら、どうしたら、って言い換えるの」「『どうして』グズなの?この質問に答えは出ない。だけど『どうしたら』グズではなくなるの?この質問には考えれば答えがでる。 答えが浮かばなかったら誰かに相談してもいい」
    自立、かおをあげていきること。
    自律、うつくしくいきること。
    やらまいか。
    あたらしいじぶんを、つくるんだ。

    これは、父親を早くに亡くし、母親が男を作っていなくなってしまったことで、常夏荘に連れてこられた、燿子に、立海の家庭教師・青井がかける言葉だが、いい大人の私にも十分に響く言葉だった。
    それと同時に、子供にかける言葉は本当に大切で、安易に悪い言葉を使ってはい

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    2021年06月15日
  • カンパニー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    伊吹さんのおかげでまた新たな世界を知ることができました(^ ^)最後のキュンとさせる場面は伊吹さんにお馴染みですね。希望が持てる終わり方に毎回ほっとします。

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    2021年05月25日
  • カンパニー(新潮文庫)

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    すき。
    主人公の不器用ながらもマメで手際は良いところも、プリンシパルの性格も、人想いなトレーナーも、EXILEを思わせる集団の若者も、それぞれのキャラクターがしっかりでてていい。

    2021.5.2
    59

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    2021年05月02日
  • 天の花 なでし子物語

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    なるほど・・・
    そういう経緯だったのか。
    なんだろ?
    やっぱり面白い!
    まだまだなでしこ物語の世界にいたいな。

    「地の星」を読んだ時、この空白の18年の間に、特に耀子が龍治と結婚するに至った10年の間に、一体どんなことがあったのだろう?という思いが凄く強かったので、「天の花」も興味津々で、なでしこ物語の世界にどっぷり入りながら読み終えました。
    時系列でいうとこの「天の花」が2番目に来るので、「地の星」よりこちらを先に読む方も多いみたいだけど、私は刊行順に読んで良かったなと思いました。

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    2021年04月06日
  • 地の星 なでし子物語

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    「なでしこ物語」から18年後
    28歳になった耀子は『おあんさん』となり、
    そして1児の母になっていた。

    先の「なでしこ物語」では、
    自分は何もできない、
    何をしてもグズだと、自信を持てないでいる
    小さい女の子だった耀子が、
    「どうして?ではなくどうしたら?」
    と自分で考え、女性として、母として、
    自立・自律した大人になっていく耀子の
    成長していく姿が描かれていて、
    とてもカッコ良くうつりました。

    ***ネタバレ***
    しかし
    龍治と結婚していたのにはビックリ!
    どこがどうなってそうなったのだろう?
    その辺りの事が次に出版された
    「天の花 なでしこ物語」
    で描かれているようなので、
    引き続き

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    2021年04月04日
  • 地の星 なでし子物語

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    『なでし子物語』の続編。出版は『なでし子物語』『地の星』『天の花』の順だけど、時系列としては『なでし子物語』『天の花』『地の星』の順。『天の花』から読めば良かったかなぁ?とちょっとモヤモヤ。

    『なでし子物語』では10歳だった耀子も今は28歳で一児の母。
    高校卒業と同時に結婚、出産した耀子は社会人経験がないが、家庭の事情や色々思うところあってスーパーでパート勤めを始める。そこから起業するまでのお話。
    これだけ書くと奥さんの奮闘記って感じだけど、耀子が嫁いだのは地域の名士の家。そんな家の奥さんがパートに出ていることで陰で没落したのかと噂を立てられ、起業しようとみんなに出資金を募れば、あんたんちみ

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    2021年03月14日
  • 地の星 なでし子物語

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    「どうして」じゃなく「どうしたら」

    働く場所がなければ自分で作る

    この物語の土地とは違うけど
    私の地方も「やらまいか」っていうんや
    いい言葉やな

    ずっと 変わらないままではいられない
    良くも悪くも
    せつない でも 前を向いて

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    2021年02月20日
  • カンパニー(新潮文庫)

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    バレエは全く未知の世界。読み終えてバレエを実際に観てみたくなりました。

    思うようにいかない事態にも黙々と対処するリストラ要員で出向中の青柳。一方、予期せぬ事態で同じく崖っぷちのスポーツトレーナー瀬川。
    共に社が後援するカンパニー(バレエ団)の舞台を成功させるべく奮闘する。
    舞台は無事成功するの?二人の進退も気になるしチラホラと見え隠れする恋の予感の方も気になる。

    作中にでてきた「日本で受け入れられないなら海外で」という発想が良かった。自分次第で可能性は広げられる。
    みんなで1つのものを作り上げる一体感が気持ちいい。そして舞台裏をちょっと覗いた気分です♪
    面白かった!

    『気持ちさえ決まれば

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    2021年01月18日
  • カンパニー(新潮文庫)

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    『雲を紡ぐ』がとても良かったので、伊吹有喜さんの2作目として手に取りました。
    バレエ団とそこに協賛等関連するグループ会社が、バレエ公演の成功に向けて切磋琢磨していくお話です。
    様々な企業、そしてその中でも立場の異なる人間が出てきて、それぞれの発言や対立するシーンはサラリーマンなら誰しも体験のあるようなリアルなものが多かったです。特に、主人公の中堅サラリーマンである青柳の、仕事での立ち回りや各方面との調整の仕方、仕事のまわし方は勉強にもなります。

    バレエの華やかな世界や雰囲気というのはあまりなく中盤まではわりと淡々と話が進んでいきますが、最後の公演をトラブルありつつもそれぞれが知恵を絞って熱意

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    2021年01月18日
  • なでし子物語

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    人物それぞれの物語があって

    じんわり 切なくてあったかくて
    いろんな要素が詰まってる

    方言が似てて「やらまいか」
    私もそうやって自分に
    発破をかけてみようか

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    2021年01月06日
  • 風待ちのひと

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     心が風邪を引いてしまったら、どうする?
     そんなことで寝込んでなどいられないと、自身を叱咤激励するか、それとも、癒されるまで、ゆっくり過ごすか。

     心が風邪を引いてしまったら、無理をしちゃいけない。周りの速度が速いから、取り残されてしまうのではないかと心配になるかもしれないけれど、焦らなくていい。

    「風待ち中。いい風が吹くまで待機しているだけ」

     いい風が吹いてきたら、帆を上げて漕ぎ出せばいい。

     でも、それは一人じゃ無理。傍にいてくれる誰かが必要。支え、励ます、時にはユーモアをもって。その中で、もしかしたら、風邪が治りきっていなかった自身も癒されていく。

     読後感がとてもあたたか

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    2020年09月26日
  • なでし子物語

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    8月-20。4.0点。
    田舎の名家、使用人の孫娘(母親が逃げ、学校でもいじめられていた)、跡取り(身体弱い)、跡取りの兄嫁(兄は死亡、屋敷の管理)の三人の物語。出会い、別れ、成長が詰まった、やさしい物語。

    心に残る、いいお話。跡取り専属の家庭教師がとてもいい味を出していた。

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    2020年09月25日