伊吹有喜のレビュー一覧

  • BAR追分

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    昼はバール、夜はバーの追分を舞台にした連作短編集。
    宇藤は勤めていたIT企業が解散して、ねこみち横丁の管理人となり、追分の2階で生活して、執筆活動をする。特徴あるお客さんの話で、ほのぼのと読める。

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    2026年05月30日
  • 雲を紡ぐ

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    壊れかけた家族と羊毛の話

    盛岡に行ってみたい!
    ホームスパンに触れてみたい!
    出来れば体験してみたい!
    …と思う1冊

    高校生の美緒ちゃん。イジメがきっかけで不登校の引きこもり。
    親とも上手く話せず子供の頃から大好きだった赤いショールを奪ってしまう母親。家出をしたのはショールを作っている盛岡のおじいちゃん家

    そこからまぁ色々あるのですがなんだろう…美緒ちゃんがとても幼く思えて仕方ない。いつまでたっても成長しない美緒に多少イライラするが親には親の旅が、子供には子供の旅がある、ようやくそれに気づいたと言ったお母さんが一番成長したかな?

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    2026年05月19日
  • 鎌倉茶藝館

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    夫を早くに亡くし、和装関係の仕事も失った50前の女性が、初めての恋人との思い出をなぞって北鎌倉の鎌倉茶藝店に辿り着く。

    書名から、お茶の蘊蓄を散りばめながら北鎌倉周辺の人間模様を描くかと思ったら、中年女性の心情の移り変わりがテーマで、しかも2人の美男子(1人は同年代、1人は20歳年下!)から唐突に求愛を受けるという展開が現実離れしていて、読み進めながらも筋から距離を置いてしまった。(お茶(台湾茶)と着物の蘊蓄はたっぷり出てくる)

    結末は落ち着くところに収まった感はあるが、本書に感情移入できる読者層はかなり狭いのではないだろうか。

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    2026年05月18日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    名取佐和子さんのドーナツ息子が特に今の私には響きました。
    私にも息子がいるのでこの先、親がこどもを思うようにこどもにも親を思う瞬間が物語の様に一瞬でもあると良いなという淡い期待をしてしまいました。
    一緒にいれる時間を大事にしないとと改めて思いました。

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    2026年05月17日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    「おやつ」をテーマにした6名の作家によるアンソロジー。

    手作りであろうと、出来合いのものであろうと、相手のためを思って食べ物を用意する行為が愛情そのものだと思った。

    クロテッドクリームをたっぷりのせたスコーンを食べたくなった。

    島本理央さんの作品は表現にドキッとするところがあったので、他の作品も読んでみたい。

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    2026年05月13日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    “美味しいおやつが食べたくなる”ようなものではなく、おやつを通して気持ちや人生の揺らぎを描いたアンソロジーだった。

    作中のおやつは、ただ甘いものではなく、それぞれの登場人物が踏ん張るための“小さな支え”や“カンフル剤”として描かれていた。

    自分らしく生きる道を見つけるきっかけになったり、本と一緒に孤独や空腹を埋める青春の思い出になったり、懐かしい味が安心へ繋がったり。

    特に4話目の子育ての話は、自分ではない誰かの人生に関わり続けることの大変さが強く伝わってきた。
    迷ったり悩んだりしながらも、その子自身を信じていくしかない。
    だからこそ、ほんの少し息をつける“おやつの時間”が必要なんだろう

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    2026年05月10日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    なんだかんだ言っても不倫なんてろくな
    もんじゃない、何で不倫をするんだろうと
    思っていたんですが、スリルや刺激を求める
    ためなんて言われたら勝手にしてくれと
    作品の趣旨と違う感想を持った島本理生さんの
    「楽園の代わりのカッサータ」。
    受けた恩というか優しさって相手が
    思っている以上に大きなものだし
    その優しさを自然とできる彼・・・素敵だ
    と思った織守きょうやさんの
    「ファースト・アンド・オンリー」。
    両親を亡くした悲しみから救い出してくれた
    瀬戸内の島でいっしょに暮らす叔父との
    素敵な時間とジャムに心ひかれた友井羊さんの
    「春とマーマレード」。アイドルって見た目の
    華やかさとは裏腹に大変な職業

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    2026年05月08日
  • 鎌倉茶藝館

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    懐かしき鎌倉に出向いた主人公で、店員として働き、お客さんとの出会いがあった。理想的で、現実化したら嬉しい限りだなと思った。

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    2026年05月06日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    ご褒美シリーズを読むのは2作目。
    美味しいおやつを大切な人と食べるひと時は幸せ。悲しいことをちょっと忘れられたり、元気をもらえたり…
    お気に入りは友井羊さんの「春とマーマレード」。物語自体も良かったし、マーマレードって柑橘類のどれを使うかで味が変わるんだと知って試してみたくなった。手作りマーマレードが美味しそう。
    そして、伊吹有喜さんの「ストロベリーの歌」は「なでしこ物語」シリーズのスピンオフだった。まさかここで読めると思っていなかったので、びっくり。

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    2026年05月06日
  • 鎌倉茶藝館

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    ネタバレ

    大人のシンデレラストーリーかな?
    若くして未亡人になり、仕事も失って絶望から死をも考えた時に鎌倉に辿り着き、また生きる希望に出会う。登場人物がみんな浮世離れした美しい人達ばかり。同世代だけどあんなに情熱的に溺れることができるだろうか?
    美紀は元彼の息子の年下を選んだけど、自分なら紬釉かな〜と妄想。
    なでしこシリーズの雰囲気はあったけど、エロスが強くてもったいないな。

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    2026年05月01日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    『ファースト・アンド・オンリー』『春とマーマレード』『ストロベリーの歌』が印象に残った。
    題名と中の小説の印象が違うけどやるせない昼下がりに未来への希望を持たせるということか。

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    2026年04月30日
  • ミッドナイト・バス

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    新潟のバス会社・白鳥交通で長距離バスの運転手として勤める利一。すでに家を出た二人の子がそれぞれ迷いを抱える中、利一も年下の恋人と関係を深めようとしたところ、偶然16年前に別れた妻と再会する。 主人公が肝心なことは口に出さず、余計なひと言をつい口走る場面がたびたびありなんともそういうところだぞ、という呆れがある。  息子と娘はそれぞれキャラクター性は強いが、靄がかったように心情がいまいち見えないのは利一目線が故か。 各章一家とは別のキャラクター視点のエピソードは、群像劇としていい味を出している。

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    2026年04月30日
  • 娘が巣立つ朝

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    娘が結婚して巣立つまでのホッコリストーリーかと思ったら予想外の結末だった。

    娘の結婚を通して親世代が自分たちの人生を見つめ直す。
    家族とはなんなのか改めて考えさせられる。

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    2026年04月27日
  • 四十九日のレシピ

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    積ん読本。
    ドラマ化とか映画化されてた?かな。
    じんわりくるお話で、人はやっぱり1人では生きていけない。と。
    私がいなくなってもあなたが明日を生きていけますように。。
    乙母さんも優しいがその回りの人も優しく、残された家族が再生していく。
    う~ん。
    でもなあ百合子の旦那様、ちょい許せないかな(笑)
    井本とハルミがいい。
    この2人は最高だ
    この2人のそれぞれのお話を想像してしまう

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    2026年04月21日
  • 鎌倉茶藝館

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    鎌倉を舞台に繰り広げられる、大人の恋物語。

    読む前は、疲れた人や悩みを抱えた人が鎌倉茶藝館を訪れて癒されていく、というようなお話を想像していたのですが、実際はそうではなくてがっつり恋愛メインのお話でした。

    今までに読んできた伊吹有喜さん作品の雰囲気ともまた少し違う感じがして、当初イメージしていたものとは結構ギャップのある内容でしたが、二人の男性との三角関係など少女マンガや恋愛ドラマのような展開、キュンキュンできる場面もたくさんあり、恋愛小説としてはとても楽しく読めました。

    ただ個人的には直哉よりも紫釉推しで、早く紫釉と付き合ったらいいのになーと思いながら読んでいました笑
    和服でクールでち

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    2026年04月19日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    織守きょうやの「ファースト・アンド・オンリー」好きです。このくらいの恋愛が素敵です。これ以外は普通のお話でした。

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    2026年04月19日
  • やるせない昼下がりのご褒美

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    「ファースト・アンド・オンリー」が良かった。なでし子物語のスピンオフ「ストロベリーの歌」に出会えてラッキー!

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    2026年04月14日
  • 注文の多い料理小説集

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    キャッチーなタイトルに惹かれて読んでみた。アンソロジーは読んだことのない作家さんに出会えるよい機会なので、ときどき読むようにしている。

    よかった順に、「夏も近づく」、「味のわからない男」、「好好軒の犬」、「どっしりふわふわ」、「エルゴと不倫鮨」。

    「夏も近づく」に出てくる料理はどれもシンプルで美味そう。塩むすびとか、筍ご飯とか。可哀想な生い立ちの葉月くんが、叔父さんの料理で癒されていく姿が清冽でよい。

    「どっしりふわふわ」は年の差20位のパン職人カップルのお話。ラスト2頁で種明かしされるミスリードについては、これがあるのとないのとでは、どれだけ読後感が違ってくるのか、オチを知ってしまった

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    2026年04月13日
  • BAR追分

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    のんびりとした気分で読めました。近所にこういうお店があれば良いのになぁ。牛すじカレーが食べたいです!

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    2026年04月12日
  • オムライス日和 BAR追分

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    BAR追分のシリーズ2巻目
    新宿にある人知れず素敵な場所、ネコ道横丁での人間模様が描かれている。
    1巻目よりこちらの方が段々に人の繋がりやそれぞれの人物像に深みが出てきて面白かったです。
    章ごとにスポットライトが当たる人が変わりつつ主人公に戻っていくのも構成が面白いなと感じました。
    次もすぐに読みたくなりました!

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    2026年04月11日