伊吹有喜のレビュー一覧

  • なでし子物語

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    父を亡くし、母に置き去りにされた少女。 耀子が祖父のもとに引き取られた。
    そこの女主人、照子も夫に先立たれ一人息子とは疎遠になっている。
    そして舅が他の女性との間にもうけた息子、立海。3人が同じ屋敷内に暮らすことで生まれる救い。

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    2020年04月12日
  • 天の花 なでし子物語

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    連作のうちの一編らしいけど前後を知らないままでも興味深かった。静岡は浜松にある旧家の遠藤家の人物たちが昭和から平成に移る時期に織り成す物語。中心は中学校から高校にかけてこの家で暮らした間宮耀子だけど、周りの人物相関図を頭に描きながら読み進めた。なんとも不思議な余韻の残った作品だった。

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    2019年06月01日
  • 地の星 なでし子物語

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    数年前に,「なでし子物語」を読んで非常に感動し,続きが読みたいと思っていました。
    最近,続編が出ていることを知り,早速手に取りました。

    本書では,耀子が立海ではなく,龍治と結婚していましたが,「龍治」って誰よというのが正直なところで,全く印象に残っていません。
    なぜ,あんなに強い絆で結びついていた立海が結婚相手ではないのか,意味が分かりませんでしたが,物語自体は面白く,一気読みでした。

    耀子が龍治と結婚するまでを描く物語も既に出版されているとのことで,読むのが楽しみです。

    なぜ時系列ではないのか疑問はありますが,きっと作者の何らかの意図があるのでしょう。

    ラスト近くの立海とのやり取り,

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    2026年01月07日
  • オムライス日和 BAR追分

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    うらぶれたねこみち横丁のBAR追分に関わる若者3人が、何らかの過去を引きづりながらも商店街の方との心温まる物語がホッコリさせられる。その一番の要因が、バール追分の料理を任されている桃子が作る美味しい料理ではないかと思う。私は、家族の絆を強くするのは、愛情たっぷりの料理だと常々思っている。

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    2026年01月17日
  • 鎌倉茶藝館

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    ネタバレ

    美紀が直哉に惹かれたのは無意識ではあるがそこに智也を感じたからだろう
    直哉も美紀に父を見た
    でもなんだかな…
    美紀の魅力があまり伝わってこない

    最後、「シユウさん」と呼びかけた男性は誰?
    彼が帰ってきたの?

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    2026年02月22日
  • 鎌倉茶藝館

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    物語が進むにつれて主人公にあまり好感がもてなかった
    18歳下 ないな…
    元夫の姪も直哉の母親もイヤな女
    30にもなって「ママ」呼び ひく…

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    2026年02月17日
  • 鎌倉茶藝館

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    若い頃、台湾茶にハマって、茶葉を求めて台湾まで旅したこともある。
    茶藝館、しかも鎌倉。
    題名を聞いただけでワクワクし手に。

    懐かしいお茶が登場する度に、杯を重ねる毎に変化していく香りを思い出す。
    そして、台湾茶の様々な個性が豊かに表現されていて、またあの香りに癒されたくなる。
    20年前、この本に出会えていたら、もっと台湾茶が好きになっていたはず。

    ただ、茶藝館が舞台のほのぼのとした小説というイメージとは裏腹に、大人の恋愛小説にちょっと戸惑ってしまった。

    自死を考えていたアラフィフ女性が急にこんなにモテるのはちょっと無理があるし、誰が見ても紫釉さんの方が素敵なのに…とやっかみながらの読書。

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    2026年02月16日
  • 鎌倉茶藝館

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    読みながら、この先どうなるのだろうとページをめくるたびに思った
    結論は出たのだろうか
    私の読み方が浅いせいかわからない

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    2026年02月16日
  • 鎌倉茶藝館

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    鎌倉のタイトルに惹かれて読んでみました。
    中年女性で未亡人の恋愛話でしたが、私の好みではありませかでした。なんならちょっと気持ち悪かったです。
    お茶や着物に知識興味があれば、もう少し楽しめたかもしれません。

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    2026年02月15日
  • 娘が巣立つ朝

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    娘が巣立つ時、
    それは親世代にとっても大きな岐路に立つ時。

    娘世代・新婚の夫婦は、両家の対立の狭間で前途多難なスタートをきり、
    親世代・熟年夫婦は、「かすがい」がいなくなって、それぞれ改めて自分自身の生き方を見つめ直す。

    そしてそこにはお金も絡んでくる。
    両家の収入格差に婚礼費用、加えて祖父母世代の介護費用とか、親自身の老後の備えも考慮して、とか。

    多かれ少なかれ、家族を持つ誰もが経験しそうなモヤモヤがたくさん出てくる。
    家族の関係ってままならないな。
    でもこのありふれた感じの「ままならなさ」が、なんか心に刺さったなあ。

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    2026年02月11日
  • 鎌倉茶藝館

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    「思秋期」…ね。無理して恋愛する必要はないけどトキメキは必要だよね。3人の色恋はまあ、まあ、まあってかんじだけど紫釉さんが入れるお茶の手つきとお着物の着こなし方はステキだったな。
    古都鎌倉の四季の風景も渋みがあっていいね。

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    2026年02月11日
  • 四十九日のレシピ

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    レシピと聞いて真っ先に思い浮かべたのは料理。だから料理にまつわるお話なのかと思えば、レシピには処方箋の意味もあったねと納得した。そしてあぁなるほど、家族が悲しみから立ち直るための処方箋かと。乙母さんの家族に対する優しい思いが伝わりました。
    そして井本とハルミが、乙母さんと生まれてこれなかった次女が変身して熱田さんのところに支えに来てくれたと思いたい気持ちで読み終えました。

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    2026年02月08日
  • 娘が巣立つ朝

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    結婚式という一大イベントをきっかけに、家族間に問題が起こる。
    子供の結婚式あるあるを見ているようだが、この両家の親は子供を構いすぎている。
    両家の価値観、金銭感覚の違いはあることだと思う。しかし仲の良かった真奈の家族が、熟年夫婦のその後みたいに拗れていく様は、何故そんなにと、読んでいてすっきりしなかった。智子世代の女性が自立していくお話しなのか。
    結婚、親の介護、熟年夫婦の生き方と、話が繋がっていく。
    終わり方すっきりしなかったです。
    智子にはもう少し、良い意味で、目を瞑ることが必要ではないかと思った。

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    2026年02月07日
  • 鎌倉茶藝館

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    マダムがね、更年期を
    「思春期ならぬ『思秋期』の到来ね。おめでとう」って。

    更年期をおめでとう、って。
    私がこの本を読んで良かった、と思った部分です。

    一般的に更年期って、もう嫌なイメージしかないじゃないですか。ホルモンバランスが崩れて、いろいろ症状が出てきて。やっと月経を完結させた(ある韓国のラジオで言ってたこの表現が好き)と思ったら、体に不調が出てくるし。

    この小説では閉経によって、子供が持てなくなるというところに主人公の美紀は落ち込むんだけど、そこにこの言葉。

    その後に
    おめでとう、の意味を「それはね、さなぎから蝶になるための時期だから...」って。
    長い長い人生の中で更年期なん

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    2026年02月05日
  • 鎌倉茶藝館

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    馴染み深い鎌倉が舞台なので、読んでいて情景が浮かんで楽しめました。
    中国茶の豊かな味わいや茶藝館の建物、鎌倉の空気感、着物の質感などが素敵に描かれていて、読んでいてうっとり。

    ザ湘南!な海側より鬱蒼とした山側の鎌倉の方が好きので、常連客ヨシノさんが語る「湿度と翳りと緑があるところに、あの世とこの世がつながる扉がある。ほんの一瞬、私たちの世界と交差する空間が」という言葉に深く頷いてしまった。

    そういう全体的な雰囲気はとても好きなのだけど、途中から軸が恋愛に移って行って、美紀がどんどん美女扱いになっていったことには違和感がありました。

    文庫本になったら、この本を持って鎌倉散策したいなと思いま

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    2026年02月04日
  • 鎌倉茶藝館

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    スミレ、桜、紫陽花、花火…。今年もこれから巡るであろう季節の鎌倉を読むことができます。電車に乗ってる時には、ここで読んで大丈夫か不安になるような場面もありましたが…(*ノェノ)キャー
    伊吹有喜さんの大人な恋で、デビュー作「風待ちのひと」を思い出しましたが、「鎌倉茶藝館」の方が読みやすかったです。

    『「お茶も人も似たようなものでしてね。何煎でも飲めるし、そのたびに味わいが深まっていく。…香りや味が薄れても、よいお茶はどこまでも美しい味わいを残すのですよ。女が死ぬまで女であるように。」-霜降の青竹 生態東方美人-』

    ジャスミン茶や烏龍茶を飲むことはあっても、大体ペットボトルだから、何度も煎じて

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    2026年02月01日
  • 鎌倉茶藝館

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    ネタバレ

    素敵なお店に、情緒豊かな鎌倉の風景、物語の背景としては私好みのはずですが、ストーリー自体は、著者の他の作品ほどには入り込むことができず…。

    夫の姪が、ドン引きするぐらい性悪なのと、元恋人の息子であることを隠して、美紀に求愛する直哉の行動が理解しがたかったからか。紫釉さんが、余裕ぶって、若い男をつまみ食いしてみたらと言うのも、残念に思ってしまいました。
    マダムはとても魅力的に描かれているので、主人公がマダムと関わり合いを持つ中で、自分の人生を見つめなおし、紫釉さんとの仲を深めていくというストーリーであった方が私好みではありました。

    他方で、一煎毎に違う景色を見せてくれる、お茶の楽しみ方はとて

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    2026年01月24日
  • 鎌倉茶藝館

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    色々なお茶が、登場人物のその時の状況や心情にあわせてくれて出てくる。
    男女の関係は色々あるけど、当人の本当の思いだけで動けたらどんなにいいか…
    茶藝館のマダムとオーナーがどこまでも優しいくてすてき。
    本当に美味しいと思えるお茶を体験してみたいと思った。

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    2026年01月23日
  • 娘が巣立つ朝

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    タイトルから、ほっこりしたストーリーを想像していたが、違った。

    登場人物皆に辟易する
    健一は、智子が思うほど悪人か??
    うーん…?そうか?

    それより、真奈、智子、優吾、マルコよ
    この人らにはイライラさせられた
    結局さ、結局、何故そういうラストになる??
    真奈も智子も
    真奈のいっときの決断はなんだったの?
    何故、真奈が最終的にあの道を選んだのかがわからない。

    結局は優柔不断だよね、真奈
    健一の娘想いの描写は良かったよ
    智子は、それがおもしろくないようだけど、精神的に幼いよね、この智子は

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    2026年01月21日
  • 情熱のナポリタン BAR追分

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    三作品読み終えた
    人間の感情の微妙な動きを巧みに描かれていたと思う
    多くの世代を描いているのも驚きだ
    最後まで恋愛感情には
    この先の作品は今のところは無い
    読者は期待しているのではないだろうか

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    2026年01月20日