なでし子物語

なでし子物語

1,760円 (税込)

8pt

ずっと、透明になってしまいたかった。 でも本当は「ここにいるよ」って言いたかった―― いじめに遭っている少女・耀子、居所のない思いを抱え過去の思い出の中にだけ生きている未亡人・照子、生い立ちゆえの重圧やいじめに苦しむ少年・立海。 三人の出会いが、それぞれの人生を少しずつ動かし始める。 言葉にならない祈りを掬い取る、温かく、強く、やさしい物語。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    ポプラ社
  • ページ数
    390ページ
  • 電子版発売日
    2018年03月02日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    4MB

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なでし子物語 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • なでし子物語
    1,760円 (税込)
    ずっと、透明になってしまいたかった。 でも本当は「ここにいるよ」って言いたかった―― いじめに遭っている少女・耀子、居所のない思いを抱え過去の思い出の中にだけ生きている未亡人・照子、生い立ちゆえの重圧やいじめに苦しむ少年・立海。 三人の出会いが、それぞれの人生を少しずつ動かし始める。 言葉にならない祈りを掬い取る、温かく、強く、やさしい物語。
  • 地の星 なでし子物語
    1,760円 (税込)
    遠州峰生の名家・遠藤家の邸宅として親しまれた常夏荘。 幼少期にこの屋敷に引き取られた耀子は、寂しい境遇にあっても、屋敷の大人たちや、自分を導いてくれる言葉、小さな友情に支えられて子ども時代を生き抜いてきた。 時が経ち、時代の流れの中で凋落した遠藤家。 常夏荘はもはや見る影もなくなってしまったが、耀子はそのさびれた常夏荘の女主人となり―。
  • 天の花 なでし子物語
    1,650円 (税込)
    地方の名家(静岡県天竜川沿い)を舞台に、異なる世代の二人の女性が、自分自身の生を獲得していくさまを力強く描きだす感動作。 18歳になった耀子は、誰にも告げずに常夏荘をあとにした。 バスの中、4年前のあの夏を思い出す。 久しぶりに常夏荘を訪れた立海と過ごした日々―。

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なでし子物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とてもいい本に出会った。
    こんな本があったなんて。
    生きていくための勇気みたいなものをもらった。
    辛くても苦しくても悲しくても寂しくても、「どうして」じゃなくて「どうすれば」って考えよう。
    自立と自律。
    自分が孤独だなんて思わずに。
    がんばれ自分。

    0
    2025年05月17日

    Posted by ブクログ

    再読。3部作だと思っていたところに4部目が出た!大好きな作品なので本当に嬉しくて嬉しくて。耀子と立海がまだ小さいこの巻が1番好きなのだけど、大人の事情で振り回されたり周りにいじめられたりと理不尽だらけで想像すると胸が詰まり哀しくなる。子供が絶望し諦める姿…本当に見たくない。それでも2人が仲良く過ごし

    0
    2024年10月28日

    Posted by ブクログ

    最新作『常夏荘物語』が続編であることを知り、本作品からスタート。複雑な家庭環境で育つ、耀子と立海。幼い二人を、常夏荘の住人が一丸となって見守る優しさに心が和む。特に家庭教師の青井先生の存在は大きい。二人の成長を見届けるため、続編へ。

    0
    2024年10月24日

    Posted by ブクログ

    とても良い!
    後半は涙を止められなかった。

    舞台は林業を営む遠藤家の別宅、常夏荘。
    父が亡くなり、母からは放棄された少女耀子は、遠藤家の林で働く祖父の元で暮らすことになる。
    遠藤家の当主の息子立海は、体が弱く、療養もかねて家庭教師青井とともに常夏荘に預けられる。
    遠藤家当主の息子の妻照子は、夫を亡

    0
    2023年06月04日

    Posted by ブクログ

    感情を揺さぶられる作品。子供の気持ち、それを見守る大人たち。伊吹さんの切なくも温かい作風が大好きです。

    0
    2023年01月25日

    Posted by ブクログ

    耀子に立海、そして照子。それぞれの事情を抱えた3人。シリーズ作品の1巻目なのである意味、紹介的だが、それぞれの人物がよく描かれている。そして、周りを取り巻く人々、良きに付け、悪きに付け、これも存在感があるんだよな。青井先生に小学校の同級生、ほっこりするわ。4部作で、3部まではすでに出てるそうだが、3

    0
    2022年05月13日

    Posted by ブクログ

    立場が違うが境遇が似ている耀子と、立海の物語。二人が仲良く遊んだり勉強するのはとても微笑ましい。
    耀子の境遇はほんとにつらい。先生がいじめられるのは耀子にも責任があると言っていたが、おじいちゃんが、しつけができていないのは、耀子の責任ではない、親や自分たちの責任だと言っていた。耀子のいじめの状況は読

    0
    2022年03月22日

    Posted by ブクログ

    なかなかシビアなバックボーンを持つ
    ヨウヨとリュウカくん
    だからと言って周りの大人たちは
    ただただ甘やかすわけでもなく
    淡々と、子供たちを見守り育てていく。

    その様に自分自身救われる気持ちになるのが
    とっても心地いいい。

    つかず離れず、正しい大人の在り方を見せられた。

    すっと背筋が伸びる作品。

    0
    2021年10月23日

    Posted by ブクログ

    哀しくて優しい子供と大人の物語だった。

    山深い、人によっては桃源郷、人によっては牢獄な峰生の常夏荘。

    続きを早く読みたい!

    0
    2021年09月26日

    Posted by ブクログ

    母親に疎まれ学校ではいじめられ自己肯定感が低い耀子が、祖父に引き取られ遠州峰生の名家・遠藤家の別邸、常夏荘で暮らし始める。
    その始まり、立海との出会いのシーンが幻想的で魅力的で、一気におはなしの世界に引き込まれた。

    耀子と立海が一緒に過ごした常夏荘の日々が輝いている。立海の可愛らしさといったらない

    0
    2021年09月16日

なでし子物語 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    ポプラ社
  • ページ数
    390ページ
  • 電子版発売日
    2018年03月02日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    4MB

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