伊吹有喜のレビュー一覧

  • 彼方の友へ

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    戦前を主な舞台として、雑誌作りに携わる少女の成長を描いた物語。

    成長モノ、恋愛モノ、仕事モノと色んな要素が良い塩梅で組み合わさっている。個人的に当時の出版業界の描写もとても興味深かった。

    前半は登場人物が活き活き描写されており、当時の時代背景とその先に起こることを知っているからこそ先が気になり続けた。

    暗躍していた組織、有賀さんの過去とその後、主人公の父の事など、結構あやふやなまま終わってしまったのが気になるけれど、ページ数の関係で説明しきれなかったのだろうという程度で小説としての軸はしっかりしていた印象です。

    何より‥平和って本当に大事ということを改めて思いました。

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    2025年01月14日
  • 彼方の友へ

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    Twitterで、ドラマ「海に眠るダイヤモンド」が好きな人はこの本を読んで、というツイートを見て読んだ。とても良かった。

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    2025年01月02日
  • 今はちょっと、ついてないだけ

    QM

    購入済み

    タイトル通り、世知辛ぁぁ、、、ってなるようなお話が多かった。キラキラだけじゃなくて、大人になるというのはこんなこともあるんだよって。立花の母からのお手紙がグッと来た。今はちょっとついてないけど、それでもなんとかやっていこうともがきながらも頑張る大人たち。

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    2024年12月28日
  • 風待ちのひと

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    風待ち、潮待ち、日和待ち、ってよく使う言葉で、好きな言葉です❗️
    最近は、人生、急いだり、あせったりしないようにしています。

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    2024年12月25日
  • ミッドナイト・バス

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    それぞれが少しずつ他所を向いている家族が
    段々と同じ方を向いていく

    葛藤を抱えながらも
    お互いを思う家族に引き込まれた

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    2024年12月17日
  • 天の花 なでし子物語

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    地の星で、何故にこうなった?みたいなものが、なるほどね~って府に落ちる感じでした!
    立海切ないけど可愛い…

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    2024年12月14日
  • 今はちょっと、ついてないだけ

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    北川恵海さんの「ちょっと今から仕事やめてくる」をイメージしてしまっていた。短編集だった。

    最初の話は主人公の立花が、一躍脚光を浴びていた時代からの没落(はめられた?)、借金をなんとか返し終えた内容だった。次からは立花に絡んだ人目線での、人生の上手くいかないことオンパレード。それでも地獄ではないようだ。宮川もそうだけれど、智美の話のときには、何が幸せなのかわからなくなった。
    でも、なぜか目の離せないお話だった。

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    2024年12月03日
  • ミッドナイト・バス

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    映画を先に観てからの、読書。
    随分前に観た映画だったので、主人公を原田泰造が演じた事しか覚えて居なかったが、読後感と映画鑑賞後の感じは同じく良いものだった。中高年男性だからこそ沁みる話だろう。

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    2024年11月23日
  • なでし子物語

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    伊吹有喜さんの新刊“常夏荘物語”が、シリーズものだと知って“なでし子物語”から読むことに。
    序盤、物語になかなか入っていくことができなくて時間がかかりました。中盤から青井先生や照子、千恵や耀子のおじいちゃん他 皆 温かくて…涙が…
    境遇が違うけれど耀子と立海、これからどんな成長を辿っていくのか楽しみです❗

    ーーー印象に残ったーーー
    •自立、かおをあげていきること。
    自律、うつくしくいきること。
    あたらしいじぶんを、つくること。p112
    •『どうして、って思いそうになったら、どうしたらって言い換えるの』p376
    •『どうして』と自分を責めない。『どうしたら』と前に進もうとする。やっぱりそれが今を変える魔法の言葉。p377

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    2024年11月20日
  • ミッドナイト・バス

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    ネタバレ

    高宮利一
    東京新潟を結ぶ定期高速バスの運転士。美越市に本社を置く白鳥交通。東京の大学を卒業して、不動産開発会社に就職した半年後の二十二歳の時に美雪と結婚した。母と美雪の不仲が原因で離婚。

    加賀美雪
    利一の元妻。利一の大学の後輩。再婚して加賀姓となる。乗車した夜行高速バスで利一に再会する。東京で夫と子供の三人暮らし。更年期障害。父の敬三の看護のため度々新潟に帰省する。

    高宮彩菜
    利一、美雪の娘。怜司の妹。交際相手の雅也とは結婚を控えている。副業で新潟市でゴシックロリータの服を販売している。絵里花、沙智子と「マジカルワンダー娘(ガールズ)」を結成。ウェブコンテンツとグッズショップを運営。

    高宮怜司
    利一、美雪の息子。彩菜の兄。大学院を出て、東京で就職している。父親に似て体格が良い。東京のインターネット関連の企業で営業をしていたが辞めて実家に戻ってきた。皮膚疾患に悩まされている。

    古井志穂
    利一の交際相手。三十代後半。小さな定食屋を営む。利一が不動産開発会社で働いていたときの上司や娘。離婚を機に実家に戻り、母親が営む自然食の店を継いだ。

    志穂の父親
    徹夜明けの社内で倒れて帰らぬ人となった。

    佐藤孝弘
    白鳥交通のバス運転士。五十五歳。趣味は手相と人相見。

    長谷川巌
    白鳥交通のバス運転士。六十前。女子校で国語の教師をしていたので、先生と呼ばれている。

    大山
    白鳥交通の路線バスを運行している運転士。

    相川真由美
    利一が運転する夜行バスに遅れてきた。女手ひとつで育てた息子が東京の大学に進学。息子の日用品を買い、部屋を調え、バスで新潟に帰る。

    仁志
    真由美の息子。東京の私立大学に進学。

    植田絵里花
    彩菜とシェアハウスに住んでいる。母親がアフリカ系フランス人。日本語しかしゃべれない。「マジカルワンダー娘(ガールズ)」のメンバー。こゆ日焼けをした褐色の肌を持つ。
    クリエイター志望。普段の一人称は「ワシ」。

    木村沙智子
    彩菜とシェアハウスに住んでいる。「マジカルワンダー娘(ガールズ)」のメンバー。彩菜とは中学時代の同級生。実家は寺。
    漫画家志望。

    上島有里
    彩菜とは美越の小学校で同級生だった。同じビルの貿易会社で働いている。

    佐々木祐介
    有里の彼。

    大島雅也
    彩菜の交際相手。税理士。二歳年上。

    江崎大輔
    三十二年前、超人気バンドのボーカルだった。現在はミュージックスクールでボイストレーニングを務めている。ソロ歌手として全国のカフェやフリースペースでライブを行う。本名は宮島治雄。

    池上明江
    江崎のデビュー当時からのファン。

    美希
    江崎の孫。

    山辺敬三
    美雪の父。怜司、彩菜らの祖父。一人暮らしをしていたが持ち家を手放し、マンションに移った直後に事故に遭い入院。

    宇佐美
    志穂の店に来る客。

    菊井綾子
    志穂がバスセンターで泣いているところに出会う。夫が鼻血を出し、手ぬぐいをもらう。

    綾子の夫

    颯太
    美雪の息子。

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    2024年11月16日
  • なでし子物語

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    私とほとんど同じ世代のお話だったが
    もっと古い時代に感じた

    昔って
    こういう使用人、お手伝いさんって
    普通にいたよなぁ
    私の家のお隣もお手伝いさんがいて
    子ども3人は私立学校に通っていた
    奥さんはいつもお化粧して
    綺麗な服を着ていたけど
    子どもの私にも
    全く偉ぶるところがなくて
    普通に接することができたことを
    懐かしく思い出した

    ぞれぞれの色々な立場の人がいて
    みんな悩みがある
    失敗して躓いたり
    誰かの手を借りたりしながら
    前を向いて生きていく

    みんな違うけど
    みんな同じだよ
    って背中を押してくれる作品だった

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    2024年11月15日
  • なでし子物語

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    ネタバレ

    間宮耀子
    龍一郎の秘書をしていた間宮裕一の娘。母が出て行き、父のふるさと峰生に預けられる。

    耀子の母
    男と一緒に逃げた。

    遠藤照子
    家の跡継ぎだった夫、龍一郎を亡くした。

    龍一郎
    病弱で三十七歳で亡くなる。

    遠藤龍巳
    遠藤家の本家の当主。親父様。若い愛人との間に次男・立海をもうけた。

    龍治
    照子の息子。大学生。

    間宮裕一
    浜松の進学校に学び、遠藤家の援助を受けて一橋大学に進学した。卒業後は遠藤家の地所を管理する会社に入り、龍一郎の秘書の一人だった。龍一郎亡き後に会社を辞め、その数年後に亡くなった。

    立海
    龍一郎と同様に病弱。

    間宮勇吉
    遠藤家の山の管理をしていた耀子の祖父。

    青井宇明子
    立海の家庭教師。

    佐々木鶴子
    使用人。六十過ぎ。

    佐々木信吾
    鶴子の息子。一緒に長屋に暮らしている。運転手。

    千恵
    二十六歳。コック。

    六田公一
    体格のいい男子。

    遠藤由香里
    一学年上の女子。立海の親戚。

    公介
    公一の一つ下の弟。

    小夜
    立海の母。美和。

    聡子
    由香里の母。

    ハナ
    立海のシッター。

    辰美
    上屋敷の遠藤家の息子。

    沙也香
    上屋敷の遠藤家の娘。

    天香
    公一の妹。

    公一の母
    オッカン。奥峰生の診療所で看護婦をしている。

    公一の父
    オットん。大男。

    大宮
    龍巳の若い秘書。

    絹江
    耀子の祖母。





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    2024年11月08日
  • 四十九日のレシピ

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    ネタバレ

    百合子
    三十八歳。五歳のとき、動物園に行った日。父に乙美を紹介された。お弁当を食べようと差し出した重箱をたたき落とした。乙美お母さんを縮めてオッカと呼んでた。

    乙美
    継母。父との間に子をもうけぬまま、七十一歳でこの世を去った。

    熱田良平
    百合子の父親。警備の仕事をしていた。釣りに出かける際に乙美が作ったコロッケサンドのソースがしみていて怒鳴りつけ持って行かなかった。

    井本幸恵
    十九歳。乙美がボランティアで絵手紙を教えていた福祉施設の生徒。乙美から、自分が死んだら、捨てるものとか整理するものがいっぱいあるから片付けとかの面倒を見て欲しいと頼まれていた。

    万里子
    百合子の産みの親。熱田の先妻。百合子が二歳の時に病死。

    浩之
    百合子の夫。都内で進学塾を経営。進学塾の事務をしている女と浮気している。

    珠子
    熱田の実姉。

    笹原亜由美
    浩之が経営する進学塾の事務員。浩之の子を妊娠した。

    美保
    浩之の妹。

    カルロス・矢部
    自動車関連会社の工場で働いていた日系ブラジル人。ハルミと呼ばれている。

    カイト
    亜由美の息子。

    聡美
    「リボンハウス」の元園長。乙美が独自時代に働いていた病院の同僚でもある。

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    2024年11月06日
  • 天の花 なでし子物語

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    照子の息子であり、立海の大叔父でもある龍治の活躍が目立つ本篇。秘められた耀子の父との関係も明らかとなり、長閑な常夏荘が急展開する。印象が大きく変わった龍治や、立海、耀子の幸福を祈りながらの続編へ…

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    2024年10月29日
  • 風待ちのひと

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    ネタバレ

    ペコちゃん
    福井喜美子。不二家のペコちゃんに似た腕利きの元理容師。夏の間、ミワという店で手伝いをしている。三十九歳。六年前に旦那が亡くなった。

    須賀哲司
    和歌山県から東京までトラックで鮮魚を運ぶ仕事を始めて五年目。三十九歳。美鷲水産。大学卒業後に入った銀行は相次ぐ合併で、気が付けば吸収された側の窓際にいた。

    実塩
    哲司の母。三重県の私立の女子校で教頭を務めていた。定年後も請われてその学園の運営に携わっていたが、六年前に完全にリタイアし、岬の家と呼ばれる、美鷲に家を建てた暮らしていた。持病が悪化して倒れ、五ヶ月の闘病の末に病院で亡くなった。

    理香
    哲司の妻。大学の同級生。外資系の証券会社に勤める。スポーツクラブの若いインストラクターと体の関係を持つ。

    友樹
    喜美子の息子。七年前、海の事故で十二歳で死んだ。

    藤原アキノ
    岬の家の手伝いをしていた。実塩が指導していた音楽部の最長老のOGで、最高顧問。

    由佳
    哲司の娘。

    マダム
    ミワの店主。喜美子の亡くなった夫の叔母。

    舜
    マダムの孫。大学の留年が決まる。ガンプラに熱中している。

    舞
    マダムの妹の孫。干物工場の跡取り娘で、舜と同じ年だが、進学せずに工場で経理の仕事をしている。

    孝弘
    マダムの甥っ子。喜美子の亭主。名古屋の料亭で板前をしていた。

    勝利
    スタンドのオーナー。

    絵凛
    勝利の娘。

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    2024年10月23日
  • 今はちょっと、ついてないだけ

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    連作もの
    過去にテレビで人気が出た男だが
    事務所に負わされた借金返済で
    その後の人生をすごしていた
    借金返済が終わってからの物語でした
    章ごとに視点が変わりそれぞれの物語が楽しめました
    それほど盛り上がる感じはないですが
    ストーリーは楽しめました
    他の作品も読んでみたいです

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    2024年10月22日
  • BAR追分

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    純粋にbar追分に訪れる人々の生き様、暮らしの様子が丁寧に描写されていて、心が豊かになる感じがする。ボンボンバエのところとかバールで出てくる料理の数々に惹かれる。すごく魅力的な描写をする。続きが気になるとかではないけど一生続編を読んでいたいような作品だと感じた。

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    2024年10月19日
  • 天の花 なでし子物語

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    少し現実離れしていますが、だからこそかな?伊吹さんの小説にはまってしまいました。
    風景の描写もステキです。

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    2024年10月10日
  • 天の花 なでし子物語

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    1980年「なでし子物語」と1998年「地の星」の間、1988年を描く。耀子はなぜ結婚したのか。

    出版の順に、時系列的に1と3を読んでから2を読む。3で分かった正解の答え合わせ感あり。面白かったのではあるけど、時系列順の方が良かったような。

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    2024年10月06日
  • 地の星 なでし子物語

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    「なでし子物語」の18年後。耀子は結婚し娘がいるが喘息のため常夏荘に戻って来ている。生活のためスーパーにパートに出たが周囲には反対されている。

    連載は「天の花」の方が先だが単行本はこちらの方が先に出たのでこっちから読んだ。私の好物の大河小説。やはり面白かった。

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    2024年10月02日