伊吹有喜のレビュー一覧

  • 今はちょっと、ついてないだけ

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    タイトルが気になって読んでみた!
    人生山あり、谷あり、の山から転がり落ちた主人公と仲間達の敗者復活戦ストーリー。「今はちょっと、ついてないだけ」何故かじ〜んと来る言葉、 読後は清々しい気分になった作品です。

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    2023年10月19日
  • 地の星 なでし子物語

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    あ〜〜順番を間違えた

    とてもよく出来ているお話で
    上手いな〜〜
    一気に読み終えたくらい
    良かった

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    2023年10月18日
  • 今はちょっと、ついてないだけ

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    最初、一人称で語られる主人公は、本当に冴えない情けない人のように思えた。
    けど、語り手が変わるごとに、語り手以外の人の魅力的な姿が見えてくる。
    本人が語る自分は誰しも情けない姿だったものが、だんだんとお互い絡み合い、自分への視線が優しくなってくる。
    辛い時は一人で殻に閉じこもることも必要だけど、人と関わりあってこそ見えてくる自分の姿ってあるよなと思った。

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    2023年10月11日
  • 四十九日のレシピ

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    突然亡くなった女性、熱田乙美。
    傷心する乙美の夫と、その娘百合子。
    百合子にとって乙美は産みの母ではなく、継母であり、「乙母さん(おっかさん)」と呼んで慕っていた。
    百合子は夫の不貞問題で東京の家を出て実家で屍のように過ごしていた。
    その二人の前に現れた「井本」という金髪ギャルの女の子。乙美の絵葉書教室で世話になった、乙美の四十九日の大宴会のためにやってきたという。
    そこから、ブラジル人青年(名前はなく、熱田がハルミと愛称をつけた)も加わり、大宴会への準備を進めていく。

    この本、身勝手な大人が多数登場して、途中読むのも憚られるような場面もあった。
    でも、ラストへのたたみかけが、さすが伊吹さん

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    2023年09月27日
  • カンパニー(新潮文庫)

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    ていねいさ、誠実さ、仕事にも生きるのにも大切だなと思わせてくれた内容です。エンターテイメントとしても、舞台の表も裏側も面白かったです。

    一生懸命に生きていたら、素敵な人たちとの出会いがあって、それがまた未来の自分を知らず知らずに変えてくれる…そういう希望を伝えてくれる物語です。でもそこには、ほんの少しの素直さが必要ということに、私たちも自覚できるといい、と思います。

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    2023年09月10日
  • 四十九日のレシピ

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    お母さんの死から物語は始まります。
    乙母さんが亡くなり、その夫は無気力状態。
    ある日突然、謎の女性現る!?
    頭が黄色のイモちゃん、外国人のハルミがいい味出してるよ。
    イモちゃんは、乙母さん(乙美)の四十九日まで家のことを手伝うことに。
    乙美が残したレシピ。それは料理だけじゃなく下さい掃除や美容に関すること、生活に必要ないろいろが書かれているレシピ。
    乙母さんの夫、そして娘の百合子が四十九日まで、どんどんと変わっていく様子が目に浮かんできて、一気に読みました。
    私もこんな素敵なレシピ、欲しいです。
    四十九日まで乙美の生きてきた過去が、ちょっと感動しました。

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    2023年08月25日
  • 情熱のナポリタン BAR追分

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    ネタバレ

    Bar追分シリーズ第三弾。
    色んな人達の人生の分岐点。
    美味しそうな食べ物の数々。ちょっと何も食べたくない気分だったのに食べたくなってくる。
    宇藤さんには追分で書き続けてもらいたい。
    続きはもうないのでしょうか…。

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    2023年08月20日
  • 四十九日のレシピ

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    四十九日にお経で法事ではなく大宴会をしてほしいとの遺言で残された家族がその準備の中、立ち直っていく。
    亡くなった乙美さんは広い心ですごく優しい人だったことが、彼女の残したイラスト付の暮らしのレシピやあしあと帳などからわかる。
    血の繋がった子供を産めなくても、誰かの名前は残らなくても、踏み台となって誰かをどこかに飛ばすことができればなんて豊かな有意義な人生だったろう。

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    2023年08月09日
  • BAR追分

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    昼間はバールで夜はバー、新宿追分にあるというBAR追分でのお話。ねこみち横丁の中にある、知る人ぞ知る的な場所。
    劇的な何かは起こらないけど、隣の席に座った人の世間話やエピソードを盗み聞きしているような感覚になる。
    外から見ただけではわからない人情味やあったかさがあって、知らぬ間に物語の世界に浸ってしまう。
    さらっと読めてほっこりする良いお話でした。

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    2023年07月28日
  • 注文の多い料理小説集

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    2023/7/21

    食事を摂る人々の短編集。

    不倫やワンナイトを狙う男たちが若い女を連れてやってくるワインと寿司の店。
    そこへ赤子を抱いた女が「卒乳祝い」にひとりやってくる。
    柚木麻子「エルゴと不倫寿司」がインパクト強かった。

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    2023年07月22日
  • 今はちょっと、ついてないだけ

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    人生再スタートってかんじの本だった。「今は」っていうワードけっこう重要だなと思った。今の状況がずっと続くわけではない。流れに逆らわず、来るもの拒まず、ただただ受け入れる。そう生きたいものだ。でもそれが難しいんだけどね〜。

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    2023年07月09日
  • 今はちょっと、ついてないだけ

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    立花浩樹は『タチバナ・コウキ』と名を変え、自然写真家として一世を風靡した。バブルがはじけ、事務所の借金も背負わされ返済をするため、地元に帰り、なりふり構わず働いた。最初の章は情けない中年男性の敗者復活戦の話かと思ったが、読み進めていくうちにまるで違った。借金を背負わされた本人と対面するシーンまで描かれている。お見事!あっという間に読んでしまった。

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    2023年07月08日
  • オムライス日和 BAR追分

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    シリーズ二作目。前作はBAR追分や登場人物の説明的な要素が多かったけれど、今回は料理の描写がたっぷりで大満足。宇藤くんが徐々に皆と打ち解けていく様子が微笑ましくて、温かいスープを飲んだあとのように身も心もぽかぽかした。優しさって、人間が唯一使える魔法だな、と思う。

    今作のメインディッシュは、お出汁、オムライス、餃子、豚の生姜焼き。どれも食べ慣れた家庭料理だからイメージしやすいのがいい。オムライスソース全部がけはもう……たまらない!
    わたしも落ち込んだ日はオムライス日和と思って、大好きなオムライスを口いっぱいに頬張りたい。

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    2023年07月02日
  • なでし子物語

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    どこか、現代の話ではないような、あるような、不思議な作品だと思います。没落していく資産家の田舎の豪邸で生活しているゆかりの人々を中心に、不幸な境遇の少女と当主の次男の少年の出会い、成長。続編もあるので、今後どのように物語が進むのか、楽しみです。

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    2023年06月25日
  • BAR追分

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    伊吹さんの作品は好きだなー。
    登場人物の皆さん、個性的で面白い。出来立ての手作りのお煎餅食べたい。いろんなお酒も飲んでみたいけど…。
    癒し?というのとまたちょっと違ってて、日々コツコツやってればいいことあるかなと思えてくる感じがとても良い。これからもやってこうという気持ちになる。

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    2023年06月18日
  • 地の星 なでし子物語

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    「なでし子物語」の3冊目。
    前巻から10年経っていて、28歳になった耀子が娘・瀬里とともに龍治と離れて常夏荘で暮らした1年のお話。

    遠藤家は時代の流れの中で凋落し、常夏荘も見る影もなくなってしまった中でパートの仕事に出る燿子。
    かつてなりたいと望んだ自分になれているのかと自問する燿子の姿は、かつて青井先生から教えられた「自立」と「自律」がずっと胸に刻まれ続けていることを示していて、この物語の芯を表す。
    その「自立」と「自律」を目指して燿子がパート先でもがく話は、山あり谷あり一筋縄ではいかない展開に加え、幼い頃互いに遠くから見合っていた由香里との関係が解れていく様が心地良い。
    少ししか描かれな

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    2023年06月17日
  • 天の花 なでし子物語

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    この前読んだ「なでし子物語」の続編。
    前巻から8年経っていて、18歳になった耀子が誰にも告げずに常夏荘を後にするところから始まる物語。

    耀子が思い出すのは、その4年前、久し振りに立海が峰生を訪れた、そして突然やってきた龍治も加わった、その夏の出来事。
    それぞれが複雑な思いを持つ3人が、龍治が暮らすガレージで打ち解けていくでもなく繋がっていく様子がとても良い。
    格好つけていても龍治が立海や耀子を気にかけているのが見え隠れするところが微笑ましくも切ない。
    終盤はドキドキ&驚きの展開だが、龍治の姿は当時の若者だと誰もが憧れたような格好良さ。耀子が龍治を意識していくのはよく分かるが、立海のほうはちょ

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    2023年05月20日
  • 四十九日のレシピ

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    沢山の登場じんぶつ、どの人が一番共感できるかというと百合子。
    夫の不倫相手が妊娠した。地雷のような不倫相手だが、子どもができたのであれば夫と別れるしかないと実家に戻るも····

    百合子が5歳のときから母親代わりとしていた父良平の後妻の乙美が死去し 乙美の遺言通りの四十九日の準備を進めるうち 良平と百合子は少しずつ前に進む力を得ることになる

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    2023年05月07日
  • ミッドナイト・バス

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    主人公が自分と歳が同じで境遇も似通っていたので、どっぷり感情移入してしまった。

    五十歳を目前にしても惑ってばかり、離れた歳の恋人志穂のことも大事に想うばかりに傷つけてしまうも、やっぱり未練がましく思うあたりの心情が分かってしまう。
    その辺が歳を重ねても成長できてないんだなあ。しかし最後はどうしても上手いこといって欲しいと願ってしまう。

    四十五十は洟垂れ小僧、六十七十働き盛り…という引用されたものがズシンと響く。人間成長の先はまだまだで長いんだ。

    最後の
    もう一度人生を前に進ませよう。というリイチの想いに勇気を貰えた気がする。犯罪を冒したわけでもないけど、誰でも大なり小なりの挫折はある。再

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    2023年05月04日
  • カンパニー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    青柳誠一
    有明フード&ファーマシューティカルズ(有明F&P)に勤めている。総務部第七グループの課長。妻に逃げられた。リストラ候補。敷島バレエ団に出向。

    脇坂英一
    青柳の入社当時上司で、現在は取締役。青柳の仲人を務めた。

    青柳悦子
    青柳の妻。旧姓は根本。愛称はネモちゃん。かつてはともに脇坂の下で働いていた。都内の短大を卒業後、縁故採用で入社した。

    青柳佳奈
    誠一の一人娘。
    密かに両親の復縁を願っていた。

    高野悠
    世界的バレエダンサー。世界中の女性から『黒髪の貴公子』『世界の恋人」と呼ばれている。突如ホテルの部屋に入ってきたグラビアアイドルと揉み合い腰を負傷した。あだ名はハ

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    2023年04月27日