伊吹有喜のレビュー一覧
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タイトルから、娘が嫁ぐまでのハートフルな物語を想像していたが、良い意味で裏切られた。
【あらすじ】
高梨家の一人娘の真奈が、婚約者の渡辺優吾を連れてくる。結婚の話が具体的に進むに連れ、次第に明らかになる両家の格差婚。
真奈と優吾の若い2人においては、避けては通れない
家族や親戚との付き合い、結婚後の家計、将来の子どもの有無や、マイホームの計画など、先行きの不安が次々と押し寄せる。
果たして、このまま夫婦になるのが2人にとって幸せなのだろうか。
一方で、真奈の心に寄り添い、母として妻として、
正しくあろうと奮闘するのが、高梨家の母 智子。
両親の想いを胸に嫁いでから、大切に愛しみ手入れをし -
Posted by ブクログ
タイトルに、四十九日、とあるくらいだから涙的な作品なんだろうなとは思っていたが、やっぱりじんわり泣けた。人が人を思う気持ちに心が熱くなった。この作者の作品は2冊目だが、前回も似たような感想をもったなぁと思い出した。「人が人を思う気持ち」たぶん、そこが私のツボなんだろうなぁ。他の作品も読んでみたい。
「夢はかなわぬこともある。努力は報われぬこともある。正義は勝つとは限らない。だけどやってみなけりゃわからない。さあ、頑張ろう」
きっと人生には何かが必要だ。
食って寝て起きての日々を鮮やかに彩る何かが。幸せな気持ちを作り出す何かが。笑い、喜び、驚き、ときめき、期待する、心を動かす美しい何かが -
Posted by ブクログ
一人娘である真奈が結婚を考えている優吾が家に挨拶にやってきた。健一も智子も一人娘の結婚を嬉しく思う。その後両家の顔合わせが行われ、自分達とは違う雰囲気の優吾の父親カンカンと母親マルコに戸惑ってしまう。
結婚式への思い、考え方など結婚する2人の気持ちが一致していればまだ良いけれど、親の考えが優先されてしまうとうまく行かないのは目に見えてわかる。
私も娘2人を嫁に出したので、色々な事が思い出されてすごく共感してしまう所がありました。
更にこの小説は娘の結婚だけではなく、健一と智子という長年連れ添った夫婦の危機に関しても描かれていてそちらにも共感しきりで…。智子の気持ちは痛いほどわかります。 -
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読みたいなと思って、本棚に入れたまま、なかなか手をつけていませんでしたが、先日妻が同窓会から帰ってきて私の母校がモデルなんだってと教えてくれました。
先に読んでみると確かに知っている名前の土地が多く出てきていて、妻はもっと楽しく読めるんだろうなと思いながら、普通の作品とは異なる視点で楽しむことが出来ました。
内容的にも書かれている世代が自分達と同じ所もあり、ものすごく懐かしく、そして共感できました。犬を通して、それぞれの世代の生徒達の様々な想いが丁寧に描かれていて、そして世代を超えた人の繋がり、とても心が温まる素晴らしい作品でした。
母校がモデルとなる作品があるなんて、妻を羨ましく思いました。 -
Posted by ブクログ
単にフィクションとして読んで、とても面白い。
ただドラマ化される前提で書いてるのかな?という感じがあった…伊吹氏の本は好きなので、この傾向が少しあるように思えるのは残念
内容は引き込まれ一気読み。
一人娘の結婚へ向けての父、母、娘、それぞれの立場の描写が面白い。そうだろうなーそーだよね、と共感したり、気をつけなきゃ、と引き締めたり…
娘が父と仲良しなのがとても好感度あがる。
そして母との距離もとてもいい。
彼氏くんがクズなのかと思いきや漫画のような家庭で育ってきて最後がハッピーエンドでよかった。
じげんせ、わげんせ、あいごせ
慈眼施、和顔施、愛語施
「慈しみある眼、和やかな顔、愛ある -
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パッと見て、面白そうだと思ったこの本
お勧めもされていたので読みたくて購入しました
インスピレーションで選んだ本はあまり情報を入れずに読むのですが
タイトルと表紙で、昔の友人に向けたストーリーなのかと思っていましたが、全然違って笑
どちらかというと、お仕事小説
それも、戦前、戦時中の雑誌社の話
予想と違うストーリーでしたが、素晴らしかった
こんなに素晴らしい物語に出会えて心から良かったと思えます
戦争のさなかに雑誌が求められていること
国の方針に従いながらも、理想を追い求め、読書のために作る雑誌
戦後80年の今、これを読めて良かったと思います -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルからだけだとほっこりする家族の物語かと思っていたが、読み進めていくと何やら暗雲立ち込めてくる感じ。父、母、娘の章ごとに一人称でそれぞれの立場から少しずつ気持ちのすれ違いが起こっていく様を丁寧に描かれていて、側から読む立場からすると面白かった。穏やかにいってそうに見える家庭にも夫婦間のわだかまりや不満はあるものなのだな。父の立場を考えると酒もギャンブルもせずに真面目に働いているのに行き違いで母に愛想を尽かされる結末になるのは可哀想に感じた。
娘と義理の父母とのやりとりも難しい。結局、娘はなんだかんだ言って婚約者と最終的には結婚したのだけど、この先果たしてうまく行くのだろうか?婚約者は自 -
Posted by ブクログ
(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
今日美容院でも読んでたの。(もちろん髪を切る時には読まないよ!髪の毛挟まっちゃうもん。)
でも読みきれずに帰ってきてから残りを読んだ。
危なかった。。
美容院で大号泣するところだった。
もう…今日は良い日。
髪をキレイにしてもらって、良い本を読んで。
あとはもう、このまま余韻に浸っていたい。
よかったねぇ。
本当によかったねぇ。
なんかもう色々あったけど、本当に本当によかったねぇ。
もう語彙力消失。
しばらくタイトル見ただけで泣くかも。 -
Posted by ブクログ
ゆっくり読もうと思っていたのに、ついつい気持ちが昂ってあっという間に読み終わってしまった。笑
『地の星 なでし子物語』
18歳で龍治と結婚した耀子は28歳になり、常夏荘の女主人「おあんさん」となっていた。
娘の瀬里と、照子、身の回りの世話役である鶴子と共に、対の屋で暮らす耀子だが、遠藤家の繁栄は時代と共に風前の灯火。
夫の龍治は東京で本家存続の為に奔走しており、耀子は自ら峰前のスーパーのパート働きを始める。
そんな折、常夏荘売却の話が持ち上がる・・・
時系列で読んだので、前作『天の花』から10年・・・
時の流れを感じさせる描写が多く、物悲しく寂しい気持ちになる一方で、耀子の父の在りし日の人