伊吹有喜のレビュー一覧

  • 食べて、寝て、しあわせ?

    Posted by ブクログ

    食にまつわる6つの物語。日々の暮らしの中で食事の役割ってとても大切なんだと思った。誰かと楽しく食卓を囲む事、ご褒美に大好きな物を食べる事の必要性が心に染みた。どの物語も温かな余韻が残る作品だった。

    0
    2026年06月03日
  • 雲を紡ぐ

    Posted by ブクログ

    暖かくなるお話だった。おじいちゃんが死んじゃいそうなフラグ立てた時にこんなに人に死んで欲しくないと思ったことない辛かった。死に方はあっさりしてたけどそこも良くていいね感動。また読みたい。

    0
    2026年06月03日
  • 彼方の友へ

    Posted by ブクログ

    戦前、戦中を生き抜いた佐倉ハツ。
    学歴が無い中、出版業界に飛び込み悩みながらも懸命に出版社の人間として成長していく。

    そして、それを支える周囲の人たち一人一人がとても魅力的。

    特にハツを支え成長させる師とも言える有賀がなんとも言えず素敵。

    戦争は沢山の犠牲者を出すのに何故今でも地球上から戦争は無くならないのだろう?
    そんなことを改めて考えてしまいました。

    (Word)
    でぃあ はつこ しんしありい ゆあず

    0
    2026年06月01日
  • やるせない昼下がりのご褒美

    Posted by ブクログ

    とにかく、登場してくるスイーツが美味しそうで気持ちがあたたかくなり前を向けるような言葉が添えられていて、素敵な一品だなと感じた。「ファースト・アンド・オンリー」が特に大好きだった。甘酸っぱくて心にふわっと優しさがじんわりと広がる、青春も感じるとても素敵なお話でした。私もスイーツとともに、自分に甘い時間をプレゼントしたいと思った。

    0
    2026年05月18日
  • 犬がいた季節

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    (お別れですね、ユウカさん)
    「なあに、コーシロー。眠いの?笑ってるみたい」
    (ありがとう、大好きなあなた。次の一生もその次も)
    ユウカの頬をひと舐めして、コーシローはそっと目を閉じる。
    (ずっとあなたたちと、いたいです)

    コーシローと過ごした1年、そしてまた、1年。春夏、秋冬。忘れないよ。とても清々しく温かいお話。

    0
    2026年05月18日
  • 地の星 なでし子物語

    匿名

    購入済み

    1巻から読み始めて、こんな展開になるとは想像もしていませんでした。辛く悲しい思いをへて彼女は強く輝いていてとても嬉しいです。ヨウコとタツミの物語だと思っていたからタツミが可哀想ではありました。
    彼はずっとヨウコだけを思ってきた。子供の頃の2人のやり取りを思いだすと切ないです。タツミの人生にも光がありますように。

    0
    2026年05月17日
  • 天の花 なでし子物語

    匿名

    購入済み

    まだまだ少女なのに周りの大人がそれを許さない。理不尽な目に合わされた。けれどその決断はどうなんだろう。竜海の気持ちを思うと胸が苦しくなる。彼はまだまだ子供だ。だけれど、彼を1番理解してあげていた少女が離れてしまうのはなんとも言えない。

    0
    2026年05月17日
  • なでし子物語

    匿名

    購入済み

    とても感動しました。昔の古いしきたりとか、そういった話しなのかと思い、自分に読めるかな?と思いましたが、すぐに物語に引き込まれていきました。
    辛い思いをしている少女。常夏荘で色んな人々に出会い変わってゆく。青井先生と少女の約束、交わした言葉には大人の自分の心にも響き力をくれました。青井先生みたいな人が苦しんでいる子供達の側にいてほしい。

    0
    2026年05月16日
  • 常夏荘物語

    Posted by ブクログ

    ああ…、終わってしまった…。
    夢のような峰生。私の中に健気に咲き続ける撫子。
    ちょっとしばらく戻れないので私をそっとしておいてほしい…(でもご飯作ります泣)。
    愛しい登場人物たち。もうだめだ…。
    こんなお話を読ませていただいて、心からありがとうございます、という気持ちです。
    ずっと峰生にいたい。

    0
    2026年05月11日
  • 天の花 なでし子物語

    Posted by ブクログ

    なでし子物語から地の星までに何があったのか。
    ここではじめて耀子ちゃんの激動の4年間を知る。

    子どもは自分が無力だということを知らず突き進み、まわりを巻き込み、自分ではどうにもできない大きな渦になることがあるな、とぎゅっと酸っぱい思い出が蘇ったり。
    それでもまっすぐな気持ちは何よりも美しくて胸が締め付けられました。

    こういうことだったのだな、と、なかなか峰生からこの私の世界に帰って来られませんでした。

    0
    2026年05月09日
  • 地の星 なでし子物語

    Posted by ブクログ

    前作から時が経っており、はじめはびっくりすることばかり…!
    でも耀子ちゃんはやっぱり変わらずに耀子ちゃんで、とても嬉しく思いました。
    ゆっくりだけどしっかりと芯を持って、着実に一歩ずつ進む。
    「どうして」と思わず、「どうしたら」と考える。
    青井先生が耀子ちゃんの中にいる。
    ヨウヨはどうなるのかな。私の好きなヨウヨ〜。

    0
    2026年05月08日
  • 地の星 なでし子物語

    Posted by ブクログ

    没落していく遠藤家とは反対に耀子は未来へ進んで行く…そんな終わり方。立海の耀子に対する想いが切ない。もう大人ではあるが、耀子の前ではいつまでも少年のよう。北村匠海のイメージ。もう3冊目なので読み易く、安心できる。

    0
    2026年03月29日
  • やるせない昼下がりのご褒美

    Posted by ブクログ

    どの短編も読んだ人を前向きな気持ちにさせてくれるお話でした。程度の差こそあれどの主人公も悩みを抱えているのですが、魅力的なおやつのおかげで読んでるこちらも重苦しい気持ちにならずに読むことできました。欠点は読んでる途中からすごくお腹が空いてくることでしょうか。
    個人的にはいちばん「ドーナツ息子」が印象深かったです。街中で誰もが見かけたことのある子育ての苦労を、その当事者目線で語られいるため胸に深く突き刺さるものがありました。
    この短編をきっかけにそれぞれの作家さんの長編作も読んでみたくなりました!

    0
    2026年03月19日
  • BAR追分

    Posted by ブクログ

    新宿追分にある細い路地「ねこみち横丁」の奥にある「BAR追分」。昼はヤドカリ食堂のバール追分、夜は心安らぐ時間と美味しいおつまみが味わえるバー追分と、それぞれに魅力のある店。古くからの横丁の店に人生に迷った客が夜な夜な集う。美味しい酒と食べ物、横丁の義理人情が温かく、思わず迷い込みたくなる。

    0
    2026年03月12日
  • 犬がいた季節

    Posted by ブクログ

    なんて素敵な青春小説。
    青春のキラキラしたところだけでなくて、進学の悩み、家庭環境による足枷、登場人物それぞれの心の葛藤や機微がとても繊細に丁寧に描かれている。そしてそれをぜんぶ含めて、眩しく、美しく、心地よい余韻に浸ることができる物語でした。
    平成の出来事や流行が物語に散りばめられていて、時の流れの速さを感じたり、“私もこれ好きだったな〜“と読んでいて楽しく、懐かしかったです。
    コーシローが可愛く、犬がもっと好きになりました。

    0
    2026年02月22日
  • 犬がいた季節

    Posted by ブクログ

    何の前情報もなく、なんとなく手に取った1冊。なんて素晴らしい本だったんだろう。

    私にも高校生の頃があったはずだ。忙しい日常に流されて生きてきた気がする。でも確かに、悩み、苦しみ、そして大声で笑った高校生の頃の自分を思い出せた。私にもそんな時間が確かに存在していた。

    短編連作はすごく好きだけれども、そこに時間軸がつくとこんなにも豊かになるんだと感動した。同じ時間を生きることも、とても素敵なことだ。
    しかし、時の流れの中で、変わっていったもの。そして変わってないもの。そんなことをすごく感じた。
    人とのつながりで、涙がこぼれた。私は3章の『明日の行方』が1番好き。おばあちゃん子やったから。

    0
    2026年02月22日
  • 犬がいた季節

    Posted by ブクログ

    胸がキュン。
    そんな人生の高校時代という季節に寄り添ってくれた犬のコーシローの愛らしさ。
    その周辺の高校生たちの、真剣で、あきらめてなくて、希望があって、でも自信がなくて、少し曲がってしまったり、そんな日々。家庭の事情で、いろいろうまくいかなかったりする子も。
    胸キュンって、なんか目の奥が、じわっとなるような感覚なんだよな、この年になると。笑
    そしてその子たちは、大人になってもやっぱり幸せをつかんでいく力があるのだ。

    0
    2026年01月23日
  • 注文の多い料理小説集

    Posted by ブクログ

    柚木麻子さんのお話と出会ったのがこの一冊でした。
    不倫女子が登場する、お鮨屋さんのお話。
    世の中の男性陣がきっと(こうであって欲しい)と思っている女子たちの本音がいい感じに滲み出ていて、大好きなお話です。
    他のお話もよかったけど、このお話が好きで柚木麻子さんのこの話しか記憶にないくらいです。
    気持ちがいい話でした。

    0
    2026年01月23日
  • 注文の多い料理小説集

    Posted by ブクログ

    「料理」にまつわる、7人の作者のアンソロジー。
    柚木麻子さん「エルゴと不倫鮨」伊吹有喜さん「夏も近づく」柴田よしきさん「どっしりふわふわ」が特に好きだった。
    読むと、どれも丁寧に料理がしたくなる!

    0
    2026年01月11日
  • 雲を紡ぐ

    Posted by ブクログ

    岩手県の柔らかで朴訥として温かい雰囲気がそこかしこに表れていて、岩手県好きとしてはたまらない作品。手触りの感触や心地よさを素直に感じ取るとこで、主人公美緒は癒やされ、また前を向ける。どの登場人物も優しくて不器用で、愛らしかった。岩手旅行の折に、また読み返そう。

    0
    2026年01月11日