朝井まかての作品一覧
「朝井まかて」の「読楽」「恋歌」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「朝井まかて」の「読楽」「恋歌」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
甲南女子大学文学部国文学科卒。2008年に『実さえ花さえ』で小説デビュー。『恋歌』で第150回直木賞、本屋が選ぶ時代小説大賞2013を受賞。その他作品は『ちゃんちゃら』、『すかたん』など。
小説・文芸
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Posted by ブクログ
最近民藝に惹かれているので、民藝にかかわる人たちの物語を知りたくて読んでみた。
柳宗悦は民藝を創設したすごい人かもしれないが、家族から見れば困った人。
自身の散財で家計が苦しいのに、金に糸目をつけずに民藝の品を収集し、支払いは妻に放り投げる。若い仲間たちを気遣うのはいいけれど、手間や費用は人任せ。
自分は好き勝手しているのに、声楽家である妻の留学には難色を示し、子どものように不機嫌になる。
一方で、河井寛次郎は、卓越した才能があり仕事には厳しいものの、誠実で温かい人物として描かれている。
柳の散財で窮する彼の妻に「困ったらいつでも来なさい。黙って耐えたらいけない。必ず相談してください」と言い
Posted by ブクログ
単なる後継話のこじれが、大疑獄事件に発展した。その裏には江戸時代特有の政治的な背景もあるのだが、そこはそれ。楽しく最後まで読めた。
吉宗の御代。大阪奉行所の奉行は江戸からやってくるので、誰も名前を覚えていない。今は稲垣淡路守が奉行で11年目。その家臣の御家老源四郎が芝居茶屋に来ている。
木津屋は身代がついえる寸前なのだ。今は取り繕っているが、そろそろ限界だ。お瑠璃が臭いを嫌がるので煙草をやめていたが、昨夜吸ってしまった。兄が死んだ。急いで向かう。兄の葬儀を仕切ろうとしたが、大番頭に追い出される。
吉兵衛は塾生たちの面倒をみている。亡くなった兄の娘の伊波が訪ねてくる。伊波は大番頭が偽の遺言
Posted by ブクログ
読後ややしばらく、ほーっとなり、山下りんの生涯に思いを馳せた。この本は日本で初めてのイコン画家 山下りんの物語である。あまり知られていないかもしれないが、ハリストス正教会の聖堂にはイコン画と言われる、聖書の一場面や聖人などの肖像画が飾られており、それを描くのがイコン画家だ。
1857年幕末に生を受け、維新を経て、家禄の少ない士族として母と兄、祖父母とほそぼそと暮らしていた16歳のりん。当時は女は嫁ぐことと決まっていたが、幼いころから絵を描くことが好きだったりんはその道を行かず、画家として生きる道を選ぶ。
自分が「こう!」と思ったらまっすぐ突き進む。どんな軋轢も、困難も、貧困ももろともしない。