福袋

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作品内容

今、いちばん勢いのある時代小説作家・朝井まかてが、こよなく愛する江戸の町を舞台に、歌舞伎役者や職人、商売人など様々な生業の人々の姿を、中身の詰まった8編の人情話に仕立てた傑作短編集。

1編目の「ぞっこん」では、「筆」が語り手になる。看板書きだったあるじと「筆」との出会いや情の深まりを、緩急をつけた落語調の文体で読ませる。2編目の「千両役者」は、ぱっとしない歌舞伎役者に千載一遇のチャンスが巡ってくる。もう後がない役者の焦りと、破滅と背中合わせの功名心が生々しく伝わる。3編目の「晴れ湯」は、湯屋(銭湯)を営む家に生まれた少女が主人公。客の戯作者や長屋のおかみさんたちのふるまい、子どもなりの家業への意気込み、江戸で恐れられた火事……。少女は大小のドラマに遭遇しながら、道楽者の父と働きづめの母という夫婦を、一つの男女の形として受け入れていく。続いて、自分のやりたいことを見つけた古着屋の少女が巻き込まれた揉め事に、愉快なオチを付けた4編目「莫連あやめ」。離縁された大喰らいの姉と、彼女を馬鹿にしながら利用する弟の、それぞれの顛末を活写した5編目「福袋」。さらに、女絵師が描いた枕絵が、昔の恋を照らす6編目「暮れ花火」。堅物の家主が、神田祭のお祭掛になってしまった7編目「後の祭」。その日暮らしの遊び人、卯吉と寅次の二人が助けた男からお礼にもらった品で商売を始める8編目「ひってん」。と、まさに福袋のように、何が入っているかわからないワクワク感とお得感。直木賞作家・朝井まかて初の短編集にして、第11回舟橋聖一文学賞を受賞した傑作!

ジャンル
出版社
講談社
掲載誌・レーベル
講談社文庫
ページ数
384ページ
電子版発売日
2019年07月12日
紙の本の発売
2019年07月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
5MB

    Posted by ブクログ 2019年08月11日

    ぞっこん/千両役者/晴れ湯/莫連あやめ/福袋/暮れ花火/後の祭り/ひってん

    それぞれが暮らす町でそれぞれの事が起きる。辛かったり苦しかったりしてもしまいには何とかなるのが嬉しい。
    ひってんもそれなりにね

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    Posted by ブクログ 2019年07月16日

    面白かった!
    特に「福袋」「暮れ花火」同じ女の話 なのに、全く違うのに、どうしてこんなに哀しいのだろう。
    やはりすごい才の持ち主だ。

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    Posted by ブクログ 2020年03月29日

    面白かった。時代小説をこんなに身近に感じて読んだのは初めて。まるで自分もその場にいて、事の成り行きを見ているような感覚に…。
    特に、暮れ花火は切なくて泣けました。眩を読んで間もなかったせいなのか、主人公がお栄と重なって、もう1人のお栄を見ている気がした。

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    Posted by ブクログ 2020年01月28日

    Tさんのお勧め。

    江戸を舞台としていても、
    どったんばったん捕り物だったり、
    おどろおどろした、またひょろひょろした妖し物だったり。
    それはそれで良い話だったりするのだが、
    やはり人情物を忘れるわけにはいかない。

    ちょっと大人の江戸物。
    貧乏くさいお贔屓がついた役者、
    神田祭を差配することになっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年11月24日

    江戸庶民の生活色々の短編集。
    江戸という時代に一所懸命生きている人達の生活が中々愛おしい。
    祭り、湯屋、長屋、古着屋などで起こる出来事は、人情にも包まれて温かい。
    大食い女の「福袋」、弾ける女の子のいる「晴れ湯」などなど楽しかった。

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    Posted by ブクログ 2019年11月07日

    まかてさんらしい人情噺で面白かった。表題の福袋、弟がちょっといい気味(笑)。最後のひってんがちょっと切なくてなかなかよかったな。食べ物屋が出来たら、誰かと再会するかも。莫連あやめも面白かった。

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    Posted by ブクログ 2019年08月12日

    阿蘭陀西鶴を楽しく読んだ後の短編集。この一冊もテンポよく読み進められる戯作。暮れ花火のおようのきっぷに惚れ込んでしまいました。かっこいい

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