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Posted by ブクログ 2022年01月28日
最初のとっつきは 悪かったです。
寺子屋を首になった頃は やたら江戸うまれを押し通す やな女です。
青物屋の女子衆として 働き始めてから やっと心根がシャンとしたような。
食べることが好きなことが 人生をいい方に向かわせます。
美味しそうに食べる っていいことなんですね。
ご飯作った人も ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月31日
朝井まかてデビュー三作目。
江戸時代の大阪が舞台の、笑えて威勢のいい商家物です。描かれる業界は、植木屋から離れて、青物屋へ。
大坂城へ赴任した武士の夫と共に、知里は生まれ育った江戸から大坂へやってきました。
ところが、頼みの夫が急死。
食い詰めかけたが~ひょんなことから、青物問屋の老舗「河内屋」で...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月19日
たまーに、上方落語の番組を観ます。流れるようなしゃべりと、様々な人を一瞬で演じ分ける演技は毎回すごいな、と思うのですが、その落語の演目にこの『すかたん』の冒頭を入れてもいいのではないかなあと、思ってしまいます。
夫に共に江戸から大阪に移り住んだ智里ですが、その夫が急死。智里は子どもたちに手習いを教...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月20日
内容(「BOOK」データベースより)
江戸詰め藩士だった夫が急死し、大坂の青物問屋に女中奉公に出た知里。戸惑いながらも、次第に天下の台所の旨いもんに目覚めていく。ただ問題は、人好きはするが、遊び人でトラブルメーカーの若旦那。呆れていた知里だったが、野菜への純粋な想いを知り、いつしか強く惹かれるように...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月17日
篠山十兵衛景義と対面した時、清太郎を助けた知里の口上がカッコよかった。
後家であること、奉公先の若旦那には恋仲の芸妓がいること、そもそも若旦那がすかたんであること、、
そんな理由から知り合うに連れて湧き出る清太郎への恋心を畳んでくるんでしまい込もうとする。
夫婦を語るときにこんな話を聞いたことがあ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年09月16日
初っ端から掴まれっぱなし(笑)
空き時間に1章だけ読み終えることはできたのだけれど、もう、続きが気になって気になって、仕事が手につきません!(ダメな大人)
「大坂なんて、大っ嫌い!」なんてセンセーショナルなセリフから始まるのだけれど、どぶ板を踏み鳴らしながら言うので、なんだかとても可愛らしく思えて...続きを読む
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