実さえ花さえ
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実さえ花さえ

825円 (税込)
577円 (税込) 12月25日まで

2pt

4.0

デビュー作にしてこのハイクオリティ!
今や歴史・時代小説の大家となった朝井まかての初めての小説は、著者がこよなく愛する「江戸の園芸」をモチーフに、今も変わらぬ「人の世の情」を鮮やかに描き出す。

第3回小説現代長編新人賞奨励賞受賞作。

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実さえ花さえ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    時代小説の醍醐味のひとつは人情だと思っている。この方の作品は初めて拝読したが何とも清々しさに心が洗われるようだった。この時代の市井の人々が花を育てる習慣があったことも初めて知った。と言うか見識の狭さを露呈するがそのことを描く作品に出会ったことがなかった。書評を読んで他の作品も読みたくなった。

    0
    2025年09月26日

    Posted by ブクログ

    既に時代小説の大家の趣のまかてさんの処女作「花競べ 向嶋なずな屋繁盛記」の改題文庫版を拝読。とても処女作とは思えない円熟味のあるストーリと描写力で、江戸寛政の世にスムーズに誘ってくれる。登場人物の魅力も際立っており、この後の活躍が約束されたような傑作。

    0
    2025年05月07日

    Posted by ブクログ

    江戸向嶋の苗物屋「なずな屋」をめぐる物語。

    普段は時代小説をあまり読まないけれど、完全に掴まれた。新次、おりん、雀は勿論、その周りの登場人物が挙げたらきりがないほどみんな魅力的。

    それぞれの章で起きる出来事とそこに流れる日常。桜の謎からの吉野でクライマックスかと思いきや、一気に思いも寄らない展開

    0
    2025年06月26日

    Posted by ブクログ

    朝井まかてさんのデビュー作

    隅田川のほとり、向嶋で種苗屋「なずな屋」を営む
    花師「新次」と妻「おりん」の商売繁盛記。

    商売を営む傍らで、品評会、宴の庭造りなどの難題に取り組む新次とおりん。
    2人の元に預けられている子供「しゅん吉」や
    いつも温かい手を差し伸べてくれるご隠居の「六兵衛」、何かと人騒

    0
    2025年06月07日

    Posted by ブクログ

    新次とおりん。種苗屋の夫婦を軸に江戸の風景が立ち上がる。
    江戸の経済、風俗、夫婦に親子、植物を育てる者の気概も見えてくる。

    母親の想いに触れてしんみりとし、
    叶うことのなかった恋には泣いてしまった

    0
    2025年06月06日

    Posted by ブクログ

    うわー いやぁー 新改訂版ってそりゃないって朝井さん。とうとう最後の最後まで気づかなかった。雀とお梅と結ばれたのも。 自分読んでたんで、もうデビュー作で気づこうよ自分って。まんまと買わされた気分で内容どうこうじゃない話で粋じゃないって。買ってるんで、どこで気付いてもショックだけど、こうしてぐちぐち言

    0
    2025年06月05日

    Posted by ブクログ

    種苗屋「なずな屋」を営む腕のいい花師、新次と
    おりんの若夫婦を中心に、江戸の市井の人々の暮らしを生き生きと描いた物語。
    育種に定評があり、その腕を見込まれて新次には
    仕事が次々と舞い込んで来る。そんな「なずな屋」に降りかかる災難。以前、修行していた「霧島屋」から嫌がらせを受けるのだが、周囲の助けもあ

    0
    2025年06月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    江戸の風情がよくわかり、起こる出来事も江戸情緒溢れ、面白かった。
    題名が一度変わり、元に戻ったということだが、この題名は素晴らしい。
    ただ1点だけは許せない出来事が…なんであっても許せない…

    0
    2025年05月12日

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