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  • さむらい山脈
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    丹波亀山5万石は当主・伊勢守忠光が3年前に病死したため、弟の忠之が家督を継ぎ、後室・お茂の方は、深川・小名木川ぞいの小宅に住んでいる。お茂の方はまだ若く、すぐれた美貌だったため、その美しさに執心した忠之が、里方へ帰さなかったからだ。当主の邪恋の隙を狙ったのが、側用人・黒崎重四郎。江戸藩邸に黒崎党をつくって、一手に藩政をおさえようと野望に燃える。かくて、亀山家はお家騒動になるが、ここに敢然と立ち上ったのが青年創士・鶴田礼三郎だ。礼三郎は家老の息子だが、藩の危機を救うため、浪人の身となって、騒動のまっただなかへ乗りこんでゆく。剣が走り恋が咲く時代長編。
  • 由比家の姉妹
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    異国で迎えた祖国敗戦の日から幾多の辛酸と闘って生きていく二人の健気な姉妹。満州・大連からの引き揚げ者の女3人の家族が、周囲に何度もだまされながらも、けなげに生きる様を描いた傑作。焼け野原となった東京で、父親を待ちながら……。巨匠の麗筆が全女性に訴える敗戦の哀歌。
  • 鉄火奉行
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    現将軍派の頭領、老中・水野越前は、大御所派に属する遠山左衛門尉を失脚させ、自派の鳥居忠耀を奉行職に就かせようと画策し、兇悪五人組の召捕りに、ひと月の日限を切った。しかし、金さん自ら張込む陣頭指揮、町方躍起の探索にもかかわらず、連日市中を荒し回る傍若無人ぶりに、就任当時は江戸市民に人気のよかった金さんにも、「あんまり当てにならねえな」と、非難の声が起こり出した。窮地に立つ金さん! そして、仲秋8月15日、深川八幡祭りの夜、意外な事件が突発した。御家人くずれの馬場陣十郎に行手を阻まれた遊人風の男を見て、笠井小平太は思わず叫んだ。「あっ、親玉が危い!」……。
  • 青空剣法
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    曽我平九郎は、たとえ貧乏でも浪人暮らしが性に合うという。しかし、剣の腕も立つし、情にも厚い。長屋の隣人に紹介されて質屋の深夜番に雇われたことで……。時代小説の名手による名作。続編『曽我平九郎』とともに。
  • 紅顔夜叉
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    拝領物の短刀を持ち出し、主君を脅迫する国老・鬼頭。この鬼頭一派に挑戦して国許へ赴く、当主の妹君・百合姫の旅姿。美少年・新宮百合太郎が東海道に一歩踏み出したとたん、その後を追う小悪党・彫虎、不気味な浪人・のら旦那、つきまとう美人道中師・御守殿お兼。そして早くも、高輪大木戸に、百合姫を待伏せていた国老・鬼頭一味……。東海道から笹山へ、繰り展げられる虚々実々の戦い。
  • 巷説水戸黄門
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    水戸光圀は、63歳で家督を養子にゆずり、水戸の西山荘へ隠退した。天下の副将軍として30年、非常に惜しまれてのことであった……。お馴染み、ご隠居・水戸黄門さまの、水戸での、そして道中・旅先での姿を、時代小説の第一人者が描いた傑作。
  • 黒髪日記
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    女学校を出た彼女は、仕事場である男性と出会い、恋愛結婚をした。東京・渋谷に住む、この若い夫婦の元に、召集令状が届いた。そして、夫は戦争に行ったのだが……。戦中戦後の都会の中での、女性たちの本音と生き方。少女小説の元祖といえる作家による傑作長編。
  • 隠密三国志
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    浪人・古賀新三郎と神田連雀町の小料理屋・松葉屋のお葉は、尼ヶ崎藩・松平家の家老・鷲尾刑部の奸策にかかり、隠れ切支丹の汚名をきせられ毒殺された天野屋浪右衛門の遺族と誤解されて、黒い剣風に襲われる。天野屋の埋蔵金100万両の行方を追って、江戸を舞台に、老中・稲垣伊勢守の放った公儀隠密・黒住鬼堂とその一党、鷲尾党の総帥・大倉玄蕃の率いる7人の忍者と、天野屋の娘・千鳥を擁して復讐に燃える天狗党の、三つ巴の乱戦の中に捲き込まれた。古賀新三郎に近づく謎の男・伊太吉に、新三郎とお葉の安否を気づかい、探索の眼を光らす八丁堀同心・清川一馬の活躍……。謎は謎をよぶ、異色時代長篇。
  • おこま
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    二十歳になるおこまは、15年ほど前にさらわれてきて、スリの姉御にあずけられ、一人前のスリに育て上げられた。そして今日、親分から一人ずつ女の子を手渡された。今度はおこまがその子を育てろ、ということであった……。江戸に住む女スリを描いた傑作長編。
  • 放れ鷹日記
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    高崎藩・松井家の新当主の迫姦におびえる先君・河内守の後室・お美世の方に近づき、古河藩・土肥家の家名に傷のつかぬよう処置する密命を帯びた峰村鷹之助は、大名同士の複雑で陰湿な関係を知り、悲壮な決意で高崎へ潜入する。切り髪屋敷に下郎奉公した彼は、名倉の療法でお美世の方の寵愛をうけ、露の命を後室との痴情にふけるが、使命と愛情の板挾みになやむとき、運命は皮肉にもお美世の方を乳母の手で死なせる。放れ鷹の境涯におちた鷹之助は、危難をさけた街道で道連れとなった江戸娘・お光と新生活の夢をひろげる……。巨匠・山手樹一郎の新傾向をしめす問題長篇。
  • 沈まぬ太陽
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    福岡の八幡市に住む平凡な一家。近くには動物園があって鳴き声も聞こえる、のどかな生活をしている。娘の一人は東京の大学を出て、銀座の百貨店に入社が決まっていたが、頼んでいた戸籍謄本を両親が取り忘れていたことから、上京せざるをえなくなった母親が昔の恋人と偶然の再会したことで……。普通の家族の幸せを描いた、『糞尿譚』が芥川賞を受賞した作家による傑作長編。
  • 金紅樹の秘密
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    作家のもとにある夫人から、夫の殺人予告の手紙が何通も届く。友人に相談して未然に防げないかと考えるが……。殺人は起こるのか? はたしてその結末は……。時代小説『若さま侍捕物帖』シリーズで有名な作家が描く、現代ものミステリーの傑作長編。
  • 愛の海峽
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    女子少年院で更生し出所した清純な若い女性が、世の荒波にもまれながら人間の真実と愛情に目覚めていく、映画化もされた感動の物語。スリ犯の不良少女・多恵子は、女子少年院の生活と院長の息子・弘志の愛情で更生したが、少年院を出て彼女の行く先はなく保護司に預けられた。だがその家で……。
  • 明けゆく島々
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    瀬戸内海の島に駐在することなった保健婦の俊子。懸命に島の人々の健康を守ろうとするが、島の風習とは対立してしまうことも多い。そういう島ならではの事件を経験しながらも、奮闘して成長する。『Dr.コトー診療所』などにも通ずる、僻地医療作品の傑作。
  • 私も不良だ
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    大学の学生寮に住む真弓。友人のお見舞いのために寮の中へ忍び込みたいという、他大学の男子学生の願いに、偽善的な大人たちへの反発もあって……。衝撃的なラスト、親に反発して抵抗する女子大生の心理と行動を描いた、長編小説。
  • 紅だすき無頼
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    公儀直参五百石・織部主膳の嫡男に生まれながら、義母との不和から余儀なく家出して5年、今では渡世人「顎外しの勘八」と異名のある信太郎が、ふとした奇縁で雨中に武家娘の危難を救ったが、それがまだ見ぬ許嫁のお雪だったとは……。という、可憐な美女のひとすじの恋慕絵巻をくりひろげる「紅だすき無頼」ほか、主君の悲哀を察して処女妻を残したまま放浪10年を送る武士の意地を描く「めおと春秋」、天下の剣豪競い立つ幕末期、甲源一刀流の若い剣士が男谷信友・高柳又四郎の情の鞭に鍛えられてゆく「剣客」。ほかに、動乱期に狂い咲く仇花を描いた「夜の花道」などを集めた傑作集。
  • 雲を呼ぶ声
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    戦後、福岡の炭鉱の街。坑夫たちと農家との関係は微妙だ。その街に暮らす人形浄瑠璃に人生をかける一人の男……。絞首刑になったはずの戦犯など、まだ戦争を引きずりながらも、新しい時代へ羽ばたこうとする人々を、『糞尿譚』で芥川賞を受賞した作家が描いた傑作長編。
  • 水つき学校
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    「水のつかないところへ学校を移してくれ」――サワンド小学校生徒の訴え! 雨が降るたびに、洪水に見舞われる村、水がついてしまう学校。テンリュウ川の自然の力なのか、電力会社のダムのせいなのか……。洪水に悩まされる小学生や村民の声を、著者自身の体験に基づいて綴った名品。厚生大臣賞受賞作品。
  • 千姫春秋記
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    千姫は、祖父・家康の命のままに、豊臣秀頼に嫁いだ。そして大坂夏の陣。秀頼は城と共に滅び、千姫は炎の中を助けられた。心ならずも永らえた千姫は、様々の想いを秘め、再び祖父の意に従って本多忠刻の妻となった。美男の忠刻に彼女は、かりそめの幸せを託したが、秀頼の旧臣・菅野長三郎に再会したことから、姫路城での千姫の春秋に秘密の翳がさすようになった。忠刻に死別した千姫は、江戸に帰った。やがて美しい女主人の住む竹橋御殿は、妖しい噂につつまれて行った……。数奇な運命を生きた美女・千姫の、嫋やかな肉体にすむ官能の妖しさと、孤独な愛の姿を描いた長編。
  • 株価操作
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    証券界の腐った土壌、株式相場を闇より操る勢力とその手口、総裁選資金調達のカラクリ! ――建前として禁止されている手張り(証券会社の社員が自分の思惑で相場を張り株を売買すること)の咎で、課長の座を追われた「一匹狼」がつかんだキナ臭い団体の存在と秘密……。闇の錬金場とカゲ口される証券業界の歪んだ土壤を背景に、株式相場を影より操る勢力とその手口、総裁選資金調達のカラクリを暴く企業小説。
  • 銀行壊滅
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    銀行冬の時代の肌寒い前夜に、大蔵官僚が企む都銀水平合併の策謀を描破。書下ろし問題作――貸付金利・預金金利の収支逆ざや現象。そして米国の強硬な銀行自由化要求。迫り来る銀行冬の時代の肌寒い前夜に、現総理の密命を負い、地銀と相銀の吸収合併を押し進める大蔵省銀行局長の真の目的は何!? 三行同時垂直合併の巧妙な仕掛けの果てに、都銀さえも…。水平合併の策謀を描破した、書下ろし長篇企業小説。
  • 小説都市銀行
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    金融スキャンダル。銀行・証券・大蔵を撃つ! ――ワンマン会長に懸命に抵抗する頭取、銀行離れをしようとする大企業に必死に食らいつく法人営業部……。厳しい環境下で喘ぐ巨大銀行の内幕を描く。不良債権の回収に振りまわされる支店長の悩み、融資をめぐるライバルとの苛烈な競争など、生き残りに賭ける都市銀行のリアルな実態を浮きぼりにした経済小説。
  • 海の日曜日
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    銀色に輝やくマリンスノーを一目見て魅せられた三郎。少年の馬への憧れと挫折を描く! ――目の前に銀色に輝く馬が立っていた。近くの厩舎から逃げ出したらしい。三郎はその馬、マリンスノーを一目見てすっかり魅せられてしまい、ぜひ、自分のものにしたいと心に誓ったが……。少年の馬への強い憧れと挫折をファンタスティクに描いた、今江祥智最初の書き下ろし長編小説。サンケイ児童出版文化賞受賞作品。
  • 海の稲妻(上) 根来・種子島衆がゆく
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    戦国修羅を疾駆する船と鉄砲と熱き青春群像。若き日の呂宋助左衛門、傭兵隊を率い山野に海洋に灼熱の戦を挑む! 種子島の火弾が迸る! ――根来鉄砲衆族長の子・十郎太は、島の若者たちと種子島党を結成して、堺に渡る。信長の下で石山本願寺・雑賀党と戦う父の陣へ赴き、戦国傭兵隊として活躍する。手練の鉄砲技術を駆使し、毛利水軍を撃破、秀吉の鳥取城攻めにも貢献する。修羅の戦場を疾駆しながら己の信念を貫く若者たちの、熱き青春群像を描く歴史長編。<上下巻>
  • 企業の闇に棲む男
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    表社会を喰い尽す闇社会の凄さ! 大銀行のトップを巻き込んだ、闇に生きる男が仕掛けた黒い罠とは? 闇社会の凄さ! ――バブルに翻弄された日本。いま金融・建設・不動産業界を中心に、後遺症に呻吟する声が聞こえる。遺された数々の歪んだ姿の一つが、闇社会が表社会に突出したことだ。その代表が、ここに取り上げた某大商社の1件である。大銀行トップを巻き込んだ、記憶にも鮮やかな事件の全貌を描出した話題作。<『夜行虫』改題作品>
  • おせいさんの団子鼻
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    痛快新奇な見方で人生を考える好エッセイ――みる、うたう、なめる、おがむ、いばる、だます、どじる、おちこむ等の動作に、はからずも現れる人間心理の種々相を取り上げて、痛快新奇な角度から人生を考える。さまざまな見方をすると、ハタと思い当ることが多い。人間という生き物の、矛盾と面白さをさぐって、軽く読んでずしりとこたえる、傑作エッセイ集。
  • 半導体戦争 フォーラムXの陰謀
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    アメリカの戦略を探る経済小説。絶対絶命の、新しい大危機が迫る! 国際ビジネス戦争の最先端を描く傑作長編。鋭い洞察と予見! ――半導体をめぐる、日本とアメリカの熾烈な駆け引きの裏側に何があるのか? 日米経済摩擦を背景に、通産官僚、電子工業界、ロビイストなどの動きを、多元的にかつドラマティックに追う。そして、絶体絶命の新しい大危機が! いかに克服するか……。アメリカの仕掛けた大胆な戦略を明かし、近未来を洞察した国際ビジネス小説。複雑怪奇な国際ビジネスの最先端を活写する。
  • 女の食卓
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    全日本独身者連盟、すなわちゼンドクレンが、周囲から好奇の視線を浴びつつ、結成された。若い幹部の奈々子、かおる、ミカは、高校以来の親友。彼女たちは、女の自立をめざして奮闘する。しかし、タテマエとは違って、身近かに何となく心をひかれる男が存在して……。適齢期の娘心を可憐に描いた、恋愛ユーモア長篇。
  • 管理職の叛旗
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    会社は誰のものか! ついに決起す。ワンマン経営者に叛旗を翻した管理職たちの勇気あるたたかいの行方は……。綿密な社内改革の作戦が練られる! ――会社は誰のものか! 30年近くトップの座に君臨してきた会長の妄執と横暴に、ついに怒りが爆発。叛旗を翻した管理職たちは、社内改革に綿密な作戦計画をたてる。一方、ワンマン経営者は人事権を乱用して、切りくずしにかかる。不気味な沈黙の日が続くが、覚悟の対決は目前に迫る。<『人事権執行』改題作品>
  • 寺町三丁目十一番地
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    仁少年をはじめ、一家16人もの大家族の心意気と、たえまないさざめきの日々、そして、大火被災の受難。昭和10年代に、地方都市で写真館をいとなむ福っつぁん一家をめぐる、日常と波乱の生活記録。児童文学のジャンルに、清新な一石を投じた話題作で、厚生大臣賞およびサンケイ児童出版文化賞の受賞作品。
  • 現代帝王学講座 ―日本武士の美しい「精神力」
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    「仁」は人の心、「義」は人の道。日本の伝統的精神の中に人間学の原点がある! 武士道に学ぶ人の格。今、人格を創る! ――金や学歴や地位だけでは人として評価されない時代が、すぐそこまでやってきている今、人には何が必要なのか? それは世界で通用する普遍の精神、いわばエリート精神なのだ。現代人がなくしてしまった最も大事なものは、「日本人としてのバックボーン」。かつての日本には確かに存在した、美しく生きようとする「かくあるべし」という意志力。その美しき伝統的精神が集約された「武士道」をもとに、現代人に必要なエリート精神とは何かを説く!
  • 真夏の旗
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    夏の夜の小さな事件が、真治と町の人気スター・彰五を友だちにした。純粋で奔放な生き方をする彰五たちの世界は、北の港町の大人には受け入れられないが、平凡な少年・真治に、新鮮でめくるめくような夏の日々を体験させた……。やさしく繊細な目で若者たちを生き生きと描いた、三木卓の少年小説の傑作。
  • らくてんパパ(1)清廉潔白編
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1ページ4回、大爆笑の植田ギャグ! ドジと早トチリで爆笑快笑旋風の発生。らくてんパパはギャグ漫画のアイドル。パパは超元気印! 大傑作4コマ漫画の決定版――パパの権威は伊達じゃない。会社じゃキレ者、仕事のオニ!? 家庭じゃ良き父良き夫、ギャンブル場ではアタフタ熱狂サポーター。そうではあるけど、オフィスでもマイホ-ムでもやることなすこと、ドジと早トチリのオンパレード。パパがまきちらす大爆笑。愛すベきパパは、江戸っ子気質の正義漢。らくてんパパは、笑いのアイドル。植田まさしギャグ・ワ-ルドの代表作。
  • ドラマ人間テレビ語り
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    1巻616円 (税込)
    朝丘ルリ子、美空ひばり、松本清張ら有名人から、技術・演技・取材などまで、ドラマ作り27年の現場から、NHKの和田勉が語る、テレビジョンのおはなし。 ◎「和田勉のこと――NHKに電話して、所属部課名を云わずに名前だけでただちに交換台に通じるのは、おそらく会長以外は和田勉のみであろう。彼がNHKの顏だというのをいつも感じる。ドラマつくりの名人、「賞男」というのが和田勉のラベルだが、この記には長い演出生活での折々の寸感や登場人物との躍動したふれあいがある。天衣無縫な彼の言動の中に、かくも鋭く繊細にして、皮肉な観察の「演出家の手帖」があろうとは!」<松本清張「帯文」>
  • さい果て
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    一言でいい、やさしい言葉を……。切ない思いは、夫に伝わらないのか。冬へ向う季節を、北へ北へと慣れない行商の旅にのぼる二人。小説が捨てられない夫は、眠る間も惜しんで原稿用紙に向かい、傍で若い妻は、心のさい果てへと押し流されていく。芥川賞受賞作「玩具」など5短篇で構成、夫婦とは何かを真剣に問う連作長篇。
  • ソロ
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    殺してしまった。ただ、なんとなく。圧倒的な言葉の力、鮮烈な文体で描きだす「日常に潜む狂気と暴力」――女の死体を何度もまたぎながら、俺は部屋の明かりを消して、待つ。きっと、俺と同じようなやつらが、ゴマンといる。日常に潜む狂気、誰もが知らずに抑えこんでいる暴力への衝動。鮮烈な文体、圧倒的な言葉の力で描きだされた、バイオレンスの世界。表題作「ソロ」、「アス・ホール」、「外回り」の3編を収めた傑作集。
  • 日本株爆騰! ’80年代バブルを超える大相場が来る
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    2020年、コロナ禍でもっとも早く「株価3万円」予測を打ち出した、注目のファンドマネジャー・大木氏。 コロナ不況にもかかわらず、日本の株価が絶好調なのはなぜか? ドル安・円高でも株価が崩れないのはどうしてか? いま、株式投資の常識が変わりつつある。 アメリカ、EU、日本が巨額の財政出動を行い、空前のカネ余りによって、巨額の資金が株式などのリスクマネーに向かっている。 日本は、1980年代末、1万円札をかざしてタクシーに乗っていたあのバブル期の再現さえ予測されている。 株価の上昇はバブル期を超え、さらなる高みえと向かうのか。 「ハードからソフトへ」というトレンドが逆転し、「ソフトからハードへ」と資金が向かいつつあるなかで、ものづくりとサービスに強みを持つ日本企業の価値は、見直されつつある。 数十年ぶりの株価爆騰へ、この流れに乗り遅れるな。
  • 初めてのひとりキッチン
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「料理の困った!」のお助け人 上田淳子先生の料理超初心者のための基本の1冊! のっけるだけ、チンするだけでも立派な料理。火も包丁も使わない料理も。わかりやすいプロセス写真つき。 家庭科で習って以降、料理をしたことがない。テレビやSNSで作っているのを見て、かんたんにできそうと思っていたけれど、いざ始めようと思ったら、どうしていいのか見当がつかない……。最近、特に外食の回数が減って、自分で作らなければいけないことが増えています。新しい生活様式のいま必要なのは、自炊力! 自分が食べるものを用意するために、食材を買って調理できるようになることを目標にした料理の超初心者のための本です。ひとり暮らしを始めた人も、シニアでこれから料理を始めたい人もぴったり。白ご飯にあうおかずが豊富に載っています。 切り方の技術や、調理のスキルのレベルアップというより、スーパーやコンビニで買える便利食材、調理家電を活用しながら賢く作るレシピを紹介。野菜もたっぷり、食材の使い切り料理も。 最初は包丁も火も使わない料理からスタート。調理家電を使って、鍋で煮込むだけ、フライパンを使って、調理のバリエーションを増やしていきます。 のっけるだけでできるなんちゃって天丼、サルサ丼、ピザトースト……。家庭にあると便利な冷凍うどんを使った釜玉たらこうどん、ボリューム冷やしたぬきうどん……。白ご飯がすすむ、角煮、しょうが焼き、マーボー豆腐、キーマカレーハンバーグ……。ひとなべでできるナポリタン、あえるだけのカルボナーラなどかんたんにできる料理ばかりなのに、バリエーション豊富! です。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 夕暮れ 夜明日出夫の事件簿
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    ドジなヤクザ3人組が奪った車の荷物は、男の右腕。夜明が解いた真犯人の謎。3人組に泣きつかれた夜明の秘策は? ――男2人と女1人のドジなヤクザ3人組が、借金取立てのために車を強奪した。ところが、車のバッグの中から、切断された男の右腕が出てくる。3人組は警察に追われ、組織からも見放されて、自力解決あるのみ。リーダーの男は打開策を求めて、刑事時代のライバル・夜明日出夫を頼った。真犯人を暴く方法は何か?
  • 【フルカラー・固定レイアウト版】福島第一原発事故の「真実」
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 貴重な写真と図版をフルカラーで完全収録。書籍と同じレイアウトのFIX版。 東日本壊滅はなぜ免れたのか? 取材期間10年、1500人以上の関係者取材で浮かび上がった衝撃的な事故の真相。 他の追随を許さない圧倒的な情報量と貴重な写真資料を収録した、第一級のノンフィクションがついに刊行。736ページの完全保存版 思いも寄らない真相が次々明らかに 真相1 吉田所長の英断「海水注入」はほとんど原子炉に届かなかった 真相2 1号機で唯一残された冷却装置は40年間にわたり「封印」されてきた 真相3 原子炉を救う減圧装置には、高温高圧になると動作しにくくなる弱点があった 真相4 2号機の消防注水の失敗が皮肉にもメルトダウンの進行を遅らせて「最悪の事態」を防いだ 真相5 巨大な津波に備えて、津波対策に着手していた原発があった 東日本壊滅が避けられたのは偶然の産物だった!? 極限の危機。核の暴走を食い止めようと、吉田所長らは、爆発や被ばくの恐怖と闘いながら決死の覚悟で現場にとどまり、知恵を絞り出して、原子炉に水を入れ続けた。幸いにして、格納容器の爆発は免れた。当時の政府のシミュレーションでは、最悪の場合、福島第一原発の半径170キロ圏内がチェルノブイリ事故の強制移住基準に達し、半径250キロ圏内が、住民が移住を希望した場合には認めるべき汚染地域になるとされた。半径250キロとは、北は岩手県盛岡市、南は横浜市に至る。東京を含む東日本3000万人が退避を強いられ、これらの地域が自然放射線レベルに戻るには、数十年かかると予測されていた。 10年にわたる取材で、この最悪シナリオが回避されたのは、消防注水の失敗や格納容器のつなぎ目の隙間から圧が抜けたりといった幾つかの偶然が重なった公算が強い。この事故では、当初考えられていた事故像が新たに発見された事実や知見によって、どんでん返しのように変わった例は枚挙に暇がない。この極限の危機において、人間は核を制御できていなかった。それが「真実」である。 *本書には、デバイスの画面サイズや文字サイズの変更などに合わせて、テキストやレイアウトが流動的に表示されるリフロー版もございます。
  • 炎の虚像
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    赤い悪魔が闇を刺す! ――テレビ界の実力者・加古川が、自ら演出する大作の撮影をすっぽかした。代わりを女性ディレクターがつとめ撮影は進行したが、その頃、加古川は交通事故に会い、新進女優の家で眠り続けていた。加古川へテレビ界の風当りは強い。しかも今度は、新進女優の死。事態は謎めく一方だ。テレビ界に巣喰う野望を描いた傑作推理。
  • 原発への警鐘
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    日本列島「原発基地化」の実態と危険を暴く! スリーマイル島、チェルノブイリなどでの原発事故は、あらためて原子力エネルギーの怖さを実感させた。世界各国で安全神話がくずれているのに、なぜか日本では驚くべき「原発過密立地」計画が進行中だった……。住民の不安を解消しきれないままに、日本列島「原発基地化」を強行する危険な狙いとその全容を迫真の取材で描く!
  • 「手法革命」の時代
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    脱常識の異次元手法で成功した企業をルポ! ――技術といえば、とかく製造工程の改革・改良、そしてTQCなどの次元に目がいく。しかし、今や、既成概念の否定、脱常識、異次元発想が必要だ! 1のものを100にしてしまう、この「手法革命」にとりくんだ、ミノルタ、松下電器、東芝、アサヒビールなど、創造型企業の現場を訪ね、実例を具体的にルポする。
  • 危地に生きる姿勢
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    自由に、悔いなく生きた男たちの人生は、どのようなものであったのだろうか? 逆運に立ち向う男の生き方を考える――宮本武蔵、塚原卜伝、伊藤一刀斎などの、激烈な闘争の半生と不動の境地を考える時、16歳の昭和20年1月、動員先の川崎航空機工場で受けた、戦慄の空襲体験を思い出す時、故郷・片男波の海が育んだ、命を賭けて逆運に立ち向かう男たちを知る時……、著者の胸に去来するものを、熱く静かに語る、滋味あふれるエッセイ集。悔いなく生きる、自信と備えを考える名著。サラリ-マンをやめ、無一文で帰郷してからの激しい星霜と、敵を回避することを潔しとしない性分、男として守らなければならないものを、静かに語る!
  • 旋風陣信長 変革者の戦略
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    決断と行動の人・信長に学べ! 変革の時代をいかに生き抜くか? 大胆にして痛快・津本史観とは? 天下人・信長の行動学――城下を開放し楽市楽座で経済を、鉄砲・鉄甲戦艦により軍事を、叡山・一向宗徒を制圧して人心を掌握……。天下布武を成し遂げた尾張のうつけ者・織田信長も、父を継いだ直後は、周辺諸国の前に家中の敵を倒さなければならなかった。変革期を生き抜くために、何をなすべきか。決断と実行の人、信長に学ぶ、超現代人の行動学。
  • 考えろ丹太!
    値引きあり
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    6月のある夜、堤防から河に転落する自動車を目撃したのは、中学1年生の丹太とミチだった。現場から立ち去るバクに似た男、河口で発見された死体……。事故死と判断する警察の考え方に疑問をいだいた、丹太たち少年探偵団をとりまいて起こる怪事件。ミステリー風な物語に、人間社会の歪みと真実を見ぬく知恵をおりこんだ、現代児童文学の誕生期をかざる名作。
  • おおとりは空に
    値引きあり
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    大老・井伊直弼の、茶人としての顔! もうひとつの幕末史! ――大老として幕府の威権回復のために挺身し、46歳で刺客の刃に倒れた井伊直弼(いい・なおすけ)は、名著「茶湯一会集(ちゃのゆいちえしゅう)」を残した茶人・宗観(そうかん)でもあった。彼が深い交誼(こうぎ)を結んでいたのは、裏千家11代家元・玄々斎宗室(げんげんさい・そうしつ)。名門・松平家の生まれ。千利休の影を求めて茶道の道をたどりつつ、波乱の世にはばたいた男たちを描く、もうひとつの幕末史。
  • 無常を生きる 寂聴随想
    値引きあり
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    悔いなく生き、明るく老いるために……。様々な人びとの苦悩に耳を傾ける、寂聴尼の愛に満ちた生への讃歌――悪事を己に迎え、好事を他に与え、己を忘れて他を利するは、慈悲の極なり。嵯峨野に終(つい)の栖(すみか)を定めて20余年、様々な人と出会い、苦悩に耳を傾けてきた寂聴尼が語る、生への讃歌。明日すらわからぬ無常のこの世を、明るく、悔いなく生き、老いるために私たちにできることを、何気ない日常から導きだす珠玉のエッセイ。
  • 伝教大師巡礼
    値引きあり
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    一途な情熱を過酷な修行で天台宗を開いた伝教大師=最澄の全生涯! 清らかな人間像を描き出す評伝紀行――一途な情熱と過酷な修行で、天台宗を開いた最澄(伝教大師)、そのゆかりの聖地を巡礼し旅をしながら、その風土を体験し記録と伝説の隙を作家の想像力で埋めて結晶させた、紀行評伝。比叡山に堂舎を整え、慕ってくる弟子たちを教化し、命がけの入唐を果たした真摯な宗教家の、晩年は空海との劇的な対立に苦悩する姿も鮮やかに伝え、高潔な魂の人の全生涯を語る傑作。
  • 無名詩人
    値引きあり
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    人の出会いと別れにみる幸福と不幸。想像を絶する数奇な生涯を描く著者自選傑作短編――出会いと別れにみる、人生の仕合せと不幸。想像もおよばない数奇な生涯。目に見えない存在に翻弄される、運命的な人生を描く。夏休みの日記に、来る日も来る日も「こもり」とだけ書いた同級生の一生を深く悲しむ表題作のほか、老神父が近所の老人たちに聞かされた愚痴話を神に報告する「話し相手」など、13編を収録。
  • 放浪について
    値引きあり
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    牢屋のような部屋で、刑罰のように物を書く。そして無性に、二条の、西行の、一遍のような放浪に憧れる……。風に背を押され、次の町へ次の村へ、身ひとつになって、たったひとり、無目的の終りのない旅に、という。さまざまな風景の中の、さまざまな出合い、触れ合い、その一瞬一瞬の命の炎を、そして紅葉(もみじ)する中尊寺での得度後、道元の「すててこそ」の境地を得る1年の心の移りを、華麗な筆でつづる。
  • ハプニングみたい
    値引きあり
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 言葉と絵のメイク・ラブ! いとうせいこう&岡崎京子のなんかへん――あのいとうせいこうくんが、岡崎京子ちゃんと組んでこしらえた、なんとも不思議なハプニング。どんなハプニングかって? それがなんとも……いやはや……。
  • ほぐピラWORKOUT 「ほぐす」+「ピラティス」がいちばん痩せる!
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 美容家・神崎恵さん、モデル・谷まりあさん、 EXITりんたろー。さんが大絶賛!! ボディラインが劇的に変わると話題の 最新エクササイズ「ほぐピラ」、待望の書籍化! 全エクササイズ、実演動画つき。 ローラーを使って筋膜・筋肉をほぐしながら、 ピラティスの動きで体を鍛えるトレーニング、「ほぐピラ」。 モデルや女優たちがボディメイクを任せる パーソナルトレーナー・星野由香氏が考案したこのトレーニングは、 痩せるだけでなく、不調が改善して、心まで整うと大人気。 なかなか予約がとれない星野先生のトレーニングを、 写真でわかりやすく解説。 すべてのエクササイズに実演動画のQRコードがついているので、 動画をみながら一緒に動けます。 巻末ポスターでは、5分でできる 「リラックスコース」と「脂肪燃焼コース」、 2種類のフローを紹介。 ※ローラーは手持ちのものOK! タオルとラップの芯でも、手作りできます。 ※QRコードは、読み取り可能な別端末で読み取ってください。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 夢を売る商人
    値引きあり
    -
    自らの運命に慎ましく生きることの哀れさとぬくもり……人間の罪を主題にした傑作集。人間への懐疑と絶望、生の真実を描く連作――夢を与えて愚かな人間たちを操った詐欺師にも、ついに敗北の時がやって来る。人間の罪を主題にしたオムニバス小説「夢を売る商人」ほか、「蒼ざめた日曜日」「能面の家」「二つの昇天」を収録。人間への懐疑と絶望から出発し、みずからの運命に謙虚に生きることの難しさと美しさを描く、曽野文学の真髄を伝える、物語の魅力あふれる傑作集。
  • 草宴
    値引きあり
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    愛と性の業火に焼かれる中年男女の姿を嵯峨野の自然を背景に流麗に描いた文芸作品。愛の魔性に翻弄される中年男女の真の姿――本能のまま、華麗に生きる可能子。その可能子に、しもべのように従う中年男の柿本、そして一度は剃髪したものの、柿本によって再び煩悩を刺戟され、還俗をきめる端春。京の嵯峨野を舞台にして、中年男女が性の業火に燒かれる姿を、文学的香気高く描く秀作。著者出離後の、最初の長編。
  • 生死長夜
    値引きあり
    -
    心ならずも傷つけあう夫と妻、身を捨てて恋に滅んだ男……迷いぬく様々な人生。不思議な透明感で、男女の愛憎と切実な生を描く、名作短編集――長い人生の迷いを、夜の闇にたとえて、生死長夜(しょうじじょうや)という。心ならずも男たちを不幸にし、その倍くらい不幸になった女。漂泊の涯てに行き倒れの死を願う女。偶然の再会にも、妻の顔を思い出せない老残の男。大僧都の身を捨てて恋に滅んだ因縁の男。……愛憎の迷いの中で生きてゆく人間を描く、心にしみる傑作短編集。
  • 人が好き 私の履歴書
    値引きあり
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    瀬戸内海の海賊を取り絞る役人の末裔ながら、海賊の無頼と冒険心を愛する作家の、たくまずして笑いのもれる自在な境地、波瀾の半生を語る感銘深い自伝作品――瀬戸内海の、海賊を取り締る役人の家の血を引きながら、「こっぱ役人なんかより海賊の方が、ずっとロマンチックで勇壮でよい」と、無頼と冒険心を大切にしてきた作家の、半生の記。激しい転変と波瀾の軌跡、ゆかりの人々との思い出を、淡々と語る自在の境地に、たくまずして笑いのこぼれる、感銘深い自伝作品。
  • 彼女の夫たち(上)
    値引きあり
    -
    書道家として、はなやかに生きる長女・和美、人妻の座に安住して11年、夫婦間の沈滞に悩む次女・伸子、愛し合って結ばれた夫に浮気をされて呆然とする三女・節子、独身のOLで、中年の愛人との不安定な愛に揺れる四女・竜子。美しい4人姉妹が、それぞれの宿命と愛憎とに翻弄されてゆく姿を、みずみずしく描く、長篇ロマン。<上下巻>
  • 燃えながら
    値引きあり
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    香苗が嫁いだ景山家では、舅が若い妾を同居させ、それが死期を早めるとも知らず、爛れた日々を送る。一方、夫の良介は、初めこそ愛妻家だったが、悪女の手管によって、浮気の泥沼へ。妻の座の脆さ、嫁の座の重さに焦心する香苗を、妹の桃子は激励する。だが、桃子は桃子で、不毛の恋に陥ち、苦悩していた……。愛の虚実を華麗に描く傑作。
  • 純愛(上)
    値引きあり
    -
    北見慧子と大槻燎子は、大学時代のクラスメートであった。慧子は、ブック・デザイナーとして自立をめざし、ひそかに妻子ある建築家との愛も育んでいる。一方、家庭に入った燎子は、夫との間の亀裂が深まる虚しさを癒すべく、野放図な若い男との情事にはしる。ふたりの女性の対照的人生と愛の表裏をみごとに描く問題作。<上下巻>
  • 紅梅白梅
    値引きあり
    -
    都築(つづき)少尉の戦死は、不名誉なものだった。たった一度の契りだったが、彼の汚名を晴らしたかった山邑(やまむら)ひなは、その死の謎を追った。なぜ、彼は死に急いだのか? 停電した嵐の夜、作家の私を訪ねたひなは、台所のガスを明かりにして話し始めた。苛酷な状況の中で生きることを余儀なくされた人間の運命を描いた長編。
  • 幸福という名の不幸(上)
    値引きあり
    -
    1~2巻300円 (税込)
    父母の慈愛を春の曙のように受けて生まれた娘・榎並黎子は、17の時に父を失う。不幸がその姿を現わし、黎子は、ある外国系紅茶会社の東京支社長・余語の秘書として、社会に出る。幸福な結婚を夢みる彼女の心に、さまざまな波紋を投げかけ現われ消えてゆく、さまざまな男たち。その遍歴の中で男たちへの、社会への目は、深く、陰影を含んでゆくのだった。<上下巻>
  • 愛の時代(上)
    値引きあり
    -
    愛と不誠実が共存する男女の恋を描く長編――嵯峨野に住む染織家・辻本怜子は、妻子ある男の秘かな恋人として、不安定な愛を聡明に守っているが、愛と不誠実が共存する男に、時として屈折することもある。その彼女の家に、愛し愛される喜びと、愛に伴う苦しみを抱えて、多くの人々が訪れる。東京から若い姪が家出してきて、追いかけて母親の和子もやって来るが、その姉もやがて激しい懊悩を打ちあけ……。美しい自然の中で、鮮かな恋の物語が織り上げられていく長編。<上下巻>
  • こころ(上)
    値引きあり
    -
    太平洋戦争のさなかに女子大を卒業した文子と啓子は、そのあと東京と四国とに分れて、それぞれ妻として母として「女の一生」を体験する。お互い、夫の不貞に泣かされ、また、子供たちの気まぐれな処生に悩まされる人生だった。いま、やっと平穏な生活を得たかにみえる彼女らだが、その内面の光景は? 人生の深淵をえぐる問題の作品。<上下巻>
  • 事実と創作
    値引きあり
    -
    1巻462円 (税込)
    <行動する知性>として、ゆるがぬ座標を占め続ける著者の、根源的な思索が全露頭する! ――文学、歴史、社会をはじめ、多様多彩な文化領域で独自の姿勢を保ち、常に鋭い問題提起と批判を通して、みずからも「行動」する桑原氏の、記念碑的労作を収めて提供する。その骨太な思想から発する読者への問いかけは、不変に新しい。
  • 家族物語(上)
    値引きあり
    -
    男と女は、どのような深い縁で夫婦となるのか? ――京都の織物会社の社長・並木啓一郎は、自然の美しい嵯峨に穏やかな家庭をもっているが、取引先の女性・ゆかりに、秘かな愛情を感じていた。しかしゆかりは、婚約者の自殺で、心に深い傷を負っていた。啓一郎の妻・真穂は、夫への不信に苦しみ、脳溢血で倒れてしまう。夫婦の絆は危うく切れそうになるが……。<上下巻>
  • 與謝蕪村
    値引きあり
    -
    1巻1,463円 (税込)
    俳諧の目で絵画を観る、絵画の心で俳諧を読む。古今独歩の蕪村芸術を、創造性豊かな視点から説きあかす、著者初の蕪村論集。――画俳両面から初めて論じた、巨星・蕪村の真髄。蕪村名画「夜色楼台図」と三好達治の詩「雪」(太郎を眠らせ~)の交叉を示し、興趣つきない「蕪村の画と俳意」など、斬新な視点から精緻に分析し、縦横に展開する、鑑賞と評論。
  • 好太王碑の謎 日本古代史を書きかえる
    値引きあり
    -
    なぜ古代の日朝関係碑文が改ざんされたのか? 隠された狙いと作りかえの真相を明かす。参謀本部が加えた碑文改竄の狙いは何か? ――「謎の四世紀」といわれる日本古代史にあって、「任那日本府」の存在を裏づける不可欠な資料が、好太王碑であった。ヤマト政権の成立と統一の時期を論ずる根拠として利用され、教科書にまで登場している。しかし、そこには意図した歴史の作りかえがなされていた。なぜ、古代の日朝関係碑文が改竄されたのか。多年の研究から決定的な真相を明かす。
  • 空気の階段を登れ 第一部
    値引きあり
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    1~2巻300円 (税込)
    伊藤式恵美31型飛行艇の完成や無尾翼機の開発……民間航空黎明期の飛行機野郎の冒険を描く! ――飛行機は、目に見えない空気の階段を、一段一段ふみしめるように上昇させる。それは、政府の助成も資本の援助もなく、飛行機をみずから作って飛ばすことに心血をそそいだ開拓者たちの、情熱と努力の象徴でもあった。民間航空の先覚者・伊藤音次郎の日記を骨子に、飛行機野郎たちの苦悩と夢と冒険を活写する、傑作ノンフィクション・ノベル。<全2巻>
  • 芸者小夏
    値引きあり
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    故・丸谷才一氏が愛した、花柳小説の金字塔――温泉芸者の子に生まれ、水商売の中で育った夏子。この宿命の絆を断ち切りたいと希いながらも、外に道はなく、夏子は15で芸者小夏となった。純情を捧げた初恋の教師に裏切られ、夏子は日ましに「女」になっていく……。若き日に色町に親しみ男女の機微を知る著者が、戦後の脂の乗りきった時期に書き継ぎ、「夏子もの」として人気を博した連作小説の第1作。
  • 愛をうけとって
    値引きあり
    -
    できる範囲でゆったり生きる! 39歳で人工透析、会社を辞め、腎臓移植を受けた夫と妻の、新しい人生――人工透析からアメリカでの腎臓移植へ。人生の大きな方向転換に、とまどいながらも明るく生きる夫婦。仕事優先の生き方から離れ、病人であることを受け入れた新しい環境で、何ができるかを考えたとき、真に前向きの新しい人生が見えてきた! ゆったりと生きる喜びをつづる。<『おもいきりおしっこがしたい』改題作品>
  • ガンダーラ 大唐西域記の旅
    値引きあり
    -
    1~2巻1,463~2,125円 (税込)
    大乘佛教のふるさと・ガンダーラ……奈良薬師寺の高田好胤管長とともに辿る玄奘三蔵求法(ぐほう)の道――空に飛ぶ鳥もなく地に走る獣もいない、ただ白骨を道標とする熱砂のタクラマカン砂漠を渡り、氷雪に閉ざされたパミールを越えて、佛道の正法をインドに求めた玄奘三蔵の、前後18年、3万キロの旅の記録「大唐西域記」に導かれ、玄奘三蔵の御頂骨を抱いて感動の旅は続く。
  • 立ってみなさい
    値引きあり
    -
    独自の語りと、骨太いタッチで民話文学を創造した、斎藤隆介の短編童話集。処女童話集『ベロ出しチョンマ』につづいて、書きつがれた第2童話集で、民話を再話した代表作の「立ってみなさい」など、昔ばなし13編と、民族のこころとたたかう人びとを描いた「ショーンのネズミ」など、新しい話15編を収録。
  • 博多・札幌 見えざる殺人ルート
    値引きあり
    -
    北と南で、男女連続殺人事件。発端は、ヨコハマの夜の事故――博多発ひかり車内で男が、札幌のホテルで女が、殺された。二人が愛人関係にあったため、連続殺人事件として捜査は行われる。だが殺害時刻を考えれば、同一犯には不可能だ!? 調査を開始した「ニヒルな探偵」鏑木一行の行く手には思わぬワナが……。事件は解決に向かうのか!? エロチック本格トラベル推理。
  • 金沢発特急「北陸」殺人連鎖
    値引きあり
    -
    走行中に2つの殺人……最もあやしい人物は、列車の起点と終点にいた! ――寝台特急「北陸」の車内で男が毒殺され、同じ車中で、女がナイフで胸を刺され殺された。それぞれの犯行時刻に、第1の事件の容疑者は起点の金沢に、第2の事件の容疑者は終点の東京にいた。ニヒルな調査員、おなじみの鏑木(かぶらぎ)一行が、女を抱きながら事件を見事解決する、ハードボイルドなトラベル・ミステリー。
  • ゆき
    値引きあり
    -
    雪ん子のゆきは、天と地をまっ白な雪で清める、雪のじんじい・ばんばあの一人娘。ある日、じんじいのいいつけで下界に降りたゆきは、百姓の味方になって、野盗や地主・侍軍と戦い、最後に百姓たちの心の中に生きる魔神に挑戦する……。戦国時代の東北の農村を舞台に、立ち上がる農民を力強く描いた、幻想味豊かな力作
  • 草の臥所
    値引きあり
    -
    見わたす限り青く深い、草のうねりの中に身をうずめ、別れた男への絶望とたえがたい憧憬を内に焦がす二人の女の、怪しげな交友と亀裂、時にひびわれて暴発する性への傾斜、足を踏みいれた沼地の闇を手探りに探す愛の形を、凄まじい生理感覚で描き出し、津島文学の一転機を画したとされる傑作集。泉鏡花賞受賞作品。
  • 五十一番めのザボン
    値引きあり
    -
    校舎を建てるために、片がわの枝を切られた「むくやん屋敷」のザボンの木――ザボンは51個の実を結び、実には生徒の発案で「手紙」がつけられて市場から北へ南へと送られ、いくつかの返事がきた……。詩人らしい感性と斬新な手法とで、大人と子供たちとの暖かい心の交流を描いた、戦後児童文学の代表作。
  • さいとう市立さいとう高校野球部(上)
    値引きあり
    -
    ロシア人の血をひくイケメン高校生の山田勇作。中学校では野球部に所属していたが、訳あって今は帰宅部で自由を満喫していた。ところが四月のある放課後、似合わないユニフォーム姿の男が現れ、勇作を野球部に勧誘する。男は美術教師にして野球部の監督、鈴ちゃんこと鈴木先生だった。幼馴染にも食い下がられ、お試し入部をした勇作は、独創的な練習方法に驚きの連続だったが、いつしかチームに愛着を感じはじめ──
  • 観音経法話(上) 父は智慧 母は慈悲
    値引きあり
    -
    1~2巻847~1,210円 (税込)
    物質文明の過剰な繁栄は果して真の幸福か? 不安の現代にこそ安らぎを求める人々のための、智慧と慈悲の心の教えを、奈良・薬師寺の高田管長があなたに語る――「観音さまは昔から私たちの生活とともに在って人々の悩みを聴き、苦しみを救ってくださる仏さまだった。この最も身近な救済者に具現される仏陀の教えこそ、苦悩する現代人の魂に呼びかけ、心の眼を開き、安心に満ちた生に導く声である」<上下巻>
  • 花のきもの
    値引きあり
    -
    繭から糸となり布に織られ、娘の晴着となり、嫁に贈られ、時を経て蒲団に再生され、はたきとなって命数が尽きる――絹の巡る道が暗示する、女と着物のかかわりの深さと面白さ。折々の悲しみや喜びがしみこんでいる着物たち。数々の花模様の着物とそれに纏わる女たちの姿を鮮やかに描き、着物への愛着と思い出が美しく繰り広げられる、半自伝的エッセイ。
  • 母子変容 上
    値引きあり
    -
    母親は、娘に嫉妬の焔(ほむら)を、娘は、母に憎悪の刃(やいば)を……。女優であり、母娘であるふたりの女の凄まじい葛藤のドラマの幕が上る。――新劇界の女王・森江耀子の前に、幼くして別れた娘が映画スターとして現われる。そして母親譲りの清冽な美貌は、映画界を魅了する……。ふたりの心は芸能界の波間に翻弄され、縺れ微妙にくい違ってゆく。<上下巻>
  • 風の鍵
    値引きあり
    -
    ハマの伝説がいま甦る! ジャズ界から姿を消した女神のピアノ。父の遺志を継いだ娘の祈りは叶うのか? 乱歩賞作家が描く長編小説――天才ピアニストの呼び声が高かった風谷理砂は、新たにユニットに加わった火之倉紅子との確執の末、心身に深傷を負い、ジャズ界から姿を消した。紅子と別れた郡山誠志郎から理砂の音楽を聴かされて育った娘の愛理は、ヴァイオリニストとして成長を遂げ、亡き父の遺志を継いで理砂の復活を願う。
  • 兇悪の警察
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    -
    疑惑の事件に挑む刑事のハ-ドボイルド推理――若妻・尾形美那子が、ニューヨークで射殺された。夫の尾形友一は、多額の保険金を受取り、三島安代と再婚したが、5年後、前妻殺しの容疑で逮捕される。安代と親密になった警視庁特捜部の会田刑事は、真相を追いニューヨークへ飛んだ。そこではまた奇怪な殺人事件が待ちうけていた。非情のハードボイルド長編。
  • ぎゃんぶるハンター
    値引きあり
    -
    人生は、ギャンブルだ! 30歳を契機に出版社を辞めた男・辺見真人。ある日、ひょんなことから大金を拾い、美女までが濡れ手で泡のごとくころがりこんだ。自分の博才とツキを信じ、本場マカオのカジノへ……。異様な雰囲気の中で、カジノ始まって以来のバカラの大勝負に挑んだ一匹狼のスリル。情け無用・虚々実々の駆け引きの結果は?
  • 情報クーデター(上)総合情報商社の野望
    値引きあり
    -
    1~2巻300円 (税込)
    世界最大の商社といわれる全広により、あらゆるメディア、政財界から芸能界までを巻き込んだ、巨大な広告戦略「ジャパネスク」が始動した! その仕掛人の深沢冴子を軸に、様々な個人と組織の野望と策謀が展開。その大キャンペーンの真の狙いは何か? 日本中を揺さぶる驚異の情報戦を描く迫真のノベル、前編。<上下巻>
  • 詩集 小さなぼくの家
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    -
    ぜいたく品といえる物は一つもないが、毎日のくらしに必要な物だけは、いちおうそろっている。それが、ぼくの家の中身である……。だが、タケシの心には、暖かな家族によって築き上げられた立派な家があった。タケシ一家の生活をテーマに、親子・姉弟の心のふれあいを、ほのぼのとしたタッチでうたいあげた物語詩集。赤い鳥文学賞・野間児童文芸賞受賞作品。
  • 現代と音楽
    値引きあり
    -
    1巻462円 (税込)
    現代の代表的音楽評論家・遠山一行氏が、現代と音楽のかかわりを論じた評論集。「現代の音楽」「演奏家論ーコルトオ・ミケランジェリ・カラヤン」「戦後音楽覚書」など、豊かな体験をもとに、作曲家・演奏家・聴衆と音楽とのかかわりを分析し、現代における音楽の可能性を示唆する。
  • 安宅家の人々
    値引きあり
    -
    無垢な魂を持つ知的障害者の夫を支え、ひとりで養豚場経営に汗を流す妻。安宅家の平穏な生活は、しかし、事業に失敗して転がりこんだ夫の弟夫婦によって破られる。軽薄才子の彼は、ひそかに財産を狙い兄をそそのかす。さらに、優しく清純な義妹に、夫がほのかな恋心を抱いていると知った妻の驚愕と苦悩。純粋さゆえに傷つけあわざるをえない男女の姿を通して、幸せの意味を開いかける、感動の名作。
  • わが恋う人は(上)
    値引きあり
    -
    1~2巻300円 (税込)
    霧の軽井沢で雑誌記者・秋月美子がめぐり会った男は、豊臣秀吉の家臣・小西行長の子孫だった。戦国のならいによって夫との仲を裂かれた行長の娘・たえは、別離に際して男女の雛人形を夫と分けあったという。女雛に託された悲しみと呪いが、400年の時を越えて現代に甦える恐怖の物語。サスペンス大作。<上下2巻>
  • 砂粒の私記
    値引きあり
    -
    1巻1,463円 (税込)
    文学の旅人・秋山駿、珠玉の評論――1945年の敗戦は、大人たちの敗戦。そのとき、少年は思索の輝ける荒野へ旅立った! 互いに聴(ゆる)すことないまま、別れを告げにきた前衛党の友、語り尽くして尚、竭(つ)きることのなかった文学の友、ウィスキーの滴りの、眩惑を誘った町よ。一人の文学者の青春と思惟の風景。
  • 幕末浪漫剣
    値引きあり
    -
    北辰一刀流・拓殖恭之介の胸がすく美技! ――直心影流(じきしんかげりゅう)の暴れん坊・勝小吉らと、道場破りをくり返す千葉周作門下の逸材・柘植(つげ)恭之介。血気盛んな彼らは、自らの道場を開くため、真剣片手に尾島藩のお家騒動に飛び込んで、資金稼ぎを目論んだ。だが行く手に待つのは、無敵の剣客にして神道無念流の秋山要助。北辰一刀流・恭之助の死闘が始まった。痛快剣豪小説!
  • 男波 女波 放浪一本釣り(上)
    値引きあり
    -
    1~2巻300円 (税込)
    放浪(さすらい)の漁師・波太郎対決の海へ……。海をイジメるインチキ釣り師たちよ、俺が本物の名人技を見せてやる! ――鯛釣り名人「四本竿の波太郎」は、海をコマセで荒らし回る自称「釣り文化人」に、投げ釣り勝負を挑む。そこに、暁子・久乃の美女2人もからんで、大波乱。海洋環境への思いやりにあふれた痛快作! <上下巻・『さすらい波太郎――伊勢湾彷徨/紀州沖急追/熊野灘対決(全3巻)』改題作品>
  • うず潮のひと
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    -
    天草の海を背景に描く、若い未亡人の秘めた愛の物語! ――カメラマンの夫を亡くし故郷の港町へ帰り、美しい海の町の天草・牛深で、特産の海産物加工品を本物の味に創り上げようとがんばる、若き未亡人・千帆子。夫の面影に守られ、頑固な父親と名人肌の海女や慕って集まる若者たちに支えられて、ようやく彼女の努力が実を結ぼうとしたとき、年下の純情な青年が現れて愛を告白する。自然と恋愛を大らかに描いた力作。長編恋愛小説。
  • 妖鬼の剣
    値引きあり
    -
    大鷲の嘴(くちばし)が襲ったかのごとき傷痕を残す、斬殺事件が発生した。下手人は夜盗団「鷹の爪」か? 情け無用の魔手は、さらに美少女剣士・琴江に伸びる! 頻発する凶行に怯える江戸の町。ついに若き剣士・毬谷直二郎(まりたに・なおじろう)が立ち上がる。秘技「千手剣(せんじゅけん)」を武器に、悪を討つ直二郎の活躍を痛快に描く時代長編。
  • 抜打ち庄五郎
    値引きあり
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    求めるものは、ひとつ。『技を磨き、強くなる』――歴史に名を残してはいない。名を求めるでも、金を求めるでもなく、ひたすら己の技を磨き、強くなることを目指した男たち。その不世出の剣豪の生きざまを、鮮やかに描く! 技へのこだわり、リアルな決闘シーン、意外な結末……。表題作「抜打ち庄五郎」以下、短編の名手の選りすぐった8編を収録した好短編集。
  • 火怨の城 信長の叔母
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    政略に抗して戦国を激しく生きた烈婦の生涯――雪姫の夫・遠山景任は、すでにこの世の人ではない。戦国の政略として嫁いできた信長の叔母・雪姫は、女主人として、濃州岩村城を双肩にになう身となった。しかし敵の調略は厳しく、ある夜、彼女は敵将・秋山信友の手籠めにあい、城を奪われた。悶々とする雪姫。だが、この瞬間から雪姫の心に、信友の影が巣食った! 戦国の烈婦にめばえる愛の業相を描く意欲作。
  • 黄塵日記
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    日露戦争後、天津の日本人記者・橋本竹南は、戦争初期に行方不明となった二人の友人を捜索するため、遠く蒙古の砂漠へ旅立つ。竹南は、彼らの遺骨と残された日記帳を発見し、密かに持ち帰る。しかし、日記には、日露戦争の驚くべき秘密軍事作戦が書かれてあり、何者かに奪い去られてしまう。戦争の非情と歴史の暗部を、気鋭が暴く!
  • 森の奥の怪しい家
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    嫁をもらえと口うるさい母親との生活に、ストレスが溜り気味の慎太郎。代々、オーナーが夜逃げする、森の奥のペンションの新しい経営者と知り合ったところから、なにやら周辺が騒がしく、色っぽい話もチラホラと……。素朴な青年が遭遇する不思議なふれあい、ひなびた山村で繰り広げられるユーモアとペーソスに溢れる豊かな人間模様、心やさしい人々が織りなす心温まる珍騒動の数々。
  • 殺意の複合
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    旧正月元旦の香港で、日本総領事館の高野が刺殺された。複雑な犯罪の匂いも漂う。同じ総領事館へ警察庁から出向中の佐島にも報告が届いた。佐島は友人・陳展望を呼び出して助言を乞う。陳展望は食通で、並はずれた推理力をもつ奇人である。香港を舞台に、魅力的な中国人名探偵を活躍させる、出色の推理連作集。

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