懸念される作品一覧

  • 世界の潮流2024-25
    NEW
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    1巻1,760円 (税込)
    【内容紹介】 中東情勢/ウクライナ侵攻/中国経済危機…… 独裁化するマッドマンたちのフェイク情報を見破れ! マッキンゼー伝説のコンサルタントが、混迷する世界情勢を誰よりもわかりやすく分析! 「2時間でわかる世界情勢」をコンセプトにした『大前研一 世界の潮流』シリーズの最新刊が、今年は四六判にサイズアップして登場。 和平交渉が進まないまま周辺諸国への飛び火が懸念されるイスラエルとパレスチナの武力衝突、3年目を迎えても終息の目途が立たないロシアによるウクライナ侵攻、不動産バブル崩壊で深刻度を増す中国経済危機。そして、世界各国で続々と誕生している独裁的リーダー(マッドマン)たち。いま、世界で何が起こっているのか? 本書は読者が現在の世界情勢を正しく理解するためのさまざまな視点を提供。約50点に及ぶオリジナル図版を使ったビジュアル解説で、誰でもわかりやすく理解可能です! 【著者紹介】 [著]大前 研一(おおまえ・けんいち) 早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得。日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、現在、ビジネス・ブレークスルー大学学長。著書に、『第4の波――大前流「21世紀型経済理論」』『経済参謀――日本人の給料を上げる最後の処方箋』(共に小学館)、『企業参謀――戦略的思考とはなにか』『世界の潮流』シリーズ、『日本の論点』シリーズ(共にプレジデント社刊)など多数ある。「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者。マッキンゼー時代にはウォール・ストリート・ジャーナル紙のコントリビューティング・エディターとして、また、ハーバード・ビジネス・レビュー誌では経済のボーダレス化に伴う企業の国際化の問題、都市の発展を中心として広がっていく新しい地域国家の概念などについて継続的に論文を発表していた。この功績により1987年にイタリア大統領よりピオマンズ賞を、1995年にはアメリカのノートルダム大学で名誉法学博士号を授与された。英国エコノミスト誌は、現代世界の思想的リーダーとしてアメリカにはピーター・ドラッカー(故人)やトム・ピーターズが、アジアには大前研一がいるが、ヨーロッパ大陸にはそれに匹敵するグールー(思想的指導者)がいない、と書いた。同誌の1993年グールー特集では世界のグールー17人の1人に、また1994年の特集では5人の中の1人として選ばれている。2005年の「Thi nkers50」でも、アジア人として唯一、トップに名を連ねている。 2005年、『The Next Global Stage』がWharton School Publishingから出版される。発売当初から評判を呼び、すでに13カ国以上の国で翻訳され、ベストセラーとなっている。経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。 趣味はスキューバダイビング、ジェットスキー、オフロードバイク、スノーモービル、クラリネット。ジャネット夫人との間に二男。 【目次抜粋】 ■第1章|混迷を極める世界情勢 ――独裁化したマッドマンと止まらない右傾化 ■第2章|リセッション入りする世界経済 ――過剰債務とインフレが回復を阻害する ■第3章|凋落する日本 ――GDP世界第4位からの回復をするための処方せん ■第4章|中国の最新動向 ――孤立化する習近平のジレンマ ■第5章|2024年の世界はどうなるか ――日本が今すぐ取り組むべき課題
  • 【新装版】一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書
    4.8
    「最高の体調」の著者による、科学的エビデンスに基づいた最も画期的なダイエット! 無理なトレーニングや食事制限なく痩身、体質改善し健康体を一生維持できる「パレオダイエット」の実践法を、人気健康ブロガーが科学的根拠と自らの経験をもとに解説する。 月間100万PVのアンチエイジングブログ「パレオな男」管理人であり、「8年前まで虚弱体質のデブ」だった著者は、いかにして健康体を手にいれたのか? その秘密はパレオ(狩猟採集民)ダイエットにあった。 パレオダイエットは、肥満体も、ガンも鬱病もない狩猟民族の生活にヒントを得て、体を限りなく自然体の状態に近づけていくダイエットのこと。 無理な食事制限をしたり高額なパーソナルジム代を払わなくても、「食う・寝る・動く」を改善するだけで痩身だけでなく体質を改善し、一生健康な状態が続いていく画期的な手法であり、新たなライフスタイルとも言える。 本書ではブログ掲載内容を最新文献をもとに大幅に加筆。医療財政の破綻危機が懸念されるなか、個人による健康維持の有用性を示唆する一冊でもある。 ※電子特別版として一部カラーになっております。 ※本書は、2016年11月に弊社より発行した同著を新装版として刊行したものです。
  • 戦前の日本で起きた35の怖い事件 あなたが生まれるはるか昔に――
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あなたが生まれるはるか昔に―― 凶悪犯罪でふりかえる近代日本の裏面史 明治、大正、昭和期前半に国内を震撼させた大事件を写真と資料で完全再現 ●「昔はよかった」と言える昔はなかった 今から80年以上前、日本は無謀な戦争に突入した。 欧米列強の支配からアジアの国を守り独立・繁栄を目指すという 「大東亜共栄圏」を大義名分に近隣諸国を侵略した。 その結果として、軍人に砲弾・病・飢餓が襲い、国中が空襲に遭い、 広島・長崎に原爆投下の惨劇をもたらした。 太平洋戦争の死者は軍人軍属、民間人を合わせて約310万人。 天皇陛下を神と奉り、悲劇への道を疾走した国の指導者の責任は極めて重い。 戦後、日本は民主国家に生まれ変わった。 勤勉な国民性は急速に経済を発展させ世界でも有数の先進国に上り詰めた、 右傾化が懸念される昨今でも、多くの人々は平和を享受し自由を謳歌している。 戦争は二度と起こしてはならない。あの時代に戻ることは決して許されない。 では、戦争前の日本はどんな社会だったのだろう。 果たして、人々の暮らしは幸福だったのか。 昔はよかった、と言える昔があったのだろうか。 答えはノー。 戦前の日本は極めて貧しく残酷だった。 人権意識は低く、農村は生活に窮し、女性を卑しめられ、忌まわしき風習に縛られ、 国家に逆らう主義主張を唱える者は弾圧され、要人テロが横行した。 明治から大正、太平洋戦争が始まる昭和前半までの73年間、 誤解を恐れずにいえば、日本は想像以上に野蛮で愚かな国だった。 本書はそんな時代に起きた、 戦慄・驚愕の35の事件を取り上げた1冊である。 閉鎖的な村社会で孤立し住民の殺戮を図った者、 惚れた芸妓の裏切りに狂気を爆発させた者、エリートによる金と女絡みの凶行、 拷問に近い取り調べで犯人に仕立て上げられた冤罪事件、身勝手な復讐劇。 それらは現代でも起きうる犯罪でも、 やはり根底には時代の空気が色濃く反映され今の世とはまた違う独特の狂い方が確実である。 記事本文には、現代では使わない差別用語や蔑称が頻繁する。残酷な記述もふんだんにある。 が、その言葉をもちいなければ、事件の本質、時代のニュアンスが伝わらないと判断し、 あえて当時の表現をそのまま使用している。あしからずご了承いただきたい。 また巻末には、取り上げた事件当時の社会情勢がわかるよう年表を付記した。 犯人、犯行の動機を知るうえでの参考にしてほしい。 鉄人ノンフィクション編集部
  • ずっとそこにいるつもり?【一編無料試し読み版】
    無料あり
    4.8
    閉塞的な現実を背負う人たちの、さまざまな葛藤の中で現れた「気づき」とは。 念願だった映画の宣伝会社に転職した弥生。そんななか、夫から切り出された「ある提案」を受け入れられず、忙しさにかまけ、決断を先延ばしにしていた。だが、その日は確実に迫っていて……(「あなたのママじゃない」)。優良メーカーに内定が決まった大学生の健生。サークルで知り合った友達以上恋人未満の彼女から同棲を仄めかされるが、うやむやにしていた。そんなある日、アパートに帰宅すると、かつて池袋で共に暮らした美空が現れ……(「BE MY BABY」)。ほか全5編の収録作から、 女性作家集団アミの会主催「アミの会短編アワード2022」受賞作「まだあの場所にいる」を無料公開いたします。 ぜひご一読ください。 ○「まだあの場所にいる」内容紹介 初対面なのに物怖じせず、屈託のない転校生の美月を前に、副担任の杏子の心はざわめいた。懸念されることの一つは、クラスの中心的人物で問題児でもある莉愛が虐めの標的にすることだったが……。

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  • アウトリーチ型電話支援の試み 新型コロナウイルス流行下でのテレカウンセリング
    -
    新型コロナウイルスの感染防御のため、社会的距離を取ることが国内外で奨励され ている。そのようななか、様々な現場のメンタルヘルスへのニーズは高まっている一 方で、従来の対面式のカウンセリングや訪問支援は、非常に行いづらくなっている現 状がある。 そこで、東日本大震災および福島第一原発事故の膨大な数の被災者へ、8年にわたり 心理的援助を続けている電話カウンセリング・チームによる、対面ではなく、かつ、 援助者側からアクセスしてカウンセリングを行う、架電式のテレカウンセリングの方 法(アウトリーチ型電話支援)を紹介する。 経済的ダメージやテレワーク、感染対応等によるストレスからメンタルヘルスへの影 響が大いに懸念される今こそ、精神保健や福祉に関わる方々に取り入れていただきた い方法を、豊富なコラムや実施にあたっての留意点とともに示す。
  • アディクション・サイコロジー 依存・嗜癖問題からみた人間の本質
    5.0
    アルコールや薬物の依存・嗜癖の問題は多様化・蔓延化しており、ギャンブルやゲームなど、薬物によらない嗜癖の問題も顕在化するにつれて、心理職の関与も大きくなった。加えて、急速な高齢化の進行や職域でのストレス増大など、メンタルヘルスの危機は高まり、依存・嗜癖問題の拡大が懸念される。従来のように違法薬物の使用を規制し、規範意識を高めるだけではこうした問題には対応できず、問題の背景にある「人間の姿」を理解することがますます重要になった。  本書は、個別の検査法や治療・介入技法の解説には重点を置かず、人間の了解的な理解を試みる心理学の原点に立ち返って、依存・嗜癖(アディクション)問題とどのように向き合うかを考える。実験心理学、神経科学、薬理学を専門とする著者が、アディクションへのひとつの試論を、軽妙な語り口で臨床・支援の現場に投げかける力作。
  • アレクサ vs シリ
    3.8
    人類の夢「しゃべる機械」の実現で かつてないパラダイムシフトが起きる! 機械に言葉をしゃべらせることは、人類にとってコンピューターが存在する以前から、長年の夢だった。インターネットの普及とAI(人工知能)の進化で、その夢がいま現実になろうとしている。 「音声」はあらゆるテクノロジーをコントロールする万能のリモコンになると期待され、アマゾン、アップル、グーグル、マイクロソフトといったITの巨人たちが、音声AIのプラットフォーム戦争を繰り広げている。ユーザーにとっては便利になる一方で、「個人情報の漏洩・悪用」「監視」も懸念される。 また、音声AIを活用した不死の「レプリカ」も、空想やSFの話ではなくなった。本書の最終章で、著者ブラホスは、末期がんの父親のAIレプリカを作成した生々しい記録を報告する。心から愛していた故人のAIレプリカは、残された人の慰めになるのだろうか?
  • 異空自衛隊(1)菊水部隊「大和」出撃
    -
    2015年4月6日、沖縄を含む南西諸島をマグニチュード8.5 の大地震が襲った。その直後、与那国島の南部沖に巨大な新島が出現。事態は、領有権を巡る周辺国との一触即発が懸念される状況となった。マラッカ海峡の海賊掃討に向かうため近海を航行していた海上自衛隊特別派遣艦隊は現場に急行する。本土との通信が途絶え、周囲には戦時中の暗号電が飛び交う状況に、艦隊司令の津島海将補は調査を実施。だが、その時すでに沖縄地方は70年の時を越え、太平洋戦争末期へと時空転移していた。時は4月6日、沖縄は米軍の大攻勢の前に風前の灯火。片道特攻に出撃した菊水部隊の旗艦『大和』が撃沈される、まさにその前日だった。沖縄には陸海空自衛隊も在日米軍もいる。しかし米軍を迎え撃つには、それだけでは心許ない。津島海将補は菊水部隊と共同して米軍にあたることを決意、『大和』を救うべく艦隊を坊ノ岬沖へ向かわせた…。
  • 【維新の未来(1)】「代表選なし、松井代表続投」を決めた日本維新の会にこれだけは言いたい【橋下徹の「問題解決の授業」Vol.273】
    -
    1巻330円 (税込)
    橋下徹公式メールマガジン「学者やコンサルでは伝えられない橋下徹の「問題解決の授業」」を号毎に電子書籍化。 <今号の内容> ■台湾有事が懸念される中、日本政府は具体的な説明を避けていないか ■橋下徹「僕がツイッターで呟き続けた真意」 <橋下徹メッセージ> 『独裁者』『民主主義の破壊者』と散々な言われ方をされてきた僕ですが、私人に戻った今だからこそ、皆さんにお話したいことがたくさんあります。府知事、市長在任中に、メディアで報じられたことは全体の中のほんの一部。しかも、いちいち訂正するのが間に合わないほどに好き勝手に報じられました。僕が何を考え、大阪府、大阪市の改革、そして大阪都構想を目指したのか。小さな弁護士事務所の代表から38歳で政治家に転身した僕が、いかにして数万人規模の役所組織をマネジメントしたのか。資金も組織もない中でいかにして政党を作り上げ、マネジメントしたのか。それまでの役所の常識・行動様式とぶつかり合い、いかにして前例のない大胆な改革を実行したのか。そういった本当に価値のある話は、メディアは報じてくれないんです。だから自慢話を織り交ぜながら(笑)、皆さんのビジネスに少しでもお役に立ててもらえればという気持ちで全てを話すためにメールマガジンを始めます。僕を散々に批判してくれた人たちとも、今まで以上に議論を戦わせていきたいと思っていますので、どうぞよろしく。
  • 命のバトンを受け取る仕事「看取り士」のいろは。20分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度) 【書籍説明】 本書を手にとってくださりありがとうございます。 本人の望む場所での最期に寄り添い、家族のサポートをする「看取り士」 本書は、 ・現在、家族の介護をされている方 ・自身や家族の最期に不安がある方 ・家族や友人・知人たちの望む場所での最期を叶えたい方 ・介護や看護職で、終末期、看取りに抵抗感のある方 ・・・といった方々に向けて、看取りの一連の流れを通してご家族や親しい方に看取りの必要が迫ったときの心構えができる一冊です。 また筆者が歩んできた波乱万丈な人生、看取り士誕生に至った経緯も合わせてお伝えしてまいりますので、看取り士の存在意義や看取り士の必要性を感じていただけると思います。 二〇二五年には超高齢化社会を迎え、看取り難民問題も懸念される日本。すべての方が本人の望む場所で温かい最期を迎えるためにもぜひ一読いただければ幸いです。 【著者紹介】 柴田久美子 一般社団法人日本看取り士会 会長 島根県出雲市生まれ。日本マクドナルド㈱勤務を経てスパゲティー店を自営。平成五年より福岡の特別養護老人ホームの寮母を振り出しに、 平成十四年に病院のない六百人の離島にて、看取りの家を設立。本人の望む自然死で抱きしめて看取る実践を重ねる。 平成二十二年に活動の拠点を本土に移し“看取り士”を創設。全国各地に看取り士が常住する「看取りステーション」を立ち上げ、 岡山県岡山市を拠点に“看取り士”とボランティア“エンゼルチーム”による新たな終末期のモデルを作ろうとしている。 また、全国各地に「死の文化」を伝えるために死を語る講演活動も行っている。その他、平成三十一年三月 みんなの食堂「ももたろう食堂」開設。 平成三十一年四月 「日本看取り学会」設立 同会長。 著書は船井勝仁氏との共著「いのちの革命」、映画『みとりし』(二〇一九年九月全国公開)の原案本「私は、看取り士。」他多数
  • ウクライナ戦争をどう終わらせるか 「和平調停」の限界と可能性
    4.1
    1巻1,012円 (税込)
    ロシアによるウクライナ侵攻開始から1年.核兵器の使用も懸念される非道で残酷な戦争を終結させる方法はあるのか.周辺国や大国をはじめとする国際社会,そして日本が果たすべき役割とは何か.隣国での現地調査を踏まえ,ベトナム,アフガニスタン,イラクなど第二次世界大戦後の各地の戦争・内戦を振り返りつつ模索する.

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  • FXの超プロが教える 投資で浮かぶ人、沈む人
    3.7
    1ドル=65円時代がやってくる! 「マネーの大きな流れ」がそれを証明する。国内・外資系のさまざまな銀行を渡り歩き、外国為替相場の長期トレンドを読みきる伝説のディーラーとして名を馳せた著者が説く、これからの時代の「投資力」養成講座。加熱するFXブーム、アメリカの凋落によるドル安、コモディティ価格の上昇、インフレが懸念される日本、先が見えない株式市場、チャイナマネー、オイルマネーの分かりにくい動き……。一般投資家にとって、ますます先行き不鮮明になる世界経済のなかで、厳しい相場で凌ぎを削ってきた著者の直感力はますます冴えわたる。マネーの「大きな流れ」と日常の「流れ」をどう読み違えず、自分の稼ぎにつなげることができるか。黙っていては資産が増えないどころか減るかもしれないサバイバル時代に突入するなかで、「投資」はもう生き残りの必須条件です。

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  • エンジニアの覗いた自然エネルギー社会 上巻
    -
    1~2巻1,144~1,232円 (税込)
    脱炭素社会・脱化石燃料社会に向けた「輝かしき未来」の展望。地球温暖化が引き起こすさまざまな環境の変化が懸念される中で、我々がこれからできること、すべきことを模索した提言書の現象編、基礎編。エネルギー消費が招く地球温暖化/地球温暖化問題とは何か?/エネルギー変換と熱の効率的利用/脱化石燃料と電気の利用/自然エネルギー利用と社会・経済の変革 など。
  • お受験・中高一貫 エリート教育最前線’13夏―週刊東洋経済eビジネス新書No.23
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    若者の学力低下が懸念される日本だが、こうした中で優秀な生徒を集めたのが、私立の「中高一貫校」だ。6年間かけて勉強させるプログラムが見直され、難関大学への進学実績を積み上げていく。この動きに触発されて、公立でも一貫校の開校ラッシュが続いた。  さらに、全国から親子の集まる乳幼児知育スクールが注目を集めている。もはや「エリート教育は3歳までが勝負」の時代なのだ。  かつての開成→東大→財務省のような、約束された黄金ルートはもう存在しない。 本書では、幼児の英才教育から中高一貫校まで、教育現場の新しい姿を示した。これもグローバル時代の現実のありようである。
  • 海洋プラスチック汚染 「プラなし」博士、ごみを語る
    4.1
    待ったなしの危機「プラごみ問題」。とりわけ海洋の汚染は深刻だ。ペットボトルやポリ袋が大洋の沖から海溝の底にまであふれかえり、微細なプラスチックが生物に大量に取り込まれ深刻な影響が懸念される。人気サイト「プラなし生活」運営者でもある若手海洋研究者が現状を報告、問題を整理し、現時点での解決策を提示する。

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  • 科学技術の現代史 システム、リスク、イノベーション
    4.2
    第2次世界大戦後、科学技術の力は増大する。その原動力は豊富な資金を持つ国家、特に米国だった。インターネットが生まれ、遺伝子操作が可能になり、原子力や人工衛星の利用が広がる。一方でリスクは巨大化・複雑化した。21世紀に入り、AIやバイオテクノロジーが驚異的な展開を見せ、中国や民間企業による〝暴走〟が懸念されるなか、世界は今後どうなっていくのか――。科学技術の〝進化〟の歴史と未来への展望を描く。
  • キャッシュレス・マーケティング ウィン-ウィンの仕組みを築く
    -
    決済業界のイノベーションの波に乗れずに衰退していく企業、企業としては生き残るが、大きくビジネスモデルを変革するものが出てくる時代がやってきました。一方で、大きなチャンスを手にする新規参入企業が登場するのかもしれません。今後、決済の世界で覇者となるのは、従来のカード会社か? 小売や通信などの異業種のプレーヤーか? やはりGAFAなのか? それとも、これまで以上に国際ブランドが力をつけてくるのか? あるいは、いまは誰も想像もしていないプレーヤーが勝者となるのか? 生き残りを賭けた戦いはすでに始まっています。 本書では、ともすると供給者側の論理に終始してしまうことも懸念される、昨今の消費者不在のキャッシュレス推進に一石を投じ、日本であるべきキャッシュレスと、キャッシュレス社会で勝ち抜くための要諦を、決済事業者と加盟店それぞれの経営戦略の観点から論じます。日本におけるキャッシュレスは、加盟店と決済事業者がWin-Winの関係を構築し、キャッシュレスを通じて企業の売上成長に貢献し、消費者も自らが気づいてすらいなかったニーズが満たされるような形で進展すべきです。いまは残念ながらそうはなっていません。真のキャッシュレス時代到来へ向けたアクションを本書では考えます。
  • 強毒型インフルエンザ
    3.5
    2010年秋以降、全国各地で鳥インフルエンザの感染事例が報告されている。鳥型から人型にウイルスが突然変異する可能性も高まっている。病原性の強いH5N1型の新型インフルエンザである。しかし、国民には2009年春の豚インフルエンザの流行で世界的流行(パンデミック)は済んだとの楽観的な印象が残っている。本書はこうした楽観論を戒め、2011年の秋冬に向けて急ぎ対策を講ずるべきだと説く。今後も毎年冬季に恒常的に強毒型鳥インフルエンザが日本で発生を繰り返すことも懸念されるという。それはシベリアの北極圏の営巣地帯に強毒型ウイルスが定着したことが報告されているからだ。いまわれわれに必要なのは、ワクチンや抗インフルエンザ薬の備蓄、発生時の行動計画の策定、さらには個人、家庭でできる対策である。「想定外」ではすまされない、科学的な裏づけによる想定された危機に対処するための最新情報を網羅した。

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  • ギリシャ危機後のマネー経済入門
    -
    1巻1,100円 (税込)
    安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」の成功を背景に、順調に上昇してきた日本株相場だが、今年に入り、大きな波乱が起こりつつある。その波乱要因は、ギリシャ危機と中国株式市場の乱高下である。 今後、ギリシャ危機は、株式市場にどのような影響を与えるのか。著者は、1金融市場混乱シナリオ、2世界的株高シナリオという、2つの正反対のシナリオを提示し、どちらが実現の可能性が高いかを検討している。 1の金融市場混乱シナリオでは、ギリシャ危機が世界に伝播し、世界的に株価が下落することになる。このシナリオで特に懸念されるのは、厳しい経済状況にあるロシア、ブラジルなどの新興国である。 2の世界的株高シナリオでは、ギリシャ危機や中国危機が予想以上に拡大しない限り、世界的な金融市場の混乱は避けられるとみる。このため、「適度な」危機が長続きすれば、世界の中央銀行の金融緩和は長続きするため、世界的な株高が続くことになる。 いずれにしても、歴史的にみて永遠に景気が拡大することはなく、いまの株高と円安が永遠に続くことはない。景気サイクルが存在する以上、やがては、相場が反転することになる。大きく株高と円安になるようであれば、その反動で強烈な株安と円高がやってくることになる。 本書は、金融業界30年以上の金融のプロ中のプロの著者が、ギリシャ危機と中国株下落の世界市場に与える影響を分析し、次のバブルとその崩壊のシナリオを紹介する。 <目次> はじめに 序章 ギリシャ危機と中国危機が世界を揺り動かす 第一章 世界を揺るがすギリシャ危機  1 ユーロバブル崩壊がギリシャ危機を生んだ  2 なぜギリシャ危機は長期化しているのか 第二章 ギリシャ危機に関連する組織と制度  1 欧州連合の組織とギリシャ  2 欧州中央銀行と金融制度  3 IMFとソブリン危機の歴史 第三章 ギリシャ危機の構造的な背景  1 EUとユーロは危機の中で生まれた  2 ユーロの本質は安全保障同盟 第四章 バブルとバブル崩壊は繰り返す  1 株式相場を動かす要因とは何か  2 アベノミクス相場を展望する 第五章 世界の名投資家に学ぶ危機の対処法  1 世界の名投資家は危機の度に資産を築く  2 ギリシャ危機が世界の株式市場に与える影響 あとがき
  • 銀行激変を読み解く
    -
    ◆横並び、健全性重視、無風状態から一変して、近年、ビジネス環境が激変している銀行業界についてわかりやすく解説します。 ◆「フィンテック」や「事業性評価」などがいま話題になっていますが、実は目配りすべきことは他にもたくさんあるのです。本書では、マイナス金利政策、日銀の総括検証、地銀再編、バーゼルIII、フィンテックなど、いま一大変革期をむかえた国内外の銀行をめぐる環境変化とその影響の全体像をわかりやすく解説します。ドル調達コストの上昇、国債市場の流動性低下、欧州銀危機、中国バブルの影響など、あまり知られていませんが、影響が懸念される問題についても掘り下げて紹介します。 ◆著者は、メガバンク出身で、長年、内外の金融制度や、銀行経営、金融市場に関与したり、ウォッチしてきたアナリストです。 ◆最新の情勢を押さえておきたい金融マンや、銀行業界を志望する就活生にとってぜひ読んでいただきたい1冊です。
  • 原発と東電 5つの争点―週刊東洋経済eビジネス新書No.20
    -
    東京電力・福島第一原子力発電所の事故発生から2年半ちかくが経過した。同原発近くの港では、海水の放射性物質の汚染濃度が原因不明のまま上昇し、事故収束のメドは一向に立たないなか、全国の原発が再稼働に向けて動き出した。  安倍政権が成長戦略の柱の1つとして推進する原発輸出政策も問題含みだ。年内をメドにエネルギー基本計画を策定するとしているが、安倍政権が原発を将来的にどう位置づけるのか、方向はまだ見えない。中小企業は電気代値上げに苦しみ、事故収束に当たる労働者の不足も懸念される。3・11後、原発に起因する問題は何一つ解決したとはいえないだろう。  7月に投開票が行われた参議院選挙の争点の一つは原発再稼働の是非だったが、残念ながら論戦が深まったとは言いがたい。5つの争点を軸に、原発と東電をめぐる問題点を徹底検証した。
  • 国民はこうして騙される Fakeが「FACT」に化けるカラクリ
    3.0
    高橋洋一氏(著者)が、菅政権の内閣官房参与に就任! 本書にあるファクトに基づく、高橋氏の刺激的で真っ当な提言を菅内閣はどう活かしていくのか・・・ リーマンを上回る戦後最悪の経済ショック、懸念される長引く景気低迷、失業率増加!この状況から抜け出すために真実(ファクト)を見極めろ! コロナショック後も既得権益を守ろうとする官僚、マスコミのタブーを切り裂く! 【本書の主な内容】 ・バイデン「大統領就任」で、日本経済がピンチになるかもしれない理由 ・「日本学術会議問題」が、いま本当に必要な議論の妨げになっている ・菅政権肝煎りの「デジタル化」に抵抗する、霞が関の役人たち ・「アベノミクス」をいまだ理解せず、的外れな批判をするマスコミ ・なぜ国債発行でも国の借金は増えないのか ・新型コロナ以前に、「マイナス成長」に陥っていた日本経済 ・経済において最も守るべきは「雇用」だ ・コロナ終息を優先させるか、経済を回しながら対応するか ・景気回復まで何年かかる? ・コロナ国難でも「減税に絶対反対」する財務省の「ポチ」 ・激変する世界で異常さを隠しきれなくなった中国ほか
  • コシヒカリより美味い米
    3.5
    コシヒカリは本当においしいか? じつは味比べ実験で他品種と区別できるのは、4人に1人だけ。それなのに全国の作付面積は4割にも及び、品種偏向の弊害も懸念される。植物遺伝学の第一人者が、コシヒカリ幻想の虚妄を衝く。美味い米入手法も紹介。

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  • この一冊でわかる世界経済の新常識2021
    3.0
    「100年に1度」の激変期をズバリ読み解く!  新型コロナウィルスの感染拡大で、「100年に1度」の危機に直面した世界経済。はたして2021年は、どこまで盛り返せるのだろうか。 菅義偉新政権や米大統領選挙結果など最新状況を盛り込んだうえで、世界経済・日本経済の最新動向を、大和総研のトップ・エコノミストが明快に解説する決定版テキストです。 [米国] 新大統領は経済再建で前途多難 [欧州] EU統合深化は経済復興の鍵となるか [中国] 懸念されるデジタル専制主義 [新興国] 政策運営能力が試される [SDGs] 「行動の10年」が始まった [日本] リスクシナリオは感染拡大 本書では、大和総研の選りすぐりのエコノミストたちが、世界経済を理解するうえで必要な基礎知識を、やさしく、わかりやすく解説します。そして、これらの基礎知識を踏まえて、2021年以降の世界経済を多面的に展望・考察します。この一冊さえ読めば、世界経済に関する基礎知識を習得できると同時に、世界経済の展望が簡単に頭に入る構成になっています。
  • サリエルの命題
    4.0
    1巻1,089円 (税込)
    少子化は正しい。問題は長寿だ。 突然発生した新型インフルエンザで、離島の住民が瞬く間に全員死亡。 そしてとうとう本州にも感染者が。頼みの治療薬の備蓄が尽きる時……。 助かる命に限りがあるなら、将来ある者を優先せよ。 迫真のポリティカル・サスペンス! <内容紹介> 悪魔のウイルスの名は「サリエル」。医療に通じ、癒す者とされる一方で、一瞥で相手を死に至らしめる強大な魔力、『邪視』の力を持つ堕天使――。 日本海に浮かぶ孤島で強毒性の新型インフルエンザが発生し、瞬く間に島民全員が死亡した。それはアメリカの極秘の研究データが流出して人工的に作られたという疑いが。テロの可能性が囁かれるうちに、本州でさらに変異したウイルスの罹患者が現れる。ワクチンもなく、副作用が懸念される治療薬が政府の判断で緊急製造されるが、感染が拡大しても全国民にはとうてい行き渡らない。刻々と事態が変化していくなか、果たしてパンデミックは回避できるのか?
  • 34の発言から問題をキャッチ! トラブルの芽を摘む相続対策
    -
    お客様の、ご本人も気づいていない相続対策ニーズをしっかりとキャッチし、的確なアドバイスを行うための実務マニュアルです。お客様の34の発言を取り上げ、その発言から想像される状況、懸念される問題を指摘したうえで、それに対する対処策を、「相続発生前だったらどうすればいいか」「相続発生後だったらどうすればいいか」に分けて解説します。  著者は「はじめに」の中で、このように述べています。 「こだわったのは、『現場目線であること』。  民法や相続税などの条文や取り扱いを羅列した参考書ではなく、『日々現場で相続に携わる皆さんが目の前のお客様(相談者)に対し、専門家として的確にアドバイスできるよう』をコンセプトとして執筆しました。」  相続相談の現場ですぐに役立つ、まさに〝使える一冊"となっています。 お客様の、ご本人も気づいていない相続対策ニーズをしっかりとキャッチし、的確なアドバイスを行うための実務マニュアルです。  お客様の34の発言を取り上げ、その発言から想像される状況、懸念される問題を指摘したうえで、それに対する対処策を、「相続発生前だったらどうすればいいか」「相続発生後だったらどうすればいいか」に分けて解説します。  著者は「はじめに」の中で、このように述べています。 「こだわったのは、『現場目線であること』。  民法や相続税などの条文や取り扱いを羅列した参考書ではなく、『日々現場で相続に携わる皆さんが目の前のお客様(相談者)に対し、専門家として的確にアドバイスできるよう』をコンセプトとして執筆しました。」  相続相談の現場ですぐに役立つ、まさに〝使える一冊"となっています。
  • 3万円相場の投資術(週刊エコノミストebooks)
    -
    コロナ禍は収まらず、再び緊急事態宣言が発令された。実体経済の落ち込みが懸念される中、株価は上昇を続ける。バブル期以来の高値からの投資術を探る。 ※2021年1月26日号の特集「3万円相場の投資術」を電子書籍にしたものです。
  • 襲来 円安インフレ(週刊エコノミストebooks)
    -
    40年ぶりにインフレがやってきた。円安も止まらず、家計へのダメージが懸念される一方で、「慢性デフレ」脱却への期待もかかる。日本経済は大きな岐路に立たされた。 ※2023年7月11日号の特集「襲来 円安インフレ」を電子書籍にしたものです。
  • 食のチャイナ・リスク 危ない中国産食品から身を守るために【文春e-Books】
    4.0
    週刊文春で大反響を巻き起こしている「中国食品告発キャンペーン」。その一連の取材成果は2013年夏『中国食品を見破れ』にまとまりましたが、それ以降の記事を再編集し、文春e-Books化! ジャーナリストの奥野修司氏が中国取材を敢行、その驚愕の食材生産現場をつまびらかにするとともに、今、最も汚染が懸念される中国食品を明らかに。他にも中国産の遺伝子組み換え作物の真実、食品表示ラベルからは見えない「隠れ中国産食品」等々、人間が生きていく上で最も重要な“食”を、決して安全性が担保されているとはいえない中国産に多く依存していることの問題点を提起します。私たちが今この瞬間、口に入れているものは“どこ産”なのか? 本当に安全なのか――? 覆面中国人漫画家・孫向文さんの『実録中国猛毒食品「僕らだって怖い!」の巻』を特別収録。
  • 食料経済 (第6版) ―フードシステムからみた食料問題―
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 私たちの「食をめぐる環境」とその「問題点」とは? 日本の食料・農業問題を多角的・体系的にまとめ、 「SDGs」、「TPP」、企業の農業参入、食品表示、 食料自給力、エンゲル係数の上昇、「中食」のさらなる拡大など、 新たな動向についてデータとともにわかりやすく解説。 農学系・栄養学系・経済学系の大学・短大・専門学校1・2 年生、 公務員をめざす農学系の学生、「食の将来」に関心のある社会人に最適。 ※本書は2016年7月発行『食料経済(第5版)-フードシステムからみた食料問題』の改訂第6版です。 prologue 食料経済で何を学ぶか        ─食卓からさかのぼってそのフードシステムのしくみをたずねる─  1 “豊かな食卓”から思い浮かべるもの  2 “ご飯”,“米”,“稲”  3 ひろがる“食”と“農”の距離  4 フードシステムとその基本数値 1編 “豊かな食卓”を解析すれば 1章 食生活の変遷と特徴  1 わが国の食生活小史  2 第二次世界大戦後の食生活の変化  3 食生活変化の背景および現代食生活の特徴と問題点  4 食の外部化と簡便化  5 “食”の国際比較─日本食文化の特徴─ 2章 成熟期にきた食の需給  1 食料の需給システム  2 食料の供給市場構造  3 成熟期にきたわが国の食料需要  4 日本人の食品購買行動の特徴 2編 農場から食卓を結ぶ食料・食品産業 3章 農畜水産物の生産  1 フードシステムの“川上”:農業  2 農業生産をめぐる環境の変化  3 SDGsと漁業 4章 食品企業の役割と食品製造業の展開  1 食品企業の目的  2 フードシステムにおける食品製造業の位置  3 食品製造業の国民経済の中での役割  4 食品製造業の構造的特徴  5 食品製造業の原料調達とフードバリューチェーン構築 5章 食品流通とマーケティング  1 卸売市場流通を中心とした生鮮食品の流通経路  2 加工食品の流通経路  3 食品流通業における構造変化の諸形態  4 商品のライフサイクルと食品小売業のマーケティング 6章 外食・中食産業の展開  1 飲食業と外食産業・中食産業  2 外食産業の経営戦略の特徴  3 中食産業の多様性  4 外食・中食産業の食材調達─農産物の需要者としての食品産業─ 7章 貿易自由化の進展と食料・食品の輸出入  1 グローバル化と食料貿易の転換点  2 高度化・多様化する食料・食品輸入  3 世界規模での食料の需要増大と食料貿易の将来 3編 国民食料の安定確保 8章 世界の食料問題  1 “過剰”と“不足”の併存  2 地球規模の食料需要の増大  3 成長の限界が懸念される食料供給  4 世界食料の需給バランスと新たな要因  5 世界の食料需給の展望 9章 日本の食料政策  1 食料政策の課題  2 「主食」政策─おもに米政策を対象として─  3 食料をめぐる貿易政策  4 食料産業政策  5 食料自給の確保─食料安全保障の確立に向けて─ 10章 食品の安全政策と消費者対応  1 食料に求められる基本的な性格─安定供給と安全性─  2 なぜ食の安全・安心が保たれないか  3 安全性確保のための政策対応  4 環境問題から食料問題へ  5 安全な食料共有と安心な食生活のためのフードシステムの構築 epilogue 日本の食料問題を考える─真の豊かさを求めて─  1 他国に例をみない食料自給率の低さ  2 基本は“風土に見合った食生活”  3 真の豊かさを求めて,21世紀の食生活を展望する 参考文献/索引
  • 新型インフルエンザ 本当の姿
    3.0
    2009年春に世界中を震撼させるパンデミック(世界的流行)をひき起こした豚由来の新型インフルエンザウイルスは、実は四つの異なるウイルスの遺伝子が混じり合って誕生したものだった。インフルエンザウイルスは有史以来人類の脅威となってきたが、その複雑な誕生システムについては意外に知られていない。強毒化も懸念されるインフルエンザウイルスはどのようにして生まれどのようなメカニズムで変異していくのか。ウイルス研究の世界的権威が、対策も含めて新型インフルエンザウイルスのすべてを明らかにする。【目次】序章 パンデミックの兆し/第1章 ウイルス予備知識/第2章 新型インフルエンザ誕生のメカニズム/第3章 新型インフルエンザウイルスの不気味な姿/第4章 「危ない」インフルエンザウイルスは他にもある/第5章 夏の北半球から去らなかった新型ウイルス/第6章 来るべき冬の大流行に備えて/付録 インフルエンザ以外の危険なウイルス
  • 新地球論-新宇宙論-新神論
    -
    すべては、地球の未来のために 枯渇が懸念される化石燃料、止まらない地球温暖化――。 人類の存続を脅かす事実から、目を背けてはならない。 直面している問題をあらゆる視で徹底分析し、我々が進むべき道を啓示した一冊。

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  • 新版 ひきこもりのライフプラン 「親亡き後」をどうするか
    5.0
    ひきこもり状態にある人は全国で一〇〇万人以上、そのうち四〇─六四歳は約六一万人と言われる。若者問題と思われてきたひきこもりは、今や中高年の問題になっている。親が高齢化するなか、親の死亡に伴うひきこもりの人たちの困窮が懸念される。本書は親の資産を最大限に活用して、ひきこもりの子を生涯にわたって経済的に支えるライフプランを指南する。

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  • 自衛隊は日本を守れるか―週刊東洋経済eビジネス新書No.430
    -
    ロシアによるウクライナ侵攻が世界を揺り動かし、東アジアでは中国の軍拡や北朝鮮のミサイル開発などでより紛争リスクが高まっている。安全保障政策と自衛隊のあり方には、かつてないほどの注目が集まっている。焦点となる防衛費倍増論と敵基地攻撃能力については、複数の専門家の見方を紹介するとともに、懸念される台湾有事の可能性や北朝鮮の核とミサイルの最新動向についても解説。また兵站の不十分さや世界の常識とは懸け離れた装備品開発の黒歴史など、陸海空・自衛隊の抱える課題に迫る。 本誌は『週刊東洋経済』2022年7月16日号掲載の28ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。その後の経済や社会への影響は反映されていません。
  • 図解でわかった東京都 カネと人脈
    -
    「五輪ファースト」から「都民ファースト」へ――。伏魔殿の東京都に初の女性知事が乗り込み、暗部に斬り込む。 本書は週刊エコノミスト2016年11月1日号で掲載された特集「図解でわかった東京都 カネと人脈」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・パンドラの箱を開けた 小池百合子の胆力 ・独占インタビュー 小池百合子 東京都知事 ・Q&Aで学ぶ巨大すぎる東京都 ・五輪費用底なし ・インタビュー 猪瀬直樹 元東京都知事 ・天下り ・小池都政私はこう見る 元副知事の視点 ・小池都政私はこう見る 学者の視点 ・小池都政私はこう見る 元側近の視点 ・匿名座談会 ・五輪特需で懸念される不動産バブル 【執筆者】 横山渉、小池百合子、猪瀬直樹、青山やすし、佐々木信夫、中田宏、友田信男、週刊エコノミスト編集部
  • 図解でわかる 14歳から知るごみゼロ社会
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 SDGsの超基本 ごみの本質を知って 暮らしの未来を考え ゼロ・ウェイスト社会へ 日本にもリサイクル率80%の町がある!! 14歳から読める! わかる! カラー図版満載の“図解でわかる”シリーズ第19弾! ●Part 1 世界はごみで溢れている ●Part 2 人類とごみの歴史 ●Part 3 ごみの行方を追う ●Part 4 ごみゼロ社会への道 【目次より】 あらゆる産業はごみを出す 食料の3分の1が捨てられている 大量に廃棄される衣料品 新型コロナの世界的流行で懸念される医療廃棄物の行方 捨てるものがほとんどなかったリサイクル都市、江戸 ごみ由来の温室効果ガスが地球温暖化の一因に 世界のごみ処理法・焼却かリサイクルか リサイクルを推進するEUと韓国の取り組み 「ごみ貿易」という名の途上国へのごみの押しつけ 燃やさない、埋め立てない・循環を目指すゼロ・ウェイスト 食品ロス対策として注目されるフードドライブやフードシェア 売れ残り品の廃棄禁止を法律で定めたフランスの挑戦 ごみを出さない循環型社会は地産地消から始まる ほか
  • [図解]一目でわかる! 世界経済のからくり グローバル時代のヒト・モノ・カネの流れ
    3.3
    ユーロ圏で不穏な経済状況が続いている。これは世界大恐慌の始まりなのか? 長引く不況から抜け出せず財政破綻も懸念される日本。経済がよくないのに、なぜ超円高なのか?…… いまや経済問題を理解するポイントは連鎖。世界の経済は国境を越え、瞬く間に相互に影響を及ぼし合う。グローバル時代のヒト・モノ・カネの流れと相互連関をつかむことが、世界経済を理解する鍵なのである。本書は、この複雑に絡み合った世界経済を地図やグラフによる可視化で、一目でわかるよう解説した本。世界経済が欧米から再びアジア中心になりつつある様子、食糧・エネルギー・資源で繰り広げられる熾烈な各国間競争、超円高のしくみ、そしてきわめつけは世界の主要国の盛衰。常識として知っておきたい経済知識が短時間ですっきり頭に入る。日頃の素朴な疑問もこれで解決するはず。現代を知り、明日を見通すためにうってつけの本!

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  • ずっとそこにいるつもり?
    3.9
    1巻1,760円 (税込)
    念願だった映画の宣伝会社に転職した弥生。そんななか、夫から切り出された「ある提案」を受け入れられず、忙しさにかまけて決意を先延ばしにしていた。だが、その日は確実に迫っていて……(「あなたのママじゃない」)。 優良メーカーに内定が決まった大学生の健生。サークルで知り合った恋人未満の彼女から同棲を仄めかされるが、うやむやにしていた。そんなある日、アパートに帰宅すると、かつて池袋で暮らしていた美空が現れ――(「BE MY BABY」)。 初対面なのに物怖じせず、屈託のない転校生の美月を前に、副担任の杏子の心は騒めいた。懸念されることの一つは、クラスの中心的人物で問題児である莉愛の虐めの標的になることだったが……(「まだあの場所にいる」)。ほか全5話。 閉塞的な現実を背負う人たちの、さまざまな葛藤の中で現れた「気づき」とは。
  • 助けてと言えない 孤立する三十代
    3.9
    誰もが「助けて」と言える社会を構築するための提言の書、電子版刊行。 コロナ禍で進む弱者切り捨てに異議申し立て! 孤独死した39歳の男性が、便箋に残した最後の言葉は「たすけて」だった──。社会から孤立する三十代、なぜ彼らは「助けて」と声が上げないのか? 派遣切り、ホームレス、孤独死……過酷な現実に直面しつつも、「自己責任」という呪縛にとらわれ続ける就職氷河期世代。その孤独な実態を掘り下げて取材し、幅広い共感を呼んだ話題作が、電子化された。 同世代の作家・平野啓一郎の提言と、NPO「北九州ホームレス機構」代表・奥田知志の活動も収録。誰もが「助けて」と言える社会を構築するために、いま求められるものとは何か。 コロナ禍で弱者切り捨てが懸念される現在、改めて注目されるべき一冊。 【目次より】 第1章 「助けて」と言えなかった──孤独死した三十九歳の男性 第2章 ホームレス化する三十代──炊き出しに集まる若者たち 第3章 「何が悪いって、自分が悪い」──三十二歳の“イケメン”ホームレス 第4章 ネットで広がった共感の声──「他人事ではない」「明日は我が身」 第5章 手遅れになる前に──NPO代表・奥田知志さんの闘い 第6章 大小三十代の危機──平野啓一郎 第7章 「助けて」と言った後に──3・11後の伴走型支援
  • 大災害からの生存術 あらゆる状況から身を守る完全マニュアル
    4.0
    東日本大震災以降、もはや「想定外」では済まされない次の自然災害への備え。いつ発生してもおかしくない地震・津波・噴火の“大災害”で生と死を分けるものは何か?本書は、米特殊部隊の経歴をもち、数々の危地を潜り抜けてきた著者が最新の知見をもとに、最悪の条件下で身を守る極意を伝授する。「東京直下型大地震」「房総沖大地震」「東南海大地震」など予想される地震のタイプ別解説、「東京湾」「伊勢湾」「九州東岸」など地域別の大津波のシミュレーション、「熔岩流」「火山灰」「山体崩壊」など富士山噴火で想定される被害、さらには窃盗・暴漢の防犯対策、懸念される原発トラブルなど、あらゆる状況に対応した完全マニュアルだ。あなたを守るのは、国や自治体ではない。あなた自身だ。不運に負けない「事前の準備」と「リアルな知識」が身につく必携の書。巻末には著者推奨の“これだけは備えておくべき”非常時グッズも収録!

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  • 中国 ゾンビと政争
    -
    中国は、生産設備などの「過剰問題」を解消するための構造改革を打ち出しましたが、思うように進んでいません。実質的に破綻している「ゾンビ企業」は増え、共産党政権内部の権力闘争は激しくなっています。中国経済混迷の原因となっている「ゾンビと政争」の実態を明らかにします。  本書は週刊エコノミスト2016年9月13日号で掲載された特集「中国 ゾンビと政争」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・構造改革は絵に描いた餅 ・インタビュー 丹羽宇一郎 ・懸念される新過剰 ・習政権の権力基盤について2人の識者が分析した。 ・中国の対欧州戦略 ・「反中」広がる香港 ・南シナ海問題 ・不良債権 ・人民元 ・銀行理財商品 ・海外進出企業が急増 【執筆者】 松本惇、藤沢壮、湯浅健司、加茂具樹、金子秀敏、羽場久美子、倉田徹、八塚正晃、神宮健、梶谷懐、梅原直樹、矢作大祐、週刊エコノミスト編集部 【インタビュー】 丹羽宇一郎
  • 超金融緩和からの脱却
    4.3
    ・2016年3月末まで日銀審議委員を務め、マイナス金利導入には異議を唱えるなど、金融政策運営に関与してきた経済学者が、退任後異例の早さで刊行。アベノミクスの現状の理解と、これからを見通す上での必読書。 ・限界と副作用が懸念される超金融緩和政策から、持続可能な金融緩和へ、いかに移行していくかが世界のセントラルバンカーたちの喫緊の課題。市場の追加金融緩和期待に翻弄される日本、なかなか金融正常化が進まないアメリカ、域内対立を抱えながら超金融緩和を深める欧州など、各国の金融緩和の実態と経済の現状を分析。金融政策だけでは限界がありヘリコプターマネーを提唱する最近の識者たちの議論と実践上の課題も紹介。金融緩和のこれからを読み解く。
  • 次の震災について本当のことを話してみよう。
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    関東大震災の「火災」 阪神淡路大震災の「家屋倒壊」 東日本大震災の「津波」 これらをを同時に経験するかもしれない。 首都圏を襲う大地震も懸念される! ★日経新聞「春秋」で紹介! ★読売新聞に書評掲載 ★「東洋経済オンライン」で紹介! ★2018年5月25日付 日刊工業新聞「話題の本」で紹介されました 【次の震災の光景】 街は津波に襲われたところと、火災で燃えているところと両方の惨状が広がる。あまりたくさんの家が壊れているので、避難所には入れない。人々はヨレヨレの格好で郊外に歩いていく。 行き倒れになっている人を助けることもできない。電気もガスも水道もすべてが途絶。…衛生状態も悪化の一途。街には強烈な腐臭が漂う。 【危うい大都会】 入り江を埋め立てた東京・日比谷、丸の内の地盤はズブズブ。関東大震災では丸の内のほとんどのビルが倒壊した。スイスの再保険会社が公表した自然災害危険度が高い都市ランキングで「東京・横浜」はワースト1。大阪・中之島は高波や津波の時どう対処するのか。名古屋駅前もズブズブ地盤! 林立する超高層ビルの安全性は十分には検証されていない。 【40年の空白】 戦後40年、高度成長期に大都市で大きな地震がなく、日本は経済成長を遂げた。この間、電気、燃料、水道、通信網が高度に発達し、それを基盤にした社会に日本人は生きている。次の巨大な地震はそれらをすべてストップさせて容易に回復できないという、過酷な事態をもたらす可能性がある。東海・東南海地震が起きたら、世界はその後に南海地震が続くと警戒し、日本は売り叩かれる。世界恐慌につながる。 【見たくないものを見る】 こうした事態は多くの人にとって「見たくないもの」。私たちは「誰かがうまくやってくれている」と、見たくないことに目をつぶり、人任せにして日々を過ごしている。「見たくないもの」をあえて見ることが最悪の事態を防ぐ。 【ホンネが問題を解決する】 企業の事業継続計画(BCP)は、本来「具合の悪いところを見つけて改善するためのもの」なのに、「社長や株主に報告するため」のきれいなものになっている。 組織の死命を制する防災は「ホンネ」で語らなければダメ。名古屋の大手企業70社と「ホンネの会」を始めた。「自分の組織の悪いところを正直に話すこと」「嘘をつかないこと」が入会資格。「実はうちも全然ダメ」などというやりとりが続き、それぞれが持ち帰り自社の防災対策に生かしている。ホンネがホンキの対策を生む! 【今すぐできること】 南海トラフ地震のような大規模災害では公的な支援は不足する。自助が基本。家の耐震化は見栄えさえ気にしなければ安くできる。進学、結婚で新しい土地に住む時は地盤と建物を選ぶ。そんなのは無理という人も、家具だけは止める。みんなが家具を止めれば、大震災の被害は圧倒的に減る。まずは自助の基本、耐震化と家具固定を率先する。今すぐできることはたくさんある!
  • デジタル化する新興国 先進国を超えるか、監視社会の到来か
    4.0
    デジタル技術の進化は、新興国・途上国の姿を劇的に変えつつある。中国、インド、東南アジアやアフリカ諸国は、今や最先端技術の「実験場」と化し、決済サービスやWeChatなどのスーパーアプリでは先進国を凌駕する。一方、雇用の悪化や、中国が輸出する監視システムによる国家の取り締まり強化など、負の側面も懸念される。技術が増幅する新興国の「可能性とリスク」は世界に何をもたらすか。日本がとるべき戦略とは。
  • 東京クライシス 内閣府企画官・文月祐美
    4.3
    1巻1,870円 (税込)
    上流域での豪雨で荒川の決壊が懸念される真夏の金曜日、千葉と埼玉で竜巻が発生、変電所を襲った。結果、二十三区を含む広範な地域が停電、JRや地下鉄は運休を決め、帰宅困難者が街に溢れることに。止まない雨に刻一刻と洪水の危険性が高まる中、首相と政策顧問団は党の公約に拘り、準備していた防災計画を場当たり的に変更していく。やがて荒川が決壊、墨田区などが水没。顧問団は危機管理監らに責任を被せる形で更迭し保身に走り始める。そしてその悪魔の矛先はついに、たった一人残された内閣府の防災担当企画官・文月祐美に向かう! 命懸けで持ち場を死守する人々を守る、もう一つの闘いの行方は!?
  • 糖尿病 高血糖・ヘモグロビンA1c・合併症 糖尿病治療の名医が教える最高の治し方大全 聞きたくても聞けなかった142問に専門医が本音で回答!
    3.0
    糖尿病の患者数は今や予備群も入れて約2000万人に及ぶ。発症しても初期のうちは無症状のため甘く見られがちだが、治療せず放置すると腎症・網膜症・神経障害などの重大な合併症を招き、中には失明、人工透析、足の切断に至る人も少なくない非常に怖い病気。合併症を防ぐには血糖値やヘモグロビンA1cを正常範囲にコントロールすることが重要で、本書はそのための最新の治療法を伝授する。ヘモグロビンA1cが下がらないのはなぜ?糖尿病になりやすいのはどんな人?血糖値を効率よく下げる体操や食事法は?果物やチョコは食べていい?突然の失神を招く低血糖の防ぎ方は?血糖値も肥満も改善する新薬があるって本当?合併症になったときの治療法は?第二波が懸念される新型コロナの罹患や重症化を防ぐ免疫力の高め方は?など、糖尿病の患者や予備軍が今知りたい142の質問に専門医がすべて答える。
  • 特許大国中国の襲来に備えよ
    -
    中国国内の知財訴訟は6万件(12年)で、日本の500件、米国の8000件を大幅に上回る。 懸念されるのは、中国企業の世界進出が進めば国外でも、訴訟を乱発する可能性があることだ。 加えて、アップル対サムスンの訴訟が世界中で展開されるなど、知財の世界は大きく動いている。 元ホンダ知財部長の久慈直登氏の論考と、企業の取り組みから日本のとるべき方策を考える。 ※本書は月刊誌「WEDGE」2013年3月号の特集記事を編集し、電子化したものです。 ◆知財戦略における攻撃と防御 ◆模倣品対策、ライセンス供与…、 実例から学ぶ「知財活用術5カ条」
  • 2018世界経済総予測
    -
    中東や北朝鮮で地政学リスクが懸念される中で、世界的な景気拡大や株価・不動産など資産価格の上昇は何を意味するのか。 本書は週刊エコノミスト2018年1月2・9日号で掲載された特集「2018世界経済総予測」の記事を電子書籍にしたものです。 ・カネ余りが生み出す怪現象 金融危機は必ず起こる Part1 米国経済 ・【インタビュー】ポール・ローマー(世界銀行チーフ・エコノミスト) ・ワールド・ダラーと米金利 ・【インタビュー】ラグラム・ラジャン(シカゴ大学経営大学院教授) ・【景気循環】歴史的転換点に立つ18年米国景気 ・【FRB】低インフレ克服か、金融バブル警戒か ・【中間選挙】トランプ減税実現が追い風 Part2 世界経済 ・【中国】新経済と消費増で7%成長の勢い ・【インタビュー】国分良成(防衛大学校長) ・【ロシア】国主導の企業支配に異変? ・【欧州政治】EU統合推進の正念場 ・【ECB】再延期も視野に量的緩和策を継続 ・【インド】19年年に総選挙控えるモディ政権 Part3 地政学リスク ・【インタビュー】イアン・ブレマー(ユーラシアグループ社長) ・【中東情勢】サウジ・ムハンマド皇太子の強権化 ・【北朝鮮】求めているのは核抑止力、全面戦争にはためらい ・【インタビュー】ポール・ゴールドスタイン(米外交コンサルタント、パシフィック・テック・ブリッジ社長兼CEO) ・エコノミストが選ぶ2018年の注目テーマ ・日本の経営者はこう見る! 18年の注目テーマは「米国政治」 Part4 マーケット ・【インタビュー】ジム・オニール(元ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント会長) ・【マーケット予想】米国株/米国金利/原油/銅/中国株/新興国株 ・【新興国通貨】インド経済改善でルピー安定 ・【米ドル】原油取引介した覇権は縮小へ ・【ビットコイン】上昇基調と急下落リスクの並存 ・【原油乱高下】原油の先安観は行き過ぎ ・【近代資本主義】低利とグローバル化の同時進行 Part5 2018新技術 ・【中国の技術革新】「BAT」の資金力が支える ・【シリコンバレー】加速する「アルゴリズム・AI革命」 ・【半導体】メモリーバブル一息 長期には右肩上がり ・【インタビュー】浜矩子(同志社大学教授)
  • ハウジングプア
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    急増する空き家、介護難民、住宅ローン返済に苦しむ40~50代、一生借家住まいの若年層、増加が懸念されるホームレス……脇目も振らず「持ち家取得」にまい進してきた日本社会は、「ハウジング プア」とも言うべき新たな問題に直面している。 本書は週刊エコノミスト2017年4月4日特大号で掲載された特集「ハウジングプア」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・失われる「居住の安全安心」 住宅確保に困窮する若年層 ・インタビュー 佐藤英道・衆議院議員、公明党国土交通部会長 ・大量相続時代 戸建て空き家予備軍720万戸 「住宅過剰社会」からの転換を ・首都圏版 横浜市や千葉市の郊外で大きな絶対数 都心部は大量の中古住宅放出の懸念 ・賃貸マンション 家は「都心の賃貸」が一番 相続で分譲物件が転用 ・中古住宅のブランド化 大手住宅メーカー連合が進める中古戸建て住宅市場の整備 ・マンション価値は上がる 築41年でも時価は新築時の6割増し… ・50代、住宅ローンはどうする? 退職金での返済はNG 借り換え&繰り上げで身軽に ・地価は下落 「持ち家」から解放された社会に 今後10~15年で貸家との比率逆転 ・田中角栄が変えた日本人の住宅 「居住福祉」政策への転換を ・消費者金融で返済も 危うい低所得者層住宅ローン ・高齢者住宅 大量介護難民発生の2025年問題 不足する量の確保と質の改善が急務 【執筆者】 平山洋介、野澤千絵、牧野知弘、伊能肇、荻原博子、深野康彦、井上明義、早川和男、大槻奈那、田村明孝、エコノミスト編集部
  • 普通の人々の戦い AIが奪う労働・人道資本主義・ユニバーサルベーシックインカムの未来へ
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    AI、コロナ危機等の社会変動に対抗する人道資本主義とベーシックインカムの未来戦略を提言する。 異色の台湾系移民2世の米国大統領選民主党候補者アンドリューヤンの社会への提言。発売以来全米NO1ベストセラー。ある州の世論調査でトランプ大統領を8ポイントリードする意味が本書に表現されている。世界的に懸念されるAI革命による労働世界の消滅と地域経済の衰退に対する抵抗戦略を提示。それは、国民ひとりあたり、月に11万円を支給する「自由配当」=ベーシックインカムによりすべての人々の所得を保障することで、人間性を中心にした「人道資本主義」を実現する未来社会宣言! 【目次】 はじめに 大いなる解職 第1部 仕事のゆくえ 第1章 私の遍歴 第2章 ここまでの道のり 第3章 アメリカにおける「普通の人」とは 第4章 私たちの生業(なりわい) 第5章 工場労働者とトラックの運転手 第6章 ホワイトカラー雇用も消える 第7章 人間性と仕事 第8章 よくある反論 第2部 私たちのゆくえ 第9章 カプセルの中の日常 第10章 欠乏の精神と豊穣の精神 第11章 地理が運命を決める 第12章 男性、女性、そして子どもたち 第13章 亡霊階級——解職の実情 第14章 テレビゲームと(男性の)人生の意味 第15章 アメリカのコンディション=社会分裂 第3部 問題の解決方法と人道資本主義 第16章 自由配当 第17章 現実世界のユニバーサル・ベーシック・インカム  第18章 新たな通貨としての時間 第19章 人道資本主義 第20章 丈夫な国家と新しい市民権 第21章 雇用なき時代の医療 第22章 人を育てる  むすびに 支配と従属の分かれ道 謝辞 【著者】 アンドリュー・ヤン 1975年生まれ。台湾からの移民二世。弁護士、テクノロジー系・教育系会社のCEO、共同創設者、その他の重役を歴任した後、2018年初頭に2020年アメリカ大統領選挙への出馬を表明。自身が創設した非営利団体「ベンチャー・フォー・アメリカ(VFA)」は、アメリカ全国各地の新興都市に根ざすスタートアップ会社に最優秀の大卒者を送り込み、雇用成長に加え次世代の起業家育成にも大きく貢献した。 早川健治 翻訳家。和訳作品では、エレン・ブラウン著『負債の網—お金の闘争史・そしてお金の呪縛から自由になるために』(那須里山舎)、ロビン・コリングウッド著『哲学の方法について』、同『精神の鏡、知識の地図』、フロスティ・シガーヨンスソン著『通貨改革—アイスランドのためのより優れた通貨制度』。英訳作品では、多和田葉子著『Opium for Ovid』(変身のためのオピウム)。
  • 滅びゆく生物たち 大分の自然
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    大分県内で絶滅が懸念される希少生物を記者が実地に見て歩いたルポ。カブトガニ、マナヅル、ベニイトトンボなど32種類の生物を撮影し、見たままの姿を描写している。各生物ごとに生態や特徴、絶滅危惧の程度についての解説も添えてあり、図鑑としても楽しめる。掲載例▽チョクザキミズ▽クロツバメシジミ▽オンセンミズゴマツボ▽オオイタシロギセル▽オオイタサンショウウオ▽オグマサナエ▽イワギク

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  • 「万が一」に役立つ! 地震保険 入門とその落とし穴
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    日本に住むなら知っておきたい地震保険の制度と実態、覚えておきたい「被災調査人」 地震保険は、地震で受けた被害を補償する保険です。 日本の世帯の加入率は増加傾向にあるものの、約30%となっています。 南海トラフでの地震など、大地震の発生が懸念される今、 地震保険への加入は、リスクの軽減に役立つことでしょう。 なお、地震保険の保険料は、2019年・21年と、段階的に値上がりする予定です。 加入を検討している方は、18年中に加入したほうが保険料を抑えることができます。 しかし、せっかく地震保険に加入しても、保険会社の委託を受けた、 「損害保険登録鑑定人」に、生じた損害を軽く判定されてしまい、 受け取れる保険金が少なくなってしまったという話があります。 そこで紹介したいのが、「被災調査人」です。 被災調査人は、被災した家の損害を調査し、保険会社に正しい鑑定を促します。 これから鑑定する家はもちろん、すでに鑑定済みの家でも再調査し、 見逃した損害やごまかした瑕疵などがないか分析を行います。 その結果、問題があれば、保険会社に再鑑定を依頼します。 これにより判定が上方修正されると、差額の保険金を受け取れるのです。 2017年はこうした再鑑定により、合計1億円以上が新たに支払われています。 本書では、日本に住むすべての人に知っておいてほしい地震保険の制度と実態、 そして被災調査人による判定の事例を紹介します。
  • マンション管理はこうして見直しなさい[新版]
    5.0
    本書は、分譲マンションの管理の全体像とポイントを初心者にも分かりやすく、一問一答形式で整理、解説したものである。 編者は分譲マンションの管理組合のためのコンサルティング会社としては日本で初めて、1997年に設立された株式会社ソーシャルジャジメントシステム。著者は同社の代表取締役である。 2020年現在、日本には680万戸(推計)の分譲マンションがある。いまや都市部において、分譲マンションはごく普通の住まいだが、それゆえ分譲マンションに様々な不安を感じる人も増えている。 例えば、2019年10月の台風19号による大雨では、川崎市内にある超高層マンションが浸水。数週間に渡って停電と断水が続いた。2015年に発覚した横浜市の傾斜マンション問題では、基礎杭の一部が堅い地盤(支持層)に届いていない疑いがあることなどから全棟を建て替えることになった。 最近では、管理費や修繕積立金の値上げの動きが注目される。特に修繕積立金については、多くの分譲マンションで当初の設定金額が低すぎるため、大規模修繕工事のタイミングで大幅な値上げや一時金の徴収に迫られるケースが少なくない。 さらに、近い将来、発生するといわれる首都直下地震や南海トラフ地震など巨大地震の影響も懸念される。 こうした分譲マンションについての様々な不安に立ち向かいつつ、快適な生活の場として、また大切な資産としての価値を維持するため、鍵を握るのが「マンション管理」なのである。 ところが、「マンション管理」はややもすると空気のようなもので、何か不都合やトラブルが起こってはじめてその重要性を思い知ることになりがち。 「うちのマンションは大丈夫だろうか?」と感じている多くの人にとって、マンション管理を見直すきっかけとなる一冊である。
  • モハメド・アリ語録 [世界を揺るがした勇気のことば150] 問題は倒れることではなく、立ち上がろうとしないことだ
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    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「人生はボクシングに似ている。問題は倒れることではなく、立ち上がろうとしないことだ」 没後1年を記念して刊行する元世界ヘビー級王者モハメド・アリの発言集。世界の分断化やナショナリズムの台頭が懸念される今、アリのことばが求められています! 多彩なボキャブラリーを駆使したマシンガントークから「ラップの父」とも言われるアリ。対戦相手を挑発し、KOラウンド予告するパフォーマンスなど、スポーツにショーマンシップを取りいれたパイオニアであり、アスリートの枠を飛び超えて人種差別、貧困問題と戦い、戦争反対を訴え続けた人類の英雄です。 「語録150種」のほか、「モハメド・アリ全試合」、「モハメド・アリ年表」も収録。また、トランプ大統領、オバマ元大統領、ボブ・ディラン、ポール・マッカートニーなど、世界の重要人物70人以上から寄せられた「追悼コメント」集も付いています! 2017年は、アリがベトナム戦争を徴兵拒否してから50年目に当たるメモリアルイヤー。彼はリング上の相手だけではなく、アメリカ合衆国政府とも対峙。1967年、ベトナム戦争の徴兵拒否の立場を貫いたことにより有罪判決が下され、ボクサーライセンスとタイトルまで剥奪されたのです。 なぜ、アリは絶望と戦えたのか? なぜ、アリは不屈なのか? 答えは本書にあります。もし、アナタが職場、学校、家庭などで不当に扱われているとしたら、黙っていても何も変わりません。チャンプのことばで勇気をチャージしてください! 座右の銘になること必至です!! モハメド・アリ。旧名カシアス・クレイ。1942年1月17日生。1960年ローマ五輪で金メダルを受賞。1964年ソニー・リストンを撃破。22歳の若さで世界ヘビー級新王者に君臨。その直後イスラム教への改宗を公表。以降、モハメド・アリを名のる。1967年ベトナム戦争の徴兵を拒否したことで実刑判決。ボクシング界から追放され王座も没収。1970年、最高裁で無罪判決。1974年、40戦無敗の絶対的王者ジョージ・フォアマンから劇的な逆転KO勝ちを収め、王座を奪還。1981年現役引退。通算成績は56勝5敗。 目次 プロローグ/まえがき/序 章 追悼/第一章 自信・情熱/第二章 才能・努力/第三章 独創性・夢/第四章 使命/第五章 徴兵拒否/第六章 恐怖・勇気/第七章 敗北・復活/第八章 女性/第九章 お金/第十章 仲間/第十一章 愛/第十二章 老い・病い/第十三章 伝 説 へ/注釈/モハメド・アリ年表/モハメド・アリ全試合/追悼コメント集/エピローグ/あとがき 【編者紹介】 N. U. D. E.(ヌデ)/ブラックパワー研究所代表。編集者としては日本で最初にBボーイであることを表明。1990年代初頭からONYX、ジュニア・マフィアといったゲットー・セレブリティたちに惹かれ、黒人男性の不敵なアティチュードのルーツが、モハメド・アリ、マルコムX、ヒューイ・ニュートンなどの偉人たちであることを知る。『BURST VOL.4』(コアマガジン/1996年5月発行)にて「黒人自衛集団/黒豹党(BLACK PANTHER)」などを企画立案。
  • リーマン・ショック 元財務官の回想録
    4.0
    1巻1,899円 (税込)
    100年に1度の金融危機といわれ、多くの金融機関や企業が倒産したリーマン・ショックが発生してから、2018年9月でちょうど10年になる。 本書は、リーマン・ショック発生当時、財務省で国際関係を統括する事務次官級ポストの財務官(07年10月~09年7月)を務め、事後処理をIMF副専務理事として担当した篠原尚之・東京大学教授の回想録である。リーマン・ショックでは、三菱UFJが米証券大手のモルガンスタンレーに出資するなど、日本は火消し役の立場でもあったが、篠原氏は、当局担当者として交渉にかかわっている。世界規模の金融危機のど真ん中で、如何に各国政府と協調し、対応したのか、当事者が、その全てを語る。株価が上昇し、バブルが懸念される今こそリーマン・ショックの教訓から学ぶべきことは多い。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 歴史修正主義とサブカルチャー 90年代保守言説のメディア文化
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    メディアにヘイトスピーチやフェイク・ニュースがあふれ、「右傾化」が懸念される現代日本。「歴史修正主義(歴史否定論)」の言説に対する批判は、なぜそれを支持する人たちに届かないのか。 歴史修正主義を支持する人たちの「知の枠組み」を問うために、歴史を否定する言説の「内容」ではなく、「どこで・どのように語られたのか」という「形式」に着目する。現代の「原画」としての1990年代の保守言説を、アマチュアリズムと参加型文化の視点からあぶり出す。 「論破」の源流にある歴史ディベートと自己啓発書、読者を巻き込んだ保守論壇誌、「慰安婦」問題とマンガ、〈性奴隷〉と朝日新聞社バッシング――コンテンツと消費者の循環によって形成される歴史修正主義の文化と、それを支えるサブカルチャーやメディアの関係に斬り込む社会学の成果。 ****************** 酒井隆史さん(大阪府立大学)、推薦! なぜ、かくも荒唐無稽、かくも反事実的、かくも不誠実にみえるのに、歴史修正主義は猛威をふるうのか? いま、事実とはなんなのか? 真理とはなんなのか? 真理や事実の意味変容と右傾化がどう関係しているのか? 「バカ」といって相手をおとしめれば状況は変わるという「反知性主義」批判を超えて、本書は、現代日本の右翼イデオロギーを知性の形式として分析するよう呼びかける。キーはサブカルチャーである。わたしたちは、本書によってはじめて、この現代を席巻する異様なイデオロギーの核心をつかみかけている。この本は、ついに現代によみがえった一級の「日本イデオロギー論」である。

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