作品一覧 2023/03/23更新 ウクライナ戦争をどう終わらせるか 「和平調停」の限界と可能性 試し読み フォロー 内戦と和平 現代戦争をどう終わらせるか 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 東大作の作品をすべて見る
ユーザーレビュー ウクライナ戦争をどう終わらせるか 「和平調停」の限界と可能性 東大作 第二次世界大戦後の紛争がどのように終結したのか、日本がどのような支援をしてきたかなど、知らないことばかりでした。 Posted by ブクログ ウクライナ戦争をどう終わらせるか 「和平調停」の限界と可能性 東大作 ウクライナ戦争をいかに終わらせるか、破滅的な核の応酬や経済圏の分離も見据えつつ、プーチンがいても失脚してもなんとか外交的解決策を模索することの重要性を説いている。 ベトナムやソ連のアフガン侵攻など過去の戦争終結を振り返り、大国の撤退こそ終結の道とする。和平調停は国連よりも大国や周辺国の力の方が有用で...続きを読む、レバレッジを有する国が仲介に乗り出す必要がある。経済制裁はやたらめったらやればいいというものではない。 ブチャでの虐殺が明らかになる前には、和平交渉が形になりかけていたと初めて知った。日本の支援や、中村哲さんのアフガニスタンでの功績はこの本を読むまでなんとなくしか知らなかった。タリバンに政権が移ってから、確かに女性を抑圧したりはあるかもだが、日本のNGOともうまく連携しているんだな。 Posted by ブクログ ウクライナ戦争をどう終わらせるか 「和平調停」の限界と可能性 東大作 著者はアフガン支援にも携わった経験あり。提言に新しさはないが、著者の経験や過去の事例から冷静ないが議論を組み立てており納得感がある。 Posted by ブクログ ウクライナ戦争をどう終わらせるか 「和平調停」の限界と可能性 東大作 現在、非常に大きな問題となっているウクライナでの戦争を入口にしながら、軍事紛争に苦しんでいた状況の解決と事後の様々な事柄、そうした関係地域での日本の国際協力の経過というような幅広い話題を取上げ、ウクライナでの危険な状態を脱することを期したいとする内容で、読み応えが在る一冊になっていると思う。 「戦争...続きを読むの終わらせ方?」というようなことは、辞書や百科事典に載っているようなことでもないのかもしれない。が、「戦争が終わる」というのは、「何れかの陣営が軍事的に勝利」というような第2次大戦のような状態でもなければ「交渉による和平合意」ということにしかなり得ない。ロシア側が<特定軍事行動>と称する「侵攻」に端を発するウクライナでの戦争も、とりあえずは「交渉による和平合意」を目指す他に無いのかもしれない。そういうことで、少しの間模索された停戦合意の経過、それが沙汰止みのようになった後の経過等を本書では論じている。更に、色々な事例や、幾人かの論者が取上げている論点を紹介し、「戦争犯罪」なるモノの取り扱いを巡る事柄も取上げている。こういう事柄を論じている例は余り知らず、少し参考になった。加えて「経済制裁」に関する事も広く論じられていた。 既に戦争は1年も経ち、ウクライナ各地の民間人の間では子ども達に至る迄、戦争状態が日常化してしまうような状況に陥っている。少しでも早く停戦への動きが加速して頂きたいものだ。そして戦禍で荒廃してしまった国を建直すというような動きの中、様々な国際協力の模索ということも在るであろう。そういう国際協力ということに関して、日本は存外に豊富な経験を有しているということも本書では紹介されている。 残念ながら、開戦から丸1年を経て、停戦の動きは未だ視えない感である中だが、それ故に本書には「とりあえず読むべき!」という内容が込められていると思う。出逢って善かった一冊。御薦め! Posted by ブクログ ウクライナ戦争をどう終わらせるか 「和平調停」の限界と可能性 東大作 本書には書かれていないが、開戦を巡ってはウクライナ側にも避難されるべき事実関係がある。 ウクライナの歴史を学ぶと、ソ連のスターリン時代にロシア人に対して深い遺恨があることかずわかる。 ウクライナ人は最後の一兵となるまで戦うことになりそうだ。 そして、遺恨を利用する軍需産業が大笑いするという構図だ。 ...続きを読むもちろん、開戦して罪のないロシア人を無駄死にさせているプーチンも大馬鹿である。 Posted by ブクログ 東大作のレビューをもっと見る