無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2024年03月02日
近代の科学技術の発展の歴史を振り返る一冊。
国家が膨大な人員と資金を集めることで科学技術の分野で大きな飛躍があった歴史がわかる。先進国が戦争を盛んに行なっていたころ、国家は膨大な資金と当時の叡智をかき集め、科学技術を軍事目的に活用している。その産物が現在の科学技術発展にも貢献している。そして、その鍵...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年11月11日
第二次世界大戦からの現代科学技術史について。それはすなわち米国の科学技術史であり、冷戦終結後の米国一極体制とその後の米国、特に軍需の相対的力学低下による技術主導のグローバル&民間シフトが語られる。一方でレイチェルカーソン『沈黙の春』など、科学技術が招いた負の側面も取り上げている点がユニーク。
19...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年08月16日
現代史とは科学技術の歴史であるってことがよくわかった。とりわけ現代に近づくにつれて、紹介される技術が具体的にどんなものなのかわからなくなるのがやばい...。勉強しないと。
203-4頁
「個別の技術の成立・展開の過程をみると、技術は社会的に構成されているようにみえる。しかし大きな時間的・空間的スケ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月13日
複雑な科学技術の現代史をマクロで捉えたものである。科学技術は研究者の興味関心から始まったが、それが国益になると考えられてからは、出資者が国家になる。軍用に活用されついには原爆の開発に至るが、冷戦終結後は民用化が進み、大企業が科学技術の主導者となり、変わった形の管理社会が構築されていく。そんな流れが...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。