ローマ法王作品一覧

  • イラスト図解 社会人として必要な世界の宗教のことが3時間でざっと学べる
    3.7
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「イスラム」「ローマ法王」や、時折メディアをにぎわす「宗教法人」など、 ニュースにしばしば出てくる「宗教ワード」をざっと知っておかないと、 それに関連する情報をよく理解できません。 本書は、世界のおもな宗教にまつわる「必要最低限知っておくべきポイント」を、 池上彰氏がやさしく解説。 イラスト図版を使いながら、誰にでもわかりやすくまとめられた一冊! ※本書は、小社より刊行された 文庫『[図解]池上彰の世界の宗教が面白いほどわかる本』 『[図解]池上彰のニュースの基本が面白いほどわかる本』〈一部のみ〉 をベースに再構成・改題・各所アップデートの上、新たな章を増補してリメイクしたものです。
  • 黒魔術の手帖
    4.0
    ローマ法王が魔術に手を染めていた? 大哲学者・デカルトでさえも入れてもらえなかった薔薇十字団って? 悪魔礼拝の秘儀に、ルイ14世の愛妾モンテスパン公爵夫人もハマっていた? 妖術師や時の権力者らが虜になったカバラ、タロット、黒ミサ、自然魔法など黒魔術の数々。その精神性をひも解き、ヨーロッパの神秘思想の歴史的系譜を、澁澤龍彦が日本に初めて紹介。三島由紀夫に「殺し屋的ダンディズムの本」と嘆賞された、オカルト・ブームの先駆的エッセイ集!
  • よろこびの機械
    -
    宇宙旅行に関するローマ法王の文書をめぐり、神父たちが奇妙な騒動を繰りひろげる「よろこびの機械」、火星の古い井戸の中でじっとあることを待ちつづけている男の悲哀をつづる「待つ男」、ある朝突然、全人類が姿を消して静寂そのものとなった地上の世界を旅する一家の物語「休暇」など、珠玉の21篇を収録。特異な文明批評と、幻想味あふれる叙情性で知られるSFの詩人ブラッドベリが精魂をこめて謳いあげた傑作短篇集
  • ジョークで読む国際政治
    3.5
    金正日総書記「核ミサイルが遂に完成した。いずれ東京に向けて発射する」。長男の金正男「ディズニーランドだけは壊さないでください」――。独裁者の一挙手一投足をからかうロシア、大統領の不倫劇に盛り上がる米国、王室ネタが大好物の英国、意外なジョーク愛好国のフィリピン、パレスチナ自治区……。ローマ法王から福田総理まで、オールキャスト総出演。大笑いしながら、政治も外交もぐっと身近になる一冊。

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  • 信じられない! 世界の不思議ミステリー119★テレポートするアフリカの少年★クジラに飲み込まれて生還した男
    -
    常識では説明できないアンビリーバボー体験 ● クジラに飲み込まれて生還したオトコ ● 何百キロもの距離をテレポートするアフリカの少年 ● UFOの光線を浴びた人々の体に残る「奇妙な痕」とは!? 世の中には常識ではありえないアンビリバボーな出来事がたくさんある 世界の不思議ミステリーを119項目紹介 不可解な事は世の中では公表されない。 これらには、科学者がもっともらしい説明をつけているものもあるが それでも謎が残るケースが少なくない。 それではいまから、皆さんを「不思議な非日常の世界」ご招待。 ■目次 ●1章 信じられない「偶然の一致」「運命の不思議」 ・1840年以来20年おきにアメリカ大統領を襲う「奇妙なジンクス」 ・「タイタニック号」の悲劇を予知した小説 ・「タイタニック号」とよく似た名前の船があわや遭難 ・事前に新間掲載されていたノルマンディー上陸作戦の躇号 ・ジョン・レノン殺人犯の名前の不吉な一致 ・ジェームス・ディーンと呪われた愛車「スパイダー」の謎 ・ルイ14世の「運命の数字」と出生の謎 ・ローマ法王が封印した「ファチマの預言」 ・教会でガス爆発。聖歌隊のメンバー全員を救った「奇跡の遅刻」 ・リンカーンとケネディ、暗殺されるまでの奇妙な一致 ・国王とレストラン主人、瓜ふたつだったふたりの「悲劇の最期」 ・絞首台に立たされたふたりの男の数奇な結末 ・「13日の金曜日」の不吉な予言に運命を握られた女性たち ・『ヨハネ黙示録』に隠された「大いなる獣666」 ・自分の運命がE・アラン・ポーの小説に書かれていた? ・ここまで似る? 一卵性双生児の偶然すぎる一致 ・遭難船を助けた船が次々に遭難 ・詩人ゲーテが「8年後の自分」を見ていた? ・夢のお告げで馬券や株を買って大もうけした男 ・別々の時代に起きた沈没事故の奇跡の生還者が同姓同名 ・衝突事故の相手が、自分と同じ名前だった? ・プロ野球に見る「偶然の一致」 ・周囲の人まで次々と宝くじに当選する「幸運のオーラ」 ・ふつうの人の「虫の知らせ」にまつわる意外な話 ・事故や災害は「24日」に起きやすい? ・夢をそのまま書いたガセネタのはずが特ダネに? ・コラム・「トンデモ異能者」お騒がせ事件簿1 ●2章常識では説明できない「超科学」現象 ●3章人間に秘められた「おそるべき能力」 ●4章本当にあった「コワイ話」 ●5章宇宙から「何か」がやってくる ●6章「異界」と通じあう、人間の魂 ■著者 アンビリーバボー研究会
  • 悪役令嬢のバッドエンド~傲慢女は破滅する~
    完結
    -
    聡明な少女・ヨハンナは、男たちに乱暴されながらも強く生きていた。髪を切り家出の決心をしたヨハンナは、性別を偽り男性として僧院に逃げ込む。ある日、騎士のフィルメンツィオと出会ったヨハンナは一緒に貿易船に乗り旅に出る。アテネやアレクサンドリアで見聞を広めたヨハンナは異例の出世を遂げるが…!?『ローマ法王になった女~野心に生き、愛に死んだ女教皇~』。フランスの王女として生まれた少女・イザベラ。夫になる相手は、なんと女嫌いの男色家だった。ただ子供を産むための道具として扱われるイザベラの地獄のような日々が始まった…。『情熱の王妃イザベラ~非情な運命の逆襲姫~』。 愛、野心、強烈な個性を持ち合わせた傲慢女たちの運命を衝撃的に描く、壮大なヒストリカルロマンス8作品。
  • 暴かれた伊達政宗「幕府転覆計画」 ヴァティカン機密文書館史料による結論
    4.5
    戦国の英雄として有名な伊達政宗。彼は、徳川の世になっても、天下取りの野望を捨てず、家臣・支倉常長をヨーロッパに派遣し、ローマ法王の援助を得て、幕府を転覆しようとした――こういう話は昔からあったのですが、定説ではありませんでした。 ところが、これは事実だったのです!! ヴァティカン機密文書館庁には、カソリック教会にかかわる2000年間の秘密史料が厳重に保管されていますが、その中に、政宗が「カソリック王」に叙任されることを願い出た証拠が、ちゃんと残っていたのです。 では、なぜ、その野望は実現しなかったのか? 歴史好きはご存知のように、政宗は講談などで描かれる豪快な人物なのではなく、じつに細心、もっといえば臆病極まりない男でした。失敗したときに、どうやって言い逃れるかを考えてからではないと行動しないタイプだったのです。 この遣欧使節でも、幕府にバレたときの対応を周到に考えました。自分自身は洗礼を受けず、いざとなったら腹を切らせるため、下級の家臣を遣わしてローマ法王を丸め込もうとしたのです。でも、そんなのうまくいくはずありません。 ローマ法王庁から、「カソリック王にしてくれ、と言いながら、本人がキリシタンじゃないのは、おかしいんじゃないの?」とツッコまれ、支倉たちも、「まー、そーですが、心の中では信仰はあると思うんですよね~」などと、苦しい弁明につとめますが、結局、ローマの返事はノー。政宗の野望は潰えたのです。 筆者は中世のスペイン語、ポルトガル語、スペイン語、ラテン語に精通し、原史料を精緻に翻訳して、この結論にたどり着きました。 戦国ブームの中でも、もっとも人気の高い伊達政宗の人間像ががらっと変わる、画期的な新書です。
  • イエス・キリストに聞く「同性婚問題」 性と愛を巡って
    5.0
    オバマ大統領は賛同した。ローマ法王は明言を避けた―――。 ならばイエス・キリストは、同性婚・同性愛をどう考えるのか!? 天上界から衝撃のメッセージ! 「同性婚問題」の霊的背景 キリスト教世界に潜む「問題の本質」 同性愛者の苦しみへの「救いの言葉」 「制度的矛盾」が生み出す悪影響
  • 異国の客
    4.1
    家族と共にフランス・パリの郊外フォンテーヌブローに移住した著者は、18世紀の家に住み、朝市の食材の豊かさに驚嘆。高校生のデモの明快な意思表示に民主主義の本来の姿を見、ローマ法王の訃報に接し信仰の意味について考えを巡らせる。「その土地を拠点としてものが見えること、世界のからくりがわかること、が大事なのだ」。異国の客として暮らす日々の発見と、しなやかで豊かな思索のクロニクル。
  • [音声DL付き]次の世代に語り継ぎたい 英語で伝える「ヒロシマ・ナガサキ」(CNNEE ベスト・セレクション 特集51)
    -
    〈音声データ付き、ダウンロード方式で提供!〉 【今週のトピック】1945年8月、人類史上初めて、原子爆弾が兵器として使用された。不幸にして爆弾が投下されたのは、広島と長崎である。 あれから74年。戦争を記憶する世代は80~90歳代と高齢化が進み、後世への歴史の継承は喫緊の課題だ。国際ニュースに目を向ければ、今日でさえ北朝鮮やイランによる核兵器の開発や使用の脅威を巡って世界は不安にさらされている。 唯一の被爆国である日本として、いま求められているのは、原爆の歴史を知ることに加えて、それを世界に伝えることではないか―。 今月号の特集では、広島と長崎の歴史を総覧し、さらに、現地を訪れていた外国人のインタビューを掲載する。また、2016年5月の、オバマ大統領による歴史的な広島スピーチの重要箇所をもう一度お聴きいただきたい。 【本書の内容】 ・The Legacy of Hiroshima and Nagasaki  太平洋戦争への突入 広島・長崎への原爆投下 オバマ前大統領の広島訪問 ローマ法王の来日 ・被爆地・広島で外国人に聞く Kendrick Holmes さん(米国) Michael Perkins さん(米国) Konstantina Versaki さん(ギリシャ) Linton Passmore さん(オーストラリア) ・被爆地・長崎で外国人に聞く Jan Nino さん(スイス) Linnea さん(米国) Maxwell Standage さん(オーストラリア) ・今だからこそ聞きたい名スピーチ President Obama’s Message from Hiroshima [雑誌再現](PDF型) ※スマホなどで読みやすいリフロー型と、雑誌掲載時のレイアウト(対訳)をそのまま再現したPDF型の2パターンで学習できます。) ・音声ファイルの入手方法  【音声ファイルの入手方法】 ・本書の購入者は、本電子書籍内に記載の方法により音声を無料でダウンロードできます。 ・音声ファイルはZip形式に圧縮されています。解凍ソフトなどを利用し、ファイルを解凍したうえでご利用ください。 *『CNN ENGLISH EXPRESS』編集部編『CNN ENGLISH EXPRESS』2019年9月号掲載の特集をもとに制作されました。
  • 吸血鬼と栄光の椅子(吸血鬼はお年ごろシリーズ)
    -
    ウィーンの古い礼拝堂で、カタコンベ(地下墓地)が発見された。偶然通りかかったのはクロロックとその娘のエリカ。家族旅行で日本から来ていたのだ。翌日、現地で知り合ったルネにカタコンベへの同行を頼まれたクロロック。するとカタコンベに埋葬されていた大量の白骨が一晩で消えてしまっていて!? 直後、次々と不思議な事件が起こり、事態はローマ法王選が絡んだ大問題にまで発展していく──。
  • ギルドの系譜 上
    4.5
    ◎待望、〈シグマフォース〉シリーズ第7弾! ギルド、エシェロン、星の一族様々な名で呼ばれ、遥か昔から世界を司る謎の“組織”。最大の秘密とされている〈真の血筋〉に、ついに辿り着く〈シグマフォース〉とグレイソン・ピアース。組織の黒幕は果たして誰か? そして、セイチャンとグレイの関係は?◎神の創りしもの、人の創りしもの。エデンの園には二本の木があった。一本は〈知識の木〉、そしてもう一本は〈命の木〉。〈知識〉を手に入れたアダムとイブ。しかし神は、ふたりに“ 定めのない時を生きられる”命の木の実を与えはしなかった……。◎人類の永遠の夢――不老不死。それは“夢”ではなく、すでに“現実”である。それを手にする者が世界を制するのか!?◎世界を裏で操る〈組織〉の歴史……それはテンプル騎士団から発する。時の流れの中を生き延びるために、〈組織〉は様々に名を変え姿を隠してきた。果たして闇の組織の中心、〈真の血筋〉は、現在、誰に受け継がれているのか……?◆歴史的事実に関して――テンプル騎士団、九人目の謎 十二世紀初め、この組織は九人の騎士の集まりとして産声をあげた。騎士たちは聖地へと巡礼の旅に出る者たちの保護を誓った。だが、次第に富と権力を蓄積し、ヨーロッパ各地へと拡散、ついには法王や国王までもが恐れる一大組織へと成長したのである。しかし、一三〇七年十月十三日、フランス国王とローマ法王は共謀し、騎士団が異端信仰をはじめとする非道な行為をしたとし、団員を逮捕、組織を解散させた。この粛清の後、騎士たちが迫害を逃れ、新大陸へと到達したという話がある。また、騎士団は厳重な保護のもとで今日も密かに存在し、世界を一変させる可能性を秘めた力を守り続けているとも……。多くの人々の知らない事実として、最初の九人全員が血縁や結婚によってつながったある一族の出身だったということがある。そのうちの八人については、歴史的な文書に名前が記されているが、九人目については今もなお謎のままである。歴史と伝説のうえでこれほどまでに名高い組織の創設に携わったこの謎の人物とは、いったい何者なのか? なぜこの九人目の騎士の名前だけが記されていないのか……?◎〈あらすじ〉アメリカ合衆国ジェームズ・T・ギャント大統領の娘アマンダが、セーシェル諸島でソマリアの海賊に誘拐された。シグマフォースのペインター・クロウ司令官は、グレイ・ピアース隊長率いるチームを救出のために派遣する。しかし、出産を間近に控えたアマンダが、逃げるようにセーシェル諸島へと向かった理由とは? 誘拐の裏にギルドが関与しているのか? ペインターはアマンダが人工授精手術を受けた不妊クリニックの調査を行なう。一方、グレイはタッカー・ウェイン大尉と軍用犬ケインの協力を得て、ソマリア山中の謎の施設にアマンダがいることを突き止める。だが、建物内に踏み込んだグレイが発見したのは、腹部を切り裂かれた惨殺死体だった。その間、ギルドによるシグマ包囲網は着々と狭まりつつあった……。
  • ギルドの系譜【上下合本版】
    4.0
    ◎待望、〈シグマフォース〉シリーズ第7弾! ギルド、エシェロン、星の一族様々な名で呼ばれ、遥か昔から世界を司る謎の“組織”。最大の秘密とされている〈真の血筋〉に、ついに辿り着く〈シグマフォース〉とグレイソン・ピアース。組織の黒幕は果たして誰か? そして、セイチャンとグレイの関係は?◎神の創りしもの、人の創りしもの。エデンの園には二本の木があった。一本は〈知識の木〉、そしてもう一本は〈命の木〉。〈知識〉を手に入れたアダムとイブ。しかし神は、ふたりに“ 定めのない時を生きられる”命の木の実を与えはしなかった……。◎人類の永遠の夢――不老不死。それは“夢”ではなく、すでに“現実”である。それを手にする者が世界を制するのか!?◎世界を裏で操る〈組織〉の歴史……それはテンプル騎士団から発する。時の流れの中を生き延びるために、〈組織〉は様々に名を変え姿を隠してきた。果たして闇の組織の中心、〈真の血筋〉は、現在、誰に受け継がれているのか……?◆歴史的事実に関して――テンプル騎士団、九人目の謎 十二世紀初め、この組織は九人の騎士の集まりとして産声をあげた。騎士たちは聖地へと巡礼の旅に出る者たちの保護を誓った。だが、次第に富と権力を蓄積し、ヨーロッパ各地へと拡散、ついには法王や国王までもが恐れる一大組織へと成長したのである。しかし、一三〇七年十月十三日、フランス国王とローマ法王は共謀し、騎士団が異端信仰をはじめとする非道な行為をしたとし、団員を逮捕、組織を解散させた。この粛清の後、騎士たちが迫害を逃れ、新大陸へと到達したという話がある。また、騎士団は厳重な保護のもとで今日も密かに存在し、世界を一変させる可能性を秘めた力を守り続けているとも……。多くの人々の知らない事実として、最初の九人全員が血縁や結婚によってつながったある一族の出身だったということがある。そのうちの八人については、歴史的な文書に名前が記されているが、九人目については今もなお謎のままである。歴史と伝説のうえでこれほどまでに名高い組織の創設に携わったこの謎の人物とは、いったい何者なのか? なぜこの九人目の騎士の名前だけが記されていないのか……?◎〈あらすじ〉アメリカ合衆国ジェームズ・T・ギャント大統領の娘アマンダが、セーシェル諸島でソマリアの海賊に誘拐された。シグマフォースのペインター・クロウ司令官は、グレイ・ピアース隊長率いるチームを救出のために派遣する。しかし、出産を間近に控えたアマンダが、逃げるようにセーシェル諸島へと向かった理由とは? 誘拐の裏にギルドが関与しているのか? ペインターはアマンダが人工授精手術を受けた不妊クリニックの調査を行なう。一方、グレイはタッカー・ウェイン大尉と軍用犬ケインの協力を得て、ソマリア山中の謎の施設にアマンダがいることを突き止める。だが、建物内に踏み込んだグレイが発見したのは、腹部を切り裂かれた惨殺死体だった。その間、ギルドによるシグマ包囲網は着々と狭まりつつあった……。 ※本電子書籍は「ギルドの系譜 上」「ギルドの系譜 下」を1冊にまとめた合本版です。
  • 軍服の修道士 山本信次郎 天皇と法王の架け橋
    -
    「バチカン」とともに共産主義に対抗 世界に通用した愛国者 カトリックの海軍軍人として日露戦争を戦い、 昭和天皇の側近として バチカンとの架け橋となった山本。 『坂の上の雲』にも登場しながら、 これまで知る人ぞ知る存在だった愛国のクリスチャン、 初の本格評伝。 《山本は「日中戦争」での日本の立場に理解を求めた。バチカンでは時のローマ法王から「私は天皇のために祈る」という言葉まで引き出した。揺るぎもしない愛国者であり、共産主義とファシズムという2つの全体主義が台頭する中、国を愛し皇室を守らんがために、バチカン・ローマ法王と手を携えようとしたのだった。》(「はじめに」より) 【主な内容】 法王庁との「絆」に心砕いた人たち―はじめに 序 章 菊と十字架 124代と258代 第1章 愛国のクリスチャン 第2章 東郷平八郎の「副官」 第3章 昭和天皇の語り部 第4章 国益を担う「外交官」 第5章 山本信次郎の「一粒の麦」 終 章 軍服をまとった修道士 《実現にはいたらなかったものの、終戦の直前、バチカンを仲介とする和平工作がアメリカからなされていたことも、近年になって明らかになっている。それも天皇と法王との間に築かれた「絆」がなせる業だった。》(本書より)
  • 子どもと十字架 天正遣欧少年使節 上
    4.7
    戦国時代末期、セミナリヨに通うジュリアンは、優等生のマンショ、我が儘なミゲル、大人びたマルチノと、ローマ法王に謁見することに…!少年たちは自分の信じるもののため海を越えた――天正遣欧少年使節の物語!
  • 侍

    4.3
    藩主の命によりローマ法王への親書を携えて、「侍」は海を渡った。野心的な宣教師ベラスコを案内人に、メキシコ、スペインと苦難の旅は続き、ローマでは、お役目達成のために受洗を迫られる。七年に及ぶ旅の果て、キリシタン禁制、鎖国となった故国へもどった「侍」を待っていたものは――。政治の渦に巻きこまれ、歴史の闇に消えていった男の“生”を通して、人生と信仰の意味を問う。

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  • 走馬燈―その人たちの人生 ―
    -
    日本人として初めてエルサレムを訪れたペドロ岐部、贋の大使として渡欧し、ローマ法王に謁見した支倉常長、そして多くの名もない殉教者たち――日本にはキリスト教の伝統はないと信じられながら、実際は四百年にわたる栄光と苦難の歴史が秘められている。日本人でありながらイエスと関わり、劇的な運命をたどった人々を、そのゆかりの地に赴いて回想した異色のエッセー。

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  • 魂との邂逅・お帰りなさい ~人知れず精神のバランスを崩し、誰にも相談出来ない時に読む本~20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量14,000文字以上 15,000文字未満(20分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 制限された孤独な時代、なかなか周囲より理解してもらえない精神的なお悩みを抱え、日々鬱々として孤軍奮闘、お過ごしの方々へ向けた、これは私からの「応援歌」、「生き方と発想の処方箋」、整わせる「サウナ」です。 自分の過去を曝け出すような記事で、少し照れくさい思いもございます。 しかし、私の失敗や処し方から、何かを掴み取って頂いて初めてこの本のお役目が全うされることと思います。 お薬同様、場合によっては副作用(笑)が生じるかもしれません。 万人に効く妙薬とは言い難いですね。 同じ苦しみを抱えた経験を持つ、私なりの乗り越え方や捉え方が、皆様の生活の知恵やヒントとなり、お役立ちになれたら幸いと存じます。 あなたなりにお受け止め下さい。 ポケットの隅からコインを拾った程度のお気持ちで宜しいかと思います。 全て受け入れる必要はございません。 お節介ながらも皆様のご参考として、お役に立てることを願いつつこれから筆を進めて参りたいと思います。 「また?」と感じた時には読み返してみて下さい。 コラムやブログ、私小説を読むように、暫しの長旅、ポップコーンでも頬張りながら楽な姿勢でお楽しみ下さい。 是非「整う」ことを願っております。 【著者紹介】 AX-BEATS:Motor(アックスビーツモーター) ボーカリスト。 音楽教室主宰。 日々コーチングと作品作り、セッション活動に携わる。 都内ジャズスクールで稼働の後、2004年に埼玉県で演奏家仲間と教室を立ち上げ、後進の指導や音楽制作を行っている。 ボーカルレンジ4オクターブの能力を生かし、独自の方法論で指導にあたる。 好奇心旺盛ないわゆる「好事家」。 種種雑多、四方山話が大好物です。 2019年、ローマ法王来日の折、「浦上四番崩れ」をテーマとして、被害者末裔の森内浩二郎様の原案、依頼により、鎮魂歌「祈り/Pray」を詩人下社裕基氏と共作。 ローマ法王そして長崎の方々へ向けて献上致しました。 現在大手音楽配信サイトより継続配信中。
  • 地球連邦政府樹立へのカウントダウン! 縄文八咫烏(じょうもんやたがらす)直系! 吉備太秦(きびのうずまさ)と世界のロイヤルファミリーはこう動く 人類9割が死滅! 第三次世界大戦は阻止できるか?! (超☆はらはら)
    -
    ◎ 日本が危機に直面した時、かならず背後から天皇家を支えてきた縄文八咫烏(じょうもんやたがらす)直系の吉備太秦(きびのうずまさ)(=秦ファミリー)がついにその姿を現した! 今この世界を道案内するために―― ◎ 日本と世界の最大危機に向けて、これが縄文八咫烏=吉備太秦より放たれた緊急メッセージだ! ◎ 縄文八咫烏だけが八百万の神々のご神託により選ばれた唯一無二の存在である! ◎ 縄文八咫烏は常に存在するわけではない。必要なときにだけ選ばれる。これは阿部山で修行した本物の陰陽師と八百万の神々との会議によってのみ決まる。 ◎ 八百万の神々の決めたことは絶対であり、間違いはない。何故ならば宇宙の運行と自然のコントロールを間違うと宇宙そのものがなくなるから。 ◎ 人間の行うことは両刃の剣であり、作用と反作用があるので、八百万の神々の決定の通り、すべてが実現するわけではない。人間の世界には絶対はない。しかし、2014年と2015年は事情が違う。 ◎ すでにすべては決まり、準備万端整った。八百万の神々が2015年の2月4日以降に全宇宙に飛びたち、実行に移す。 ◎ 世界はいま、国連を中心とする地球連邦政府、地球連邦軍の創設に向けて、大きく動き出している。 ◎ このパワーバランスの大きな変化を促しているのは、世界のロイヤルファミリーであり、これを教導しているのが、縄文八咫烏である。 ◎ 縄文八咫烏は「ロイヤルファミリー」が所有している莫大な資産が生み出す富を分配する役目を担っている。 ◎ その最大の目的は、世界の平和と秩序維持であり、取りあえず「400年間戦争のない時代」の構築を目指している。 ◎ 戦争をせず平和を維持するためには、地球連邦政府の「高度な次元の圧倒的な軍事力」をすべての民族に理解してもらう必要がある。 ◎ イルミナティの本来の理念「すべての人類は兄弟である」のもとに建国された米国は、闇のコンピュータ帝国(堕天使)と化してしまった! ◎ 軍事技術として開発され、民間に無償で使用されるようになったインターネットは、世界中のお金と情報を盗むための偽善である! ◎ スノーデンがそのペテンを知って暴露した。そのスノーデンを保護したのがプーチンである! ◎ 闇のイルミナティの総本山マイクロソフトは突然にWindowsXPのサポートの終了を宣言し、その裏で日本の金融機関等にある資金を大量に盗もうとした! ◎ この米国の仕掛けた巨大な策謀を見抜いて阻止したのは、吉備太秦である! ◎ TPPで一番米国に逆らっているマレーシアが標的になっている! 2件のマレーシア航空機事故は米国の策謀である! ◎ ウクライナで撃墜されたマレーシア航空機の機体は、以前に南シナ海上空で行方不明になったマレーシア航空機の機体そのものだった! ◎ 沈没した韓国の大型旅客船「セウォル号」の3階船員室には「金塊50トン(1750億円相当)が積み込まれていた! ◎ セウォル号が仁川港を出港した時点で、米海軍、オランダ海軍、海上自衛隊が出動、待ち伏せていた! ? ◎ これが朴槿恵大統領が事件発生早々に「サルベージ船」を用意したことの意味! ◎ イルミナティの理念を踏みにじったデイビット・ロックフェラー(99歳)の息子であり医師であるリチャード・ロックフェラーは、ローマ法王に懺悔し、これまでの一族の悪事を公表することを決意したため、事故に見せかけて殺された!

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  • 中東複合危機から第三次世界大戦へ イスラームの悲劇
    5.0
    2015年11月に起きた「イスラーム国(IS)」によるパリ大虐殺テロの直後、ローマ法王フランシスコは「これはまとまりを欠く第三次世界大戦の一部」だと表現した。その後も、同月のトルコ軍によるロシア軍機撃墜。2016年1月のイランとサウディアラビアの断交、「IS」による世界各地でのテロなど、危機が続いている。実際にいま、何が起きているのか。そして、これから何が起きるのか――。あまりにも錯綜した状況を、歴史や地政学をひもときながら読み解き、今後訪れる「日本人の想像を絶する危機」を洞察する。激動する世界を知るための必読の書。序章 イランとサウディアラビアとの対決――宗派戦争の恐怖/第1章 ポストモダン型戦争と中東複合危機――国家・内戦・難民/第2章 パリの大虐殺と「新しい東方問題」――戦争と市場の間/第3章 地政学とムハンマドのリアリティ――大文字と小文字のイスラーム/第4章 スンナ派とシーア派――分裂から抗争へ/第5章 慈悲深き宗教者、前向きの政治家――政事と軍事のバランス感覚/第6章 「イスラーム国」とは何か――シリア戦争と難民問題の深淵/第7章 新露土戦争の危険――二つの帝国/第8章 中東核拡散の誘惑――イランとトルコの競合/終章 第三次世界大戦への道――短期決戦か長期持久か/あとがきにかえて――中国と「イスラーム国」

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  • ディス・イズ・コリア 韓国船沈没考
    3.0
    セウォル号沈没という大事故はなぜ起こったのか。なぜ多くの命は奪われたのか──。次々と明らかになる日常的な汚職、事故後の社会葛藤の凄まじさ、政治劇。かつて朴正煕元大統領は「我が五千年の歴史は、一言でいって退嬰と粗雑と沈滞の連鎖史であった」「このあらゆる悪の倉庫のようなわが歴史はむしろ燃やしてしかるべきである」と言った。事故を受けて韓国紙は「韓国は『三流国家』だった」「あちこちにセウォル号」と書いた。ローマ法王は「韓国民が、この事故を契機に、倫理的にも“霊的”にも生まれ変わるよう望む」と述べたが、日本の大手新聞は法王の言葉をスルーした。 ―――――――――――――――――――――あの国のこんな葛藤にまだつき合いますか?―――――――――――――――――――――大事故の背景にある「腐敗システム」と喧騒……「ケンチャナヨ」「パリパリ」文化、責任者の「先逃」、「滅公奉私」、噴き出した葛藤・煽動・声闘・謝罪をめぐるまた葛藤、その間にノーチェックで進んだ対中傾斜と「反日」新原則――隣国の「真の姿」を、かの国の報道からつまびらかにする。
  • となりのUMA おっかな面白い未確認生物(時々妖怪)の世界。
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    【書籍説明】 未確認生物とは。 英語ではUnidentified Mysterious Animal、大文字を連ねてUMA(ユーマ)と呼ばれる。 超常現象として扱われ、好事家にとって魅惑的存在である。 古今東西、民間伝承も含めて、古来から広く語り継がれ見聞きされてきたとされる云わば「怪物」についてご紹介したいと存じます。 偉大なる漫画家にして、妖怪研究科の、水木しげる先生のお話に登場する「妖怪」の類も一部そのカテゴリに含めて、私が幼少期~成人期に見聞きした数々の逸話もご紹介したいと思います。 科学だけでは割り切れない、「あやかし」の世界を是非ご堪能ください。 人知を超えた人間や動物以外の存在を認めぬことは、思い上がり、無駄に環境を破壊し、我が物顔に経済効果と効率を求め過ぎた現代人にとって、 反省を促し、人知の及ばぬ存在に畏怖せしめ、人間のみがピラミッドの頂点に君臨する支配者ではないことを周知させるのに適しています。 それでは、科学の力の非力さを体験する、不思議旅行にご案内いたしましょう。 妖怪についての外見上の記述は、中世の記述に基づき、鳥山石燕著「画図百鬼夜行」に従いました。 【著者紹介】 AX-BEATS:Motor(アックスビーツモーター) 音楽教室主宰。日々コーチングと作品作り、セッション活動に携わる。 都内ジャズスクールで稼働の後、2004年に埼玉県で演奏家仲間と教室を立ち上げ、後進の指導や音楽制作を行っている。 ボーカルレンジ4オクターブの能力を生かし、独自の方法論で指導にあたる。 2019年、ローマ法王来日の折、「浦上四番崩れ」をテーマとして、被害者末裔の森内浩二郎様の原案、依頼により、鎮魂歌「祈り/Pray」を詩人下社裕基氏と共作。 ローマ法王そして長崎の方々へ向けて献上致しました。大手音楽配信サイトより配信中。
  • なぜローマ法王は世界を動かせるのか インテリジェンス大国バチカンの政治力
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    1巻850円 (税込)
    2013年3月の就任以来、専用車ではなく公共バスを使う、ホームレスをバチカン宮殿に招待するなど、型破りな行動で世界的に人気を集めている法王フランシスコ。政治面においても、ウクライナ紛争について露プーチン大統領に和平実現を促したり、米・キューバ国交正常化に貢献するなど、多大な影響力を発揮している。軍事制裁はもちろんのこと、経済制裁にも加わることがないバチカンが、なぜ世界を動かすことができるのか。フランシスコ就任時より、公使としてバチカン内部から法王を観察してきた著者が、インテリジェンス大国バチカンの知られざる政治力を明らかにする。 〈目次〉●はじめに ひそかに世界を動かすバチカン ●第1章 世界各国がしのぎを削る外交舞台 ●第2章 世界が熱狂するフランシスコ法王の素顔 ●第3章 少数精鋭のスピード外交と忍耐外交 ●第4章 インテリジェンス大国バチカン ●第5章 バチカンが誇るソフトパワー ●第6章 日本とバチカンの深い関係 ●おわりに バチカンには新しい風が吹いている

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  • 悩めるローマ法王 フランシスコの改革
    3.0
    就任当初は貧者に寄り添う姿勢などから高い評価を得、米フォーチュン誌が「世界で最も偉大な指導者」に選んだフランシスコ。しかしその改革路線、重要な教義変更は支持層と反対派の亀裂を招き、金銭スキャンダルや性的虐待の問題も起き混乱が生んでいる。フランシスコのもと、カトリック教会はどこへ向かおうとしているのか。バチカンの内部事情に詳しい著者の力作。
  • 日本農業再生論 「自然栽培」革命で日本は世界一になる!
    3.5
    「奇跡のリンゴ」を作った男・木村秋則と、「ローマ法王に米を食べさせた男」・高野誠鮮の二人が、往復書簡のやりとりで日本の農業の未来を語り尽くした刺激的対論集!TPPの対応で揺れ、原発事故で安全安心が揺らいでいる日本の農業――。人のやらないことを信念を持ってやり、大きな結果を出してきた木村・高野の二人が、世界の先頭に立つチャンスがある「自然栽培」という切り札について熱く書き上げた往復書簡たち!
  • 日本人なら知っておきたい ローマ法王の韓国への苦言 「韓国国民が倫理的・霊的に生まれ変わることを望む」
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    韓国・珍島で起きた「セウォル号」沈没事故。事故直後から、多くの犠牲者を出しながら、起き続けた韓国での騒動。8月の訪韓を前にローマ法王が異例の言及。その真意は?
  • 信長になれなかった男たち 戦国武将外伝
    3.5
    戦国時代には英雄、豪傑がキラ星のごとく現れ様々な物語の主人公になっているが、歴史に名を残したのはほんの一握りのスーパースターにすぎない。信長・秀吉・家康の活躍の影には、敗れ去った多くの武将たちがいた――。戦国初の天下人を目指した三好長慶。琵琶湖を押さえ栄華を極めた浅井長政。ローマ法王に使節団を送った蒲生氏郷等々……。規格外の変革者・信長と彼らを分けたものは何だったのか。丹念な現地取材を経て直木賞作家が辿り着いた、下克上の世を生き抜いた戦国武将たちの束の間の栄光と挫折の生涯。
  • 花と遊ぶ Flower Method
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 著者の赤井勝氏が、「情熱大陸」(2019年4月7日、TBS系列にて放送)に出演! ローマ法王にブーケ献上、洞爺湖サミットの装花、各国大使夫人へのフラワーレッスン……日本で唯一の「花人」赤井勝、待望の初書籍! 華道でもフラワーデザインでもない、花で心を伝える“装花” ―自由で斬新、花の魅力を最大限に活かす、驚きのフラワーメソッドを初公開! 花を通して心を伝える、フラワーアーティスト「花人(かじん)」赤井勝が創る、日本の華道と西洋のフラワーデザインを融合した、花を飾るスタイル「装花」の全てを1冊に収録。 和と洋を融合させた斬新なデザインと、様式にとらわれない自由な発想で、見る人をもてなし、感謝や思いを伝える。初心者でも楽しく、簡単に、暮らしにとりいれられる花の活け方、コツやテクニックを分かりやすく解説。 少し発想を変えるだけで、毎日の暮らしが上質な空間に。大切なのは技術ではなく、花と対話し遊ぶように楽しむこと。花を「活ける」のではなく、最大限に「活かす」ためのフラワーデザイン指南書。
  • 注文の多い美術館 美術探偵・神永美有
    3.2
    人気の美術ミステリー、シリーズ第3弾! 舌に感じる味覚で美術品の真贋を見分ける美術コンサルタントの神永美有と美大の准教授・佐々木昭友、佐々木の元教え子で芸術家の卵・イヴォンヌのトリオが大活躍。 函館戦争で戦死した先祖を悼んで榎本武揚から贈られた、隕石を鍛えなおして作られたというサーベル。刀身の成分を調べてみると、隕石に含まれていたはずのニッケルが検出されず、偽の流星刀と断定された。だが、サーベルを前にした神永の舌はこの刀の意外な部分に甘みを感知していた(「流星刀、五稜郭にあり」)。 佐々木が密かに思いを寄せていた教え子・琴乃が結婚。いやいやながら結婚式に出席した佐々木の前で、琴乃は嫁ぎ先の家宝、支倉常長が持ち帰ったというローマ法王の肖像画を偽物と断じた。真贋の判定を託された佐々木は?(「B級偉人」)。 そのほか、志賀島の金印と同時代の「銀印」が京都から出土した。果たして本物か?(「銀印も出土した」)。北海道の農家から見つかったモザイク画は、本当にカエサルの時代のものなのか?(「モザイクで、やーらしい」)。ペリーが日本に持ち込み、将軍に披露したという蒸気機関車の模型は本物か。鍵を握るのはスケッチブックに残された「sen.T」の署名(「汽車とアスパラガス」)。神永が味覚で美術本の真贋を見極めるきっかけが明かされる青春記(「春のもみじ秋のさくら」)。
  • 法王庁の抜け穴
    3.5
    奇蹟によってカトリックに回心したフリーメーソン会員のアンティムと、幽閉されたローマ法王を救い出すという詐欺を企てる《百足(むかで)組》の首領プロトス。そして、予期せぬ莫大な遺産を手にしながらも「無償の行為」に走る19歳の青年ラフカディオ。登場人物それぞれに起こる偶然の出来事が複雑に絡み合う。時代を画したジッドの傑作「犯罪小説」。
  • 法王庁の抜穴
    -
    「ローマ法王が、秘密結社によって誘拐され、地下の回廊をへだてたサン・タンジュの城に監禁された」。奇怪な風評を巡り、男たちが動き出す。法王救出を理由に詐偽を働く百足組のプロトス、多額の遺産を手にしながら意味なき殺人を犯すラフカヂオ、キリスト教に改宗した科学者アンチム、作品の不評に強い不満を持つ作家ジュリユス。人間の行為の底にひそむ偶然と必然の問題が明快に描き出される。フランスのノーベル賞作家アンドレ・ジイド、1914年の作品。
  • 法王フランシスコの「核なき世界」 記者の心に刺さったメッセージ
    -
    ローマ駐在の日本人記者が法王訪日を同行取材し、その姿と発言をつぶさに読み解いた貴重な記録 「声の大きな人の声」を伝える意味は何だろうか。 そんな思いを抱きつつ法王訪日に同行した記者はやがて、法王の行動や発言に心が動かされていく。唯一の被爆国である日本でさえ、「核廃絶」に対する諦観や無関心が漂っている。そんななか、ローマ法王フランシスコは長崎と広島を訪れ、核なき世界は「実現できる」と明言し、「使用」のみならず「保有」をも明確に非難した。法王はなぜいま、訪日を強く望み、被爆地に足を運んだのか。その背景と意味は何だったのか。 【目次】 第一章 訪日にかける意気込み 第二章 欧州中心主義からの脱却 第三章 長崎から発した「核なき世界は実現できる」 第四章 広島から発した「核兵器保有も倫理に反する」 第五章 原発、難民受け入れ、死刑制度 第六章 核兵器保有国へのインパクト 付 録 長崎・広島・東京での演説[全文] 【著者】 津村一史 共同通信社記者。1979年、鹿児島県に生まれる。東京大学法学部を卒業。2003年、共同通信社に入社し、東日本大震災発生翌日の2011年3月12日、菅首相による東京電力福島第1原発視察に記者としてただ1人同行、。国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)の公式メンバーとしてタックスヘイブン(租税回避地)の実態を暴いたパナマ文書報道に参加。ICIJは2017年のピュリツァー賞を受賞した。同年からローマ支局長。著書に(共著、梧桐書院)、『中東特派員はシリアで何を見たか』(dZERO)がある。
  • 水鏡―――あなたの中の神さまが目覚める49の言霊
    -
    全ての出来事は、あなたの心を映し出す『水鏡』 見るだけで奇跡がおこる書画33点収録! 書道家・小林芙蓉氏による、人種や宗派を超えて深い感動をもたらす書画と格言をまとめた一冊。 人々の幸せを祈りながら天地人の気を集めて降ろされる書は、 水のエネルギーに満ちた“癒やしの書”、“光の書”ともいわれる。 うまくいかない。しんどい。不幸だ。 満たされない。自分は悪くないのに・・・。 日々を精一杯生きるあなた。 自分なりに一生懸命やってきた。 でも、「現実」はこれでもかとたたみかけてくる。 どうして私ばっかりこんな目に? これ以上どうがんばればいいの? つらくて、悲しくて、やりきれなくて、 投げだしたくなる日もあるでしょう。 現代は、やさしい人であればあるほど、つらい思いをしがちです。 やさしい人に必ずしもやさしい世界が用意されているとは限らない、 そういう想いを抱いているかもしれません。 ・ ・ ・ やさしい人には、世界もちゃんとやさしさをもって返してくれます。 神仏は一切の例外なく、平等なのです。 【はじめにから、一部抜粋】 ■著者 小林芙蓉(こばやし・ふよう) 書画家。オーストラリア国立大学で書と俳画を教えるかたわら、 現地大使館主催で初の書画展を開催。現在は中国、韓国、イスラエル、ハワイ、イタリアなど、世界各地で象徴的な 書画のデモンストレーションを行ない、ローマ法王にも書を献上。多くの国で「筆が織りなす日本の心」を広めている。 国内では伊勢神宮や天河大辨財天社、高野山金剛峯寺などの全国の神社仏閣にて書を揮毫・奉納。長年にわたる国際 親善活動が評価され、2015年中国政府から日本人でただ1人「国際優秀文化交流賞」を受賞。同年、韓国政府からも 日韓親善の感謝碑を授与される。また、2018年には中国・西安の大興善寺(中国密教の最高寺院)にて外国人女性初の書画展を開催した。 揮毫の際は、世界中ののべ900種以上の聖地の水で磨った墨を使い、人々の幸せを祈りながら天地人の気を集めて紙 の上に降ろす。その書は水のエネルギーに満ちた癒やしの書とも光の書ともいわれ、国境や人種を超えて深い感動をもたらしている。 また、その高い精神性が慕われ、各界に多数のファンをもつ。 京都・嵐山で元内閣総理大臣・近衛文麿公の別荘を改築した豆腐懐石料理店「松籟庵」を経営。女将として料理を通じて国内外へ和の心を伝えている。
  • メディアの敗北 アメリカも日本も“フェイクニュース”だらけ
    3.0
    1巻990円 (税込)
    ローマ法王の警告 「偽りの情報拡散は罪である」── 朝日・NHK・CNN・NYT (ニューヨーク・タイムズ)よ、よく聞け! もう、世間は新聞・テレビの 「作られた世論」に騙されない! はじめに──さらば、フェイクニュースを垂れ流すメディアよ 1章 トランプが仕掛けるメディア戦争で世界が炎上する トランプvsメディアの仁義なき戦い あぶり出されるメディアの「歪み」 報じられない、もう一つの現実 メディアの詭弁とミスリード トランプが壊した「ポリティカル・コレクトネス」の正体 トランプ大統領誕生はメディアの敗北宣言だった 露見したメディアと世論の歪み ローマ法王発言でメディア崩壊が本格化 曖昧で不正確なニュース記事 メディアの“飛ばし報道”はなぜ生まれるか トランプがつくり上げる新秩序 日米をつないだ悪の枢軸 2章 崩壊寸前! 新聞業界の深い闇 朝日新聞社の“お荷物”は新聞事業 メディアの「クロスオーナーシップ」の弊害 タブー化する押し紙は詐欺同然の大問題 売れない新聞に価値はない 新聞紙面の半分は広告? 限界が訪れた新聞の宅配モデル 新聞は言論機関として偏るのが当然 日経新聞の経済記事は読んではいけない? メディアの近未来予想図は真っ暗闇か 消えるメディア、生き残るメディア 3章 ネットが滅ぼすレガシーメディア 新聞・テレビの「報じない自由」が崩壊 もう世間は騙されない ネットの持つ四つの機能が世界を変えた 「保育園落ちた日本死ね」が流行語になる不思議 マスメディアの間違った特権意識 新聞・テレビのロビー力低下が始まる コンテンツの多様化でジリ貧になるレガシーメディア 吉本興業とテレビ局の露骨な癒着構造 レガシーメディアの衰退は必然だった レガシーメディアはGHQの産物? 勝者がつくった歴史を信じた戦後の日本 日本のメディアにはびこる「反権力」の勘違い 4章 利権まみれのテレビ業界 電波利用料は携帯電話会社の十三分の一 広告まがいの放送が跋扈するテレビ番組 潤沢な資金で“寄生虫”を飼うNHK 今の時代にNHKは本当に必要なのか? 官と民の“おいしいとこ取り”をしているNHK 楽して大儲けのNHKエンタープライズ 資産二百六十五億円、NHKの巨大な“貯金箱” 民業圧迫なのに批判されないNHK 肥大化した巨大帝国・NHKが陥る崩壊へのシナリオ 民放も信用できない? 5章 出版クライシスは止まらない 市場規模四割縮小、負の連鎖が襲う出版業界 それでも紙媒体はなくならない メディアは「変わらなければ生き残れない」時代に
  • UFOとローマ法王、そして自然栽培 空飛ぶ円盤で日本を変えた男
    3.0
    国の予算で日本で唯一の本格的なUFO宇宙博物館を造り、自然栽培による米をローマ法王に食べさせ、ついには過疎に苦しむ限界集落を復活させたスーパー公務員が今、日本再生に向けて、まったく新しい宇宙的、かつ実践哲学の視点から未来ヴィジョンを提言する。
  • 読売クオータリー選集2014年春号1 ・安倍首相の安全保障政策 同盟管理の要諦 伊藤俊行
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    1~4巻220円 (税込)
    読売クオータリーは、国内外の重要政治課題や社会問題をはじめ、防衛や外交などの安全保障問題など、専門家による論文や講演録、研究機関の報告などを掲載した季刊誌。この中から、資料性の高い論文などを切り出し順次電子書籍化していきます。優れた保管性や検索性も併せ持った資料としてご活用ください。
  • ローマ法王
    5.0
    ヴァティカンは面積こそ最小だが、12億人以上のカトリック教徒を擁し、政治・外交・平和に影響力を持つ。その頂点に立つローマ法王の歴史と現在を辿る。近代オリンピックも、冷戦終結の端緒・ポーランド民主化も、実現させたのは法王とカトリックのネットワークだった。法王の日々の仕事、各国訪問の理由、現代の価値観への対応を読み解く。西洋文化の根底にあるカトリック文化を知り、国際社会をより深く理解できる快著。第266代法王フランシスコについても紹介。
  • ローマ法王と外交
    無料あり
    4.0
    1巻0円 (税込)
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

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  • ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?
    4.5
    2015年7月スタート! TBS系 日曜よる9時 日曜劇場 「ナポレオンの村」出演:唐沢寿明 麻生久美子 山本耕史 ムロツヨシ イッセー尾形 沢村一樹 TVドラマ原案本、大幅加筆で新章追加、待望の新書化! 石川県羽咋市の市役所職員・高野誠鮮氏は2005年、過疎高齢化で「限界集落」に陥った農村を含む神子原(みこはら)地区の再生プロジェクトに取り組み、それが大成功を収めるまでの紆余曲折とアイデア満載、感動的実行力のプロセスを克明に記す。高野氏は数々のユニークなアイデアを次々と繰り出し、そのアイデアを驚くべき行動力で実行していく。その結果、多くの若者を誘致し、農家の高収入化を達成! また、高野氏は神子原地区で収穫される農産物をブランド化するために、高野氏はとてつもないことを思いつく。それは「ローマ法王に米を食べてもらう」という突拍子もないアイデア!ローマ法王庁から快諾の返事が来て、高野氏は自らバチカンに出向き神子原米を献上し、それを全国紙が取り上げた――。そして、役所には注文の電話が鳴りっぱなし……! 非常識と一般では思われてしまうかも知れないことを恐れることなくアイデアを自由に発想し、そして、それを躊躇なく、しかし確実に実行する、高野氏の仕事の流儀に大いに学ぶための、多くのヒントがちりばめられている一冊。
  • ローマ法王の言葉 The Words of Pope Francis
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    1巻1,430円 (税込)
    ヨハネ・パウロ2世の来日から、38年ぶりにフランシスコ法王が来日します。法王は、長崎・広島にも訪れて、「核の恐怖、平和の尊さ」を訴えます。フランシスコ法王は、史上初のラテンアメリカ出身で史上初のイエズス会出身の法王。質素な生活を続けている一方で、マフィアを破門したり、世界のテロや貧困に対して対処すべきだと、社会的な問題にも積極的に発言しています。厳しさの中にある、慈愛あふれる言葉は人々の心をつかんで離しません。(ローマ法王庁の許可を頂き、カトリック中央協議会のご協力の元に構成しました)心に響く説法の一部を紹介します。「愛は 憎しみに打ち勝つ」「『ありがとう』それは、気高い魂が咲かせる花です」「偉くなりたい者は だれよりも小さく 皆に仕える者で なければなりません」「自分で何でもできる とは考えずに、自分には助けと愛とゆるしが 必要であると考えることです」「真の愛は、厳しかったり 強引に押しつける ものではありません」「親に敬意を払わないなら、その子は自分の自尊心を 失っています。 そして、社会は、乾いた心の貪欲な若者で いっぱいになってしまいます」宗派・宗教を超えて、国境を越えて、われわれに生きるヒントを与える「言葉の宝箱」。声を出して読めば、心にパワーを与えてくれるはずです。         *             *個人の心の問題だけではありません。世界に目を向けると、大国の首脳たちが「自国主義」を唱え、ややもすると他国を攻撃することで自分たちの地位を保とうとしています。これが、世界の破滅につながりかねないのが、現在の世界情勢です。こんな混沌とした情勢下で、フランシスコ法王は「第3次世界大戦」への警鐘を鳴らし続けています。このような社会の中で、人はいかに生きるべきか。愛と慈しみが、世界全体を、周囲を家族を、そして私たち自身を救うことになります。この分かり切った真実に、人は往々にして目を逸らしてします。自分を、社会を、そして世界を見つめなおすための「バチカンからの贈り物」です。さかもと未明さんが、後書きを書いています。さかもと未明さんご自身とバチカンとのつながりを含めて、心を揺さぶられる内容です。

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