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セウォル号沈没という大事故はなぜ起こったのか。なぜ多くの命は奪われたのか──。次々と明らかになる日常的な汚職、事故後の社会葛藤の凄まじさ、政治劇。かつて朴正煕元大統領は「我が五千年の歴史は、一言でいって退嬰と粗雑と沈滞の連鎖史であった」「このあらゆる悪の倉庫のようなわが歴史はむしろ燃やしてしかるべきである」と言った。事故を受けて韓国紙は「韓国は『三流国家』だった」「あちこちにセウォル号」と書いた。ローマ法王は「韓国民が、この事故を契機に、倫理的にも“霊的”にも生まれ変わるよう望む」と述べたが、日本の大手新聞は法王の言葉をスルーした。 ―――――――――――――――――――――あの国のこんな葛藤にまだつき合いますか?―――――――――――――――――――――大事故の背景にある「腐敗システム」と喧騒……「ケンチャナヨ」「パリパリ」文化、責任者の「先逃」、「滅公奉私」、噴き出した葛藤・煽動・声闘・謝罪をめぐるまた葛藤、その間にノーチェックで進んだ対中傾斜と「反日」新原則――隣国の「真の姿」を、かの国の報道からつまびらかにする。
...続きを読むPosted by ブクログ 2022年11月29日
朴槿恵大統領辞任前の本だからちょっと古いんだけど。セウォル号事件。
哀しくなるね。
まさに、ディスイズコリア。
今回のハロウィン事故でも同じような感覚を覚える。
反省しねえ。
自分に責任あるとは思わない。
誰かを吊るす。
自分は正しい存在であるべきだ。
ケンチャナヨでパリパリ。
失敗したら運か誰かが...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月12日
韓国船セウォル号の沈没事故で、多くの命が奪われた。
異常な違法改造、恒常的な過積載、そして、シーマンシップに欠ける船員の行動、救助活動のお粗末さ、拙く見当違いに思える政府、大統領の対応など、事故の概要はニュース等の情報から伝わってはきていた。
しかし、なぜ、そんなことが起きたのか?という原因。敢え...続きを読む
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