ハーレクイン・ロマンス小説作品一覧

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  • 堕ちたエンジェル
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    墓石に“ここに永遠の処女眠る”なんて刻まれるような一生はいやだっただけ。■ぴったりした黒革に包まれた官能的な体、引き締まった長い脚。エンジェルはバーに入ってきた彼女を見て驚いた。話を聞いた限りでは、女学生のような女だとばかり思っていた。いや、中身は世間知らずな女学生そのものだ。こんな危険な場所に自ら飛び込んでくるのだから。くそっ、この仕事も楽ではなさそうだ。どうしよう、こんないやらしい酔っぱらいにからまれてしまうなんて。コーリーは窮地に陥っていた。このバーに入ったのは間違いだった。“いい子”でいる退屈な毎日から、抜け出したかっただけなのに。そのとき、背後で低い男の声がした。「彼女から離れろ」振り返ると、緑の冷酷な瞳、たくましい体、金のピアスが目に入った。どうみても救いの主には見えない……コーリーの不安はさらにつのった。
  • ワイルドが好き
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    住む世界がまったく違う二人をある夜、運命が引き合わせた。■父親の会社で働く会計士のデニーズは、ある夜、事務所に書類を取りに戻った。運悪くビル内は停電していて、あたりは闇だ。手探りでオフィスに入ったとたん男の声がして、デニーズはとっさに護身用スプレーを構えた。「やめろ!」そう叫ぶ声が聞こえたかと思うと、一瞬のうちに彼女は男に組み敷かれた。私の人生は、犯罪に巻き込まれて終わりを告げるの?頭の中をさまざまな思いが駆け巡る。だが月明かりに照らされた相手を見て、デニーズは驚いた。ワイルドな風貌を除けば、父の部下パトリックにそっくりだ。だが、パトリックとは違う点が一つだけあった。彼には感じたことのない熱い欲望を感じてしまったのだ。
  • ガラスの心
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    病気の娘のためならなんでもするわ。たとえ憎い相手と結婚することでも。■マーラ・エインズワースは必死だった。夫のグラントが事故で亡くなったあと、幼い娘が重い病にかかり、しかも、お金はない。そのとき思い出したのが、ファルコン・ホワイトローの顔だった。ハンサムで、傲慢で、資産家の牧場主。彼のせいでグラントが亡くなったというのに……。けれども、背に腹は代えられない。娘のためなら――娘の医療費を借りるためなら、憎い相手に頭を下げるのもいとわないと思っていた。ところが、マーラの頼みに対してファルコンが提示した解決策はとんでもないものだった。マーラがファルコンと結婚すること。そしてファルコンの屋敷で、彼と暮らすことだった。
  • ★2008年販売トップ3★ハーレクイン・ロマンス ベストセラー3作セット
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    ★お得な20%以上OFF価格★毎月、数多くリリースされるハーレクイン・ロマンスから、2008年にもっとも売れたベストセラー3作品を一気読み。人気作家が大集合のお得なセットです! ●リン・グレアム『ひれ伏した億万長者』横領の罪で逮捕された父を助けたい一心で、告訴した会社を訪ねたグエンナ。経営者アンジェロから、告訴を取り下げるかわりに愛人になるよう求められる。●ヘレン・ビアンチン『縛られない関係』大富豪の敏腕弁護士ザックと交際しているリセイン。彼の子を身ごもったことに気づくが、同じ日、彼が別の女性と婚約したと報じる記事が新聞に載った。●ミランダ・リー『冷酷な求婚』誠実な男性と平穏な家庭を築くことを夢見る家政婦のエミリー。雇主である大富豪セバスチャンに恋していると気づき辞表を出すが、彼からある提案をされる。
  • ★編集者が厳選★読んで得するハーレクイン・ディザイア3作セット
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    ★お得な20%以上OFF価格★スター作家マヤ・バンクス、人気急上昇中イヴォンヌ・リンゼイ、実力確かな期待の新星アンドレア・ローレンスが揃い踏み! ハーレクイン・ディザイアの担当編集者が心を込めて選んだ粒ぞろいのロマンスをお得なセットで! ●マヤ・バンクス『日曜までフィアンセ』広告代理店に勤めるシーリアは、エバンの会社と契約したかった。そんな折、彼の弟の結婚式に同席するよう求められ、彼の家族に婚約者だと紹介される。●イヴォンヌ・リンゼイ『秘書とボスのクリスマス』ゴージャスなボスに一目で恋に落ちた秘書のホリー。クリスマスの晩、セクシーな深紅のドレス姿にたちまち魅了されたボスと、彼のオフィスで夢の時を過ごす。●アンドレア・ローレンス『愛を忘れた氷の女王』億万長者ウィルの婚約者シンシアが、飛行機事故で記憶喪失に。“氷の女王”と呼ばれる高慢な彼女がなぜか快活で優しい女性に変わり、本当は婚約解消を申し出ていた彼を悩ませる。
  • ★究極の癒やし★ベティ・ニールズ短編3作セット
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    ★お得な20%以上OFF価格★心潤す優しい作風で人気のベティ・ニールズ、永久保存の3作品をセットでお得に!  ●『魅惑のドクター』看護師のジュリアは患者のつきそいでロンドンからスコットランドに赴いた。ところが到着した家で雪に閉ざされ、1泊することに。深夜、ふいに玄関先に現れたのは青い瞳の大柄な医師アイヴォだった。●『プロポーズは慎重に』セーラは家族でフランスを旅行した帰りに車の事故に遭う。怪我で入院した家族の担当医はリトリク。幸い無傷だったセーラが泊まるあてがないと知ると、リトリクは彼女を自宅に招待し……。●『ドクターにキスを』1組の男女がフィリーの住む牧師館にやってきた。先日、道に迷っているところを助けた二人だ。その男性ジェームズにフィリーはひそかに惹かれるが、彼は都会に住む名高い医師で、一緒にいるのは完璧なまでに美しい婚約者だった。
  • ★女王の風格★ダイアナ・パーマー人気短編5作セット
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    ★お得な20%OFF価格★ロマンス界を代表する人気作家ダイアナ・パーマーを5作まとめて一気読み! ●『運命を紡ぐ花嫁』鉄道王の娘エレンは財産目当ての求婚者たちにうんざり。困っているところを救ってくれたジョンに惹かれるが、彼の目的は……? ●『クリスマスプレゼントは私』18歳のとき、ドリーはコリガンに夢中になったが、結婚はしないという彼の言葉に傷つき彼のもとを去った。8年後、二人は再会する。●『トム・ウォーカー』憧れのボス、トムと一夜を過ごしたイリージアは、その後トムに冷たくあしらわれ、退職して帰郷する。数年後に再会したとき、彼女には秘密があった。●『指輪はイブの日に』トニーは友人がミリセントという悪女のせいで自殺したと聞く。弔問に現れたミリセントを罵倒し、怒りもあらわに詰め寄ると……。●『孤独が終わるとき』女手一つで息子を育てるマギーは人里離れた小さな牧場で休暇を過ごすことに。隣人の牧場主テイトは無愛想な男で……。
  • ★実力NO.1★マヤ・バンクス「我が一族アネタキス」3作セット
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    ★お得な20%以上OFF価格★マヤ・バンクスがギリシアのゴージャスな3兄弟を描く〈我が一族アネタキス〉3部作をお得なセットで! ●第1話『心があなたを忘れても』ギリシア人実業家クリュザンダーの子を宿したマーリーは、彼に二人の関係を問い、“愛人”という答えに絶望した。だが、運命は彼女にさらなる悲劇を用意していた。●第2話『後見人を振り向かせる方法』後見人の立場のセロンに恋い焦がれ、彼に会う画策をしたイザベラ。わざとセクシーに装い彼のうろたえる姿に満足したが、その矢先、悲しい話を耳にする。●第3話『一夜の夢が覚めたとき』バカンスで訪れた小さな島で、ジュエルはゴージャスな男性と名も知らぬまま熱い一夜を過ごした。甘美な思い出で終わるはずが、思いがけぬ形で彼と再会する。
  • ★読みごたえ抜群★レベッカ・ウインターズ「愛の使者」2作セット
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    ★お得な20%以上OFF価格★大きな愛で読む人の心を潤す名作家、レベッカ・ウインターズによる2部作シリーズ〈愛の使者〉をお得なセットでお届け! 愛らしいベビーたちが、ギリシア人大富豪とヒロインの運命の赤い糸をつなぎます。●第1話『エーゲ海の独身貴族』旅先で傷ついた赤ん坊の命を救ったフラン。その子の伯父であるギリシア人実業家ニコロスにより、赤ん坊の世話係として彼の一族の邸宅へ連れていかれる。●第2話『大富豪と遅すぎた奇跡』ギリシア人大富豪の夫レアンドロスに愛されないうえ、子も授かれず、離婚を決意したケリー。その矢先、お腹に双子が宿っていることが発覚する!
  • 伯爵の求愛
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    挙式前日の夜、十九歳のアリスは婚約者ダニエルの邸宅を一人で訪問した。婚約してからというもの、彼の態度はひどくそっけない。なぜ自分との結婚を決めたのか、彼女は挙式前にはっきりさせておきたかったのだ。するとダニエルは耳を疑うような言葉を口にした。
  • 熱い週末
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    トレーシーとジョシュは同じ広告会社の仕事仲間。六カ月前、それぞれ恋人にふられてからというもの、二人は誰ともつき合わず、落ち込んでいた。ところが、ひょんなことからスキーリゾートのオープニング行事に招待され、理想的なカップルを演じるはめになる。
  • ふたたびのカリブ海
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    かつてクレアはギリシャ人の大富豪ザンダー・アナケトスの愛人だった。だが妊娠の事実を打ち明けようとした晩、ザンダーから別れ話を切りだされ、傷心のクレアは何も告げず彼の前から姿を消した。四年後、意外な場所でザンダーと再会することなど思いもよらずに。
  • 運命の花嫁
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    親友の結婚式で友の幸福に涙するエリザベス。そんな彼女に温かな笑みを投げかける男性がいた。花婿の兄ジェイソン・コルトンだ。思わずときめいたエリザベスだが、次の瞬間はっとした。彼に恋してはならない。私はマンスフィールド家の末裔。両家の間には、三百年の長きにわたる反目の歴史が横たわっているのだから……。
  • 伝説の花嫁
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    モリーは衝撃的な経験をした。深夜酔った男に家に上がり込まれたのだ。男は自分が家を間違えたとも知らず、銃を向けるモリーを押さえつけて壁際に追い込むと、キスまでした!男の名はウィリアム・コルトン。近所に住む、伯爵家の放蕩息子だ。いくら彼が貴族で私がしがないお針子でも、もてあそばれてたまるものですか! モリーは怒りに燃えた。
  • 甘き異国の香り
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    一八一七年、キャロラインは亡き夫と旅する予定だったトルコを訪れた。スルタンが治める、初めての異国の地に、彼女は胸躍らせていた。ところがコンスタンティノープルへ渡る船で出会ったドリューによって、彼女の旅は東洋の神秘と奔放な愛の世界に触れる、思いがけない冒険の始まりとなった……。
  • プレイボーイに片思い
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    キャシーと幼なじみのカイルは偶然にも休暇の時期が重なり、それぞれの親が所有する隣同士の別荘で過ごすことになった。かつて一度きりのデートでふられてしまったキャシーは、カイルを諦めきれず、この機会に思いきって頼んだ。「あなたの誘惑のテクニックを披露してほしいの」。
  • ダイヤモンドの純真
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    きみは棘だらけの薔薇―― 傲慢な伯爵は、わたしをそう呼んだ。 エヴァは、しっかり者の姉とおとなしい妹の間で、いつしか、“勝ち気な次女”の役割を演じることに慣れていた。本当は、女らしいと言われてみたいし、恋だってしたい。でも町の男たちはいつだって、美しい姉や妹に惹かれるのだ。ところが、姉の結婚式で出会った新郎の親友、ローマン・キスヴァーダだけは、彼女に興味を引かれた様子だった。エヴァの気性など取るに足らない傲慢さを兼ね備えた、世にもハンサムなこのイタリア伯爵は、エヴァにとってもまた、癪にさわるが何故か気になる、初めて出会うタイプの男性だった。手練手管に長けた彼の誘惑に、エヴァは抗いながらも堕ちていき……。■『砂漠のダイヤモンド』で情熱的に結ばれた長女ブリットとシーク・シャリフ。今作はスカヴァンガ姉妹の次女エヴァのロマンスをお贈りします。スーザン・スティーヴンスの描く濃密な愛の世界に、心ゆくまで溺れ、翻弄されてみませんか?
  • 白夜の大富豪
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    教えて……あなたが求めるのは、 愛人だけなの? 音もなく、滑るようにセルゲイ・マリノフの豪華なリムジンは、白夜のサンクトペテルブルクを疾走している。クレメンタインは夢見心地だった。美しい街、たくましい男性。ついさっきまでは、絶望のどん底にいたのに。仕事で訪れた外国の地で暴漢に襲われ、ハンドバッグを奪われた。駆けつけて彼女を救ってくれたのが、セルゲイだった。17歳の頃からずっと働きづめで、愛も知らないクレメンタインは、この束の間のシンデレラ・ストーリーに浸ろうと思った。セルゲイのプライベートジェットにさらわれ、ニューヨークで愛人にされてしまうとは、まさか知る由もなく……。■ハンサムでお金持ち。愛は求めないけれど、ベッドを温める愛人は欲しい……。そんな傲慢なヒーローの心を変えようと、心やさしいヒロイン、クレメンタインがいじらしい奮闘を見せます。新人作家L・エリスの個性が光る、日本デビュー2作目をお楽しみください。
  • シークに買われた花嫁
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    ビクトリアはエルデハリアの王宮で秘書を務めている。ある日、音信不通だった父親がふらりと現れ、王子の一人であるケイテブと賭をした。いかさまを見破られて投獄を言い渡された父親を助けるために、ビクトリアはケイテブの愛人として砂漠で暮らすことになる。
  • 冷たいボス
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    秘書のフルールはひどく不安な気持ちだった。勤め先の出版社の経営が、業界の巨匠――キット・マローンによって引き継がれたのだ。新しいボスとなるキットは、プレイボーイで自分の思うがままにふるまう人物らしい。案の定、初めて顔を合わせた日、フルールは信じられない言葉を彼の口から聞かされる。「これから一緒に僕の家へ行って愛し合おう」
  • 悪魔とダンスを
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    二月の寒い夜、ミアはブラインドデートの相手を待っていた。八カ月前に別れたジャック・ライアンのことを忘れ去るには、新しい恋人を見つけるしかない。ところが、迎えの黒いリムジンに乗っていたのは偽名を使ったジャック。これから大使館のパーティへ一緒に行って仕事をしてほしいという。ミアは以前、彼と組んでスパイ活動を行っていたのだ。
  • 愛のシナリオ
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    リースは伯母の勧めでテレビドラマに出演していたが、降板を決意した。相手役のアレックスに本気で恋してしまったのだ。噂では、彼には恋人がいるという。振り向いてもらえないとわかっていながら、愛の演技は続けられない。リースは覚悟を決めて最後の収録に向かうが……。
  • サファイアの花嫁
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    気がつくと、サバナはハリソン・コルトンのオフィスを訪ねていた。彼は、かつてサバナの姉と婚約していた辣腕実業家。そして、サバナがひそかに思いを寄せていた男性でもあった。だから父親から意に沿わない結婚を強要されたとき、助けを求めずにはいられなかったのだ。だが事情を知ったハリソンは、予想だにしなかった解決策を申し出た。
  • ハーレクイン・ロマンス特選 II
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    『危険な再会』―若くして結婚したジェイムは夫から酷い暴力を受け、心身共にぼろぼろになっていた。そんな彼女の唯一の救いが、義弟のベンの存在だった。だが、ある夜を境にふたりは離れ、15年後──ひとつの命が再びふたりを引き合わせる。『シンデレラの恋』―借り物の高価なドレスに身を包み、別人のように変身して、あるパーティに出席した貧しい秘書のジェーン。理想の男性アダムと出会い惹かれるが、身分違いに怯むあまり、偽の連絡先だけを残して彼の前から姿を消す。
  • 罪なき愛人
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    ぽっちゃりとして不器量な18歳のジョージアは、決して実らぬ恋だと知りつつも、母の再婚相手の息子――血のつながらない兄ジェイソンに想いを寄せていた。だがある日ひょんなことから、ひどい濡れ衣を着せられてしまう。彼女が義父を誘惑しようとしたというのだ!愛するジェイソンからも、実の母親からも信じてもらえず、蔑みの目を向けられたまま、失意のジョージアはNYへ……それきり、ジェイソンとも顔を合わせることはなかった。7年後に義父が亡くなり、帰郷することになるまでは。
  • 償いは残酷に
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    秘書のローレルは今日も野暮ったい服に身を包み、来客のために紅茶を運びに行った。同僚は容姿端麗な客だと騒いでいるが、彼女は何の興味もない。だがそれもその客の顔を見るまでのことだった。男の名はオリヴァ・サヴィジ――15歳のローレルが義父にレイプされかけて裁判になったとき、まるで彼女がそそのかしたように書き立てたジャーナリスト。その記事のせいでローレルの人生は破滅した……。あの悪魔がいったいどうしてここにいるの
  • ある夜の出来事
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    一夜の思い出を手に入れたい。それがそんなに悪いことなの?■ジュリエンヌは三十歳の誕生日を前に決心した。ずっと“いい子”だった自分から卒業しよう。そしてこれからは大いに人生を楽しもう――そう、男の人とも。彼女は自己催眠を使って自分が淫らな女性だという暗示をかけた。キーフレーズはこうだ。“淫らな女性は一か八かやってみる”三週間の特訓の末、いよいよ効果のほどを確かめる時がきた。以前から憧れていた男性が話題の劇場にやってくると聞き、彼に近づいて誘惑することに決めたのだ。はっとするほど魅力的な黒い瞳、日に焼けた肌、頑丈そうな顎。男性を見るやジュリエンヌは息をのみ、もう一度、言い聞かせた。たとえ彼の心が手に入らなくてもいい、爪先立ちして、彼の唇を奪うのよ。
  • シドニーを誘惑
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    結婚なんてしたくない。どうしてわかってくれないの?■成り行きからデレクと情熱的な一夜を過ごした翌朝、シドニーは大きな過ちを犯したことに気づいた。デレクは幼なじみで親友だ。恋人にはなれない……はずなのに、ゆうべ経験したのは、これまで知らなかった本当の歓びだった。そしてもうひとつ大きな問題があった。昨日シドニーはどうしても子供が欲しくて、人工授精の措置を受けたのだ!もし妊娠したら、父親は誰なのか?だが、デレクのほうはシドニーから人工授精の話を聞いても、まったく決意を変えなかった。彼女だって愛があるから、あんなふうに僕を求めたのだ――三回も。愛を自覚させて結婚に至るには、ただ攻撃あるのみ。こうしてデレクの誘惑と説得の日々が始まった。
  • あなたに続く道 千年紀2000(千年紀:ミレニアム)
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    千年祭の夜十二時、一緒にいた人が運命の人?■「このしるしを持つ者は、今夜十二時、運命の愛を見つける」マギーは千年紀を祝う盛大なパーティで、余興に雇われた占い師にそう告げられ、てのひらを見つめた。これからマギーは、資産家コリン・スペンサーとともに、シカゴの名士たちの前で二人の婚約を発表する予定だった。十二時にはコリンと一緒のはず。やはり彼が運命の相手なんだわ。ところが、約束の時間が来てもコリンの姿はどこにも見当たらない。コリンの両親は、彼が結婚に怖じ気づいて逃げたのだと言い出した。そのとき、隣でマギーをなぐさめたのは、幼なじみのルークだった。ルークはマギーがコリンを愛していないことを知って、彼女に婚約を考え直させるつもりでいた。
  • プロポーズは最後に
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    あのときかわしたキスをほんとうはずっと忘れられなかった。■干渉のすぎる父をうとんじて、サラは数カ月前に家を出た。メディア王と言われる父の援助がなくても、自分の力で働いて自立した生活を送ってみたい。販売員の仕事を見つけ、サラは働き始めた。すてきなボーイフレンドも見つかり、彼と一緒に帰宅した夜、フラットのドアの前に立つ男性を見てサラは愕然とする。ショーン――懸命に忘れようとしてきた男性。父の再婚相手の息子であるショーンとは、あるできごとをきっかけに会っていなかった。あのとき軽蔑するような目を向けられ、二度と彼には会うまいと心に誓ったのだ。口もきけずにいるサラに向かって、彼はいきなり切り出した。「ぼくと結婚してほしいと言いに来たんだ」
  • 二つの世界を結んで
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    住む世界が違うと言って拒む彼を、なんとしても説得したいとキャシーは思った。■マシュー・カーライルは私生児として生まれ、大富豪の父から息子として認められず、苦労して成長した。しかし必死に働いた結果、現在のマシューは広い牧場の所有者だ。愛する母を二年前に亡くし、彼は結婚することを真剣に考えはじめた。天涯孤独の身であるがゆえに、愛する家族が欲しかったのだ。忙しくてデートする暇もない彼は、花嫁募集の新聞広告を出した。そのころ偶然マシューに出会ったキャシーは、ひと目で彼に惹かれる。裕福な実業家の一人娘だが、彼女もまた親の愛情を受けずに育ち、愛情あふれる家庭を築くことが夢だった。だが思いきって花嫁募集に応募したキャシーを、マシューは拒絶する。二人の住む世界はあまりに違うし、都会育ちの彼女に田舎の暮らしは無理だと言って……。
  • 罠に落ちた花嫁
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    復讐のための結婚――夫の背徳を知り、花嫁はハネムーン先の小島で悲嘆にくれた。■母を亡くしたリサは両親の離婚で生き別れた兄のマークを頼り、三歳のときに渡英して以来、十七年ぶりでアメリカの土を踏んだ。リサはケネディ空港で兄を待ったが、彼女の前に現れたのは、兄の会社を傘下に収めた若手実業家ソーン・ランダーズだった。マークが海外出張している間、ソーンがリサの面倒をみるという。ほかにあてもなく、彼女はソーンの言葉に従うしかなかった。リサはソーンの案内で初夏のニューヨークを満喫し、冷徹さとやさしさの同居するソーンにぐいぐい惹かれていく。そして会って三日目、思いがけないプロポーズを受けたリサは、ソーンの性急さに不審を抱くが、愛を貫いて結婚に踏み切った。だが、リサはハネムーン先の小島で恐ろしい事実を知る。彼が私と結婚したのは、復讐の道具に使うため……。
  • 恋は嵐とともに
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    誘惑するのはやめて。私の上司と親しい関係にあるくせに。■ファッション誌でスタイリストとして働くガブリエラは、真冬のロンドンからインド洋に浮かぶ島モーリシャスを訪れた。撮影隊の一行が到着する前に、撮影現場の下見をするためだ。この役目を立派に果たせば、アシスタントから昇格できるかも……。炎天下でタクシーを待っていた彼女は、一人の男性に注意を引かれる。浅黒い肌、サングラスをかけていても精悍な容貌のうかがえる彼は、なぜかガブリエラにかつての婚約者ピアーズのことを思い出させた。ばかね、あの人のことは忘れたはずじゃない。婚約者に裏切られた私の人生に必要なのは、男性ではなく仕事なのよ。ところが、ホテルの部屋でシャワーを浴びおえた彼女のところへ、ピアーズの面影を重ねた男性が突然やってきた。リックと名乗る彼は、どうやらガブリエラの上司アーシュラの不倫相手らしい。
  • クレタ・愛の風景
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    貧しい祖母を見捨てる冷酷非情な男。私はあなたの獲物になどなりはしないわ!ヨーロッパ屈指の抱かれたい男?ケイトはザンのもとへ車を飛ばしながら苦笑した。たしかに、ザン・ウォルコットは有望で富裕な芸術家だ。だが、たった一人の身内である年老いた祖母を、容赦なく見捨てる冷淡な男でもある。ケイトの雇主ネリナは、今、死に瀕している。それなのに、彼女の孫であるザンは身内の苦境などおかまいなしに、美女たちをはべらせて、豪勢な生活を送る毎日だ。自身の出生についてはデパートの試着室に捨てられていたことしか知らず、まったく身寄りのないケイトは、どうしてもザンが許せなかった。今度だけは逃がさないわ。だが、交渉に行ったケイトは、ザンに値踏みするような目つきで眺め回されて…。
  • 夢遥か、バハマ
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    私は、とうとう来てしまった。マイアミの空港の雑踏の中で、マティは迎えに来るはずの男性を待っていた。彼の名はデイモン・クイン。八年前、大学で出会い、マティがひそかにあこがれてきた人だ。故郷のミネソタからマイアミ、そしてデイモンと空港で会い、彼が住むバハマの島に渡る…。小児科の看護婦として地元の病院に勤め、友人にも恵まれ、平穏に暮らしてきたマティの人生が、大きく変わろうとしていた。二十七歳の誕生日に、友人たちとシャンパンを飲み、大学の校友会新聞に載っていた、赤ん坊の世話ができる妻を探しているというデイモンの記事に、酔った勢いで応募してしまったのだ。電話で事情を聞き、彼の妻になるためにここに来たものの、マティにはまだ迷いがあった。彼との結婚が、裁判で赤ん坊の養育権を勝ち取るためのものであることに…。
  • ショッキング・ピンク 上
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    のぞいてはいけない。本能的にそう思いながらも、少女たちはその甘美な光景を食い入るように見つめていた。スカーフで目隠しをされた女が、一枚一枚服を脱いでいく。生々しい行為を強要し、女を意のままに操っているのは悪魔のように凶暴な男。完全に性の奴隷と化した女は、後日全裸の首吊り死体として発見された。密かに少女たちは男を畏敬し、無垢な心がゆるやかに歪みはじめる……。エリカ・スピンドラーの新境地、異色のロマンティック・サスペンス。
  • 花嫁にプロポーズ
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    セクシーな新任部長が命じた業務とは、一年間の契約結婚だった。■カイラは病気の祖母を抱え、死んだ父親の遺した借金を返済するために、昼は不動産会社、夜はレストランで働いている。新任の部長であるジェームズに能力を買われ、アシスタントにならないかと誘われたけれど、残業のできないカイラは断るしかなかった。事情を知ったジェームズは諦めたように見えたが、ある夜突然、カイラのもとを訪れた。問題をすべて解決する、特別なプロジェクトを考えたと彼は言う。本当にそんなものがあるのだろうか。いぶかるカイラは、ジェームズの申し出を聞いて呆然とした。結婚ですって? 彼と?
  • 三週間で仕事も恋も
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    仕事を断ったら脅迫まがいの脅しをかけて、いったい彼は何様のつもりなの!■椅子の張り替えから始まったインテリアの仕事だったけれど、サフランは今やかなり売れっ子になり、店も出せるようになっていた。ある日、忙しい時期に舞い込んだ依頼を、サフランは断ってしまうが、相手は、改装を手がけた屋敷のパーティで会ったフレイザーだった。彼は巨大企業の経営者で、断られた別荘の内装をぜひ頼みたいという。依頼もさることながら、彼女への興味も大きいようだ。サフランの気持は揺れた。三十五歳で独身、その地位からすれば結婚していてもおかしくない。なのにまだ、群がる女性のなかから妻を選ぶ気などないらしい。仕事一途で励んできて、これからもっと発展させようというとき、フレイザーの出現は、彼女にとって悩みの種でしかなかった。彼の強引な脅迫まがいの依頼に屈したわけではないけれど、サフランは三週間の期限つきで承諾せざるをえなくなる。こうしてふたりは別荘のある孤島へ出かけることになった。
  • 意外なエピローグ
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    子供だけ欲しいから、人工授精で構わなかった。でも今は、母と子を守ってくれる人も欲しい。■恋人が突然亡くなったとき、リンダは無性に子供が欲しいと思った。できれば恋人に似て、頭脳明晰で創造的才能に恵まれた子が欲しい。リンダは兄に頼んで適当な精子の提供者を探してもらった。そして、相手が誰か知らされないまま、無事男の子を出産した。しかし問題はそれからだった。彼女は母親に向いていなかったのだ。赤ん坊をどう扱っていいかわからず、しかも家事が苦手ときている。だから、庭の手入れをしてくれる芝刈り業者が予定どおり来なくて、子守りを頼んでいる隣人が怪我をした今、リンダはパニック状態だった。だが、救いの神は現れた。兄の知人だという男、ニック。彼がすべてを引き受けてくれたのだ。ニックは有能だった。なんといっても赤ん坊の扱いに慣れている。その上、ハンサムでセクシー。でも、定職につかずにあちこち放浪しているような人に、大切な子供を任せていいの? そして、私の心をあずけてしまっても?
  • 薔薇の香りに包まれて
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    優しさが欲しい。心からの愛が欲しい。薔薇の香りの中で私を抱き締めて。■こんなにも愛することができ、こんなにも悲しむことがあるなんて。ブルックは、ジャスティンを養子にして本当の愛と悲しみを知った。内戦にまきこまれて両親を失った赤ん坊を育ててきたけれど、この二年間に何度も繰りされた手術の費用がかさみ、元婚約者のクラークに頼んで家を売ってもらうしかなくなった。見栄っぱりなクラークはブルックをオークション会場に連れていったが、話を聞き終わるなり、知り合いの美女を見つけて姿を消してしまった。惨めさに押しつぶされていると、隣席の男が近づいてきた。どこか見覚えのある目をした男性は、信じられないほどハンサム。見捨てられた女をからかいに来たとも思えない。ブルックは言いようのない不安とともに、胸の中で彼にすがった。どうぞ、私の心をささえて……。
  • 愛は遠い旅路
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    人生にも、愛にも、明日の保証はない。だからこそ、二人で生きたいのだ。■空っぽの家、空っぽの子供部屋、ひとりぼっちのベッド……。帰ってきても、愛する人の“おかえりなさい”という声は聞こえない。小児整形外科医トロイ・ドノバンは孤独だった。妻のルーシーが彼のもとを去って一年になる。このまま、帰らぬ妻を待って一生を送るのはいやだ。戻ってくるのか、別れるのか、ルーシーに選択をせまらなくては。彼女からは電話も手紙もなく、一枚のクリスマスカードさえなかった。あんなに愛し合っていたのに、あの情熱は消えてしまったのか?ルーシーが新しい愛を見つけていても、戦うつもりだ。彼女に会い、もう一度この腕の中に取り戻す。僕はただ、ルーシーだけが欲しいのだ。これからの人生をずっと一緒に過ごしたい。
  • 身代わりウエディング
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    結婚式の準備はどんどん進んでいくけれど、どうなるの、この結婚?■ホープは二十五歳のパーティ・コンサルタント。亡くなった叔母の仕事を引き継いで、日々奮闘している。兄妹同然で育った叔母の息子アンディーが婚約し、ホープは自分のことのように喜んだ。が、それもつかのま、婚約者サブリナの兄トレースが反対していると聞き、胸を痛めている。トレース・モーガンは巨大企業の経営者で大富豪。アンディーを妹の財産目当てと疑っているらしい。アンディーはそんな人じゃないわ。私にできることはないかしら。すると、突然、トレースが店に現れた。たくましくセクシーな人。こんなすごい男性は初めて! この人が頑固でわからずやだなんて。聞いていたほど物わかりの悪い人には思えないけれど。あまりの魅力に圧倒され、私は何も見えなくなってしまったの?
  • 復讐は甘美すぎて 愛と復讐の物語
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    親友のスーと一緒に、パーティー・ポッパーズ社という、出張パフォーマンスを専門とする会社を経営するバービー。彼女は運悪く引き受けてしまった仕事に頭を悩ませていた。妖精の王女の格好をして、誕生パーティーの主役のために歌を歌う。仕事自体は簡単なものだが、歌を贈る相手に問題があった。ニック・アームストロング――彼には二度と会いたくなかったのに。九年前、やはりニックの誕生パーティーで彼女はひどく傷つけられた。きっと彼の顔を見るだけで、あの悲しみがいっきに戻ってくるだろう。どうにかして仕事を放棄しようとするバービーに、スーがとんでもない提案をした。「バービー、復讐は蜜の味よ」本当にそうだろうか?別人のふりをしてニックを夢中にさせ、それから彼を捨てたら、私は過去を乗り越えられるのかしら。時間がたてばたつほど、スーの案が魅力的に思えてきた。
  • 謎めいたドクター 診察室の恋人たち
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    罪なほど甘美なキスを交わした夜。あの瞬間に二人の運命は始まった。■時計の針が午前零時ちょうどを指したとき、新年を迎えるパーティーの会場で、助産師のジョアンナは見知らぬ男性にキスされた。彼の神秘的な魅力の虜になり、知らず知らずのうちに、彼女は大胆に応えていた。しかし耳元で新年の挨拶をささやかれたとたん、はっと我に返り、自分の犯した過ちに気づいてその場を逃げ出した。数日後、仕事で病院を訪れたジョアンナは、予期せぬ再会に息をのんだ。あの夜の謎めいた男性が診療衣に身を包み、何食わぬ顔で彼女の前に立っていたのだ!
  • 孤高の伯爵
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    この関係は、君がここにいる間だけだ。伯爵はかたくなにそう言った。■ダイアンはおとぎばなしなど信じていなかった。たとえ、妹がヨーロッパの小国エルビアの王と結婚し、おとぎばなしを体現していたとしても。だがある日、王の側近トーマスが家を訪れ、すべてが変わった。困窮し、生活に追われていたダイアンを息抜きさせるため、彼は強引にエルビアへと連れていった。初めは腹を立てたダイアンだったが、すぐに、いかめしく孤独なトーマスに惹かれている自分に気づく。彼は王の側近で、伯爵の称号を持つ男性。私とは身分が違いすぎるけれど、エルビアにいる間だけでも、彼と愛し合えたら……。そう願ったダイアンは、トーマスを誘惑しようと試みたが、彼は冷たく拒絶するばかりだった……。
  • 結婚は復讐の始まり 真実の花嫁 III
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    七年前、私を捨てたダックス。その彼と契約結婚をするなんて。■親友チャールズが不慮の事故でこの世を去り、ジリアンは悲しみに沈んでいた。そして葬儀の日、思いもかけない人物が現れた。チャールズの兄、ダックスだ。なぜ彼がここに? 私とチャールズを憎んでいるはずなのに。七年前、ダックスは私の婚約者だった。だが、私とチャールズの関係を疑ったダックスは、町を飛び出し、それ以来、戻ってくることはなかった。すべては誤解だったのだが、ダックスは今でも私たちを憎んでいる。それなのに、なぜ帰ってきたのだろう……。ジリアンの疑問は、葬儀のあとすぐに解けた。ダックスは彼女への復讐のため、ある計画を立てていたのだ。
  • 嵐の熱い夜 愛をはぐくむ大地 I
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    クールで人間嫌いのリップ。だが、彼の心を乱す女性が現れた。■リップは、キーパー牧場の巡回飛行機パイロットだ。彼は何事にも無頓着で、いつも超然としている。あるとき、牧場オーナーの息子が一匹の弱った犬を発見し、飼い主を上空からさがしてみるよう、リップに頼んだ。やがて重傷を負った男を見つけ、牧場の仲間に救援を頼む。他人の地に不法侵入した愚か者め。リップは男にはなんの同情心もわかなかったが、犬を自分の家に連れ帰り、獣医に診せ、世話をしてやった。数日後、犬とともに病院を訪れたリップは、男の妹だという魅力的な女性を見て、たちまち心を乱された。
  • 熱い誘惑
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    悲しい生い立ちがもとで、男性に心を開くことができなくなったメリッサ。冷めた態度は、興味を示す相手をことごとく引き下がらせてきた―ただ一人、ロバートを除いて。実業家である彼は、たびたびメリッサの鎧にひびを入れようとし、ついには仕事にかこつけて彼女をカリブの島へと連れていく。そこは彼女にとって、忘れたい過去が眠る場所だった。
  • プリンスにさらわれて
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    ある晩、帰宅したプルーはハンサムな侵入者に遭遇する。彼の名はカリム。行方不明の妹の手がかりを求めて彼女に会いに来た、アラブの国のプリンスだった。困惑する彼女を彼は尊大な口調で脅した。「いっしょに来なければ、君は後悔することになる」。
  • 公爵からの甘美な恋文
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    公爵夫人エリザベスは結婚生活に危機感をいだいていた。3人の子供に恵まれて幸せな日々を送る一方、夫婦の営みはここ最近まったくない。身体だけでなく夫の心までもが離れていくようで、この状況をどうしていいのかもエリザベスはわからずにいた。そんなある日、夫から一通の手紙が届いた。そこに綴られていたのは……。耽美で官能的な、夫婦の恋物語。
  • 欲しいのはあなただけ
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    故郷と恋人を捨てて世界的デザイナーになる夢を叶えたが、母親の死を受けて帰郷することになったファンシー。ヒロインが恋の季節に見つけた永遠の愛とは…。
  • サマー・シズラー2009 真夏の恋の物語
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    「シークと乙女」/ある日、ベアトリスは手紙で弁護士事務所に呼びだされた。通された部屋にいたのは、ザフラト国の次期国王タリク・アル・カマル。いきなり弟と別れてほしいと多額の手切れ金を提示され、ベアトリスは驚いた。彼の弟ハリッドをたぶらかす性悪女と間違われたのだ。「砂漠に咲いた愛」/ハナは奥地にある集落に短期滞在していた。妹が育児放棄をした六歳の息子ミッキーも一緒だ。そこへ突然、スレイラ国のシーク――マリク・サイディが小型ジェット機で乗り込んできて、信じられない話を告げた。ミッキーが国の王位継承者になったという。「プリンセスに選ばれて」/亡き祖母の遺品の整理中、バイオレットはアラブの短剣を見つけ、鑑定番組に出演することになった。専門家によれば、途方もない宝物らしい。その事実が新聞で報道され、バイオレットは一躍話題の人に。翌朝、アラブの王国の皇太子ファヤドが彼女の家に現れる。
  • ボスとの一夜
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    名家の令嬢キャサリンは、両親の支配から逃れて自立するために身分を偽り、ダンフォース海運の臨時秘書として働き始めた。初めての経験なのでわからないことも多いけれど、努力して認めてもらえるようになるつもりだ。ところが社長であるボスのイアンは、まじめに働くキャサリンに何かにつけ文句を言い、冷たく当たる。しかも雇われたばかりというのに、解雇を言い渡されたのだ。不当な扱いに我慢できなくなって抗議すると、思わぬ返事が返ってきた。「そばにいられると、君が欲しくなってしまうんだ」。
  • 明日が見えなくて 富豪一族の伝説 X
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    看護師のビクトリアは、内戦状態にある南アメリカの島国、サント・ボニストの診療所で負傷兵の治療にあたっている。テキサスの大富豪である父からは、何度も帰国するよう言われてきた。だけど戦火におびえるこの町で、傷ついた人々を見捨てることなど決してできない。ある日、いつものとおり負傷兵をのせたジープが到着し、表に出てみると見知らぬ男が車から降りてきた。野性的で傲慢そうなほほえみ。でもなぜか目を離せない男性だわ。全身を貫いた奇妙なうずきから逃れたくて、彼に背を向けたビクトリアは、背後から名前を呼ばれて凍りついた。「ビクトリア」なぜ? どうして彼が私の名を?
  • 隠された富豪の素顔
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    彼は32歳、独身、非情な銀行家。 そして14歳の隠し子がひとり……。 フィットネスクラブに勤めるメリッサは、ネット検索したエリオット・ジェイの略歴に目を凝らした。経済界の大物。32歳にして投資銀行の経営者……。でも家族や私生活についての情報はない。つまりお金儲けにしか興味のない、非情な銀行家ということだ。そんな彼が娘の体調管理の仕事を依頼してきた。その娘というのが14歳! 隠し子がいたことすら驚きなのに、いったいいくつのときにできた子供なの?面接で会ったエリオットは予想どおり仕事一筋の傲慢な冷血漢だった。いくら高額の報酬を提示されても、頭では断るべきだとわかっている。なのに、メリッサは危険と知りつつ好奇心を抑えられなくなっていた。■愛を知らずに生きてきた非情で傲慢な銀行家エリオットと、 純真無垢で不器用なメリッサの、ロマンティックなストーリーをぜひお楽しみください!
  • さよならシンデレラ
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    しがないウエイトレスの私に、 まさか大富豪の父親が……!? “あなたは彼と目がそっくりだわ”亡き母が遺した最期の言葉が、ロクシーの人生を変えようとしていた。遺品の中から、大富豪の恋人が若き日の母へ宛てた手紙が見つかり、彼こそがロクシーの本当の父親らしいとわかったのだ。幼い娘を育てるしがないウエイトレスの彼女にとって、青天の霹靂だった。私がその人の子供だと認められれば、娘にいい暮らしをさせられるわ。希望を胸にマイクという弁護士を訪ね、事情を話したところ、彼は疑いの目を向けてくるばかりか、証拠が不十分だとつっぱねた。失意のあまりその場を飛び出したロクシーだったが、その夜、どういうわけかマイクが彼女の職場に現れ、不敵な笑みを浮かべながら、仕事を引き受けたいと言い出した!■シンデレラ物を得意とするハーレクイン・イマージュ期待の作家、 B・ウォレスの最新作をお届けします。エリート一族出身のマイク と、苦労人のロクシー。正反対のふたりが織りなす恋模様は、やがて先の読めない展開へと突入して……。最後まで目が離せません。
  • 魅惑の花嫁
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    職を失ったエミリーは、コロラドの町にやってきた。ここでホテルを開いて資金をため、念願の夢を実現させるのだ。開業予定の場所は酒場の二階で、そこの所有者はルーカス・マッキンタイヤという男性だった。彼は遺産相続のために妻を至急見つけなければならない境遇にある。エミリーはルーカスから純粋な取引として便宜結婚を持ちかけられ……。
  • プリンセスになる日
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    ヴィクトリアは主演作がカンヌ映画祭に出品され、世間の注目を集める新進のハリウッド女優。しかし、彼女は信じられないスキャンダルに巻きこまれた。そのとき、救いの手を差し伸べたのは、地中海にある公国のプリンス、ロドルフォだった。おたがいに惹かれるものを覚え、急接近した二人だったが、そこに彼の花嫁候補の高貴な女性が現れて……。
  • いとしの王子様
    -
    ローレンは友人の結婚式で知り合った魅力的なアレックスと、すばらしいひとときを過ごした。でも、彼が私を本気で好きになるわけがない。あの夜を忘れようとしていたローレンの前に、突然アレックスが現れ、意外な提案をした。
  • 狙われた億万長者
    -
    “今年注目の独身男性、億万長者タイ・ギャレット”雑誌に書かれた記事を読んだシエラは決心をした。もう二人の結婚に終止符を打とう。タイが私を置いて町を出ていってから八年もたつのだから。しかし会うなり彼はシエラの決心を覆すような頼み事をしてきた。
  • ボスに囚われて
    -
    避暑地を訪れたケイトは、傲慢な大富豪ケンブリッジに、彼の土地から追い払われたことで腹を立てていた。気分転換に湖でクルーザーに乗ったとき、遊泳中のケンブリッジを不注意にもはねてしまう。恐怖から逃げ出したものの、後日罪悪感に苛まれ、謝る決意をする。ところが向かう途中で彼に出くわし、驚愕した――なんと彼は視力と事故の記憶を失っていた!加害者とは気づかず気さくに話しかけられ、ケイトは正体を明かす機会を逸してしまった。さらに困ったことに、ケンブリッジは彼女のことを気に入り、住み込みの秘書になってほしいと申し出てきた。■“年上の男性との恋物語”――裕福で世慣れていて、罪なほど強引な大人のヒーローの魅力がちりばめられている名作をお届けします。
  • 甘い冒険
    -
    地味でおしゃれもメイクもしたことがない、本の虫のレベッカ。研究所に勤める彼女の生活には仕事以外何もなく、この10年間は男性とベッドをともにしたこともない。そんな彼女が、誕生日を機に一大決心をした。生活に変化を求めて、冒険をするのだ。ハンサムな上司のケントが保護者顔で止めるのを押し切って、レベッカは手始めに変身キャンペーンに申し込む。見事に美しくなった彼女を同僚たちが我先にデートに誘うなか、ケントだけはなぜか苦い顔で邪魔ばかりして……。
  • サルド家の兄妹
    -
    看護師のアンジーは6年ぶりにバヤルター島へ向かっていた。身寄りのない彼女は10代のころ、よく親友に招待されて、この美しい島で休暇を過ごしたものだ。だが、温かく迎えてくれたサルド一家との楽しい思い出は、先週親友からもたらされた知らせで輝きを失った。親友の兄リックが爆弾の破片をあび、視力を失ったのだ!スペイン名家の跡継ぎで、自信にあふれていたリック――ひそかに愛していた彼の苦悩を思うと、アンジーの胸は痛んだ。わたしがそばにいるわ。この想いが報われなくても。
  • 彼がダイヤを贈るとき カッファレッリ家の祝祭 I
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    傲慢きわまりない彼にはわからない── お金では決して買えないものがあることを。 ティールームに入ってきた男性をひと目見て、 ポピーの胸は高鳴った。なんてゴージャスなの! だが、ほどなく彼の素性に気づいた彼女は自分を戒めた。 ラフェ・カッファレッリ──祖母が遺してくれた大切な屋敷を、 桁外れの財力をちらつかせて私から取りあげようとする傲慢な男。 彼に少しでも隙をみせたが最後、きっと心までも奪われてしまうわ。 だがある晩、田園地帯を激しい嵐と雷雨が襲い、 倒木に突き破られて、ポピーの屋敷の屋根が損壊してしまう。 呆然とする彼女のもとに真っ先に駆けつけたのは、ラフェだった。 初めて見る彼の真剣なまなざしに、ポピーの心は激しく揺れて……。■イタリア名門一族カッファレッリ家の華麗なる3兄弟──ラフェ、 ラウル、レミー。彼らが真の愛を見つけるまでを描く3部作 〈カッファレッリ家の祝祭〉をお贈りします。

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  • すてきなショータイム 炎のとき I
    -
    強引でセクシーな彼は、人気のストリッパー。その見事な体がエミリーの心を惑わせる。■エミリーは、夜の盛り場にはまるでそぐわないお嬢様だった。ある目的のために、ホームレスの人から服を借りて着てきたが、うまく装えたと思っているのは本人だけだった。たちまちトラブルに巻き込まれ、居合わせた警官に救われる始末。その警官は、こんなところにいてはいけないと言ってエミリーの手を無理やりひっぱっていった。そして、なぜか彼女を音楽が鳴り響く妙な店に連れていき、カウンターに座らせ、じっとしていろと命令する。すぐにフロアにスポットライトが当たり、歓声があがった。ライトの中央に立った警官はジャケットを脱ぎ、ズボンを下ろし……。エミリーはようやく気づいた――この人は警官なんかじゃない。警官の衣装をつけたストリッパーだったのだ。唖然としながらもエミリーの目は彼に釘づけだった。こんな人は初めてだわ……。
  • ウエディング・ナイト
    -
    愛する男性の結婚式を演出すること――これほどつらい試練がほかにあるだろうか?■フィオーナは、引く手あまたのウエディングコーディネーター。ある日、大富豪の未亡人キャスリンから仕事の依頼が舞いこんだ。コーディネートするのは、彼女の一人息子の結婚式。この仕事を成功させれば、名実ともに業界の第一人者になれる。ただ、一つだけ問題があった。キャスリンの一人息子とは、十年前フィオーナとつかのま結婚していた相手、フィリップなのだ。キャスリンは、フィオーナがかつての花嫁とは気づいていないらしい。そうとわかれば、依頼はキャンセルされるだろう。フィオーナは正体を隠してキャスリンの屋敷に出向いた。幸いにも、今や別人のごとく洗練されたフィオーナに、キャスリンは気づかない。ところが、そこへフィリップが……。十年前より魅力的になった彼は、母親が席をはずした隙に言った。「そんな芝居はやめるんだ」フィリップは気づいていた! やはりこの仕事は降りるしかないの?
  • 月に願いを
    -
    あなたと過ごしたあの夜からわたしの人生は始まった。■ザンナは父の経営する会社で仕事ひと筋の毎日を送っていた。ある日訪れた亡き母の生家で、自動車修理工のジェイクと出会い、名前すら隠したまま情熱的な一夜を共にする。いつもなら気にかけないタイプの男性だったが、魔法をかけられたように、彼の男性的魅力にあらがえなかった。自分らしくない行動をとったと後悔した彼女は翌朝、別れも告げずに彼のもとを去った。だが元の生活には戻れなかった。妊娠してしまったのだ。動揺して再びジェイクを訪ねたが、彼の姿はない。妊娠を知ったザンナの父は冷たく、中絶しないのなら会社をやめて部屋も出ていくよう言い渡した。おなかの子どもを殺すことはできない――彼女は決心した。
  • 幻を見ていた夏
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    ベストセラー作家カテリアナ・レディングを目の前にして、ハイメイは言葉を失った。彼女の雇主であるシルバーブロンドのその女性は、かなりの年齢のはずなのに、どきりとするほど美しかった。本の裏表紙の写真から予想していたとはいえ、実際のカテリアナがこれほど魅力的だったとは。ハイメイが作家の秘書という仕事に応募してバミューダ島に来たのは、二十七年前にカテリアナがとった行動の謎を解くためだった。夫と赤ん坊を捨てて出ていった女性の心の秘密は?ところが、ハイメイはすぐに衝撃的な事実に直面した。カテリアナは、亡夫の息子で若く精悍なドミニクと親密な関係らしい。だがハイメイのとまどいをよそに、ドミニクは彼女に近づいてきた。
  • 初めての情熱 伝説のガウン
    -
    初めてのボーイフレンドとゴールイン。それが望みだと信じていたはずだが……。■二十五歳の誕生日を六週間後に控えたキャシーには、九年越しのボーイフレンド、ジョエルがいた。左手の薬指には大切な指輪。でも、婚約はまだだ。キャシーの家に伝わるナイトガウンを二十五歳の誕生日に着て寝ると、運命の相手に夢で会えるはずだから。もちろん、夢に見たいのはジョエル。だけど…。そんなとき、幼稚園の保母であるキャシーは、姪を引きとろうとブラッドリーの町に来たライアンに、住みこみのベビーシッターとして雇われる。ライアンはコンピュターソフト会社の経営者で、ちょっと子供が苦手な都会の男性。出会ったことのないタイプだ。キャシーのなかに、新鮮ななにかが生まれはじめる。
  • だんなさまは四百ドル 愛を知らない男たち
    -
    ハンナはまだ見ぬ母に会うためにグレンウッドに向かった。偽りの夫とともに。■法に触れるようなことも平気でする、危険な男―。それがハンナのニックに対するイメージだった。警察官であるハンナは、この一年、署内でたびたび声をかけてくるニックの誘いを振り切ってきた。だがその日は、なぜか彼の誘いを受け、テキーラに酔った勢いで、こう口走っていた。「わたし、夫を必要としているの」と。生まれてすぐ養子に出されたハンナのもとに、実母から、まだ時間が残されているうちに会いたいと書いた、手紙が届いたのだ。母親が私立探偵を使って居所を捜しあてたとき、まだ結婚していないハンナは、老い先短い母を心配させないよう、週末、四百ドルで夫の役を務めてくれる男性を探していたのだった。「喜んで力になるよ」ニックはそう申し出て、ふたりはハンナの母が住む町グレンウッドへと向かった。
  • 戦慄
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    誰も知らない本当の恐怖が過去を遡って甦る。実力派ベストセラー作家が贈る傑出サスペンス!最初に襲ってきたのは、目がくらむほどの熱い痛みだった。骨が切断されるおぞましい音がして、白い流しが赤く染まった……。幼いころの血塗られた記憶に苛まれながら、アンナは素性を隠して作家の道を歩みはじめていた。しかし、ある少女からのファンレターをきっかけに、穏やかだった日常はにわかに蝕まれていく。その無邪気な手紙は、本当の恐怖のはじまりだった。
  • あなたなしでは
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    出会ったときからわかっていた。好きになってはいけない人だと。■実業家のロブ・ストウは若くして才能を発揮し、いくつもの企業買収に辣腕をふるい、つねに世間の注目を集めてきた。その彼が、二年前の事故をきっかけに人々の前から姿を消した。そして長い入院の後、車椅子での生活が続くロブを支えたのは、人気女優のモリーとその娘のポーシャだった。おかげで彼はリハビリにも耐え、再び自分の足で歩こうとしている。モリーへの気持が恋と呼べるものではないとしても、ロブはモリーの望みどおり、彼女と結婚するつもりでいた。ところがある日、ロブは書斎の窓から外を眺めていて、舗道を歩いてくる女性から目が離せなくなってしまった。ニーヴとの出会い。ロブは一目で彼女のとりこになっていた……。
  • 至急花嫁求む
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    いつになったら気づいてくれるの。あなたを見るたび、揺れ動く心に。■ある事情から、バクスターは大至急“花嫁”を求めていた。そして、地下鉄の構内でうってつけの候補者を見つけた。フルートを吹いて小銭をかせいでいるホームレスの娘だ。一万ポンドと引き替えに、偽装結婚をしてくれないか――そんなとっぴな話を持ちかけると、娘はあきれながらも結局承諾した。娘の名前はディー。家出娘だった。しつこく言い寄る義理の父親に耐えかね、家を飛び出したのだ。家には絶対に戻りたくない。かといって路上生活を続けるのもつらい。そんな彼女にとって、バクスターの申し出はありがたいくらいだった。これでもう、食事のことや寝る場所のことを心配しなくていい。それに、バクスターはとてもいい人みたいに見える。だが、このとき、ディーはまだ知らなかった。偽装結婚の相手がバクスターではないことを……。
  • 愛が行方不明
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    「夫である僕を忘れたのか?」ですって?失われた記憶の中で、私は結婚していた……。■春の訪れとともに、アニーのホテルにも客足が戻ってきた。ここはサンタバーバラ沖に浮かぶ小さな島、アナパムア。両親を飛行機事故でなくして以来、一人でがんばってきたけれど、事故を目のあたりにしたアニーはショックから抜けきれず、その直後の二カ月間の記憶をどうしても取り戻せないでいた。シアトルのホテルに研修に行っていたはずなのだが……。あれから二年、今日は巨大ホテル・チェーンの経営者を迎える予定だ。休暇だというけれど、こんな小さなホテルにどうして?フリン・パーカーは、歓迎の花を差し出すアニーを見て驚愕の表情を浮かべた。「いったいこの二年間、どこへ行ってたんだ? 君は僕の妻なのに」失った記憶の中で、私は結婚していたの?教えて! 私はあなたにどんなふうに愛されていたの?
  • 終わりなきシナリオ
    -
    憎まれようと、さげすまれようと、俺は自分の子供を手に入れる。■“ヘザー、君のことが忘れられない”。ジョーイ・ファサノは、自分の失言を深く恥じていた。アカデミー賞の授賞式であんなことを言ってしまうとは。自分を捨てた女を未練たらしく忘れられないでいると、全世界に知られてしまったじゃないか。六年前、俺はヘザーに捨てられた。栄えある上院議員のお嬢様。彼女の兄を殺したと責められ、追われるように町を出た。ヘザーも味方にはなってくれなかった―その彼女が今度結婚する。テレビでは彼女と婚約者のことが報道されていた。画面の横のほうに小さな男の子が映った。あの子はいったい誰だ?五歳のころの俺にそっくりだ!別れたとき、ヘザーは俺の子を流産したと言っていた。あれは嘘だったのか?そこまで俺を憎んでいたのか?
  • 愛しくて憎い人
    -
    看護師のエリノアは、偶然テンビー家に派遣されてきた。火事で重傷を負った当主ジェイソンの看護をするためだ。彼は、エリノアにとって憎んでも憎みきれない敵だった。六年前、恋人だったジェイソンの弟に連れられてきたとき、「君は弟にはふさわしくない」と、無理やり別れさせられたのだ。私の育ちが貧しいから、名門一家にはふさわしくないというのね。でも、必ずもう一度ここに戻ってくるわ――駅を離れる列車の中で、エリノアは涙にくれながら、かたく心に誓ったのだ。彼女はそのテンビー家に再び戻ってきた。しかもジェイソンは、ひどい怪我で歩けず、目も見えなくなっていた。エリノアは復讐の機会をうかがったが……。
  • 暗闇で愛して 新・ベッドを間違えて I
    -
    暗闇で何かが起こった。胸がどきどきする、すてきなハプニング。■マンハッタンの夜景が突然消えた。停電だわ。キャットはアパートメントの一室で、ある人物を待っていた。二十年ほど前に一度会ったことのある、親友のいとこのグレッグ。これまで結婚したいと思う男性は現れなかったが、子供は欲しかった。そこで妊娠するために一夜を過ごす相手として彼を選んだのだ。「待たせて悪かったね」部屋は暗く、月明かりだけが彼の姿をぼんやり浮かび上がらせる。キャットの心臓が期待と不安に高鳴った。いよいよだわ……。グレッグはめまいがするほどの激しさで、彼女の唇をふさいだ。なんて情熱的。キャットは次第に欲望の渦にのみこまれていった。ところが翌日、とんでもない事実が判明する。昨夜グレッグはニューヨークに到着していなかったのだ!どういうこと? 私がベッドを共にした男性はいったい誰だったの?
  • 風の中の誓い
    -
    マニング公爵の花嫁となるために、ケイトはその居城へと向かっていた。ところが、ロンドンのはるか北方にある森の中で盗賊の一味に襲われ、身代金をせしめるために誘拐されてしまう。盗賊の首領はシャドーという名で、富める者を狙う悪党として有名だった。どうしても公爵のもとに行かねばならない事情があるケイトは、監禁された小屋から逃亡をくわだてた。
  • たどりついた愛
    -
    社交に明け暮れる母の企みにより、ジュヌヴィエーヴは有力な一族の御曹司と結婚させられようとしていた。だが、結婚式の前日になって、自分が本当に心を寄せている相手は、幼いころからずっと見守っていてくれたブレーンであることに気づく。式を中止にしたい。もともとこの結婚に反対だったブレーンに相談すると、彼は思いもかけない行動に出た。
  • 秘めやかな時間 誘惑への招待
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    リンジーは隣人ハンターに対して秘密を二つ持っていた。一つは恋人のいる彼に片思いしていること。もう一つは…実は隣室の物音が筒抜けなので、ハンターが恋人と愛を交わしている様子を盗み聞きしていることだ。これだけは絶対彼に知られるわけにはいかない。だが不注意から秘密をばらしてしまったリンジーに、彼はなぜか突然キスをしてきた。
  • めぐりあいの絆
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    シドニーで開かれた会議に出席していたカーリは、五年前に離婚した元夫のゼイヴィアに偶然再会した。今後は会うこともないだろうと、誘われるまま彼の部屋を訪れるが、ついベッドをともにしてしまう。数カ月後、カーリは彼の子を身ごもっていることに気づく。
  • スペインから来たドクター
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    夫の手ひどい裏切りにあい、離婚を決意したハリエット。深く傷ついた彼女を支えてくれたのは同僚の医師シーロだった。ふたりは強く引かれ合うようになるが、ある日ハリエットは彼が自分に嘘をついていたことを偶然知ってしまう。打ちのめされた彼女はシーロに別れを切りだす。
  • 拝啓、子爵さま
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    子爵の称号を持つイヴリンは、6年前に過ちを犯した。親友の妹であるラヴデイと、情熱に任せて関係を持ってしまったのだ。身分差のある二人が結ばれるはずもなく、以来、ラヴデイたち兄妹とは絶縁状態にある。そんなある日、親友から手紙が送られてきた。
  • プライベート・バカンス
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    大学でアメリカ文学を教えている36歳のゲイル。離婚をして以来、世捨て人のように娯楽や恋愛からは遠ざかってきたが、友人のすすめで春休みにバカンスに出かけることにした。目的地は大好きなヘミングウェイのゆかりの地、キーウエストだ。そしてブルーグリーンの海が美しい常夏の島で、ゲイルはジェシーに出会う。ジェシーは、滞在先の隣に住む最高にセクシーな男性。ゲイルはたちまちジェシーに惹かれ、彼とめくるめく官能のひとときを楽しむようになった。隠されたジェシーの正体にゲイルが気づくのは、まだ先のことだった。
  • 恋と冒険とカウボーイ
    -
    自分を変えたくて、洗練された女を装って夏の発掘調査隊に参加した、本当はさえない教師のクリスティ。個性豊かなヒロインが恋の季節に見つけた永遠の愛とは……?
  • 愛と欲望のゲーム ファイナル・ミッション III
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    あこがれの警察官になったのも束の間、パイパーは収賄のぬれぎぬを着せられて、解雇された。無実を証明するには、プロの力を借りる必要がある。頼れるのは、ジャック・ドノヴァンしかいない。かつて隣家に住んでいた彼は、パイパーの初恋の男性で、今はエキスパート集団〈シェイ・グループ〉の一員だ。彼に真相究明を手伝ってもらえるなら、二十五年間守ってきたこの純潔を捧げてもかまわない……。ところが、ジャックの言葉はすげなかった。「ちびすけパイパーか? こうるさい小娘の?」
  • 象牙の塔の愛人
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    無垢な子守り兼、 大富豪の愛人。 メイシーは、多忙な親友夫妻の息子コスチャを親代わりに育ててきた。 だが夫妻は突然の事故で亡くなり、遺児の後見人が引き取りに現れる。 アレクセイ・ラナエヴスキーと名乗る男はハンサムだが横柄で、 メイシーを一瞥すると“子守りも支度をするように”と告げた。 慌てて荷造りをし、シャワーを浴びてバスルームを飛び出すと、 いらいらと待ちくたびれ、急かしにきたアレクセイにぶつかった。 彼の目が見開かれ、タオル1枚に包まれた胸の上でぴたりと止まる。 メイシーの体はかっと熱くなり、肌に残る水滴が一瞬で蒸発した。 2人の視線が絡み合い……メイシーは子どもの声ではっと我に返った。 いけない。彼はコスチャの後見人、わたしはただの子守りなのに。■HQロマンスからデビューする期待の新人ルーシー・エリスをご紹介 します! “ロマンスは現代のフェアリーテール”と作家が語るとおり、 突然現れたゴージャスな大富豪に連れ去られ、豪華絢爛な世界で華麗 に変身するヒロインを描くシンデレラ・ストーリーです。
  • 残酷な遺産 上
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    遠いあの日の失恋が、美しきレディの運命を狂わせた。 ロマンス界の巨匠が圧倒的な筆力で紡ぐ、壮大な物語! おまえの取り柄はその美しさだけ――物心ついた頃から両親や兄にそう言われ続け、フィリパは操り人形のように生きてきた。そんな彼女が唯一心を寄せたのが、兄の友人ブレイク。だが18歳のあの日、残酷なまでにブレイクから拒絶され、抜け殻となったフィリパはまもなくして、両親の勧める相手と愛のない結婚をしたのだ。あれから16年……結婚後も妻に関心すら向けなかった冷たい夫が、会社経営を苦に自殺した。呆然とするフィリパに告げられたのは、死よりもつらい現実だった。P・ジョーダンの作家人生に残る傑作、堂々の前編。
  • あなたとウエディング
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    ドディーは妹の結婚式の花嫁付添人を頼まれ、パニックになった。 妹は有名な美人女優――かたやドディーはぽっちゃり体型。 これまでも妹と比べられてみじめな思いをしてきたのに、 晴れの席でさらし者になるなんて耐えられない……。 すぐさま高級スポーツクラブで働く親友に泣きついたところ、 紹介されたのは驚くほどハンサムなブラッド。 魅力的な彼に、体の曲線をなでるように見つめられ、 ドディーはどぎまぎしてしまう。 彼につきっきりで指導されるなんて、どうしたらいいの!?
  • 大平原の嵐のように
    値引きあり
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    この気持ち、もしかして恋……?気丈で一途な男装の彼女の心を捉えたのは、過去ある医者。名手コニーが贈る波乱万丈ヒストリカル!出会いは突然訪れた。おたずね者の烙印を押されたジェスは、町近くで野営中に二人組の銀行強盗に遭遇する。続いて黒装束の人物が現われ、二人組と撃ち合いのすえ黒装束が撃たれた。医師のジェスは被弾した人物の傷口に応急処置を施すが、その人物が女性であることを知る。同時に彼女の肢体に魅入られてしまった。一方、その女性もジェスの容貌に見惚れてしまって……。気丈で一途なメグと心優しいジェスの波乱万丈な恋物語が始まる。ヒストリカルの泰斗コニー・メイスンが贈る傑作ロマンス!
  • 一夜の魔法 富豪一族の宿命 XIV
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    カイラの人生の目標――それは会社で昇進することだ。私生活は皆無に等しかったが、少しも苦にならなかった。あとは上司のギャレットさえ私の実力を認めてくれたら……。ある日、出張先で突然の猛吹雪に見舞われたカイラは、ギャレットと二人、小さなキャビンで一夜を明かすことになる。
  • ハリウッドに恋して
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    「あなたはわたしの命の恩人よ」無事に出産を終えたベスは、付き添っている男性に言った。路上で陣痛に襲われ苦しむ彼女を、彼が病院まで運んでくれたのだ。本当に親切な人ね。どこかで見覚えのある顔だけど。ベスは突然気づいた。あの有名な映画監督のプレスコットじゃない!
  • 王位をかけた恋
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    ロンドンの小さなカフェで働くドティは、店に現れた場違いなほど洗練された客に強引に招待され、エルリア王国へ向かう機中にいた。そこで明かされた彼の正体はプリンス・ランドルフ。出生時の手続きの不備から王位継承権を剥奪されたばかりの“元”王子だ。唖然とするドティに彼は告げた。「きみはプリンセス・ドロテア、エルリアの王位継承者だ。国を救うためにきみが女王になるんだ」驚きながらも、彼のやさしい微笑みに胸がときめき……。
  • 御曹子を誘惑! 聖夜はあなたと
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    彼を誘惑して秘密を聞き出す。 甘い任務がスタートした。 長年匿名で慈善行為をしている、ダルトン・デパートのサンタクロースの正体を暴くため、記者のクラウディアは妖精(エルフ)として雇われた。このスクープをものにできれば、大手新聞社で正採用される可能性が高くなる。心を躍らせるクラウディアの前に邪魔者が現れた。デパートの社長トーマスが、ことあるごとに彼女の行動を監視し、つけ回すのだ。これではサンタクロースにも近づけない。窮地に陥ったクラウディアは、ある決意をした。
  • 花嫁には秘密
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    ウエディング・プランナーのゲイルは、 何人もの花嫁を幸せへと導きながらも、自分の恋には消極的だ。 そんなある日、担当することになった老富豪の結婚式で、 ゲイルは、花婿の長男で敏腕企業家のアレクサンダーに出会う。 彼は父親の再婚に反対で、花嫁は金目当てと難癖をつける始末。 怒って反論するゲイルとのあいだには、火花が散った。 だが、迎えた披露宴――二人でダンスを踊る最中、 不意にアレクサンダーがゲイルの耳元にささやいた。 それは、あまりに傲慢で気まぐれな、愛人契約の提案だった。
  • 花を咲かせて
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    ルー・リヴシィ、25歳。花やハーブを育てながら、 飼い犬とふたりきりで田園地帯の古いコテージに住んでいる。 隠居した老婦人のような暮らしと思われても、かまわない。 恋人も夫もいらない、男性は苦しみのもとになるだけだから。 彼らが女性に言い寄る裏には、いつも何か、別の理由があるのよ。 5年前、若すぎた結婚に大失敗してすべてを失ってから、 ルーは、もう決して男性に心を開くまい、と決めていた。 隣に越してきたばかりのニール・サクストンも同じ。 「きみの土地を売ってくれ」いきなり強引に迫ってきたかと思うと、 ほかにも欲しいものがあるかのような目で、ルーをじっと見つめたのだ。
  • 御曹司の愛なき求婚
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    知らなければよかった―― 愛する人が、義理の兄であることを。 母の顔も知らず幼少期を施設で過ごしたベルは、 10歳で養女になるが、養父母からの愛情を感じたことは一度もなかった。 養父母の死後、ベルは実の母親を探すためイタリアへ飛び、 悪魔のようにハンサムな男性レオンと出会う。 伯爵家の御曹司だという彼は、なぜかこちらの素性を知っていた。 ベルが親身に話を聞いてくれるレオンに強く惹かれはじめたとき、 彼が言った。「僕ならきみを実の母親に会わせてやれる」 やがて衝撃の事実が発覚する――ベルの母は、なんと彼の継母だったのだ。 生まれて初めて心惹かれた人が、まさか義理の兄だなんて! 妹とは程遠い感情をいだくことは、赦されざる罪……。■大御所R・ウインターズの最新作は、これぞシンデレラストーリーの決定版! 物心つく前に捨てられ、愛を知らずに生きてきたベル。 レオンと出会って初めて、この人に愛されたいという気持ちが芽生えますが……。想いが募るほどに切ない禁断愛をお楽しみください。
  • きみに帰る日 ウエディング・リング III
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    あのころの二人に戻るにはすべてが遅すぎるように思われた。■やっと私だけの王子様をさがしてもらえる。親友たちと〈ウエディング・リング〉協定を結んで以来、サニーはずっとこのときを待っていた。だが相手の男性を見たとたん、期待は動揺にかわった。なぜ彼がこんなところにいるの?カーク・ラーセンはサニーの高校時代の恋人だ。一度別れた相手とまたつき合うなんて冗談じゃない。初めはまったくその気のなかったサニーだが、カークと一緒にいるうちに昔の情熱を思い出した。やはり私たちにはお互いが必要だ。そう確信したのも束の間、残酷な裏切りが彼女を待ち受けていた。
  • 一人にさせないで
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    本当は、彼を忘れてはいなかった。逃れようとしてきた過去に、彼女はおびえた。■ピッパは幸せだった。一週間後には、私は花嫁になる。孤児だった彼女にとって、温かい家庭こそがずっと夢見てきたものだ。婚約者のトムとなら、平凡だけど穏やかな家庭を築けるに違いない。そんなある夜、ピッパとトムが乗っていた車が接触事故を起こし、相手の男の顔を見てピッパは息をのんだ――ランダルだ。ランダルは、四年前、ピッパが勤めていた会社の社長だった。男らしい横顔、力強いグレーの瞳に、ピッパは夢中になった。二人はふとしたことからキスをしたが、ピッパは、それをきっかけにして彼の前から姿を消した。彼には帰るべき家がある。自分だけを愛してくれる人がほしかった。「僕はもう結婚していないよ」再びピッパの前に現れたランダルの言葉に彼女は体が震えた。心の奥にしまっていた苦い思いが、頭をもたげた。
  • 領主の口づけ
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    この人はわたしの母を悪女だと言う。でも、わたしのことはどう思うの?■テッサ・デイビスは、五歳のときに家を出た母から連絡を受け、二十年ぶりの再会を夢見てフランスの片田舎にやってきた。だが訪ねた家に母の姿はなく、書き置きだけが残されていた。〈借金取りから逃げなければならなくなったの。この家をあなたにプレゼントするから、あとはよろしくね〉家まで案内してくれたギイという魅力的な男性は、この村の新しい領主だそうだから、何か事情を知っているかも。そう思ったテッサは彼に会いに行った。ところがギイの口から語られたのは、とんでもない母の悪評だった。ギイ自身もひどくテッサの母を嫌っている様子で、理由を聞いたテッサは自分の耳が信じられなかった。母はギイの父の愛人で、彼の家庭を崩壊させてしまったのだと……。

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