経営・企業作品一覧

  • 秒速決算~スピーディに人を動かす管理会計で最高の利益体質をつくる!~
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    「月次決算待ちだった経営者が,末端部門の数値までもタイムリーに把握できるようになる」 「儲かる仕事を見定め,社内リソースを適時配分することがスムーズになる」 「経営陣と経理のものだった数値管理能力が現場社員の間でも向上していく」 そんな価値を会社にもたらすのが「秒速決算」です。 「秒速決算」は,社員数人の中小企業から,複数の事業本部を持つ大企業まで簡単に導入できる管理会計。管理会計とはいっても,その仕組みはシンプルで取り入れやすいものです。会計や経理の専門知識はほぼ不要で,経営者の方,経理担当の方はもとより,管理職の方,現場社員の方も参画して,全社を一気通貫することで機能します。 「秒速決算」が最も着目するのは,会社の力の源泉となる営業利益です。現場が率先してオンラインで売上高,経費や予測値を入力,その数字を皆で共有し,改善の施策とモチベーションにつなげ,営業利益を拡大していく。そのサイクルを全社的にインストールしていただきます。 「秒速決算」をツールに,御社の稼ぐ力をさらに引き上げてください。

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  • 中学生にもわかる会社の創り方・拡げ方・売り方
    4.0
    起業には、これからの社会を生きていくのに大切な要素がたくさん含まれています。 そのやり方と考え方を、書名の通り中学生でも理解できるように、可能な限りわかりやすくまとめたのが本書です。  ▼「起業」は現代の必須科目 人生100年時代においては、何歳からでも「必要なお金を稼ぐ能力」が重要になってきます。 ただ、インターネットなどの普及で起業コストはますます下がり、アイデアと実行力さえあれば、それをビジネスとして立ち上げることが容易になってきました。 そうした世の中で、起業はこれから「誰もが学ぶべき基礎科目」になるのです。 実際、多くの先進的な中学・高校ではいま、「起業家教育」が取り入れられ始めています。 本書は、次のような方に向けてつくられています。  ・知識としてなんとなく起業のことも知っておきたい人  ・ゆくゆくはぜひ起業をしてみたいという人 ・そうしたお子さんをお持ちの親御さん  ・ざっくりと起業の考え方を知りたい学生・社会人 著者自身、元手10万円で「豆腐の移動販売」を始め、売上100億円の企業に育て上げて、実際に売却した経験を持っています。 その経験を基に、事業の立ち上げ(スタートアップ)だけではなく、事業の拡大(グロース)や売却(イグジット)の方法・考え方まで含めて、本音で解説します。 現在は次代の起業家・経営者の育成に取り組む著者が、「自分の子どもに伝えたい」と思っていたことを一冊にまとめた本書。 ぜひあなたの人生にも活かしてください。
  • 「K字型経済」攻略法――ポスト・コロナで躍進する11人のリーダーたち
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    【内容紹介】 業績が二極化するニューノーマル時代こそ勝ち組企業の逆境戦略に学べ! 新型コロナウィルスの感染拡大により企業業績は明暗が分かれ、勝ち組、負け組の二極化が進んでいます。 “K字型経済”と呼ばれる時代、多くの企業が低迷を余儀なくされる中、勝ち組となっている企業は何が違うのか? 本書では、逆境の中、ビジネスチャンスをつかみ躍進する11社のリーダーにインタビュー。 19,800円の格安オーダースーツが話題になったオーダースーツSADAや、結婚式の引き出物などのカタログギフト最大手のリンベルなど、医療、物流、エネルギーからIT、介護、不動産まで、様々な業種の注目企業の“逆境戦略”に迫ります。 巻末では、「広報は経営機能」と指摘するNPO法人・広報駆け込み寺の代表・三隅説夫氏と著者の二人が、ポスト・コロナ時代を勝ち残るための武器となる企業広報について提言。 ニューノーマルの時代に躍進する勝ち組企業のリーダーたちが、K字型経済の攻略法を明かします。 【著者紹介】 [著]鶴田 東洋彦(つるた・とよひこ) 産経新聞社顧問・元常務取締役。1955年、山梨県甲府市生まれ。1979年、立教大学経済学部卒業後、産業紙を経て1997年に産経新聞社に入社。大阪本社編集局経済部長、東京本社編集局次長、編集局編集長、取締役西部代表、常務取締役、日本工業新聞社(フジサンケイビジネスアイ)代表取締役社長を経て2021年10月から産経新聞社顧問。著書に『天然ガス新時代』(にっかん書房)、『コロナに勝つ経営』(共著、日本工業新聞社)、『記者会見にいちばん大切なことを記者が教えます』(共著、エフシージー総合研究所)など。 [著]松岡 健夫(まつおか・たけお) 産経新聞社編集局経済部編集委員。1958年、大分県中津市生まれ。1982年、早稲田大学商学部卒業。同年に日本工業新聞社に入社し編集局。産業、金融、官庁などを記者、デスク(次長)、部長として担当。産経新聞社編集局経済部との統合により現職。この間に日本工業新聞社経営企画室長、営業・事業本部長などにも就いた。著書に『ソニー 新世紀戦略』(日本実業出版)、『コロナに勝つ経営』(日本工業新聞社)など。 【目次抜粋】 ◆はじめに 変化の時代にビジネスチャンスをつかむリーダーたち 01 予防・未病×テクノロジーを掲げ検査ビジネスに参入/ICheck社長 金子賢一 02 胡蝶蘭栽培で障害者の経済的自立を支援/NPO法人AlonAlon理事長 那部智史 03 業界の常識を打ち破りスーツ市場に旋風を起こす/オーダースーツSADA社長 佐田展隆 04 低温輸送で物流業界にイノベーションを起こす/コールドストレージ・ジャパン代表取締役 後藤大悟 05 躍進する中国市場への水先案内人/霆馭代表取締役 松岡正憲、取締役 森川洋一 06 一生涯のお付き合いで選ばれる不動産管理会社/日本財託社長 重吉勉 07 少数精鋭で海外に進出する医療システムメーカー/ファインデックス社長 相原輝夫 08 位置情報ビジネスから多世代共生の街づくりへ/LIFE代表取締役 前田剛之 09 幼稚園・保育園に除菌液を無償提供するベンチャー/ラジカルラボ代表取締役 石田昌治 10 高品質と豊富な品ぞろえで業界トップのギフト商社へ/リンベル社長 東海林秀典 11 LPガス発電機で世界標準を狙うベンチャー/レイパワー代表取締役 内田洋輔 ◆巻末鼎談 ポストコロナ時代に問われる企業の「広報力」/NPO法人「広報駆け込み寺」代表 三隅説夫×鶴田東洋彦×松岡健夫
  • 人事のためのジョブ・クラフティング入門
    4.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本人のエンゲージメント(働くことへののめり込み)は驚くべき低さです。ある調査によれば、世界平均では約20%の人が仕事にエンゲージしているにもかかわらず、日本人は約6%の人しか仕事にエンゲージしていないと答えています。これは日本の文化的な背景も影響しています。学生時代は先生の言うことに従い、社会人になれば上司の言うことに追従するのが当たり前、それが社会的に望ましい態度であるとされてきました。これでは勉強や仕事が面白いはずがありません。  仕事をつまらなくしているもの、それは「管理」「マニュアル」「(仕事はつまらないものという)呪縛」です。この3つに共通するのが、働く人が自分で考え、工夫する機会をうばっている点です。しかし、仕事がつならなければ「自分の手で」面白くすればいいのです。その方法が「ジョブ・クラフティング(仕事を手づくりする力)」です。仕事に対する“やらされ感”を払拭し、目標達成までのプロセスに自ら創意工夫を加えて、個人と仕事の関係性や、仕事そのものの意義・意味の捉え方に変化を加えることができれば、自然とポジティブな熱中のエネルギー(=仕事にエンゲージした状態)が生まれます。  さらに、社員のエンゲージメントが高まることで、企業の顧客満足度や労働生産性も向上するとされています。本書では、「エンゲージメント」、「ジョブ・クラフティング」の考え方をはじめ、それらを人事施策に活かすための具体的な手法を提案します。
  • ウルトラニッチ(freee出版) 小さな発見から始まるモノづくりのヒント
    3.8
    「ウルトラニッチなモノづくり」で、未知の市場を拓くヒントを届ける! この書籍では、小さな発見を起点に、これまでにないアプローチで市場を拓く新時代のモノづくりのパイオニア10人をピックアップ。スプーン作家、動物専門の義肢装具師、部品まで手作りする独立時計士など自らのアイデアと努力でウルトラニッチな市場を生み出した10人の足跡を紹介。各自の想いやストーリーだけでなく、金銭面などの経営のリアルも描くことで、新しい生き方やスモールビジネス経営のヒントを提案する書籍です。各章ごとに一橋大学 楠木建教授の解説コンテンツも入ることで、「小さな発見」から、モノづくりやスモールビジネスを生み出すヒントを届けます。
  • 図解まるわかり DXのしくみ
    3.2
    DXを成功させるためには技術の理解が不可欠 確かな知識がつく「使える教科書」 【本書のポイント】 ・解説とイラストがセットで理解しやすい ・DXの概念的な説明や実現に向けての準備だけでなく、技術面もしっかり解説 ・DX人材に身につけてもらいたいITとデジタル技術を中心に基礎知識から実用に至るまでをコンパクトに解説 ・技術面を理解することで、ビジネスやサービス、あるいはシステムの企画立案ができるようになる ・キーワードから知りたい項目を調べやすい ・現場の実態や出来事など、最新動向にもしっかり対応! ・ビジネスパーソンに必須の知識に絞って解説! こんな方におすすめ! ・DX全体の概要を知りたい方 ・DXを成功させるコツを知りたい人 ・DXに関連する技術のイメージがわかなくて困っている方 ・DXに関わる技術と機器の役割を知りたい方 ・現場の実態や出来事など、最新動向についても知りたい方 【内容紹介】 現在、DXはさまざまなシーンで登場する言葉となっています。 本書ではDX人材に身につけてもらいたいITとデジタル技術を中心に 基礎知識から実用に至るまでをしっかりと解説しています。 ビジネスやサービス、あるいはシステムの企画立案をするためには、技術の理解が不可欠です。 そこで、本書では見開きで 1つのテーマを取り上げ、 図解を交えて解説しています。 最初から順に読んで 体系的な知識を得るのはもちろん、 気になるテーマやキーワードに 注目しながら読むなど、 状況に合わせて活用しましょう。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 世界「失敗」製品図鑑 「攻めた失敗」20例でわかる成功への近道
    3.7
    ■すごい会社も派手に「失敗」していた! アップル、グーグル、アマゾン、任天堂、ソニー、トヨタ、etc……グローバル企業20社の「失敗」事例をイラストと共に徹底解説。ベストセラー『世界「倒産」図鑑』の著者が贈る、トップ企業の「失敗」をあなたの「成功」に変えるケーススタディ集。 ■『世界失敗製品図鑑』20事例のラインナップ Case01 アマゾン/ファイアフォン 自社が描いた将来像を重視しすぎて失敗 Case02 フォード/エドセル 社内的な正しさを追求して失敗 Case03 コカ・コーラ/ニュー・コーク 適切なコミュニケーションができず失敗 Case04 フェイスブック/フェイスブック ホーム 無理なチャレンジを仕掛けて失敗 Case05 グーグル/グーグルプラス 企業側の戦略を優先して失敗 Case06 ファーストリテイリング/スキップ 「プロダクトのレンズ」を外せず失敗 Case07 マイクロソフト/ウィンドウズフォン 初期段階の出遅れを挽回できず失敗 Case08 任天堂/Wii U 理想を追求しすぎて仲間を作れず失敗 Case09 NTTドコモ/NOTTV 成功体験にとらわれて失敗 Case10 ナイキ/ゴルフ用具事業 強みを活かせない隣接市場に参入して失敗 Case11 東芝/HD DVD 最初のシナリオを修正できず失敗 Case12 セガ・エンタープライゼス/ドリームキャスト Case13 セブン-イレブン・ジャパン/セブンペイ 「自社だけが特別」思考に陥って失敗 Case14 ソニー/AIBO 経営陣の事業尺度に合わず失敗 Case15 ネットフリックス/クイックスター 反対意見が言いにくい空気に気づけず失敗 Case16 サムスングループ/サムスン自動車 経済危機に見舞われて失敗 など
  • 「組織開発」を推進し、成果を上げる マネジャーによる職場づくり 理論と実践
    4.5
    マネジャーであるあなたが変われば、チームや職場が変わる 「組織開発」の理論と手法をベースにした、ミドルマネジャー(グループリーダーやチームリーダー、課長、部長)によるチームや職場の活性化と組織開発、その理論と実践の書。 ミドルマネジャーには、プレイヤーである一般社員とは違った知識やスキル、力量が必要です。プレイヤーである一般社員から、チームや職場のリーダーやマネジャーになるためには、ある種の転換(トランスフォーメーション)的な成長が必要ですが、そのようなマネジャーの成長を支援する研修教育や支援施策が不充分な企業も多いです。マネジャーになるための基礎的な研修として扱われている内容は、人事労務管理、ハラスメント、メンタルヘルス、評価などに関するものの他、チームや職場の活性化や部下のモチベーション向上が役割であることを教えるものが多いようです。しかし、チームや職場の活性化などの役割を担っていることを研修で教えられたからと言って、すぐに効果的に実践できる訳ではありません。 最近は、ワーク・エンゲージメント(仕事に対するポジティブで充実した心理状態)が注目されていますが、従業員が活き活きと働くことが重視されている表われです。本書では、チームや職場における人の側面である、チームや職場の活性化に向けた職場づくりについて、理論と実践方法をわかりやすく解説することを試みました。 「組織開発」とは、効果的で健全な職場や組織にしていくための、理論と手法のまとまりです。本書で「職場づくり」として紹介していく職場の活性化、従業員のモチベーションやワーク・エンゲージメントの向上も、組織開発に含まれます。人や職場の活性化をめざすマネジャーにとって、組織開発は必須の力です。ぜひ、本書を参考にして、人や職場の活性化について学び、実践してみてください。 「よい理論ほど実践的だ」(クルト・レヴィン) 本書では、Ⅰ章とⅡ章が基礎編、Ⅲ~Ⅴ章が実践編、という構成になっています。 基礎編では、Ⅰ章ではマネジメントやマネジャーの役割の基礎的な考え方について、Ⅱ章では職場づくりで鍵となる基礎知識について解説しています。Ⅲ章以降の実践編では、Ⅲ章で部下との1 対1 の関わりを通した職場づくりについて、Ⅳ章でチームや職場レベルでの関わりに働きかける職場づくりについて、Ⅴ章でマネジャーの自己成長について紹介しています。また実践編では、基礎編で解説した基本知識を入れながら、実践のポイントを紹介しています。ぜひ、基礎編をお読みいただいてから、実践編を読んでください。 基礎編では実践的な理論だけを紹介していますが、何かを実践しようとする際には、ものごとをどのように見るかという枠組みや見方が非常に重要です。基礎編で紹介しているキーコンセプトは、職場を見る枠組みとして役立ちます。また、各節の最後には「セルフ・リフレクション」として、自分自身について内省するためのチェック項目またはふりかえり項目が入っています。各節の内容についての理解をより深めるために、そして、日頃の自分自身をふりかえるために、「セルフ・リフレクション」を使ってみてください。 【目次】 第I章 マネジャーであるあなたは時代の分岐点にいる 第II章 職場づくりのための基礎知識 第III章 部下との1対1の関わり 第IV章 チームや職場レベルの関わり 第V章 マネジャーの自己成長
  • 「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める小さい会社のウェブマーケティング必勝法
    5.0
    「うちも今度こそ、ネットを頑張るぞ」 そう決意した小さい会社のひとり担当者が、未経験・低予算・独学でホームページリニューアルから始め、ウェブマーケティングを成功に導くための指南書です。 具体的には次のような方が対象です。即効性や大儲けを求める人には不向きな本です。 ●大都市圏に所在地がない、社員数が5~50名程度の企業に所属する企業経営者、ホームページ担当者 ●ウェブマーケティング未経験、もしくは始めたばかりの人 ●半年~1年後に結果が出ればよいと思っている人 ちゃんとしたホームページを持ち、コンテンツを更新し、SNS等で発信し続けるといった「ネットを頑張る」ことは、仕事のやりかたを大きく変える、つまりDXすることになります。 言われたことだけをやり続ければよかった下請けから、オーダーメイドに対応する主体的な企業になっていくのです。そして、インターネット上での変化がリアルにも反映されてくると、「ネットを頑張る」ことに意味があるんだと、社内の多くの人たちが実感してくれるようになります。 コロナ禍により迫られたデジタル化は、「ネットを頑張る」踏ん切りをつけさせてくれる大きなチャンスでもあります。ぜひこの機会を活かし、本来の意味でのDXを実現しましょう。 ※本電子書籍は同名オンデマンド出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • リーガル・リスク・マネジメント・ハンドブック ビジネスを法的損失から守るための国際的ガイド
    -
    企業に重大な損失をもたすおそれがある 「リーガル・リスク」とは何か? リーガル・リスクとは、「事業、製品・サービス、各種ステークホルダーとの関係及び事業運営上の各種プロセスに対する法令その他の規制の適用についての認識不足、誤解、重大な無関心又は曖昧さに起因して、財務上の損失又は風評被害が発生するリスク」のこと。企業のリーガル・リスクへの理解が不足していると、多大な損失を被るおそれがある。それを避けるには、損失が発生する前にリスクを特定し、積極的に管理する「リーガル・リスク・マネジメント」が欠かせない。その具体的方法を本書で詳しく解説する。
  • 緊急事態回避!!資金繰りがよくなる経営計画の作り方
    3.0
    2020年以降、新型コロナウイルス感染症の拡大によって 国内外の経済が深刻なダメージを受けました。 こうしたことから、より緩やかな審査基準で 企業の資金調達を支援する新制度が次々と打ち出されました。 それらをうまく活用すれば、資金調達の幅が広がり、倒産のリスクを軽減できるでしょう。 しかし、首尾よく資金を確保できても、思うように売上が改善せず、 利益も増えないとなれば、再び月々の支払いや返済に追われることになります。 計画通りに返済できなければ、出資者は厳しい対応を取らざるを得ないため、 以降の資金調達に悪影響を及ぼします。 逆に、借りたお金で利益を増やし、順調に返済を完了できれば、 その後の資金調達がスムーズになり、経営が安定します。 つまり、今やるべきことは「堅実な経営計画のもとに資金を調達し、 適切な運用によって利益を増やし、会社にお金を残す」ことです。 制度を活用してどんどん会社のお金を増やし、 その資金を計画的かつ効果的に事業に投じて会社を成長させながら、しっかりと返済していく。 そうして、将来にわたって資金調達に困らない基盤を構築していく。 今、その絶好のチャンスなのです。 これまで「会社の資金を増やす方法」を伝える本は、数多く出版されてきました。 一方で「資金調達後、返済をスムーズに行う方法」を伝える本は、 あまり目にしたことがありません。 そのため、本書では、次の内容を伝えるべく構成しました。 ・「潰れない会社」とは、どのような会社か? ・コロナ禍における新しい資金調達方法は? ・経営数字から「会社の現状」を把握するためには? ・「実効性ある経営計画」は、どのように作るのか? ・キャッシュフローを改善するポイントは? ・どのような専門家に相談するべきか? 皆さまの会社が、計画通りの売上と利益を出せるようになり、キャッシュフローが改善して、 資金繰りの悩みから解放されることを、心から祈っています。 ■目次 ●第1章 あなたのビジネスは必ず成功する ・1 なぜ潰れる会社と潰れない会社に分かれるのか ・2 変化に対応できる企業文化をつくる ・3 従業員目線からの経営計画づくりが大切 ●第2章 経営計画の作り方・活かし方 ・1 中期経営計画の全体像を理解する ・2 中期経営計画を立てる目的・メリット ・3 中期経営計画の作り方 ・4 中期経営計画を現場に落とし込むマネジメント法 ・5 経営計画を作成する ●第3章 経営計画作成前に現状把握をしよう ・1 決算書で会社の体力を知ろう ・2 「収益性」「資金性」を把握する ・3 「安全性」「安定性」「生産性」を把握する ●第4章 お金の回し方 ・1 会社の会計数字を理解しよう ・2 お金が残る改善をし続けよう ●第5章 なぜ右肩上がりの会社ほど、専門家に頼るのか? ・1 経営者の仕事は、「書類作り」ではない ・2 専門家の横の繋がりを活用する ・3 得意分野に精通していれば心強い味方になる ■著者 広瀬元義     中小企業を応援する士業の会
  • 増補改訂版【図解】研究開発テーマの価値評価 イノベーション時代の費用対効果の実践的な考え方
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    研究開発をイノベーションにむすびつけるため、企業で実際に使われている各種評価法を分類・整理し、実例をまじえ解説する。現場の生々しい課題についてのQ&Aを丁寧に紹介。 着手前の評価法:STAR法、BMO法、進捗中の評価法:ステージ(ゲート)法について増補。 本書の効用: (1)各種研究開発テーマの戦略的評価が明確になる (2)経営者に投資判断・材料を提供できる (3)不確実性の高いイノベーティブなテーマの選定と評価ができる
  • 田中角栄 人生訓
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 名リーダーのバイブル 「角栄」は面白い! 【目次抜粋】 成功への物語 頭でっかちの若手起業家こそ角栄に学べ/茂木健一郎 天才的問題解決の宝庫。「角栄」は面白い/石原慎太郎 角栄は生きている。日本人が前を向くために。田中角栄・魂の実践  【リーダーシップ】人の道理に裏打ちされた名裁き  【人心掌握】あの人のためなら、と言わしめる極意  【人材育成】自律を促すアドバイス 庶民に愛された天才政治家 田中角栄にはお手本となった人がいたのだろうか/弥久保 宏 今明かす、おやじの最後の言葉 「愚者は語り、賢者は語らず」/小沢一郎 ドン二階俊博、ドンを語る。私は見た!人間が人間に惚れる瞬間/聞き手 田原総一朗 まだまだある!田中角栄“新・名語録” 人間の器の大きいこと、大きいこと 菅総理は角栄にどこまで近づけるか 菅義偉新総理に息づく角栄イズム/大下英治 心を鬼にしなくては、人は動かない/鈴木宗男 あなただって、この国を動かしたいなんて野望を持ったことあるんでしょ?満点取ったら政治の道へ!総理大臣誌上検定 大前研一の日本のカラクリ 戦後日本の2大宰相は田中角栄と中曽根康弘だ 人生の意外なモチベーション 昭和の傑物の精神分析 歴史はこれからも動く。カリスマたちのパーティーへようこそ!近現代編 実力主義の時代に輝く「偉人の魅力」と、その野望 本田健の成功と幸せの法則 田中角栄に学ぶ人に好かれる人の法則 辛口評論家が選ぶ 戦後日本のリーダーTOP10  盛田昭夫、本田宗一郎、田中角栄……逸話を公開 特別対談 石原慎太郎×田原総一朗 田中角栄にあって、安倍晋三にないもの リーダーの掟◎飯島 勲 田中角栄はドンの中のドン、スーパードンだ! この国の礎はドン・田中角栄がすべてつくった 商談、会議で実践 名スピーチに学ぶ「感動のツボ」  橋下徹、小泉進次郎、田中角栄、孫正義、スティーブ・ジョブズ…… ※紙版と一部内容が異なる場合があります。
  • 脱炭素DX――すべてのDXは脱炭素社会実現のために
    3.0
    【内容紹介】 あなたの会社は、気候変動問題をビジネスでどう解決しますか? 産業革命以来の脱炭素化時代を「好機」ととらえ、来るべき時代に対して、ポジティブにトランスフォームしていくためのヒントブック。 世界中が脱炭素化にシフトし、消費者のSDGs意識が高まるいま、「脱炭素社会の実現」に意識を向けない企業は経営が苦しくなるいっぽう。 しかも脱炭素化の推進にはDX(デジタルトランスフォーメーション)が欠かせない。もはや「脱炭素」と「DX」は別物ではないのだ。 そこで本書では、脱炭素化社会実現のための重要手段としてのDXの意義と意味を正しく理解し、活用するための指針を提示する。 ヒントとなるのが、「炭素生産性」という考え方。企業が生み出す付加価値を、CO2排出量で割った数値だ。 炭素生産性を高めるアプローチはいくつもある。例えば、商品生産時のエネルギーを再生可能エネルギーに変える「エネルギー・シフト」、配送を効率化する「ロジスティックス・シフト」、不要になったものを回収し再利用する「サーキュラー・シフト」……。 本書ではそれらの先行事例を豊富に掲載し、読者へヒントを提供。 加えて、企業価値を高めるための発想術についても解説している。 巻末には京都大学大学院・諸富徹教授による特別寄稿「変貌するキャピタリズム」を収録。 【著者紹介】 ●株式会社メンバーズ 「“MEMBERSHIP”で、心豊かな社会を創る」というミッション(経営理念)を掲げ、企業のデジタルビジネスを専任チームで総合的に支援する「EMC事業」と、顧客のデジタルプロダクトのグロース支援人材を提供する「PGT事業」を主力としたデジタルビジネス運用サービスを開発・提供。事業を通してCSV経営(経済価値と社会価値を同時実現するアプローチ)の実践と啓蒙・支援を行い、企業のマーケティングの在り方を、価格や機能等の直接的な価値の訴求から、社会課題の解決を消費者と共に実現することを呼びかける訴求へ転換できるよう推進、成功事例を多数創出してきた。その知見を活かし、脱炭素社会における企業の持続的成長と、心豊かな社会の実現を両立させるためにDXを推進し、持続可能社会への変革をリードしている。 ●株式会社メンバーズ・ゼロカーボンマーケティング研究会 自社のVISION2030(2030年の目指す姿)にて最も重要な社会課題の1つに「地球温暖化および気候変動による環境変化」を挙げ、脱炭素と企業の持続的な成長が両立することを実証していくため、有志各社とともに立ち上げられた研究会。 「炭素削減」と「企業の持続的な成長」の両立を目指した、マーケティング活動およびモノやサービスのデジタル化を実行するための有志各社による意見交換、ナレッジシェア、実践の場を提供、ゼロカーボンマーケティング事例の創出を目指している。 また、広く有益な情報提供をすることで社会やビジネスを変革していくことを目指し、勉強会を始めとしたイベントやコンテンツ等を積極的に公開している。 【目次抜粋】 ◆第1章 先進企業がこぞって「脱炭素化」するワケ ◆第2章 これからの生活者に選ばれるには ◆第3章 「脱炭素DX」でピンチをチャンスに ◆第4章 一挙公開!3社の取り組み事例 ◆第5章 あなたの企業の存在意義は? ◆第6章 変貌するキャピタリズム(京都大学大学院 諸富 徹 教授 特別寄稿)
  • 店長必携!フードサービス攻めの計数
    3.3
    フードサービスの計数管理に関する本で、店長や調理長向けにわかりやすく書かれた専門書はあまりありません。 この本の題名を「フードサービス攻めの計数」としたのは、ローコストオペレーションの考え方をベースに、店長や調理長が自分の意思で実際に活用できる生きた計数管理を目指したからです。 人件費・原価管理や売上げ・客数対策など店舗で発生する様々な課題に対し、店長や調理長自身が計数で計画を立て、計数によりオペレーションの過程を管理し、実績を上げて計数で表現できる「攻めの計数管理の仕組みや手法」を網羅しています。 【目次】 1 誰にでも分かる売上げと原価の基礎知識 ①-損益分岐点は難しくない ②-原価を変動費と固定費に分けよう など 2 すぐに実行できる人件費管理の基礎知識 ①-これだけはマスターしたい基本公式 ②-ワークスケジュールのつくり方 など 3 ロスをなくす原価管理の基礎知識 ①-一品一品の原価が分かるメニュー基準表のつくり方 ②-分量管理と歩留まり管理の方法 など 4 見えないムダをなくす ①-毎日のメーターチェックでエネルギーコストを管理せよ ②-備品・消耗品の管理法 など 5 年間予算の作り方と予算管理法 ①-各月の売上計画の作り方 ②-各月の原価予算と人件費予算の作り方 など 6 売上げを伸ばし利益を拡大する攻めの計数管理 ①-ABC分析はこんなに便利 ②-売上げは曜日別と時間帯別で管理せよ など 7 実績を評価する仕組みづくり ①-実績評価表の作り方 ②-社員教育に役立つ店舗見学チェックリストの作り方 など 基本用語&基礎知識 主要職種、組織基本用語編15 ほか (※本書は2018年6月30日に発売し、2021年10月13日に電子化をしました)
  • 競争しない競争戦略 改訂版 環境激変下で生き残る3つの選択
    4.0
    85の成功事例から見えた不変の法則――「ニッチ戦略」「不協和戦略」「協調戦略」 ロングセラーを大幅加筆してリニューアル! 価格競争という不毛な消耗戦から脱し、「競争しない」状態を作ることで利益率を高める。そのための戦略を、「ニッチ戦略」「不協和(ジレンマ)戦略」「協調戦略」の3つに整理して解説します。 ニッチ戦略:リーダー企業との競合を避け、特定市場に資源を集中する戦略 不協和戦略:リーダー企業の経営資源や戦略にジレンマを起こさせる戦略 協調戦略:より強い企業と共生し、攻撃されない状況を作り出す戦略 3つの戦略に沿って、85社以上のケーススタディを収録。豊富な実践例から、成功の秘訣を見出します。 有名企業だけではなく、知られざる中小企業の成功例を多数取り上げ、様々な業種、規模の企業のビジネスパーソンが参考になる内容です。
  • [2代目社長奮闘記]売上目標をなくしたら利益が10年で10倍になった!
    -
    中小企業経営者の皆様、二代目経営者の皆様、 勉強の為にビジネス書や自己啓発書を多く読み漁ったという方は多いと思います。 結果、取り入れて効果的だったノウハウや考えも勿論あったでしょう。 ただ、自社には馴染まなかったノウハウもあったのではないでしょうか? その理由は「多くのビジネス書で紹介されているのは大企業向けのノウハウ」だからです。 著者は大阪で、消防法に基づく「消防設備点検」や建築基準法に基づく「定期報告」など、広い意味で「ビルメンテナンス業」を行う会社の経営者であり、 2019年に創業者である父親から引き継いだ現在40歳の「二代目社長」でもあります。 著者の会社は正社員、パート、アルバイトを合わせて100名いかない、中小企業、所謂「スモールカンパニー」です。 本書では著者自身が実際に行って効果を上げた「スモールカンパニーだからこそ役立つ経営や社員教育のノウハウ」をまとめています。 加えて、「二代目社長・二代目社長になる予定の社員」の方に向けて、「どういう形で初代の経営する会社に入るのが良いのか」などの秘訣も盛り込んであります。
  • 雇用調整の基本 人件費カット・人員削減を適正に行うには
    -
    緊急事態宣言前後における休業手当の支払いの有無や、事業の縮小を余儀なくされている企業における人員削減、人員の再配置、人件費の縮小など、雇用調整や人件費削減の在り方・課題を、法的側面と実務面の双方から網羅的に解説

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  • 起業大国をつくる イノベーション創出のための起業家と日本の取り組み
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    起業家が、起業しようとするときに、最初に直面するのは資金の問題です。新しい事業に取り組むので銀行の融資は受けづらく、事業が成功する可能性を信じて、ベンチャーキャピタルの投資がなされればそれにこしたことはありませんが、最初は、なかなかそうはいかない状況です。しかし、起業家を応援するコミュニティやネットワークがあれば、事態は変わってきます。志のある人がスタートアップに取り組む、またスタートアップを応援する上で、役に立つよう、現在の日本のスタートアップ・エコシステムがどのような状況にあり、どこに向かっているのかを、政策の第一人者が解き明かす一冊です。起業を志す人、サポートする人、必読です。
  • 日本酒がワインを超える日
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    岐阜県にある創業150年の酒蔵・渡辺酒造店は、30年間右肩下がりの酒造業界の中で、なぜ年商4倍もの売上増を実現できたのか!? そしてなぜ、国内最多の受賞数を獲得し、世界中でも数々の賞を受賞するに至ったのか。 華々しくもユーモラスな軌跡とオンリーワンの手法のエッセンスを、経営ストーリーと共に語るノンフィクションビジネス経営書。 いま、日本酒に必要なのは「エンターテインメント」であるとして、渡辺酒造店が実践する「エンタメ化経営」の秘密を紐解く。  【構成】  第1章 「エンタメ化経営」で日本酒の原点を取り戻す!  第2章 地獄からのV字回復! 9代目当主、誕生前夜 第3章 経営を加速させるエンタメ化経営の真髄 第4章 夢は〝日本酒が世界でワインを超越すること〟と〝日本酒のワンダーランドを作ること〟
  • メンバーの頭を動かし顧客を創造する 会議の強化書
    4.0
    リーダー、経営者がその効果を実感! 社員が自走し! 顧客が生まれ! 組織が変わる! 目からウロコの新しい組織マネジメントの技術! 本書は会議再生屋として100社以上の企業で新商品、 新事業プロジェクトを手がけ成功に導いてきた著者が、 世の中を感動させる商品・サービスを生み出すための会議の進め方とメンバーの頭を 動かすディスカッションの具体的な手法を豊富な図解とともに解説する超実践的実用書。 会議での「正しい頭の使い方」を手に入れることで、 「忖度」や「答え合わせ」のつまらない会議が、 「新たな価値と顧客を生み出す」ワクワクする会議に変わります。 ■日本の会社の9割が会議で頭を使えていない会議を  使いこなせば会社が変わる新たな価値を生む3ステップ ・1 会議の頭脳を3つに分けて目指す姿をイメージする ・2 ディスカッションで頭を動かしイメージの解像度を上げる ・3 会議を使って人を巻き込み目指す姿を実現する 会社を動かすリーダーや中小企業経営者はもちろん 「世の中に感動を提供したい」と働く全ての人に読んで欲しい一冊です。 ■目次 ●第1章 メンバーの頭を武器に変える「思考のフレームワーク」 ・「売れる商品」と「売れない商品」の違い ・人の頭を借りて思考をストレッチする ・会議に必要な3つの頭「理想」「現実」「推進」 ・思考のキャッチボールをするための6つのスキル  ほか ●第2章 メンバーの頭を強く動かす「ディスカッションの型」 ・ディスカッションで「思考の化学反応」を起こす ・共有すべきは議事進行ではなくゴールイメージ ・ディスカッションの基本 素案から仮説を作り出す ・決めきれない時は仮説を紙に落とす  ほか ●第3章 顧客を創造する会議(方針・企画編) ・みんなに見える会議の地図を持つ ・方針は「絶対」ではなく何度変更してもOK ・方針段階でのディスカッションをマネジメントする ・企画段階のディスカッションをマネジメントする  ほか ●第4章 顧客を創造する会議(実行・検証・改善編) ・実行段階は木と森を見て行動に移す ・管理ではなく、実行するために会議を使う ・実行した結果を検証・改善する際のポイント ・方針・企画・実行にズレが出てきた時の対処法  ほか ●第5章 会社の会議を再生するために知っておくべきこと ・顧客創造の挑戦者は大いに応援する ・苦手領域は外部の知で補う ・組織に自信を植え付けることも忘れずに ・考えるクセで社員に自走を促す  ほか ■著者 高橋輝行 会議再生屋。1973年東京生まれ。 東京大学大学院理学系研究科を修了後、博報堂にて教育エンタメ系企業の広告・PR・ブランディングを実施。 その後、ベンチャー企業を経て経営共創基盤(IGPI)でぴあの経営再建を主導。 2010年KANDO 株式会社を創業。会議を使った価値創造の組織マネジメント手法を開発。 中堅・中小企業を中心に100 社以上の新商品/ 新事業開発を推進。座右の銘は「知行合一」。 桜美林大学大学院 MBA プログラム 非常勤講師、デジタルハリウッド大学メディアサイエンス研究所 客員研究員。 著書に『ビジネスを変える! 一流の打ち合わせ力』(飛鳥新社)、『頭の悪い伝え方 頭のいい伝え方』(アスコム)他。
  • 総務部DX課 岬ましろ
    3.7
    業種は違えど、DXの担当者が頭を悩ますポイントは一緒だった! SaaS導入、アプリ開発、ビジネスモデル変革……。 コロナ禍という大きな環境変化を受け、 加速したDXの動き。 数々のDXの事例に向き合ってきた著者が、 実際の現場で直面した課題や悩みをビジネス小説に仕立てて紹介。 業種を問わず、実践的な解決プロセスをしっかり学ぶことができます。 ◆ストーリー◆ 「今日から君をDX担当に任命する…」 突然総務部へ異動を命じられた新卒4年目の主人公、岬ましろ。 老舗洋菓子店チェーンを舞台に、 さまざまな課題や悩みを謎の“DX請負人” 黒崎拓海とともに乗り越えていく。 ◆こんな人にオススメです◆ ・上司がデジタルのことを何もわかってない ・DXとデジタル化の違いがわからない ・現場がうごいてくれない ・経営陣だけがDXで盛り上がっている ・「若い」というだけで突然DXの担当に任命された ・うちの会社のDXは絶対に成功しないと思っている ・他部署の巻き込みかたがわからない ・何のため、誰のためにDXをやっているのかわからない ・成功するDXの事例を知りたい
  • かんたん計数で夢をかなえる本
    -
    経営指導家が、現場の担当者を悩ませてきた問題の本質を一刀両断、解決の処方箋を提示する。『商業界』連載の「日本全国の中小店を知り尽くした繁盛請負人が教える「日本一泥くさい計数講座」」を大幅に加筆し書籍化。 はじめに 第1章 商いに燃える 第1節 客数●客数を追い求めよ、売上げと利益は後からついてくる 第2節 荒利益高●商いは信仰と同じ、まずは喜んで損をせよ 第3節 経常利益●利益はまずお客に投資し、次に従業員に還元せよ 第4節 坪効率●熱狂的な循環サイクルで高坪効率店をつくれ 第5節 商品回転率●売り切る力があれば在庫はいくらあってもよし 第2章 現場を勇気づける 第1節 売上高●売上げアップは現場を高揚させる 第2節 異常値作戦●異常値作戦で一店全体の沈滞ムードを一拭払する 第3節 ABC分析●繁盛店の寿命は3年、4年目の壁を乗り越えよ 第4節 値入れミックス●戦略的値入れミックスで攻勢をかけよ 第5節 一品単価●単価はどれだけお買い得感が出せるかが勝負 第3章 売り上げは〝思い〟がつくる 第1節 重点商品管理●データから意味を発見し、根拠あるヤマを張れ 第2節 特売比率●特売比率100%を目指せ 第3節 機会ロス●準備をすれば結果は後からついてくる 第4節 買上点数●主力商品の買上点数工場を目指せ 第5節 PI値 〈前編〉 「ど真ん中」の商品のPI値を高めよ 〈中編〉 売り場の数値をPI値で理論化せよ 〈後編〉 PI値を高める仕掛けをつくれ 第4章 採算性を追求する 第1節 販管費率●販管費率は適正に抑えよ 第2節 損益分岐点●売上げが減ったら人を増やせ 第3節 部門別管理●部門別採算性を重視すると競争力を失う 第4節 差益管理●在庫以上に差益を確認せよ 第5節 商品投下資本荒利益率(GMROI)●再投資ごとに在庫をバージョンアップする 第6節 ロス●攻めのロス管理は「売り切ること」 第5章 店数を増やす 第1節 総資本対経常利益率(ROI)●2号店の成否が、その後の勝敗を決める 第2節 労働分配率●「人が主役」の店は、労働分配率60%超でも健全経営 第3節 人時生産性 〈前編〉 価値のある作業の割合を増やせ 〈後編〉 1日3けた以上売れる単品を作れ 第4節 尺効率●1日1尺1万円売れるのが繁盛店への道 第5節 店数●物件探しに妥協は禁物 おわりに
  • Drucker for Survival ドラッカー・フォー・サバイバル 未来を大きく変えるドラッカーの問い
    -
    「なんで若い頃にドラッカーに出会わなかったのだろう」と後悔する前に読んでおきたい  ドラッカー研究の第一人者による魂の一冊 私はこの本を二〇代後半から三〇代はじめにかけての方々、すなわち、人生やキャリアの決定的な時節にさしかかる方に向けて書きました。自己展開のための踊り場にいる方々です。 どうしてでしょうか──。 私自身どうしようもない苦悩と焦りに取り巻かれていた時期であったためです。そそり立つ絶壁の前に立ち尽くすような孤独感でした。 一生ものの意思決定を次々と下さなければならない。にもかかわらず、経験値がほぼ役に立たない。あるいは指南者や助言者がほしい。なかなか見つからない。 今から見てみれば、ただでさえ、夏場の台風のように、次から次へと「人生の決定的瞬間」が訪れる。やっとの思いで就職したかと思うと、転職しようかどうか迷い、このまま三〇歳を迎えてしまうことに強い不安を感じたりします。結婚するかどうか、子供をもつかどうかなどなど。 まさに、さなぎが蝶になる直前、期待と不安に包まれた一時期にあってこそ、頼りになる指南役がほしい。 ドラッカーの声に耳を傾けることを強くお勧めします。 「ドラッカーは後になって効いてくる」 後になって効いてくるのは、本物である最もわかりやすい指標でしょう。「すぐ役に立つものはすぐ役に立たなくなる」と言われる通りです。反対から言えば、本当に役立つものは、今すぐ役立つとは限らない。 ドラッカーによるマネジメントは、組織人としての階段を上がる中でも役に立ちます。けれども、もちろんそれだけではありません。 登山にたとえるなら、いつも好天に恵まれるとは限りませんし、時にはとんでもない災難に見舞われることもあります。問題は、逆境のときにどうするか、どうしのぐかにあります。あるいは、下山も同様でしょう。遭難は下山で起こるとはよく言われることです。 ドラッカーが教えるのは、答えではありません。問いです。彼の提起したコンセプトは、目標、機会、強み、成果、ミッション、顧客、イノベーション、マーケティング、戦略など豊かな実践知の生態系をなしていますが、すべてにおいて共通するのは、それらが例外なく問う精神(クエスチョニング・マインド)に由来する点です。問いが人を導いてくれる。問いほどいざというとき頼りになるコンパスはありません。 私自身ドラッカーから学んできた最高の指針は問いにあります。彼の問いは「生に処するための方法」あるいは「生き延びるための見方」をも教えてくれるからです。命を損なわず、しかも自分らしく生をまっとうしなければならない。 ドラッカーは値千金の教えとして、生涯にわたって役に立ってくれます。いずれもささやかなものばかりです。  ドラッカーに学んで、三年後、五年後、一〇年後、二〇年後を激変させた方は枚挙にいとまがありません。  本書を手に取るに際し、読者の皆さんはたった一つのことを要求されます。それは目の前の答えに飛びつかず、問いをもって始めるということです。 たったそれだけです。 一つの問いが未来を大きく変えるからです。 今日が数年後の激変に向けた小さな記念日として記憶されることを願っています。 (本書「はしがき」より) 【目次】 第Ⅰ部 今、ドラッカーから学ぶこと 第Ⅱ部 マネジメントの樹を育てる 第1章 事業は一本の樹  マーケティング/イノベーション/生産性/経営資源(人材、物的資源、資金)/社会的責任/利益 第2章 マネジャーとは誰か 時間管理/体系的廃棄/意思決定/強みを生かす 第3章 リーダーシップの考え方 第4章 戦略の考え方 第5章 知識とは何か 第6章 フィードバック分析──強みを見出し、生かす方法 第Ⅲ部 ドラッカーに学ぶ生き方と働き方の作法
  • どこでもオフィスの時代 人生の質が劇的に上がるワーケーション超入門
    3.7
    リモートワークが「あたりまえ」になったいま “働く場所”を考えることは 人生の主導権を自分に取り戻すことに繋がる! 「WHAT IF, THEN?」と考え続け、 自分が落ち着く「場所」を見つけた人は、 迷いがない分すごいパフォーマンスを発揮しますから、 キャリア上も優位に働くと思います。 一方で、自分の頭でしっかり考えずに 世の中のマジョリティに乗っかって「そういうもんだよね」 という選択を繰り返していると、 いつまで経っても「これで本当にいいのだろうか?」 という落ち着かなさを抱え続けることになり、 パフォーマンスも上がりません。 ――――序文より(山口周氏) ◆こんな人にオススメです◆ ・在宅勤務に飽きてきた ・働きながら仕事をしたい ・働く場所が生産性にどう影響するのか知りたい ・ワーケーションのメリット、デメリットを知りたい ・ワーケーションを導入している地域や企業の事例を知りたい ・日常生活の刺激が減って、アイデアが浮かばなくなった ・自分の働き方を見つめ直したい
  • デジタル時代のカスタマーサービス戦略
    3.0
    CX(顧客体験)、DX(デジタル・トランスフォーメーション)、EX(従業員体験)を一挙に実現する!  カスタマーサービスは、もはや顧客からの問合せに対応する「企業の一部門」ではない。マーケティング&セールス、デザイン&プロダクション、財務&アドミニストレーションと並び、企業を支える4つ目の柱として位置づけるべき活動である。カスタマーサービスを戦略的に捉え直すこととは、競合他社には簡単に真似のできない真の競争力としてサービスを再定義することであり、当然そのプロセスだけでなく、人材、テクノロジー、リーダーシップのあり方も同時に再定義する必要がある。本書は、デザインから運用、テクノロジー活用、組織設計と収益化まで、半世紀にわたって数多くのグローバル企業の指南役を務めた伝説のコンサルタントによる「顧客起点」の企業変革の方法論である。
  • ライバルに打ち勝つ究極の処方箋 部品数マネジメントの教科書
    -
    減らして勝つ! 部品数7割減で最高益達成&トップシェア確保を実現 伝説の技術者に学ぶ本物のノウハウ かつて経営危機に陥ったいすゞ自動車は再建を目指し、ある技術者に3つの特命を与えました。そのうちの1つが、「部品数マネジメント」です。「当社は同じタイプの車を作る〇社と比べ、部品種類数が5倍ある。会社が危ない。部品種類数を5分の1に減らせ」--。特命を帯びた技術者は、最終的に部品種類数を100万点から30万点に激減させ、その直後には史上最高益とトップシェア確保を同時に果たしました。 実は、部品が1つ発生すると、直接費、間接費を問わずさまざまなコストが発生します。逆にいえば、部品数を適正に管理すれば、ムダなコストを大幅に減らせます。結果、開発期間の短縮、開発費の削減、生産性の向上、保守コストの削減、働き方改革の実現など、実に多くの果実が得られるのです。 本書は、伝説の技術者が自ら筆を執り、部品数マネジメントのノウハウをDXの視点も入れつつ1冊にまとめました。無論、部品数を減らし商品力を落としてしまっては元も子もありません。部品数を減らし、なおかつ商品力を高める手法も開示します。これを実践すれば、設計力とコスト力を高めることができます。技術者はもちろん、経営者と管理者にもおすすめの1冊です。
  • 実践スタートアップ・ファイナンス 資本政策の感想戦
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 気鋭の公認会計士がブログサービスのnoteに連載して異例の反響を呼んだ有料記事「資本政策の感想戦」と「資本政策の定跡」を大幅に加筆修正した、スタートアップ向けファイナンス指南の決定版。 取り上げたのは、新規株式公開した以下の6社。プレイド、スペースマーケット、Gunosy、 Sansan、UUUM、ニューラルポケット。 この6社の資本政策、すなわち株式や新株予約権を最適に活用するための計画を「設立から上場までに行った全資本取引」、プレイド21回、スペースマーケット14回、Gunosy19回、Sansan30回、UUUM18回、ニューラルポケット19回、合計121回を「資本取引の影響」と「増加株式数内訳」に分けて詳細に解説している。 スタートアップ向けのファイナンス本としては、磯崎哲也著『起業のファイナンス』など良書はあるが、本書は上場までのケーススタディ集として類書が皆無の超絶ファイナンス本。
  • コマースの興亡史 商業倫理・流通革命・デジタル破壊
    -
    日本の近代化が始まる明治維新から数えて150有余年、筆者はそのほぼ3分の1に相当する長い間、流通・マーケティング研究に関わってきました。本書は、明治・大正から昭和・平成を経て、令和に至るコマース(商業)の近現代史をたどり、それぞれの時代の商業の特質を描き出す初めての商業経営革新通史。  本書は、小売商業者の経営革新行動を中心に分析。具体的には小売商業者の経営革新行動を分析するフレームワークとして小売事業モデルを提示し、なぜその経営主体が存在し、どのように社会に貢献するのかを示す基本理念、それをどのような事業の形にして競争を勝ち抜くのかという市場戦略、そして戦略を実行し収益を上げる小売業務システムの3層からなる分析枠組みを設定します。戦後小売りビジネスモデルの興亡史という側面も持ちます。  それにより流通革命期におけるダイエーに代表される総合量販店の成長と凋落、セブン‐イレブン・ジャパンやファーストリテリングなど専門量販店の持続的な躍進を分析し、小売企業の成長戦略のための基本的な指針を示します。  デジタル破壊、オムニチャネル化、プラットフォームなどの先端的動きについても分析し、最後に、流通・マーケティングの視点から、対面形式による商業の重要性、それがデータ・技術に置き換わる時代の商業倫理ならびに情報倫理のあり方を考えます。筆者は流通研究の第一人者、現場主義の研究者です。
  • これが知りたかった!特殊・難解な土地評価事例50選
    -
    数多くの土地評価の実績をもつ執筆者が、個別性が強く、迷いやすい土地や、税法以外の法令(建築基準法等)の制限を受ける土地などの評価方法や留意点を具体的事例に基づき解説。また、土地の評価をする際に必須となる役所調査の手続き方法、現地調査、公図の見方・留意点についても解説。

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  • 全図解 メーカーの仕事―――需要予測・商品開発・在庫管理・生産管理・ロジスティクスのしくみ
    3.9
    これぞ「メーカーの実践論」の完全な教科書!実務家必読! 入山章栄氏(早稲田大学大学院教授)推薦!! 医薬品・化粧品、食料品・飲料、日用雑貨、アパレル・筆記具、電機・輸送・精密機器、素材関連など 製造業がもつ5つの機能と最新トピック、今さら聞けない必須用語まで丸わかり!
  • シンプル経営の極意 高収益ビジネスはミッションマーケティングで実現する
    -
    「自分の会社は何のために存在しているのか」 「どのようなことで世の中に貢献していくのか」 目的を持って事業に取り組めば、自分の判断にブレがなくなり、 「やるべきこと」「やらないこと」が明確になり、経営はシンプルになる。 目先の売上げに追われ、余計な仕事を増やして価格競争に苦しんでいる 「年商1億」の小規模事業の経営管理を担う社長に向けて、 既存事業を高収益化していくための経営戦略 “シンプル経営”を伝授する。外食産業、サービス業などの事例も豊富に紹介。 はじめに――高収益ビジネスはシンプル経営で実現できる 【第1章】複雑な経営が巻き起こす問題 ビジネスの複雑化は売上げ優先の思考から生まれる 複雑な経営がサービスに「ムリ」「ムダ」「ムラ」をつくる 複雑化につながる間違ったリスクヘッジ 複雑な経営が社員の成長をはばむ 複雑な経営は自分と社員の時間を奪う 複雑な経営が売上アップにブレーキをかける 複雑な経営は経営者の不安感から生まれる 複雑な経営は営業会議で加速する 【第2章】シンプルへの決断が様々な問題を解決してくれる シンプルにすることで強みが引き立つ シンプルな経営はミッションを掲げることで実現する シンプルだから顧客満足を向上できる シンプルにすることで儲かる会社に生まれ変わる シンプルにすることで自分の本音に気づく シンプルな経営をすることで社員のベクトルがそろう シンプルな経営が社員満足度と顧客満足を両立させる シンプルな経営がビジョンを明確にしてくれる 【第3章】ミッションマーケティングで真の成功をつかむ 消費者ニーズが多様化する時代だから「やりたいこと」が正解 勝てる市場を選択することで勝敗は8割決まる 生きる目的を明確にすることで仕事の目的も明確になる チームの目的は顧客の信頼と尊敬を生み出すこと ニーズが多様化する時代は差別化より共感が消費者の心をつかむ 経営に成功しても人生に成功したとは言い切れない ミッションの追求が社員の心に火をつける 弱みにとらわれず強みにフォーカスすることでビジョンに近づく 顧客満足の追求と収益の最大化を長期継続するメソッド ミッションを持つことで様々なメリットがもたらされる 【第4章】ミッションマーケティング計画書でイノベーションを起こす 課題を明確にしてくれるミッションマーケティングフィールド 価格競争から抜け出す2つのポジション ミッション浸透の鍵となるポジション 直販ビジネスを高収益にするポジション 契約ビジネスを高収益にするポジション 【第5章】ミッションマーケティング構築ステップ ミッション型事業計画のつくり方の手順とポイント 【ターゲット戦略】 全員で最重要顧客の真のニーズを共有するためのペルソナ設定 【ミッション】 すべて活動の判断基準となるミッションコアシートの作成 【商品戦略】 ミッションの実感と生産性向上のための商品の「絞込み」と「磨き込み」 【来客戦略】 誰が対応しても肝を外さないミッションを実感させる接客対応 【世界観】 ミッションをデザインで表現して消費者の記憶に残す 【顧客管理】 ファンを育成するプロセスを明確にしてファンを量産するための顧客管理 【プロモーション】 ミッションに共感するファンを量産するプロモーション 【第6章】 ケーススタディ 経常利益15%を生み出した地域に愛される葬儀社 ――スズソウ ポップコーンブームが終わり創業以来初の赤字転落から1年でV字回復 ――ポップコーンパパ 遠州人が誇りに思う店をミッションに10年連続既存店売上が右肩上がり ――濱松たんと 客単価1.5倍、リピート率60%を実現したイベリコ豚のパイオニア ――イベリコ屋 おわりに――経営の目的を明確にして物事をシンプルに考える (※本書は2019年8月9日に発売し、2021年10月5日に電子化をしました)
  • 社風Ⅱ
    -
    はしがき  社風は決して一日で作られるものでなく、長い年月の積み重ねであることは、いうまでもない。だから、人がその企業の社風を語る場合、その歴史を無視することはできないのである。激しい経済の動きの中で、競争相手に打ち勝って、今日の繁栄をもたらしたのは、創立者の苦労もさることながら、その後継者たちの卓越した経営手腕にも負うところが大きい。したがって、良きにつけ悪しきにつけ、経営者の強い個性がその社風に反映する結果となる。  しかし、一方では新しい時代の流れもある。古い教育制度で育てられた幹部と、戦後の自由闊達な空気の中で育ってきた若い社員たちとの、感覚のズレは否定することはできないだろう。労働組合の発達もまた無視できない。企業はこの新しい時代にいや応なしに自からを適応させていかねばならず、社風はその面から変えられていく。  一見、円満な家庭とヨソ目にはみえる家でも、それぞれ「家庭の事情」があるように、順風にのって成長を続ける企業にも「社内の事情」があるようだ。企業にシミついた気風、経営者の個性、さらに新しい群像の台頭がそれぞれからみ合って、複雑な社風を作り出し、少しずつ変わってきている。  このように、社風は多面的にとらえなければならないが、限られたスペースの中で紹介していくことは非常にむずかしい。本書は、週刊『東洋経済』の同人の中で、会社分析を専門とする記者が、日常接する各社の中から興味ある社風をとり上げたものである。どこまで社風の紹介に成功しているか疑問なしとしないが、その点は読者のみなさまのご批評に待つこととする。第一編の四〇社と併せ、合計八〇社を紹介したので、併せてお読み下されば幸いである。 一九六四年四月
  • 社風
    -
    はしがき  家に家風があり、人に人柄があるように、会社には社風というものがある。  社風も、会社によってさまざまであるが、それらは主として経営首脳者の態度によるところが大きい。その意味から、本書に登場する会社には、案外ワンマン社長の例が多い。川崎製鉄の西山社長、日産自動車の川又社長、電気化学の野村社長などがその例である。会社を再建ないし繁栄に導いた経営者の気迫、人柄が、そのまま社風になっている例である。浜松の日本楽器の場合も、川上会長の人柄が現会長に乗り移り、そのまま社風となった例であるが、その経営の底流にある徹底的な合理的経営は、そのまま、会社の経営の模範となるものであろう。  社風の成りたちは各社各様であるものの、ともかくこれらの会社は変転の激しい経済界の長年の風雪にたえ、今日の栄冠をえたのである。社風も、そのことと無関係ではない。この社風あればこそこの繁栄ありで、また裏をかえせば、この鍛練にたえてこの社風ができたのだともいえるであろう。そうした意味から、大なり小なりの会社経営に当たる人はもとより、投資対象の選別にも役だつと思う。また、会社員である人びとや、これから就職しようとする学生の皆さんにも読んでいただきたい。  本書は、週刊『東洋経済』の同人の中で、会社分析を専門とする記者が、日常接する各社の中で興味をひかれる社風をもつものをとり上げて紹介したものである。限られた時間とスペースの中でまとめたものなので、会社の選択にも内容にも、まだまだ不十分のそしりを免れない。ご叱声をいただければ幸いである。 一九六三年四月
  • 勝てるチームは会議でつくれ! チーミングリーダー入門
    3.0
    どうも、一般的に、会議は人々から嫌われているようです。会議に関して多くの人々が持っている印象といえば、「多すぎる」「長すぎる」「一方通行」「何も決まらない」「皆の前で怒られてストレス」「自分が参加する意味がない」などでしょう。しかし、まったく会議なしで会社を経営し、組織を運営するなんてことは、あり得ません。だから、仕方なく会議に参加している。そんな方が多いのではないでしょうか。確かに、無駄な会議はなくすべきです。しかし、会議自体が無駄なものというわけでは、決してありません。本書で紹介する方法で運営すれば、会議は意味のあるものとなり、人や組織を成長させる場となります。――本書「はじめに」より 数多くの組織で、単なる「グループ」を、成果を上げる「チーム」に変革してきた著者が、「GROWモデル」「POSERSEモデル」「メタポジション・プロセス・モデル」など、会議を「人や組織が育つ場」に変える「型」を紹介。
  • サービス業教科書 すらすら合格 サービス接遇検定 準1級・2級・3級 テキスト&問題集
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ベストセラー「サービス接遇検定」対策書の最新改訂版登場! 【本書の特長】 1. 試験を知り尽くした面接審査員が執筆! 著者は、現役のサービス接遇検定面接審査員であり、元検定運営委員でもあります。試験を知り尽くしているうえ、豊富な指導経験もあり、試験合格に必要な知識と経験をすべて持ち合わせています。 2. 書籍5冊分がこの1冊に! 本書1冊で、「3級テキスト」、「3級問題集」、「2級テキスト」、「2級問題集」、「準1級テキスト」の役割を果たします。 3. いつでもどこでも学習できるWebアプリ付き! 書籍内に記載の一問一答はすべてアプリ化されているので、場所を選ばず学習が可能。繰り返し学習することで着実に力が付きます。 4. 充実の模擬試験。解説動画付き! ダウンロードして使える解答用紙があるので、本番さながらに模擬試験を受けられます。また、著者による解説動画が付いているので、一層理解が進みます。 5. 指導者向けの授業モデル 本書を使って指導をされる先生方へ向けた授業日程と指導のポイントをまとめた授業モデルをご用意しています(PDF配布) 【サービス接遇検定とは】 サービス業務に関わる人のための検定試験で、業務に対する心構え、対人心理の理解、応対の技術などをはかります。飲食店スタッフ、ホテルの従業員、百貨店・小売店などの販売スタッフ、公共施設での窓口など、あらゆるサービス接遇業務全般に活かせる資格です。1級、準1級、2級、3級の4段階あります。 ※電子書籍版には赤いシートは付属していません。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 戦略不全の論理―慢性的な低収益の病からどう抜け出すか
    4.3
    経営における戦略とは何か。なぜ日本企業では戦略が機能しないのか。戦略のできる経営者をどう育てるか。日本企業の抱える本質的な問題をあぶり出し、解決策を提示する。
  • 裁判例からみる所得税法(二訂版)
    完結
    4.0
    所得税法の基本的な仕組みを正しく理解できるように、その理論と計算を基礎から体系的にわかりやすく解説。所得税法解釈の指針となり、税務実務上の適用の指針となる重要な裁判例を405本収録し、それらの判決に示された裁判所の判断や当事者の主張を通じて所得税法をより深く正しく理解できるよう解説。
  • ゼミナール相続税法(令和3年補訂)
    完結
    -
    相続税法創設の沿革に始まり、相続税法全般において検討を要する多くの重要項目に関して、重要判例、裁決例、税務当局の見解及び様々な学説等を踏まえて多方面から論理的に解説。前版(平成26年12月刊)以降の相続税法改正を網羅。
  • 目からウロコ マンション管理のトリセツ
    4.0
    管理会社と設計事務所の財布にならないために―― 悩める管理組合理事・役員、必読の一冊 安全&快適なマンションライフを実現する極意が満載 ・管理会社に聞いてはいけない「管理規約の解釈」 ・マンション管理の「質」は、組合のリテラシーで決まる ・管理会社の一括管理を脱し、コストを削減 理事長や修繕委員長の経験しかなかった著者がマンション管理士になって17年。 さまざまなマンションのトラブルに遭遇する中で気付いたことは、マンション管理に「理屈・理論」がないことだった。 あなたのマンションが、管理会社や1級建築士事務所等の財布にならないための対策を徹底解説。 マンション管理に携わる全ての人に贈る、至高の実務書。

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  • Catch The Wind! 「感謝」が成功を引き寄せる
    -
    今でこそ当たり前のように使われているクラウドサービスを半世紀も前から立ち上げ成長させてきた独立系システムインテグレーターの先駆者・アイネットは、2021年度に創業50周年を迎えます。 アイネットの創業者である池田典義氏は、外資系企業の営業マンとして自身を磨いたあと、1971年にアイネットの前身企業を設立し、2006年には東京証券取引所の市場第一部に上場を果たすなど、オイルショックやリーマンショックといった数々のピンチを乗り越えながら、お客さまの利便性を追求したサービスの創造に努めてきました。 本書は、外資系企業の営業マンから独立し、アイネットを東証一部上場企業にまで育て上げた池田典義氏の半世紀にわたる軌跡と、経営者としての成功の秘訣などがつづられています。 人生やビジネスにおいて困難に直面している人や、今よりももっと成長したいと望んでいる人に最適な一冊です。

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  • 日経ムック M&A入門 2022年版
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆増え続ける中小企業のM&A 経営者の高齢化と後継者不足という2つの構造問題を抱える中小企業。そこに新型コロナウイルスの感染拡大が重なり、飲食や宿泊をおもな事業とする中小企業の多くが苦境に陥っています。 コロナ禍で急速に加速するデジタル化も、中小企業には影響が大。商品やサービスに競争力があっても、デジタル化の波に乗れず競合他社にシェアを奪われる事例も出ています。先行きが見通せなくなった多くの中小企業が、事業継続の選択を迫られています。 実はコロナの感染拡大より前から、政府は事業承継の1つの手段として中小企業のM&Aの環境を整備してきました。中小企業庁は全国に事業承継・引継ぎ支援センターという公的窓口を設け、民間のM&A支援機関とも連携して中小企業の事業承継をサポートしています。廃業によって経営資源が散逸することを回避するだけでなく、中小企業の生産性向上、リスクやコストを抑えた創業といった前向きな目的も。その結果、中小企業のM&Aの実施件数は右肩上がりで増加を続け、2020年には3000~4000件ほどが実施されたと考えられています。ポストコロナでは、この数字が一気に跳ね上がる可能性もあります。 ◆中小企業向けM&Aの入門書 本書はM&Aの基本をわかりやすく解説した入門書です。 「会社を誰かに売りたい」「どこかの会社から新規事業を買いたい」と考える中小企業経営者に向けて、専門家の選び方からプロセス、実務のポイントまでをわかりやすく解説。新型コロナウイルスやデジタル化による市場環境の変化を展望するとともに、プラットフォームを介したマッチングなど、M&Aの最新の事例を紹介します。
  • だからアイスは25度を超えるとよく売れる 基礎から学ぶウェザーMD
    3.0
    「暑ければ冷たいものが売れ、寒ければ温かいものが売れる」。一見、当然のことのように思われますが、なぜその法則が成り立つのか、深く理解されていない人も多いのではないでしょうか。本書は、流通業に初めて携わる方にも分かりやすいように、ウェザーマーチャンダイジングの考え方と技術を一冊にまとめました。
  • 今さら聞けない中小企業経営のイロハを学ぶ  やさしい経営改善の教科書
    3.5
    ///会社が倒産する前に、経営の基本を問い直してみる/// 日本に存在する企業の99.7%は中小企業である。世の中の大半の企業は中小企業ということになるのだが、驚くべくことに、この企業群のなかで「まともに」経営していない企業が数多くあるという。2020年の倒産件数は7,773件、休業・廃業数は49.698件。過去5年で倒産件数は微減しているものの、休業・廃業数は増加傾向にある。 このようなデータから仮説すると、少なくとも企業経営がまともにできていない会社は毎年数十万の規模であると推定され、「経営改善の教科書」のニーズは存在する。 【目次】 序章「儲からない会社」になっていませんか? 第1章 組織を作って従業員それぞれの役割をはっきりさせる 第2章 管理資料で業績改善に向かう体制をつくる 第3章 収支計画(損益収支)でやるべき行動をはっきりさせる 第4章 資金繰り表で会社のお金の動きを実感する 第5章 予実管理で業績を具体的に高める 第6章 会議でチームを動かす 第7章 営業スタイルを正して売上を伸ばす 第8章 製造現場に指示して原価を下げる 第9章 新製品を作って売上をさらに伸ばす 補章 従業員のモチベーションアップに取り組もう
  • GAFAMのエンジニア思考
    -
    スコット・ギャロウェイ氏絶賛! 「本書はGAFAMに代表されるテック企業の文化の内幕を語る第一級の読み物だ!」 『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』の著者 GAFAMに代表されるテックジャイアントは、 新しい変革経済を実現する技術を発展させて、 煩雑な実務ワークを最小限にする方法を編み出してきた。 これによって新たなアイデアのための余地ができ、 それらのアイデアを実現できるわけだ。 つまりテックジャイアントの文化は、 改良ではなく変革をサポートする。 テックジャイアントのベゾスやザッカーバーグ、 ピチャイ、ナデラは、ビジョナリーではない。 彼らはビジョンの仲介者、あるいは調停役だ。 アマゾンやフェイスブック、グーグル、 マイクロソフトの頂点で、彼らは自分のアイデアではなく、 従業員たちのアイデアを実現するために働いている。 そして、そのための仕組みを構築してきた。 これらのCEOたちはみなエンジニア出身で、 世界中の主要な企業によくある販売部門や経営部門の 出身ではない。彼らの企業運営体制は、 そういう背景から導き出されたものだ。 これらの企業の変革にあふれた文化の中核には、 「エンジニア思考」とでも呼ぶべきものがある。 エンジニア思考とは、技術重視の態度という意味ではなく、 構築や創造、変革の文化を支える考え方のことだ。 エンジニア思考は、 エンジニアが仕事に取り組むやり方にもとづいているが、 技術関連の職種や職位にとどまらず、 企業内で広く適用できる。 しかもテックジャイアントだけのものでもない。 もっと小さな会社でも同じように、 効果的に取り入れることができる。 本書は、エンジニア思考を解き明かし、 どのようにベゾスやザッカーバーグ、 ピチャイ、ナデラがアイデアの発想をうながし、 実現するための仕組みづくりをしているかを説明する。 エンジニア思考は間もなく世界中の企業で、 一般的な考え方になるだろう。 本書に登場するテックジャイアントの物語を通じて、 世界トップクラスの企業がどのように AIや自動化を利用しているかがわかる。 それとともに読者が自分自身の職場で、 実践できるモデルを提供する。
  • 2時間でざっくりつかむ! 中小企業の「節税」 はじめに読む本
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 経営者のあなたは「節税」という言葉をどう捉えていますか。 「真の節税」とは、合法的に税金を減らし、内部に留保した資金で会社や社員の成長に貢献することです。 日本の会社は全体的にみればそのほとんどが中小企業ですが、節税によって会社に資金を残しやすいのは、大企業よりも中小企業。小さな会社に有利な税制が、たくさんあるんです。 本書は、中小企業向けの節税コンサルティングを得意とする著者が、中小企業経営者が知っておくべき節税のポイントを、図表つきでわかりやすく解説します。
  • BCG「最強(グレート)」を超える戦略 不確実な時代を勝ち抜く9原則
    3.0
    従来の「最強(グレート)」を超え、 さらに成長するための9つの戦略を ボストン コンサルティング グループのコンサルタントが解説! 地政学リスクの高まり。テクノロジーの急速な発展。 社会的役割を果たすことが一層求められ、 感染症や気候変動などの予測不可能なリスクが次々と顕在化する…… こんな変化の時代で勝つためには、従来の「グレート」な経営だけではうまくいかない。 本書では、BCGグローバルのコンサルタントである著者たちが、 「グレートを超える」ために必要な9つの戦略を解説する。 ――グローバルでありながらローカル。 リーンでありながらレジリエント(回復力が高い)。 最低コストを実現した上で、最高スピードも実現する。 「最強(グレート)」の先にあるのは、一見、二律背反しかねない要件を 同時に充足するしなやかなデュアル・エンタープライズの世界なのです(本文より)―― 【本書で解説する9戦略】 ●成長戦略 戦略1 社会的インパクトを自社の中核事業ととらえて再構築するなど ●オペレーション戦略 戦略4 新しいダイナミックなバリューウェブで、従来のバリューチェーンを補完するなど ●組織戦略 戦略7 マトリクス型組織から脱却し、顧客起点のアジャイル・チームを導入するなど
  • 地域経済総覧 2022年版
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ■少子高齢化社会が進む中での経済再生や雇用の確保、社会福祉の充実など、地方自治体には課題が山積しています。特に過疎化が進む地域では、人を呼び込むための環境づくりをはじめ、さまざまな方策が真剣に模索され始めています。 安心して暮らせるまちづくり、快適な住環境や利便度、財政健全度など、地方自治体の取り組みに注目が高まっています。 ■1971年の創刊以来、自治体(都道府県、市区町村)別の経済・社会データを幅広く収録。豊富なデータを収録した地域統計集の決定版として、多くの読者に支持されています。 ■2021年9月21日までの市町村合併及び変更等に対応
  • 中小企業経営“匠のこころと技”15則
    -
    自社の課題を確かめ実践力を高めるための自己点検ドリル 15則に照らして自社の課題を明らかにし、信頼経営を実現する!
  • 今すぐ本業を捨てなさい アフターコロナを生き抜く「多面体経営」
    -
    経営の柱が一本というリスクがあります。会社を死に至らしめかねないリスクです。100年続く老舗旅館が閉館し、江戸時代から操業している漬物店が閉店しているという現実。一つの市場にこだわり、その業種を長く続けることの危うさが今、如実になっています。「一つの市場しか見ていないので視野が狭くなる」「急激な時代の変化に対応しきれない」「成熟しきった既存市場では新機軸を打ち出しにくい」「バランスの取れた経営をしにくい」「ほかの市場についてのノウハウを持っていないので企業が突然死することがある」……。このような危機を避けるために中小企業だからこそできる方法を、いま注目されている経営者が紹介します。
  • 目的志向 ファクターUがあなたと会社を変える
    -
    人を幸せにし会社に成果をもたらす新しい実践的なモチベーション理論 本書は、人を幸福にし、会社に成果をもたらす新しいモチベーション理論を提供する。経営学・心理学・脳科学などの情報を選りすぐり、会社の様々な問題と結び付けることで生み出されたこの理論は人と会社に持続的な成果をもたらすファクターとその運用方法を明らかにする。現在、会社においてモチベーションや知識のマネジメントの重要性が高まっているが、それらを実践できる体系化された理論やメソッドが不足している。本理論はそのような経営の現場に光を投じるものである。 【目次】 はじめに 第1章 会社の目的の必要性 第2章 会社の目的  第3章 ファクターU 第4章 ファクターUが社員と会社に与える影響  第5章 Uを高めるⅠ「Uと感情と行動」 第6章 Uを高めるⅡ「感情を動かす」 第7章 自らレールを敷く 第8章 Uを会社の中心に置く 第9章 真理を礎としたピラミッドを築く 【著者】 加藤元 経営思想家、モチベーション・コンサルタント。 大学卒業後、大手メーカーで働きながら、社員や会社が抱える様々な問題の根源的な原因の究明と解決方法の模索を始める。そして経営学・心理学・脳科学などの情報を集め、それらを実問題と結び付けながら体系化することで、組織に成果をもたらし、人を幸せにする実践的な新しいモチベーション理論を構築する。現在、その理論に基づいたコンサルティングを進めている。
  • ネクストカンパニー 新しい時代の経営と働き方
    3.5
    2020年代のビジネス・経営・働き方を見通しながら、そこで生き残るための方策を考えるのが本書の趣旨です。  ▼「経営と人」の未来を鋭く予測する一冊 幕開けから新型コロナウイルスによって大きな衝撃を受けた2020年代。 企業経営は、これからどこへ向かい、どう変化していくのでしょうか?  一冊を通して、未来を展望しながら、企業が自社の商品・サービスの価値をどう高めるべきかを考えていきます。 新しいビジネスの種になるような情報が、ほんのちょっとした違和感など、そのままだと見落としてしまうような部分に隠れていることは往々にしてあります。 こうした情報をどう手に入れ、商品に結びつけていくのかについても深掘りします。 大企業から中小規模まで成長企業・高収益企業に数多く導入されている法人向けクラウドサービス「cyzen(サイゼン)」を手がける著者が、  ・最適化をしすぎてはいけない ・「価値観の差」が利潤になる  ・昭和のオフィスと令和のオフィスの意味の違い  ・売れる商品は「生活と文化」を取り込むことで生まれる ・地方の衰退の根っこにあるもの  ・デジタルの本質は「奴隷解放」 など、独特の視点から、2020年代を俯瞰。 いま最注目のIT企業トップは、多様なデジタルツールが生まれ、経営や働き方が変革を迫られるこの時代をどう捉えているのか。 コロナ禍を経た新しい時代の経営、成熟市場のビジネス、デジタル化の本質を見通し、「経営と人」の未来を鋭く予測する一冊です。  ▼この本の目次 第1章 日本と日本企業が直面している不都合な真実 第2章 質の高い情報を活かし切る――あらためて押さえたいビジネスの前提条件 第3章 日本と日本企業が変わるべき姿―ビジネスにおける「場」とデジタルの意味 第4章 2020年代を乗り越えるために――経営、人、そして具体的な方向性
  • 経営戦略としての取締役・執行役員改革
    4.0
    ◎日本企業停滞の頑強はガバナンス未成熟にある! ◎ガバナンスがしっかりすれば、正しい意思決定がなされ、不祥事も減る! ◎そのためには、取締役と執行役員の改革を実行し、監督と執行を完全に分離すること! 日本企業のコーポレートガバナンスが十分に機能していないのは、長らく指摘されてきたとおり、監督と執行が分離できていないことが主たる原因です。 監督を行う側と、執行を任される側とが一人格化してしまっているため、健全な牽制がかかりにくい構造になっているのが現在の日本企業です。 そのため、真剣に企業価値を高めようとするならば、取締役の改革だけでは不十分であり、両者を切り離したうえで、経営執行サイドにもメスを入れる必要があります。 その意味で、本書のタイトルは「取締役・執行役員改革」をメインに据え、より広い読者の方々に、それらの改革が専門家の仕事ではなく、より経営に直結したテーマであることを知っていただくために、「経営戦略としての」という枕詞を入れました。 【目次】 序 章 2021年、取締役・執行役員改革がはじまった 第1部 経営戦略としての取締役改革  第1章 取締役会に迫る改革の圧力  第2章 企業価値を高める取締役改革の論点  第3章 日本の社外取締役の実情 第2部 経営戦略としての執行役員改革  第4章 執行役員が迎えている岐路  第5章 “人”ではなく“役割”で考える役員体制  第6章 経営体制の諸問題がもたらす執行体制の変革 終 章 日本企業が世界基準に並ぶために
  • 経営戦略と経済安保リスク
    -
    経済安全保障は経営をこう変える! 米中のみならず同盟各国も経済安全保障の規制を強化している。円滑にビジネスを進めていくためには、経済安全保障に対応した経営体制の構築が必要だ。本書は、経済安全保障に日本企業がどのように対応すべきかを、経営戦略、研究開発、組織風土文化、経営管理、財務管理、リスクマネジメント、ガバナンス、人事管理、サプライチェーン、情報システムという機能ごとに解説する初めての書。  米国政府は、AIや自動運転技術などのハイテク技術の中国への流出を最小化し、中国の成長スピードを遅らせることこそが国家安全保障政策の要と位置付け、同盟国の企業の意識改革まで念頭に置いた制度設計を検討しています。防衛産業に関係ないからといってのんびり構えてはいられない時代になったのです。政府は、企業に経済安全保障担当者設置を要望しています。  米国ならびに米国の同盟国と円滑に経済関係を維持していくためには、経済安全保障規制の網に準じた経営体制を構築することが愁眉の急となっています。この数年で日本企業が経営リスクとして位置づけなければならない案件が急増しているにもかかわらず、多くの人はまだ気がついていません。戦後70年以上にわたって軍事、安全保障から目を背けてきた経済界が、意識改革を迫られているのです。  本書は、『エコノミック・ステイトクラフト 経済安全保障の戦い』(2020年刊)で、米国の安全保障規制を総合的に解説した著者による、新しい経営リスクの解説書。
  • マッキンゼー ネクスト・ノーマル―アフターコロナの勝者の条件
    3.8
    ネクスト・ノーマル(コロナ後の新常態)はすでに始まっている! 消費者の行動変容、デジタル化、健康マネジメント、サプライチェーン改革他、いまリーダーは、何を考え、どう行動すべきか? 経営者やビジネスに携わる人々が、今後10年間にわたるネクスト・ノーマルへの移行期間、およびネクスト・ノーマル到来時において、事業を力強く成長させるために、何を考え、いかなる行動をとるべきかの指針を示す、マッキンゼーの総力レポート!
  • 会社がなくなる!
    3.7
    「こんな世の中で、自分は、自分の会社は 今のままやっていけるのだろうか」 そう不安に思っている人は少なくないでしょう。 やっていけません――それが私の答えです。 どうすれば世界に誇れる人材・組織になれるのか? 本書は、過去や世界に視野を広げながら、 将来の見取り図を描くことが狙いです。 ・・・・・ ■ すぐそこにある「コロナ以上の危機」 ■ 会社が成長し続けるために必要なこと ■ 命とカネ、どちらが大事か? ■ 「SDGs」「ESG」の看板にだまされるな! ■ 会社にとって大事なのは「中身」と「実行力」 ■ いまの株高は「ゴルディロックスのスープ」 ■ 韓国よりも低い日本の平均年収 ■ 株主第一主義から脱却せよ ■ 会社の本質とは何か ■ いまこそアダム・スミスに戻るべき理由 ■ 日本が誇るべき「伝統的な商売哲学」とは? ■ 脱成長経済なんてありえない ■ GAFAも長くは続かない! ■ これから世界を支配するのは中小企業 ■ ダウ採用銘柄に見る企業の栄枯盛衰 ■ 今後は大企業の中小企業化が進む ■ 人材とアイデアをヨコにつなげて最適化せよ ■ いつまで上座・下座にこだわっているのか! ■ 社外取締役のウソ ■ DXでもタテ型社会は変わらない! ■ アメリカと中国、真の覇権国はどっちか? ■ 米中衝突時代に求められる日本企業の役割 ■ 中国を封じ込めることはできない ■ 米中は共存共栄せざるを得ない ■ 根深い白人至上主義 ■ 人口逆転に対する白人の恐怖心 ■ 中国は分裂していく方向に進む ・・・・・ 以上のように、本書が扱っているテーマは、 ウィズコロナ社会、資本主義の変遷、 会社の栄枯盛衰、日本企業のタテ型社会、 米中新冷戦……と多岐にわたります。 会社と仕事をめぐっても課題は山積しています。 いっこうに上がらない給料の手取り、 あとを絶たない不祥事、 創業やイノベーションの遅れ……。 そうした問題意識を中心に据え、 これから日本の会社と私たちの仕事が どんなふうに変わっていくのか、 あるいは変わっていかざるをえないのか。 会社大変革の時代を私なりに予測し、 ともに考えていきたいと思います。 これからは、変わる勇気と覚悟を持った 組織だけが生き残り、 これからの世界を支配する!
  • 日本の美意識で世界初に挑む
    4.3
    ★著者は、創業333年の「西陣織」の老舗12代目経営者。西陣織で海外マーケット、ラグジュアリーブランド市場をいち早く開拓した元ミュージシャンという異色の経歴。 ★京都で1200年続く伝統産業に新風を吹き込む注目の若手経営者の初の著書。 ★美や美意識が、なぜ今経営に必要なのか? この30年間でマーケットが10分の1に縮小してしまった西陣織。そんな衰退業界にあって、現代人の生活スタイルにも溶け込む伝統文化の変革に成功した細尾氏。 きっかけは、細尾の帯を見た建築家ピーター・マリノ氏から店舗の壁紙制作の依頼があったこと。伝統的に西陣織の布幅は32センチだが依頼されたのはもっと幅広の布。そこで職人たちと1年をかけて織機を開発し、150センチ幅の布を作ることに成功。その布が世界100都市でディオールをはじめ、シャネル、エルメス、カルティエなどの店舗で使われている。 また、デビッド・リンチをはじめ多くの一流アーティストたちとのコラボやMITメディアラボ・ディレクターズフェロー、東大大学院との共同研究など伝統産業の枠をはみ出して活動の幅を広げている。ハーバードのケーススタディーとしても取り上げられるなど世界から注目されている若手経営者の仕事論・経営論。 新しい価値観が求められる時代に、本来、一人ひとりが持っている「美しいものをつくり出したい」という欲求や欲望、そこに回帰することが創造や革新の原動力になるというのが根底に流れるメッセージ。
  • イノベーション創造戦略―――組織の未来を創り出す「三つの箱の解決法」
    -
    イノベーションの第一人者ゴビンダラジャンは、実証済みのシンプルな手法を用いたイノベーション・ツール「三つの箱の解決法」を開発した。GE、マヒンドラ&マヒンドラ、ハズブロ、IBM、ユナイテッド・レンタルズ、タタ・コンサルタンシー・サービシズなど、実際の企業の実例をふんだんに交え、これまでにないイノベーションを生み出す環境やカルチャーを社内につくる明確な道筋を解き明かす。  イノベーションには、これまでとは違うスキル、評価基準、手法、マインドセット、リーダーの取り組みが必要だということは、経営者であればわかっているはずだ。新たな事業を創出することと、既存の事業を最大限に活用することは、経営上、根本的にまったく違う課題であることもわかっているだろう。この両方を同時に進めていくことが、経営者の真の課題である。一方で劇的な改革を進めながら、同時にいまも順調な既存事業の業績目標をどう達成していけばいいのだろうか? 既存のビジネスモデルに危機が迫って手放すことになる前に、どのような変化を起こせばいいと考えるだろうか?  ゴビンダラジャンの「3つの箱の解決法」で、イノベーションの創出が容易になる。「3つの箱」に、組織のエネルギー、時間、資産をバランスのとれたやり方で割り振ることができる。  ●BOX1:現在――中核事業を最大利益率で運営する  ●BOX2:過去――イノベーションを妨げるアイデア、実務、姿勢を手放す  ●BOX3:未来――ブレイクスルーとなるアイデアを新たな製品や事業に変換する  この構想で成功した経営者たちの証言を満載した本書は、イノベーションに不可欠な、重大、かつ互いに相対する事柄を組織内でいかに調整するかという実務上のジレンマを解決してくれる。
  • インドビジネス ラストワンマイル戦略 SDGs実現は農村から
    4.0
    取り残された人々に成長の鍵がある。  インドの成長力が脚光を浴びていますが、人口の約 7 割、9億人以上は未だ農村に暮らしており、行政サービスや民間企業の活動から取り残されています。この取り残された農村にこそビジネスチャンスが眠っているのです。大手民間企業に加え、農村が抱える社会課題に焦点を当てた社会的企業や NPO が、創意工夫を凝らして持続的なビジネスの実現に挑んでいます。本書は、これまで日本では伝えられてこなかった農村ビジネスの実態やラストワンマイルの克服方法、また、困難を乗り越えた起業家らの活動をインタビューや写真で活写。インド進出を目指す中小も含めた日本企業にとって、SDGs 達成にも貢献する新たなビジネス構築に大きなヒントを与えます。  筆者は2021年8月末までJICAインド事務所長として都会から農村まで現場を歩き回り、本書ではその最新の成果をもとに記述しています。日本企業目線で解説しており、情報性の高い内容となっています。
  • ケースでわかる!解雇・雇止めトラブル解決の実務
    -
    能力不足や協調性の欠如、ハラスメント、私生活上の犯罪行為、契約の更新拒絶など、厳選した65のケースからアプローチ。実践的に活用できるよう、法的解釈や取り扱いで迷うべき部分を「トラブルポイント」「ここが重要!」で整理

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  • こうすれば顧客満足を超える店になる
    -
    これからの小売業・サービス業に求められるのは、「顧客満足」を超えた「顧客感動」。月間1万3000店舗以上の覆面調査から明らかになった、優良企業に共通する「感動創出」のための精神と技術が学べます。
  • パート・アルバイト戦力化[完全]マニュアル
    -
    パート・アルバイトの戦力化こそ、勝ち抜くチームと店をつくる。採用から教育・研修プログラム、ワークスケジュール作りまでを詳細に解説。1996年刊「パート/アルバイト・マネジメント・マニュアル」の改題改訂。
  • スタートアップ失敗の法則
    5.0
    エンジェル投資家&連続起業家として活躍する著者が、スタートアップ企業にありがちな失敗パターンを豊富な事例とともに解説した本です。経営者や起業志望者、そうした企業への投資を考えている投資家にお勧めの一冊。
  • 創造思考―起業とイノベーションを成功させる方法はミュージシャンに学べ
    5.0
    レディー・ガガ、カニエ・ウエスト、ビヨンセ、ファレル・ウイリアムス、ジャスティン・テインバーレイク・・・・・・ なぜ彼らは 時代の先を行くことができるのか? IDEO(最強のデザインファーム)×バークリー(世界が注目)音楽(する起業家)大学(教育機関)の鬼才が トップアーティスト達の取材から解き明かした、新しい世界を切り開く思考とマインド 世界的音楽家の創造技法は 最高に刺激的なビジネスの教科書だ!
  • 改訂版 貿易実務完全バイブル
    -
    本書は、「プロ向けの貿易実務書」です。 貿易取引は、売買契約締結にいたるまでの「契約」の段階と、実際に商品を動かして代金決済を行う「実行」の段階に大きく分けることができます。 すでに貿易実務のプロとして働かれている人、これからプロとして働き始める人の助けになるよう、「契約」「実行」それぞれの段階での実務の流れと、必要な書類の作り方が、一目でわかるようになっています。 インコタームズ2020の改訂に対応するとともに、貿易実務のタームの変更等にも対応して、読みやすく使いやすい1冊です。
  • M&A3.0 事業承継の切り札 M&A TECH
    無料あり
    3.0
    デジタル&アナログのハイブリッドM&Aが、事業承継問題を解決へと導く! 今、日本の中小企業では事業承継が大きな問題となっています。 これには二つの要因が存在していて、ひとつは純粋に「後継者候補がいない」ということ。もうひとつは候補はいるけれども、株式の譲渡や売買に伴う、主に資金面での負担が大きく、承継が難しいということ。事業承継問題の要因は、ほぼこの二つに集約されています。 そんな状況で有用な選択肢となるのがM&Aです。親族への承継あるいは社内承継とともに、この問題を解決する方法であり、会社の将来を開く、救いの手となります。 そのM&Aの問題点や有用性を説いた指南書です。 また、著者自身のM&Aの経験を踏まえ、あまりにも前時代な現在の日本のM&Aから脱却し、日々進化しているテクノロジーを導入した、進化したM&A実現の提供を伝える一冊となっています。 ■会社紹介 株式会社M&A総合研究所 「M&A×TECHにより日本の廃業をゼロにする」という目標を掲げ、2018年に創業して以来、徹底的に業務の効率化、スピード感にこだわり続けてきました。属人的で非効率なM&A業界において、独自のAIやDXを活用し、M&Aの成約を最短3ヶ月にまで短縮することに成功。さらには売主の顧客負担を最小化できる完全成功報酬制(譲渡企業様のみ)のサービスも実現しています。今後は国内最先端のAI開発企業と提携しAI強化を加速、そしてM&Aのさらなる高速化を通じ、深刻化する事業承継問題の解決を目指してまいります。 URL:https://masouken.com/ ■著者紹介 佐上峻作(さがみしゅんさく) 株式会社M&A総合研究所 代表取締役CEO 1991年生まれ。神戸大学卒業。 2013年株式会社マイクロアド入社。広告配信システム開発を行う。 2016年EC/メディア事業を運営する株式会社メディコマを創業。 2017年株式会社ベクトル(東証一部)に株式会社メディコマを売却。子会社社長に就任し、買収・売却を経験。 2018年全ての経営者様に満足の行くM&Aを提供することを目指し、株式会社M&A総合研究所を設立。 矢吹明大(やぶきあきひろ) 株式会社M&A総合研究所 取締役COO 1986年生まれ。明治大学卒業。 2010年株式会社キーエンス入社。製造業向けのコンサルティングセールスに従事。 2015年株式会社日本M&Aセンター入社。製造業を中心に多くの案件を成約に導く。 2019年株式会社M&A総合研究所に入社し、営業部門を統括する。 2020年取締役COO就任。

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  • 障害者雇用は経営課題だった! 経営視点×フレームワークで考える、これからの障害者採用とマネジメント
    -
    ■今、岐路に立つ「障害者雇用」の在り方を考える パーソルチャレンジ Knowledge Development Project による「経営視点に立った障害者雇用」。 本書では「障害者人材の採用とマネジメント」をテーマに、フレームワークを活用した施策やノウハウをお届けします。 民間企業の障害者雇用数が57万8292人、実雇用率が2.15%に達し、それぞれ過去最高を更新(厚生労働省「障害者雇用状況の集計結果」2021年1月発表)。障害者雇用は着実に進展し、二つの変化が起きています。 1)法定雇用率の段階的引き上げによる雇用数の「量的拡大」 統計調査では障害者全体の雇用数や実雇用率の伸び率は鈍化の傾向にあり、従来の採用・雇用施策では対応が難しくなりつつあることが窺えます。 2)はたらく障害者の「多様化」 これまで障害者労働市場の半数以上を占めてきた身体障害者の高齢化が加速。2018年に雇用義務の対象になった精神障害者の雇用が拡大しています。 この背景から、かつての社会的・道義的観点による雇用維持は難しく、これからは障害者雇用を「事業投資」と捉え、いかに価値貢献を生む取り組みに転換できるかに懸かっているといえます。 そこで『障害者雇用は経営課題だった!』シリーズに共鳴いただいた経営者からの「障害者雇用を戦略化する具体的施策も知りたい」「ノウハウをまとめてほしい」という要望にお応えし、本書では、これからの障害者雇用に必要なフレームワーク(考え方)をご紹介します。 ■主な内容 第一章 障害者雇用を「経営視点」から考えるとは、どういうことか 第二章 目的によって大きく変わる、障害者の採用とマネジメント施策 第三章 経営視点から考える、障害者の採用とは 第四章 経営視点から考える、障害者のマネジメントとは 付録 フレームワークから「課題」を見つけ「改善」につなげる方法 ■著者紹介 障害者雇用に取り組む全ての企業に有益な情報を「知識」として提供するため、障害者専門の人材サービス会社であるパーソルチャレンジ株式会社内に発足。企業や官公庁・自治体・独立行政法人などの顧客、パーソルグループの雇用設計に携わった知見を体系化し、広く一般化することを目的とする。
  • [図説]新規事業の座礁とリスタート 4つの視点/50のチェックリスト
    -
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 新規事業がうまくいかない理由はなにか? どうしたら挫折から回復できるか? その解決策を簡潔に図説! 問題を発見するための4つの視点を提示。 これを点検すれば問題解決にいたる具体的なチェック項目を提案。
  • 社長!こんな会計事務所を顧問にすれば あなたの会社絶対に潰れませんよ!
    -
    経営戦略、経営手法、マーケティングなど、 中小企業経営に関する書籍は多いが、 「財務戦略」に関するものは極めて少なく、 多くの中小企業経営者は財務に弱いのが実態である。 本書は経営計画や資金繰りをサポートする立場である 会計事務所に焦点を当てたもので、 財務戦略を適切にサポートしていくことによって、 中小企業の経営基盤が強くなることを示した。
  • イノベーションの再現性を高める 新規事業開発マネジメント 不確実性をコントロールする戦略・組織・実行
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ここ数年、日本ではこれまでにないほど、企業における「新規事業」や「イノベーション」の必要性が声高に叫ばれ、各社の意欲・関心が高まっています。企業は新たな事業の開発や創出に取り組み、次の柱を生み出すことができなければ、継続的な成長はもちろんのこと、現状維持すらも厳しい環境に立たされると言われています。  本書は、これまでに約2,500社、12,000の新規事業のプロジェクトやプラン・アイデアに携わり、業界トップクラスの新規事業開発支援の実績を持つ企業を率いる著者が、「事業を創る人や組織」をいかにして創り、継続的に成果を生み出すために必要な変革やマネジメントについて解説。数多くの事業の成長と成功、また失敗からも得られた実践的な知見と手法を、余すところなく紹介します。  著者は、「どの企業の、どのような状況にも当てはまる新規事業の成功法則や手法論は、存在しない」とした上で、「イノベーションは狙って起こすのではなく、それを阻害する要因を排除することで、中長期的にイノベーションが起きやすい環境や条件を整えることでしか、再現性を高めることはできない」と説きます。  中長期的な視点に立ち、このようなポテンシャルを備えた企業へと変革していくことでしか、「VUCA時代」とも言われる先行き不透明な状況で生き残ることができる経営を実現することは困難です。そのために企業はどうあるべきか、どうするべきかを考察し、その解決策を提示します。  企業経営者をはじめとして経営企画担当などのマネジメント層や、これから新たな事業を創出しようとするビジネスパーソンにとって、極めて示唆に富む一冊です。
  • 科学的に正しいチームメソッド30 メンバーが実力以上の力を発揮できるチームの作り方
    3.0
    オキシトシン、ドーパミン、セロトニン etc. はたらきがいは、ホルモンがつくる。 いつの時代も人材育成やチーム力の向上はホットなトピックです。 しかし、新しいチームビルディング手法や理論を試してみても、 なかなかうまくいかないという経験はありませんか? 「コーチングをしているのにうまくいかない」 「何をやってもチームがまとまらない」 「サーベイを実施してもエンゲージメントが上がらない」 このようなフレーズに心当たりのある方は、 やり方がまちがっているのかもしれません。 実は、生命科学の理論を知れば、なぜうまくいかない のかを理解し、問題を解決することができるのです。 人材育成の原理・原則を根元から理解して、 効果的なチーム作りを目指しましょう。 【こんな人におすすめ】 ・組織・チーム作りに携わる方。中でも、部下の育成に悩みを抱えている方。 ・中小企業の経営者、人事の方。スタートアップの経営者など。 【著者紹介】 鈴木泰平(株式会社ワークハピネス) 理系大学で分子生物学やタンパク質工学、エピジェネティクスなど生命科学を幅広く学ぶ。 「研究者になりたい」という志を持って入学したが、研究室の風土が合わず挫折を経験する。 「人は場の雰囲気や風土に大きく影響される」ということを強く実感し、組織開発に興味を持つ。 自身のバックボーンである生命科学のナレッジを生かした人材育成・組織開発の手法を開発、提供をする。自身の探求テーマは「生命の原理原則に 基づいた人材育成」「場に命を与える組織開発」 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • あなたの会社は原価計算で損をする 復刻版
    3.7
    「伝説のコンサルタント」の第一作 1963年、国が定めた会計の指針に反逆し、 管理会計の重要性を説いた話題書が復活! 原価を“経理の塔”から引っぱり出し、広く大衆のものにする方法論 今までの原価計算のやり方が、 いかにダメなものであるかを明らかにする―― 生きている経営に、 死んでいる原価計算を使うわけにはいかない。 (本書より)
  • 人事に役立つ ハラスメント 判例集50
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 労働施策総合推進法の改正により、2020年6月からパワーハラスメント対策が大企業の事業主の義務となります。それ以外の企業においても2022年には対策が義務づけられることになっています。ハラスメント対策を導入するにあたり、企業の担当者は、まずハラスメントとは何かを理解する必要があります。ハラスメントの理解に役立つ情報収集のひとつとして、ハラスメントに関する裁判の事例を読むことが挙げられます。 本書では、パワーハラスメントのみならず、セクシュアルハラスメント、マタニティハラスメントに関する重要裁判50件を収録しています。裁判について、事件の概要、判決の要旨を掲載し、加えて弁護士による判例のポイントを収録して、読者の理解を助けます。 収録判例は以下の通りです。 パワーハラスメントに関する判例・・・34件 セクシュアルハラスメントに関する判例・・・13件 マタニティハラスメントに関する判例・・・3件 この機会に、ぜひ本書をお手にとり、会社のハラスメント対策にお役立てください。
  • ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません・・・
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ひろゆき氏、絶賛! 「社会人なら、会計くらい知っておいたほうがよくない? 会社でそこそこ出世するにも必須の知識ですよ。」 再生回数1000万回! ! 大人気YouTuber会計士「初」の会計本! 「わり算」だけで楽勝♪ 会計のすべてが、ガチでわかる! ! ! 本書は、いままでに 「会計の本、むずかしくて読めん...」 とあきらめた方が、はじめて読み通せることをめざした 会計「超」入門書です。 ・P/L、B/S、C/Sってなに? ・損益分岐点? ファイナンス? IFRS??? 用語がナゾ... ・決算書のどこを読めばいい? ・あの会社って、儲かってるの? ・黒字だと経営は安心? ・FPとか、簿記、税理士などお金系の資格って人生に有利? など、いまさら聞けない「会社の数字」「会計知識」のことを 資格の学校TACの人気講師がぜ~んぶ教えます!
  • 大前研一 デジタル小売革命
    3.0
    【内容紹介】 流通・小売業界は、ECでは得られない「新たな価値」をデジタルシフトで創造せよ コロナ禍が引き越した幾度かにわたる緊急事態宣言によって、多くの小売店や流通各社が休業や時短営業を余儀なくされ、苦境にあえいでいます。一方、アマゾンをはじめとするEC各社の業績は絶好調であり、今後、流通・小売業界のデジタルシフトが一気に加速すると予測されます。また、データをフル活用したサブスクリプション・ビジネスという新しいビジネス形態も生まれています。 本書は、このトレンドを大前研一氏が国内外の様々なデータを基に分析し、日本の流通・小売業界が今後進むべき道を示すものです。また、デジタルシフトやサブスクリプション・ビジネスで先行する各社の経営者・担当者が自社の取り組みを語り、読者により具体的なヒントを与えます。 アフターコロナの流通・小売業界の戦略を考えるうえで、必読の一冊です。 【著者紹介】 [著]大前研一 (Kenichi Ohmae) 早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士を取得。日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、現在、(株)ビジネス・ブレークスルー代表取締役会長、ビジネス・ブレークスルー大学学長。著書に、『「0から1」の発想術』『低欲望社会「大志なき時代」の新・国富論』『「国家の衰退」からいかに脱するか』(共に小学館)、『大前研一 稼ぐ力をつける「リカレント教育」』、「日本の論点」シリーズ(小社刊)など多数ある。 【目次抜粋】 パート1 流通・小売業のデジタルシフト  第一章 デジタルシフトが加速する流通・小売業の最前線/大前研一  第二章 中国最大のリテイラー・京東集団の巨大な流通システムを支える取り組み/元・京東日本日本業務最高責任者 荒井伸二  第三章 物流をもっと簡単、シンプルに/オープンロジ代表取締役社長CEO 伊藤秀嗣  第四章 月額制で世界中のブランドバッグがあなたの手に/ラクサス・テクノロジーズ代表取締役会長CEO 児玉昇司  第五章 小売業界のゲームチェンジを地域コネクチティッドで勝ち抜く/サツドラホールディングス代表取締役社長兼CEO 富山浩樹  第六章 「料理人向けEC」のラストワンマイルを変革する/八面六臂代表取締役 松田雅也 パート2 サブスクリプション・ビジネス  第一章 サブスクリプションが変革するビジネスモデル/大前研一  第二章 サブスクリプション・ビジネスの勘所/テモナ代表取締役社長/佐川隼人  第三章 モノのサブスクリプション・ビジネスの実践結果と見えてきた本質/favy代表取締役社長 高梨巧  第四章 デジタルで加速する、ブリヂストンの「ビジネストランスフォーメーション」/元・ブリヂストン執行役員CDO 三枝幸夫  第五章 「定額住み放題」でつくる新しいライフスタイル/アドレス代表取締役社長 佐別当隆志/第六章 サブスクリプションだからこそ表面化する、お客様ニーズとの関り方/ななし取締役 小川紀暁
  • タックス・ヘイブン税制の実務と申告(令和3年版)
    完結
    -
    平成29年度の抜本改正に続き、平成30年度から令和3年度にかけて改正が行われたタックス・ヘイブン税制は、制度が非常に複雑になっただけではなく、課税対象が拡大され、これまで関係のなかった中小企業にも対応が求められるようになっている。本書は、制度解説からQ&A、事例を用いた申告書の記載方法までをわかりやすく解説した、企業の国際税務担当者から実務家まで必携のタックス・ヘイブン税制解説書の決定版!令和3年度の税制改正(法律・政令・省令)、令和3年4月1日現在の通達や国税庁Q&Aを取り入れた最新版。
  • 法人税等調査と修正申告(更正)の実務(令和3年改訂新版)
    完結
    -
    修正申告や更正の法的根拠、税務調査の実施方法・留意事項や、具体的な事例に基づく修正申告書作成に係る仕訳から別表四・五(一)等の処理までをわかりやすく解説した実務書です。 平成29年2月刊『法人税調査事例からみる修正申告(更正)の基礎知識』を改題して改訂。
  • P/Lは修正写真 ぶっちゃけ、キャッシュはどうなってるの?
    -
    決算書のしくみを理解して、キャッシュの残る経営を! 「P/Lは修正写真」とタイトルにつ け ましたが、「P/Lを使わない」という話 ではありません。 キャッシュ面から見ると「修正されている」ことを理解して、P/Lを見る、ということです。(本文より) 〈著者紹介〉 さとみ てつや らいふアドバンス株式会社 代表取締役 1963年 北海道生まれ。札幌学院大学卒業後、26年間の信用金庫勤務を経て2012年に独立開業。 FP(ファイナンシャルプランニング)業、法人コンサルタント業。 企業の財務改善や営業・広告戦略に携わった経験と、人事教育課長として人材育成を実践してきた経験により、幅広い相談に対応している。 東京農業大学(北海道オホーツクキャンパス)キャリア講座特別講師 地元商工会議所の講師・相談員のほか、消費生活相談員としても活動している。

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  • 2030年に勝ち残る日本企業
    3.1
    GAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)をはじめとする米国のテクノロジー企業や、いずれGAFAのような巨大企業に成長する可能性を秘めたベンチャー企業には、共通する特徴があります。次の三つのメガトレンドに準じたビジネスを展開していることです。 (1)データを制するものが未来を制す (2)業界の壁を越える(コングロマリット化) (3)ハード/ソフトではなく体験が軸になる そして、この三つのメガトレンドは、これから5年、10年と続くトレンドでもあります。(中略) 本書では、日本の主要な業界における三つのメガトレンドの影響を深掘りし、具体的に、「どのような企業が、どんなサービスを手がけているのか」「これから先、日本企業が生き残るためには、どのような対応や施策を行なえばよいのか」について、お話ししていきます。できる限り、日本企業の取り組みや事例も紹介しています。単に危機感を煽るような未来予測ではなく、グローバルなトレンドに乗って事業を成長させるための方策も示すことを目的としています。――本書「はじめに」より
  • 強くてうまい! ローカル飲食チェーン
    4.0
    地域に根差し堅調に営業を続けるローカル飲食チェーン。豚まんやカレー、おにぎり……メニュー自体の魅力に加え、創意工夫を積み重ねたサービスで、地元の期待に応える。コロナや震災、全国チェーン台頭などの逆境もハートとアイデアで乗り越えてきた。本書では、東北ローカルフードの代表格である福田パン(岩手)や、出張者も地元民も愛する551HORAI(大阪)など、「ローカルで繁盛している」「すごいビジネスの工夫がある」の2条件を満たすローカルチェーン7店を紹介する。かつて「秘密のケンミンSHOW」でリサーチャーとして全国各地のネタを集めた著者が現地で徹底取材。地元発だからできるローカライズ戦略、看板メニューを磨くワザ、店の稼ぎ頭(何で稼いでいるのか)など「売れ続ける理由」を探る。「おいしい!」と「すごい!」を同時に味わえるビジネス×ローカル・グルメ本。
  • 自由になりたきゃ「納税」しなさい! 「節税」が気になり始めたらまず最初に読む本
    -
    「税金を払いたくない」 経営者の皆さんからよく聞く言葉です。必ずと言っていいほど、いやもう誰もが口にする言葉です。 なぜ税金は払わないといけないのか、考えたことがあるでしょうか?  税金を払うことは悪ですか? 納税していない人ほど、税金の納付や国の施策に文句を言って、国全体がよくなることを考えない人が多いように思います。それはなぜか? 一人ひとりが心にゆとりがないからです。 自分自身が満たされていないのに、人を満たすことを考えるのは無理があります。 なので、大切なことはまずは自分がしっかり満たされていること。次に、自分の家族や身近にいる人を豊かにしていくこと。そして、その豊かさを広く波及させていくことを考えてほしいのです。 本書は「皆さんがわかろうとしない、見ようとしない現実を知ってもらいたい」と思ったことがきっかけで記しました。 税金を払うことを悪だと考える人たちができるだけ少なくなり、税金を喜んで払い、自分自身も豊かになる。 そして、自分たちが住んでいる国、広くは世界全体が幸福に、平和になってもらいたい。 そんな社会の実現を僕は切に願っています。 目次 はじめに プロローグ 僕が税理士を辞めた理由 そして財務コンサルタントに 第1章 こんな経営していませんか? 決算書が読めない経営者 昭和の価値観が会社を潰す 税理士に経営の相談をしてはいけない 利益はあるのにキャッシュはない? 「融資に強い」という言葉に騙されるな 第2章 風の時代に大切にしたい経営の心得 究極の節税は納税である 調子のいいときに調子に乗るな アウトプットしないインプットは意味がない 第3章 今からできる財務実践 決算書の読み方 経営者のための保険と投資の考え方 延命措置ではなく、根本から解決を! 会社の血液は「売り上げ」ではなく「キャッシュ」 第4章 経営者の声 人件費を抑え税金のコントロールができるようになりました 節約しながらも会社は強くなりました 経費削減をわかりやすく伝えられる方です 聞き慣れないお金の話がなぜかスッと頭に入りました おわりに 「経営者のゴールは社会貢献」 著者プロフィール 岡部 学(おかべ まなぶ) 財務コンサルタント 3つの会計事務所で実務経験を積む中で、帳簿の数字だけをみている税理士業務に違和感を持つようになる。税理士になることを諦めると同時に、多くの経営者が稼ぐことには注力するが、経費の節減または、合法的な社会保険や節税が苦手であることに気づく。その後、中小企業の経営者の苦手分野に寄り添った財務コンサルタントになる。 それぞれの経営者の状態に合った、独自の経費削減の提案を得意とし、コンサルティング件数は年間200社を超える。これまでに2500人以上の経営者の財務サポートを行う。 金融教育のない日本において、金融リテラシーの低い経営者が多いことが、健全な経営を阻み納税を拒むようになる姿勢に疑問を感じ、「納税して社会貢献する」をモットーに、経営者に寄り添ったサポートを行なっている。
  • Fail Fast ! 速い失敗が未来を創る――コロナ後を勝ち抜く36の視点
    -
    ■「誰よりも早い実行、それがイノベーションの源だ!」――オバマ大統領の一般教書演説に招待され、トランプ大統領から表彰され、バイデン大統領から会合への出席を要請された在米30年の実業家・藤田浩之。「米国の強みは実行力にある。早く失敗して、そのことから学び、成功につなげることが大事だ」と強調する。 学生時代は外交官を志すも挫折し、米国留学で人生は一変。米国で博士号を取得後、GE、スタートアップ企業を経て、MRIの基幹システムを製造するクオリティー・エレクトロダイナミクス(QED)社を2006年に創設。起業家・実業家として会社を大きく成長させ、医療機器業界の常識を覆し、モノづくりを通して米国社会の発展に大きく貢献する。 現在はキヤノンメディカルの最高技術責任者(CTO)、コロナ禍での厳しい状況下でも辣腕を振るう。コロナ禍のいま、実行力が欠如する日本を米国から憂い、在米30年の経営者としての経験を交えながら、先を見通せない新時代を勝ち抜くための発想を伝える。 [目次] はじめに 第1章 失敗に学び共有するリーダーシップ 第2章 強い生きた組織をつくるマネジメント 第3章 グローバル競争に勝つ脱日本型経営 第4章 世界で貢献できるリーダーの真髄 第5章 コロナ後の未来を担うモノづくりの原点 <著者略歴> 藤田浩之 (ふじた・ひろゆき) 1966年奈良県生まれ。1998年、米国ケース・ウェスタン・リザーブ大学(CWRU)物理学科博士課程修了、物理学博士。クリーブランド・クリニック・ヒルクレスト病院理事長。在クリーブランド日本国名誉領事。ゼネラル・エレクトリック(GE)を退社後の2006年、医療機器開発製造会社クオリティー・エレクトロダイナミクス(Quality Electrodynamics [QED])を創業。現在、社長兼CEO(最高経営責任者)。2012年、バラク・オバマ大統領の一般教書演説の際、大統領夫人貴賓席に日本人として初めて招待される。オハイオ州立大学、沖縄科学技術大学院大学、クリーブランド管弦楽団、クリーブランド財団、米日協会などの理事も兼任。2019年11月1日付けでQED株の持分70%をキヤノン株式会社に売却し、キヤノンの連結子会社化と同時に、キヤノンメディカルシステムズ株式会社CTMR事業統括部CTO(最高技術責任者)に任命される。著書に『道なき道を行け』(小学館)がある。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『Fail Fast ! 速い失敗が未来を創る――コロナ後を勝ち抜く36の視点』(2021年8月18日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
  • 優しい社長が会社を潰す
    3.3
    創業4年で上場、すでに2000社以上の会社が導入し、「いま、もっとも人と組織を成長させる」と話題の組織マネジメントノウハウ「識学」。しかし、たとえば「部下のモチベーション管理をするな」「上司は部下ともっと距離を取れ」といったその教えは、これまでの常識とは正反対の部分もあるため、新たに識学が導入された組織では反発や不安が生じることも少なくない。 本書は、そうした「識学」を早い段階で導入したある企業が、社員や上司、ときには社長自身の心理的な反発や不安を一つずつ解消しながら、機能不全に陥っていた組織の再生を成し遂げ、危機を克服していく様子を描いたビジネスノベルである。 どのようにネガティブな反応が解消されていくのか、実際にはどのように組織が生まれ変わっていくのか、物語の形で擬似体感ができる。 なぜ、優しい社長が会社を潰してしまうのか? 本書を読むことで、その答えがおのずから明らかになる。
  • 税理士のための保育所の会計・税務・経営サポート~社会福祉法人・学校法人・NPO法人・株式会社等の留意点~
    -
    保育所に関する会計・税務について、法人種別(社会福祉法人・学校法人・NPO法人・一般社団法人・株式会社等)ごとの違いや留意点をわかりやすく整理して解説。設立支援や補助金申請など、経営サポートの実践的な方法も掲載。

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  • 図解 人事・労務の基本と実務
    -
    図解・チャートを“見て”全体像がわかり、解説を“読んで”実務的なポイントがつかめる、立体構成による法律の基本書。関係者で協議・検討するうえで共通認識を持ち、見落としがちな問題点を見つけるためのツールとしても最適

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  • M&A・組織再編の人事 トランスフォーメーションを達成するために
    5.0
    ◆合併・統合と組織トランスフォーメーションを同時に実現。デューディリジェンスからPMI(合併後の統合プロセス)まで、国内外を問わず必要なことが1冊でわかる! ◆M&Aの人事について実務者の視点から解説する網羅的なテキスト。国内とクロスボーダー、デューディリジェンスからPMIまでカバー。統合とともに組織をどうトランスフォーメーションするかという今日的な視点を入れる。 ◆日本企業がかかわるM&Aは、海外市場への進出・拡大や規模の経済の獲得を目的として、積極的に行われるようになってきた。またM&Aと同時に「組織のトランスフォーメーション」を実施する案件が増えている。 ◆本書は日本最大級のコンサルティング企業であるデロイトトーマツコンサルティングが、多種多様なM&A人事案件のサポートをしてきた知見を生かして解説する。
  • 令和2年4月改訂 これだけはおさえておきたい 相続税の実務Q&A
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「民法相続」「相続税申告」「相続税対策(事前・事後対策)」の3部構成により、相続税実務において必要な事項をQ&Aで詳解。民法(相続編)の改正事項、それに伴い新設された配偶者居住権・特別寄与料に対する課税関係、土砂災害特別警戒区域内にある宅地の評価の新設など、実務上重要な改正を収録。

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  • 令和3年7月改訂 詳解 小規模宅地等の課税特例の実務
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 複雑さの増す「小規模宅地等の課税特例」の規定について、その理解の基礎となる条文や通達等の解説から、実務において必要となる応用的項目まで詳解。「特定事業用宅地等の範囲の見直し」など近年の改正項目を追加し、豊富な事例と過去の判例・裁決事例を交えて徹底的に詳解解説。

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  • フィロソフィー経営―――ロイヤリティが生んだディップ急成長のドラマ
    4.0
    広末涼子、上戸彩、AKB48、乃木坂46ら著名なタレントをCMに起用。「バイトル」「はたらこねっと」などのサービスを展開し、またたくまに人材サービス大手へと急成長を遂げたディップ。今や「労働力の総合商社」を掲げるディップ飛躍の理由は「人が全て。人が財産」とうたう同社の経営理念にあった。
  • 監査法人の原点[新装改訂版]
    -
    公認会計士はいかなるときも正しくあれ 公認会計士の仕事とは、 企業の決算書が会計基準に基づき、 適正に作成されているか否かについて 監査意見を表明することであり 企業の信用を担保する重要なものである。 ---------------------------------------- 著者は、一橋大学経済学部卒業、公認会計士第二次試験合格後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)、太陽監査法人(現太陽有限責任監査法人)を経て、2008年に監査法人アヴァンティアを設立。太陽監査法人時代にさまざまな業界の企業を担当することで培った経営全般の知識をもとに、企業が目指す未来戦略について実現可能性を正確に分析、将来の企業価値を予測し支援することで多くの企業を成長に導いてきました。 また、慶應義塾大学環境情報学部准教授、千葉大学法経学部講師を歴任し、現在は、独立行政法人大学改革支援・学位授与機構監事、東プレ株式会社(東証第一部)社外取締役、都築電気株式会社(東証第一部)社外監査役、一橋大学大学院経営管理研究科講師と活躍の場を広げています。 本書では、公認会計士の多くが官僚主義的に監査業務をこなすだけになっている現状に疑問を呈し、企業を育むパートナーとしての公認会計士のあるべき姿を提示します。

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  • 怖がりさんほど成功する自宅起業
    3.5
    著者は日本におけるスコーンの製造・販売の第一人者です。 主婦で起業し、皇室や英国大使館への納品、「楽天スコーンランキング1位」「Casa BRUTUS スコーン特集1位」を成し遂げました。 成功までのさまざまな体験に基づく自宅起業のマインドと経営指南を綴った本書は、「自宅で起業してみたいが、ちょっと(かなり?)不安」な主婦に向けた親身で実践的なノウハウを豊富に掲載した実用書です。 〈たとえばこんなことが分かります〉 ★「怖がりな倹約」がもたらす主婦の「安心・安全」な起業 ★自宅を起点にできる仕事 ★家族の暮らしに目が届く……育児と介護の両立 ★試そう! あなたの商品は売れるの? ★体力温存・時間・経費・材料の削減リスト作り ★「怖がり経営者」が怖がる言葉対策 「旦那さんはいいって言ったの?」
  • 稲盛と永守 京都発カリスマ経営の本質
    3.6
    京セラ、日本電産、ローム、村田製作所、オムロン、堀場製作所――。なぜこれらの京都企業はユニークな発想で経営を推し進めているのか? 本書は、小企業を世界に冠たる大企業に育てたカリスマ経営者である稲盛和夫、永守重信を比較し、両者の強み、共通点、限界を明らかにするかつてない比較経営者論です。  第I部では、リーダーとしての人間的魅力とその背景を取り上げます。第II部では、両者のビジネスモデルを解明し、共通点と強みを明らかにします。終章では両者の夢と限界について述べます。  二人とも、グローバルに活躍していること、B2B企業として世界トップシェア事業を数多くもっていること、未来創造に向けて自社にとどまらず幅広く種まきをしてきたことなど、数々の共通点があります。二人とも、独自の経営哲学と経営手法を確立している点でも共通しています。稲盛の場合は「フィロソフィ」と「アメーバ経営」。永守の場合は「3大精神」と「3大経営手法」。ただ、それらの中身をよく知れば知るほど、両者の経営モデルの本質がぴたりと重なり合うことに驚かされます。そこで本書では、両者の経営モデルを「盛守経営」と呼ぶことにし、以下の3つの共通点を明らかにします。 (1)「志」から出発していること。(2)30年先、50年先といった長期目標を立てるとともに、短期的に結果を出すことにこだわり続けること。(3)人の心に火をつけること。  本書は、両者を比較することで、日本が最も大事にすべき経営の姿を明らかにします。
  • マッキンゼーが解き明かす 生き残るためのDX
    3.7
    ITシステムの導入を最終目的にしたDXは、もうやめましょう。 企業文化変革に成功し、ビジネスモデルを転換するなどして、企業価値を高めるに至った日本企業は、数パーセントに過ぎません。新しいソリューションを導入することや、レガシーシステムを刷新すること、つまり旧来からある「IT化」が目的化しているためです。 この10年で成長したGAFA、BATHなどのデジタルネイティブ企業は、一気に顧客を囲い込み、産業構造までも変えてしまいました。まだ当分、脅威が感じられない、という業界もあるかもしれません。しかし、来るべき脅威の波に備えて、古くなってしまった企業の常識をいまから変革していかないと、危機が来てからでは、間に合いません。 10年後、現経営陣は会社にはいません。あなたが会社の経営を任され、ある日突然、危機が訪れたら、あなたは会社を変革できるでしょうか。 本書は、DX成功の要諦をWhy、What、How、そして、あなた自身が何をすべきなのか、という構成でまとめ、これまで年間1200社のDXに携わってきた経験から培ったマッキンゼーのノウハウを、惜しみなく詰め込んでいます。 10年後の自社を救うのは、あなたです。
  • AX(アジャイル・トランスフォーメーション)戦略―次世代型現場力の創造
    値引きあり
    3.5
    「アジャイル」はアマゾンやグーグルといった急激に成長してきたテクノロジー企業が、製品・サービス開発に用いている手法であり、短期間でトライアンドエラーを高速回転で繰り返しながら完成度を高めていくものである。 変化していく局面局面に応じて機敏に反応し自律的に判断し、物事を先に進めていくというアプローチである。 この手法自体はテック企業の製品・サービス開発に限定されたものではなく、営業変革や事業開発、コスト削減など、企業の事業運営自体にも活用できるツールである。 すでに欧米では「アジャイルであること」は生存の必要条件となっており、顧客の変化に対応し自らも柔軟に変化し続ける企業が勝者として生き残り、そうでない企業の淘汰が進んでいる。 日本では、決められたことを正しく進めることが良しとされ、変化に対してどのように対応すればいいかわからず思考停止に陥ってしまうか、状況がまずいことはわかりつつも様子を見ようとするだけで、対応が後手後手に回ることが多くなっているようだ。 「アジャイル」はこのような状況を打破するための強力な手法であり、業種を問わず、イノベーションや企業変革における活用例において、欧米での成果は枚挙にいとまがない。 本書は海外におけるそれらの数多くの学びから、「アジャイル」の活用方法を実践的なガイドブックとしてまとめたものである。社会・消費者の変化に直面している日本企業が、現場レベルで自ら加速し、生まれ変わるための指南書として大いに役立つものとなるはずである。
  • AI分析でわかった トップ5%リーダーの習慣
    3.9
    7万部突破『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』の著者による最新刊! 人間の行動・思考からAIが導き出した「トップ5%リーダーの共通点」を公開。 「科学的なのに、血の通ったリーダー論」が、いま明かされる! 本書で紹介している「トップ5%リーダー」は、 人事評価でSS級の評価を出し続けている人材です。 しかし、能力や学歴が優れているわけではありません。 実は、 ・歩くのが遅い ・メンバーにかなわないと思っている ・メンバーと「情報」よりも「感情」を共有する ・人からチャンスをもらう ・弱さを出して人脈を広げる ……など、意外な特徴を持っています。 そして、 「メンバーの働きがい」と「組織の成長」 の両立を目指し、実現しています。 そんなトップ5%リーダーのノウハウについて、 さまざまな企業で汎用性を検証したところ、 トップ5%リーダー以外の人でも再現できることがわかりました。 本書は、そのエッセンスを共有することで、 「悩めるリーダーのショートカット本」になることを目指しています。 ぜひ、トップ5%リーダーの習慣を真似して、 目指す成果を実現いただければと思います。 【こんな方にオススメです】 ・メンバーといい関係を築きながら結果を出したい ・ハイパフォーマーとして結果を出していたが、リーダーとしての結果に伸び悩みを感じている ・仕事の基本を改めて確認したい ダイヤモンドオンラインで紹介!(2021/11/13)
  • 事業承継・相続で困らない自社株対策超入門―――相続税・贈与税の基礎知識までわかりやすく解説
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    これ一冊で自社株対策の基本がスッキリと理解できる! 中小企業の経営者をターゲットに、 事業承継・相続を見据えた自社株対策を紹介する入門書。 自社株とは何か、自社株の評価方法、譲渡の仕方、 後継者へのスムーズな経営権の移譲など全般的な知識が得られる。 ■目次 第1章 事業承継がうまくいかないのは自社株を理解していないから     親族内、親族外、M&A 事業承継の3つのカタチ     自社の承継対策を行わなかったら、どうなるのか?     ほか 第2章 事業承継対策の前に知っておくべき自社株のキホン     自社株はどのように発行するのか     トラブルを回避する種類株式の知識     ほか 第3章 事業承継で損をしないための自社株対策のポイント     定款を戦略的に見直せば、有効な自社株対策になる     事業承継は相続税を見据えて対策を打つ必要がある     ほか 第4章 後継者の経営権を守る事業承継対策のポイント     経営権の承継は税金対策より重要     後継者の解任防止のためにも定款の見直しは重要     ほか 第5章 事業承継に関係する相続税、贈与税の基礎知識     事業承継税制を利用すると、相続税・贈与税の納税が猶予される     事業承継税制の特例措置の適用を受けるための手続き     ほか ■著者 伊藤俊一(イトウシュンイチ) 1978年愛知県生まれ。慶應義塾大学文学部入学。身内の相続問題に直面し、一念奮起し税理士を志す。 税理士試験5科目試験合格。一橋大学大学院国際企業戦略研究科経営法務専攻修士課程修了。 現在、同博士課程(専攻:租税法)在学中。 都内コンサルティング会社にて某メガバンク本店案件に係る 事業再生、事業承継、資本政策、相続税等のあらゆる税分野を担当。 特に、事業承継・少数株主からの株式集約(中小企業の資本政策)・相続税・土地有効活用コンサルティングは 勤務時代から通算すると数百件のスキーム立案実行を経験、 同業士業からの相談件数は40,000件(令和3年4月1日現在)を超える (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
  • 日本人の買物を変えた「コストコ」がなぜ強いのか
    3.0
    会員制ホールセールクラブ「コストコ」、それは持続可能なビジネスモデルとして注目されている。 1継続的に利益をもたらす会員制 2高価値を低価格で提供する絶妙なマーチャンダイジング 3シンプルで美しいロジスティクス 4細部を見逃さないコスト節減の「デリート志向」。そして従業員を大切にする「思いやり経営」。 海外の小売業が続々と日本進出を果たしては苦戦を強いられる中、なぜコストコは日本人をも魅了するのか。 本書ではこれまでのアメリカ小売業の歴史にふれつつ、最新のデータを元にコストコの強さを徹底分析する。 (※本書は2012年6月26日に発売し、2021年8月20日に電子化をしました)
  • セブン-イレブンの「物流」研究 国内最大の店舗網を結ぶ世界最強ロジスティクスのすべて
    3.5
    なぜ、セブン-イレブンには、「必要なものが、必要なときに、必要なだけ揃っているのか?」―国内最大の店舗網を持つセブン-イレブンの「単品管理」を支える、陰の主役「物流」の全貌を解剖する。 目次 0章 プロローグ‐セブンイレブンの屋台骨を支える「物流」 1章 セブンイレブン「物流」の基本コンセプト‐関係者全員の共存共栄を図った仕組み 2章 最重要政策「共同配送」の発送過程‐その歴史はセブンイレブンの物流史そのもの 3章 「共同配送センター」の全貌‐安定した店舗運営を実現する強力なサポート機能 4章 「物流」と「情報システム」の連携‐両輪で支える「需給管理」(DCM) 5章 セブンイレブンの「物流危機管理」‐2011.03.11東日本大震災への対応 (※本書は2013年3月27日に発売し、2021年8月20日に電子化をしました)
  • 図解入門ビジネス 最新コーポレートファイナンスの基本と実践がよ~くわかる本[第2版]
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 マーケティングや投資、事業評価、M&Aなどに関わるビジネスパーソン、ビジネススクールで学ぶ学生・ビジネスパーソンを対象に、コーポレートファイナンスの全体像をわかりやすく解説した入門書。
  • 責任あるAI―「AI倫理」戦略ハンドブック
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    「暴言」を吐くAIチャットボット 「人種差別」をする犯罪予測AI 「男女差別」をする人材採用AI・与信審査AI…… AIの「暴走」をどう防ぐか? 「技術」「ブランド」「ガバナンス」「組織・人材」 4つのアプローチで「責任あるAI」を実現する 「責任あるAI」のベースにあるのは 「人間中心」のデザインであり、人間が意思決定の中心となることである。 「責任あるAI」実現のために守るべき規範が「AI倫理」である。 【主要目次】 Part1「責任あるAI」「AI倫理」とは何か? ●なぜ今「責任あるAI」が重要なのか?  ・デジタルツインの波とAI  ・労働生産性におけるAIの貢献  ・意思決定におけるAIの役割  ・加速するAIへの法規制 ●求められる「AI倫理」とは?  ・アシモフの「ロボット工学原則」と抜け穴  ・AIのガイダンス制定の世界的な流れ  ・「責任あるAI」と5つの行動原則「TRUST」 ●AIの潜在的リスクに備える4つの観点からのアプローチ  ・AIに混入する潜在的リスクとは?  ・各産業分野におけるAI適用と考えうるリスク  ・AIの導入・定着のために求められる施策とは? Part2「責任あるAI」を実践する4つのアプローチ ●技術のリスクを防ぐアセスメントの方法  ・AIの開発プロセスで忍び寄るリスク  ・リスクを表面化させるアルゴリズム・アセスメント(AA)とは? ●ブランド価値を守り、高めるESGアプローチ  ・ESGによるブランド価値の創出・向上  ・AI開発においても無縁ではない「環境」意識 ●ガバナンスにおける効果的な「火消し」の方法  ・AIガバナンスのロードマップ  ・日本企業で導入が広がるAIガバナンス ●組織・人材に「AI倫理」を根付かせる  ・研修プログラムとコミュニケーション  ・具体的事例を用いた演習  ・リーダー企業になるためのチェックリスト

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