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2006年、顧客満足度に関わる5つの調査項目すべてにおいて競合2社に惨敗状態。新聞や経済誌は「ドコモ一人負け」「巨人の凋落」と書き立て、「お客さまへの対応が不十分」「ブランドがおかしくなっている」「解約率が高い」「成功体験に基づく傲慢な風土がある」など、まさに酷評が酷評を呼ぶ状態でした。依然、国内シェアトップではあっても解約率は高まる一方。ドコモは、かつてない厳しい事態に追い込まれていました。
そこからわずか4年―。
2010年ドコモは顧客満足度のもっとも高い携帯電話サービス会社となりました。
いったいドコモに何が起こったのか?
本書は2007年7月から2010年6月までの3年間、ドコモの「特別顧問」としてマーケティング変革を推進した著者の目から見た、NTTドコモの変革の軌跡であり、と同時に、心を動かし、人を動かし、そして会社を変えるマーケティングの神髄と技術を実際に行われた事例を重ねながらお伝えしていきます。
実際、ドコモを変えたのは、マーケティング変革でした。それによりドコモは、圧倒的なお客さま志向の会社へと変身していったのです。
自分の会社を変えたい、今働いている組織をなんとか良くしたい……そう思っているすべてのビジネスパーソンに読んでいただきたい一冊です。
Posted by ブクログ 2019年01月19日
具体的な経験を用いて、巨大企業ドコモのマーケティング戦略(ひいては会社の経営戦略)を変えてきたのが実話をふんだんに取り込みながら説明していて非常に興味深い。
これを特別顧問という立場から支えたのが、外資系企業であるコカコーラの会長というのも興味深い。
マーケティングというと営業戦略の一環とかプロモ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月27日
ドコモの外からやってきた魚谷さんが、おかしいと思ったことをどんどん改革していった記録のような本です。実際に中にいたら言いづらいことも外からの人だからこそ言えたのかもしれません。新規0円は既存の顧客を軽視しているというのは確かにそうだと思います。未だにどのキャリアもやっていることですが、新規契約者数で...続きを読む
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