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エグジットの巧拙が経済活性化策の成否を分ける!
法務とファイナンスの第一人者が実践的に解説する、
スタートアップ買収成功のカギ。
スタートアップが経済成長の原動力であるイノベーションの源泉であり、社会課題解決に貢献する「新しい資本主義」の担い手と期待されるのは、(1)研究成果の事業化機会の提供、(2)新たな投資機会の提供、(3)新たな技術・事業モデルの獲得機会の提供、(4)社会規範・価値観の更新機会の提供等、資本主義社会にダイナミズムを付加する社会的な使命を持つからだ。
本書は、資金を受ける起業家と、ベンチャー・キャピタルなど投資家、買収を行う企業との関係に着目。株式公開(IPO)と事業売却(M&A)という2つのエグジットのうち、特に後者をいかに設計し、シナジーの創出による経営効率や生産性の向上等、効率的なスタートアップ・エコシステムを構築・維持するか、最新事例をもとに解説。バリュエーションからストラクチャ、PMIに至るまで、実務上のポイントを明らかにする、関係者必携の一冊。
Posted by ブクログ 2023年09月17日
事業会社が一般的な会社(事業が既に確立している会社)相手と同じ感覚でスタートアップ買収をやると失敗しますよ、という内容の、実務経験に基づいた指南書。自分にとっては、難し過ぎず、簡単過ぎず、丁度よい塩梅だった。
森濱田松本法律事務所の3名とSMBC日興証券2名の共著だが、執筆分担の切れ目を感じないく...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月11日
編著にJ-KISSを共同草稿した増田雅和氏が名を連ねているゆえに本書はM&A実務の最前線であることには間違いない。他方で、誰向けの書籍であるかというと説明が難しい。冒頭は大企業やCVC向けのスタートアップ買収ノウハウかと思いきや、中盤以降はリーガルテクニック面を詳述した実務が続く。かといって...続きを読む
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