作品一覧

  • 新規事業撤退力を高める
    3.5
    1巻2,200円 (税込)
    「もったいない」「批判が怖い」「できれば先送りしたい」……? 新規事業の「良い撤退」が、次の新規事業の成功につながる! 日本企業は、新規事業からうまく撤退できているとは言い難い。 進捗が芳しくない状態でも、経営陣は「推進チームが頑張っているのでもう少し様子を見たい」 「ここでやめるのはもったいない」と撤退の議論を後回しにし、現場の推進チームも強い責任 感から頑張りすぎてしまう。 その結果、適切な撤退ができずに傷口を広げる、あるいは貴重な人材を成功可能性の低い戦線に 貼り付けてしまうことになる。 必要な撤退を決断し実行に移すことが、結果的により多くの新規事業の着工につながっていく。 長年にわたり多くの企業の新規事業構築を支援してきたBCG日本共同代表・内田有希昌が、「良い撤退」 を進めるためのプロセスを解説。 新規事業にとどまらず、既存事業を含めた幅広い撤退判断に応用可能な視点も提供する。 【主な内容】 PART 1 新規事業撤退の全体像を確認する  悪い撤退、良い撤退/なぜ撤退せざるを得なくなるのか/なぜ撤退は難しいのか  撤退には意義がある/撤退にはどのようなタイプがあるのか/新規事業撤退プロセスの全体像 PART 2 良い撤退に向けたプロセス  ステップ1: 意思決定/ステップ2: 実行/ステップ3: 振り返り PART 3 新規事業撤退力を高めるアクション  撤退巧者企業に見られる3つのアクション群  撤退への自社のスタンスを明確にしつつ、社員に浸透させるアクション  正しい意思決定をするためのアクション/速やかな実行を実現するためのアクション PART 4 新規事業撤退力を広く援用する  どこに活かしていけるのか/R&Dの撤退に活かす/商品・サービスの撤退に活かす  既存事業の撤退に活かす/公的撤退に貢献する
  • 新規事業着工力を高める
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    モバイルインターネット、コンビニ、キャッシュレス決済・・・・・・ 日本企業には「立ち上げ」のポテンシャルがある! 方針設定~意思決定までの定石と新規事業成功への18の要諦 新規事業の成功数=「A:適切に始める新規事業数」×「B:成功確率」 「着工ステージ」での意思決定が新規事業の成否を決める 日本企業は新規事業が下手なのか? 新規事業への挑戦、着工が減っていることが問題なのではないか。 より多くの打席に立つ、すなわち新規事業への挑戦の回数を増やすために、 どうすれば「新規事業着工力」を上げることができるか。 本書では、まず「新規事業とは何か」を掘り下げ、その定義について整理する。 そして、新規事業に関して取り組みのプロセス全体を俯瞰し、全体像を明確にする。 その後、新規事業全体プロセスの最初のパートである「着工ステージ」で何をすべきか、 どのような定石やベストプラクティスがあるのかを追って、 「新規事業着工力」を高めるためのコツ、留意点やヒントを提供する。 日本企業の中で「やってみなはれ」が連呼され、新規事業が着工されるカルチャーが強まり、 それを若い世代が引き継いでいければ、日本の未来は明るくなる。 「着工ステージ」の5つのフェーズ フェーズ1:方針設定――目的、ゴールを設定する フェーズ2:事業アイデアの探索・幅出し――6つの定石的アプローチ フェーズ3:ショートリスト化――評価基準、ものさしを設定する フェ-ズ4:事業化詳細検討――事業プランに必要な要素を確認する フェーズ5:意思決定――意思決定するのは「着工するかどうか」

ユーザーレビュー

  • 新規事業着工力を高める

    Posted by ブクログ

    新規事業着工力を高める
    著:内田 有希

    企業の中で新規事業企画・推進チームがマネジメントから「やってみなはれ」という単語を十分に引き出せていないし、マネジメントも「やってみなはれ」と言い切っていないのではないか。その背景には、企業の、組織としての「新規事業着工力」が上がっていない、もしくは、下がっていることがある。

    本書は、新規事業への挑戦の回数を増やすために、どうしたら「新規事業の着工力」を上げることができるか、を中心テーマに据えて、日本企業の新規事業の成功事例数を増やすためのヒントを提示しながら、以下の3章から構成されている。
    ①新規事業の全体像を確認する
    ②「着工ステージ」各フェーズ

    0
    2024年07月09日
  • 新規事業撤退力を高める

    Posted by ブクログ

    撤退について特化して書かれた本。著者も書いているが、意外となかった撤退本。けど、自分の所属している企業も含め、多くの企業が撤退の仕方には苦労しているのではないかと思う。自身もそんな企業の経営企画にいるものとして、参考になることが大変多かった。せんみつ、と言う以上、やめ方を決める、当たり前だけど、それが用意されていない。
    非常に示唆の多い1冊だった。
    あえて注文を付けるとすれば、撤退基準の事例をもう少し提示してほしかった。結局、ここがなかなか作れない、、、

    0
    2025年10月13日
  • 新規事業着工力を高める

    Posted by ブクログ

    日本は果たして新規事業が苦手か。否。打席に立つ回数が少ないだけと著者は考える。新規事業の実行者とGOサインを出す意思決定者の両視点から議論。企業における新規事業は、使えるリソースが既に多くある点が強いが、スタートアップ側はスピード感を出せる点や既存事業とのカニバリゼーションを考えなくてよい点などでメリットがある。新規事業と既存事業は分ける。新規事業の社内の壁を超えるのにマネージャの協力が必要。新規事業は全力で進めるべきだが、ここまでのラインは決め、決断したら撤退も素早く。ゴッドファーザー、ゴッドマザー役が必要。

    0
    2024年05月20日
  • 新規事業着工力を高める

    Posted by ブクログ

    BCG(ボストンコンサルティンググループ)の内田さんによる新規事業マニュアル。よくまとまっている。新規事業を任されたなら、あるいはやりたいことがあるなら手元においておきたい本。

    特に経済的な豊かさを手に入れたい野心的な人たちにオススメ。新規事業は多産多死の世界である。できれば若いうちからたくさん経験して起業していってほしいと願う(起業マニュアルとしては「起業原論」がオススメ)。でないと日本は「年寄り向け市場」一色に染まってしまう。

    これから10年で労働価値がAIの進化で激減して大企業中心にリストラと倒産が状態化する可能性が高い。吐き出された日本の労働者らは膨れ上がる介護、病院市場に大移動す

    0
    2024年02月07日
  • 新規事業着工力を高める

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    BCGによる新規事業本。読書途中だが、整理されており読みやすい。新規事業の着工を増やしていくためのエッセンスが書かれた本
    整理は有意義だが、一般論が多いのはやむを得ないかもだが、少し残念。

    メモ
    ・新規事業とは何か、幅やばらつきが非常に大きい部分。新規事業の最大障壁の一つが関係者間の認識のばらつき、理解不足や誤解の存在ともいえる
    ・新規事業のタイプ分け 軸
      顧客・市場軸(アンゾフ)
      既存事業からの距離軸(進化・飛躍)
      ビジネスポテンシャル軸
      時間軸
      既存事業への影響
      事業の想定難易度

    ・新規事業の成功数=適切に始める新規事業数✖︎成功確率
    ・事業面での目的
      企業

    0
    2024年01月21日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!