内田有希昌のレビュー一覧
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新規事業着工力を高める
著:内田 有希
企業の中で新規事業企画・推進チームがマネジメントから「やってみなはれ」という単語を十分に引き出せていないし、マネジメントも「やってみなはれ」と言い切っていないのではないか。その背景には、企業の、組織としての「新規事業着工力」が上がっていない、もしくは、下がっていることがある。
本書は、新規事業への挑戦の回数を増やすために、どうしたら「新規事業の着工力」を上げることができるか、を中心テーマに据えて、日本企業の新規事業の成功事例数を増やすためのヒントを提示しながら、以下の3章から構成されている。
①新規事業の全体像を確認する
②「着工ステージ」各フェーズ -
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BCG(ボストンコンサルティンググループ)の内田さんによる新規事業マニュアル。よくまとまっている。新規事業を任されたなら、あるいはやりたいことがあるなら手元においておきたい本。
特に経済的な豊かさを手に入れたい野心的な人たちにオススメ。新規事業は多産多死の世界である。できれば若いうちからたくさん経験して起業していってほしいと願う(起業マニュアルとしては「起業原論」がオススメ)。でないと日本は「年寄り向け市場」一色に染まってしまう。
これから10年で労働価値がAIの進化で激減して大企業中心にリストラと倒産が状態化する可能性が高い。吐き出された日本の労働者らは膨れ上がる介護、病院市場に大移動す -
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ネタバレBCGによる新規事業本。読書途中だが、整理されており読みやすい。新規事業の着工を増やしていくためのエッセンスが書かれた本
整理は有意義だが、一般論が多いのはやむを得ないかもだが、少し残念。
メモ
・新規事業とは何か、幅やばらつきが非常に大きい部分。新規事業の最大障壁の一つが関係者間の認識のばらつき、理解不足や誤解の存在ともいえる
・新規事業のタイプ分け 軸
顧客・市場軸(アンゾフ)
既存事業からの距離軸(進化・飛躍)
ビジネスポテンシャル軸
時間軸
既存事業への影響
事業の想定難易度
・新規事業の成功数=適切に始める新規事業数✖︎成功確率
・事業面での目的
企業 -
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新規事業の定義「既存の事業にはない新しい要素が含まれている、既存事業からは距離のある事業」
事業アイデアの基本=「誰に」「何の価値を」「どのようなビジネスモデルで」提供するのか
事業化詳細検討=事業性の初期検証、収益計画の策定、必要資源の特定、想定リスクと対応策の特定、実際に事業を遂行するための推進体制、事業展開のロードマップ、当面のアクションなどを明確にしていく
アイデア出しの定石的アプローチ
①ニーズから発想する
アンメットニーズや、ペインポイントを探す
カスタマージャーニーを使って顧客の体験を確認する
②シードから発想する
③川上、川下領域での機会を再確認する
④環境変化、ト