TL小説作品一覧
-
4.4
-
4.3
-
3.4
-
3.6SNSでは華やかな女性を装いつつも、本当は地味系女子の琉衣・25歳。そんな彼女がある朝目覚めたら、隣には見るも美しき裸の青年が! それだけでも大ごとなのに、彼――賢一郎は「君の処女はいただいたよ」「僕たちは婚約したんだ」と宣言してきて!? しかもこの美青年、琉衣が勤める大手リゾート企業の新社長らしく……。そんな完璧でいかにも引く手あまたな男性なのに、彼は何故か懐いた子犬よろしく琉衣の家に押しかけて同居生活。先の一夜は過ちとして、また上司と部下の線引きのためにもHは無しと約束させたけれど、まるで新婚夫婦のような生活に、こっちの心臓がもちません!? ※サイン版との重複購入にご注意ください
-
4.2――待っておいで、君はもうすぐ私のものになる。 田舎の修道院で貧しくも清らかに育ったアンジェは、 突然、義兄と名乗るヘデン侯爵クリストファーに引き取られる。 神々しいまでに美しい義兄に溺愛されるうちに 徐々に心惹かれていくアンジェ。 だが、血が繋がらないとはいえ世間では近親婚は禁忌。 思い悩み距離を置こうとする彼女を、クリストファーは激しくかき抱く。 「君が好きなんだ。この憐れな義兄を助けてくれ……」 執拗に愛撫され何度も彼を受け入れるうちに、 アンジェの倫理観もやがて崩れ去り――。 完全無欠の若き侯爵×純真無垢な義妹、背徳と策略が少女をからめとる――。 【目次】 プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 エピローグ あとがき
-
4.4OLの市橋真衣はリゾート地のホテルで神楽智章と知り合い、一夜を共にする。住む世界が違う人だと連絡先も教えずに帰宅したが、智章は取引先の会社の副社長だった。真衣を捜しだし、祖父のために婚約者のふりをしてくれと頼んでくる智章。彼の真摯な態度に思わず引き受けた真衣に、智章は当然のように彼女との同棲を決め、甘く誘惑をする。「あの夜から君が忘れられなかった」元から彼に惹かれていた真衣は、嬉しくも心乱れて!?
-
-
-
3.6来生美冬は闇金に連れていかれた母を救うため、苦渋の末、解雇された勤務先のホテルの新CEO、京極建に勧められていた愛人契約を受け入れる。建はベッドで美冬を卑猥な言葉で責めるも、彼女が未経験だと知ると優しくなった。「君の躰はまるで私のためにあつらえたようだな」情熱的な建の愛撫で快楽に溺れる美冬。建は「妻にするために買ったんだ」と明かして結婚に愛情は必要ないと言う。彼に惹かれつつも戸惑いの勝る美冬は!?
-
4.2
-
4.3
-
5.0不動産屋で働いている和泉愛花は、彼氏を親友に寝取られて以来数年間、恋愛から遠ざかっている。とはいえ物件好きな愛花にとって今の仕事は天職で、かわいい後輩の鈴木朱里と共に仕事に励む毎日は充実していた。ある日、愛花は朱里から兄の景を紹介される。朱里の強引さに押され仕方なく景と会ってみた愛花は、そこで朱里の生い立ちを知る。実は朱里は、愛花の勤める不動産会社の親会社であるSホールディングスの創業者一族の娘だった。そして朱里の兄である景はなんと、Sホールディングスの副社長だったのだ。デートを重ねるうち、互いに惹かれあう景と愛花。しかし未だ恋愛に対する恐れを克服できない愛花は、真摯に愛を告げてくる景に「まだ自分には、恋愛感情を持つことができない」と素直に伝える。すると景は「恋愛のリハビリとして俺と付き合ってみない?」と提案してきて……。
-
4.3
-
3.8
-
4.6
-
3.5
-
4.2
-
4.2兄が宝石泥棒の疑いをかけられたことで、王宮の嫌われ者となった伯爵令嬢・エリセ。冷たい仕打ちと孤独に毅然として耐えるその姿を、 若き国王コルデが見初める。だが、 罪人の妹と噂される自分と彼が結ばれることは許されないと自制し、 求愛を頑なに拒み続けるエリセに業を煮やしたコルデは、感情のまま に荒々しく彼女の身体を奪ってし まう。いけないと知りながら、与えられる快楽に溺れるエリセは!? ※電子版には特典として、カバーイラストが収録されています。
-
4.7アレクサンドラは、病弱な母と暮す貧しい花売りだ。いつものように花売りをしていた彼女のもとに眉目秀麗な青年グラントが花を買いに訪れる。印象的な出会いを通し、アレクサンドラはひそかに彼に心惹かれる。そんなある日、アレクサンドラの元に一人の男が訪れた。彼曰く、アレクサンドラが生まれた時から持っているネックレスは有力貴族であるベッケル公爵家の落し胤の証らしい。母の治療費のためにまとまった資金が必要なアレクサンドラは、ベッケル家に取り次ぐ代わりにオークニール伯爵の『仮初の婚約者』になれと迫られる。そしてオークニール伯爵家で従者として紹介されたのは、心を寄せていたグラントで……!? さらにオークニール伯爵は、グランドに「閨の教育」をするよう命じる。どんなときでも彼は優しく、またアレクサンドラを気遣って閨教育も座学で行うことに。冷徹にも見える表情とは異なり、彼の心が暖かいことを知ったアレクサンドラはますます思いを募らせる。そしてアレクサンドラに恋人が居ないと知ったグラントが、彼女を引き寄せてキスをして――。
-
-お菓子好きの静夏は、製菓メーカーの営業部で働きながら充実した毎日を送っていた。ある日、大企業の苑矢木商事から静夏直々にイベント企画に関する依頼が来る。そこで静夏の大学時代の先輩であり、苑矢木商事の副社長・苑矢木響也と再会した――。かつて恋心を抱いた響也との邂逅に緊張する静夏。打ち合わせのあと近況報告をしているうちに、お互いに忘れられない相手がいると知った響也から偽装結婚の話を持ちかけられて……? 割り切った結婚でも彼の役に立ちたいと思った静夏はその提案を受け入れることにしたのだが――!? 「俺はこの関係まで嘘にするつもりはない」 突然、真剣な眼差しをした響也からキスをされてしまい――?
-
4.3
-
3.0充希は入社以来秘かに好きだった同僚から『二人きりで会いたい』と言われ仄かな期待を抱く。しかしドキドキしながら待ち合わせ場所に行ってみれば、『親友のお前に会社関係では一番に結婚報告したかった』と言われ玉砕。恋心を告げられないまま男友達扱いされ失恋する。その後、自棄酒中に出会った男と勢いでワンナイト(相手の男に見覚えがある気もしたが、酔っていたので気づかなかった。普段酒に強い分、酩酊状態になること自体珍しい)。しかし後日その相手が取引先相手の颯士だと判明し……。「――君は僕の知らない感情を、悉く掻き立ててくれるね」 充希はいつものキャラ通り笑ってなかったことにしようとするが、何故か颯士からぐいぐいアプローチされ――!?
-
3.7
-
4.4
-
4.1
-
4.6
-
4.4目覚めると、王の寝室だった。小国リエナの第2王女・ユリアナは、カルドナ国の王・オーギュストに嫁いで半年のある日、城の塔から落ちたショックでこの5年間の記憶を失ってしまう。オーギュストに恋をしたことも、盛大な結婚式をあげたことも覚えていない16歳当時の心でいるユリアナに、オーギュストは深いくちづけをして……!?
-
4.0
-
4.7過去の結婚にトラウマを持つ雪名は独り身の現状に満足していた。ある日、新しい専務として元夫の伊織が職場に現れて……!? だが、再会した伊織には結婚当時の冷徹な雰囲気は一切なく、困惑する雪名。伊織の歓迎会で、当時は伝えられなかった互いの本心と弱音を伝え合った二人は一つの約束を交わすことに。それは、伊織の自信喪失の原因になったかつての結婚生活をいい思い出に変えること――。約束を実行するため、焦らすような優しいキスを何度も何度も雪名に与える伊織……。 「すごく可愛い、綺麗だ」 甘く滾る夜が明けた翌日、なぜか伊織は雪名の家に転がり込んできて……!? 一ヶ月間だけという条件で伊織との同居生活が始まり、冷徹だった元夫とは思えないくらいの尽くしっぷりに雪名も次第に心を絆されていくのだが――?
-
4.0
-
4.1
-
3.2
-
5.0『無彩色の花嫁』、通称『アンカラ』は色をテーマにした乙女ゲームで、攻略キャラはイケメン揃い、ストーリーも高評価という神ゲーだった。そんなゲームの世界になぜか転生したシルヴィアは自身の【白】の魔力を活かして最推しキャラ、もとい最高難易度キャラである【黒】の魔力の持ち主である第一王子のノアールの攻略を目指す。前世の記憶を駆使して好感度を上げようとするシルヴィアだったが、ノアールにはどれも通じず冷たく突き放されてしまって……!? ゲームのシナリオ通りのはずなのに、脳内の攻略本が役に立たない!と焦るシルヴィア。だが一緒に過ごしていくなかで、彼の冷たい行動の裏に隠れた優しさへ触れたシルヴィアは、一人の男性としてのノアールに惹かれていった。シルヴィアは少しでも苦しみを和らげたいと、彼女自身の言葉でノアールの凍った心を優しく包む。そんな彼女のひたむきさにノアールの心は少しずつ溶かされていくが――!?
-
3.8
-
4.0
-
4.5
-
4.0今夜、穂乃香の夫・絢人が専務取締役の会社「橘屋」が、穂乃香の亡き祖父の会社「桐生マテリアル」を企業買収することが発表される。それに伴い、穂乃香と絢人の七年にも及ぶ契約結婚は終了するのだ。両親を亡くし叔父一家に引き取られたものの、肩身の狭い思いを強いられていた穂乃香を助け出してくれた絢人。そんな彼を解放するため、恋心を押し込めて離婚の時を待つ穂乃香だったが、「欲しいものはないか」と尋ねられ思わず「大人の女にして欲しい」と口にしてしまい……。「どうして今まで指一本触れずにいられたんだろう。……もっと君を味わいたい」。最初で最後の夫婦の夜を過ごした次の朝、穂乃香はさよならのつもりで離婚届をテーブルに置いて家を出たのだが――!?
-
2.0外資系スーパーのマーケティングマネージャーとして働く二九歳の風花は、今日もベッドの上でM字に自縛し、愛用の玩具たちで一人慰めながら「彼」に激しく犯される妄想に浸っていた。「彼」とは、風花の初恋の人であり、彼女に今もなお癒えない傷をつけた裏切り者、「海斗」という元同級生だ。ある日、新しい玩具を購入しようとサイトを巡っていると『運命の恋を引き寄せるバイブ』という商品を見つけ、好奇心から購入してしまう。怪しげな玩具を購入して数日後、社長家のホームパーティーの手伝いに呼ばれた風花は、唐突に紹介したい男性がいると告げられる。しかもその相手は毎夜のように妄想していた彼――海斗で!? 「風花さんにせっかく会えたのにこれっきりだなんて、俺は嫌だ」。『運命の恋を引き寄せるバイブ』によって、拗らせ女子・風花の止まっていた運命も動き出す――!?
-
3.6
-
4.5歌と踊りの国ベリメアの王宮で働くアデラは、ある日皇太子の「閨のお手本係」を任命される。この国にはお手本係に選ばれた男女が実際にベッドの上で身体を使って、夫婦の営みの方法を教えるという習わしがあるのだ。手本に選ばれるのは名誉なことだったが、なんとその相手は同僚であるエリアスで――!? アデラは仕事と割り切ってお手本係を努めようとするが。 「感じずにいられそう?」 エリアスの甘い声や、熱い指先で淫らに責められてしまって――。
-
-オリビアには幼なじみがいた。隣の屋敷に住んでいた彼・リアムはオリビアより4つ年上だったが二人はとても仲がよく、幼いオリビアは将来、リアムのお嫁さんになることを夢見ていた。しかしオリビアが8歳の時、リアムの住む屋敷に仰々しい一団が訪れ、リアムを連れ去ってしまった。それから10年の時が経っても、リアムの行方は知れぬまま。18歳になったオリビアには、領主・ミラードとの縁談が持ち上がっていた。オリビアは未だにリアムを想っていたが、両親を亡くし天涯孤独の身となったオリビアにはミラードからの求婚を拒むことはできない。ドレスの仮縫いが終わり、ミラードとオリビアの結婚式の日取りが刻一刻と近づいてくる。そんなある日だった。オリビアの前に、思い続けてきたリアムが現れたのは。しかも10年ぶりに再会したリアムはまるで、別人のように立派な男性に成長していた。それもそのはず。リアムは国王になっていたのだから……。
-
3.8
-
2.8「経験豊富な派手目の美人」。それが周囲の、亜梨沙への評価だった。本当の亜梨沙はストイックに体を鍛える毎日で、男性経験なんて皆無なのに……いや、皆無だったはずだった。とある悩みに耐えきれず、逃げるようにお酒に溺れた翌日、亜梨沙は処女を失っていたのだ!? 隣に眠る男性は当然見覚えがなく、パニックに陥りその場から逃げ出した亜梨沙だったが、偶然彼――及川樹と再開してしまい……!? 「……男を煽って、……どうなるか、分かってるんだろうな?」。出会った夜のことを、亜梨沙は覚えていない。しかし、一緒に過ごす時間があまりにも楽しくて亜梨沙はどんどん惹かれていって――!?
-
3.5
-
3.6
-
5.0有名玩具メーカーを辞めたあやめの再就職先は、玩具は玩具でも、アダルトグッズのメーカーだった! 勘違いから面接を受けてしまったが、『ワクワク感を届けたい』という自分のモットーと、社長である御子柴の熱意に後押しされ未知の世界に足を踏み入れることを決意。しかし、先輩のアドバイスによって商品の使用感レポートを御子柴に提出することになってしまい!? 羞恥心から早くも躓いてしまったあやめに、御子柴が手を差し伸べてくれた。「教えてあげますから、レポートに素直に書いてくださいね。いいですか?」。その日からあやめの中で御子柴という存在が大きくなっていく。一方、御子柴の右腕であやめを親身に気遣ってくれる上司の泉との距離も近づいていた。そんな中、次のレポート商品として渡されたのは……コンドーム――!?
-
3.7
-
4.3
-
4.0本人は平凡だがエリート揃いの家庭に生まれた小鳥遊ハルは、婚活パーティで昔から憧れていたエリート御曹司、九条壱弥と出会い、優秀な遺伝子が欲しいと口説かれ、子作りのための契約結婚を承知してしまう。「ハルはどこもかしこも柔らかいな」大好きな彼に甘く蕩かすように抱かれ、日常でも優しくされる日々。このままでは子どもができた後の別れが辛くなると、壱弥に溺愛を止めるよう思わず訴えた途端に、彼が冷たくなって!?
-
3.6
-
4.2
-
4.1
-
4.0
-
4.4
-
4.6
-
4.3
-
4.0
-
4.5業界でもトップクラスのホテル、久我・プリンスホテル。そのフロアの一角にあるカフェで働く実莉は、最上階のスイートルームへ、コーヒーのデリバリーを頼まれる。 ノックした扉の向こうにいたのは、久我大智。このホテルの御曹司で……そして、昨晩、実莉が一夜を過ごした相手だった。 触れ合った瞬間から大智に惹かれながらも、どうせもう会うこともないのだろうと恋心を打ち消したばかりの実莉に、大智は甘く強引に迫る。 気持ちに流され再び身体を重ねるも、令嬢とのお見合い話を聞き、立場の違いを思い知る実莉。離れようとする実莉だったが、大智は許してくれなくて……。 「俺以外の男が近づくなんて、許さない」 他にいくらでも相手なんているはずなのに、執拗な執着を見せる大智に実莉は――。 ホテル御曹司とのシンデレララブストーリー。
-
4.1わたくしが天誅食らわせてやる!──前世の記憶を持つリースベットは、少々型破りながらも勇ましく正義感に溢れる伯爵令嬢。彼女は親しい令嬢が傷つけられたと聞き、義侠心を燃やす。勢いよく鉄拳制裁を浴びせたその相手は、眉目秀麗で紳士の中の紳士と名高い近衛騎士マリウス。しかしそれは早とちりで!? その経緯を面白がる国王に命じられふたりは婚約するが、マリウスは不本意だろうと後ろめたさを感じるリースベット。一方、貴族女性には珍しく感情を露わにするリースベットに心を奪われていくマリウス。「……君は罪深い」 どんな彼女も自分が独占したいマリウスは、初心なリースベットを溺愛するようになって!?
-
4.0ブラック気味な会社で仕事に忙殺されている紫陽奈は26歳。お年頃だというのに毎日終電近くまで働き詰めで、肌のコンディションは最悪。恋愛からは遠ざかった日々を送っていた。そんなある日、紫陽奈が行きつけのバーでマスター相手に仕事の愚痴をこぼしていると、整った顔立ちをした男性に声を掛けられる。彼は静かに紫陽奈の愚痴に耳を傾けてくれ、その居心地のよさに紫陽奈はついつい過ぎるほどの酒を呑み、意識を失ってしまう。次に目覚めると、紫陽奈は見知らぬベッドの上にいた。隣にはバーで声をかけてきたあの男性が裸同然の姿で寝ているではないか。まさか酔った勢いで過ちを犯してしまったのでは……と青ざめる紫陽奈に、彼は眠ってしまった君を介抱しただけだ、と説明してくれる。どうやら彼は社長らしく、「今の会社が嫌ならば、転職を考えたらどうだろう。うちの会社でも求人を行っているから、ぜひ検討してみて」と名刺を渡してきて……。
-
4.3
-
4.2【挿絵フルカラー】お金のために「契約結婚」した貧乏子爵令嬢のアデリナだったが、二年で夫が亡くなってしまった。実家に戻った彼女に、幼馴染みで初恋相手のセドリックが男女の営みについて教えて欲しいと頼んでくる。王女を妻に迎えるにあたり、経験を積んでおきたいと。元人妻であるアデリナならそっちの知識も豊富なはず――。ところがアデリナは処女だった! そういう約束の結婚だったのだ。本当のことが言えないまま、アデリナは毎夜セドリックの練習相手を務めることになり…!? 【目次】経験豊富と呼ばないで! 出戻り処女な私は、年下童貞くんの甘いおねだりに逆らえない/【特典SS】我が家の愛妻自慢/あとがき
-
-ブラック気味な会社でぞんざいな扱いを受けながらも真面目に働いていた三村茉由は、ある日突然解雇され、社員寮からも追い出されてしまう。茉由のミスが原因となり会社に大きな損害が出たらしいのだが、茉由には身に覚えがない。「具体的にミスの内容を教えてほしい」と上司にすがるも乱暴に振り払われ、社屋前で転倒してしまう。そこに手を差し伸べてくれたのが、美しい男性・十河凌だった。茉由に同情した凌は「自分の恋人役として働かないか」と奇妙な提案をしてくる。どうやら茉由を女性避けにしたいらしい。投資会社のCEOである凌は、その美貌も相まって言い寄ってくる女性があとを絶たず辟易としていたという。給料が支払われるうえ、凌の暮らすマンションに居候もさせてもらえるという好条件に、茉由はもちろん肯いた。契約に際し、凌から出された唯一の条件は「凌に惚れないこと」。はたして茉由は凌に好意を抱かず、恋人役としての責務を全うできるのか……。
-
3.0
-
5.0「リル……ずっとキスしたかった。君に触れたかったよ」――ブラックバーン家の子孫を残すため、政略結婚で嫁いできたリルディアンカ。一目で夫・アークロッドに恋したのだが、距離を縮めることができないままクールな夫は戦に駆り出され、離ればなれに。それから5年経ち、ようやく夫が帰ってきた! アークロッドは精悍さを増し、そのますます魅力的な姿に胸を高鳴らせたリルディアンカは、夫に駆け寄ると熱い抱擁とキスをされ――という妄想の世界に一瞬で飛び立った。そんな妻の姿を不思議そうに見つめるアークロッドだが、なんと彼はそれ以上に濃厚な妄想を……!? 超・純情な若夫婦は、すれ違いと欲望が止まらない――!
-
4.0「迷うな。……全部俺が、面倒をみてやる」 老舗料亭の仲居だった日向子の日常は、ある日突然ヤクザによって食い荒らされた。行き場を失い街を酔い歩く彼女を拾ったのは、眉目秀麗な切れ者ヤクザの若頭・薙。俺が片付けてやろうか──。彼は日向子をこんな境遇に陥れた奴と同じ世界の人間。対価は薙の縁談よけの愛人となること。「俺の女になれ、日向子」ろくな関係じゃないと分かっていても、断る術は見つからなくて……。鍛えあげられた雄の肉体に、身体の芯から快楽に堕とされる。男の欲望は猛々しく、喘ぎ啼く。でも扱いは酷く優しくて──。 狼の刺青を背負う男。集団の上に立ち群れを率いる最も強く賢い雄。最恐な極道の純愛。
-
4.2
-
4.4
-
-彼氏に会社の屋上に呼び出された上田成美は、その場で別れを切り出される。別れ話をする彼の傍にはなぜか、成美の同僚である真由美がいた。真由美は成美からいじめられていると訴え、彼はそれを信じ切っていた。同情が愛情に変わったから、成美とは別れて真由美と付き合うというのだ。身に覚えのない罪状で一方的に責め立てられ、人間性を否定され、ひとり屋上に取り残された成美。どうすることもできない苛立ちを発散すべく、屋上のフェンスにしがみつき地上に向け絶叫しようとするが、そこで成美は見知らぬ美しい男性に声をかけられる。取り乱した様子の彼はどうやら、成美が飛び降りようとしていると勘違いしたらしい。振られるところから目撃していたという男性は、成美に同情するとともに成美の人間性を肯定してくれた。傷ついた心がほんの少しだけ癒やされ、成美は男性に感謝する。しかし次の瞬間、男性は成美にキスをしてきて……。
-
4.0ある理由から、長いあいだ幽閉されてきた皇女アデリア。ところが皇帝である父が暗殺され、追われる身になってしまう。助けてくれたのは異民族の王・サハーラ。彼はアデリアに対し、結婚するか奴隷になるかの選択を迫る。承諾したアデリアを待っていたのは、皇女としての誇りと純潔を奪われてしまう淫らな夜だった。サハーラの甘く激しい愛撫に酔い痴れるアデリアは、彼との初めての出逢いを思い出し!? 「初回限定特典ペーパー」用の番外編ミニ小説「馬上の嬌声」を収録!【目次】太陽の王と契約の花嫁 蜜に濡れる純潔の皇女/番外編ミニ小説 馬上の嬌声/あとがき
-
4.1
-
3.4
-
4.5反根梨々子は日本で指折りの化学メーカーで、殺虫剤の開発をしている。彼女は双子の妹・梛々美がモデルをしているほどの美しい容姿の持ち主だが、身の回りのことに無頓着で、日夜研究対象の“蚊”のことばかり考えているリケジョだった。そんなある日、梛々美が事故で怪我を負い、急きょその身代わりとして仕事に行くことに。しかし、にわか仕込みで身なりを整え挑んだ撮影は、梨々子が勤める企業のライバル会社ギンリンのTVCMだった。なんとか撮影スタッフの目はごまかせた梨々子だったが、ギンリンの御曹司で次期社長といわれる銀林虎之進は、オーディションの時と様子の違う偽の梛々美に疑惑の目を向け…。恋に奥手な梨々子と、恋に失望していた虎之進の、不器用で一途な恋の物語。
-
3.9
-
-光の二十歳の誕生日は、一つの恋が実った日──そして、大切なもう一人の幼なじみを裏切った日……。流星と太陽、光が小さい頃から共に過ごしてきた大事な同い年の幼なじみ。幼なじみとしてそばにいられればそれでいい……そう思っていたはずなのに、いつからか恋へと形を変えた光の想い。流星から香る香水の移り香に嫉妬の炎を灯しながらも、気持ちを伝えることの出来ないまま、光は二十歳の誕生日を迎えようとしていた。そして、十二月二十四日、光の誕生日であるクリスマスイブ。来年も再来年もずっと仲の良い幼なじみでいられると思っていたのに……。三人の想いが交差し、一つの恋が終わりを告げようとしていた。
-
3.5父親が営む町のベーカリー“マシロ”を手伝っている美織の最近の悩みは、売り上げが伸び悩んでいること。今日も売れ残ったパンを前に顔を曇らせていると、ビジネスマンらしきイケメンの客が店に入ってきた。亡き母の思い出の揚げパンをその男・夏輝は気に入ったらしく、その後も店に通ってくるようになった。そんなある日、祭りに遊び行った美織は、昔自分の恋人を奪った同級生・晴菜に再会し、苦い思い出が蘇る。そして美織は、祭りの帰り道、偶然に出会った夏輝に誘われるまま、一夜を共にしてしまった。しかしその後、夏輝はマシロのライバル店、チェーン系のブーランジェリーの関係者であることがわかり……。この人は恋の救世主? それとも憎いライバル? 恋とパン屋の経営のはざまに揺れる、香ばしく甘いラブストーリー。
-
4.2
-
3.1こんな一族の御曹司に弄ばれるなんて――大学卒業を控えた正月、清原薫は地元に帰省した。療養中の母を見舞うためだけではない。高校生の頃半強制的に婚約させられた相手へ破棄を申し出るためだ。しかし相手は名家『森家』の男。卑怯な手で薫に結婚を迫る。窮地に陥った薫を救ったのは、森家の御曹司で次期当主の成貴だった。しかし彼は、かわりに三日間命令に従えと交換条件を出す。薫は断れず森家の別荘、翡翠邸へ。実は翡翠邸には淫猥な接待室が隠されていて……!自由を奪われ身体を開かされる薫、暫くは成貴に抵抗していたが次第に快感に飲み込まれてゆく――。高校生の頃少しだけ交流があった二人に芽生えるのは、主従関係かそれとも……?
-
3.7
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。