koaさんのレビュー一覧

６歳幼女の可愛らしさ満載

セラフィーナの天真爛漫さに周りが振り回されている様が楽しいお話でした。

シリウスが１２歳の時に入団する話、セラフィーナの３人の兄達の底意地悪さなど、興味深い話も盛り沢山でした。

セラフィーナの近衛騎士団の面々も、個性的で楽しいです。
１０年後に訪れる彼女の最期を思うと、その時近衛騎士団は何をしていたのかな？と疑問が湧きました。

本編ではストーリーが停滞気味なので、今後どんな展開を見せてくれるのか楽しみです。

感情が揺すぶられる

リヴァーモアの目的を知ると、彼を見る目も変わってしまう。
単純な悪者では終わらないキャラ作りが素晴らしいと思います。

オリバーの行動も、合理的ではないのだろうけどそれが最善だと思えました。

決闘リーグ

魔法使いになっても、絶対にキンバリーには入学したくないなと思ってしまいました。
特に上級生になるほど容赦がない！

バネッサ先生はもはやバケモノだし他の先生達もイカれた人が多すぎて、先生とは何ぞや？と言いたくなりました。

次巻も楽しみです。

甘いヒロイン

ＴＬらしいお話です。

ヒロインは善良で、とても可愛らしい娘。
ヒーローはわりと始めの頃からヒロインに惹かれており、隠す気もありません。

事件も予定調和というか、ヒロインやヒーローがピンチに陥っても安心して読み続けることができました。

ラブシーンはＴＬらしく、結構濃いと思います。

２人目への復の

キンバリーの教師の規格外の強さと人格破綻の描写が凄まじいです。
３２人で挑んで１１人の死亡者が出ましたが、同志の復讐の動機は何なのか気になりました。

オリバーの母クロエの天才ぶりも垣間見ることができました。

皆の成長

過酷極まりない授業の中で格段に成長したクラスメートの姿に、２年生になったんだなあと改めて思いました。１年生の時に敵対した生徒達との共闘(授業ですが)も見応えがありました。

いつものメンバーで被保護者枠の３人(カティ、ガイ、ピート)も各々で学び鍛える様子も、一方的に守られる立場は嫌だという矜持やいざというときに仲間の力になるんだという強い意志を感じて応援したくなりました。

女の子ではシェラが一番共感できるキャラなのですが、今回オリバーとのアレコレでは年相応の反応も見られて可愛かったです。

次回はオリバーの復讐の話でしょうか。楽しみです。

現在と過去が錯綜

いつもより回想シーンが多めで若干混乱しましたが面白かったです。
今回はコミカルな部分が少なく、オフィーリアの生い立ちや種としての在り方に考えさせられました。

ミリガン先輩の活躍がとても良かったです。

超絶ハードな魔法学校

ライトノベルらしい軽さとそれに見合わぬ残酷さを持ち合わせている作品で、読み応えがありました。

ピートやシェラの特異性は、よく引き合いに出される某作品にはないもので、オリジナリティを感じさせてくれます。

良い具合にヘイトを集める

真実の愛に浮かれている王太子と身の程を知らない酒場の娘。
せめて妃教育に全力で取り組むのならともかく、厳しい教育係に逆切れしたり解雇するお花畑カップル。

とても良い具合にヘイトを集める王太子カップルが読んでいて楽しいです。
印象操作して何の落ち度もないマリアベルを貶めようとする王家とそれを黙認する王太子なので、レナートがそれ以上の策を弄してもやり過ぎとは思いません。

コミカルな部分も可愛い

主役カップルが素敵です。
とても読みやすく、ラストは次回どうなる？という期待を持たせる終わりかたでした。上手い！
婚約解消した側のカップルの行く末も楽しみです。

絵も綺麗

小説版は読んでいます。
漫画化は残念なことも多いのですが、本作品は絵が綺麗ですんなりと読むことができました。
マリアベルの美しく高貴なところ、王太子のお花畑さ、アネットの町娘っぽさがよく表現されていると思いました。

重みのあるライトノベル

アニメを１話の途中まで見て「軽そうな話だなぁ」と止めてしまっていたので、最後の展開には驚かされました。

友人になる少年少女たちのやり取りはコミカルです。性格も６人みんな個性的で、レビューでよく引き合いに出されているハリー・ポッターより良いなと思いました。

主人公であるオリバーは優秀ながらも常識人で共感を持ちながら終盤にさしかかり、彼の過去や目的に身震いさせられました。
ナナオの言葉遣いはあまりに時代がかって(しかも男言葉！)聞こえましたが、彼女の境遇も生半可なものではなく、型にはまったヒロインとはかけ離れたキャラに思えます。

読み応えがあり、購入して良かったと思える作品でした。

無駄遣いをしてしまった

無料&値引きにつられて３巻まとめて購入したのが悔やまれます。
１巻目は設定が面白そうというのもあってどうにか読めたのですが、２～３巻目は読み進めることが苦痛になり、流し読みになってしまいました。イラストは可愛かったです。

まず文章力がありません。素人から見ても突っ込みどころ満載です。
ヒロインのキャラは安定しておらず、タイトルにもなっているたくまし令嬢の設定は１巻目の途中でどこに消えた？と首を傾げるばかりです。
物語を彩るはずの美形男性キャラも、数が多すぎな上にあまり活躍しないので、イラストを見て楽しむくらいしか役割がありません。
１作目に期待した婚約者を略奪した妹や家族へのざまあは...続きを読む未だ成されぬままです。
聖女としての力はほとんど活かされず、宝の持ち腐れでは？と思ってしまいました。

もはや１つのジャンルとして確立されている婚約破ものではありますが、素人が書いた作品を含めても、本作品はかなり面白味がないと思います。

基本、原作の小説のほうが面白く感じる派ですが、巻末に少し載っていた漫画のほうが面白そうでした。

優しいお話

文章が綺麗で読みやすく、主人公であるルシルも好感の持てるキャラでした。

お相手の先生(魔法使い)は今まで色々な本を読んできた中でも一二を争う無口な人ですが、ルシルが内心で可愛いと悶える気持ちがよく解りました。

特に事件と言える出来事もないのですが、主要キャラが素敵なので楽しく読むことができます。

読み難い

１作目はまだ当初の設定(聖女で子爵令嬢であるヒロインが婚約者を義母妹に奪われ家を追い出されたので、生活のため王立騎士団のメイドになる)が面白そうであったため読み進めることができましたが、本作はまともに読むことが辛くて後半部分を流し読みしてしまいました。

３冊まとめて購入したのが悔やまれます。無料のWeb版であったら途中で読むのを止めていました。

そもそもヒロインにたくましさを感じたのは、１作目の最初だけでした。
不遇な生い立ちにもめげずに図太く生きるヒロイン像は早々に壊れました。

ヒーローたちも、どこぞのアイドル事務所のように色んなタイプの男性がワラワラと出てきます。
質より量とばかりに...続きを読む年上から年下までより取りみどりです。
みんな美形揃いということでイラストもイケメン描かれていましたが、残念ながら私は誰にも魅力を感じることが出来ませんでした。

隣国の魔法騎士(やっぱり美形)が登場し事件が起こるので、次はもう少し面白く感じられれば良いのですが。。

ちなみに私の☆の基準は以下の通りです。
☆５・・・買って大正解！何度でも読みたい。
☆４・・・買って良かった。面白い。
☆３・・・期待したほどではないが、悪くもない。
☆２・・・買わなければよかった。自分には合わない。
☆１・・・買って大後悔。読み進めるのが辛い。

本作を酷評してしまいましたが、私が星２をつけた１作目に星４や５をつけている人もいるので、気になった人はお試しや無料版を読んでから判断してみても良いと思います。

設定は良い

聖女の座を追われ、王立騎士団のメイドとして働き始めるヒロイン。騎士たちは美形揃いで・・・

この設定と表紙に惹かれて１巻～３巻まで購入(１巻目は無料)しましたが、ちょっと後悔しています。

まず文章が拙い。素人である私からしても、突っ込みどころが満載です。
次にキャラの魅力に乏しい。キャラの人物像がブレているので、どのキャラにも愛着が持てずにいます。
後、ストーリーに起伏がない。ヒロインの『元聖女』という設定もほとんど活かしていないし、大した事件も起こらないので騎士団の面々の活躍もありませんでした。
最後に王弟である騎士団長の、人を襲ったわけでもない竜を狩って騎士団に解体させるシーンには、何か...続きを読む意味があったのでしょうか。。

１冊読み終わっても何が主題なのか掴めずにいます。
・聖女としての能力でメイド以上の価値を見出だされるのか？
・メイドとしての道を極めて騎士たちにとっての唯一無二の存在になるのか？
・元婚約者や義母妹たちのざまぁでスカッとさせるのか？
・美形の誰かと恋愛するのか？無自覚逆ハーレムでも築くのか？

とりあえず購入してしまった２～３巻目を読んでみたいと思います。

軽く読めるお話

結婚翌日に親が破産し、手紙１つで婚家を出たヒロインと、元妻の新たな仕事場(食堂と劇団)に通いつめる元夫。

ヒロインの性格が真面目で締まり屋で面白かったので、厳しい生活環境に悲惨さは感じられません。

元夫のほうは侯爵家の跡取り息子なのに暇なのか？と思いましたが、ヒロインの危機にはきちんと駆けつけるヒーロー属性の持ち主でした。

ラブシーンは濃い感じでしたが、極々真っ当で倒錯したところがないので読みやすいです。

失踪した父親のその後など少し軽い感じのするストーリーですが、軽い気持ちで楽しむには良い作品だと思います。

モニカの成長

極度に小心者のモニカですが、本人の頑張りでどんどん成長しているのがわかり応援したくなる主人公です。

グレンとエリアーヌのやり取りが可愛らしくてほっこりしました。

フェリクスがいつ、沈黙の魔女の正体に気がつくのかも楽しみです。

題名がぶっ飛んでいますが。。

ヒロインは内向的な性格でちょっと歯痒くもありましたが、過去のいじめや過干渉な父親という環境を考えると仕方ないのかなと思いました。
ヒーローは頑張っていますね。子供の頃からのことを思えば健気だなあといじらしく感じました。

同僚の牧原さんはとても良い人!こういう人と働きたいです。

ヒロインが一番辛いときに無情な別れを告げた元婚約者のその後が全く出てこなかったのが少し残念でしたが面白かったです。

規格外のヒロイン

前作に続きイザークの母国である隣国の陰謀に巻き込まれますが、ヒロインの強さや機転で物理的に乗り越えます。
中身２９歳の脳筋喪女が、外見儚げな美少女として活躍するのは想像するだに爽快でした。

イザークとの仲も進み、これから甘いやり取りも見られたらいいなと思います。

ラブまでいっていないコメディ

２９歳独身の日本人OLの魂が異世界の令嬢の体に憑依するお話でしたが、脳筋で姉御肌のヒロインがとても面白かったです。

ラブに発展しそうな雰囲気で終わってしまったので、次巻に期待です。

もう少しで完結(寂しい)

今回も最高に面白かったです！
Web版で読んでいたものに書き下ろしが加わり、物語が奥深くなったように感じました。

エグランティーヌはマイン視点だとおっとりしたお姫様ですが、今回ツェントになるにあたりどんな覚悟を持っていたのか読めて彼女に対する見方が変わりました。

巻末にあったアーレンスバッハの漁師の話も新鮮で楽しく読みました。
ハルトムートのテンションが。。

次が最終巻とのことですが、アーレンスバッハ改めアレキサンドリアのアウブ編をぜひ書いていただきたいです！

溺愛もの

媚薬のせいで結ばれた２人ですが、旦那様の方は終始一貫、ヒロインを溺愛していました。
表情筋が死んでいる旦那様ですが、ヒロインに対する言葉を惜しむことはないので、ヒロイン視点でも愛されていることは十二分にわかります。

愛されヒロインのお話が読みたいのならピッタリの１冊です。

異世界転移もの

現代日本から転移した２０歳の娘、花が主人公で転移した先の国の皇帝のお飾り側妃としての地位を手に入れます。
後に皇帝から溺愛されますが、何気にハイスペックな花の能力が活かしきれていないような気がしました。
続巻に乞うご期待です。

元魔王の令嬢が可愛すぎる

なろうでも読んでいますが、書籍版はもっと読みやすいです。

元魔王とはいえハッキリとした記憶があるわけでもないアビゲイルですが、とにかく可愛い！
幼児的可愛さが主だけど特別な力を持っているので、最初この結婚に乗り気じゃなかった旦那様が溺愛するのも頷けます。

この夫婦のやりとりに癒されつつ、アビゲイルの元家族へのざまぁを楽しむことができます。

甘いお話

冒頭は男性目線のため、どうして彼女に執着したのかわかりながら読み進めることになります。
ヒロインだけが理由がわからずに溺愛されるのですが、ハッピーエンドが約束されているので安心して読むことができました。
反面、ハラハラ感や意外性がなかったのが残念でした。

とても甘いですが、あっさり目の読みやすいＴＬ小説だと思います。

聖女&女神なヒロイン

怪我や病気を治す聖女として戦場に従軍していたヒロインですが、婚約者である王太子によって敵国に売られてしまいます。

境遇は決して恵まれてはいないのですが、美しく健気でどこか感情に乏しいヒロインが可愛かったです。

お話自体はよくあるようなストーリーでしたが、キャラが魅力的だったので楽しく読むことができました。

面白かったです

深行視点の短編数話と真響視点の中編１話。

泉水子視点の本編ではわりと嫌な奴に思った深行でしたが、彼にも言い分はあるし苦労したのだなと思えました。

真響視点の話は祖父がようやく三つ子の存在をわかってくれたようで、続きが読みたくなりました。

高柳はお笑い役として秀逸。犬になってから、どうにも憎めない雰囲気があります。

できたら本編の続編を読んでみたいです。

とりあえず終幕

完結というにはこれからのことが気になる終わり方でしたが、泉水子と深行も良い雰囲気になって良かったなと思えました。

スケールが大きすぎて未だ把握出来ないのですが、世界遺産とか姫神とか未来とかどうなっていくのか。。

泉水子と深行の親も不思議な存在で、親子の情も独特というか掴み所がなかったです。
とりあえず続きが出たら読みたいなと思いました。

学園祭当日

戦国をテーマに仮装したり出し物をしたりと、読んでいるだけでワクワクするような展開でした。

違う層へ行った泉水子を連れ戻すために行動する深行も、これまでのような歯切れの悪さは見られず初めて応援したくなりました。

次巻が楽しみです。

姫神

文化祭の準備に忙しい主人公たちですが、もちろんただの文化祭ではないので、本番がどうなるか気になる終わりかたでした。

泉水子と深行の仲も進展せず相変わらずの２人なので、泉水子が真響を贔屓にして頼るのも解ります。真夏もサッパリしていて良いですね！

母親登場

夏休み、戸隠での合宿。
泉水子には初めての経験でワクワクしている様子が伝わってきました。

ピンチの時に母親である紫子が登場し姫神の力を発揮しますが、謎は謎のままで終わりました。

紫子に会えて嬉しそうだった深行がいつものすましている姿と違い面白かったです。

ヒロインの成長

地元を離れ、東京郊外にある高校に入学した泉水子。
寮生活ということもあり、中学の時より精神的に成長したのが見てとれました。

半年ほど前に中等部に入学していた深行とも再会しましたが２人の関係はまだ良好とは言えず、父親と確執があるため彼が尊重する泉水子への態度も余所余所しいという、何とももどかしい展開でした。

さすがの文章力

中学３年生という多感な年頃の少年少女が描かれているので、時に息苦しいような気持ちで読みました。
引っ込み思案の泉水子の性格は自分に通じるところもあり、いわゆる陽キャのクラスメイトとのやりとりなど懐かしくもキツかったです。

まだ謎が明かされていない導入部分で疑問しかありませんが、泉水子の成長が楽しみになるような終わり方でした。

まだ面白さが分かりませんが、次巻以降に期待します。

魅力的な男性キャラ揃い

王太子がルチアーナに心を許してきているのが分かり、攻略対象はやはり魅力的だなと思いました。

でも攻略対象ではないサフィアお兄様が一番素敵なのは何ででしょう？
ルチアーナを一番動揺させることができるのもお兄様だし、安心させることもできるのもサフィアだけでしょう。

次巻の展開にも期待しています！

とても綺麗な終わり方

千歳の娘玉蘭を中心に綴られたお話で、千歳とは正反対の性格ながらこちらも魅力的な娘だと思いました。

子の巣立ちは嬉しくもあり切ないもの。
政略結婚で他国に嫁入りさせるのはどんなに辛いだろうと、感情移入しながら読みました。

サラッと書かれていた第二子の誕生、玉蘭の三つ子、１つ１つを書くと膨大なお話になってしまいそうですね。

１巻は千歳の日本での境遇に憤りながら読み進めたので、５巻では壮大なスケールのお話に成長したなぁと感慨深かったです。

巣立ち

今回は、王宮での問題に対し奮闘する千歳のお話でした。

千国にしっかり根付いた千歳がようやくトーリの元に嫁ぐ決心をするまでのストーリーでしたが、トーリの活躍があまりなかったのが残念でした。

今回は恋(もあり)のお話

第三王子のトーリに政略結婚話が持ち上がり、相手である大国の王女がやって来ます。

トーリへの恋心に気がついた千歳には辛い展開ですが、陰謀など恋以外の要素も加わって面白かったです。

王女は大国の姫らしく気位が高いものの好感が持てる姫君でした。

ハートフルな物語

日本ではお互いにギクシャクとした関係しか築けなかった姉弟の新たな関係構築に心が温まりました。

異母弟である優くん、とても良い子でした。
彼と一緒にいると優しいお姉ちゃんになる千歳。
父親には言いたいことが山ほどありますが、愛情がなかったわけではないとわかって良かったです。

優しく切ないお話

思いがけず、掘り出し物の小説でした！

まず主人公・千歳が魅力的です。
外見は表情に乏しい美少女といった感じですが、とても勤勉で優しく可愛い二十歳になったばかり。
複雑な家庭環境のため美しさや有能さを隠して生きてきた娘が突然異世界に転移するという、ありがちな設定ではあるのですがここに軽さは一切見られません。
千歳の不幸な境遇に憤り、同情・共感してからの異世界転移。もう後は新天地で幸せになって！と思いながら読み進めました。

日本では失踪扱いになっており、残された側の状況も知れるのもとても良いと思いました。
異母弟である優がこれからどう関わってくるのか次巻が楽しみです。

惜しい！

３作目にして、タイトルとは合わない展開になってきました。
面白いのだけど、現実路線だった１～２巻目の前半とは違いファンタジー要素が入ってきたような印象です。
突如として古代王国文字が読めるようになるとか、努力を重ねて完璧な淑女になったヒロインにはそぐわないような気がします。

惜しいと思ったのは、前作でベルが関わった孤児院は西だったはずなのに３巻目では東の孤児院になってしまったこと。
私のように続けて読むと、違和感を覚えてストーリーから気が逸れてしまうので編集はしっかりした方がいいと思いました。

王国から来た２人の令嬢も片方は思考に問題がありそうだし、続きが気になります。

真実の愛とは

前半は前作から続く王国の騒動。
後半は帝国での妃の座を争うライバルとの勝負のお話。

ライバル令嬢は絵に描いたような悪役でしたが、あれで大人しく引き下がるかどうか。
ヒロインの賢さと優しさ、優秀さが際立った話でした。

しっかりした設定

流行りの婚約破棄ものではあるのですが、キャラ設定もストーリーもしっかり考えられており、読み応えがあります。

Web版で読んでいますが、加筆部分も含めてハラハラドキドキしながら読むことができました。
良いところで続くとなっているので、早く次巻を読みたいです！

怒濤の展開

やっと結ばれた！と思っていたところに、大運動会のイベントでコメディよりの話を楽しんでいたのに。。

最後の展開は何なのでしょう？
信長の意図がわからなくて混乱のまま終わりました。のえるが無事でありますように！

最高に面白いです

３００年前の大聖女という前世を持つヒロインですが、飛び抜けて明るく前向きかつ天然なところが可愛いです。

騎士の面々も個性的で魅力的なキャラが揃っているので、やめられない止まらない状態になってしまいます。

最新巻(８巻)まで読んで１巻を読み返してみると、当初の設定から外れている部分が多々あります。
大好きな話だからこそ、矛盾が気になるなぁと思いました。
それでも面白いことには間違いないので、細かいことをスルーできる人にはおすすめの作品です！

６歳の王女殿下が可愛い

本編のフィーアも天真爛漫で好きですが、６歳のセラフィーナは幼女であるがゆえに自然に可愛らしいです。

シリウスがいつの間にか１番お気に入りの男性キャラになっていたので、３００年後の世界で再会してほしいなと思いました。

普段の生活の話も好きですが、セラフィーナもフィーアも聖女として活躍するシーンが一番好きなので、次巻以降に期待します！

聖女としての活躍

今回は、騎士ではなく何ちゃって聖女としての活躍を楽しめるストーリーでした。

Web版ではなかったコレットが登場するお話が新鮮で良かったです！
兄からも婚約者からも愛情を受けている公爵令嬢ですが、感情豊かな可愛い女の子なので読んでいて微笑ましくなりました。

感慨深い

とうとう結婚式にこぎ着けた２人。
幸せいっぱいの姿に、こちらも幸せな気分にさせてもらいました。

いろいろな人の視点で書かれているのですが、レオン視点ではローゼマリーに惚れきっている様子がよくわかり、長い片想いが報われて良かったなぁと親のような気持ちになりました。

書き下ろしが多くて嬉しいです

今回も書き下ろしが多い上に、いろいろな登場人物視点で語られているのでとても興味深く読ませていただきました。

Web版ではほとんどローゼマイン視点なので、彼女がいない場や休んでいるときに何が起こっていたのかわかりませんでしたが、どこか呑気なローゼマイン視点ではうかがい知ることが出来なかった駆け引きや戦いの様子は迫力があって良かったです。

しかしフェルデナンド様は本当に敵にまわしたくない人ですよね。容赦なく敵を追い詰める手腕に惚れ惚れしました！

可愛い中華風ファンタジー

料理を作ることが生き甲斐なヒロインが可愛いです。

和国の姫として大国の後宮に入れられたヒロインですが、国力の差で女官のような立場になってしまいました。
簡単に首をはねられる弱い立場ですが悲壮感はなく、ほわほわと可愛らしいので読んでいて楽しかったです。