【感想・ネタバレ】【小説32巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身XI」のレビュー

読みやすい文体で、初めてのライトノベルにもおすすめの人気シリーズ!


ある日、地震による事故で死んでしまった本好きの女子大生・麗乃が、異世界の幼女・マインとして目覚める。

本を読みたい…
しかしこの世界には本が無かった!
(あるけど高価すぎて手に入らない。)
貧しい家の娘であるマインは、どうしても手に入れたい本のために決意!


「本がなければ、自分で作ればいい。」


本を作るには紙作りから、紙を作るには道具作りから、素材集めから…

病弱・虚弱で無理をするとすぐに倒れてしまう体で、目標のために邁進するマインの姿が本作の魅力。
そして徐々に彼女の行動が周囲の人たちに影響を与え、スケール感を増しながら展開される物語には引き込まれることうけあいです!

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購入済み

あと1巻

2023年05月11日

今巻は他者視点の追加は前巻ほどありませんでしたが、web板ではわかりにくかった魔石関連の補足などより本編がわかりやすくなりましたね。

追加された視点ではエグランティーヌ様が印象的です。
本好きの下剋上では、書籍化で追加される他者視点は決して書籍化のおまけではなく、ちゃんと本編を補足する「意味あるも...続きを読むの」となっているのが毎回書籍版を購入する動機になっています。
特に本作はマインが特異なので、マイン視点で共感していたことがふと他者視点から見るとどうなるのか、というのを気付かされて面白いですね。

さて次は最終巻。
どこかでweb版執筆時はあまりの多忙さに最短プロットでラストを駆け抜けたとコメントされていたので、最終巻の大幅加筆、書き下ろしたくさんとの巻末コメに今からワクワクしています。
今冬の発売が今から待ち遠しいですね!

9
ネタバレ購入済み

待ってました!

2023年05月10日

本当に楽しみにしていました。
王族をこてんぱんに論破していくロゼマさんとフェル様が強くて、にこにこです。
いいぞもっとやれ!

1

Posted by ブクログ 2024年04月18日

ネットからの加筆がすごすぎて、香月さん大丈夫?と思いつつ読みました。体調大事にしてほしいです。

これからが大変でしょうけど…
完結&ハッピーエンドで良かったです!
ハンネローレも楽しみです

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年04月03日

389ページ
1200円
7月15日〜7月17日

貴族院の戦いが終わり、新しいツェントを誰にするかが話し合われる。始まりの庭でメスティオノーラに降臨されたローゼマインは家族との記憶の繋がりを断たれる。再びの始まりの庭では、神々の度が過ぎる御力により命の危険が迫る。魔力を枯渇させるために奮闘するロー...続きを読むゼマイン、フェルディナンド。

失われた家族の記憶の中に、フェルディナンドへの大切な想いが含まれているのでは?と思うと、フェルディナンドの辛い心境が推し量られて苦しくなる。周囲から見れば二人は婚約関係にあるのが明らかだというのが、ローゼマインと同様よくわか
らず、ヤキモキする。次が最終巻ということで、楽しみでもあり、喪失感もある。

0

Posted by ブクログ 2024年03月23日

面白かった!やっぱり安定のフェルディナンド様
まあ、スッキリする流れというか、
読んでて非常にストレス発散できるところが素晴らしい。
ローゼマインの受難は続くが、それもこれも
読んでて大丈夫という安心感があった。
やっぱり長編は完結してから読み始めるに限る、とつくづく感じる。
たいてい待てずにリアタ...続きを読むイで読み始めてしまうんだが。
ともかく、ツェントも決まったし、
あとは新しい領地のアウブになるだけか

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購入済み

完結してほしくない。

2023年12月15日

何回も最初から読み直せる。
一貫した意志の強さがとてもいい。キャラクターそれぞれの心情と背景がしっかりあってわかりやすい。

#ドキドキハラハラ #アツい

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年12月10日

記憶を失ったローゼマインが無くしたものを思い出せないと苦しそうにするシーンはこちらもつられて辛くなります。何度読んでも泣いちゃう。フェルディナンドにとっても大事な記憶を取り戻してほしい…記憶の有無によって別人に変わってしまうのだなあと。グレーティアの境遇が思ったよりも悲惨で救われてよかったなと思いま...続きを読むしたし、ローゼマインに心を寄せるのも当然かなと。書き下ろしの早くも領民に慕われるローゼマインはさすがだなと思いましたね。

0
購入済み

物語は終盤

匿名 2023年12月06日

コロナ禍の中、私の癒やしでした。いよいよ、次は最終巻ですね。ウェブ版でみていましたが、書籍になって、どのように終えるのか楽しみです。

#癒やされる

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Posted by ブクログ 2023年10月13日

女神の降臨により平民家族の記憶が無くなったローゼマイン、「家族同然」の基準も貴族基準になってしまってフェルディナンドはショックよねー。女神の最大限の嫌がらせ、てことなら効果抜群です。
ローゼマインが不思議に思っていたフェルディナンドと側近達の態度の変化はフェルディナンドが婚約者予定になったからなのね...続きを読む。エピローグと継承の儀式を読んで「あ、そんな条件でしたっけ」と思いました。
気になるところで終わったのでweb読みに行きます。

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Posted by ブクログ 2023年09月06日

メスティオノーラを敵視するフェルディナンド様
何というか、ローゼマインを通して色々と挑発めいた事してるからなぁ
そりゃぁ降臨を避けるお守りを作るわけだ


ジギスヴァルトの求愛の魔石が金粉化したのに、自分が作った髪飾りのお守りをこれ見よがしにアピールするフェルディナンド様
いやらしいわ~
それをロー...続きを読むゼマインは女神の御力による金粉のおねだりという勘違いしてるというのも微笑ましいのやら何やら


新ツェントのお話し合い
王族に対して容赦ない追求をするフェルディナンドとローゼマイン
義弟と養女の所業に我関せずとばかりに笑顔でスルースキルお発動するアウブエーレンフェスト夫妻
ジルヴェスターの胃よ、頑張れw


「悪夢のような最悪の婚姻を強いられる」と言ってのけるフェルディナンド様
表現の強さよ

まぁ実際問題として、エーレンフェストのために王命を受けて自らの身を賭してアーレンスバッハに向かったのに
後を任せたローゼマインまで王族に取られそうになって、しかもローゼマインは生活の質が激落ちとへこんでいるという状況ですからねぇ
他領や貴族の一般常識は別として、二人にとっては本当に悪夢のようだったでしょうね


アーレンスバッハを糾弾するジギスヴァルト
自分の立場が見えてないよなぁ
この期に及んでフェルディナンド様を責められる立場ではないのにね
今までのような認識でツェントになれるはずもないのは当然


寝言は寝て言えと王族に言えるジルヴェスター
それまではフロレンツィアと共に我関せずだったのに
やはりフェルディナンドは家族として思ってるんだなぁ

その後に女神の化身の寵愛云々でニヤニヤからかうギャップ


アダルジーザの離宮をエグランティーヌの住まいにさせるフェルディナンド様
ローゼマインの離宮にしようとした意趣返しでしょ
因果応報ですねー


アドルフィーネの離婚への執念
それだけ祈ってたらユーゲライゼも応援してくれるわなぁー

これがハンネローレの貴族院五年生のオルトヴィーンの行動理由になっているのがすごい


もしヴェルデクラフがツェントになるとしたらという仮定で準備されていた文章
ローデリヒは書けるジャンルが広いなぁ
この場合、ノンフィクション?ルポ?になるのかな?


「クインタはエーヴィリーべの影響が強くて、彼のゲドゥルリーヒが関連すると辛抱強さは消し飛ぶようです」
エーヴィリーべの影響が強いのって理由があるのかな?
今まで特に祈っているようではないし、属性は揃ってるし
単なる言葉の表現としてかな?


それにしても、神と交渉できるフェルディナンド様がヤベェ
エアヴェルミーンに躊躇なく即死毒を使ったり、銀の短剣を投げるとかね
まず神に攻撃する発想はどこからきてるんだ?

もし即死毒でエアヴェルミーンが死んでたらどうするつもりだったんでしょうね?
この後の人たちはメスティオノーラの書を手に入れられなくなってたところだぜ?


あと、気になったのは
名捧げ石を返されたとして、既にされている命令も解除されるんだろうか?
もしそうなら口外法度の命令を下しても意味なくない?


魔力枯渇の方法

領地の境界線を引く時に神の御力が増えてなさそうということは、神の名前を言う必要ないのだろうか?
だとすればそれを繰り返すのも一つの方法だったのでは?

または採集地を更地にする勢いで刈り取って回復を繰り返すとかね

「色々な方法を思いつくということは、君の状況はかなり良くない」
という君の癖について
回避したいことはアイデアが湧くって事なのかな?


礎の間に籠もったローゼマインとフェルディナンドを待つユストクスとグレーティア
それにしてもグレーティアの境遇が酷い
救われてよかったなぁ~

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Posted by ブクログ 2023年05月26日

グルトリスハイトを誰に授けるか、誰をツェントにするかがメインの巻。大切な人たちの記憶を失ってしまったローゼマインの言動が、一番初めの身勝手だったころに戻ってしまったようで少し寂しい。一方で金粉になってしまった首飾りを見ながら髪飾りに触るフェルディナンドや、魔力の染め直しや冬の到来の意味を悟るローゼマ...続きを読むインなど、微笑ましさを感じるシーンも多くて面白かった。最終巻が待ち遠しい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年05月21日

フェルディナンドとローゼマインのやりとりがおもしろい。フェルディナンド、ローゼマインと出会って変わったね。いいふうに。マッドサイエンティストはそのままやけど。マインの記憶はどうなるんだろ。フェルディナンド様!

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購入済み

もう少しで完結(寂しい)

koa
2023年05月19日

今回も最高に面白かったです!
Web版で読んでいたものに書き下ろしが加わり、物語が奥深くなったように感じました。

エグランティーヌはマイン視点だとおっとりしたお姫様ですが、今回ツェントになるにあたりどんな覚悟を持っていたのか読めて彼女に対する見方が変わりました。

巻末にあったアーレンスバッハの漁...続きを読む師の話も新鮮で楽しく読みました。
ハルトムートのテンションが。。

次が最終巻とのことですが、アーレンスバッハ改めアレキサンドリアのアウブ編をぜひ書いていただきたいです!

#ほのぼの #深い #ドキドキハラハラ

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ネタバレ購入済み

下剋上と大魔術

2023年05月24日

フェルディナンドの計画により、ローゼマインは女神の化身として王族よりも上位になります。そしてローゼマインを救うための大魔術が行われるのですが、ここまでの流れが本当にみごとです。webにはないssにより物語に深みが出ていて、より本好きの世界に浸れます。

今回は女性たちの決断と、行動もそういうことだっ...続きを読むたのか!と思うことが沢山ありました。グレーティアの置かれていた状況からローゼマインに対しての思いに、涙が出ます。

#泣ける #アツい #ドキドキハラハラ

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購入済み

面白いです

2023年05月16日

ハラハラドキドキです。ウェブ版を読んではいましたが、なんとなく感じていた謎の部分をたくさん補足出来て、しっかり堪能できました。

#ドキドキハラハラ #アツい #アガる

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購入済み

下剋上ハンパない

2023年05月15日

予想はしていたが、王族相手の下剋上がハンパなかった。目的は「本」だったはずなのに。

本を求めて三千里。実に幅広い展開で、これまでのファンタジーとはまた違った味わいがある。

読み始めた時は、本作るあたりで終わるかなぁと思っていたので、最終巻を前に、植物紙からインク、印刷、製本…と、すごい圧縮率で進...続きを読むんだなぁと感慨深いです。

#ドキドキハラハラ #深い

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購入済み

本質の違い

2023年05月14日

夜襲に怯えてた姿とは一転して、凛々しいエグランティーヌ。ローゼマインとは違ってどこまでも為政者だなぁと思わされました。

#ドキドキハラハラ #笑える

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Posted by ブクログ 2023年05月10日

 フェルディナンド様が可愛い。ローゼマインが自分で言った「家族の様なもの」という言葉を覚えていない事に拗ねて見せるって…。

 物語の方は、最終巻手前という事で仕舞いにかかった感。あちこちの伏線が回収されて行き、ローゼマインの粗忽さが笑いを誘い。良いね、『本好き』だね。

 大団円まであと少し。冬が...続きを読む楽しみ。

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Posted by ブクログ 2023年05月10日

web版既読。通巻32巻。これぞまさしく「本好きの『下剋上』」。第1部で平民だったマインが、遂に王族に跪かれる「女神の化身」に。王族が一枚岩で無かったら、そりゃ国も荒れるわな。トラオクヴァールは正統なるツェントでは無かったかもしれないけれど、引き際をキチンとわきまえる事の出来る正しい人であった事は評...続きを読む価したい。それにしてもローゼマインとフェルディナンドは、なんと言うか相変わらずで何より。「本は二冊が良いですか?」「いえ、違います」で爆笑。エグランティーヌも、わかってきたなぁ…。次がいよいよ最終巻!いよいよ完結かぁ…。感慨深いです。

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購入済み

毎度

2023年05月10日

息もつかせない展開にワクワクしながら読んでます!

次で最終巻となるのは嬉しいし悲しい。ただ名作なので最後までやり切って欲しい!

神に祝福を!

#ドキドキハラハラ #癒やされる #深い

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Posted by ブクログ 2023年09月03日

やっぱりあと一冊で終わるようです。最後から二冊目の本作。味わって読ませていただきました。
マインの頃の大切な記憶がごっそり抜け落ちてしまったローゼマインはさらに危機的状況に。もちろん名捧げしたあと人やこの人も道連れ。巻末おまけのマンガが凄く笑えます。ローゼマインのまわりがキラキラしてる表現も面白。
...続きを読む個人的にはワガママも劣ったところもないゆえにあまり登場場面のなかったエグランティーヌ様の活躍と、ダンケルフェルガーのハンネローネ目線の短編が載っていて嬉しかったです。

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Posted by ブクログ 2023年05月16日

わ~んまたしても次回に続くだぁ~
いよいよラストということで、冬まで待つのが楽しみな様な寂しい様な……ローゼマインちゃんの記憶はどこまで戻るのか、フェルディナント様との関係は……う~む引っ張るな~

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Posted by ブクログ 2023年06月01日

フェルディナンド様が甲斐甲斐しい。
王族の名前を忘れてしまい、あたふた。
いよいよ、次巻は最終巻。
楽しみなような寂しいような。
えっと、なろうも読んだが、少し違っていた。
フェルディナンド様が好きなので、
最初から最後までずーっとフェルディナンド様と一緒にいられて楽しい読書だった。

1

Posted by ブクログ 2023年12月29日

物語もいよいよ終盤に差し掛かり、大きな戦闘やどんでん返しによる「逆転劇」は少ない巻だったと思います。
戦後処理、というかこの後の権力の移譲についての話し合いや、神々が過剰に与えた祝福によって命をおびやかされることになったローゼマインをどのように回復させるか、というところは心配な部分もありますが、「フ...続きを読むェルディナンドがいるし、多分大丈夫だろう」とある程度安心してみていることができました。

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ネタバレ購入済み

気になるところで終わる

2023年05月10日

ローゼマインの魔力枯渇大作戦がメインの回。ほんのり書かれる記憶の欠けたマインと少し違う周りの様子。最終巻に向けての伏線かと思うと楽しみ。

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