あらすじ
2026年春から読売テレビ・日本テレビ系全国ネット
土曜夕方5時30分枠にてTVアニメ放送開始!(※一部地域を除く)
TOKYO MXでも放送決定!(※放送時間は未定)
2025年7月から読売テレビ、TOKYO MXにてTVアニメ1期~3期再放送開始!
読売テレビ:7月3日から毎週木曜25時34分~
TOKYO MX:7月7日から毎週月曜21時25分~
※放送予定は都合により変更になる可能性がございます。
「このライトノベルがすごい!」(宝島社刊)
殿堂入り!
シリーズ累計1000万部突破!(電子書籍を含む)
「貴方は貴方らしく」突き進め!
大人気ビブリア・ファンタジー!
【あらすじ】
「婚約を解消し、王の養女になる」
エーレンフェストに帰還したローゼマインの報告は領主一族に混乱をもたらす。だが、決定は覆らない。中央に移動するまでに与えられた期間は1年。そんな娘の旅立ちを貴族の母・エルヴィーラは温かく見守る。
「貴女は貴女らしさを失うことなく、進みなさい」と。
神殿や印刷業務などの引き継ぎ、そのための最高品質の魔紙作りなど、着々と準備が進められていくのだった。
移りゆく時に翻弄される母と子、側近達、下町の面々――同行する者と残る者。それぞれの選択が未来の扉を開く!
書き下ろし短編×2本、椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!
著者について
●香月美夜(MIYA KAZUKI)
本作でデビュー。
しばらく寝込んでいた記憶しかなくて愕然としています。看病してくれた家族とスケジュール調整してくれた担当さんに感謝。
読みやすい文体で、初めてのライトノベルにもおすすめの人気シリーズ!
ある日、地震による事故で死んでしまった本好きの女子大生・麗乃が、異世界の幼女・マインとして目覚める。
本を読みたい…
しかしこの世界には本が無かった!
(あるけど高価すぎて手に入らない。)
貧しい家の娘であるマインは、どうしても手に入れたい本のために決意!
「本がなければ、自分で作ればいい。」
本を作るには紙作りから、紙を作るには道具作りから、素材集めから…
病弱・虚弱で無理をするとすぐに倒れてしまう体で、目標のために邁進するマインの姿が本作の魅力。
そして徐々に彼女の行動が周囲の人たちに影響を与え、スケール感を増しながら展開される物語には引き込まれることうけあいです!
感情タグBEST3
限定SSのハルトムート視点が良かった
ローゼマインが平民出身だと気づく時のお話。
まさかこんなことになっていたとは、、、という笑
ずっと気になっていたので、買ってよかったと思う。
他にもエピローグはルッツ視点だったり、Webでは公開してない視点のお話があって満足
好きなシーンです!
お母様との2人きりのお話し合いのシーンが、大好きです。
貴族としての顔、母親としての顔、ひっくるめて見守ってくれるのが素敵です。
こんな、包容力のある母親になりたいですね。
書き下ろしが楽しみです
本編のストーリーは知っているのですが、それを補完する形の他者視点の書き下ろしが毎回とても楽しみです。
リーゼレータにおねだりする場面はローゼマインが可愛くてお気に入りでしたが、婚約者との関係がどうだったかまで気にしていませんでした。リーゼレータも好きなキャラの1人なので、幸せになれそうもない政略結婚から逃れられたのは良かったです。
異世界転生物のライトノベルは、現代日本人である作者がご都合主義的に創作した王政や貴族社会であることが殆どですが、この作品の世界観は独創的でしっかりしているなと思いました。
物語もいよいよ佳境ですが、どのような書き下ろしが読めるのかとても楽しみです。
Posted by ブクログ
王の養女になる事が決まってしまったローゼマイン。どうにか1年の準備期間を貰えたけど、次期領主の婚約者、神殿長、孤児院長、印刷業の責任者と色々な役割を持つローゼマインには全然足りない。側近やグーテンベルクや平民の家族はどうするか考えなくちゃいけないし、離れたくないし。
貴族の母・エルヴィーラの思いも知れる良い巻でした。エルヴィーラからの言葉も素敵。
「貴女は貴女らしさを失うことなく、進みなさい」
Posted by ブクログ
前回で大きく話が動いたので今回は中継ぎ的な回。フェルディナンドが嬉しくて暴走してるのが面白かった。
初めて明かされる母親の覚悟と愛の深さ。実子ではないのに好意的だな〜とは思ってたけど、ちゃんと理由があったのね。
匿名
冒頭、ローゼマインの中央行きに、シャルロッテがもっとショックを受けるかと思っていましたが、次期アウブを目指せるようになった喜びのほうが強めで意外と冷たいなと思いました
メルヒオールは幼いのに責任感が強くて良い子!
また、エルヴィーラから見たローゼマインとの出会いから今までの印象や、騎士団長一家の過去、エックハルトによるフェルディナンド様とのつながりなど、内容が濃くて読み応えがありました
側近以外の貴族の中で、中央行きに対して一番素直な愛情をもって心配してくれたのが、こちら読んでいて嬉しかったです
また、フェルディナンド様の手紙がお返事てんこもりで面白かったです
お土産も一見すごい愛情に見えるところがナイスでした笑
あと、なろう版では見かけなかった、ルッツとトゥーリの婚約後の甘酸っぱい感じのお話が可愛くて最高でした
短編の書き下ろし2つもストーリーの裏側が読めて良かったです
やはりゲオルギーネはやり方がいやらしい。早く片付いてほしいです
Posted by ブクログ
お母様との会話がとても良かった。お貴族様として毅然と振舞っており本心が読みづらいエルヴィーラがローゼマインをどう思っているのか、どのように救われたのかが分かり不覚にも涙がこぼれてしまった。
そしてトゥーリはマジ天使。
Posted by ブクログ
エルヴィーラとローゼマインの母娘に涙。
そんなに細やかに娘のことを思っていたなんて、わかってたけどわかってなかったというか…
というか平民出身であることがわりとバレてるっていう…ルッツのお兄ちゃんがちらっと出てくるのが今後の伏線じゃないといいけど
リーゼレータに公開告白?するところは私もにやにやしながら読んでしまった。挿絵がとても良い。
ヴィルフリートとも和解できて良かった!将来何になる選択をするのかな
移動準備が着々とすすめられていて、本当に移動しないといけないのだなあという実感が湧いてくる。
フェルディナンドからの荷物も馬車3つ分とかすごくて笑ってしまった。色々要求は厳しいけれど、お魚の捌き方メモが入っていたり、優しいなあと思う。
それから、エルヴィーラとローゼマインの会話のシーンがとても良かったし、他にも、エルヴィーラの優しさと有能さとが色々な場所に見られて嬉しかった。
Posted by ブクログ
面白かった。
地味といえば、地味な5の6。しかし面白い。
やっぱりヴェローニカやねぇ。ゲオルギーネなのかヴェローニカなのか、気になるところ。
妙な異国の布をつかえば、白の塔からの出入りとかもできるのでは?
なんなら領主のやばい場所とかにもアクセスできる設定だったらどうするっ。
ディートリンデのアホっぷりがすごいが、このアホの子もどんな駒につかわれるのか、いい配置でええ”ざまぁ”であれと、思う。
「自分たちが担ぎ上げているライゼガングの姫が一番怖いと思い知れば良いのだ」
Posted by ブクログ
フェルディナンド出てきたもののあまり活躍なし・・・、ランツェナーヴェの怪しい男が出てきたな、ディートリンデの間男?エルヴィーラの愛情深さに感動、フェルディナンドがマインの預け先にカルステッドを選んだのはカルステッドだけじゃなくエルヴィーラのことも信用してたからなんだな(三兄弟ももちろんだけど)ディルクがすっかり大きくしっかり者に育ってた、申し訳ないけどカミルより好きだな。トゥーリとルッツが婚約、まぁ秘密を共有する同士安全よね。
Posted by ブクログ
僕の中でこの本の1番に良いなと思った所は、265ページのローゼマインがコピーする呪文を作った所です。そこのどこが良かったかと言うと、265ページ、14行から17行までのローゼマインの、最初は写本ができると思ってウキウキしていたのに、魔紙に書かれた魔力のインクじゃないとコピーできないと知って、一気に落ち込んだことです。
Posted by ブクログ
ドラマCDのエルヴィーラSS
ローゼマインが平民だとカルステッドからは知らされていたわけで
ちゃんと受け入れて教育して親子としての関係性を築くお母様、強いよなぁ
ローゼマインが騎士団長の妻とはこうあるべきというのも納得
神殿長の引き継ぎを賢明にこなそうとするメルヒオールが健気
ローゼマインを目標として憧れていたけど、その感情が実は懸想と呼ばれる類のものだと気づき、既に結婚しているというままならない感情を内に押し込めるイメージで魔力圧縮しつつ、神殿長として祈り続けた結果、途轍もない魔力と祝福持ちになったメルヒオールの物語を読んでみたい
ハルトムートとクラリッサの名捧げ
オティーリエが放り出すのが面白い
実の親とて狂信者モードのハルトムートとそれに同調して盛り上がる婚約者からは目を背けたくもなりますよねー
リンクベルク家でのお話し合いの後、ローゼマインと隠し部屋を使うエルヴィーラ様
エルヴィーラは貴族としてだけでなく、ちゃんと母親になるつもりだったんだよなぁ
ローゼマインへの重責を純粋に心配してる
ここを出れば王の養女になる娘と王族の護衛騎士になる息子の母の身
そう切り替えられるお母様はやはり強い
リーゼレータの中央同行も事前にちゃんと調整してたわけで
そりゃそうだと思う
WEBで本編を読んでたときもなんとなくそんな調整をしていそうとは思ってた
孤児院長室の隠し部屋に同席を初めて許されたハルトムート
ローゼマインの出自を知って黙していたけど
今まで以上に怖くてキモい
ま、今後ももっとキモくなるんだけどさ……
名捧げした側近よりもダームエルが信頼されているのは普通の貴族は理解できないだろうな
フェルディナンドよりもベンノ、マルクを頼っているのは尚更信じがたいでしょうね
ふぁんぶっくSS
ダームエルのディルクへの気遣いが泣ける
ディルクが孤児院に来た頃から知ってるものねー
ダームエルはローゼマインの護衛として頻繁に孤児院に出入りしているし、成長を見守ってきたって事ですものね
ライゼガングの古老達の暴走
実は姫が一番の破壊力を持っている事を知らないw
レーベレヒトはハルトムートの父親らしく、暗躍が得意
これまでも、フロレンツィアやその子供へのヘイトがローゼマインに向かっていた背景にはレーベレヒトの暗躍があったのでは?
それがフロレンツィアが知っているかどうかは微妙なところ
フロレンツィアに知らせずに、主のために動いていたような気がする
だとすると、フロレンツィアはヴィルフリートにオズヴァルトや側近たちの扱いについての教育云々と言っていたのが、自分にも同じことが言えるの自覚してないことになるなぁ
となると、やはり知ってた可能性もあるか?
ジギスヴァルトを牽制するフェルディナンド様
自分が安心して読書するために、持てる手札全て切って命を救う価値観を貴族は理解不能でしょうね
まして孤児とフェルディナンド様は同列扱いとは……
「不用意にローゼマインを焚き付けると、焚き付けた者が予想外で甚大な被害を受けることが多々あります」
ベンノ、フェルディナンド、ジルヴェスター、ヴィルフリート、アナスタージウス、エグランティーヌ
被害者多数だよぉ
フェルディナンド様からの手紙
「君のゲドゥルリーヒを教えてほしい」
期せずしてアンパンマンマーチの伏線回収になってないか?
君の幸せを知りたい、わからないまま終わりたくない、という愛を乞う歌w
トロンベ狩りの口外禁止命令
ローゼマインが名捧げ石に触れているような描写はない
ローゼマインの推測だけで、実は魔力的な縛りはなかったりするんだろうか?
でも、名捧げした人への命令の条件って明確になってないんだろうか?
ちゃんと名捧げ石を触って命令するときと触らないときがある
そして、前にも書いたけど、星祭りのタウの実投げの起源が気になる
身食いが生き延びる助けに自然となってるんだよなー
まさか時かけ案件だったりするんだろうか?
Posted by ブクログ
エルヴィーラとの隠し部屋での話し合いのシーンはどうしても泣いてしまいます。母と子のふれあいが、ローゼマインに対する普段は見せない慈愛がほんとうにすてきで…リーゼレータの公開告白も好きなシーンです(笑)ルッツとトゥーリの淡い恋みたいな関係もかわいくてニヤニヤが止まりません。単行本に収録される短編のおかげで本編だけではわからなかった場面が描写されやっと謎が解けた部分が今回もたくさんありました。ローゼマインは意図的にいろんなものを見ないようにしてるんでしょうね…。ティートリンデのあのパッパラパー具合はなんとかならないんですかね。ジルヴェスターとゲオルギーネの戦いが見られるのも単行本ならではで楽しいです。
最高品質って…
ローゼマインがやると何でもえげつないって話です。
個人的には、ヴィルフリートとローゼマインの関係が少し良くなってよかった。
やっぱ、ちょうどいい距離感てあるよね。
ランツェナーヴェって何?ってモヤモヤしてた方は必読すべき巻です。
Posted by ブクログ
多分4回目の再読。ヴィルフリートの言動に納得がいかない。レスティラウトに言われ、ローゼマインの価値に気づき守って行こうと思った筈なのに、オルトヴィーンに彼女はアウブを目指しているように見えると聞かされると、態度が豹変?
いや、尖ったナイフの時期になって?
それとも、フェルディナンドとの関係をみて?
ヴェローニカ派の口車に乗って?
人の意見を素直に聞けるのは美徳かもしれんが、自分の中心がぐらつくのはいただけない。てか、なんでこんな状況になっているのか、読んでいて分からなかった。私の読んでいない短編でもあるのだろうか?
とても面白いです
今作はあまり派手な乱高下はなく嵐の前の静けさみたいに下準備してるような内容でした。ローゼマインの周囲が忙しそうという印象が強かったです。そこもまた楽しかったです。
Posted by ブクログ
暴露話多めだった。特にエルヴィーラ母様とローゼマインの母と娘の話は涙が出ました。また、ヴィルフリートも、前巻までは思春期ならではの状態でこれから厄介だなと思っていたけど、彼は彼なりにちゃんと苦しんでいて、婚約者としてローゼマインと比較される辛さに耐えていたのだなとわかった。シャルロッテも領主候補になれない不合理さから解放されて将来がひらけたのも良かった。これからの2人に幸あれ。
さて、アーレンスバッハ。最新刊のお知らせなどから今後の方向性の軽いネタバレをくらった上で見てもこれから雲行きが怪しくなる様子。ランツェナーヴェからイケメン来てるし。ゲオルギーネの動向も分からないし。フェルディナンド様、どうか生きて…
婚約解消!これはしょうがない!
ヴィルフリートの心のうちもわかって、色々な事情が絡み合ってたからしょうがないけど、なんかこっちまで複雑な心境になってしまう…
面白いけど!
Posted by ブクログ
「婚約を解消し、王の養女になる」ローゼマインの報告から猶予1年、成人までには3年で同行するもの、残るもので動き出す。
神殿や印刷業務などの引き継ぎ、フェルディナンドに送るアレ用の最高品質の300枚の魔紙作り。
Web版の倍以上の密度。
ハルトムートもクラリッサも名捧げ。。。だから主の帰還を知れるのかと。。。
ルッツはトゥーリと婚約。トゥーリの成人式も無事終わる。
プロローグ:フロレンツィア視点
エピローグ:ルッツ視点
書き下ろし短編①:「わたくしの希望と問題点」(リーゼレータ視点) 婚約解消して晴れて側仕え筆頭として。
書き下ろし短編②:「騒動の事情聴取」(ジルヴェスター視点)
Posted by ブクログ
マインちゃんが平民だという情報を掴んだ時のハルトムート視点とかリーゼレータ視点の話があって面白かった。婚約者になった後のルッツとトゥーリの話も新鮮でよかった。
Posted by ブクログ
商人聖女の巻の後で、盛り上がるエピソードもあるものの、貴族院から領地の戻り、今後に向けた準備のストーリーか。
とはいえ、ローゼマインとエルヴィーラとの交流だったり、アーレンスバッハでの出来事だったりと、読み応えのあるエピソードが続く。
出版ペースが落ちるということで、次巻は12月刊行予定とか。待ち遠しい。
司書からは大分離れたけど
久しぶりに下町組が出て嬉しい。
しかし、ローゼマインに知らされないままルッツとトゥーリが婚約してるし、弟のカミルももうすぐ洗礼式、そしてプランタン商会で見習いを始めるとか。
ローゼマインが知ったらショックを受けれるんだろうな。。。
Posted by ブクログ
限定SS『踏み込みすぎた代償』ハルトムート視点。ローゼマインの平民出身を探り当てた後、フェルディナンドにどう釘を刺されたか?本編では事実のみなので、詳細に語られて楽しかったです。
『騒動の事情聴取』ジルヴェスター視点。アーレンスバッハでの中央騎士の暴動事件。本編だけだと、誰がどんな意図で起こしたか?さっぱりわからなくて消化不良でしたので、良かったです。
『わたくしの希望と問題点』リーゼレータ視点。リーゼレータは婚約をどう思っていたのか?どうなったのか?疑問解消。
はっ!では完結後の婚約相手は誰?
Posted by ブクログ
王族になるために引き継ぎが進み、物語が終わりが近付いていることを実感した。特に、貴族のお母様であるエルヴィーラとの話は、彼女のたくさんの想いが聞けて良かった。エルヴィーラが平民出身のローゼマインを快く受け入れなかったら、貴族になった時点で頓挫していたと思う。ディルクとコンラートは自分の進みたい道をすでに見つけていて、たくましさを感じた。エーレンフェストの神殿の未来は希望に満ちて、明るい。
Posted by ブクログ
貴族の駆け引きをコレでもかと堪能できる小説といえば、本好きの下剋上です、失脚・結婚・上位者との対応など刻々と変わる前提を全て俯瞰して正しい行動をとるのは大変です
ひとつの事件や出来事も立場により受け止める重要性が異なり、それが更に思わぬ行動の動機となる様が視点を変え、説明を加えて別角度から解説が得られるのが本シリーズ・・・しかもですよ、漫画で同じ状況を読めると、思わぬ表情に気が付いたり何度も楽しめる小説です(現在4週目?)
今回のプロローグ・エピローグでは母親など身内目線の気づきがありました、特にローゼマインの母の役をもったエルヴィーラがこのように細やかな心情を潜めていたかと思うと号泣しかない(ローゼマインと兄弟・側近や貴族への態度も深く付き合えば「壁」なんて作らんかっただろうね
Posted by ブクログ
エルヴィーラの深い母の愛に打たれます。
比較するようにゲオルギーネの毒母ぶりが伝わってくる。
本編でローゼマインとフェルディナンドは会わないけど、2人の挿絵はたっぷり。
今回は下町組と神殿組がたくさん出てきたし、側近たちも名捧げしたり引き継ぎに奔走したりと大活躍。
いよいよ中央に行く日が迫ってくるけど、先の見えない不安がどんどん押し寄せてくる。ランツェナーヴェの使者も登場して、戦争の予感〜。
Posted by ブクログ
いわゆる「日常パート」が多い巻でしたが、中央へと移動が決まっているローゼマインの周りでは、エーレンフェストに残る者と、中央に同行する者それぞれに大きな生活の変化に向けた準備が進みます。
婚約が(少なくとも内輪では)解消されたヴィルフリートとの関係が改善され、以前のような兄妹のやり取りが戻ってきたことは救いでしょうか。
Posted by ブクログ
粛清が終わり、ローゼマインが王の養女になることが決まったあとの、領地でのお話。
駄目なりに色々と考えて追い詰められていたヴィルフリートや、ローゼマインがいなくなることで勢力図が変わり、立場が大きく変わってしまったフロレンツィアやブリュンヒルデ。覚悟を決めたシャルロッテやフィリーネ、ディルクにコンラートなど、激動の中でなんとか進んでいこうとする姿が描かれています。
しかし、何より衝撃なのは、ルッツとトゥーリでしょうか(笑)
次巻からは、いよいよアーレンスバッハが動き出しますね。クライマックスへまっしぐら。
Posted by ブクログ
ローゼマインが中央に移ることになって、エーレンフェストに戻って色んな引継を行ったり、グーテンベルクやお抱えの行き先を決めていったりする話。領主一族の本当の思惑が見えたり、家族やルッツを連れて行くつもりだったから落ち着いていたのね、など妙に納得した。アーレンスバッハとランツェナーヴェの国境関係、ランツェナーヴェとユルゲンシュミットの国と国の関係がイマイチわかってなかったけど、ようやく分かった。
魔力の大きさって近いと判るっていう設定だけど、フェルディナンドと王族、ゲオルギーネはお互いどんな風に感じているのだろうか。
Posted by ブクログ
★これから先、貴女の肩にかかる重荷をわたくしは一緒に背負ってあげることはできません。ですから、せめて、エーレンフェストのことを気にせずに行けるように助力します。貴女は貴女らしさを失うことなく、進みなさい。(p.108)
・中央移籍準備の巻。
・ローゼマインが中央に連れていくのは誰になるか?
・事業の引き継ぎ。
・すごいなエルヴィーラとハルトムート。全部知ってたんや。それでもあの接し方ができてたんや。
・シャルロッテの覚悟、婚約解消したヴィルフリートも次期アウフでなくなりむしろ視野が広くなった。
・アーレンスバッハにランツェナーヴェの使者来訪、ディートリンデますますヤバい状況に。
・ルッツはトゥーリと婚約していた。