あらすじ
第三部「領主の養女」アニメ化決定!
アニメーション制作:WIT STUDIO
「このライトノベルがすごい!」(宝島社刊)
殿堂入り!
シリーズ累計1000万部突破!(電子書籍を含む)
驚愕の新展開が待ちきれない第三部クライマックス!
【あらすじ】
一年ぶりにリュエルの実を採集することに成功したローゼマインは、神官長と共に薬(ユレーヴェ)作りに励む。これで健康な普通の女の子になれる!……はず。 その喜びから、活動は今まで以上に精力的なものに。本を読める環境作りのために製紙業や口伝集めに力を入れるばかりか、神殿長としては収穫祭の直轄地を回る。おまけに初めての妹までできて――。
だが、冬支度の準備が着々と進む中、貴族の派閥争いが加速していく。彼等の陰謀は神殿内に混乱を招くばかりか、ローゼマインの未来をも大きく揺るがすことになる……。 驚愕の新展開へ! 心高まる第三部クライマックス! 第四部への2年間を描く短編集に、書き下ろしSS×2本、お馴染み椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!
著者について
●香月美夜(MIYA KAZUKI)
本作でデビュー。今年の夏休みは「ふぁんぶっく2」の制作で大忙し。初出から一年以上経過した特典SSやアフレコレポ&レポ漫画をお楽しみに。
読みやすい文体で、初めてのライトノベルにもおすすめの人気シリーズ!
ある日、地震による事故で死んでしまった本好きの女子大生・麗乃が、異世界の幼女・マインとして目覚める。
本を読みたい…
しかしこの世界には本が無かった!
(あるけど高価すぎて手に入らない。)
貧しい家の娘であるマインは、どうしても手に入れたい本のために決意!
「本がなければ、自分で作ればいい。」
本を作るには紙作りから、紙を作るには道具作りから、素材集めから…
病弱・虚弱で無理をするとすぐに倒れてしまう体で、目標のために邁進するマインの姿が本作の魅力。
そして徐々に彼女の行動が周囲の人たちに影響を与え、スケール感を増しながら展開される物語には引き込まれることうけあいです!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
すごーく面白いです。
ネットで読んでいても書き下ろし番外編欲しさに購入。
表紙に口絵に本編、ついでにおまけコミックすべてに登場のボニファティウス(筋肉)お爺様がヒーローか?
特典SS『妹を守るために』コルネリウス視点での誘拐騒動の後日談。今後に大活躍なハルトムートが登場。
Posted by ブクログ
今回も怒涛の展開でとても面白かったー!
下町の面々が好きですが、ローゼマインお休み中もまた無茶振りされて大変…ベンノさんの胃に穴があかないか心配…
神官長も口では面倒なと言いながら、ローゼマインを本当に心配しているのが分かりニヤニヤします。
集めた素材で薬作り、ちゃんと急いで作っておいて正解だったねー。
それにしても、あんな子供を罠にかかるとか、誘拐するとか、子供たちが辛い目にあうのがしんどいなと思う。。領主一族で生き延びるの大変すぎる。
ローゼマインの代わりを務めようと奮闘するシャルロッテが可愛いかった。そして、おじいさまはキャラが濃いなーと。孫思いがすごいのが、微笑ましかった。
買って良かった
webと漫画版を読んでいて、ダームエルとブリギッテの話が本当に大好きで本編以外だと1番なのですが、その後みたいなプラス話が読めて本当に幸せでした。買って良かった。作者様、セールしてくれた出版社BookLiveありがとう、続きセール価格じゃなかったから買ってなくてまたにしようと思ってたけど買うね!!
Posted by ブクログ
面白かった。そして、物語としては、いい感じでそのまま治療へ。
ヴィルフリートのバカ行動が引き起こしていく問題とその決着のつけかた。
それと、ヴィルフリートの妹シャルロッテの洗礼式で起きるキッドナップ事件。
毒で死にかけているローゼマインを助けて、そのまま治療液につけられ、
ここから2年の眠りにつく。その間の側仕えやら周りの人々の生活やらも語られる。
まあ、アホ息子も大きくなってから処刑するしかなくなるより、
年少の間に学んでくれるほうが、始末しやすそうではある。
いい感じの落としどころで読んでいて違和感がすくなくて良い。
脳筋おじいさまが私的には好き。ユクトクスと並んで2人推せる。
Posted by ブクログ
怒涛の襲撃だったけど、助けに向かった人たちお見事です。
この辺を読むと、フェルディナンドと良い関係を築けてるんだなーと緊迫した場面なのに考えてしまいます。じゃなければ他人に無関心な人が必死になって助けようとはしないだろうし。
ひとまず関係者は全員命に危険がなくて何よりです。
Posted by ブクログ
前巻で漠然とした「敵対勢力」の存在が示唆されましたが、ついにローゼマインにその手が迫ります。
相変わらず敵の黒幕は正体をつかめず、ローゼマインは昏睡状態に陥るなど、大きな転換点を迎えたように思います。
素材集めを終えた霊薬でローゼマインの虚弱体質が改善するのか、眠っていた間に家族(領主一族や側仕えたち)がどのように変化しているのか、そしてローゼマインはその変化にどのように対応するのか。
これまでにいくつもの危機を乗り越えてきた彼女の活躍がこの後も楽しみです。
Posted by ブクログ
妹、シャルロッテのために頑張るローゼマイン。
シャルロッテの洗礼式は無事に終わったが、その後襲撃される。
攫われたシャルロッテを助けに行ったローゼマインは毒を飲まされユレーヴェに浸され長い眠りにつく。
ローゼマインが眠っている間の2年間はさまざまなことがあった。
ダームエルとブリギッテが結ばれるかと思ったが、魔力差のことしか考えてなかったため想いあいながらも2人は決別する。
神殿では灰色巫女であるリリーが妊娠したため、ヴィルマたちが出産に向けて準備する。
専属料理人のエラとフーゴは結婚まで話が進んだが、ローゼマインが眠っているため勝手に結婚することができず、ローゼマインが目覚めるのを待つことになる。
Posted by ブクログ
リュエルにリベンジ成功、魔力圧縮講義、シャルロッテの登場。魔力圧縮の件で尋問されて「お菓子の件?」と思うローゼマインのボケっぷり(笑)ヴィルフリートは領主後継者なのに隙だらけで考えも足りないしどうすんのレベル。でもまだ10歳にも満たないんだからローゼマインが特異なのか。ヴィルマに怒ったベンノさん。これから先のことを考えたらそりゃそうよね。2年間眠りについたローゼマイン。ダームエルとブリギッテは残念。
Posted by ブクログ
3部の終わり
通して読むと、ヴィルフルートの過ちのバックボーンが理解しやすい
貴族としてはやはり迂闊だよなぁ
オズヴァルト達のの教育の問題なのか
まぁ、それまではそれまでなので、学習面はそこそこだとしても社交や貴族の知識については教育がされてないのでしょうねぇ
ただ、ヴィルフリートがヴェローニカを慕うのも仕方がないのもよくわかる
ずっと甘やかされて大事に育てられてきたのに、病気で会えなくなったというのに、実はローゼマインとフェルディナンドに陥れられていると聞かされたら、そりゃぁねぇ……
一番の問題はオズヴァルトを信用しすぎている領主夫妻かもね
シャルロッテに激甘なローゼマイン
貴族の常識としては養子だし、同腹の兄弟ではないのでそこまで親しくすべき関係ではないんですけどね
現代人の感覚故か、それとも本当の家族と離れている事の穴埋めなのか、姉妹という関係をトゥーリに当てはめて憧れているのか
ま、全部ひっくるめてなんでしょうねぇ
ユルゲンシュミットの貴族の常識を知っているシャルロッテだからこそ、ローゼマインの行為を気に病む
自らを助けようとしたために毒に倒れ、長い眠りにつくことになった姉への想い
幼い頃からヴィルフリートに対抗する存在として育てられた経緯があり、そんなヴィルフリートが褒めそやす存在のローゼマイン
まぁ、親近感も湧きますよねー
その想いの危うさについてジルヴェスターの指摘しているなぁ
ヒルシュール視点のSS
ノルベルトが叔父なんだよなぁ
となると血筋も領主一族に近いわけで、魔力もそこそこあるのでしょうね
後の行動があれですけど、一応教師らしい仕事もめんどくさがりながらこなしてはいるんですよね
そして本当に学生の事を考えているんだよなぁ
ま、研究狂いなのは変わらないんですけどね
Posted by ブクログ
多分6回目の再読。今回気になったのは、P278「このくらいローゼマイン様の無茶振りに比べたら何でもないです」というダームエルのセリフ。
無茶振りというと、孤児院の庭でトロンベを刈った時の事か、いや、アンゲリカの成績あげ隊の方が大変だったか。そういや、古い聖典の意味を尋ねられ分からなくて自信を喪失したこともあったっけ。無茶振りやね。
Posted by ブクログ
新しい孤児の引き受け、ハッセの町長らの教育、ローゼマインのためのユリーヴェ作りに必要なリュエルに再チャレンジ。
初めてできた妹のシャルロッテが可愛くてしかたがなくなったり、幽閉された祖母に唆された兄のヴィルフリートの処遇…更にはさらわれたシャルロッテを助けにいったローゼマイン自身が襲われ何か毒物を飲まされてしまい、急遽ユリーヴェに沈み眠りにつく。
起きたのはそれから二年後のこと。
その間の家族たち、ブリギッテとダームエルとの恋の行方、グーテンベルグの人たちのことが書かれてて、マイン不在もなんとかしようとする様子がえがかれている。
次も楽しみ。
Posted by ブクログ
第三部、完。三部が大変楽しかったので、★5つけました。
グリム計画という、再話事業に手をかけるのですが、そこは柳田國男計画にしてほしかった。
今回は最近のキャラクター、ボニファティウス(カルステッドの父)、シャルロッテ(ジルヴェスターの長女)なども活躍し、側仕えなど含めるとかなり名前記憶が大変になりつつあります。次から、学校だしなぁ。登場人物紹介が毎巻ついてて、助かります。
リュエルの実回収も済み、ついにマインが健康に?というところで、前の巻の不穏な種が芽吹いて…というところが一番の山場でした。
満足のおもしろさです
今回の内容も途中で読みやめるところがないほど面白かったです。妹のかわいさを神官長がうまく使ってローゼマインをやる気にさせるところが本当に大好きです。本当に次巻が気になってすぐ買ってしまいました。
ハラハラドキドキ
本館は第3部の最終話です。妹のシャルロッテを助けるため、ローゼマインが頑張りますが・・・おじい様を含め奮闘の結果一命をとりとめますが、ローゼマインは果たして!?ハラハラドキドキの巻です。次の巻がすぐ読みたくなっちゃいますね。ローゼンマインと同様に自室で本シリーズを読みまくっています。次巻も楽しみです!
びっくり!
ローゼマインが襲撃を受けて毒を飲まされるという展開にも驚いたが、何と2年も眠りにつくことになるなんて、あまりの驚きに暫く固まってしまった。ローゼマインのいない間のみんなの頑張りを読んで、全ての中心のようなローゼマインがいなくなっても何とか現状維持していく周囲の人たちの頑張りが凄い!特に神官長!
まさかの展開
第3部の終わりで、ローゼマインに危機が!
息をつく暇もないような怒濤の展開の末に、まさか2年間も眠り続けるなんて思いもしませんでした。
ローゼマイン不在の期間の周りの人たちの動向がとても興味深いものでした。
個々のキャラがしっかり設定されているからこそ、1人1人の行動に共感を覚えて読むことができました。
次回はいよいよ貴族院へ入学ですが、とても期待しています。
Posted by ブクログ
2019年61冊目。ローゼマインの妹(義理)の登場、おじい様の思わぬ活躍、そして一番印象に残ったのはダームエルとブリキッテの恋の結末。好き合っているのに、それがかなわないというのは何とも切ないなと読んでいて思った。残念としか言いようがない。ダームエルとブリキッテにはそれぞれに良い相手に廻り合ってほしいなと思う。陰謀の方については、根本的な解決には至らなかったけれど、第4部になれば少しは話の進展がみられるのかな。続きも手に入れているので読んでいきたいと思う。
Posted by ブクログ
起承転結に分けるなら第三部そのものが「転」ではあったが、その最終巻の大ラスですっげえ大玉転がしをしてきたな!
製紙業、印刷機、本の題材集めと主人公のメインストリームが着々と進む中、政治的なきな臭さが一気に領主の娘としての身に降りかかってきた。てっきり大人達が解決するかと思いきや、思わぬ鋭い洞察を見せ丁寧に捌く様は面白い。
そんな中、もしかしたら本作シリーズで初に近い気がする本格恋愛模様が出てきたが、その顛末が世界観の強化になっているのも面白い。
Posted by ブクログ
ローゼマインは、二度目のリュエルの実の採取はカルステッド騎士団長も参加してくれ、万全の準備で無事に採取できた。ようやくユレーヴェが作れると喜んでいたローゼマインだが、反対派の貴族の魔の手が忍び寄る。第三部完。
Posted by ブクログ
おじいさま大活躍(?)の巻。
そして主人公の不在。シャルロッテかわいいねシャルロッテ!
そしてイラストが付くことでとてもにやにやが増えていますにやにや。
ぞぞっ
ゲオルギーネ、恐るべし!貴族も、その派閥も、厄介で、恐ろしい。暗く深い穴に落ちて行くような気持ちになる。ローゼマインが、2年も眠っている間に、色々な事が有って、皆、成長した。目覚めた。ローゼマインは、どうなるのか?
Posted by ブクログ
おぉ!急転直下!そして、前巻からの伏線もきっちり回収!お見事〜!おじいさまの性格も、こんな人柄だったのか、、、と好感しかない。
領主一家の子供たちが、想像に反していい子たちだし、お互いが刺激しあって成長してる。
孤児院の中もヴィルマの苦手克服が個人的にはググッときた。守られてるだけも良かったけど、成長するのってパワーいるけど克服した姿に感動する。
ダームエルの結婚の行く末もそうきたかー、でした。お互い最後に話し合うことができて、本当によかった。ブリギッテのその後も気になるし、アンゲリカとおじいさまの特訓状況も気になる。
Posted by ブクログ
ヴィルフリートは本当に素直なのだと思います。だから騙されやすいし信じやすい。でもちゃんと自分の非を認めて謝罪出来るってフェルディナンドの言う通り、得難い美点だと思います。
妹シャルロッテに良いところを見せようと頑張るローゼマインが微笑ましい。ローゼマインの案でとりあえず緩い処分になったヴィルフリート。頑張れ!
ダームウェルとブリギッテは上手くいきませんでした。イルクナーについてきて欲しかったブリギッテとローゼマインの護衛騎士を辞める訳にはいかないダームウェル。うーん…。難しい二人でしたね。でも傷が浅いうちで良かったのかも。
襲撃されて毒を飲まされたローゼマインはそのまま二年眠ることになりました。周囲も大変です。
そして出産を控えた灰色巫女のためにヴィルマを一喝するベンノ。ローゼマインの側仕えも成長せざるを得ません。
Posted by ブクログ
マインと出会うまで、フェルディナンドには素で話せる相手がいなかったんじゃないかな。
マインを大切に思うようになってることに本人が気がついてなさそうなところが良い。
Posted by ブクログ
ドタバタな巻。ヴィルフリートは予想を裏切らない立ち回りをしてくれました。当の本人からしたらたまったものではないだろうけどね。彼の良いところは素直なところ。その長所を伸ばして、今後の活躍をニヤニヤしながら期待したい!シャルロッテは健気で可愛らしい。変に染まらずそのまま大きくなってねと心のそこからそう思える。ボニファティウスは見ていると「さくら友蔵」を彷彿させてくれるのでほっこりする。アンゲリカとシュティンルークも良いコンビだと思う。次巻は頭を切り替えて、整理しながら物語を追わないとですね。
Posted by ブクログ
第三部完結。シャルロッテがイラストだとさらにかわいさが増していて椎名先生さすがたなぁと思いました。ローゼマインが眠りにつくことでいろんな変化がありいろんな視点で描かれるのがおもしろかったです。そしておじいさま大活躍、イラストもたくさんでかっこよかったです。書き下ろしのダームエルとフーゴ&エラの話が対照的でおもしろいなと思いました。ダームエルの恋愛はいつかうまくいくんですかね。
急展開
シャルロッテと対面したり、ヴィルフリートが嵌められたのを助けたり、トントンと進んできたのに最後に急展開!!いきなり2年を飛び越えることに。あらまぁ~!
しかも、体が結局小さいままな辺りとか、作者の萌えポイントを堅持してるんだろうな…可愛いから良いけど。
注目していたダームエルとブリギッテ、なんとお家の事情で結ばれず…こっちも終わりが早くて喪失感がすごい…しかも、フォルクとカーヤ、フーゴとエラなどカップルが続々誕生していてダームエルの傷口に岩塩…これも徹底したもんね(笑)
Posted by ブクログ
マインのユレーヴェの準備を優先するか、領地貴族の魔力量増加を優先するか。フェルディナンドから交渉によりユレーヴェを優先させるマインの姿に商人魂が垣間見えたようでなんだか懐かしくなりました。
しかし、ようやくユレーヴェの準備が整ったと思ったら、早速使うことになるなんて。ゲオルギーネの暗躍もまだ続きそうだし、落ち着いて本に集中できる日はまだまだ先になりそう。第四部では、騒動に巻き込まれても命の危険にに関わるようなことは起きないことを願いたいものです。
そして、前回男を見せたダームエルですが、身分差とマインへの恩が弊害になるとは。結ばれると思って読んでいたので残念でなりません。説明されればごもっともなんですが、身分制度を軽く考えてました。ダームエルとブリギッテは共に歩む未来を築けませんでしたが明るい未来が待っていることを願うばかりです。
Posted by ブクログ
エピローグが本編並みのボリューム
この巻で色々な部分が解決したのですがローゼマイン
がシャルロッテを救うために自分の体を投げうった為
敵につかまり毒を飲まされた・・・合掌
妹であるシャルロッテは兄より真面目で野心家ですが
ローゼマインに出会いその気高さ(?)に憧れを持つ
ヴィルフリートも罪を犯したあと廃嫡だけではなく牢
獄への収監も検討されたが、ローゼマインの大岡裁き
のおかげで妹とともにローゼマイン仮死状態の二年間
彼女の業務を代行する事にしたが、むしろ超人的な活
動を身をもって知り打ちひしがれる
本編があって、今後は貴族社会・国同士の陰謀が飛び
交う物語となる・・・その前に貴族院