【感想・ネタバレ】【小説11巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女IV」のレビュー

あらすじ

2026年春から読売テレビ・日本テレビ系全国ネット
土曜夕方5時30分枠にてTVアニメ放送開始!(※一部地域を除く)
TOKYO MXでも放送決定!(※放送時間は未定)

2025年7月から読売テレビ、TOKYO MXにてTVアニメ1期~3期再放送開始!
読売テレビ:7月3日から毎週木曜25時34分~
TOKYO MX:7月7日から毎週月曜21時25分~
※放送予定は都合により変更になる可能性がございます。

「このライトノベルがすごい!」(宝島社刊)
殿堂入り!
シリーズ累計1000万部突破!(電子書籍を含む)

25,000字を超える大増「書き下ろし番外編」2本&椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!


【あらすじ】

春は恋が芽生える季節! ローゼマインの側近や専属達が何だか色めき立って、衣装を作ったり、お披露目したりと華やいだ様子。神殿の工房では新しい印刷機もついに完成し、本作りは広がりを見せていく。絵本に、楽譜、騎士物語等、様々な本を販売するにまで到った。今後の領地内における印刷業の拡大を見据え、まずは製紙業を広げることに。ローゼマイン一行は紙の作り方を教えたり、新素材の研究をするため、イルクナーへ向かう。少しずつローゼマインを取り巻く環境が改善される一方、現領主の姉が来訪したことで、エーレンフェストには不穏な空気が流れ始めるのだった。第三部完結へ向けて貴族達の想いが交錯する、ビブリア・ファンタジー転変の章! 大増書き下ろし番外編2本+椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!

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読みやすい文体で、初めてのライトノベルにもおすすめの人気シリーズ!


ある日、地震による事故で死んでしまった本好きの女子大生・麗乃が、異世界の幼女・マインとして目覚める。

本を読みたい…
しかしこの世界には本が無かった!
(あるけど高価すぎて手に入らない。)
貧しい家の娘であるマインは、どうしても手に入れたい本のために決意!


「本がなければ、自分で作ればいい。」


本を作るには紙作りから、紙を作るには道具作りから、素材集めから…

病弱・虚弱で無理をするとすぐに倒れてしまう体で、目標のために邁進するマインの姿が本作の魅力。
そして徐々に彼女の行動が周囲の人たちに影響を与え、スケール感を増しながら展開される物語には引き込まれることうけあいです!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

ゲオルギーネの登場でこれからエーレンフェストがどうなっていくのかとても気になる〜!
シキコーザのお母さん恐ろしいです…
ダームエル、恋がんばれ!

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

今回もマイン大忙し。
どんどんやることも増えてきて、環境も変わるので読み飽きることがない。もっともっとさきをしりたくなります。ファンタジー好きな大人も楽しめますよ。

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2025年06月04日

匿名

ネタバレ 購入済み

書き下ろし

まさかここで、なろう版では触れられていなかった、ゲルラッハ子爵たちの企みの裏側が読めるとは思わなかったのでとても興味深かったです。
こういう感じでヴィルフリート事件が引き起こされるのですね…

また、イルクナーでのギル視点のお話も面白かったです!新しい場所で新しい人たちと、新しい紙の配合を行う…
ても大変そうですが、やりがいを感じてイキイキしている彼らが素敵だなと感じました。
頼もしくなったね、ギル!

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2025年01月04日

Posted by ブクログ

水汲み用のポンプで水汲みたい領主かわいいな!自分、異世界転生してもこんなものの設計とか出来る気がしない。地味に能力値高い麗乃さん。

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2024年09月04日

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ネタバレ

フェルディナンドがどんどん人間らしくなってて良いです。
あと初めてのラブコメ展開にエルヴィーラじゃないけどトキメキワクワク(*^^*)
ダームエル応援してる!頑張れ!

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2024年06月18日

購入済み

相変わらず面白かった。前神殿長関連の話は結構色々波紋があって、ハッセの話だけではなかったんだなあと思う。面倒くさすぎる。
面倒といえば、フェルディナンドがローゼマインの後見になってやっぱり面倒そうな感じだけど、なんだかんだ面倒見が良いのが素敵だなと思う。

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2024年05月27日

Posted by ブクログ

面白かった!!そして、新しいヴィランが出てきた。
前の黒幕は、おとぎばなしの王道、”ままはは”
フェルディナンドのステップマザーで、現領主(アウブ)の実母だったんだが、ローゼマインとは関節的な害毒しかなく直接なんにも関係ないので、ボヤンとした印象だったが、その娘がヴィランとなって出てきた。ガマ神殿長の姪にあたるゲオルギーネ。
経済方面では、新しいドレスのデザイン、新しい印刷機、手押しポンプ、
ベンノがプランタン商会立ち上げ。
あと、ローゼマインの資材集め、卵どろぼう作業。
アンゲリカの説教魔剣は好きやねぇ、やっぱり魔剣は喋らないと(あはは)
ヴィルフリートは嫌いだが、こういうのもいないと
物語がのっぺりするからねぇ、、
ローゼマインの話ならストレス人物いなくてものっぺりしてても
読み応えあるとは思うけど(笑)

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2024年03月20日

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今まではエーレンフェストの街の中で動きがあることがほとんどだったけど、この巻で、街の外や別領地の動きが見えるようになりました。
当たり前だけど、ローゼマイン以外も考えて行動して何かしらの影響を残してるんですよね。それが後々どういうふうに繋がっていくのか楽しみです。

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2024年01月15日

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魔剣とハリセンに吹き出して笑ってしまいました(^-^)恋の行方も気になるし、ゲオギルーネの今後が怖いし…益々ハマっていく…

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2023年10月20日

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ネタバレ

やっと絵本以外にも販売できるものが完成!
楽譜に騎士物語集など盛りだくさん!
さらに、ブリギッテの新しい衣装のお披露目では、なんとダームエルがブリギッテに求婚!
番外編ではブリギッテに求婚したダームエルの詳しい話が読めて楽しかったです!

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2023年09月10日

Posted by ブクログ

アンゲリカの魔剣、知識を蓄え小言を言う魔剣とはなかなか面白く仕上がった。今回ブリギッテの実家に行ったり新しい衣装作ったりブリギッテにかなり重点が置かれてる。ダームエルとはこれからどうなるのか。
ジルヴェスターの姉ゲオギルーネ登場。やり過ごしたと思ったらヴィルフリートのせいで面倒なことに。ハリセンで叩かれてもしょうがないよね。プランタン商会誕生、旧知の中のベンノとの会話はたのしい。

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2023年07月20日

購入済み

ごほうびが楽しい

しまった。題名がネタバレかも,
(私の中では印刷関連が一番のネタバレ案件ですが。)
今回は笑えるネタが多かったですが、最後は、こわいっす。ゲ…

ブリギッテさんのドレスがイラストで見られたのが眼福でしたねー。

#笑える #胸キュン #怖い

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2023年03月09日

Posted by ブクログ

 多分6回目。今回見落としに気づいたのは、P284「まぁ、グローリエではありませんか」とゲオルギーネが声をかける婦人。シキコーザの母だ!名前まできちんと出てたなんて、今まで気づかなかった。
 領主の養女になってから、名前が増えていく事で、主人公の世界が広がる様子がわかるが、こんな所にまで…。深い。

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2023年02月22日

購入済み

とても面白いです

今作は人間関係が複雑に現れていて楽しめました。ローゼマインの身近な人たちだけではなく、敵対する人たちの人間関係がわかって深みが増したように思えます。

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2022年09月20日

Posted by ブクログ

web版で読むよりプロローグ・エピローグで別の人の視点でお話が挟まるので、より物語が読みやすいしわかりやすくなります。そしてイラストがほんとうにきれいでかわいくてかっこよくて眼福です。
そしてそして、書き下ろしのダームエルとブリギッテのお話が…!身分違いの恋物語があまりにもかわいくてエルヴィーラ様のようにキュンキュンしてしまいましたね。読みたいと思っていたのでうれしいです。最高です。

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2022年06月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

素材集めの続きや印刷機の完成にアンゲリカの喋る魔剣、ブリギッテの衣装とイルクナー行き、ダームエルの恋、ゲオルギーネの登場。
この巻も、面白さてんこもり!

ダームエルの求婚よりも、ヴィルフリートのやらかしに対するローゼマインのハリセンツッコミと、フロレンツィアの“このバカ息子!”っていう心の叫びのくだりが強烈で、そっちが強く印象に残ってしまった(笑)

イルクナーで作られた初の試作品がハリセンになったっていうのも可笑しかった。

ゲオルギーネ(名前からもうめっちゃ強そう)の登場で、次巻からヒリヒリ、ピリピリしてくるのだろうなぁと予想しつつ、この巻はとても楽しめた。

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2021年08月09日

購入済み

ダームエルかっこいい!

ブリギッテの美人っぷりも素敵だったけど、ダームエルがここイチかっこいい!なにこれ!!
巻末の短編では、二人のやり取りがもう少し踏み込んで続いていて、うわーっとハッピーな気分になりました!!超応援したい✨

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2021年04月13日

購入済み

マインはデザインまでできちゃう

マインは本が好きで、前世に大量の本に囲まれていたせいか、知識が幅広くて凄いです。今回はドレスのデザインにまで挑戦します。新しいドレスが巻き起こす事件もドキドキです。

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2020年05月09日

koa

ネタバレ 購入済み

止められない止まらない

主人公のローゼマインが魅力的すぎて、読み始めると止まらないほど面白いです。

本を作るという目標は1作目から変わっていないのですが、それ以外の貴族の人間関係やら薬の素材を集めるための冒険などもあり読み応えがあります。

エピローグではローゼマインに敵対する輩の企みに鳥肌が立ちましたが、これからの展開がどうなるのか楽しみです。

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2022年09月28日

Posted by ブクログ

限定ss『弟妹との時間』ヴィルフリート視点。領主会議中にシャルロッテ達とどう付き合ってたが、ヴィルの心情はどうだったかが楽しく読める。A4が4枚で読みごたえあり。

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2017年06月10日

Posted by ブクログ

大作ファンタジー第3部4巻。
(第1部1巻は半分くらいで挫折してしまい、続きを漫画で読んで、第2部から小説版を読んでいます。)

話が進むにつれて世界が少しずつ広がって行っているが、よく創られており、辻褄が合っていてすごい。

第3部山場に向けて、何やら大変な事態になりそうな感じで終わり、続きが気になります。

今回はブリギッデ視点の短編が良かった!

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2025年08月13日

Posted by ブクログ

珍しく恋が始まる予感!職場恋愛ってどうなるの?アリなのかしら。

面白そうな魔剣が誕生したり、ダームエルの魔力増量をお手伝いしたり、ワガママ兄様が成長してるようでやらかしたり…今後が気になる展開が多かったかも!

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2025年03月05日

ネタバレ 購入済み

うっわ〜っ

また、ややこしいのが、出てきた!ゲオルギーネ、ジルヴェスターの一番上姉で、腹に一物有りそうな、辛辣で陰険な、策謀家。ちょっと?かなり?おバカなヴィルフリートが、変に利用されなきゃ良いけど。

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2024年09月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ファッションリーダーローゼマイン(´・ω・`)
本ヲタクの前世から考えられないコトを求められているが、母親の趣味に付き合わされた成果のひとつだろうか
平民時代は思いつきが実を結ぶ事は無かったが、権力って極端な結果を生み出すよね
今回の目玉はヴィルフリートの危うさを誰も警戒していない首脳陣のわきの甘さ
・・・尤もそれがあるからローゼマインが生き延びてきたんだけどね

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2024年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アンゲリカの魔剣が残念すぎる(笑)。フェルディナンドの小言付きなんて絶対げんなりすると思うけれど、アンゲリカのように何も考えないタイプなら受け入れられるのでしょうか。シュティンルークと名付けられた魔剣の活躍を期待します。
それとダームエルとブリギッテの恋は成就するのでしょうか。ダームエルには幸せになって欲しいです。
“ハリセン”にも素早く対応できるフェルディナンドは本当に万能だなと。スパーンとローゼマインがヴィルフリートの頭に振り下ろした時はスカッとしたけれど、ゲオルギーネはこれから何かしてくるのでしょうね。

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2023年12月21日

Posted by ブクログ

領主の養女として着々と知識を蓄えて地位を確保しつつあるローゼマインですが、養父の姉をはじめとるする敵対勢力が次第に存在感を増してきています。読んでいると、これまでとは違って「正体がはっきりと見えない敵に何をされるかわからない」という恐怖を感じることもあってハラハラさせられます。

一方で、ローゼマインの側近たちについてはこれまでに明かされてこなかった過去や、それぞれの家族についてのエピソードが語られることで、今まで以上に親近感を抱きます。

愚な兄のせいでまた危機が訪れそうな予感がありますが、どうにか乗り越えてもらいたいと思います。

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2023年11月29日

Posted by ブクログ

ボニファティウスとの交流の少なさ
ローゼマインに洗礼式で少し挨拶しただけとある
あのボニファティウスが騒がなかったのか?と疑問に思ったものの
ローエマインの虚弱さについて周囲から重々言い含められてたのでしょうねぇ


星結びの儀式で、フェルディナンドの結婚相手にローゼマインはどうかという話題にニヤニヤが止まらない
貴族院にいる間に婚約者を見つけるとかさぁ~
ま、ここで既に断られていると後々までローゼマインは思っているのですよねー


ブリギッテ視点のSSはとてもキュンキュンする
本当に騎士の恋物語じゃないですか
ユルゲンシュミットの貴族のあれこれを知った今だと、エルヴィーラ様達が打ち震えるのもわかるわ

あと、ダームエルの友人たちもよい
やはり、ダームエルの人柄か?努力家なところとか?が評価されてるのかな?

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2023年07月14日

Posted by ブクログ

終盤、ゲオルギーネの登場により物語の傾斜角が上がった。転がる石の速度が増すので、これからが本番。今後、物語がどう転ぶかはヴィルフリートの行動次第。次巻の彼の言動に注目。ほのぼのパートも相変わらず。ダームエルには是非ともローゼマインの助言をもとに頑張ってもらいたい!ニヤニヤが止まらない!一年後が本当に楽しみ!水汲みポンプは、たしかにあると便利だよなと感じた。詳しい原理はわからないけど、なんとなくの設計図を書いて、それを実現するとか、有能な人が多すぎですね!次は何をつくるのかな?楽しみ楽しみ。

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2022年10月02日

Posted by ブクログ

今回の見所はブリギッデの新しい衣装とダームニエルの活躍、アンゲリカの剣に付与された面白い能力(これはアニメでみたら笑えるヤツ)、魔力の釣り合いから見た婚約者の考察(ここに挿絵いれてくれてありがとう!)、イルクナーの森の紙素材探し、マインの薬材料としての卵狩り。そして、エーレンフェストに残る旧神殿長に絡む不穏な動き。
第三部になってからは本当に続きの本があると、他の返却予定本を差し置いて下剋上読んじゃう位楽しくなってます。

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2022年06月26日

購入済み

やった!出来上がった印刷機

グーテンベルク達の力を集め新しい印刷機が出来上がりました。新しい本ができるのです。城の販売会も順調に行われてマインはとても楽しそうです。また、エーレンフェストの外に印刷は広がっていこうとしている。が、権力に群がる貴族達は、穏やかなやり取りの裏で、反乱を起こす準備を進めているようで、アウブや、フェルディナントと共にマインがどう対応してゆくのか これからも楽しみです。ドキドキと、ワクワクが、沢山の様子を見て(読んで)早くこの作品の先が、続気が、読みたいと思いました。

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2020年08月15日

Posted by ブクログ

相変わらずみんな良い子達で読んでて嬉しくなる。護衛騎士の恋愛話はどうか成就しますように。皆が応援したくなるのがわかる。

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2020年07月19日

Posted by ブクログ

2019年56冊目。印刷機の完成と素材集め、星結びの儀式などが話のメイン。星結びの儀式で元婚約者に言い寄られて困っているブリキッテを救ったダームエルの行動は読んでいて「よくやった!」と思えるほど。巻末の短編で、その辺の事情が触れられていて、とても良かった。巻末では、現当主に対抗する勢力が、立場の逆転を狙おうと暗躍する表現が見られる。それに対してローゼマインらはどう対抗するのか。続きを読むのが楽しみだ。感想はこんなところです。

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2019年07月31日

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ユレーヴェのおつかいクエストも順調に進み、マインもかなり貴族としての振る舞いが身に付いてきました。
でも、この巻の主役は男を見せたダームエルでしょう。身分差を越えての恋。この恋が成就して、恋愛小説の元ネタになるような展開を期待してしまいます。
がんばれダームエル。
それは兎も角、ゲオルギーネという不穏分子が気になりますね。しかし、ゲオルギーネは前神殿長のどこが可愛かったんでしょうか。貴族視点でみるといい点があったのか。気になります。

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2018年12月31日

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ネタバレ

新しい印刷機も出来上がって、ローゼマインの気分も上昇。しかし、領主のジルヴェスターの姉のゲオルギーネ様がエーレンフェストを訪問にくるとか。前神殿長と深く関りがあるゲオルギーネ様が来るとなると、ローゼマインへの影響も考えられそうだ。

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2018年10月19日

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ネタバレ

新しい衣装から、新しい紙と手押しポンプまで

web版の第237話〜第256話までの範囲。

書き下ろしが、4つ。
・プロローグ
トゥーリ視点での10歳の準備関係のお話し。
・ダームエルの申し出
ブリギッテ視点で、衣装のお披露目からイルクナー滞在あたりまでのお話し
・イルクナーでの滞在
ギル視点のイルクナー滞在時のお話し。
・エピローグ
シキコーザの母親のグローリエ視点でのお話し。ゲオルギーネ派の動きがわかる。

あと特典SSで
・弟妹との時間
ヴィルフリート視点で妹や弟とのふれあいのお話し。

ダームエルが頑張ってる。結果はわかってるけど、頑張れ

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2017年06月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

エーレンフェストが中心に進んでたが、ゲオルギーネの登場により、さらに外の世界と繋がりが出てきた。グーテンベルクによって、活版印刷機が完成し、印刷技術が高まりつつある中で、さらに印刷事業を広げるためには領地外に出ざるを得ないと思っていたが、アーレンスバッハとの話が広がっていきそう。アーレンスバッハを飲み込めると、より自由度が広がりそうだけど、現時点では格上の存在なので国として下剋上するために、国力の底上げが課題になる。イルクナーで紙の製造が始まり、これもターニングポイントになりそうな気がする。

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2025年09月05日

Posted by ブクログ

トゥーリのその後の身の振り方を離れたところでマインやベンノが考えたりするところ、家族への愛を感じる。今回はイルクナーやアーレンスバッハといった、これまで関わりの薄かった場所からたくさん物語が動いてる。
こういう感じで下町とは違う広範囲での展開が増えてるあたり、物語の広がりを感じる。あちこち遠征に行くのって、楽しい。

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2024年01月09日

Posted by ブクログ

事業拡大フェイズ、という言い方も雑だが、製紙業の拡大や服飾デザインの新規考案など、異世界がどんどんと我々の世界の技術に侵食されていく。

そうした物品の変化も面白いのだが、そこにくっついて「概念(考え方)」が変わっていくのが面白い。前巻から引き続きだが、著作権的な考えを導入しようとしているのが印象的だった。

どう考えても主人公では太刀打ち出来なさそうな政敵キャラも出現し、さて周りの大人たちとどのように対抗していくのか、また先が楽しみ。

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2019年04月10日

シリーズ作品レビュー

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