読みやすい文体で、初めてのライトノベルにもおすすめの人気シリーズ!
ある日、地震による事故で死んでしまった本好きの女子大生・麗乃が、異世界の幼女・マインとして目覚める。
本を読みたい…
しかしこの世界には本が無かった!
(あるけど高価すぎて手に入らない。)
貧しい家の娘であるマインは、どうしても手に入れたい本のために決意!
「本がなければ、自分で作ればいい。」
本を作るには紙作りから、紙を作るには道具作りから、素材集めから…
病弱・虚弱で無理をするとすぐに倒れてしまう体で、目標のために邁進するマインの姿が本作の魅力。
そして徐々に彼女の行動が周囲の人たちに影響を与え、スケール感を増しながら展開される物語には引き込まれることうけあいです!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2017年03月06日
ヴィルマを側仕えにしてから、トロンベ討伐後に、エピローグとして、夢の世界前後編まで
web版の第104話〜第133話の範囲。
書き下ろしが、3つ。
・プロローグ
エーファ視点で、妊娠をマインに告げる話し。
・青色巫女見習いの側仕え
ロジーナ視点での第108話「閑話 前の主と今の主」の話し。
・神...続きを読む殿の料理人見習い
エラ視点。神殿の料理人のなぜなったかのお話し。
Posted by ブクログ 2016年02月29日
文句なく面白い。ネットでは『夢の世界』とされた閑話がエピローグとして掲載。此処の場面は大好きな所です。
分厚くて読みごたえもあり、内容もやっと魔法がクローズアップされて、マインの特異性も周りに知れてくる盛り上がるとこです。
書き下ろし『青色巫女見習いの側仕え』ロジーナ視点
『神殿の料理人見習い』エラ...続きを読む視点。ベンノさんに雇われた経緯。
Posted by ブクログ 2024年03月08日
・現実を忘れさせてくれてありがたい!異世界行きたいけど怖い!
・騎士団とのやりとりは感動した。意地悪な護衛に対して仕打ちをする流れが感動!そして、想定以上に大きな力を宿してるというのも良い設定。
・現実世界で母と再会した時に涙が出る。突然の地震で子供を亡くした母の気持ちたるや。自分が同じ立場だったら...続きを読む悲しすぎる。それを汲み取る主人公に共感。
Posted by ブクログ 2023年12月15日
読み返し勢です。
この巻で完成したものって結構多いでしょうか?この辺り、自分でやってみようと思えばできるような、手軽なあれこれを作ってるのがいいですね。
また、マインの膨大な魔力量が判明したり、前世の記憶が正確にバレたのもこの巻。
ひとつの転換点だなーと読んでました。
Posted by ブクログ 2023年11月14日
ついに念願の本が完成しますが、失敗もあって思うように量産体制が確保できない、というあたりも現実的であるように感じます。
はじめて貴族社会の中での神事を行う際も、平民出身であることから想像をはるかに超える差別的な扱いを受けることも、作品の世界観がよりリアルに感じられておもしろく読めました。
とはいえ...続きを読む、転生物の展開通りに差別してきた貴族たちの度肝を抜くような活躍で彼らの鼻を明かす場面は、予定調和ではあるもののやはり爽快です。
神殿内でのマインの庇護者でもある神官長との信頼関係も深まり、周囲を固める側仕えたちもマインへの忠誠心を高めていて、次回作での更なる活躍が期待できそうです。
Posted by ブクログ 2023年06月20日
エーファの妊娠で赤ちゃん向けに本を作ると意気込んで、絵本作成に取り掛かり、そのためにインクの作成、紙の切り抜きで絵本の作成
トロンベ退治と癒やしの儀式、夢の世界を見るために神官長が同調するまで
貴族と縁を繋ぐ際に、より良い待遇にするための教養
なのでフェシュピールも練習しなければいけないのですよ...続きを読むねー
貴族の嗜みとは言うけど、周囲にいるのはロジーナにフェルディナンド様にヴィルマ
例外ばっかでまったく参考にならないけど、それが当たり前だと思ってしまうのも仕方がないですね
それにしても、練習時間の交渉がベンノさん仕込みだなぁと思う
妊娠をマインに伝えるときのエーファの躊躇いの理由
以前の時にはマインが兄弟なんていらないと言ったから
周囲から投げかけられるありふれた言葉
「元気な子が生まれると良いね」という言葉は、裏を返すと病弱な子は良くないという意味にも捉えられる
どうして元気な子に産んでくれなかったという呪詛の言葉
舞台は現代と異世界という違いがあるものの、悪意のない言葉で傷つく人もいるんですよね……
まぁ、今のマインだから大丈夫ですけど、確かに以前のマインならそう思ってしまいますよねぇ
子供向け聖典絵本の次の構想としてのシンデレラ
富豪の娘が王子と結婚が非現実的とかね
一体何のフラグだ?w
この時点でまさか後の伏線だとは思わなかったよなぁー
あと、妙な呪文で魔術というのも伏線ですね
水鉄砲、コピペ その他にも作ろうと思えば新たな呪文を作れそうではある
最初に読んだ時にはダームエルが可哀想と思ったけど
後にフェルディナンド様からロートをすればよかったと諭されて、読者目線でも納得
騎士としての基本行動が出来ていなかったのは、確かに処罰対象ですね
あと、シキコーザの描写で気になったところ
闇の神の御加護を得ていないのにメッサーでトロンベを切っているよな
もしかして魔力が効かなかったり全てを吸収するのではなく、切ることはできるけど余計に成長しちゃうって事なのか?
よくわからん
騎士団に聞かせるためのシキコーザへの叱責
神官長がマインを平民だと認めているっぽい?
ま捉え方によっては、どんな立場であれ青の衣を身に着ける事を認められているとも取れるけど
フェルディナンド様の事だから、どうとでも取れる表現をしただけなのか?
書籍版だからこそ気になった、癒やしの儀式の挿絵
マインの服に穴が空いていないんだよなー
そして神官長との同調
同調薬を甘く感じるのはマインが薄っすらとした全属性だからなのか、それともエーヴィリーべの印を持つ子だからなのか
でも、トロンベの上で手の傷を治すときには魔力の反発を利用したよな?
どうもこの辺の違いが未だによくわからん……
やはり、ここも泣ける
逆縁の不孝とその謝罪、母への感謝
だからこそこの世界では家族を大事にしたいという想い
本よりも大事に思える数少ない存在は、やはり家族なんですよね
そして後にフェルディナンド様がこのときどう思っていたかというのを知っているが故に余計泣ける
家族同然って重いよw
そして、マインとの同調はこりごりというフェルディナンド様
後にまた同調する時には、懇願の思いを込めながらする事になるんですけどね!
長大な物語の中でのこの前フリはやはりいい!
Posted by ブクログ 2023年06月19日
ヴィルマとロジーナを新たな側仕えとして加え、ベンノのレストラン作りに協力しインク開発と印刷、ついに本を作ったマイン。初めての青色巫女見習いの儀式では護衛騎士に平民と罵られて思わぬケガ、神官長も驚愕の魔力を見せつけて正体を探られる。シキコーザ、マインにもっと酷い怪我させてたら自分が殺されててもおかしく...続きを読むない。神殿長に吹き込まれただけであそこまでやるか?騎士団長はまともな貴族みたいだからよかった、神官長て何者なのかしら。
これぞ転換期ということがたくさんありました。ファンタジー要素がとても多かったし。私としては神官長の心情が書かれている短編?があるのが嬉しかったです。今後のマインが楽しみです。
Posted by ブクログ 2022年05月05日
貴族社会が垣間見えて、これからのマインを思うとますます大変だろうなと思ってしまう。
エピローグがアニメを見た時も好きで、泣いてしまったのですが、本を読んでもやはり泣いてしまいました。夢の中とはいえ親に会えて謝れてよかったね…
Posted by ブクログ 2022年03月26日
この巻に限った話じゃないんだけど、、、
マインが毎日、躊躇いもなく周囲の人を褒めたり、感謝を伝えていることに尊敬。気づいたら、自分自身が、家族やバイト仲間に温かい言葉をかけることが増えてたし、この小説に出会えて良かったなあと心から思えた。
意識して自分の言動を観察してみると、褒めたり、感謝したり...続きを読むするのって意外と難しいんじゃないかなって思った。自分の身の周りが、マイン周りのような温かい空間になるように、頑張ろうと思えた。毎日、家族と友達を褒めて感謝しまくります。
余談だけど、本に対するマインの愛は猟奇的だよね。。人すら殺しそう。
Posted by ブクログ 2021年09月05日
あ…っ、そっちに話が進んでいくの…? と、いうくらいファンタジー色の濃い展開やった。
転生した意味(?)がようやく出てきた(??)と、いうか。
しかし、ベンノさんにしろ神官長にしろ、マインちゃんが出会う人たちはいい人ばかりでよかったなあ。
今回の、記憶を云々のくだりなんて特に、神官長めちゃくちゃえ...続きを読むえ人やんか、と、なってしまった。イヤ、悪い人ではないのは重々知ってたけど。
それを言うと、マインちゃんのご家族もめちゃくちゃ理解あるし(言い方が悪いけど、ルッツのご家庭やったらマインちゃんはここまで自由にできなかったかもしれんもんな…?)、そもそもルッツという理解者が一番の味方やでなあ。
ちゅうかルッツ…。
こんなに神殿およびマインちゃんの手伝いばかりして、本業のダプラは大丈夫なんかとちょっと不安になるな…(笑)。
ベンノさんやマルクとはちゃんとやってそうやけど、ダプラと(あともう一つの身分何やっけ…。ダ…ダ…ダウニ…違う…)閑話休題、同僚(?)のみんなとはうまくやってるんかな?
ルッツのそのあたりの(うまくやってる)話も読んでみたいな。なんしかルッツ、めちゃくちゃいい。この子めちゃくちゃ好き。早くイケメンやり手商人に以下略。
(二度目)
さて、この巻は後半は毛色の違うファンタジー展開やったけど、前半は久しぶりの、「新しい商品の試作」やったので、そのあたりはちょっとのろのろ読んだなあ。
ちょうどわたしが副反応にヒイコラいいながら読んだっていうのもあったけど、ここ最近、この「試作品の試行錯誤」がなくなってたので、またこれか…と、ちょっと思った(ゴメンなさい)。
本が出来上がるという感動に向けての山場やったのに申し訳ない。
でも、無事に本が作れてよかったねー! それは思う。よくがんばったなあ。でも、まだまだ話は続くみたいやんな。ここで終わりじゃないところに、このシリーズの底力を見た気がする。
先の展開ももちろん気になる。即予約してるけど、どうかなー。早く続きを読みたいな。
Posted by ブクログ 2021年07月20日
アニメ化されているのは、今のところこの巻までかな?
ヴィルマとロジーナがマインの側仕えに加わり、子供用の聖典と白黒絵本が完成。
貴族としての嗜みに楽器を学んだり、巫女見習いとして儀式の祈りの言葉を覚えたり、初めて儀式に駆り出されたり、神官長に麗乃時代の記憶を知られたり、この巻もエピソードがてんこ盛...続きを読むりで面白かった。
ルッツがマインの相棒として頼もしく成長しているし、神官長の庇護のもと、マインがこれから神殿内でどんな活躍を見せてくれるのか、続きがとても楽しみ。
マインの念願の、本が!!やっと完成!!
木版画に、スクリーンプリントなど、私は版画を齧ってたので、印刷という技術が改めてすごい発明なんだと勝手にニンマリしてしまいました。
そして、最後の、神官長が「同調」の魔術を使ってくれて垣間見られた、マイン…じゃない、麗乃の記憶…この子、本当に良い子なんじゃん...続きを読む。って素直に感動できる場面でした💖
内容が盛りだくさんで、どの場面も印象的でしたが、何と言っても神官長がマインの前世の記憶を体験するところがワクワクでした。あの何でもクールにこなしてしまう神官長が驚き、マインに振り回されるところが楽しいです。
神殿の巫女見習いになると共に孤児院長にもなったマインは、数十人の子供たちを食べさすために紙作りや本作りに精を出します。
騎士団によるトロンベ退治では、神官長の有能さに驚かされました。
マインの前世の記憶を見て驚く様子は、どこか老成した感のある神官長らしくなく面白かったです。
Posted by ブクログ 2019年04月29日
2019年36冊目。ここからは始めて読む。大きく要約するなら、マインが騎士団の儀式に参加し、そこで大きな騒動を巻き起こすそんな流れ。麗乃時代の描写も登場し、マインになる前の麗乃は、色々な事をよく知っていた人間であることがよく分かった。この巻から、ルッツよりも神官長の方が出番が増えてきている気がする。...続きを読む神殿が話の舞台になるのだから当然か。どんどん自身の才覚を表してくるマイン。ただその才覚が、大きな事件にならなければいいがと切に思う。続けて物語を読んでいきたいと思う。
Posted by ブクログ 2019年01月23日
本好きによる本作りは進む。紙は目処が見えてきたところで、今度の壁は印刷。木版やらガリ版的なのやら、試行錯誤してついに自作の絵本ができ、さて次はどこまで量産できるか。
さらに料理面でも異世界への輸出は続き、まずはイタリアンレストランへの取っ掛かりとして料理人の育成が始まる。そして異世界を強く印象付け...続きを読むる「魔力」絡みの出来事も起こり、俄然ファンタジー感が増してきた。
元の世界を巡る記憶の旅では、本作で初めてまなじりに水分が湧いてきた。
Posted by ブクログ 2023年12月24日
いつも通りの神殿での日常から、中盤にかけてすごくファンタジー色が出てくる。世界観が今までと繋がってるけど別物になっていってる。
ラストの日本の日常を(やや長いと感じるほど)見せてもらえたので、ずれを認識できたのがよかった。
神官長のスーパーマンっぷりが際立ってて、裏でこそこそしてる神殿長とえらい差で...続きを読むすね。
とうとう念願の自分の本ができたところはすごくよかった。若い工房の力をたくさん使って、若い人たちが奮闘してるところは活力みなぎってていい。
Posted by ブクログ 2023年11月21日
やっと本が出来ました~! 紙作りから始まって、インク作り、印刷製本まで長かったね、マイン。でもまだまだマインの野望は止まりません。
神官長がマインに同調し麗乃の世界をのぞき、マインがお母さんに謝るところ、泣けます…。
神官長は悪い人ではないでしょうが、これからマインはどんなことに巻き込まれるのでしょ...続きを読むう。
Posted by ブクログ 2022年10月02日
イベント盛りだくさんな巻。その中で絵本が完成したことは本当に喜ばしい!無いなら作れば良い。その行動の結果、完成したその一冊は何より掛け替えの無いものだと思う。齋藤孝さんの「喜びは自らつくりだしたほうがおもしろい。受け取ってしまうより、やったことのほうがおもしろい。だからたぶん、つくるのが一番おもしろ...続きを読むい」という言葉を思い出した。見習わないとなとなと、つくづくそう思う。 トロンベ討伐で突きつけられた貴族と平民との隔たり。ドス黒さを目の前に厭悪するけれど、マインがどう立ち回るか楽しみでもある。
Posted by ブクログ 2022年05月15日
アニメ第二期後半(第21~26章)らへん。
ようやく異世界っぽいファンタジー展開や魔法、魔道具(使うやつ)ポーション、荒れ地の魔力再生など出てきます。しかし、麗乃、いろんな物の作り方良く覚えてるよね。インクに至っては感心する。天然酵母とか。グーテンベルクを崇めてる時点で偏執。活版印刷の最初はイソップ...続きを読む物語なのか?
司書だっただけあって"デューイ"十進分類法が出てきてるところが面白かった。
フリーダのあたりから少しずつ愛娼や花捧げ、慰み者などの表現出てきていて、小学校には検討ラインかな。ジュニア文庫化で表現丸くなるといいなぁ。
Posted by ブクログ 2020年05月13日
レストランの計画、絵本作りが進んできました。マインの周りに人が溢れて一部の平民としての暮らしが懐かしく感じます。また、魔力が膨大すぎる故に貴族に狙われることになりました。側仕いたちの心の成長も見どころです。
Posted by ブクログ 2018年12月27日
念願の印刷による本の出版を成し遂げたマイン。書店を作って流通販売させるまでには、まだまだ時間がかかると思いますが、ついにここまで来ました。
本好きの下剋上のクライマックスといってもいい出来事ですが、本に囲まれた生活をするためのスタートラインに立ったところなので、思ったほどの感動はありませんでした。
...続きを読むそれよりもこの巻で目を奪われたのは、騎士団の要請で成長したトロンべ討伐に参加したことでしょう。
魔法少女と化したマイン。いよいよ本格的な異世界ファンタジーっぽくなってきました。
そして忘れてならないのがエピローグです。こんなの泣いてしまうに決まってます。卑怯だ。
Posted by ブクログ 2016年08月27日
ネットで読んではいるけれど、本だとイラストもあっていい。
やっぱり自分が想像していたより、みんな若いっていうか幼め。ちびっこなのに頑張ってるよね。
神官長の後ろの3人の騎士・・・髭がカルステッドで丸目がダームエル!?ダームエルってこんなかんじ!?で、眼光鋭いのがシキコーザか?
表紙の白い鳥がオルドナ...続きを読むンツ。意外と小さいのね。
そんなこんなを見るのも楽しい。
2ー2では、プロローグ、ヴィルマをくださいから、トロンベ討伐・癒しの儀式、エピローグ。
おまけのサイドストーリーは、青色巫女見習いの側仕えでロジーナがマインの側仕えになった時の話。神殿の料理人見習いでエラの話。
Posted by ブクログ 2023年12月29日
神殿の巫女見習い側仕えも補充が必要です、絵を描けないマインの代わりが必要と神官長にお願いすると、将来貴族と付き合いする必要性から芸術分野の側仕えが強制的に決まり、本をよむじかんを音楽(フェシュピール)についやせとの無体な命令・・・でも念願の本が完成
マインの存在を煙たがる神殿長に近しい貴族の手で傷を...続きを読む負い、重大な過失として処罰される貴族、貴族社会の体制が崩れたためマインが神事を行う事が、平民ゆえの差別的から重大事件に発展したのだ
Posted by ブクログ 2021年08月23日
思い立ったが吉日、とこの本のシリーズを何冊か入れた。この本はとくに好きで、インクづくりのところはドキドキして読んだ。この本の魅力は登場人物が多いのに、キャラクター一人一人に個性があり覚えやすいので物語を純粋に楽しめることだと思う。