読みやすい文体で、初めてのライトノベルにもおすすめの人気シリーズ!
ある日、地震による事故で死んでしまった本好きの女子大生・麗乃が、異世界の幼女・マインとして目覚める。
本を読みたい…
しかしこの世界には本が無かった!
(あるけど高価すぎて手に入らない。)
貧しい家の娘であるマインは、どうしても手に入れたい本のために決意!
「本がなければ、自分で作ればいい。」
本を作るには紙作りから、紙を作るには道具作りから、素材集めから…
病弱・虚弱で無理をするとすぐに倒れてしまう体で、目標のために邁進するマインの姿が本作の魅力。
そして徐々に彼女の行動が周囲の人たちに影響を与え、スケール感を増しながら展開される物語には引き込まれることうけあいです!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2024年03月22日
面白かった。一環してVSヴェローニカになってるのが
わかりやすくて良い設定だと思う。
ともかく、ヴィルフリートのアホ化が問題の本巻
まあ、アホポテンシャルのあるヴィルフリート
あやういねぇ。あとはクラリッサが暴走参戦。
神殿イベント多数。
アウブに第二夫人、就職
おもろいねぇ。御加護の再取得もおもし...続きを読むろかった。
Posted by ブクログ 2024年03月13日
どこもかしこも不穏といいますか…。ローゼマインの貴族における常識のなさが方々に影響しているのが見えてきたという印象です。
ライゼガングにしても、ローゼマイン視点から見ると何で!?と思うけど、ボニファティウス視点から見ると納得するんですよね…。
けれどローゼマインも分身できるわけじゃないので、取捨選...続きを読む択は今後も続くんでしょう。
Posted by ブクログ 2023年09月18日
まず、僕の中で、この本でのローゼマインのすごいなと思った所は、「神殿見学会」の186ページ、1行目です。「乾いてポロポロと指の間を滑って丸めることが難しい土でも、もう一度水を含んで柔らかくなれば丸めるのは簡単でしょう?バラバラになった魔石も魔力を含ませて柔らかくすれば丸めることができるのです。」と今...続きを読むまで誰も発想しなかった事を言うローゼマインをすごいと思いました。
Posted by ブクログ 2023年09月11日
派閥っていうものは厄介だな。領主一族の分断という不穏な空気漂う巻だった。ヴィルフリートが難しい立場なのはわかるけど、もうちょっと状況と情報が読めるようにならないかなとやきもきしてしまった。
クラリッサの暴走はほほえまちょっととなにやってんだという呆れが感想。
フェルディナンドの大変結構にこんなにバリエーションがあるとは!笑
粛清後の動きが様々で、領地や派閥の関係や駆け引き、世代間ギャップなど、大人な社会のやり取りがいっぱいです。
Posted by ブクログ 2023年03月13日
多分再読5回目。今回気がついたのは、P306、
「ツェントの許可が出ているのにアウブのは許可が出ていなくて、国境門と境界門の間に挟まれて動けなくなった者はいないのですか?」
これって、『女神の化身Ⅹ』で置き去りにされたあの人の伏線?キルンベルガでの話は、説明臭くて、この先に関係する事象なのだろ...続きを読むうが、イマイチ乗れないと思っていたのだが、今回読み直して、納得した。
わかっていると、ローゼマインとフェルディナンドの思考の共通点と、実行に移せる冷酷さを持つか否かの違いも際立つ。深い。
今作はローゼマインの派手なところが少なくて、フェルディナンドの出演?もなくて寂しかったですが他のキャラクターの動きが良くて楽しめました。クラリッサの活躍がとても好きです。
Posted by ブクログ 2022年03月30日
フェルディナンドの穴が顕著に
エーレンフェスト(アイゼンライヒ)の歴史
弟妹 ハルトムートのローゼマインへの思いやりがあって本当によかった
ギーべ・キルンベルガgj
エーレンフェストの話も面白いけど、やっぱり貴族院での話の方がドキドキハラハラで面白く感じてしまう!
クラリッサがとうとうやらかしたのは笑えたけど!
Posted by ブクログ 2021年12月19日
粛清後の貴族のゴタゴタが露わになった。それにしてもヴィルフリート側の不穏な動きがますます大きくなるし本人視点の話もないから余計に今後が不安になるね。
ブリュンヒルデの提案は、就活生顔負けの自己PRとプレゼンで、「何も言えねぇ」しか言えなかった。先を見る力と決断力が凄まじい。カッコ良すぎる…
そし...続きを読むて、ローゼマインを慕って次期神殿長に向けて頑張るメルヒオール。全てをローゼマインレベルにするのは難しいけど、このまま兄のようには拗れず曲がらず、すくすくと成長してください。
貴族院の巻が続いていたから、久しぶりに下町の様子が知れた。下町の時間も進んでいるから、ローゼマインがマインだった頃とは状況も変わっているけどそれぞれが前を向いて進んでるのが分かる。書き下ろし短編のクラリッサvsギュンターでは下町で貴族がどうみられているかやマインとグーテンベルク達以外の平民と貴族のやりとりが見れて新鮮だった。ローゼマイン愛はどちらも負けないからその点では馬が合いそう。
今のところ、この物語がどのように終わるのか見当がつかない。完結はしてるみたいだけど、ちゃんと折り目つけて終わってほしいような終わって欲しくないような。それでも最後まで見届けます。
Posted by ブクログ 2020年12月28日
領主一族がバラバラになりかけているところです。ヴィルフリートは周りが全く見えていないし、ジルヴェスターはフェルディナンドがいなくなって限界にすでに達してる気がする‥
なかなか一つにならない領主一族と貴族の終わらない派閥争い。助けて、フェルディナンド様〜!!って叫びたい。
なろうで本編を読んでいますが、ローゼマイン視点では知り得なかった裏側を他者視点で読めるので毎回購入しています。
今回は護衛騎士から見たヴィルフリートの拗れ具合が想像以上でした。人に影響されやすいのは長所でもあり短所でもありますね。
聡明な側近がいないと途端に悪い方へ転がるのは、領地の次期トッ...続きを読むプとしては恐ろしくもあります。
シャルロッテ視点ではヴィルフリートの無自覚な傲慢さがよく分かり、彼女の不満に同調してしまいました。
クラリッサもローゼマインに対する姿と平民であるギュンターに対する態度が大きく異なり、この世界の身分制度を改めて思い知りました。
フェルデナンド様が登場しないのは寂しいので、次巻を楽しみにしています。
Posted by ブクログ 2020年12月12日
重め展開継続中。マインが重くないので重くならないのがヨシ。ヴィル兄の闇形成期。やっぱ幼年期の教育不足が視野狭窄を招いてるよなあ。あとラン兄の忍耐の時でもあるな……
Posted by ブクログ 2020年12月11日
限定SS 『婚約の事情』トゥーリ視点。プランタン商会でのトゥーリの様子からルッツとの婚約までの経緯。
娘LOVEのギュンターの反応が楽しい。
今回の書き下ろし部分は、色んな視点からヴィルフリートのダメダメな部分にスポットが当たってます。
ネットではヴィルフリート最近登場しないなぁ…だった部分にこん...続きを読むな事情があったとは!
前巻のラストに書き下ろしで追加された「不信感とゲヴィンネン」では、オルトヴィーンやオズヴァルトとの会話をきっかけに芽ばえたヴィルフリートの不信感が、本人視点で描かれています。この巻ではヴィルフリートがさらにこじれていく様子が、書下ろしの2編「エピローグ」「反省と羨望」で他者視点として描かれています。...続きを読む
Web版ではヴィルフリートがいろいろこじらせていく経緯がちょっとわかりにくかったのが、これら書下ろしのおかげでよくわかるようになっています。
Posted by ブクログ 2024年02月03日
うわー、めっちゃ不穏!領主一族がバラバラになりそうで、結果ヴィルフリートが孤立しそうで!!
ハラハラして早く先が知りたくて一気に読んでしまった。
せっかくローゼマインが神殿にこもって領主争いに関与しない姿勢を示してるのに、勝手にヴィルフリートが自滅していきそうで。
神殿でご加護の再取得ができたことや...続きを読む、ギルんベルガで新たに印刷業を進められることや進歩も見られるけど、取り残されそうな人たちもチラホラ。。。
Posted by ブクログ 2023年12月16日
忠臣・ブリュンヒルデの活躍が光る巻でした。賢妹・シャルロッテや末弟・メルヒオールが一丸となって(また、ローゼマインの優秀な側近たちの働きに触発されて)領地のために尽力しようと奮闘しているのに対し、名捧げをした側近に振り回されているヴィルフリートの暗愚さがますます際立ちます。
領主一族がまたひとつに...続きを読むまとまることができるのか先行きが不安ですが、ここ数巻でますます旧ヴェローニカ派への嫌悪感が募ってきましたので、いっそのこと痛い目を見てしまえ、と思わずにはいられません。
Posted by ブクログ 2023年09月24日
フェルディナンド今回も登場なし、寂しい。ヴィルフリート浅はかすぎる・・・、今までの関係があるんだからいきなり両手を上げて歓迎、とならないに決まってんじゃん、側近たちにいいようにされててかつての学習遅れの時の反省はないのか?ランプレヒトは一方的に責められてかわいそうに。クラリッサ暴走娘、いくら早く来た...続きを読むかったからって家出みたいじゃん。ブリュンヒルデの決断、シャルロッテともいい関係が築けてよかった。
Posted by ブクログ 2023年08月17日
ランプレヒトはやっぱり浅はかだよなー
貴族的に実妹というローゼマインをそのままの意味で捉えているままだからな
エックハルトは元々フェルディナンド様至上主義で、実妹として振る舞えと言われているのと、自分にはできないフェルディナンド様への貢献を理解している
コルネリウスも最初は第三夫人の娘という意識は...続きを読むあったけど、その虚弱さ、努力家なところ、考えの危うさから親身になって接するようになった
その点、ランプレヒトはヴィルフリートの側近という環境が、ヴェローニカの常識を当たり前としているが故に、現在のエーレンフェストの実態とも乖離しているのも厄介なところですね
領主一族の会議
シャルロッテが眩しすぎるよぉ
ローゼマインの負担を減らすための提案や、結果的に余計にローゼマインの負担が増えている事への憤り
ヴィルフリートが同腹の兄弟とは思えないというのは理解できるけど、両親よりも大事に思ってないか?
まぁ、ローゼマインへの傾倒もそれはそれで危ういんですけどね
そしてメルヒオールが素直でカワイイ
フロレンツィアとしては思うところがあるようだけど、本人としては洗礼式を経たばかりなので先のことまではなかなか想定できないですよね
なので、目の前の神殿長という役割を精一杯務めるというのは読者としては納得
ヒルデブラントも幼いながらに自分の出来ることに対して前向きなのに、周囲の大人のせいでねぇ……
ライゼガングの総意
総意と言いつつ、まったく纏まってないんだよなぁ
緩くまとめるとローゼマインを次期アウブにというのはわかるけど
その中には過激派、消極派、穏健派と様々
そして、結果的には何だかんだでハルトムート無双という不本意な状況になるというね
そもそも、ローゼマインの事を理解してないよねー
まぁ、昔からライゼガングとの接触を抑えられていたという事情もあるのだけれども
ローゼマインからトゥーリへの成人のお祝いを贈るために、お守りという体裁を示唆するフェルディナンド様
遠回りだけど、これがちゃんとローゼマインを理解しているフェルディナンド様の優しさ
下町の家族との縁の重要性がなー
ミュリエラのエルヴィーラへの名捧げ
苦痛がそれほどでもなさそう
ミュリエラは2回目だからなのか、色が似ているからなのか判断がつかない
そもそも、エルヴィーラとミュリエラって色が似ているんだろうか?
適性の詳細ってどこかに載ってたっけ?
クラリッサが嫁入りの時に持参するメダル
このメダルって原本じゃないよね?
もし原本だとすると、どこのアウブも管理していない事になるし
だとすると、エーレンフェストで星結びをする時に必要なものなのだろうけど、その後はメダルはどんな挙動するのでしょうね?
嫁入りした領地に自然に登録されるとかなのかな?
それと、クラリッサの襲来はある意味で領地間の移動の脆弱性をついている
アウブの許可が出ているという情報の証左があれば、通常とは異なる状況でも無理やり通ることができる可能性がある
それも少人数だからできた事なのでしょうね
大人数の移動だったらもっとちゃんと確認されたと思うんですよね
ま、そんな強行軍もエーレンフェストの門番には止められるというあたり
これまでの出来事からセキュリティの意識が違う事が伺える
平民視点で、ダームエルが積み上げた信頼というのは大きいよな
何かあれば駆けつけてくれるお貴族様という安心感
これが後に行き先の選択の後押しになるのがよいら
トゥーリ視点の婚約
ギュンターの態度よ
まぁ、気持ちはわかるがね
こんな描写を読むと、帰郷が待ち遠しくなるー
国境門の描写と説明
国境門は春から秋にかけて開かれて、冬の間は閉ざされていた
となると、アーレンスバッハだけ開きっぱなしになったのは何故なんですかね?
他4つは閉じたままという事は、冬の間に開けられなくなった事象が起こったわけで
政変で第2王子が亡くなったタイミングがそこなのかと思うんだけど
だとするとアーレンスバッハだけ開いている状況が説明つかない
時期外れにランツェナーベを受け入れた事が前にもあったのかね?
それとも離宮関連の事情で一時的に開けたタイミングで、とか?
ヴィルフリートはオズヴァルトが去ったと思えばバルトルトがまた余計なことを……
いや、ホントにヴィルフリートのこーゆーとこバランスが悪いよなーと思う
Posted by ブクログ 2022年09月04日
表紙のとおり領主一族がバラバラの方向を見ていて読んでいても疲れる話でした…キルンベルガや下町との交流が救いですね。あとクラリッサはさすがダンケルの女という感じでした。書き下ろしのおかげでさらに楽しめました。シャルロッテ視点の書き下ろしの憧れや寂しさは胸が痛くなりますね。あとヴィルフリートの反抗期+唆...続きを読むされで大変さに拍車がかかってますね…彼も救われますように。
Posted by ブクログ 2022年07月31日
過去のしがらみなどでヴィルフリートのみならず領主夫妻やボニファティウスまでもが不協和音の中、ローゼマインがまじ聖女でした。暗くなりすぎないのが、やはりこのシリーズ素晴らしい。
今回の面白かったポイント
ブリュンヒルデプレゼン、最高。カッコよ。
メルヒオールとシャルロッテは長兄ダメな分、頑張って欲しい...続きを読む。微笑ましかった。
ダームエル、魔石突っ込みや加護を得たのでまたも小ネタで良いポジション。でも、グレーティアがフィリーネをヤキモキさせる役割になりそうで楽しみ。
ついにクラリッサがエーレンフェストへ。
ギーベ・キルンベルガ(アレクシス、ヴィルフリートの護衛騎士の父)が素晴らしかった。
Posted by ブクログ 2021年06月07日
粛正が終わって内部がボロボロになっているエーレンファストのお話。これを機に権力者を領主から奪取しようとする貴族勢力に対し、ヴィルフリートのみが右往左往している状態ですごく歯がゆい。皆が呆れ返るまでに立ち直らないと国が壊れそう。次巻が楽しみ。
エーレンフェストへ戻って、いつもなら神殿や下町とのやり取りに癒されたりするのですが、今回は領主一族を仲間割れさせようという不穏の種が潜んでいて、ワクワクとか楽しいとかよりは重たい巻となってしまいました。
でも、マインとシャルロッテで話し合ったり、マインがそれをジルヴェスターとボニファティウスに伝え...続きを読むたり、ブリュンヒルデの英断などがあって、取り敢えずもとの方向に戻りつつあるような。
その分、ヴィルフリートが1人取り残されているような感じになっていて、これが後々大騒動になるんだろうな~とタメ息です。
グラオザム生きてるし。悪者しぶといなぁ…
今巻はヴィルフリートが側近の奸計?に因って孤立を深めて行く様子が、遠回り表現されて何とも重苦しい内容。
そんな中でマインの家族が結構出てきたのが、和みポイント。
全編通じて内政問題。
国が抱える大事な問題に、大人や貴族の思惑が絡み合う、重厚な一冊。
前巻みたいにやらかすシーンが少ないので、軽妙ではないものの、次巻への期待が高まるよ!
Posted by ブクログ 2024年04月08日
ヴィルフリートをはじめ領主一族に亀裂が走る
いつもですが、実際の政界の様な失言や言葉の
揚げ足取り、失策などの状況に応じて登場人物
が詳細に具体的にありそうな動きをとるところ
が面白い、理不尽な言動を自覚しない王族たち
全員腹立たしい
Posted by ブクログ 2023年04月08日
★わたくし、全力で養父さまを支えようと思います。(p.114)
▶領主一族の憂鬱。▶ブリュンヒルデの就活。《・・・・・・ぐぅ、ブリュンヒルデがカッコよすぎる。》p.139▶フェルディナンドの気遣い。▶クラリッサ暴走。でもローゼマインにも身に覚えがある。▶ギーベ・キルンベルガの思惑。▶ヴィルフリートの...続きを読む惑乱。婚約解消も近いか? 立ち直れるか?▶シャルロッテの謝罪。次期領主は彼女にしたいもの。▶ギュンターとクラリッサのローゼマイン愛。