読みやすい文体で、初めてのライトノベルにもおすすめの人気シリーズ!
ある日、地震による事故で死んでしまった本好きの女子大生・麗乃が、異世界の幼女・マインとして目覚める。
本を読みたい…
しかしこの世界には本が無かった!
(あるけど高価すぎて手に入らない。)
貧しい家の娘であるマインは、どうしても手に入れたい本のために決意!
「本がなければ、自分で作ればいい。」
本を作るには紙作りから、紙を作るには道具作りから、素材集めから…
病弱・虚弱で無理をするとすぐに倒れてしまう体で、目標のために邁進するマインの姿が本作の魅力。
そして徐々に彼女の行動が周囲の人たちに影響を与え、スケール感を増しながら展開される物語には引き込まれることうけあいです!
感情タグBEST3
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限定SSのハルトムート視点が良かった
ローゼマインが平民出身だと気づく時のお話。
まさかこんなことになっていたとは、、、という笑
ずっと気になっていたので、買ってよかったと思う。
他にもエピローグはルッツ視点だったり、Webでは公開してない視点のお話があって満足
好きなシーンです!
お母様との2人きりのお話し合いのシーンが、大好きです。
貴族としての顔、母親としての顔、ひっくるめて見守ってくれるのが素敵です。
こんな、包容力のある母親になりたいですね。
書き下ろしが楽しみです
本編のストーリーは知っているのですが、それを補完する形の他者視点の書き下ろしが毎回とても楽しみです。
リーゼレータにおねだりする場面はローゼマインが可愛くてお気に入りでしたが、婚約者との関係がどうだったかまで気にしていませんでした。リーゼレータも好きなキャラの1人なので、幸せになれそうもない政略結婚から逃れられたのは良かったです。
異世界転生物のライトノベルは、現代日本人である作者がご都合主義的に創作した王政や貴族社会であることが殆どですが、この作品の世界観は独創的でしっかりしているなと思いました。
物語もいよいよ佳境ですが、どのような書き下ろしが読めるのかとても楽しみです。
Posted by ブクログ
暴露話多めだった。特にエルヴィーラ母様とローゼマインの母と娘の話は涙が出ました。また、ヴィルフリートも、前巻までは思春期ならではの状態でこれから厄介だなと思っていたけど、彼は彼なりにちゃんと苦しんでいて、婚約者としてローゼマインと比較される辛さに耐えていたのだなとわかった。シャルロッテも領主候補になれない不合理さから解放されて将来がひらけたのも良かった。これからの2人に幸あれ。
さて、アーレンスバッハ。最新刊のお知らせなどから今後の方向性の軽いネタバレをくらった上で見てもこれから雲行きが怪しくなる様子。ランツェナーヴェからイケメン来てるし。ゲオルギーネの動向も分からないし。フェルディナンド様、どうか生きて…
婚約解消!これはしょうがない!
ヴィルフリートの心のうちもわかって、色々な事情が絡み合ってたからしょうがないけど、なんかこっちまで複雑な心境になってしまう…
面白いけど!
Posted by ブクログ
商人聖女の巻の後で、盛り上がるエピソードもあるものの、貴族院から領地の戻り、今後に向けた準備のストーリーか。
とはいえ、ローゼマインとエルヴィーラとの交流だったり、アーレンスバッハでの出来事だったりと、読み応えのあるエピソードが続く。
出版ペースが落ちるということで、次巻は12月刊行予定とか。待ち遠しい。
Posted by ブクログ
限定SS『踏み込みすぎた代償』ハルトムート視点。ローゼマインの平民出身を探り当てた後、フェルディナンドにどう釘を刺されたか?本編では事実のみなので、詳細に語られて楽しかったです。
『騒動の事情聴取』ジルヴェスター視点。アーレンスバッハでの中央騎士の暴動事件。本編だけだと、誰がどんな意図で起こしたか?さっぱりわからなくて消化不良でしたので、良かったです。
『わたくしの希望と問題点』リーゼレータ視点。リーゼレータは婚約をどう思っていたのか?どうなったのか?疑問解消。
はっ!では完結後の婚約相手は誰?