読みやすい文体で、初めてのライトノベルにもおすすめの人気シリーズ!
ある日、地震による事故で死んでしまった本好きの女子大生・麗乃が、異世界の幼女・マインとして目覚める。
本を読みたい…
しかしこの世界には本が無かった!
(あるけど高価すぎて手に入らない。)
貧しい家の娘であるマインは、どうしても手に入れたい本のために決意!
「本がなければ、自分で作ればいい。」
本を作るには紙作りから、紙を作るには道具作りから、素材集めから…
病弱・虚弱で無理をするとすぐに倒れてしまう体で、目標のために邁進するマインの姿が本作の魅力。
そして徐々に彼女の行動が周囲の人たちに影響を与え、スケール感を増しながら展開される物語には引き込まれることうけあいです!
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待ってました!
本当に楽しみにしていました。
王族をこてんぱんに論破していくロゼマさんとフェル様が強くて、にこにこです。
いいぞもっとやれ!
Posted by ブクログ
389ページ
1200円
7月15日〜7月17日
貴族院の戦いが終わり、新しいツェントを誰にするかが話し合われる。始まりの庭でメスティオノーラに降臨されたローゼマインは家族との記憶の繋がりを断たれる。再びの始まりの庭では、神々の度が過ぎる御力により命の危険が迫る。魔力を枯渇させるために奮闘するローゼマイン、フェルディナンド。
失われた家族の記憶の中に、フェルディナンドへの大切な想いが含まれているのでは?と思うと、フェルディナンドの辛い心境が推し量られて苦しくなる。周囲から見れば二人は婚約関係にあるのが明らかだというのが、ローゼマインと同様よくわか
らず、ヤキモキする。次が最終巻ということで、楽しみでもあり、喪失感もある。
Posted by ブクログ
記憶を失ったローゼマインが無くしたものを思い出せないと苦しそうにするシーンはこちらもつられて辛くなります。何度読んでも泣いちゃう。フェルディナンドにとっても大事な記憶を取り戻してほしい…記憶の有無によって別人に変わってしまうのだなあと。グレーティアの境遇が思ったよりも悲惨で救われてよかったなと思いましたし、ローゼマインに心を寄せるのも当然かなと。書き下ろしの早くも領民に慕われるローゼマインはさすがだなと思いましたね。
Posted by ブクログ
フェルディナンドとローゼマインのやりとりがおもしろい。フェルディナンド、ローゼマインと出会って変わったね。いいふうに。マッドサイエンティストはそのままやけど。マインの記憶はどうなるんだろ。フェルディナンド様!
下剋上と大魔術
フェルディナンドの計画により、ローゼマインは女神の化身として王族よりも上位になります。そしてローゼマインを救うための大魔術が行われるのですが、ここまでの流れが本当にみごとです。webにはないssにより物語に深みが出ていて、より本好きの世界に浸れます。
今回は女性たちの決断と、行動もそういうことだったのか!と思うことが沢山ありました。グレーティアの置かれていた状況からローゼマインに対しての思いに、涙が出ます。
気になるところで終わる
ローゼマインの魔力枯渇大作戦がメインの回。ほんのり書かれる記憶の欠けたマインと少し違う周りの様子。最終巻に向けての伏線かと思うと楽しみ。