koaさんのレビュー一覧

面白さが止まらない！

４作目ですが、ヒロイン・フィーアの活躍は止まるところを知りません。

３００年前の護衛騎士だったカノープスとの会話では、王女時代そのままの天真爛漫さを発揮していました。
こういう主を持つと、転生しても再び仕えたくなるのでしょう。

加筆部分では大聖女の並外れた能力も垣間見せてもらってワクワクしました。
騎士団長達へのお土産の話も本当に面白かったです。

黒竜との再会

第十三騎士団にいる姉と従魔である黒竜に会いに行ったフィーアですが、登場人物(竜含む)が皆個性的かつ魅力的で楽しく読めました。

３００年前のセラフィーナに対する騎士団長達の態度は、もう本当に面白かったです。

シリウスも転生して再会してくれれば良いのですが。

６冊目も面白かったです

あっという間に６冊読んでしまいました。
Webも２回読んでいますが、書籍版は加筆してあるのでこれからも購入し続けます！

今回は書き下ろしが多く、人気投票での上位６位に入ったキャラの話がありました。

１位のシリル団長は、個性派揃いの騎士団長の中でも一番のお気に入りなので読んでいて楽しかったです。

２位のシリウスは、セラフィーナとの関係性が素敵でどんどん好きになっています。
今世で誰に生まれ変わっているのか、フィーアとどういう関係になるのか今から楽しみです。

ドロドロとしたお話

一目惚れで結婚した相手に愛人と子供がいてショックを受けている最中に義弟に体を奪われるヒロインという、ドロドロしたお話です。

優柔不断で他の女に子供ができたにも関わらず婚約を解消しなかった屑夫も、会社の利益しか考えずにヒロインの心情を無視した義父も最低です。
義弟はヒロインに愛情があったとしても兄の代わりに影の夫としてヒロインを孕ませる発言とか常軌を逸していて、正直ラストまで好感を持てませんでした。
軟禁は犯罪だし、あまりに身勝手な婚家の言い分には腹が立って仕方ありませんでした。

夫の愛人は避妊具に穴を開けて妊娠した玉の輿狙いなのに最後に落ちぶれた男を愛してるから心機一転頑張りま...続きを読むしょうって、取ってつけた感が酷かったです。
貧乏な生い立ちが嫌で玉の輿を狙ったのに、会社を辞めさせられた元御曹司(しかも自分や子供を捨てようとしていた)を手に入れたいものでしょうか？

ヒロインは真っ直ぐな女性だったので、ヒーローも画策などする人物にはしてほしくなかったです。兄のインサイダー取引を暴いて会社から追い出したのはよしとしても、他の女をけしかけたり妊娠するよう唆したのはいただけない。

兄やその家族を徹底的な悪者にして、それを出し抜きヒロインを救うヒーローであればスカッとしたと思います。

作者買いで購入したのですが、この作品は全く趣味に合いませんでした。

大詰め

魔王が出てきて、いよいよ物語も佳境に入りました。

レオン様との仲も発展して想いも通わせますが、レオン様が思っていたよりローゼマリーにベタ惚れで彼視点で読むのが楽しいです。

今回は加筆が多くはありませんが、ツンデレが完全にデレた母様が可愛いと思いました。

まだまだツン要素の多い父様のデレが見たいです。

中盤から面白い！

作者様の別のシリーズ、大聖女が大好きでこちらに行きつきました。

乙女ゲーム転生悪役令嬢ものであり、出だしはテンプレすぎる感があります。
加えて転生前はアラサー女子というアドバンテージを活かせず残念な言動をするヒロインに、前半部分ではイライラしました。

試し読みだけだったらそこで止めていましたが、Webで続きを読んだらヒロインの印象が良い方にどんどん変わっていきました。

書籍版は加筆してあると知り購入しましたが、今後重要な役割を果たしそうなキャラも出てきたので買って良かったです。

前半は星２～３ですが、中盤から星５の面白さでした。
基本ストーリーはWebで読んでいます...続きを読むが、大聖女シリーズと同じく加筆部分が充実しているので、続巻も購入しようと思います。

鈍感系天然ヒロイン(悪役令嬢)

気付かぬうちに周囲から愛されるようになりつつある主人公ルチアーナと変人でありながら最高に有能なサフィア。この侯爵家兄妹のやり取りが面白かったです。

ルチアーナが前世の記憶を取り戻す前、高慢だった頃も弟コンちゃんには優しいお姉様だったようですね。

素敵な男性キャラも増えて、これからがとても楽しみになりました。

魅力的なキャラ(特にお兄様)

登場時にはただの変人かと思っていたサフィアがどんどん格好良くなって、他の男性陣も充分魅力的なのにお兄様との絡みが最高だと思っています。

ルチアーナが侍女に扮するお話では子供の頃から仲が良い兄妹であったことが伺えました。
でも１作目を読み返すと、前世の記憶を取り戻す前の高慢だったルチアーナのことは敬遠していたように感じました。

不仲になっていたのはいつからなのか、その間サフィアは妹をどう思っていたのかなど、いつか読めたら嬉しいです。

今のところ王太子はルチアーナを嫌っているので、そこから何が起こって彼女に対する認識を改めるのか楽しみです。

脇役キャラの作り込みが凄い

本編では基本的に主人公目線で語られているので、裏側のストーリーを知ることができて面白いです。

バルトルトが何故あのような行動に走ったのか理解していなかったので、彼視点の話が一番興味深かったです。

カーリンに対するベンノさんの気持ちも、トゥーリ視点で推測とはいえ恋情があったかもしれないと知り、ちょっとビックリしました。

各話もっと詳しく読んでみたいという所で終わらせているので、後は自分で想像するしかありません。その終わらせ方が絶妙だなと思いました。

本編が完結したら、星結び後の２人やアレキサンドリアの人間から見たアウブ(ローゼマイン)などの短編を読んでみたいです。

執着も過ぎれば鬱陶しい

レビューを読んで興味を持ち購入。

ヒロインは少々ドライなところがあるけど、あのように婚約者に執着されていれば仕方ないのかなと思いました。

このヒーローの一番の長所は容姿であり、公爵の嫡子という最高レベルの身分を持っています。
普通であれば、美貌の貴公子が少々ヤンデレであっても「こんな風に愛されたい！」とときめくものですが、この作品は前半部分から「これはない。ヒロイン頑張れー(棒)」と思ってしまいました。

ヒロインに一途ではあるし、再会してからの態度は犬のような可愛さを感じました。

美形ヒーローに束縛されてという背徳感もときめきもありませんでしたが、それなり以上には面白...続きを読むかったです。

書き下ろしが楽しみ

いつも書き下ろしを楽しみにしています。

今回はリーゼレータの婚約話。
エーレンフェストでの貴族間の関係性などがわかり、興味深いお話でした。

ローゼマインは貴族の決まり事を軽々飛び越える実力の持ち主でそれが痛快でもあるのですが、他者の話はこの作品の世界観を知ることができるのでとても面白いです。

巻末の４コマ漫画も可愛くて大好きです！

加筆部分が充実していました

今回は、いつにも増して加筆部分が多かったです。

ゲオルギーネ視点で生い立ち～現在までを読めたのが一番興味深かったです。
ゲオルギーネからしたら、ジルヴェスターは自分の居場所を奪った上に努力もしようとしない憎い弟なのですね。
自身は母親に厳しい教育を課せられたのに、男だというだけで母親に溺愛され我が儘放題の弟。。私でもイラつきます。

各人視点でのエーレンフェスト攻防の様子もとても面白かったです。

ヒロインが可愛いです

妾腹の王女であるヒロインですが、母亡き後は王宮で食事の世話さえされずに放置されている不幸な境遇にいます。

その境遇から救い出すヒーローは１０歳年上の２２歳。最初は妹か娘のように接します。

父王やその他のキャラはヒロインに対して酷い仕打ちをするので最後まで好きになれませんでしたが、ヒーローは最初からずっと優しくて素敵でした。

そして何と言ってもヒロインが絶妙に純真で気が強くて、可愛かったです。

(自分の)純潔に拘るヒーロー

題名の通り、ヒーローがとてもカタブツというか誠実な青年で好感が持てました。

ヒロインは色街で育った男装美少女。
ヒーローは彼女が女だという事に気がつかぬまま恋をします。

苦労して育ったヒロインはヒーローより世慣れたところのある頼もしい少女ですが、とても魅力的なキャラでした。

年の差逆転カップル

魔法で石像になり２０年、年上だったヒロインが弟子に年を抜かされ執着される(元々執着されていた)お話ですが、とても面白かったです。
ララは善良な魔術師であり、好感が持てるヒロインでした。

クズなヒーロー

ヒーローのヒロインに対する態度はクズ男そのものなのですが、どんどん印象が変わっていき最後にはヒロイン同様絆されてしまいました。

ヒロインもありがちな良い子ちゃんではなく、結構したたかな性格なのが好感持てました。

この作者様の本は４冊目でいずれも面白かったけど、本作が一番好きなお話です。

とても良かったです！

この作者様の作品を読むのは５冊目ですが、共通しているのはヒロインが魅力的ということ。
ヒロインにありがちな自我の弱い健気な娘ではなく、性格は良いのですが言うべき事はきちんと言う強さを持っています。

本作は第二王子に婚約破棄されるところから始まりますが、浮気相手の自分の姉や姉を偏愛している両親に対して堂々と道理を説くシーンで、このヒロインを好きになってしまいました。

ロザリーやヒーローの母もとても良い味を出していました。
ロザリーは不本意かもしれませんが、彼女が誰かに恋するのは想像できないので、パトリックの後妻になって伯爵家を牛耳るのも悪くないのではと思います。
夫の尻を叩きな...続きを読むがら素直で可愛い義理の息子を育てる人生も、シュゼットとの関係を考えるならば良いかもしれません。
この２人の関係は主従ではなく親友と言うのがピッタリですね。

最後の番外編を読んで、ロザリーが全て持っていったような印象です。

ＴＬだけどコメディっぽい

ヒロインの性格故か、フフッと笑えるシーンが多かったです。

悪人は誰も出てこないけど、その事による物足りなさがないのは作者様の力量でしょうか。
思いっきりシリアスで切ない話も好きなのですが、現代ものなのでこのくらいの軽いノリの方が読みやすくもありました。

ドＳというだけあってＨシーンはノーマルではないですが、嫌な感じはしませんでした。

泣き虫のヒーロー(新しい！)

シークレットベビーものである意味王道のストーリーですが、出会いから結ばれるまでの出来事はあまり読んだことのない設定で新鮮に感じました。

ヒロインは感情の起伏の少ない聡明な女性ですが、対するヒーローは泣き虫という異色さ。
でもお似合いのカップルでした。

娘もとても可愛くて、父子でヒロインに甘えている様子にもほのぼのしました。

幼馴染みカップル

生まれた時から一緒の鈍いヒロインと執着ヒーローのお話。

ヒロインは社会人できちんと仕事をしている描写もあり、好感が持てます。
ヒーローはハイスペックなイケメンでなければ引いてしまうような性格です。

とにかくヒロイン一筋のヒーローなので、愛情に関しては安心して読めました。

後輩ちゃんの恋愛がどうなったのか、ちょっと気になります。

前半切なく後半コメディ

勘違い 、すれ違い、両片想いものです。

彼の行動は正にストーカーなのですが彼女が許しているので問題なし。
ヒロインはもちろん魅力的なのだけど、その父親も素敵でした。

この作者様の作品はヒーローが執着することが多いのですが、文章力があるのとヒロインが好感持てるキャラなので読みやすいです。

暴走ヒロイン

この作者様の作品はいずれも一捻りあって面白いのですが、本作は設定が裏目に出ているのではないかと思いました。

まず、社内で真面目と噂されていて傷ついたからといって、一足飛びに「ビッチになる！」というのは２０代も後半の社会人としてどうなのでしょう。。
ビッチだと信じてほしいからといって、社内の「○○さんと△△さんとは一度寝たことあります」などと嘘をつくのもその人たちに失礼過ぎます。
極めつけは妊娠騒動ですが、検査せずに妊娠と決めつけて辞表まで出してしまうとは子供に対して無責任だと思いました。

可愛い部分もあるヒロインなのですが、あまりに暴走し過ぎて賢いところを感じられなかったので、...続きを読む星３つです。

新撰組！

待ってました、新撰組！
近藤さんは得体が知れず、土方さんはお馬鹿で可愛かったです。

しかし新撰組やら政宗やら変人が続々と登場するので、信長がまともに見えてきました。

信長最強！

両想いになった２人ですが、すんなりとはいかず・・・
信長が文句なしに格好良かったです。

政宗は容姿は良いのだけどのえるの顔を殴ってから嫌いなキャラなので、従者含めて一度完膚なきまでに叩きのめしてほしい。。

幸村や秀吉の活躍するシーンが増えたらいいなと思いました。

絵が好きです

男性キャラは格好良く、女の子は可愛く、絵がとても綺麗でした。

素直になれないヒロインですが、それも含めて可愛いと思えるキャラです。

読む側から見ると体だけではなく心も惹かれあっているのだろうなと思えるので、どんな風に想いを通じ会えるのか楽しみです。

執着彼氏

誤解が元で別れてしまった元彼と８年ぶりの再会(しかもお見合い)というところから始まります。

８年前の失恋をバネに、努力して自分磨きをするヒロインには好感が持てました。

彼はハイスペックだしヒロインに一途なところが良かったですが、敬語キャラなのが私的にはちょっと残念でした。

ライバルがかなり酷かったのとヒロインの同僚達が浅はかなのには閉口しました。陰口や無視はまだわかるのですが、仕事の妨害は社会人として完全にアウトだと思います。

水の都

水の都ヴェネツィアをモデルにしているお話です。
ずっと憧れている自分としては嬉しさもあったのですが、どうしても紛い物だと感じてしまう部分があり複雑でした。

キャラはとても魅力的です。
文章も読みやすく、さらっと読めてしまいます。
イラストは若干イメージと違うものの、可愛らしい絵柄でした。

年の差より

タイトルにあるような年の差ではなく、ほぼ義父・義娘のような２人の恋愛でした。

棋士という特殊な世界に身を置く四十路男は、こういう話にありがちなスパダリではありません。
ヒロインとの掛け合いも、台詞選びが微妙でときめきよりコミカルに感じました。

それでも幸せになってほしいカップルであり、ハッピーエンドでホッとしました。

面白かったのですが

作者さん買いですが、ちょっと物足りなかったです。

ヒロインの思考・言動がコミカルであるものの、仕事はしっかり出来る良い女でした。
ヒーローはハイスペック男子で、これもヒロイン一筋の良い男です。

読後に若干物足りなく感じたのは、ヒロインの新しい仕事と成功とか、ヒーローの父親や親戚などの問題が書かれずに終わってしまったからです。
山場がなかったように感じました。

イラストもキャラに合っていなかったです。線が細すぎるというか、新人漫画家さんが描いた絵のようでした。

中のイラストがなくて主役たちが結婚に至るまでの話が書かれていたら、ずっと良かったと思います。

可愛らしいお話

乙女ゲーム転生ものですが、乙女ゲーム要素は薄かったです。

恋愛的な面ではすれ違いや障害がないので、ドキドキハラハラはしませんでした。
ヒロインに一途なヒーローだったので、可愛らしい２人の恋愛に微笑ましい気持ちで読みました。

山場と言える展開がないため少し物足りなく感じました。
細かい設定も気になる部分がありましたが、楽しんで読むことができました。

星５以上に面白い！

６歳のセラフィーナと１９歳のシリウスのお話ですが本当に面白いしほのぼのしました。その一方でセラフィーナの最期を知る読者としては、時々切なくもなりました。

転生後のフィーアも大好きですが、１５歳にしては天然すぎる部分が気になるときがあります。
それと比べると、幼女で特殊な生い立ち(６歳まで盲目で家族と別に暮らしていた)のセラフィーナは、どんな奇行に走っても「まあ仕方ないな～」と思えました。

シリウスの出生の秘密も知ることができて驚きましたが、それ以上にセラフィーナの両親の性格(特に父王)に驚きでした。何で兄が３人ともあんなクズになったのか不思議です。

今世でもシリウスの生まれ...続きを読む変わりが出てきてフィーアを溺愛してくれますようにと切に願います。

世界観がわからない

絵は個性的ですが綺麗です。

ストーリーはこの１話では何が何だか？という感じでした。
世界観がわからないけど、しっかりしていそうだという期待は持たせる始まり方でした。

ヒロインのコメディチックな絵が面白く可愛かったです。

悲しい

死んでしまった恋人に会うため巻き戻った時間で頑張ってきたであろうヒロインですが、せっかく再会できたヒーローはヒロインとの記憶が無くてという悲しい展開です。

ヒロインの父親が可愛くて癒されました。

めげないヒロイン

ヒロインはとても前向きで良い子ですが、ヒーローに嫌がられても突撃するような前向きすぎるところが見ていて少し居たたまれない気持ちになりました。

魔法があるファンタジックな舞台はワクワクします。

ヒロインの服がミニ過ぎるような気がするのですが、原作でも服装にこんな描写があったのでしょうか。。

漫画は少しわかりにくいので、原作を読んでみようかと思いました。

変人ヒーロー

ここまでぶっ飛んだヒーローは初めてでした。
ヒロインのことが好きすぎて他の女に興味がないのは良いことですが、人嫌いにもほどがあると思いました。

ヒロインはまともですが、数奇な運命に翻弄されて変人な男と結婚したのはご愁傷さまです。

王様が軟弱というか軽かったのが少し残念でした。

原作が好き

絵がとても綺麗でした。
お話も原作が面白いので、今後の展開にも期待できます。

悪役令嬢というより天然令嬢なので、明後日の方向に努力していく様子が好きな作品です。

登場人物は魅力的でした

設定はよくあるもので意外性はありませんでした。
登場人物、とりわけヒロインは可憐で純粋ながら芯は強いという魅力的な女性でした。

もう少し捻りがあったり、２人が結ばれるのに紆余曲折があった方が盛り上がるだろうなと思いました。少し物足りなかったです。

ヒーロー兄の子供がどうなったのか、ヒロインよりも数奇な人生を送るだろうと思うと気になりました。

７作目

本編７作目ですが、相変わらず面白いです。

フィーアが議題の騎士団長会議の様子が長々と描かれていました。
シリル以外の騎士団長の言動に「この国大丈夫！？」という疑問が湧きますが、フィーアが絡むとおかしくなるという謎の法則が確立したようです。

今回、加筆部分はそう多くなかったけれど、前から気になっていた第２回騎士団長会議が読めて嬉しかったです。
その後シリルの気持ちもが救われたようでホッとしました。フィーア、ナイスフォロー！

そして先月発売されたZEROを読んだばかりだったので、シリウス&セラフィーナのお話が楽しかったです。
今世でもシリウスに転生していてほしいけど...続きを読むそれが誰なのか、カーティスのように性格がガラッと変わるのか、フィーアとの関係がどうなるのか、今後の展開がとても気になります！

今回も読み応えがありました！

表紙のローゼマインがとても綺麗なのですが、グラオザムの不気味さの存在感が大きすぎます。。

ようやくエーレンフェストでの戦いが終わり、一息つきました。
書き下ろしのエーレンフェスト防衛戦では、多くの視点で裏話が読めて大満足でした。

シャルロッテやフロレンツァ、ブリュンヒルデなどの頑張り、相変わらず成長が見えないヴィルフリート、キャラがよく作り込まれていて非常時にどう動いたのか興味深かく読みました。

これまで影が薄めであったフロレンツァの嫁姑の会話などは、胸のすく思いでした。様々な事柄の元凶であるヴェローニカが愕然とする様子はフェルディナンドにも見せてあげたかったです。

...続きを読むゲルギオーネの最期は、前巻で彼女視点の話を読んでいたせいで複雑な気持ちになってしまいました。やはり元凶は母親のヴェローニカ。
フロレンツァによる言葉が彼女を苦しめてくれれば良いのですが。。

本編も佳境ですが、Webの最終回後の話をぜひ執筆していただきたいです。

拗らせヒロインが可愛い

話の半ばで大体のことがわかり結末は意外性に欠けましたが、面白かったです。

表紙で想像するような少女ではなく25歳の大人の女性がヒロインなので、イラストは可愛らしくも違和感が大きいと感じました。
せっかく話に没頭していても中のイラストでイメージを狂わせられたので、これはマイナスポイントです。

ヒロインが純粋無垢な美女で、彼女の言動にヒーローが惹かれるのがよく解りました。ヒーローも王道ですが魅力的でした。

イラストがキャラに合っていて、ストーリーにもう一捻りあったら良かったと思う非常に惜しい作品でした。

密かに活躍

主人公の臆病さは１作目より改善されていますが、普段のビクビクオドオドとした様子から一転した活躍ぶりが楽しい作品です。

チェスの場面はモニカの非凡さが周りにも伝わって爽快でした。
沈黙の魔女としては表立って活躍できなくて歯痒いです。

巻末に他の作者の作品のお試しが掲載されているのはちょっと余計に感じました。
おまけなら同作品のエピソードか、せめて同作者の他作品が良かったです。

読みやすい

Webで読んでいましたが、書籍になるとさらに読みやすく感じました。

主人公の極度に臆病な様子は若干もどかしく感じますが、反応とかがユニークでまさに小動物といった感じ。

沈黙の魔女として活躍する時とのギャップもまた良いです。