あらすじ
初めての恋。初めてのときめき。そんな思いが募り、恋人でもないのにキスを交わした相沢尚と葛城響。
けれどそのキスが原因で、二人は二度と会わなくなってしまった――。
それから八年。
OLになった尚は、過去のトラウマから仕事一筋に生きる日々。
そこに、どことなく響と雰囲気の似た男性、斎賀が現れた!
「あなたに、俺のことを知ってほしい」
響の面影に戸惑いながらも、彼に惹かれてしまう尚だが……!?
感情タグBEST3
ベタだけど楽しく読める
初恋が忘れられずに26歳になった女性が主人公です。相手は3歳年下で弟の友人の少年。
ある出来事から疎遠になってしまった2人が・・・というお話です。
正体も、誤解も、読者には容易にわかるように書かれているので意外性を求める方には物足りないかもしれませんが、ベタな展開が安心感を与えてくれて楽しい気持ちで読ませていただきました。
ラブシーンはキス止りで過激な表現はありませんが、手を繋ぐとか些細なふれあいのヒロインのときめきが伝わってきたので、不満には思いませんでした。
後半は男性視点も交互に入ってくるのでそれも面白かったです。彼の父親との確執の解決とイチャイチャの話でした。
大好きな作家さんなので、他の作品(ナチュラルキスや苺パニックなど)も配信してくれると嬉しいです。