あらすじ
「お前が女だということを否定できなくなるまで、この遊びにつきあってやろう」
毒に倒れた兄王の代わりに、男装して各国の王侯貴族が集まる会議に出席することになったルドヴィカ。しかし、領地を牽制し合う隣国の緋竜王ヴィルヘルムに正体を暴かれてしまう。兄に毒をもった男かもしれない――警戒を解かないルドヴィカに、ヴィルヘルムは「これはお前の国が仕掛けた罠か」と強引に身体を奪おうとしてきて!?
心を許してはいけない男に惹かれていく男装姫ルドヴィカの運命は!?
感情タグBEST3
どちらも魅力的
男装のヒロインの設定はなんだか魅力的でよく読んでいますが、この作品のヒロインは健気で賢く、無自覚の色っぽさがあって魅力的です。ヒーローも包容力のある素敵な男前で良かったし、ストーリーもしっかりしてて引き込まれました。
よかったです。
ヒーローもヒロインもよかったです。ヒロインが兄の代役を一生懸命努めようとするのは健気ですよね。でもそのためにヒーローとの仲が、なかなか進展しないのが焦れったい。最後は悪い奴を裁いて一件落着、幸せになってよかった。
敵か味方か
毒殺未遂にあった双子の兄の身代わりに男装をして重鎮達が一堂に会する会議の場に足を踏み入れたヒロイン。
毒殺を目論んだと思われるヒーローに疑いを持ちつつ惹かれていく様子がとても切なく官能的だった。
既視感を覚える内容ではあるが、作者様のドラマティック且つ繊細なストーリーのファンとしては今回も大満足でした。