あらすじ
生まれつき赤髪のせいで父帝から疎まれ、離宮での軟禁生活を強いられていた紅麗。そんな赤髪の噂を聞きつけた大国・弦の皇帝垂鵬が紅麗を妃に迎えたいと求婚してくる。厄介払いのように嫁ぐことになった紅麗は、垂鵬直々に迎えられるも、想像以上の豪華さに驚き、また赤髪という理由だけで選ばれたことに不安が膨らんでいく。「婚儀を終えるまで待てそうにない」と押し倒される。灼熱を差し入れられて、熱い痺れをもたらす垂鵬皇帝の愛に心が蕩かされるけれど……。溺愛ラブロマンスv
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物足りない・・・
生まれたときから赤い髪を疎まれて育ったヒロインが、占いにより赤い髪を皇妃にと定められた異国の皇帝に嫁ぐお話でした。
ヒロインは純粋で可愛らしく好感の持てるキャラでしたし、皇帝も非の打ち所がないような美丈夫なのでラブシーンはとても素敵でしたが、肝心のストーリーが凡庸過ぎて「これで終わり?」と肩透かしを喰らった気分です。
一応事件は起こるのですが、誰も活躍せずにおさまってしまい読んでいて緊迫感がありませんでしたし、恋愛部分も切なさとかもどかしさなど感じられなかったのが残念でした。
事件も想いを通じあわせる過程も、もっとひねりが欲しかったです。