koaさんのレビュー一覧

神子姫召喚

いよいよ物語も佳境に入ったのか、ゲームヒロインである日本の女子高生が召喚されました。

このイラストではいまいち感じとれませんが、超絶美少女の主人公ローゼマリーが神子姫と一緒にいると眼福なのでしょうね。
カノンちゃんは性格も可愛いので、２人のやり取りは頬が緩みます。

まだレオンハルト様視点はありませんが、ローゼマリーに対する気持ちが変化したのはよく分かりました。
両親との関係も変化したようだし、いつか兄様やヨハンを加えて家族団らんの話を読みたいです。

懐かしい

『月の輝く夜に』は昔コバルトの雑誌に載っていたのを読んだ記憶があり、とても懐かしくなりました。
源氏物語ではなく、氷室冴子さんのお話で平安時代の風俗を知った者としては電子書籍で読めるのは嬉しい限り。

わかりやすく美しい言葉で書かれているのでサクサク読めます。
現代日本と違い平安時代の貴族の生活は不自由な部分も多いですが、１０００年前の人の生活を垣間見る気で読むと面白いです。

氷室冴子さんの作品は中高生から大人まで楽しめるので、他の作品も出してほしいです。

Ω公表

遂に他のメンバーたちの前で自分がΩであることを公表したのえるが格好よかったです。

信長が自分の恋心を自覚して可愛くなっていたのも、のえるの気持ちを揺らすには有効だろうなあと思いました。

男の子３人ともそれぞれ魅力的なだけに、最終的に誰と結ばれるのか楽しみです。

可愛い弟妹と困った兄

なろうで本編を読んでいますが、ローゼマイン視点では知り得なかった裏側を他者視点で読めるので毎回購入しています。

今回は護衛騎士から見たヴィルフリートの拗れ具合が想像以上でした。人に影響されやすいのは長所でもあり短所でもありますね。
聡明な側近がいないと途端に悪い方へ転がるのは、領地の次期トップとしては恐ろしくもあります。

シャルロッテ視点ではヴィルフリートの無自覚な傲慢さがよく分かり、彼女の不満に同調してしまいました。

クラリッサもローゼマインに対する姿と平民であるギュンターに対する態度が大きく異なり、この世界の身分制度を改めて思い知りました。

フェルデナンド様が登場...続きを読むしないのは寂しいので、次巻を楽しみにしています。

ハーレクインのよう

愛することを拒む次期侯爵様と社交界デビューしたばかりの男爵令嬢のロマンスでしたが、海外のハーレクインのようなお話でした。

ヒロインは性格が素直で可愛らしく好感が持てる１８歳の娘。ヒーローは留学中に最愛の妹を亡くし母も失ったことから、人を愛することを止めてしまった３１歳の美青年です。(最初のイラストは厳つくて美青年設定に疑問を覚えましたが)

態度ではヒロインにベタ惚れで溺愛しているのに愛していると認めない頑固さは、正にハーレクインの人間不信気味のヒーロー像そのものでした。

クライマックスの事件がショボかったのでそこは残念に思いましたが、終始楽しく読むことができました。
変な人...続きを読む物も出てこないのでノンストレスですが、反面少し物足りなさも感じました。

とても面白かったです

漫画版を数話読み、ストーリーとキャラに魅力を感じて原作を購入しました。

１６歳で契約結婚を強いられ、１０年という長い歳月を夫となる人物と１度も会うことなく放って置かれたヒロインですが、世間知らずながらも芯がしっかりしていて好感が持てました。

ヒーローも最初は人の気持ちもわからない強引な男と思っていましたが、自分の恋心に気がついてからは不器用で一途な男になって可愛く思えました。

脇役陣も悪い人は皆無で、ストレスなく読み終えることができ良かったです。

個人的には２人を陥れようとする悪役が出ても面白かったかなと思いますが、主役カップルはお互いに相手しか見えていないようなので、...続きを読む盛り上がることなく消えてしまいそうですね。

絵が綺麗

とにかく絵が綺麗です。男女とも綺麗で品がある絵柄です。

出だしから「結婚後１０年、１度も顔を合わせたことのない妻が職場を訪ねてくる」というあり得ない展開ですが、今後何が起こるのだろう？とワクワクさせてくれました。

魅力的な登場人物

契約結婚をすんなり解消(離婚)できずに困惑しているヒロインですが、世間知らずの彼女を助けてくれる人が周りにいてシリアス展開にはなりません。

昼メロのようなドロドロが苦手の自分としては読みやすくて助かります。

ヒロインが師事している日本画の大家はかなり年上のおじ様ですが、とても魅力的な男性でした。

王族の傲慢さ

この世界においては身分差というものがとても大きいですね。
規格外のローゼマリー視点だとそこまで感じなかったものが、他者視点になると逃れようのないものに思えてきます。

今回、書き下ろしの『望まぬ結婚』ではアドルフィーネに同情しきりでした。第一王子は救いようのないほどに傲慢ですが、何より無自覚であることが腹立たしく感じます。

騎士団長は若い頃は美少年だったそうですが、何故あんなに強面になってしまったのか。巻末の４コマ漫画は衝撃でした。

流行っている理由がよく解る

巨人の絵が怖くて避けていましたが、アニメを見たら止まらなくなりました。とにかく面白いです！

残酷な場面やグロいシーンが多く、絵も上手いとは言い難いけど、とても引き込まれる世界観とストーリーで読み応えがあります。

意外な展開

まさか秀吉があんなことをするなんて驚きました。誠実なところが秀吉の一番の魅力だったのにと残念に思います。

もう１人のΩは当初から怪しすぎだったので、最後はやはりといった感じでした。
ナンバーズの面々がこのまま彼女にも惹かれることがあれば、αは内面ではなく本能で恋に溺れる人種なのでしょうか。

刺激的なシーンより、ストーリーに深みがほしいです。

タイトル通り

ヒロインは有能な家事代行の仕事をしている女性。相手は王子様と見紛うような容姿端麗な仕事人間。タイトル通りの２人です。

セフレから始まった関係なので、エッチシーンは始めから激しい描写でドキドキしました。

社会人が恋愛にばかりかまけていたら興醒めなので、お互い仕事に対して熱心なのは好感が持てました。

脇役も味があるキャラばかりで、話に深みを与えているように思います。

ヒロインが可愛い

オフィスもののＴＬは恋愛の話ばかりになりがちだけど、会社の商品である文房具への愛は語れても、イケメンを含めた人の顔を覚えられないというヒロインの設定が面白かったです。

イケメン御三家(ネーミングのベタさもいい)の一人であるプリンの田中さんは自分に媚びるタイプの女性には冷たいけど、風変わりなヒロインに恋してからの溺愛ぶりは、例えイケメンであっても鬱陶しいかも？と思えるほどでした。

恋愛面のストーリーではお互いに一途なので波風が少ないですが、楽しく読めました。

書き下ろしが楽しみです

本編のストーリーは知っているのですが、それを補完する形の他者視点の書き下ろしが毎回とても楽しみです。

リーゼレータにおねだりする場面はローゼマインが可愛くてお気に入りでしたが、婚約者との関係がどうだったかまで気にしていませんでした。リーゼレータも好きなキャラの１人なので、幸せになれそうもない政略結婚から逃れられたのは良かったです。

異世界転生物のライトノベルは、現代日本人である作者がご都合主義的に創作した王政や貴族社会であることが殆どですが、この作品の世界観は独創的でしっかりしているなと思いました。

物語もいよいよ佳境ですが、どのような書き下ろしが読めるのかとても楽しみです。...続きを読む

主人公カップルが素敵

設定には少し首を傾げる部分もありましたが、主人公カップルのキャラに好感が持てたため楽しく読ませていただきました。

従姉妹と元婚約者は悪役に徹しきれない愚かさが目立ちましたが、冷静に考えると将来は明るくないのかもと思いました。

タイトルが過激

作者さま買いですが、本のタイトルが結構過激で購入に躊躇してしまいました。

いわゆるスパダリの夫と、自己評価が高くなく恋愛初心者のヒロイン。どちらも魅力的なキャラでした。

意外性のある兄カップルのキャラも良かったです。この話には嫌な人物がいなくて読みやすく感じました。

設定は良いです

試し読みとあらすじを読んで面白そうだと思い、購入しました。

日本でパティシエをしていた成人女性が異世界のお姫様(正確には王太子妃)に生まれ変わったという設定はとても良いです。

１２歳の美少女が何をしてくれるのだろうとワクワク期待して読み進めていきました。
結果、この巻では期待外れに終わりました。

良かった点
・設定
・ミステリー要素がありそう

悪かった点
・ヒロインの口調(貴族の令嬢としては品がなく、日本の成人女性が王太子妃に擬態しているのだと考えたらお粗末)
・登場人物の魅力が伝わってこない
・余計な描写が多くて主題が何なのかわからない

２巻以降を読...続きを読むんだら、どういうお話なのかやヒロインが何を目指しているのか解るかもしれませんが、後半を読み流すくらいに自分には合わなかったので私はここで離脱します。

良かったです

タイトルがストレートすぎて躊躇してしまいましたが、作者様の書くお話が好きなので購入。主人公カップルどちらも魅力的で良かったです。

王道とも言えるすれ違いはありましたが、ヒロインに対する溺愛ぶりは終始一貫していたのでストレスなく読むことができました。

惜しむべくは悪役に捻りがなかったことですが、恋愛部分は大満足のお話でした。

とても面白そう

まず絵が可愛いです。
ストーリーはまだ始まったばかりですが、なかなか他にはないような展開になりそうで次巻が楽しみになりました。

ときめき回

前世の出身国である帝国のお偉いさん(２人)から婚約を迫られたヒロインですが、相手は本当にヒロインを気に入っているようで・・・
婚約の儀式でお互いの指先にキスをするシーンが素敵でした。

アクションシーン

ようやく前世の女性騎士であった設定が活きた回でした。ヒロインが格好良かったです。

新キャラ(ヒロインの従兄弟)も登場して、話がどう進んでいくのか楽しみです。

力関係がよくわからない

読んでいて、帝国との力関係や貴族間のそれが分かりにくいです。
ヒロインは男爵家の令嬢だけど帝国の女官であり、それが自国の貴族たちに対してどのくらいの立ち位置なのかハッキリすれば、もっと楽しめそう。

コメディ回

ヒロインが騎士をお姫様抱っこして運ぶという、他では見たことのない場面が面白かったです。
ヒロインは帝国に嫁入りするのが一番だと思いました。

とても面白そうです！

漫画版は絵が綺麗で、小説版はストーリーもさることながら軽快な文章で読みやすくとても面白そうです。
ヒロインの性格と逞しさが話を暗くさせるのを防ぎ、この先どうなるのかワクワクしてしまいました。

なかなかに重いお話

前世で非業の死を遂げた恋人たちのお話です。

婚約者として相思相愛の２人ですが離れて暮らす間に彼の方が王女と恋仲になり・・・
とヒロインにとっては辛い展開ですが、もちろん実際には違います。
美人ではあるものの変人が過ぎる王女にヒーローは少しも好意を持っておらず、ある目的のためにお互い利用し合う関係です。

王女は人の気持ちなどを考えない人間のため、ヒーローが王女にする事には少々胸がすく思いがしました。

ヒーローの気持ちが重すぎるのが難点ではありますが、ヒロインもベタ惚れのため問題なくハッピーエンドになりました。

挿し絵も綺麗で良かったです。

新キャラも良かった

美世が1巻の登場時に比べて、だいぶ強くなったなぁと思いながら読みました。
弱々しくとも芯の強いヒロインは魅力的です。

そして新キャラの薫子さん。完全なる善人でもなく悪人でもない。とても人間味があるように思えました。

不気味な敵がそのままでスッキリはせずに終わるのですが、次巻も楽しみです。

魅力的なヒロインでした

恋愛ものとしては物足りないものの、ヒロインがとても魅力的で面白かったです。

気が強くて正義感が強いヒロインなので、事件に巻き込まれても自力で何とかしようと体を張るところが新鮮に感じました。

王や弟のような魔術師との関係がこれからどうなるか気になる終わりかたでしたが、恋愛メインではないのでこれで良かったようにも思いました。

可愛すぎるヒロイン

偉大な魔女で女王である母親と比べられて自信を失くした王女がヒロインなのですが、本当に可愛いです。
呪いで男の子になっていますが、言動全て可愛いのが文章で読み取れました。

ラブコメが好きな人には特にオススメするほど、面白かったです。

後半ホラーかも

サイコパスな姫君が出てきて後半背筋が凍る思いでしたが、最後は納得というか同情してしまうような気持ちになりました。

このお話に出てくるキャラは、皆どこか病んでいるような気がします。

出来ればヒーローにもっと活躍してほしかったですが、無自覚天然のヒロインに振り回される様はとても好きです。

軽い

大筋は面白いです。
けれど細かい設定が大雑把で、人物像が軽いと感じました。

ライトノベルの世界に転生したヒロインですが、子供の時に前世を思い出し間諜の組織を作り上げ自身も拷問の耐える訓練までしたのに、とても迂闊な言動をします。

前世の知識を活かしてもっと活躍してほしかったし、ライトノベルの主人公との関わりも描いてほしいと思いました。

お兄さん登場

３作目にしてヒロイン・リネットの兄を始め父親が登場しました。

普通の貴族とは一味も二味も違う家族で、後半に出てくる事情も踏まえると納得してしまいました。

婚約に反対するお兄さんのことも、最初は妹の恋路を邪魔するのかと腹立たしく感じていましたが、蓋を開けると妹思いのただの兄バカ。リネットが真っ直ぐに育った理由がわかりました。

シリーズものの場合、続編は惰性で面白さが減っていく作品も多いですが、この作品は３作ともとても面白いです。

男装の王女様

４作目は隣国の王女様が使節団の一員として突如やってくるところから始まります。
やっと正式な婚約者となったばかりの２人の前に新たな問題が降りかかりますが、軽快なストーリー展開と個性的なキャラで終始コミカルでした。

シスコンの兄との共闘シーンは壮快だし、当初はアイザックを巡っての恋のライバルと思っていた王女は男装の奇人だしで、今作も楽しんで読めました。

いよいよ結婚式

結婚準備に追われる中、魔素が無いはずの国中に溢れかえるという事態に。

魔術師や魔素の存在が他作品では見ない概念で設定されていますが、とても解りやすく書かれています。

前作やその前のお話で登場した個性的な他国の王族たちも出てきて、楽しくも賑やかな巻でした。

新婚でも事件は起こる

前作で結婚した２人ですが、今回は新婚早々またもや事件が起こります。

新キャラ(カップル)も登場して、事件を解決するべく隣国にまで出向きますが、自然災害をも食い止めるアイザックの魔術が凄まじかったです。

無敵の王太子＜リネット

隣国のソニア王女が王太子に決まり、その式典に主人公夫婦が参加するというストーリーでした。

男装の麗人ソニア王女のキャラは相変わらずとても面白いです。

アイザックが巻を追う毎に無敵な存在となっていますが、その彼を翻弄できるリネットこそが最強なのかもしれません。

幽霊騒動

隣国から帰国した２人に、今度は城内に出る幽霊騒動が降りかかってきます。

リネットの専属侍女選び問題も相まって、軽い気持ちで楽しめました。

アイザックの無双振りや梟の優秀さ、リネットの令嬢規格外の活躍は定番化していますね。

恋愛面では２人が相思相愛過ぎて波風の立てようがないのですが、安心して楽しめるのはこの作品の良いところだと思います。

年の差カップル

兄が失踪し兄の借金のカタにホストクラブオーナーである男に連れて行かれた菜江ですが、ものすごく健気で素直で可愛いヒロインでした。

二十歳の看護学生である彼女は早くに医者の両親を亡くし兄と２人で暮らしてきた苦労人ですが、スレたところが一切無い素敵な女性です。

ホストクラブオーナーの透谷は４５歳にして色気溢れる男性です。
言葉遣いが少し乱暴なところも魅力になってしまう野生的な大人ですが、彼視点でヒロインの虜になってしまう様子は少し可愛かったです。

４５歳と２０歳の歳の差はリアルの世界だと２０年後や老後を考えてしまうのですが、小説の世界だとドキドキするような関係に思えました。

女子大生と御曹司

サイトで読んでいたお話でしたが、本の形で読むと一段と良かったです。

ヒロインは能力的にかなりハイスペックな大学生ですが、家族に恵まれず陰のある二十歳です。
御曹司のほうは３８歳で現実にはいなさそうな超ハイスペックな美形男性。

溺愛ものではあるけど、彼女の自己評価の低さと彼の傲慢なまでの言動が、どこか歪んだ関係を醸し出していて読み応えがありました。

知らない世界

フィクションであっても、上流の世界を垣間見ることができるこのお話はとても興味深いです。
所々にちりばめられている外国語や外国の習慣、街の風景、音楽の知識、全てに魅了されます。

主役２人のラブシーンは濃厚で読んでいてドキドキしますが、第三者視点でのお話がまた楽しい。

とりあえず今作では貴臣さんの甥がいろいろ仕出かし、ストーリーを盛り上げてくれました。
そのまま東大に通っていたら叔父の劣化コピーのままだっただろうと思うと、冷淡な叔父やけっこうボロクソに言われた結花に感謝ですね。

結花の元同級生である東大生の女の子の心情も、妙にリアルで面白かったです。
結花への嫉妬と羨望を違...続きを読むう方向に向けられたら幸せになれるかもと思いました。

登場人物にリアリティがある作品(貴臣さんに似た人はどこを探してもいないでしょうが)なので、読み応えのあるお話です。

ジェットコースター

前半～中盤にかけての蜜月生活を堪能していたところで、終盤の父親との対決に感情を揺さぶられました。

自分は不倫して娘を捨てたくせに、娘が愛人になったと勝手に思い込み暴力を振るった父親。
略奪婚したあげくに前妻の娘を邪魔者扱いする父親の後添え。

貴臣でなくとも、こんな奴ら滅ぼしてしまえ！と熱くなってしまいます。

ようやく貴臣本人に好きと言えた結花ですが、お伽噺とは違って身分差婚は大変そうだと思いました。

母親登場

前作で登場した父親に続き、結花の母親が登場しました。

父親の後妻は非常に胸くそ悪い女性ですが、めでたく貴臣さんの母親にざまぁされスッキリしました。
父親は自業自得とはいえ少し気の毒にも感じました。２人の間に生まれた子が、何の罪もないだけに可哀想です。

母親は貴臣さんの母親(！)に救われる展開になりホッとしました。結花の気持ちもわかるのですが、不幸のどん底にいて後悔している母親がこれ以上不幸にならずに良かったです。

今作もストーリー展開が素晴らしく事件も起こりますが、どんどんハイスペックになる結花の就活シーンはワクワクしました。

華やかな世界

終始一貫溺愛してくる貴臣に対して永遠の愛を信じられない結花に、もどかしさを感じながらも楽しんで読んでいます。

自分には一生縁がないようなセレブリティで華やかな世界を垣間見れて、そこも面白いです。

壮大なラブストーリー

遂に完結しましたが、この６巻は息もつかせぬような展開に一気読みしてしまいました。

結花の失踪であの貴臣さんが狂ってしまうなんて！結花を捜す貴臣さんの言動に涙しました。

ヒロインのハイスペックぶりや世界の大物たちをたらしこむ様子は書き方を間違えれば荒唐無稽に思えるでしょうが、この作品においては細々とした設定がしっかりしているためか物語を盛り上げる大事な要素になっていました。

貴臣も結花も完璧ではないからこそ、余計に引き込まれるのでしょうね。

結花の母親がこれからどうなるのかだけ気にななりましたが、最後まで読み応えのある作品でした。

タイトルで興味を持ち購入

登場人物はそれぞれ魅力があり、特にヒロインの娘のマリーちゃんが可愛いです。
３歳にして本の字を読めたり難しい言い回しの言葉を喋ったりするので子育てした人間としては首を傾げたくなりますが、母親思いの幼児の言動に癒されました。

ストーリーは山場が無かったので、私にはいまいちでした。
ヒロインとヒーローは大きな身分差があるのに、邪魔してくる人は皆無です。
ずっとヒロインが思い悩んでいるだけだったので、そもそも困難など無かったのでは？と肩すかしをくらった気持ちになりました。

文章はしっかりしていると思いますが、起承転結の『転』がないまま終わってしまったので物足りなく感じました。

純朴ヒロインが可愛い

北海道の田舎町で育った２３歳のヒロインが、姉の住む札幌にやってくるところから物語が始まります。

偶然出会った男性は有名ショコラティエで、女性不信のプレイボーイ。
でもヒロインの純朴さに惹かれ交際を申し込みます。

とにかく性格が良く可愛いヒロインに好感が持てました。こんな彼女なら女性不信であっても口説きたくなります。

事件が起こったことで、いい感じにハラハラして読むことができました。

元アイドルとファン

引退した元アイドルとそのファンの恋愛というシチュエーションのＴＬは初めて読みました。

まずヒロインがとても魅力的でした。
容姿や性格が良いだけでなく仕事や家事にも真面目に取り組む姿勢が、愛されて当然だなあと思わせてくれるキャラになっていました。

ヒーローもハイスペックですが、ヒロインのことになると内面が何ともおかしくなるのが面白かったです。

なぎさやマネージャーにはもっと罰があって良かったと思いますが、芸能界とはそういうところなのでしょうね。

とても楽しく一気読みしました。

面白かったです

本編の最後に載っている番外編と同一のお話です。私はこちらを先に読み、気に入って本編を購入しました。

短いですが、どんな作品かということが本編のお試しより良くわかります。

ヒーローのテンションの高さが目立ちますが、本編では有能さも見せてくれる素敵キャラです。
ヒロインも本当に好感が持てるキャラなのでオススメの１冊です。

祝・ヒロイン成長

この巻ではローゼマインが神々により年相応に成長させられます。
文章で読むと別人のような成長ぶりとなっていましたが、イラストで見るとそこまでの変化はありません。
元々のローゼマインのイラストが好きだった私としてはホッとしたようなちょっとガッカリしたような。。


シャルロッテ視点とレオンツィオ視点はそれぞれ興味深く読みました。
細やかに気遣いできるシャルロッテやブリュンヒルデか見るとヴィルフリートは無神経男子だなと思いました。
レオンツィオはWebで読んだときには影の薄い役だったので、彼が何を思って行動したのか少しでも知れて良かったです。

次巻以降も物語の佳境とも言えるストー...続きを読むリーですが、書籍版での加筆部分を楽しみにしています。

ヒロインの天然キャラがいい

今回も楽しく読ませていただきました。

フィーアの従魔である黒竜にまつわるストーリーでしたが、最強の存在にも思えるザビリアがフィーアの天然発言に振り回されているのが微笑ましいです。

１巻で結構良い役だったファビアンとか、フィーアの兄達はあまり登場しません。
騎士団長は皆さんが個性的かつ魅力的でした。

大聖女の魅力

ライトノベルにおける聖女という存在は割りとありふれたものですが、本作における大聖女は本当に魅力的です。

３００年前に訪れた地で大聖女を信仰している民と交流するのですが、前世の大聖女も今世のフィーアも惹かれずにはいられない力があります。

カノープスの生まれ変わりは意外な人物でしたが、こちらの忠誠心もすごくいい。
コメディとシリアスのバランスが絶妙です。

イラストについて書かれている方がいますが、私も同感です。
表紙やカラーはともかくとして、イラストでキャラに抱いていたイメージが崩れます。

でも、加筆が多いので購入はおすすめします！