koaさんのレビュー一覧

聖女に認定されるまでが面白い

誘拐事件を乗り越え、聖女に認定されるまでの展開は面白かったです。
その後は私には蛇足に感じ、主人公カップルのやり取りは口から砂を吐くような気持ちで読み流してしまいました。

厳しい環境の中では健気に思えた性格も、周囲がみんな優しい中では甘さばかりが目立って魅力が減じてしまったように思います。

上巻はわりと好きでしたが、この下巻は私は楽しめませんでした。

容赦ない女神様

虐げられながらも健気で純真なヒロイン。
周りがクズばかりでしたが、逃げ出したことによって素敵な出会いがあって良かった。
聖女を選定する儀式では、女神様が悪人に対して容赦なくスカッとしました。

巻き戻しのお話

愛する人に殺されて終わった１度目の人生。
６歳の頃に時間が巻き戻った主人公が度目の人を生き直します。

魔術学園での生活や友人とのやり取りは面白かったです。
ただ終わってみれば、１度目で悲劇の最期を遂げたヒロインよりヒーローが辛かっただろうと同情してしまいました。

終盤、ハッピーエンドになってからのお話がごちゃごちゃしていて読みづらいなと思いました。

やっぱり面白い

結婚後の生活を描いた最新作は期待に違わず面白かったです！

女公爵としての活躍。
夫になったレオンハルトとの甘いやり取り。
ローゼマリーと愛する周囲の人間との変わらぬ交流。
元敵国の王女との再会と交流。

いずれも読んでいて幸せな気持ちにさせてくれました。

大人な話

主人公は４年前に異世界転移した２９歳の日本人女性。
酒場で出会った強面の男とワンナイトラブのつもりがお互い本気になって、というお話。

こういう類いの話では男が訳あり貴族の出とかが多いけど、娼婦の息子で後ろ楯のないちょっと粗野な男でした。

特に事件は起こらず、主人公の能力(魔力)も大して活かす機会のないまま終わりになってしまいましたが、大人な２人の恋愛は読んでいてドキドキしました。

ほのぼの

天然でとんでもなく記憶力が良く善良なヒロインが大活躍でした！
この巻で結婚したものの一癖ある王太子からの依頼で、また事件に巻き込まれそうですね。

続きも楽しみにしています。

山場はどこに

キャラや設定は悪くないのだけど、これといった事件は起こらず想いが通じて終わりでは何か肩すかしをくらった気分になりました。

タイトルのおっさんもただ単にヒゲでそう見えただけで、意味はあまりありません。

せめてセリにいちゃもんをつけた女２人組にざまぁがあったらよかったのだけど、そういうスッキリ展開もなくアッサリ終わりました。
ちょっと残念。

お兄さま最強!

姿が変わったルチアーナに少しも動じることなく事態を治めてしまったサフィアは、やはり最高のお兄さまだと思いました。

新たな四星も一癖ある存在だけど、思惑をすぐにサフィアに読まれてしまいお兄さま最強!の状況に。
こんな兄が溺愛してきたら、どんな魅力的な男性が迫ってきても恋愛できそうにありません。

番外編のラカーシュとの話も良かったけど、その後の兄妹のお話に全て持っていかれました。
人気投票の結果に大納得です。

純真なヒロイン

日本人の転生者ではあるもののゲーム知識以外は非力な娘がヒロインです。
白い髪と赤い瞳が不吉だと捨てられ腕利きの薬師である老婆に育てられたため、引っ込み思案な性格で健気でした。

奴隷の身で外見も酷い火傷の痕で醜くなっていたヒーローを救いますが、最初は誤解から冷たい反応をされます。

ヒーローはともかく、その昔の仲間たちからの冷遇はちょっとムカつきました。
この加筆版はお値段の面で購入を迷いましたが通常版にはないヒーローサイドの裏話があったようで、こちらを買って良かったです。
ざまぁとまではいかなかったけど、頭を丸めて反省する騎士を想像すると笑えました。

騎士たちによる逆ハー状態

貧乏子爵令嬢で転生者の主人公が騎士団の料理人(キッチンメイド)になり、無自覚のまま皆に好意を寄せられるお話。
前半はほのぼので、後半は陰謀に巻き込まれる展開に。

キャラはみんな可愛く、主人公が誰かとくっついたら他の男性陣が可哀想ーと思うだろうと思います。
シリアスではなくコメディよりの作品です。

絵が拙い

ストーリー以前に絵が拙く、ラブシーンでもドキドキできなかったです。
表紙などのカラー絵はまだ良いのですが本編が何とも。。
こういうお話は人物を魅力的に描けてこそだと思うので、ちょっと失敗したなと思いました。原作者さんの小説は好きなので残念でした。

面白いのだけど

後半ヒロイン無双で、やり過ぎ感が否めませんでした。
ヒロインしか出来ない魔法を使いたい放題で、何でも出せるとかチートにもほどがあります。

挿し絵は可愛くてヒロインはイメージ通りでしたが、アデル王女は幼くて文章の描写とイメージが違いすぎました。
もっと大人っぽく令嬢たちが憧れる格好よい麗人にしてほしかったです。

聖女としての活躍

Web版での更新がたまにしかなくなり、続きがとても気になっていたので書き下ろしが盛り沢山の書籍版が出てくれて嬉しいです！

いよいよフィーアが聖女として本領発揮してくれそうな展開なので、次巻が早くも待ち遠しいです。

セラフィーナ時代のエピソードを読むとどうしてもシリウスの生まれ変わりはいるのか？いるとしたら誰なのか？がとても気になっています。
帝国の皇帝３兄弟との再会シーンも読みたいし、セブンとの再会にも期待したいところです。

もうそろそろカーティス以外に全ての事情を知る人物が登場すればいいなと思いました。

本の世界

お騒がせアルトの持ってきた魔法書に入り込んだリコリスたち。自分もこんな風に本の世界でみたいと思いました。
アルトが周りを困らすのがいつもの定番ですが、ヴォルフがアルトを困らす様が面白かったです。

巻末の第三者から見たリコリス&ヴォルフは本当に素敵で、同じ学校にいたら私も２人を応援して見守る会に入会したことでしょう。

大団円

１巻の終わりが学園入学直前だったので、入学式を期待して読んだら５年後に飛んでいました！
ゲームヒロインと他の攻略対象者が出揃った２作目。文句なしに面白かったです。

ゲームヒロインのリリィも良い子だし、最大の危機も一緒に乗り越えてホッとしました。

後半の他者視点では、読みたかったリコリスの学園入学の様子がわかって大満足でした。

文章がしっかりしている

乙女ゲーム悪役令嬢が前世のプレイヤーとしての知識と経験を活かして、悪役からの運命を変える。
昨今よくある題材ながら、この作品は文章力があり読んでいてとても楽しかったです。

攻略対象がヤンデレというのも面白く、この1巻目は子供時代で恋愛要素は薄いですが、次巻からは学園編になるようで期待しています！

一味違った悪役令嬢もの

よくある題材ながら一味違った作品で、とても好きです。
Web版も読んでいましたが本になるとさらに読みやすく感じます。

クレアは賢く応援したくなる主人公でした。
ゲームヒロインで異母妹のシャーロットは結構邪悪でストーリーを盛り上げてくれました。家族はシャーロットの魔法の影響を受けていたようなので、次巻以降クレアとの関係がどうなるのか楽しみです。

情緒的なお話

作者様の『ひそやかな花』という作品がとても好きなのですが、このお話も同じ系統でした。（ひそやかな花のヒロインも少し登場します）
山で遭難した恋人を彼の家で待ち続ける女性と、肩の故障で鬱屈した思いを持つ男。
体の関係だけのつもりがお互いに惹かれ合っていく心情も丁寧に書かれています。

とても情緒的で美しいお話でした。

一途な大男

主人公を好きすぎる覆面レスラーの愛が重いお話でした。
会話がまともにできないほどの恥ずかしがりやなのに情事は慣れすぎ・上手すぎ・絶倫な彼と、幼馴染みのチャラ男に二十年片想いをしていた処女の主人公。
キャラ設定が面白いと思いました。

一番感動したのは彼の渡米に思い悩む主人公に父親が過去を語るシーン。子供に対する無限で無償の愛情を感じました。

エロコメディ

妖精姫と名高い無邪気な美少女姫と隣国の鬼神将軍の縁談から始まる、ラブコメというよりエロコメなお話です。

登場人物のセリフに突っ込む作者のナレーション(?)が最高に面白い作品です。

姫様&将軍カップルがメインですが、姫様の侍女と副将軍カップルも良かったです。筋肉神の祝福がなければ、どちらも女性が早死にしそうなカップルですが。。

軽い気持ちで楽しんで読むことのできる作品でした！

何でもあり？

スカッとするなら荒唐無稽な設定でも構わない人向け。
私はちょっとやり過ぎではないかと思いながら読みました。

聖女パンチ。聖女キック。聖女アイアンクロー。
コメディチックな必殺技を繰り出す無敵の聖女が主人公なので、真面目な展開にはなりません。ただひたすら聖女様無双を楽しんで読み進めるのみです。

ラノベの中でもかなり軽いお話です。

純粋無垢なヒロイン

男爵である父親を亡くしてから母と妹と暮らしていたヒロインは生活のために１３歳から働いていた頑張り屋。
美貌を持ちながらも純粋無垢な世間知らずな面もあります。

このヒロインがとても可愛く、人嫌いなのにいつの間にか絆されたヒーローの気持ちがよくわかりました。

挿し絵のイラストも素敵で、表紙より中のイラストが美しいです。

良かった!

主人公も相手も、仕事ができて大人な感じが良かったです。
仕事の様子も嘘っぽくなくて引き込まれました。

最後の部分はちょっとダークかもしれないけど、嘘をついたり罠にかけた訳ではないので自分的にはＯＫでした。
知れば複雑な気持ちになるであろう美和には、一生気づかせないであげてほしいなと思いました。

アラフォーといいつつ３５歳のカップル。子供ができるのはそう難しくはありません。
元旦那とは相性が悪かっただけかも。

子供がいたら我慢して夫の不倫を不問にしたかもしれないので、かえってずっと出来なかったのはラッキーでした。
素敵なヒロインだったので、物語だけどこれからも幸せになってほしいと思いました...続きを読む。

タイトルが過激で躊躇しました

作者さん買いですが、タイトルがあんまりなので買うまでに時間がかかりました。
電子書籍でなければ購入できなかったと思います。

お話は文句なしに面白かったです。
主人公の葵は仕事が出来てベッドでは可愛いという魅力的なヒロインでした。
エッチシーンは濃厚かつ具体的だなぁと若干引きましたが、彼氏彼女の体の事情から納得もし
ました。

ラストは結婚式だったので、もう少し周りの人（家族とか）に登場してもらいたかったです。

可愛らしいお話

聖女である主人公も、結婚相手の若き辺境伯も、善良で可愛らしいキャラでした。

主人公たちのピンチがさほどの事ではなかった（悪役が小者とも言える）のが少し残念でしたが、ほのぼの読むことができました。

落ち着いた主人公

前世に父子家庭の長女だった主人公ですが、小中学生の弟妹の世話と家事をこなす女子高生だっただけあり、異世界に転生した今世もしっかり者です。

歳の割に落ち着いた主人公なので、読んでいて「これからどうなるんだろう?」というようなドキドキ感やワクワク感が皆無でした。

両想いの２人

前巻で想いを通じ合わせた２人ですが、今回はルチアの元婚約者が往生際悪く策を練ってきたりジュストの従弟が留学から帰ってきたりと新たな問題が起こりました。

今回もルチアの賢さが光るお話でした。

タイトル通りの作品

面白くはあったのですが、山場がない正しく場当たり的なお話でした。

コメディ色が強くキャラが立っている登場人物ばかりですが、お兄様が突出した変人なのでしょうね。シスコンというより変態。

主人公の思考は超庶民で口調も雑なので、王太子が知ったら驚きそうです。

少し読みにくかったです

赤ちゃんの描写は可愛いけど、文章が読みにくくて話があまり入ってきませんでした。

主人公は次男なのに、両親の赤
ちゃんフィーバー振りが大袈裟すぎて違和感。とんでもない子煩悩な両親なのか。
男の子が続いた後の女の子とか、年の離れた末っ子であれば納得しやすかったかもしれません。

イラスト可愛いと思いました。

文章が軽すぎる

現代日本人だった前世を思い出した主人公の思考が軽すぎて、読むのが辛くなりました。
王子との婚約破棄とかざまぁとか、もうどうでもいい感じ。

ラノベであっても、もう少し世界観がしっかりした話が好みなので、私には合わなかったようです。

チート過ぎるような?

30歳の社畜女性が神様の手違いで命を落とし、特別な能力と待遇と13歳の新しい体をもらい異世界転移したお話。

ちょっとチート能力が過ぎることと神様の贔屓が大きくて、ワクワクし難かったです。

可愛らしさにほっこり

転生ものですが、恋愛ではなく育児メインです。
１７歳の貧乏伯爵家の令嬢が主人公で、女嫌いで子持ち三十路の公爵の後妻に入ります。

何と言っても継子になる公爵令息（２歳）が可愛らしく、読んでいてほっこりしました。

公爵はだいぶ絆されてきているようなので、次巻以降で恋愛要素が出てくるかもしれません。

秘密が多い

出生の秘密が１巻ではわからないままなので、続きが気になりました。

前世の知識を活かして養父母の商売（宿屋兼食堂）を手伝う幼女のお話は楽しかったです。

自分には合わなかった

評価が良いので無料版で読ませていただきましたが、私は面白く感じませんでした。

数多く出回っている婚約破棄ものとは一風違いますが、婚約者の第二王子と浮気相手の男爵令嬢や取巻き貴族たちの言動が愚かすぎて読んでいてウンザリしました。

舞踏会での糾弾＆婚約破棄宣言からの主人公による報復の暴力。
恐れ慄く愚か者たちを完膚なきまでに殴り飛ばす公爵令嬢の図は、新鮮ではあるけど楽しくはなかったです。
冒頭の血みどろの場面からストーリーが過去に戻り婚約〜現在までの話が続きますが、第二王子のバカさ加減にストレスが溜まりました。

また、殴り飛ばした取巻き貴族たちは全員奴隷売買等の違法に関わっており主人公の暴力...続きを読むは不問にされるのですが、現代の感覚だとそれはそれ、これはこれ。
罪人相手でも無抵抗の人間相手に一方的な暴力を振るう主人公には好感を持てませんでした。

レビューを見るとスカッとしたという意見も多くあるので、面白いかは読者の感性に依るかと思います。

購入前に必ずお試しを読むことをお勧めします。

コメディもの?

無料版で読みましたが分冊版のためほんの触りまで。
主人公が聖職者なのに守銭奴かつ凄腕のギャンブラーという設定のようで、ある事件の真相を探るため雇われ、潜入するところで続くとなりました。

主人公は若い娘ですが、かなり個性的なヒロインだと思います。

普通に面白かった

ありきたりな設定ではあったけど、ざまぁもあり普通に面白かったです。
ざまぁ対象である王太子の性格や言動が酷かったのですが、それをロクに窘めない両陛下や唯々諾々と従う家臣たち含めてテンプレな悪役だなあと思いました。

ほのぼのとしたお話

転生ものだけど、主人公が何度も同じ人物に殺される人生を繰り返しているという特殊な設定でした。

１巻は赤ちゃん〜６歳までのお話。
両親と６人の兄たち（途中で兄貴分が１人増えて『七人の兄たち』になる）にひたすら溺愛されている様子は、読んでいて癒やされました。
上の兄弟に愛される感じは他作『リセット』に通じるものがあったけど、そちらと違い魔法が一般的でなく敵もハッキリしていないので何がテーマなのか少しわかりにくかったです。

終盤、何十回殺された相手と再会し関係改善が図られましたが、これで解決?と呆気なさが残りました。
神々の理屈を持ち出されると、只人である私には理解し難く思えました。

では面白...続きを読むくないのか?と聞かれると、魅力的な兄達に溺愛される美幼女の図は読んでいて楽しかったです。

ハーレクインのようなＴＬ小説

ヒーローが若干歪んでいたけど、ハーレクイン小説のような展開でなかなか楽しめました。

ヒロインは王道な感じで純真で善良ながらも芯はしっかりしている印象。
ヒーローは現実にいたら嫌だけど、物語なのでアリかなと思いました。

イラストはちょっとイメージと違っていたし過激なシーンも描いていたので、外で読むには背後注意が必要です。

王太子の婚約者として

晴れて王太子の婚約者となったクラウディアが、花嫁修業として王妃の兄嫁や敵対貴族の夫人たちと交流する話がメインでした。
嫌味や嫌がらせを受けながらも、華麗に立ち回るクラウディアの強さが爽快な気持ちにさせてくれます。

幽霊が関わってきたりと少しオカルト要素もあり、面白くも新鮮な１冊でした。

いいところで続く。。

自称美少女のクロエちゃんがとても可愛かったです。
悪魔という存在がどんなものなのか、いまいち掴みきれていないのですが邪悪なことには違いなく、どんなふうに打ち倒すのかとハラハラしながら読みました。

今回は一区切りつかないまま次巻に続くとなってしまったので、続きが早く読みたいです。

ありがちな話ではなかった

巷にあふれる悪役令嬢や婚約破棄ものとは一線を画する作品でした。

バッドエンドからのやり直しはよくありますが、時間が巻き戻る前の高級娼婦としての経験を２度目の人生で活かすという設定は珍しいと思いました。
日本で有名なのは吉原の花魁。西洋でも高級娼婦といえば、美貌、教養知識、会話術等々、女性として超一流ともいえる存在です。
公爵令嬢であった時よりずっと磨かれて自制心を身につけた主人公は、読者から見ても魅力的でした。

この１冊できれいに話の収拾はついていますが、続巻もあるようなので読んでみたいです。

読みやすく面白かった

主人公は現代日本人の転生者だけど転生チートはあまりなく、思いやりと賢さを持つ魅力的なヒロインでした。

わりと直ぐに両片想いになり、お互いに恋愛初心者っぽい思考と言動が面白かったです。

続きもあるようなので、次は転生チートでも何でも使って力を出し惜しみせず、国を富ませるお話だと嬉しいです。

主人公が健気で可愛い

最初は自意識過剰な明るい女の子という印象でしたが、本当は気が弱く健気な頑張り屋な主人公クロエというキャラが大好きになりました。

婚約者であった王子から理不尽な婚約破棄をされた過去を抱えながらも、自分の力で錬金術師になり生き抜く逞しさも好きです。

両想いとなったジュリアスとの恋の行方が楽しみです。

スーパー過ぎる元ＪＫ

１巻から静子の１５歳とは思えない優秀さに驚きながらも活躍にワクワクしていましたが、話が進むにつれその能力が多岐にわたっていることに首を傾げるようになりました。
いくらスマホで現代の書籍が調べられると言っても、ちょっと出来すぎではないでしょうか。

元が人生経験豊富な３、４０代とか、IQが高いギフテッドだったとかの方が納得できるなあと思いながら読んでいます。

淡々としている主人公がいい

主人公である女子高生の静子ですが、今回も図抜けた知識と行動力で信長の家臣としての地位を磐石なものにしていきます。
脇キャラも増えましたが、信長以外の脇キャラは影が薄いです。

静子の他のタイムスリッパーと会うことができるのか。続きがとても楽しみです。

地に足がついたライトノベル

女子高生なのに知識が豊富で度胸もある主人公で、読んでいてワクワクしました。
突然タイムスリップして信長に出会うあたり歴史ファンタジーなのですが、呼び名１つとっても作者様の知識が溢れ出てきており軽い感じがしません。

続きも楽しみです！

幼い王女が可愛い！

セラフィーナの可愛さと彼女を溺愛するシリウスのお話は読んでほのぼのします。

３人の兄は父王にも問題ありと見られていたのですね。早々に廃嫡してシリウスに王位を譲っていたら、あんな悲劇は起きなかったでしょうに。。

王女の近衛騎士たちも馴染みになってきましたが、皆過保護な保護者のようで面白いです。

でも１０年後のセラフィーナの最期を思うと切なくなります。本編で生まれ変わったフィーアが幸せになりますように。

荒唐無稽の軽いお話

結構シリアスな生い立ちのヒロインですが、本人の気性により悲壮感はありません。

設定は面白いのですが、突っ込みどころが多くていかにもライトノベルだなと思いました。
人物像や言動はわりとガバガバです。

その中で一番良かったのはお兄様でしょうか。
王座についたばかりで異母妹の嫁ぎ先である遠い小国に来訪するとか首を傾げましたが、ヒロインをどう思っていたのかわかった後は良い兄だと思えました。

セールで全巻買ってしまったので、次巻からは楽しめるといいなと期待しています。

惜しい！

よくある契約結婚ものではありますが、捻りがあって面白かったです。

ちょっと残念に感じたのが、ヒーローが敬語キャラで一人称が「私」なので、ヒロインの発言かと取り間違えてしまったところが何ヵ所かありました。
わりと感情の起伏が激しいヒーローなので、口調は丁寧でなくとも良かったのではないかと思います。

ヒロインには文句なしに好感が持てたので、楽しく読めました。

安定の面白さ

真新しい事件などは起こらないものの、各キャラに親しみを持つようになったので楽しく読ませていただきました。

そしてWeb版にはない父カルロと娘ダリヤのお話しを読むのが大好きです。
最愛の娘への想いを考えるととても切ないですが。