【感想・ネタバレ】身体を奪われたわたしと、魔導師のパパ(サーガフォレスト)1のレビュー

あらすじ

クイシュイン公爵家の長女であるベルラはある日、魂だけとなり身体を別の魂に奪われてしまう。魂の受け入れ先を失いさまようベルラは、魔導師のディオノレと出会うのだった。彼から、魂だけの存在はいずれ消えてゆくと教えられ悲嘆にくれるベルラに、ディオノレはひとつの提案をもちかける。それは、彼が長年研究している人造の身体<ホムンクルス>をベルラの身体とすること――こうして、ディオノレがパパとなり新たな生活がはじまった!!

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koa

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オリジナリティのある傑作

乙女ゲームの世界の悪役令嬢が主人公です。

巷に溢れている話と違っているのは、悪役令嬢の魂が主人公という設定です。
彼女は6歳で体から追い出されて2年間誰にも気がついてもらえず、自分の体を乗っ取った少女を見て過ごしました。
自分の体に入った魂は日本で社会人をしていた女性のもので、ここが乙女ゲームの世界という知識があるので悪役令嬢の運命を変えるために奮闘するのですが・・・・・・

よくある話はその成人女性の知識がある悪役令嬢の転生者が主人公で、正ヒロインと敵対したり仲良くなるパターンなので、この作品は一味違うなと思わせてくれました。

これまで自分を可愛がってくれた家族が、魂の入れ替わりに気がつかず「我儘じゃなくなって良かった!」と手放しで喜ぶ姿を見せらるのは辛いことだろうと思います。

そんな主人公の魂を拾って自分の作ったホムンクルスに入れた魔導師と、体を奪われた公爵令嬢のお話。
続きも楽しみです!

#ほのぼの #ドキドキハラハラ

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2025年01月26日

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