あらすじ
「不貞の子」と蔑まれ、隠れて生きてきたロレッタ。
突然、名前しか知らない成り上がり男爵に求婚され戸惑うも、愛される喜びを知り、本来の自分を取り戻してゆく。
実は妹こそが不貞の子で、自分は貴族の血筋だと発覚し家族と訣別をしたその後──
蔑みの象徴ともいえる短い黒髪も今は伸び、ロレッタは夫バルトルと穏やかに愛を育んでいた。
しかし自分だけが幸せになるのではなく、これまで虐げられてきた人々に力を与えたい、と動き出す。
そして、濃い髪色の人間でも魔力の糸を紡げることを証明し、世間の常識を覆すことに──!?
感情タグBEST3
匿名
ある意味二人とも苦労人?
ロレッタの冷静なコメントがいいです
その意味ではバルトルは感情豊か、ということになるのかな?
それにしても、興味が高じて本人をこっそり見に行って惚れちゃうとか…かわいいなぁ
優しい旦那さまにもらわれて、ロレッタは幸せ者だね!
侍女とか国王とか、いい味出してます
一目惚れだったのね
種明かし的なお話がいくつか。
事件も色々。スラムの方は懐いてるみたいだった子どもがあんなのって…現実がつらい話でした。
楽しい話も色々 レックス様そんな見た目でそんな食欲って…しかも話は天然なんて…おかしいよ。(笑)
バルトルってば、本人に会う前の魔力の糸からの一目惚れじゃないですか(笑)ストーカー的な自覚もあったんだね。両思いになってよかったよかった。
妹はある意味母親の犠牲者だから、反省して立ち直ってがんばってほしいです
ロレッタが
生き生きしてきましたねぇ。エピローグ手前の、バルトルへの意趣返しのようなもの!?がすごくいいです。ヒロインだからって、守られてるだけじゃない、むしろ攻めてるw
番外編も、バルトルの想いが確認できて良かった。ウインク返しに動揺してるとこ、ツボでした。
書き下ろし
前巻はWEBで読んでいたストーリーでしたが、本作は書き下ろしだそうで新鮮な気持ちで読むことができました。
素直で大人しげだけど、思い切りが良いところがあり割とお姉ちゃん気質な妻。
妻を甘やかしながらも、甘えん坊なところのある夫。
お似合いだなと思います。
あとレックスが善良な変人で面白かったです。