ころころさんのレビュー一覧
レビュアー
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購入済み
ネタバレ 購入済みあまりに切なくて泣いた
本来叶わない恋をするヒーローに恋するヒロインが、ヒーローと取引して結婚するというのはまぁたまにあるかな、と思うのですが、この作品は本当に優しい気持ちに満ちたお話でした。
レイチェルは本当に高潔なひとなのだと思います、たまに黒々した気持ちを持つのが人間だけど、親友となった恋敵のために必死でよいことを考え続け、
ノアが幸せになることばかりを考えてる。
自分の気持ちも大事なのに、それより優先するべきは愛する人たちで、もう胸が痛くて仕方なかったです。
アリシアも立派な最期だったし、喪失のシーンはもう大泣きしました。
レイチェルが栄養失調で倒れるくだりはもう涙なしに読めず、その後のノアの決 -
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ネタバレ 購入済み
愛が重くていいと思う
作家さん買いです。
夢中になって読みました。
ヒーロー視点で始まって、わりと長くそれが続いたので今回はいつもと違うのかなと思いましたが、途中からヒロイン視点が混ざるようになって、いろんな気持ちを感じながら読めました。
不器用すぎるヒーローの愛がとにかく重い。
自覚なくものすごく重くてよかったです。
ヒロインの愛もだいぶ重いけど、彼女はなんとも良識的で良かった。
気持ちのよい性格のヒロインで、大変楽しく読めました。
色々な人の色々な思いが渦巻く作品だったので、読みながら不憫よのぅと思うこともありましたが、結局1番このやろうと思ったのは父国王でした。
愛に殉じすぎたのか。こ -
ネタバレ 購入済み
泣いた
作家さん買いです。
もう切なくて切なくて、何回かどうにも泣けて困りました。
一途に想いを捧げるアメリアに、自衛のためとはいえ冷たい言葉を浴びせるヒーローがまた切ない。
ヒーローも全然悪いやつじゃなくて、ただただ過去のトラウマから臆病になってるだけなのだけど、だからといって何言ってもいいわけないし、でも言わずにはおれなかった気持ちも分かるし、彼が後悔するシーンはとにかく泣けました。
ラストは未来を夢見る2人が見られて本当によかったです。
よく練られたお話なので、色々な障害もきちんとやってきては片付いてゆくのも小気味よく、読後はよかったねぇぇ!の嵐です。
イラストも美し -
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購入済み
ネタバレ 購入済みドキドキしながら夢中で読んだ
作家さん買いです。
ループものはよくありますが、最初がすごく丁寧に描かれて、全編に渡ってインパクトを与えるというものは少ないと思います。
もう、とんでもなく素敵なお話でした!
アビーの性格は大らかで優しくて友達になれたら幸せだろうなと思ったし、ジェレミーの健気さにはもう惚れる以外に言葉なしでした。アビー以外のことに実は無関心なところもよすぎる。
セドリックの変化も母親視点で見てしまい、番外編ではもう笑っちゃいました。
国王も王妃もヴィンスもとっても素敵で、ヴィンスが大きくなったお話も読みたいと思いました。
ラストまでハラハラして全然読む勢いが衰えず読めました。すごく -
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ナタリアの家の子になりたい
作家さん買いです。
ものすごくよかったです。
合本版だったのでそれはそれは長いお話でしたが、とってもおもしろく読めました。
まずはナタリア姫のお話ですが、気持ち分かるよ!と思いながら拳握りながら読んだし、もどかし過ぎて呻いてしまったし、でもとにかくナタリア姫は立派でした。
そして盲目的に王女として正しくあろうとするのが切ない。
リセの方は、痛快かつ切なく、展開にワクワクしながら読みました。
結果的にみんな幸せになれたけれど、プロセスがとても丁寧に描かれていておもしろかったです。
クロードが幸せになれて本当によかった。
普通にシスコンと言ってもいいのだろうけど、健康度 -
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購入済み
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購入済み
ネタバレ 購入済み続きはまだかー!再び
すっごくおもしろかったです!
いよいよユリウスの闇部分が見えてきたり、レーネが過去どういう人だったか分かってきたりと色々動きがあって、おもしろいだけではなくて切ない部分があって超よかったです!
もう入れ替わることがなく、それぞれ幸せになれたらいいけど、一度2人のレーネが会話できるといいなぁと思いながら読みました。
レーネの太陽みたいなところは本当に魅力的で大好きなので、いつまでも読めてしまうけど、そろそろエンディングの気配が漂ってきましたね…。気になりすぎる。
来年のいつ発売ですか!と担当の人を揺さぶりたい気分です。
とにかくすっごくおもしろかった! -
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ネタバレ 購入済み
モラハラへの闘いぶりがスゴイ
初めて読む作家さんでしたが、大変おもしろかったです。
最初はそうでもなかったけど、王太子のモラハラがもうすっごい顕著になっていき、ビアトリスがそこに見切りをつけら時には「よっしゃあああ!」という気分になりましたなりま。
ビアトリスは健康な精神の持ち主だったのだわ、よかった!と心から思いました。
そして番外編を読み、モラハラ野郎というものが「作られる」ものなのだな、と思いました。
暴力は連鎖するけれど、アーネストがここで自分を取り戻してくれたらいいなと願います。
そしてモラハラに対する周りの反応の描写の見事なこと!私は元カウンセラーですが、こういう2次被害、とっても多い。この作家さ -
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王子の執念だったのか!
作家さん買いです。
ループものはよくありますが、これは主人公2人ともループしてるという点が新しく、とってもおもしろく読めました。
今生でエステルが選ばれた時にテオは雄叫びをあげたかったんだろうなぁ、と終盤の種明かしで想像できてちょっと笑っちゃいました。とってもかわいいヒーローでした。
私は基本的に重いヒーローが好きなので、テオの激重感はたまらん感じでした。この人達の子孫がまた執念深くループするというお話があっても楽しそう。
とにかくエステルがとってもいい子で、ものすごく好感が持てました。
読み終わるとニヨニヨしちゃうお話です。 -
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内容はよいけど乱丁がスゴイ
作家さん買いです。
勝気なヒロインとちょっと読めないヒーローのやりとりが小気味よく、内容はまずまずおもしろかったです。
転生ものの王道ではあるけれど、前世の被害体験が今世にも影響を及ぼすのはあり得ることだなぁと納得したり。
よく練られていておもしろかったです。
しかし、文字校正の人が入らなかったのかしらと思うほど誤字脱字が多くて、それだけが残念でした。
文字校正はちゃんとやってほしい…やらなかったから安いのかしら…。
そこはもったいなかったです。出版社、しっかりしてくれと思っちゃいました。 -
ネタバレ 購入済み
大笑いしちゃうほど愛が重い
冒頭の彼と最後の番外編の彼が同一人物だなんて信じられないくらい色々な側面を持っているヒーローで、こういういたたまれない人、大好きです。
いい。実にいい。
なんでもできる天才なのにヤのつく家業の方だとか、そっちもすごく有能でありながらこまちのために綺麗さっぱりなくそうとするとか、もうすっごい徹底ぶりで大変おもしろうございました。
穂高さんも若干狂っててよかったなぁ。
葉子さんが1番普通の人でしたね…彼女もよかった。
こういう激重ヒーローを魅力的に書けるのはこの作家さんの魅力だと思います。
次作も楽しみです。 -
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やっぱり女神の報復がエグかった
前巻に続いて購入。
おもしろかった。
誘拐騒動なんて起きちゃって大丈夫なの誘拐犯!と誘拐犯が心配になりましたなりましたが、やはりここでも女神の報復が大変エグくてもう青ざめてしまいました。
そういや前の巻でアイリスが男爵にゲロをブチかますシーンがありましたが、あれは斬新でしたねぇ。ヒロインがゲロをブチかます。ハリウッド映画のようです。
今巻は、色々な登場人物の詳しいエピソードが色々入っていたのでそちらも楽しく読みました。
童話を読んでいるようなわくわく感がありました。
主人公2人が幸せになっていく未来が目に浮かぶようんsラストでよかったです。
また別の作品も楽し -
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ネタバレ 購入済み
大変によかった!
すっごくおもしろくて夜通し読んでしまいました。
初めて読む作家さんだったのですが、キャラクターを活かす方法をすごく分かってらっしゃるのだなぁと感心しきり。
ドミニクの切ない恋が本当の意味で実るまでの色々がまぁ切ない!
なおばちゃんちょっと泣いちゃいました。
アニエスもとっても素敵な女の子で、沢山の人が彼女を好ましく思うだろうと微笑ましくなりました。
どエロいのだけどもそれも2人の気持ちが通うまでと通ってからだと印象が違い、大変おもしろく読めました。
近年まれに見るよい買い物をしたと思います。
別の作品も読んでみたいです! -
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購入済み
ネタバレ 購入済みよかったねぇ
読み終えて1番最初に出てきたのはこの言葉。
非常によかった。
語りすぎず隠しすぎず絶妙なバランスで情報が開示されるというのは素晴らしいことだわとしみじみしました。
大変満足な結末でした。
番外編を持って最終話みたいになるのだけれど、全編通してほっこりと切なさとユーモアがよいバランスで、読み終えるとほっこり感と、
実はステラってすっごいサドなのではないかというヒヤッとした気持ちと、
セシルは健全そうなのにマゾになるのね、という妙なかわいそう感とが湧き上がり、ああおもしろかったに落ち着きました。
フィオナも一応ざまあみなさいになったし、よかったよかった。
そして陛下がラ -
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購入済み
ネタバレ 購入済みやっと慣れてきた
ずーっとほぼ苦痛だったエカテリーナの慇懃すぎる口調にようやく慣れてきて、だいぶ単純におもしろいと思えるようになりました。
普通に三人称というかそういうので書けば普通におもしろいお話だと思うのだけど、作家さんのこだわりの一人称形式なのでしょうか。一人称形式のとこに三人称ぶち込んでくるから読みづらくて仕方なかったのにもだいぶ適応できました。
お話は初めてのおつかいで、エカテリーナの魅力が活きる巻でした。
作家さんがこの世に言いたいことが多いこともすごくうかがえて、興味深くもありました。
次の展開も楽しみです。 -
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購入済み
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ネタバレ 購入済み
よすぎる!
クレイン先生のファンなので購入。
なんとおもしろいお話でしょうか。
そしてなんとちゃんと練られたお話でしょうか。
冒頭からラストまで一種のアハ体験をいくつもした気がします。
さっぱりした性格のお調子者の王妃。
執着心がハンパない国王。
そして色々感情が希薄なようで優しい秘書。
このメインキャラクターがすごく生き生きしていてよかったです。
ブランシュも自分なりの幸せが手に入るといいなぁ。
恋愛を理解できない人っていますもんね。
それは全然悪くないから、彼女なりの幸せが尊重されるといいなと思いながら読み、そしてそれは実現しているのだなと思いました。
すべての人に優 -
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ネタバレ 購入済みなんか急にきなくさくなってきた
前巻がお料理しまくりのうふふあははシーンが多かったのでそのまま行くのかと思ったら、急にリアムはいなくなるしナゾの王女は乗り込んでくるし不思議なエピソードははさまれるしで急に色々きなくさくなってきた巻でした。
物語が大きく動いたというか、この作品ってうふふあははじゃ終わらないのねと思った巻でした。
色々ナゾをはらんだ世界だなとは思っていたけど、いようよ次でそのナゾが少しわかるのかと楽しみです。
あとシャーリーがようやくアルベールに抱く気持ちがただの友人と違うと分かってきたようで何よりです。
続きが楽しみです! -
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ネタバレ 購入済み何もかも美味しそう
作家さん買いですが、この作品は私の中でクリーンヒットでした。
料理研究家が転生してくるというのもおもしろいし、色々工夫してるのは主婦には共感の嵐でした。
途中で王族が緑の塔に閉じこもらねばならないことに怒るシーンがありますが、このシーンが本当におもしろくてお気に入りです。
シャーリーが幸せになれるといいなぁ。
元婚約者は滅べばいいと思いました。続きも楽しみ! -
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