あらすじ
王女リーゼロッテは、冷静沈着な幼馴染の護衛騎士エリアスに幼い頃から憧れを抱いていた。しかし、手厳しい彼からは王女としての自覚が足りないと小言を言われてばかり。そんな中、リーゼロッテは思いがけず「催淫」の呪いを受けてしまう。しかもその呪いは、発散させなければ催淫状態が強まっていくというもので…。こんなのどうしたらいいのかなんてわからない! さらに、催淫状態に陥っているところにやってきたのはエリアスで!? 「俺以外には、もう触れさせたりしない」呪いを解くためには、護衛騎士の甘い手ほどきから逃れられません!
※こちらは単話1~6話のセット版です。重複購入にご注意ください。
感情タグBEST3
匿名
好きな設定満載でした
両片思いのジレジレでしたが王女と幼馴染みの護衛騎士と降嫁、ヒーローの性に関する知識は周囲からの耳での情報のみ、ヒーローの心情が多くあり、など、好きなシチュエーション満載でした。クロードも良い男でした。
催淫の呪い
愛しい女の淫れた姿に何度も煽られながらもそれでもすぐに欲望のまま奪う事はせず、ぎりぎりまで歯を食いしばるエリアスの想いの深さよ。
ヒーロー目線あり。
ままならない状況や感情が極上のスパイスとなる展開に作者様の巧さを改めて感じた。
かわいくてハラハラした
好きな人を単純に褒めることができないヒーローと、そんな彼に認められるように頑張った結果呪われるというなんとも残念な組み合わせのお話でしたが、
いつものこの作家さんぽくなくて新鮮に読めました。
私としてはこの作家さんの、ヒーローの血を吐くような独白が好きなのですが、今回は葛藤するそれぞれのキャラクターを少し遠くから見られるような気持ちで読めて、これはこれでいいなと思いました。
一度かけ違っちゃうとどこまでもかけ違っちゃいますよね。
ハラハラしましたが、うまくいってよかったです。
そしてあの呪いって、実は兄王子の仕業とかないのかと思ったけど、とんだ濡れ衣でしたね。ごめんよマティアス。
クロードがお気の毒でしたが、長年の想いの方が強かったということで落ち着いてよかった。
次の作品も楽しみです!
リーゼロッテもエリアスもお互い可愛らしくて、思い合ってるけど、なかなか進展しない2人の関係がもどかしくもあり、でも少しずつ変わっていく関係が微笑ましくもあり。楽しかったです。
意地っ張り同士
幼馴染のヒーローとヒロイン。その間柄は王女と護衛騎士です。幼い頃はいいお兄さん的な存在だったヒーローですが年頃になり護衛騎士となってからはヒロインに苦言ばかり。そんなヒーローを見返してやろうと禁呪に手を付けたヒロインですが何と催淫の呪いに掛かってしまいます。その後はご想像通りです。
臆病なヒーローと素直になれないヒロインが呪いを解くためにあれやこれやをしつつお互いに気持ちが通じ合います。ヒロイン目線とヒーロー目線があるので心情が分かりやすかったです。ヒーローは始めからヒロインと結婚を願っていたのですが陛下に拒否され、葛藤もありなかなか可愛らしかったです。