あらすじ
幼少期、自身にかけられた呪いを5年かけて解呪したエルザは恋愛などそっちの気で解呪の魅力に引き込まれてしまう。
しかし婚姻をしないわけにもいかないエルザのもとに、エルザ同様に「引きこもり」の王子から婚約の話が舞い込んできた。
これ幸いと申し出を受け入れたエルザはティオハルトのもとに嫁ぐのだが、彼の引きこもりの原因は呪いだったのだ。
彼の呪いも解呪しようとするエルザに対し、なんとティオハルトは恋に落ちしてしまう。
すると今まで発動してなかった呪いが発動してしまい……!
このままティオハルトはどうなるのか?エルザは解呪できるのか?
時間との闘いの最中、二人の恋も発展していく……。
感情タグBEST3
呪いが主役なのに悪い人はいない、とても可愛いお話でした。でも、ちょっと奥が深い。恋愛脳が低すぎなエルザがちょっとずつ自分に近寄ってくる姿を見て悶えるティオハルトが面白いです。
好ましい人しか出てこない!最高
作家さん買いです。
冒頭からすごくおもしろくて、学者肌(ヲタクともいう)王女が呪われた皇子に嫁ぐけどもお互いに引きこもりすぎてナニも起きない日々が、エルザがティオハルトの呪いを解きに出向くシーンから物語が動き始めるのですが、これがもうすっっっごくおもしろかった!
呪いには人が映るというのも頷ける感じがしたし、ティオハルトの呪いをかけた人の動機とかもかわいいやら愛しいやら切ないやら。
もう一気読みでした。
この2人があちこちの呪いを解いて回りながらラブラブになっていくのが見られたら嬉しいなぁ。
次の作品も超楽しみです。
解呪オタクなエルザは、素直で可愛いし、ティオハルトもエルザへの愛が止まらない感じで素敵だし、二人の関係が少しずつ近づいていく様子がとても良かったです。
ティオハルトの兄ギリウスとのやり取りも楽しかった。
いつの間に?
初心な二人が距離を縮めていく様子はひたすら見ていて可愛いのですが、ヒーローってばまさかのヒロインに一目惚れ?
もう少しでいいから何かひと騒動あってからの気持ちの盛り上がり、みたいのを読みたかった。