ベスト・オブ・オトコがハマる少女マンガ!!
競技かるたというマイナーな題材を扱った漫画ですが、これが非常に面白い! 主人公・千早(ちはや)の、かるたに賭ける情熱とひたむきさに、読んでいるこちらの胸まで熱くなります。
「かるたなんてただの遊びでしょ。やってどーすんの」というクラスメイトに「やらない理由なんかどーでもいい」と反論し、無理矢理かるたの世界に引きずり込む、千早のパワーと『かるたバカ』っぷりに思わず笑ってしまうことも。
また、千早に思いを寄せる太一、千早にかるたを始めるきっかけを作った新(あらた)との三角関係と、千早が高校時代に創部したかるた部の、個性あふれる仲間たちや強豪校のライバルたちのそれぞれのストーリーも魅力的。肉まんくん、机くん、ドSの須藤さん、ひょろくん、クイーンの詩暢(しのぶ)ちゃんなど、それぞれの立場で成長する姿から目が離せませんっ!!(書店員:水玉)
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Posted by ブクログ
ついに決勝。太一と千早の全てを出し切った戦いが幕を閉じる。
試合後の千早の涙がまた素晴らしい。
東と西で名人・クイーン戦予選が始まる。
太一の母親に言い放つ菫の言葉がじんとくる。
Posted by ブクログ
同じ会の仲間と試合で当たって、あんなに熱く激しく戦えるなんて!あのレベルだと相手が誰かなんて関係なく、自分のかるたに入っていくのかなと思うけど、千早はまるで団体戦を戦うように、太一に力をもらってるようにも見えた。名人戦で、太一はどうなるんだろう。
Posted by ブクログ
同会・同級生同士の対決となった吉野会かるた大会。
新には、千早と二人でかるたした強烈な思い出があるけど、太一には千早と積み上げてきた長い時間がある。
状況的には圧倒的に太一有利!!
そして焦れた新がついに宣戦布告か!?
次巻で太一と太一母、対決かなあ。
最初は千早の両親も結構ヤバいと思ったけど、ヤバいのは太一母の方だった……。
父親の影ないし。。。
「結果は石」。ちはやふるは、名言の宝庫。
修学旅行に集中しない千早。「こう!」と決めたら突き進む千早らしからぬ事態だな〜と、ちょっと違和感を感じた。
Posted by ブクログ
20巻にしてやっと新の心情に変化が見られるのだけれど、それでも早いくらいだと思う。わざわざ恋愛ものにしなくてもちはやふるは、競技かるたごしに相手を感じるだけで、十分魅力的なのに。でも、あの新が感じるのがよりによってじりじりとした焦りというのは面白い。そこら辺、末次さん、考えてるなあとにやりとしたり。矛盾する感想を抱かせるのは凄い。