桑原水菜のレビュー一覧
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ネタバレ高耶が現実的にも精神的にも孤独でとても痛々しい。
そんな中でも清正の存在、裏をかいたりぐちゃぐちゃ思い悩んだりしない
すっぱりしたところが救いだった。
一般的な清正より随分と、良く言えば身近な人のような感じで描写されていたが
まぁこれはこれでバランスがとれいて良いのかもしれない。
織田を裏切る決意、自分が何をしたいのか、何を守りたいのか
というのをはっきりと決意するところが良かった。
そしてそれをまた、たった一人でも存在意義を失っても
生徒を、現代に生きる人間を傷つけたくないという景虎の姿勢に心打たれたから
というのが、後々の清正と景虎との関係に影響してくることになる。
千秋と高耶のシー -
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Posted by ブクログ
魔境に捕らわれピンチかと思われた高耶が、鏡を介していろいろ画策し始めた(笑) 夜叉衆に指示を出したり過去の裏切り者を脅迫して従わせたりするんだけど、なんか…「これが『女王・景虎』なんだろうな」っていうか、相手によって態度違いすぎて。高耶が本当に可愛く、懐かしくすら感じた巻だったわ…。
晴家に対しては毅然とした態度で指示を与え、直江にはしおらしい姿をみせ、裏切り者・遠山に対しては最大限の冷酷さで過去の傷をえぐり従わせる。いままでは片鱗しか見えなかった高耶の中の景虎が、高耶という肉体を封じられた事により景虎としての意識が目覚めた印象。
冷静で計算高く緻密、だからかな…直江に2人の行く末を委ねても -
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5冊目にして、だいぶ高耶が高校生でなくなってきた『ご当地戦国武将シリーズ(著者命名)』←もう学園サイキックアクションとは呼べない。今回は古都・奈良、武将は松永久秀と佐々成政が登場。成政好き~ヽ(●´ε`●)ノ
かなり千秋が活躍した巻でした。そして直江の独白で、過去の景虎・美奈子を襲った悲劇の全貌が明らかに…。これは同じことをされたら100人が100人「許さない」と言う気がしますよ直江さん(涙) 読んだ当時は衝撃地的だったなぁ~。直江、本気で鬼かと思った。
高耶が直江に馴染んでくる程に直江の苦しみが募ってきて、この巻では名言「私をこばまないで」がお目見え。あぁ~、段々タガが外れてきてる…(/´ -
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仙台編、前編。この巻では何も解決しないし直江は拉致られたままで終わるし、速攻4巻読んでる(笑)
大好きな伊達政宗が出てきてウキウキ♪小十郎とのやりとりが微笑ましい( *´艸`) 友達と青葉城の入場料の可愛すぎる会話と主従関係について、熱く語ったなぁ。ダンディードラゴンも大好きだった(笑)
しかし内容は殺伐としてる。政宗と高耶、二人の母への想いや苦しさ。高校生の頃に読んだのとはまた違う感想かもしれないけど、この歳になってみて『幾つになっても母と子』という事実に考えさせられる。それに加えて『政宗は弟を手にかけた』という過去にも囚われて思い悩む。
一方、小さい頃に母が家を出て再婚した地が仙台という -
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この巻で、動ける上杉夜叉衆が揃い踏み…以外と早かったわ。細かい部分すっかり忘れてるー(泣)
でも読みながら、やっぱり懐かしさ大爆発!そういや晴家、こんな登場だったなぁ( *´艸`) バイク乗ってたね…自分も乗るようになってから、まさか読み返すとは思わなかったよ(笑) 長秀もひねくれてるけど、ドSだけどイイヤツ!なんか同窓会みたいに賑やかで、晴家のキャラで一気に華やいだ印象だけど…一人悶々とする黒服の生臭坊主が( ・3・) でも、まだまだ健全で学園モノで、譲が側に居て高耶が少年らしくてホッとできる。
まぁその譲が、なんだかスゴい存在みたいだというのが垣間見える巻でもある。2巻で森蘭丸をぶっこんで -
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遅まきながら舞台化を知り、昔途中で読むのを止めてしまったのを懐かしく思い調べてみたら…現在進行形でまだ新章が続いている上、本編は40巻で完結していたのね。
あの、読むのが息苦しくツラくて仕方なかった壮大な物語を書ききった桑原先生は素晴らしい…。あの頃は好きな作品がいくつも暗礁に乗り上げていた時代で、(勝手に)蜃気楼もいつか立ち止まってしまうのでは…?と変に不安に駆られていた。自分も歳をとり、いまならちゃんと向き合えるかな?と思い、舞台のDVDを予約した勢いで読み返し始めた。
随分先は長い気がするが、今度こそ直江と高耶の行く末を見届けたい。
そんな緊張した気持ちで読み始めたら、高校生トリオ(高 -
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ネタバレ框一族、強すぎじゃないですか?
夜叉衆あっさり捕まりすぎ。そして喰われすぎ。
まだまだ洗練されてない荒削りなところが露見しまくってる夜叉衆。
でも最初っから最強だったら面白くないですしね!
酷だけれど、まだまだこれから先の人生長いですしね!
武田勝頼に関しては景虎さまが散々なじってらしたのでそういうイメージしかなかったんですけど、とても切ない人だったんですね。
童歌を歌うチビ景虎さまと勝頼さんのシーン、微笑ましい光景なのにすごく切なかった。
最後、納得して成仏できてよかったなあ。
景虎さまはまた一つ、克服しましたね。
どうやら框一族の息がかかった人はたくさんいる模様。
次からは、夜叉衆に -
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