桑原水菜のレビュー一覧

  • 炎の蜃気楼23 怨讐の門(青海編)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    四国の話はまだまだ続く。
    山神の少女が出てきて更に混沌。

    伊達と景虎とは争って欲しくないし、
    少なくとも仙台を攻めた上杉と景虎は無関係だということを政宗に知って欲しい。
    相手が景虎だと知っていたのに3・4巻のあの対応を見せた伊達政宗が好きだったので
    敵対して欲しくないと思う。

    武藤の撮った写真が賞を取って、それを直江が偶然見つけ…
    という展開にはそわそわした。

    0
    2015年04月15日
  • 炎の蜃気楼18 火輪の王国(烈風編)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    高耶が現実的にも精神的にも孤独でとても痛々しい。

    そんな中でも清正の存在、裏をかいたりぐちゃぐちゃ思い悩んだりしない
    すっぱりしたところが救いだった。
    一般的な清正より随分と、良く言えば身近な人のような感じで描写されていたが
    まぁこれはこれでバランスがとれいて良いのかもしれない。
    織田を裏切る決意、自分が何をしたいのか、何を守りたいのか
    というのをはっきりと決意するところが良かった。

    そしてそれをまた、たった一人でも存在意義を失っても
    生徒を、現代に生きる人間を傷つけたくないという景虎の姿勢に心打たれたから
    というのが、後々の清正と景虎との関係に影響してくることになる。

    千秋と高耶のシー

    0
    2015年04月15日
  • 炎の蜃気楼番外短編集 砂漠殉教

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    番外編と言いつつ本編。
    色部や笠原とのシーンは興味深く読んだ。

    譲との短編は、現状を思うとあまりにも辛く
    報われることがないのだろうかと思ってしまう。

    0
    2015年04月12日
  • 炎の蜃気楼17 火輪の王国(後編)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小太郎がとても切ない。
    読んでいる最中、残りのページ数で話が畳めるのだろうかと思ったら
    なんと後編と銘打っているけれど終わらないという。
    この辺りの掟破りっぷりや、当時はあまり気にならなかったがぽつぽつと地の文に混ざる
    話し言葉など、若い筆者の勢いを良くも悪くも感じる。

    開崎さん本体が非常に気の毒。

    0
    2015年04月07日
  • 炎の蜃気楼16 火輪の王国(中編)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    三池一族、ヒムカ教、島津や毛利、明智や一向宗、とかなり混沌。
    晴家と開崎の出会いのシーンが個人的には良かったなと思う。

    0
    2015年03月31日
  • 炎の蜃気楼15 火輪の王国(前編)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なんと高校生になるとは。
    一歳しか違わないのに生徒と先生として、同時に高耶と千秋が潜り込むなんて
    ちょっと荒っぽすぎるのでは。
    気づかれて当然というか、気づかない方が可笑しい。

    まほろばの龍神の頃の高耶&千秋コンビは好きなのだが、
    千秋が気遣ってしまうというのは高耶の状態が尋常ではないということで。
    あの時とは事情が違うので軽快さが少なくて残念。

    0
    2015年03月31日
  • 炎の蜃気楼14 黄泉への風穴(後編)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ここにきて千秋が色部・八海と出会い、彼らの行動についての片鱗が明かされる。
    開崎が高耶を逃すなどしているけれど、自分としては小太郎に感情移入してしまうところ。

    斯波英士のキャラクターについては突拍子もなさすぎて驚きつつも、
    織田信長ならありえなくもない、と思わせてしまうところが織田信長なのかも。

    0
    2015年03月20日
  • 炎の蜃気楼13 黄泉への風穴(前編)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    当時この巻辺りで読むのをギブアップしてしまった。
    今改めて読んでみて、やはり歴史やバトル部分の話運びはすごく面白いし
    自分の好みと合っているのだなと思う。

    偶々先日鎌倉へ行って七福神巡りをしてきたところだったこともあって、
    江ノ島が舞台なのも面白かった。
    ここまで闇戦国が大きくなって現代に影響が出ている中、
    遂に闇戦国を専門に調べる公的機関の人間も出て来る。

    小太郎が気の毒で、決して揺らがない男であったろうに
    徐々に揺らぎつつあるところが人間味があって良い。

    0
    2015年03月20日
  • 炎の蜃気楼12 わだつみの楊貴妃(後編)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第一部完結。
    この次の巻までは少なくとも当時きちんと読んだはずなのだが
    全くと言って良いほど記憶に残っていない。
    「悪夢のクリスマスイブ」とされるが、印象にないのはここ数冊で
    この作品にというよりまぁ直江に対して、嫌気がさして飽きてきていたからだと思う。

    発狂してしまう景虎。萩城が炎に包まれる最中、氏康だけが唯一の良心のような。
    父親として景虎を大事にしてくれる愛情が、他の登場人物では見られないところなので
    少し安心出来る。

    0
    2015年03月20日
  • 炎の蜃気楼11 わだつみの楊貴妃(中編)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    吉川元春の描写が結構好き。
    広島や山口には行ったことがなく、昨今長州藩のことを多少勉強しているところなので
    宮島などもいつか行ってみたいなと思う。

    0
    2015年03月20日
  • 炎の蜃気楼7 覇者の魔鏡(中編)

    Posted by ブクログ

    魔境に捕らわれピンチかと思われた高耶が、鏡を介していろいろ画策し始めた(笑) 夜叉衆に指示を出したり過去の裏切り者を脅迫して従わせたりするんだけど、なんか…「これが『女王・景虎』なんだろうな」っていうか、相手によって態度違いすぎて。高耶が本当に可愛く、懐かしくすら感じた巻だったわ…。

    晴家に対しては毅然とした態度で指示を与え、直江にはしおらしい姿をみせ、裏切り者・遠山に対しては最大限の冷酷さで過去の傷をえぐり従わせる。いままでは片鱗しか見えなかった高耶の中の景虎が、高耶という肉体を封じられた事により景虎としての意識が目覚めた印象。
    冷静で計算高く緻密、だからかな…直江に2人の行く末を委ねても

    0
    2015年01月03日
  • 炎の蜃気楼5 まほろばの龍神

    Posted by ブクログ

    5冊目にして、だいぶ高耶が高校生でなくなってきた『ご当地戦国武将シリーズ(著者命名)』←もう学園サイキックアクションとは呼べない。今回は古都・奈良、武将は松永久秀と佐々成政が登場。成政好き~ヽ(●´ε`●)ノ

    かなり千秋が活躍した巻でした。そして直江の独白で、過去の景虎・美奈子を襲った悲劇の全貌が明らかに…。これは同じことをされたら100人が100人「許さない」と言う気がしますよ直江さん(涙) 読んだ当時は衝撃地的だったなぁ~。直江、本気で鬼かと思った。
    高耶が直江に馴染んでくる程に直江の苦しみが募ってきて、この巻では名言「私をこばまないで」がお目見え。あぁ~、段々タガが外れてきてる…(/´

    0
    2014年11月24日
  • 炎の蜃気楼3 硝子の子守歌

    Posted by ブクログ

    仙台編、前編。この巻では何も解決しないし直江は拉致られたままで終わるし、速攻4巻読んでる(笑)
    大好きな伊達政宗が出てきてウキウキ♪小十郎とのやりとりが微笑ましい( *´艸`) 友達と青葉城の入場料の可愛すぎる会話と主従関係について、熱く語ったなぁ。ダンディードラゴンも大好きだった(笑)

    しかし内容は殺伐としてる。政宗と高耶、二人の母への想いや苦しさ。高校生の頃に読んだのとはまた違う感想かもしれないけど、この歳になってみて『幾つになっても母と子』という事実に考えさせられる。それに加えて『政宗は弟を手にかけた』という過去にも囚われて思い悩む。
    一方、小さい頃に母が家を出て再婚した地が仙台という

    0
    2014年11月07日
  • 炎の蜃気楼2 緋の残影

    Posted by ブクログ

    この巻で、動ける上杉夜叉衆が揃い踏み…以外と早かったわ。細かい部分すっかり忘れてるー(泣)
    でも読みながら、やっぱり懐かしさ大爆発!そういや晴家、こんな登場だったなぁ( *´艸`) バイク乗ってたね…自分も乗るようになってから、まさか読み返すとは思わなかったよ(笑) 長秀もひねくれてるけど、ドSだけどイイヤツ!なんか同窓会みたいに賑やかで、晴家のキャラで一気に華やいだ印象だけど…一人悶々とする黒服の生臭坊主が( ・3・) でも、まだまだ健全で学園モノで、譲が側に居て高耶が少年らしくてホッとできる。
    まぁその譲が、なんだかスゴい存在みたいだというのが垣間見える巻でもある。2巻で森蘭丸をぶっこんで

    0
    2014年11月01日
  • 炎の蜃気楼

    Posted by ブクログ

    遅まきながら舞台化を知り、昔途中で読むのを止めてしまったのを懐かしく思い調べてみたら…現在進行形でまだ新章が続いている上、本編は40巻で完結していたのね。
    あの、読むのが息苦しくツラくて仕方なかった壮大な物語を書ききった桑原先生は素晴らしい…。あの頃は好きな作品がいくつも暗礁に乗り上げていた時代で、(勝手に)蜃気楼もいつか立ち止まってしまうのでは…?と変に不安に駆られていた。自分も歳をとり、いまならちゃんと向き合えるかな?と思い、舞台のDVDを予約した勢いで読み返し始めた。
    随分先は長い気がするが、今度こそ直江と高耶の行く末を見届けたい。

    そんな緊張した気持ちで読み始めたら、高校生トリオ(高

    1
    2014年10月13日
  • 炎の蜃気楼 邂逅編 真皓き残響8 十六夜鏡

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    框一族、強すぎじゃないですか?
    夜叉衆あっさり捕まりすぎ。そして喰われすぎ。
    まだまだ洗練されてない荒削りなところが露見しまくってる夜叉衆。
    でも最初っから最強だったら面白くないですしね!
    酷だけれど、まだまだこれから先の人生長いですしね!

    武田勝頼に関しては景虎さまが散々なじってらしたのでそういうイメージしかなかったんですけど、とても切ない人だったんですね。
    童歌を歌うチビ景虎さまと勝頼さんのシーン、微笑ましい光景なのにすごく切なかった。
    最後、納得して成仏できてよかったなあ。

    景虎さまはまた一つ、克服しましたね。

    どうやら框一族の息がかかった人はたくさんいる模様。
    次からは、夜叉衆に

    0
    2014年08月03日
  • 炎の蜃気楼 邂逅編 真皓き残響8 十六夜鏡

    Posted by ブクログ

    みんなみんな騙されちゃった巻。残りページ数ちょっとしかないけど、風呂敷畳めるの??と思ったら、一応畳まれました。

    0
    2013年06月23日
  • イルゲネス-偽翼の交響曲- 3巻

    Posted by ブクログ

    え~、、、ここで終わってしまうのですね。
    もっとフォンやジェイクのお話を読んでいたかったなぁ。
    でもこのお話が、小説のイルゲネスに繋がるのだと思うと感慨深いです。

    カレルが眼鏡を外したら、予想以上の美青年だった事に驚愕!
    ギャビィとの関係は、もうちょっと突き詰めて欲しい気もしましたね。

    軍服姿って素晴らしい!と再確認できた漫画です(笑)
    扉絵のフォンも色気ありすぎですね。。。眼福(*^^)v
    桑原先生、カチル先生、おつかれさまでした♪

    0
    2013年06月02日
  • イルゲネス-偽翼の交響曲- 3巻

    Posted by ブクログ

    イルゲネスとうとう終わってしまいました(´;;`)寂しい気持ちでいっぱいです 私はジェイクとフォンの絡みが好きなのですが最終巻ではあまりなかったのが残念でした そしてSも可愛くて純粋で好きです カチル先生の描くフォン達の青春をもっと見ていたかったです まだ小説のほうを読んでいないのですが漫画とかなり違うのでしょうか(・・?

    0
    2013年05月03日
  • イルゲネス-黒耀の軌跡- 1巻

    Posted by ブクログ

    桑原水菜さんの名前で買ったのが4割。表紙でウヒョ!ってなったのが6割な購買動機かしらんね。絵はキレイだけど盛り上がりのシーンもなんでもないシーンも常に一定のクオリティだからかえって追いにくい漫画構成だったお。ストーリー自体はなーーなんだろうな、炎の蜃気楼を知ってる身からしたら劣化を感じるお

    0
    2012年10月23日