桑原水菜のレビュー一覧

  • 遺跡発掘師は笑わない 悪路王の左手

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    前作『悪路王の右手』からの後編。
    桓武天皇に奥州藤原三代と、教科書で見た名前がずらり、までは良かったんだけど、そこから百済とか台湾政府とかまで話が及び、その上今回は人間関係も複雑で、正直もう私の頭ではついて行けなくなってしまった。

    史実や残された少しの手掛かり(遺物)から想像を膨らませて描くのが歴史ミステリーの醍醐味なんだろうけど…もはやこのシリーズは、無量たち3人の掛け合いや忍とJKの関係をメインに楽しむことにしよう。

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    2016年12月21日
  • 遺跡発掘師は笑わない 悪路王の左手

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    遺跡発掘師・西原無量シリーズ。
    前作「悪路王の右手」から続く後編。

    阿弖流為か桓武天皇か?というところに、百済王に東武天皇、果ては終戦後の台湾の国民政府やらが加わって、後半は結構複雑。でも、前作で感じた、何故にここで韓国人が関係してくるの?という疑問などもすっかり片付き、スッキリした。高田崇史さんのQEDシリーズより説明的でない分、薀蓄と事件とのバランスが良くて読みやすいかな。

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    2016年12月19日
  • イルゲネス-The Genetic Sodom ILEGENES- 下巻

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    ネタバレ

    下巻に入る直前頃から絡み合う各々の思惑がおもしろく、最後は綺麗にまとまっていてよかった。

    こういった場合には全てを操った天才的ポジションであるフォンが死んでおしまい、という展開のものが多い気がして、心配していたが、救いがある温かい展開だったので、嬉しかった。
    フォンもお咎めなしではすまないだろうが、彼も被害者・功労者ではあるのだし、私としてはとにかく、一方的にフォンが糾弾されて終わるのではなく、ジェイクがこれからもそばにいてくれて彼なりの幸せな未来を掴めそうなのがほっとする。
    漫画版を先に読んだので、情が移ったゆえの感想かもしれないが……。

    相変わらずジェイクが最後までかっこいいし、いいと

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    2016年12月04日
  • 遺跡発掘師は笑わない 悪路王の右手

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    シリーズ4作目。今回は震災から2年後の東北が舞台。陸前高田の遺跡で、無量が掘り出した3本指の右手に端を発し、事件が巻き起こる。
    源義経に坂上田村麻呂、桓武天皇と、教科書でみたような名前がずらり。この時代に詳しくないので、正直理解できないとこもあるけど、今回も壮大なお話になってきた。
    タイトルからして次の『悪路王の左手』に続くんだろうなとは思ってたけど…本当気になるところで終わられた。早く続きを読まないと。

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    2017年02月26日
  • イルゲネス-黒耀の軌跡- 2巻

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    学校でのいざこざに決着がつき、裏社会との関わりが深くなる巻。
    エピソードの繋げかたが唐突に感じるが、きな臭くなってくるあたりはおもしろい。

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    2016年11月20日
  • 人魚島【イラスト入り】

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    南の島を舞台に、失意の中島を訪れたアレックスと、島のガイドのスライ、そして二人にとって因縁の男バイスとの愛憎物語でした。
    アンデルセンの『人魚姫』をモチーフにした人魚伝説を織り交ぜ、ミステリアスな儀式や島や海の情景などが妖しくも美しく描かれ、まさにロマンあふれる映画を観たような気持ちにさせられました。

    なんと言ってもあの桑原先生の作品で、石田要センセが超美麗なイラストを描かれていて、それだけでもすごいのですよ…
    なので、ちょっと期待しすぎちゃった感もあるんですけどね。
    ステキだったのですが、何しろ雰囲気重視の話なので、主人公たちの切ない心情や苦悩があまり描かれていないせいでとても感情移入が難

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    2016年11月18日
  • 遺跡発掘師は笑わない 悪路王の右手

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    遺跡発掘師・西原無量シリーズ、4作目。

    震災後の東北の地での発掘現場で、無量は三本指の右手の骨を発掘する。それに伴い、出土品の盗難事件が。発掘されたその右手はその地方に伝わる悪路王(阿弖流為?)のものなのか。

    朝廷に抵抗した蝦夷や義経の伝説などが絡み、今作も歴史的ロマンに擽られてしまう題材。悪路王と呼ばれる賊が蝦夷の首領である阿弖流為であろうとの推定は私でも容易に想像できたが、その手の持ち主の正体がまさかあの人だとは思いもつかず。無量たち、レギュラーメンバーのキャラ設定は相変わらずラノベ全開だけれど、歴史ミステリとしては思わずゾクゾクしてしまった。
    にしても、今回、ここで次作に続く、、、な

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    2016年09月06日
  • 遺跡発掘師は笑わない 悪路王の左手

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    後編。

    『鬼の手』の正体や犯人の正体も明かされていき、話は収束する。

    ちょっと・・・難しかった(笑)
    面白かったんだけど、過去と現在の人間関係が途中からちょっと掴めなくなってしまった。
    でも相変わらず無量、萌絵、忍の3人のかけあいは面白いし、JKの話も出てきて、次巻が楽しみです。

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    2016年09月02日
  • 遺跡発掘師は笑わない 悪路王の右手

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    今まで年に1冊ペースだったのに、あれ、出ないなーと思っていたら、突然文庫で短期間に2冊刊行でびっくりした。

    震災後の陸前高田で発掘をする無量。
    指が3本しか無い『鬼の手』を発掘する。
    同時に出土品の盗難事件が起こり、犯人は悪路王と名乗る。

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    2016年09月02日
  • 遺跡発掘師は笑わない 悪路王の左手

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    表紙カバーにやっと萌絵ちゃんが登場。今度は3人で描いて欲しい。
    さて前回気になる所で終わっていたので次どうなるか?という展開。
    話の流れが1作目の「ほうらい~」同様スケールが大きくなっていった印象。アテルイ・蝦夷・百済・桓武天皇・幕末期の奥羽越列同盟・戦後の台湾等々…。
    百済・新羅・高句麗と日本との関係も含め。
    その上人間関係が複雑に入り組んで来る為少し読みにくかった。(頁数はそんなにないけれど)
    なので3人のやりとりがほっとした場面になっていた。(箸休め的な)
    無量の実父・藤枝の存在、祖父との関係。忍とJKの関係は?まだまだ話は続きそう。

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    2016年08月28日
  • 遺跡発掘師は笑わない 悪路王の右手

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    シリーズも既に4冊目に。
    今回は震災から2年後の東北地方。
    復興する中で遺跡の発掘調査や汚れた古文書のクリーニング作業はどうしても非難対象になってしまう。
    「先にやる事があるんじゃないか?」「遺跡発掘が復興の妨げになっている。」という世間の声。
    なので今回は違う面で考えてしまった。
    蝦夷、悪路王=阿弖流為、桓武天皇、坂上田村麻呂…。
    内容は盛り沢山、ただ「ここで終わるんかい!」と思ってしまう終わり方だった。

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    2016年06月25日
  • 炎の蜃気楼 昭和編01 夜啼鳥ブルース

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    久しぶりに読んだけど,時代を変えて相変わらず同じことをやっている,人間って進化しないというか,妄執にとらわれているっていうか,,,

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    2016年05月24日
  • 弥次喜多化かし道中

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    化けキツネの弥次郎兵衛と化けタヌキの喜多八のコンビが、本物の人間にしてもらうために伊勢を目指して東海道を行く、新・東海道中膝栗毛。

    人間の姿に化けて旅を行く弥次喜多コンビだが、人間でない彼らの浮世離れしたマイペースな行動についつい笑ってしまう。道中巻き込まれる騒動に、得意の化け技を使って解決していく展開で、終始、楽しく読めた。2話目には、ある有名な方も登場。ストーリーとの絡め方も上手い。ただ、結尾が何とも中途半端で拍子抜け。せめて伊勢に着くまでシリーズ化して続けてもらわないと。

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    2016年04月08日
  • 遺跡発掘師は笑わない まだれいなの十字架

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    ネタバレ

    ちょうど、長崎に旅行に行った後だったので、臨場感が感じられました。相変わらず、史実と作り物の区別がつかないので、なんかもやもや感があります。

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    2015年12月29日
  • 遺跡発掘師は笑わない まだれいなの十字架

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    ネタバレ

    西原無量シリーズ第3弾。今回は島原。キリシタン遺跡から黄金の十字架が発掘されたのを機に、無量の周りで次々と事件が起こる。
    今作も遺跡から見つかった遺物に端を発し、島原の乱に天正遣欧少年使節団から、ローマ教皇への密書、終戦をめぐる陰謀まで壮大なストーリー展開。個人的には、この時代の歴史は得意じゃないので、なかなか入り込めなくて残念。
    でも、3作目にして、無量、萌絵、忍のキャラと関係性が定まってきた感じ。萌絵と忍の、無量のマネージャーの座をめぐる争いも微笑ましいし、無量と萌絵の関係も進展するのかしないのか気になるところ。

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    2015年11月05日
  • 炎の蜃気楼38 阿修羅の前髪

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    ネタバレ

    勝ち取るために戦うこと、踏みにじられないために戦うこと、
    虐げられないために戦うこと
    高耶の言葉は、
    守られたり平和ボケしたりしている現代日本人にとって
    耳が痛いし、とても大切だと思った。

    高耶の言う「生きる資格のない人間などどこにもいない」という言葉を一度は肯定しつつ
    「だが生きていても意味のない人間はいる。
    己の人生に意味が見出せない、生きていても意味がない。
    そんな理由で自殺を選ぶような輩は
    生きたくても生きられない人間にその命を譲ってやるほうがいい」
    という 信長の目指す世界、言う言葉も、全くの間違いには聞こえないのだ。

    だがこれに対する高耶の回答がまた頷ける。
    「生存本能とは肉

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    2015年08月14日
  • 炎の蜃気楼36 耀変黙示録VII ―濁破の章―

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    ネタバレ

    表紙が久し振りにまとも。普通に恰好良いと思えた。
    中身ではいやそういうやり方で目を覚まさせるとか…
    と思うところもありつつ、それなりにバトルシーンが多く楽しめた。

    綾子さんと千秋と高耶という組み合わせなんて
    懐かしすぎて泣けてくる。

    譲もとんでもないブラックさで景虎を食うと言う割には
    本来の譲も残っていて、 高耶 を大事に思っているらしいところもあり
    その辺りは少しやはり懐かしく感じた。

    上杉の話は色々と衝撃で。
    ただ正直、ぶれているというか、だからって…という気がした。

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    2015年07月20日
  • 遺跡発掘師は笑わない ほうらいの海翡翠

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    発掘調査員のミステリなんて新しいな、と思ったので手に取ってみた本書。なかなか面白かったです。

    小学生の頃は恐竜博士だったので、発掘現場が写真がわんさか載ってる大人向けの本もよく読んでたんですが、その写真を思い出しました。でも、高校の地学選択で培った知識は、作中に出てくる鉱石が特殊すぎるせいで全然役に立ちませんでした…。残念。

    殺人は起こってるんだけど、ミステリというか、基本的に発掘調査の本、かな?単行本ではもう何冊も出てるみたいですが、次巻も文庫になるのかしら。ちょっと気になります。

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    2015年07月12日
  • 炎の蜃気楼35 耀変黙示録VI ―乱火の章―

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    ネタバレ

    命とはその人が去ったあとにほんとうの力を発する、というのは
    なるほどなと思った。

    信じていて裏切られた早田さんたちが気の毒。

    高耶がもう扱われ方があんまり過ぎて。
    幸せを祈ることすらもう出来ない感じ。
    それでもこんなことで傷つかないというところは流石だけれど。

    清正公が恰好良い。

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    2015年07月05日
  • 炎の蜃気楼34 耀変黙示録V ―天魔の章―

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    ネタバレ

    高耶が信長に攫われ囚われの身に。
    そのことのショックと、凍りつく直江を見ての
    綾子さんの反応が切ない。

    正直直江さんにはあまり同情のような気持ちはなくて
    もう少し考えがあるのかと思ったらそうではなくて
    見境がなさすぎてちょっとなと思ってしまった。

    潮と千秋が無事だったのはちょっと良かった。

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    2015年07月05日